JP2008203483A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2008203483A
JP2008203483A JP2007038908A JP2007038908A JP2008203483A JP 2008203483 A JP2008203483 A JP 2008203483A JP 2007038908 A JP2007038908 A JP 2007038908A JP 2007038908 A JP2007038908 A JP 2007038908A JP 2008203483 A JP2008203483 A JP 2008203483A
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Koji Toda
広史 戸田
Kazue Hoshina
和重 保科
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Abstract

【課題】動画等を大画面表示可能な電気光学装置及び該電気光学装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】第2の表示部5は液晶装置10Bに平面的に重なるように配置され、LED28Aからの光を第1の導光板を介して表示画面Bに導くための第2の導光板14Bを備えると共に、第1、第2の表示部4、5は、両表示部4、5を回動させるヒンジ部を有する。このため、ヒンジ部を介して第1の表示部4に対して第2の表示部5を回動させることで、表示画面A、Bを一つの表示画面にし、LED28A等からの光を第1の導光板、第2の導光板14Bを介して、表示画面A、Bに導くことができる。従って、動画等を大画面表示可能となる。また、液晶装置10BにはLEDが不要であるので、液晶装置10Bの構造を単純化でき低コスト化を図ることができる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等に用いられる電気光学装置及び該電
気光学装置を備えた電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等といった電子機器の表示装置として電気
光学装置例えば液晶装置等が用いられている。この携帯電話等は、例えば、多機能化に伴
い表示すべき情報量が増大している。このため、多くの情報を表示することに対応するこ
とができないという問題があった。
この問題を解決するために、例えば2つのディスプレイを装備して、これらの2つのデ
ィスプレイが並ぶように回動させることで、多量の情報を一度に表示しようとする技術が
開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−120703号公報(段落[0022]、図2)。
しかしながら、例えば、並ぶように配設された2個のディスプレイを一つのディスプレ
イとして用いるものではないので、例えば動画等を大きなディスプレイで観ることができ
ない、という問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、例えば動画等を大画面表示可能な電気
光学装置及び該電気光学装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、光源を有する
第1の電気光学パネルと、前記第1の電気光学パネルに回動可能に設けられた第2の電気
光学パネルと、前記第1の電気光学パネルに平面的に重なるように配置され、前記光源か
らの光を第1の表示画面に導くための第1の導光部と、前記第2の電気光学パネルに平面
的に重なるように配置され、前記光源からの光を前記第1の導光部を介して第2の表示画
面に導くための第2の導光部とを具備し、前記第1の電気光学パネルと前記第2の電気光
学パネルの少なくとも一方は、前記第1の電気光学パネル又は前記第2の電気光学パネル
を回動させる回動機構を有することを特徴とする。
本発明では、第2の電気光学パネルに平面的に重なるように配置され、光源からの光を
第1の導光部を介して第2の表示画面に導くための第2の導光部を備えると共に、第1の
電気光学パネルと第2の電気光学パネルの少なくとも一方は、第1の電気光学パネル又は
前記第2の電気光学パネルを回動させる回動機構を有する。このため、回動機構を介して
第1の電気光学パネルに対して第2の電気光学パネルを回動させることで、第1の表示画
面と第2の表示画面とを例えば一つの表示画面にし、第1の電気光学パネルの光源からの
光を第1の導光部、第2の導光部を介して、第1の表示画面及び第2の表示画面に導くこ
とができる。従って、例えば動画等を大画面表示することができる。また、第2の電気光
学パネルには光源が不要であるので、第2の電気光学パネルの構造を単純化することがで
きると共に、光源等が不要となる分、低コスト化を図ることができる。
なお、前記第2の導光部が前記光源からの光を直接前記第2の表示画面に導くように配
置されていてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記第1の導光部は傾斜した第1の傾斜側面を有し、前記
第2の導光部は傾斜した第2の傾斜側面を有し、前記第1の電気光学パネルに対する前記
第2の電気光学パネルの開く方向への回動に伴い前記第1の傾斜側面と前記第2の傾斜側
面が隣接して対向することを特徴とする。これにより、第1の電気光学パネルに対する第
2の電気光学パネルの開く方向への回動に伴い第1の傾斜側面と第2の傾斜側面が隣接し
て対向するので、この開いた状態で、第1の電気光学パネルの光源からの光を第1の導光
部の第1の傾斜側面、第2の導光部の第2の傾斜側面を介して第2の導光部に効率的に伝
播することができ、第2の表示画面を明るくすることができる。また、第1の表示画面と
第2の表示画面との間にも光を導くことができ、第1の表示画面と第2の表示画面との間
での表示性能を向上させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の導光部と前記第2の導光部は一体的に形成され
