JP2009265237A - 液晶表示装置 - Google Patents

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孝博 大科
Takayuki Higuchi
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Abstract

【課題】表示領域の周辺の額縁領域が狭い液晶表示パネルをモールドに組み込んだ液晶表示装置において、液晶表示パネルがモールドから剥がれる現象を対策する。
【解決手段】モールド16の壁部161の内側に液晶表示パネルが収容され、モールド16の段部に載置されている。モールド16の段部と液晶表示パネルは遮光テープによって接着している。モールドの壁部の一部を除去し、この部分に遮光テープの幅を広げた部分31を接着し、接着力を向上させる。