、前記第1の電気光学パネルに対する前記第2の電気光学パネルの閉じる方向への回動に
伴い曲がる導光板を有することを特徴とする。これにより、第1の導光部と第2の導光部
は一体的に形成され、第1の電気光学パネルに対する第2の電気光学パネルの閉じる方向
への回動に伴い曲がる導光板を有するので、例えば一枚の導光板により光源からの光を、
例えば光漏れを防止しつつ第2の電気光学パネルに導くことができる。
本発明の一の形態によれば、前記光源は、前記第1の導光部に沿うように配設された複
数の発光素子を有し、前記複数の発光素子は、光の射出方向が前記第1の導光部に向くよ
うに配置された第1の発光素子と、光の射出方向が前記第2の導光部に向くように配置さ
れた第2の発光素子とを有していることを特徴とする。これにより、第1の発光素子によ
り第1の導光部に向けて光を射出することができると共に、第2の発光素子により第2の
導光部に向けて光を射出することができる。従って、第1、第2の発光素子からの光を第
1、第2の導光板に効率よく導くことができる。
本発明の一の形態によれば、前記光源からの光を前記第2の導光部に導く光ファイバを
更に具備することを特徴とする。これにより、第1の電気光学パネルの光源からの光を光
ファイバにより第2の電気光学パネルに導き、第2の表示画面の明るさを向上させること
ができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の電気光学パネルに回動可能に設けられた第3の
電気光学パネルと、前記第3の電気光学パネルに平面的に重なるように配置された第3の
導光部とを更に具備することを特徴とする。これにより、第1の電気光学パネルに対して
第2の電気光学パネル及び第3の電気光学パネルを回動させることで、第1の表示画面、
第2の表示画面及び第3の表示画面を例えば一つの表示画面にし、第1の表示画面の大き
さの3倍の大きさの一表示画面で例えば動画等を観ることができる。また、第1の電気光
学パネルの光源からの光を第1の導光部、第3の導光部を介して第3の表示画面に導くこ
とができる。従って、例えば第3の電気光学パネルには光源が不要であるので、第3の電
気光学パネルの構造を単純化することができると共に、光源等が不要となる分、低コスト
化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の電気光学パネルは、前記第1の表示画面に第1
の辺及び第2の辺を有し、前記回動機構は、前記第1の電気光学パネルの前記第1の辺側
に設けられた第1の回動軸と、前記第1の電気光学パネルの前記第2の辺側に設けられた
第2の回動軸とを有することを特徴とする。これにより、第1の回動軸及び第2の回動軸
を軸として例えば第1の電気光学パネルに対して第2の電気光学パネル及び第3の電気光
学パネルを回動させることで、第1の表示画面、第2の表示画面及び第3の表示画面を例
えば一つの表示画面にし、第1の表示画面の大きさの3倍の大きさの一表示画面で例えば
動画等を観ることができる。また、第1の電気光学パネルに対して第2の電気光学パネル
が折りたたまれた状態で、さらに第3の電気光学パネルを折りたたむことができる。従っ
て、薄型化を図りつつ携帯性に優れた電子機器を得ることができる。更に、第1の電気光
学パネルの光源からの光を第1の導光部、第3の導光部を介して第3の表示画面に導くこ
とができる。従って、例えば第3の電気光学パネルには光源が不要であるので、第3の電
気光学パネルの構造を単純化することができると共に、光源等が不要となる分、低コスト
化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の電気光学パネルの前記第1の表示画面側とは反
対側の面が前記第2の電気光学パネルの前記第2の表示画面側とは反対側の面に対向する
ように折りたたまれており、前記第2の電気光学パネルの前記第2の表示画面が前記第3
の電気光学パネルの前記第3の表示画面側とは反対側の面に対向するように折りたたまれ
ていることを特徴とする。これにより、例えば第1、第2及び第3の電気光学パネルが平
面的に重なるように折りたたんだ状態にすることができるので、携帯性を向上させること
ができる。
本発明の他の観点に係る電子機器は、上記の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明では、例えば上述した電気光学装置を電子機器に用いることで、例えば大きな画
面で動画を観ることができる電子機器を得ることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明する
にあたっては、電子機器としての携帯電話及び電子機器に用いられる電気光学装置として
の液晶装置、具体的には反射半透過型のTFT(Thin Film Transist
or)アクティブマトリックス方式の液晶装置について説明するが、これに限られるもの
ではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と
各構造における縮尺や数等が異なっている。
(実施形態)
図1は本発明に係る実施形態の携帯電話の概略斜視図、図2は図1の携帯電話の大画面
表示時の概略斜視図、図3は図1の携帯電話の大画面表示時の概略背面図、図4は図2の
携帯電話1のI−I断面図、図5は図1の携帯電話のII−II断面図である。
携帯電話1は、図1に示すように、例えば文字や画像等を表示するための表示部2と、
例えば文字等を入力するための入力操作部3とを備えている。なお、表示部2に対して図
示しないヒンジ部を介して入力操作部3が回動可能としてもよい。
表示部2は、図1、図2に示すように、第1の表示部4と、第1の表示部4の一側(図
1の左側)に回動可能に設けられた第2の表示部5と、第1の表示部4の他側(図1の右
側)に回動可能に設けられた第3の表示部6とを備えている。
第1の表示部4は、図2に示すように、例えば文字や画像等が表示される表示画面Aを
有する第1の電気光学パネルとしての後述する液晶装置10Aと、液晶装置10Aを支持
するフレーム11Aとを備えている。表示画面Aは、略矩形状であり、平行な辺a、b、
辺a及び辺bに直角に交わる辺cを備えている。
フレーム11Aは、図3に示すように、第1の表示部4の第2の表示部5側(図3の右
側)に設けられた回動機構(以下、ヒンジ機構という。)の一部を構成するヒンジ部4A
と、第1の表示部4の第3の表示部6側(図3の左側)に設けられたヒンジ機構の一部を
構成するヒンジ部4Bとを備えている。
ヒンジ部4Aは、図4に示すように、第1の表示部4に対する第2の表示部5の回動の
軸となる回動軸O1を有している。ヒンジ部4Bは、図4に示すように、第1の表示部4
に対する第3の表示部6の回動の軸となる回動軸O2を有している。
回動軸O2は、図4に示すように、第2の表示部5の厚さhに応じて、回動軸O1(例
えばフレーム11A)より第1の表示部4から距離Eだけ離れて配置されている。
第2の表示部5は、図2に示すように、表示画面Bを有する第2の電気光学パネルとし
ての後述する液晶装置10Bと、液晶装置10Bを支持するフレーム11Bとを備えてい
る。表示画面Bは、略矩形状であり、辺bと平行な辺dを備えている。
フレーム11Bは、図3に示すように、第2の表示部5の第1の表示部4側に設けられ
たヒンジ機構の一部を構成するヒンジ部5Aを備えている。
ヒンジ部5Aは、図3に示すように、ヒンジ部4Aの両端を挟むようにそれぞれヒンジ
部4Aと同じ回動軸O1上に設けられている。回動軸O1は、図3に示すように、第1の
表示部4に対する第2の表示部5の回動の軸である。
図2に示すように、表示画面Aと表示画面Bとが同一平面内に位置するように、第1の
表示部4に対して第2の表示部5を回動させることができるように構成されている。この
とき、図4に示すように、表示画面Aと表示画面Bとが後述するフレーム11Aを介して
隣接するように配設される。すなわち、表示画面Aと表示画面Bとが僅かな隙間を介して
隣り合うように構成されている。また、図3〜図5に示すように、ヒンジ部4A及びヒン
ジ部5Aにより、第1の表示部4に対して第2の表示部5を矢印L方向に回動させ折りた
たむことができるように構成されている。図4では折りたたまれたときの第2の表示部5
を鎖線で示した。
図5に示すように、第1の表示部4は、第1の表示部4に対する第2の表示部5の折り
たたみに伴い後述する第1の傾斜側面31を覆う第1の被覆部材35を備えている。第1
の被覆部材35は、例えばこの折りたたみに伴いヒンジ部4A等から引き出されるように
構成されている。第1の被覆部材35の材質は、例えば樹脂等が用いられる。
図5に示すように、第1の表示部4は、第1の表示部4に対する第3の表示部6の折り
たたみに伴い後述する第2の傾斜側面32を覆う第2の被覆部材36を備えている。第2
の被覆部材36は、例えばこの折りたたみに伴いヒンジ部4B等から引き出されるように
構成されている。第2の被覆部材36の材質は、例えば樹脂等が用いられる。
第3の表示部6は、図2に示すように、表示画面Cを有する第3の電気光学パネルとし
ての後述する液晶装置10Cと、液晶装置10Cを支持するフレーム11Cとを備えてい
る。表示画面Cは、略矩形状であり、辺aと平行な辺eを備えている。
フレーム11Cは、図3に示すように、第3の表示部6の第1の表示部4側に設けられ
たヒンジ機構の一部を構成するヒンジ部6Aを備えている。
ヒンジ部6Aは、図3に示すように、ヒンジ部4Bの両端を挟むようにそれぞれヒンジ
部4Bと同じ回動軸O2上に設けられている。回動軸O2は、第1の表示部4に対する第
3の表示部6の回動の軸である。
図2に示すように、表示画面Aと表示画面Cとが同一平面内に位置するように、第1の
表示部4に対して第3の表示部6を回動させることができるように構成されている。この
とき、図4に示すように、表示画面Aと表示画面Cとが後述するフレーム11Aを介して
隣接するように配設される。すなわち、表示画面Aと表示画面Cとが僅かな隙間を介して
隣り合うように構成されている。また、図3〜図5に示すように、ヒンジ部4B及びヒン
ジ部6Aにより、第1の表示部4に対して第3の表示部6を矢印R方向に回動させ折りた
たむことができるように構成されている。図4では折りたたまれたときの第3の表示部6
を一点鎖線で示した。
以上、図2に示すように、表示画面A、表示画面B及び表示画面Cが同一平面内に配設
され、隣り合う表示画面がそれぞれフレーム11A等を介して隣接し、一つの大画面をな
すように構成されている。また、例えば、携帯時には、図1、図5に示すように、第1の
表示部4に対して、第2の表示部5及び第3の表示部6を折りたたみ小型化することがで
きるように構成されている。
図6は図1の携帯電話1に搭載された液晶装置10Aの概略斜視図、図7は図1の携帯
電話1のLEDの配置を示す部分正面図である。
液晶装置10Aは、液晶パネル12Aと、液晶パネル12Aに接続された回路基板13
と、液晶パネル12Aに平面的に重なるように配置された第1の導光板14Aとを備えて
いる。なお、図6においては、液晶装置10Aを支持するフレーム11A等については図
示を省略した。
液晶パネル12Aは、基板15と、基板15に対向するように設けられた基板16と、
基板15、16の間に設けられたシール材17及び基板15、16により封止された図示
しない液晶とを備えている。液晶には、例えばTN(Twisted Nematic)
が用いられている。
基板15及び基板16は、例えばガラスや合成樹脂といった透光性を有する材料からな
る板状部材である。基板15の液晶側には、ゲート電極18、ソース電極19、薄膜トラ
ンジスタ素子T及び画素電極20が形成されており、基板16の液晶側には、共通電極1
6aが形成されている。
ゲート電極18はX方向に、ソース電極19はY方向に、それぞれ例えばアルミニウム
等の金属材料等によって形成されている。ソース電極19は、例えば図6に示すように上
半分が左側に、下半分が右側に引き回されて形成されている。なお、ゲート電極18及び
ソース電極19の本数は、液晶装置10Aの解像度や表示領域の大きさに応じて適宜変更
可能である。
薄膜トランジスタ素子Tは、ゲート電極18、ソース電極19及び画素電極20にそれ
ぞれ接続される3つの端子を備えている。薄膜トランジスタ素子Tは画素電極20、ゲー
ト電極18、ソース電極19に接続されている。これにより、ゲート電極18に電圧を印
加したときにソース電極19から画素電極20に又はその逆に電流が流れるように構成さ
れている。
また、基板15は、基板16の外縁から張り出した領域(以下、「張り出し部」と表記
する)15aを備えている。張り出し部15aの面上には、入力配線21、出力配線22
が付設されている。
入力配線21は、図6に示すように、基板15の張り出し部15aに複数配列されてい
る。入力配線21は、回路基板13に付設された図示しない出力配線にACF等を介して
電気的に接続されている。また、入力配線21は、張り出し部15aに実装されたドライ
バIC23の図示しない入力端子にACF等を介して電気的に接続されている。
出力配線22は、図6に示すように、ゲート電極18、ソース電極19につながってい
ると共に、ドライバIC23の図示しない出力端子にACF等を介して電気的に接続され
ている。
なお、図5に示すように例えば基板15の液晶側とは反対側には偏光板24、カバーガ
ラス25が配置されている。
回路基板13は、図6に示すように、張り出し部15aに例えばACF等を介して電気
的に接続されている。回路基板13は、図6に示すように、可撓性基材26と、可撓性基
材26に設けられた図示しない出力配線、入力配線と、例えばドライバIC23等を制御
するために可撓性基材26に実装された半導体IC27とを備え、図7に示すように、光
源となるLED28A、28B、28C、28D、28Eを備えている。
可撓性基材26に設けられた図示しない出力配線は、ACF等を介して入力配線21に
電気的に接続されている。
LED28A〜28Eは、図7に示すように、辺cに沿うように配設されている。
LED28Cは、図7に示すように、光を第1の導光板14Aに向けて照射することが
できるように射出面を第1の導光板14Aに向けて配置されている。LED28Aは、図
7に示すように、光を第2の導光板14B(図4参照)に向けて照射することができるよ
うに射出面を第2の導光板14Bに向けて配置されている。LED28Aからの光は例え
ば第1の導電板14Aを介して第2の導電板14Bに導かれる。LED28Eは、図7に
示すように、光を第3の導光板14C(図4参照)に向けて照射することができるように
射出面を第3の導光板14Cに向けて配置されている。LED28Eからの光は例えば第
1の導電板14Aを介して第3の導電板14Cに導かれる。
なお、LED28Aからの光が直接第2の導光板14Bに到達するようにLED28A
を配置してもよいし、LED28Eからの光が直接第3の導光板14Cに到達するように
LED28Eを配置してもよい。
また、図7に示すように、LED28A〜28Eが配設された領域(表示画面Aと入力
操作部3との間の領域)、第2の表示部5の下端部55及び第3の表示部6の下端部65
は、図示しない配線等が配置される配線領域である。
第1の導光板14Aは、図6に示すように、基板15に平面的に重なるように配置され
ている。第1の導光板14Aは、基板15から離れるにつれ第1の導光板14Aの中心に
近付くように傾斜する第1の傾斜側面31及び第2の傾斜側面32を有している(図4参
照)。すなわち、第1の導光板14Aの端面の形状は略台形状となっている。
なお、第2の表示部5に内蔵された液晶装置10B及び第3の表示部6に内蔵された液
晶装置10Cについては、液晶装置10Aと異なる箇所を中心的に説明する。
液晶装置10Bは、図4に示すように、液晶装置10Aに比べて、第1の導光板14A
の代わりに第2の導光板14Bを備える点及びLED28A〜28Eを備えていない点が
異なっている。
第2の導光板14Bは、図4に示すように、基板15、16を備える液晶パネル12B
の表示画面B側とは反対側に設けられている。第2の導光板14Bは、図4に示すように
、第1の表示部4に対して第2の表示部5を開く方向に回動させて同一平面内に位置させ
たときに、第1の導光板14Aの第1の傾斜側面31に隣接して対向する第3の傾斜側面
33を備えている。すなわち、第1の表示部4、第2の表示部5を同一平面内に位置させ
たときに、第1の傾斜端面31と、第3の傾斜端面33とは隣接して略平行になり対面す
るようになる。
液晶装置10Cは、図4に示すように、液晶装置10Aに比べて、第1の導光板14A
の代わりに第3の導光板14Cを備える点及びLED28A〜28Eを備えていない点が
異なっている。
第3の導光板14Cは、図4に示すように、基板15、16を備える液晶パネル12C
の表示画面C側とは反対側に設けられている。第3の導光板14Cは、図4に示すように
、第1の表示部4に対して第3の表示部6を開く方向に回動させて同一平面内に位置させ
たときに、第1の導光板14Aの第2の傾斜側面32に隣接して対向する第4の傾斜側面
34を備えている。すなわち、第1の表示部4、第3の表示部6を同一平面内に位置させ
たときに、第2の傾斜端面32と、第4の傾斜端面34とは隣接して略平行になり対面す
るようになる。
図8は図1の携帯電話1の表示制御系の概略構成図である。
携帯電話1は、表示制御系として例えば図8に示すように液晶パネル12A等及び表示
制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報
処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル12A等には表示領域Iを駆動するドライバIC23等を含む駆動回
路361を有する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(R
andom Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや
光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同
調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394に
よって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形
で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ロー
テーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した
表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ
供給する。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
このように本実施形態によれば、第2の表示部5は液晶装置10Bに平面的に重なるよ
うに配置され、LED28Aからの光を第1の導光板14Aを介して表示画面Bに導くた
めの第2の導光板14Bを備えていると共に、第1の表示部4と第2の表示部5は、両表
示部4、5を回動させるヒンジ部4A、5Aを有している。このため、ヒンジ部4A、5
Aを介して第1の表示部4に対して第2の表示部5を回動させることで、表示画面Aと表
示画面Bとを例えば一つの表示画面にし、LED28A等からの光を第1の導光板14A
、第2の導光板14Bを介して、表示画面A及び表示画面Bに導くことができる。従って
、例えば液晶装置10BにはLEDが不要であるので、液晶装置10Bの構造を単純化す
ることができると共に、LED等が不要となる分、低コスト化を図ることができる。
なお、第2の導光板14BがLEDからの光を直接表示画面Bに導くように配置されて
いてもよい。
また、第1の導光板14Aは傾斜した第1の傾斜側面31を備え、第2の導光板14B
は傾斜した第3の傾斜側面33を備え、第1の表示部4に対する第2の表示部5の開く方
向への回動に伴い第1の傾斜側面31と第2の傾斜側面33が隣接して対向する。これに
より、この開いた状態で、液晶装置10AのLED28A等からの光を第1の導光板14
Aの第1の傾斜側面31、第2の導光板14Bの第3の傾斜側面33を介して第2の導光
板に効率的に伝播することができ、表示画面Bを明るくすることができる。また、表示画
面Aと表示画面Bとの間にも光を導くことができ、表示画面Aと表示画面Bとの間での表
示性能を向上させることができる。
更に、光の射出方向が第1の導光板14Aに向くように配置されたLED28C等と、
光の射出方向が第2の導光板14Bに向くように配置されたLED28A等とを備えてい
る。これにより、LED28C等により第1の導光板14Aに向けて光を射出することが
できると共に、LED28C等により第2の導光板14Bに向けて光を射出することがで
きる。従って、LED28A、LED28C等からの光を第2、第1の導光板14B、1
4Aに効率よく導くことができる。
また、第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6を回動させることで
、図2に示すように、表示画面A、表示画面B及び表示画面Cを同一平面内に位置させる
ことができる。この結果、表示画面A、表示画面B及び表示画面Cを例えば一つの表示画
面にし、表示画面Aの大きさの3倍の大きさの一表示画面で例えば動画等を観ることがで
きる。また、液晶装置10AのLED28A等からの光を第1の導光板14A、第3の導
光板14Cを介して表示画面Cに導くことができる。従って、例えば液晶装置10Cには
LEDが不要であるので、液晶装置10Cの構造を単純化することができると共に、LE
D等が不要となる分、低コスト化を図ることができる。
例えば従来の携帯電話の厚さに対して3、4mm程度の厚さの増加に抑えつつ従来の3
倍の大きさの大画面で例えば動画等を観ることができる。
また、例えば携帯電話1の携帯時には、第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第
3の表示部6を折りたたむように回動させることで、携帯性を向上させることができる。
また、表示画面Bは、図2に示すように、第2の表示部5を第1の表示部4に対して回
動させたときに辺bに隣接する辺dを有し、表示画面Cは、第3の表示部6を第1の表示
部4に対して回動させたときに辺aに隣接する辺eを有する。これにより、第1の表示部
4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6を回動させ同一平面内に位置されたときに
(図2に示す状態)、表示画面Aの辺bと表示画面Bの辺dとが例えばフレーム11Aの
配置される僅かな隙間を空けて隣接し、表示画面Aの辺aと表示画面Cの辺eとが例えば
フレーム11Aの配置される僅かな隙間を空けて隣接する。従って、隣り合う各表示画面
間にほぼ隙間なくなり、隣り合う各表示画面が1つの表示画面のようになる。この結果、
表示画面A、表示画面B及び表示画面Cを一つの表示画面として、例えば動画等を観ると
きに、隣合う各表示画面間の隙間の影響が低減された表示品質の優れた動画を観ることが
できる。なお、隣合う各表示画面A、Bが完全に接触するようにしてもよい。
また、第1の導光板14Aは、図4に示すように、液晶装置10Aから離れるにつれ第
1の導光板14Aの中心に近付くように傾斜する第1の傾斜側面31、第2の傾斜側面3
2を有する。また、第2の導光板14Bは、第1の表示部4に対して第2の表示部5を回
動させて同一平面内に位置させたときに、第1の傾斜側面31に隣接して対向する第3の
傾斜側面33を有する。また、第3の導光板14Cは、第1の表示部4に対して第3の表
示部6を回動させて同一平面内に位置させたときに、第2の傾斜側面32に隣接して対向
する第4の傾斜側面34を有する。
これにより、第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6を回動させて
同一平面内に位置させたときに、第1の傾斜端面31と第3の傾斜側面33とが隣接し、
第2の傾斜端面32と第4の傾斜側面34とが隣接する。すなわち、第1の表示部4、第
2の表示部5及び第3の表示部6を同一平面内に位置させたときに、図4に示すように、
第1の傾斜側面31と第3の傾斜側面33とが隣接して略平行に向かい合い、第2の傾斜
側面32と第4の傾斜側面34とが隣接して略平行に向かい合う。従って、第1の導光板
14Aを通過する光を第1の傾斜側面31、第3の傾斜側面33を介して第2の導光板1
4Bを通過させて表示画面Bを明るくしたり、第1の導光板14Aを通過する光を第2の
傾斜側面32、第4の傾斜側面34を介して第3の導光板14Cを通過させて表示画面C
を明るくしたりすることができる。
また、表示画面Aと表示画面Bとの間及び表示画面Aと表示画面Cとの間に光を導くこ
とができ、表示画面Aと表示画面Bとの間及び表示画面Aと表示画面Cとの間での表示性
能を向上させることができる。
更に、液晶装置10Aは辺eに沿うように配設された複数のLED28A〜28Eを備
え、LED28Aは、射出面からの光が第2の導光板14Bに導かれるように射出面を第
2の導光板に向けて配設されており、LED28Eは、射出面からの光が第3の導光板1
4Cに導かれるように射出面を第3の導光板14Cに向けて配設されている。これにより
、LED28A、LED28Eの射出面からの光を第2の導光板14B及び第3の導光板
14Cに効率よく導くことができる。
また、第1の表示部4は、第1の表示部4に対する第2の表示部5の折りたたみに伴い
第1の傾斜側面31を覆う第1の被覆部材35と、第1の表示部4に対する第3の表示部
6の折りたたみに伴い第2の傾斜側面32を覆う第2の被覆部材36を備えている。これ
により、第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6を折りたたんだとき
に(図5に示す状態)、液晶装置10Aの第1の傾斜側面31及び第2の傾斜側面32を
第1の被覆部材35及び第2の被覆部材36により覆うことができる。従って、この折り
たたみ時に、第1の傾斜側面31及び第2の傾斜側面32が露出して光漏れ等が発生する
ことを防止することができる。
更に、回動軸O2は、図4に示すように、第2の表示部5の厚さhに応じて、回動軸O
1(第1の表示部4)より第1の表示部4から距離Eだけ離れて配置されている。これに
より、第1の表示部4に対して第2の表示部5が折りたたまれた状態で、さらに第3の表
示部6を折りたたむことができる。従って、薄型化を図りつつ携帯性に優れた携帯電話1
を得ることができる。
(第1の変形例)
次に、本発明に係る第1の変形例の携帯電話について説明する。なお、本変形例以降に
おいては、上記実施形態と同一の構成部材等には同一の符号を付しその説明を省略し、異
なる箇所を中心に説明する。
図9は本発明に係る第1の変形例の携帯電話の概略断面図、図10は図9の携帯電話の
折りたたみ時の概略断面図である。
本変形例の携帯電話1´は、実施形態の携帯電話1に比べて、第1、第2及び第3の導
光板14A、14B及び14Cの代わりに第4の導光板14´が用いられている点が異な
る。
携帯電話1´は、図9に示すように、液晶パネル12A、12B及び12Cに平面的に
重なるように表示画面A側とは反対側に配置された一枚の第4の導光板14´を備えてい
る。第4の導光板14´は、一体的に構成されている。第4の導光板14´は、図10に
示すように、第1の表示部4に対する第2の表示部5及び第3の表示部6の閉じる方向へ
の回動に伴い辺a、bの付近で曲がるように構成されている。第4の導光板14´の構成
材料には、例えば樹脂材料であるポリカーボネートが用いられている。
また、携帯電話1´は、図10に示すように、第1の表示部4に対して第2の表示部5
及び第3の表示部6が折りたたまれたときに、折り曲げられた第4の導光板14´を被覆
するように第3の被覆部材35´、第4の被覆部材36´が配置されている。第3の被覆
部材35´は例えばフレーム11A、11Bに固定され、第4の被覆部材36´は例えば
フレーム11A、11Cに固定されている。なお、第1の被覆部材35、第2の被覆部材
36と同様に、折りたたんだときに、所定の位置から第3の被覆部材35´、第4の被覆
部材36´が引き出され、逆に、第1の表示部4、第2の表示部5及び第3の表示部6が
同一平面内に位置するようにした場合に、所定の位置に第3の被覆部材35´、第4の被
覆部材36´が巻き取られるようにしてもよい。
このような構成によれば、携帯電話1´は、一体的に形成され第1の表示部4に対する
第2の表示部5、第3の表示部6の閉じる方向への回動に伴い曲がる第4の導光板14´
を備えているので、例えば一枚の第4の導光板14´によりLED28A等からの光を、
例えば光漏れを防止しつつ表示画面B、表示画面Cに導くことができる。
また、第4の導光板14´は、材質が例えば樹脂であるポリカーボネートである。これ
により、例えば第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6の回動させる
ときに、第4の導光板14´を容易に曲げるようにすることができる。
更に、第1の表示部4に対して第2の表示部5及び第3の表示部6が折りたたまれたと
きに、折り曲げられた第4の導光板14´を被覆するように第3の被覆部材35´、第4
の被覆部材36´が配置されている。これにより、折り曲げられた第4の導光板14´か
ら光が漏れることを防止することができる。
(第2の変形例)
次に、本発明に係る第2の変形例の携帯電話について説明する。
図11は本発明に係る第2の変形例の携帯電話の部分概略正面図である。
本変形例の携帯電話100は、実施形態の携帯電話1に比べて、光ファイバ40、41
を備えている点が異なるので異なる箇所を中心に説明する。
本変形例の携帯電話100は、図11に示すように、LED28Aから射出された光を
第2の導光板14Bに導く光ファイバ40と、LED28Eから射出された光を第3の導
光板14Cに導く光ファイバー41とを備えている。
光ファイバ40は、図11に示すように、例えばその一端がLED28Aの光の射出面
に接触するように配置され、他端が辺cに平行な方向で第2の導光板14Bの中央位置ま
で引き回されている。
光ファイバ41は、図11に示すように、例えばその一端がLED28Eの光の射出面
に接触するように配置され、他端が辺cに平行な方向で第3の導光板14Cの中央位置ま
で引き回されている。
このような構成によれば、LED28A、28Eの光を光ファイバー40、41により
第2の導光板14B、第3の導光板14Cに導き、表示画面B、表示画面Cの明るさを向
上させることができる。
(第3の変形例)
次に、本発明に係る第3の変形例の携帯電話について説明する。
図12は本発明に係る第3の変形例の携帯電話の部分概略正面図である。
本変形例の携帯電話200は、図12に示すように、実施形態の携帯電話1に比べて第
1の導光板14Aの代わりに第5の導光板60を備えている点が異なるので異なる箇所を
中心に説明する。
本変形例の携帯電話200は、図12に示すように、LED28B、LED28Dから
射出された光を屈折させるプリズム状の凹部61、62を有する第5の導光板60を備え
ている。
プリズム状の凹部61は、LED28Bから射出された光を第2の導光板14B側に屈
折させる。プリズム状の凹部62は、LED28Dから射出された光を第3の導光板14
C側に屈折させる。
このような構成によれば、LED28Bから射出された光をプリズム状の凹部61によ
り第2の導光板14B側に屈折させることができる。これにより、LED28Bから射出
された光を表示画面Bに導き、表示画面Bの明るさを向上させることができる。また、L
ED28Dから射出された光をプリズム状の凹部62により第3の導光板14C側に屈折
させることができる。これにより、LED28Dから射出された光を表示画面Cに導き、
表示画面Cの明るさを向上させることができる。
なお、上記実施形態及び変形例では、5個のLED28A〜LED28Eを備える例を
示した。しかし、LEDの数はこれに限定されない。LEDの数を3個に低コスト化を図
ってもよいし、5個以上にしてもよい。
また、第2の変形例では、実施形態と同様に配設されたLED28A〜28Bを用いる
例を示した。しかし、LEDの配設位置はこれに限定されない。例えば、各LEDの光の
射出面が例えば第1の導光板14Aの辺cに平行な端面に対向するように複数のLEDを
直線状に配設し、両端の位置に配設されたLEDから光を第2の導光板14B、第3の導
光板14Cに導くようにしてもよい。このようにしても、LEDの光を光ファイバにより
第2の導光板14B、第3の導光板14Cに導き、表示画面B、表示画面Cの明るさを向
上させることができる。
更に、上記実施形態及び変形例では、ヒンジ部4A、ヒンジ部5Aで構成されたヒンジ
機構及びヒンジ部4B、ヒンジ部6Aで構成されたヒンジ機構を示した。しかし、ヒンジ
機構については、これに限定されない。
図13は本発明に係る携帯電話のヒンジ機構の一例を示す概略背面図である。
例えば、図13に示すように、携帯電話300は、携帯電話1に比べて、ヒンジ機構の
みが異なっているので、ヒンジ機構について説明する。
第1の表示部4は、第2の表示部5側かつ表示画面Aの長手方向の両端部に、第2の表
示部5側に突出するように配設された二個のヒンジ部301、302を備えている。また
、第1の表示部4は、第3の表示部6側かつ表示画面Aの長手方向の両端部に、第3の表
示部6側に突出するように配設された二個のヒンジ部303、304を備えている。第2
の表示部5は、ヒンジ部301、302に挟まれるように第1の表示部4側に突出するヒ
ンジ部500を備えている。第3の表示部6は、ヒンジ部303、304に挟まれるよう
に第1の表示部4側に突出するヒンジ部600を備えている。
このような構成によっても、表示画面A、表示画面B及び表示画面Cが同一平面内に配
設され一つの大画面を形成することができ、大画面で例えば動画等を観ることができる。
また、例えば、携帯時には、第1の表示部4に対して、第2の表示部5及び第3の表示部
6が折りたたみ小型化することができる。
更に、例えば上記実施形態では、図5に示すように、第1の表示部4の表示画面A側と
は反対側の面が第2の表示部5の表示画面B側とは反対側の面に対向するように折りたた
まれており、第2の表示部5の表示画面Bが第3の表示部6の表示画面C側とは反対側の
面に対向するように折りたたまれている例を示した。しかし、各表示部4、5及び6の折
りたたみ方はこれに限定されない。
図14は本発明に係る別の回動機構を備えた携帯電話の断面図である。
携帯電話700は、フレーム11Aとフレーム11Bとを回動可能に接続する回動機構
としてのヒンジ部4A´と、フレーム11Aとフレーム11Cとを回動可能に接続する回
動機構としてのヒンジ部4B´とを備えている。上記実施形態と同様に、ヒンジ部4A´
は、第1の表示部4に対する第2の表示部5の回動の軸となる回動軸O1を有している。
ヒンジ部4B´は、第1の表示部4に対する第3の表示部6の回動の軸となる回動軸O2
を有している。
例えば、第2の表示部5の表示画面Bが第1の表示部4の表示画面Aに対向するように
折りたたまれ、第3の表示部6の表示画面C側とは反対側の面が第1の表示部4の表示画
面A側とは反対側の面に対向するように折りたたまれる。これにより、薄型化を図りつつ
携帯性に優れた電子機器を得ることができる。
具体的な電子機器としては、携帯電話を示したが、これに限定されず、例えば、パーソ
ナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テ
レビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション
、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、P
OS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例え
ば液晶装置10A等が適用可能なのは言うまでもない。
また、本発明の電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々変更を加えたり組み合わせたりできることは勿論である。
例えば、上述の実施形態ではTFT型の液晶装置10A等について説明したがこれに限
られるものではなく、例えばTFD(Thin Film Diode)型アクティブマ
トリックス型、パッシブマトリクス型の液晶装置であってもよい。また、プラズマディス
プレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Em
ission Display及びSurface‐Conduction Elect
ron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置に本発明を適用し
てもよい。
本発明に係る実施形態の携帯電話の概略斜視図である。 図1の携帯電話の大画面表示時の概略斜視図である。 図1の携帯電話の大画面表示時の概略背面図である。 図2の携帯電話のI−I断面図である。 図1の携帯電話のII−II断面図である。 図1の携帯電話に搭載された液晶装置の概略斜視図である。 図1の携帯電話のLEDの配置を示す部分正面図である。 図1の携帯電話の表示制御系の概略構成図である。 本発明に係る第1の変形例の携帯電話の概略断面図である。 図9の携帯電話の折りたたみ時の概略断面図である。 本発明に係る第2の変形例の携帯電話の部分概略正面図である。 本発明に係る第3の変形例の携帯電話の部分概略正面図である。 本発明に係る携帯電話のヒンジ機構の一例を示す概略背面図である。 本発明に係る別の回動機構を備えた携帯電話の断面図である。
符号の説明
A,B,C 表示画面、 a,b,c,d,e 辺、 E 距離、 I 表示領域、
O1,O2 回動軸、 L,R 矢印、 T 薄膜トランジスタ素子、 1,100,2
00,300,500,600,700 携帯電話、 2 表示部、 3 入力操作部、
4 第1の表示部、 4A,4B,5A,6A,301,302,303,304 ヒ
ンジ部、 5 第2の表示部、 6 第3の表示部、 10A,10B,10C 液晶装
置、 11A,11B,11C フレーム、 12A,12B,12C 液晶パネル、
13 回路基板、 14A 第1の導光板、 14B 第2の導光板、 14C 第3の
導光板、 14´ 第4の導光板、 15,16 基板、 15a 張り出し部、 16
a 共通電極、 17 シール材、 18 ゲート電極、 19 ソース電極、 20
画素電極、 21 入力配線、 22 出力配線、 23 ドライバIC、 24 偏光
板、 25 カバーガラス、 26 可撓性基材、 27 半導体IC、 28A,28
B,28C,28D,28E LED、 31 第1の傾斜側面、 32 第2の傾斜側
面、 33 第3の傾斜側面、 34 第4の傾斜側面、 35 第1の被覆部材、 3
5´ 第3の被覆部材、 36 第2の被覆部材、 36´ 第4の被覆部材、 40、
41 光ファイバ、 55,65 下端部、 60 第5の導光板、 61、62 凹部

Claims (9)

  1. 光源を有する第1の電気光学パネルと、
    前記第1の電気光学パネルに回動可能に設けられた第2の電気光学パネルと、
    前記第1の電気光学パネルに平面的に重なるように配置され、前記光源からの光を第1
    の表示画面に導くための第1の導光部と、
    前記第2の電気光学パネルに平面的に重なるように配置され、前記光源からの光を前記
    第1の導光部を介して第2の表示画面に導くための第2の導光部とを具備し、
    前記第1の電気光学パネルと前記第2の電気光学パネルの少なくとも一方は、前記第1
    の電気光学パネル又は前記第2の電気光学パネルを回動させる回動機構を有することを特
    徴とする電気光学装置。
  2. 前記第1の導光部は傾斜した第1の傾斜側面を有し、
    前記第2の導光部は傾斜した第2の傾斜側面を有し、
    前記第1の電気光学パネルに対する前記第2の電気光学パネルの開く方向への回動に伴
    い前記第1の傾斜側面と前記第2の傾斜側面が隣接して対向することを特徴とする請求項
    1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第1の導光部と前記第2の導光部は一体的に形成され、前記第1の電気光学パネル
    に対する前記第2の電気光学パネルの閉じる方向への回動に伴い曲がる導光板を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  4. 前記光源は、前記第1の導光部に沿うように配設された複数の発光素子を有し、
    前記複数の発光素子は、
    光の射出方向が前記第1の導光部に向くように配置された第1の発光素子と、
    光の射出方向が前記第2の導光部に向くように配置された第2の発光素子と
    を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の電気光
    学装置。
  5. 前記光源からの光を前記第2の導光部に導く光ファイバを更に具備することを特徴とす
    る請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記第1の電気光学パネルに回動可能に設けられた第3の電気光学パネルと、
    前記第3の電気光学パネルに平面的に重なるように配置された第3の導光部と
    を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の電
    気光学装置。
  7. 前記第1の電気光学パネルは、前記第1の表示画面に第1の辺及び第2の辺を有し、
    前記回動機構は、前記第1の電気光学パネルの前記第1の辺側に設けられた第1の回動
    軸と、前記第1の電気光学パネルの前記第2の辺側に設けられた第2の回動軸とを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の電気光学装置。
  8. 前記第1の電気光学パネルの前記第1の表示画面側とは反対側の面が前記第2の電気光
    学パネルの前記第2の表示画面側とは反対側の面に対向するように折りたたまれており、
    前記第2の電気光学パネルの前記第2の表示画面が前記第3の電気光学パネルの前記第
    3の表示画面側とは反対側の面に対向するように折りたたまれていることを特徴とする請
    求項7に記載の電気光学装置。
  9. 請求項1から請求項8のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴
    とする電子機器。
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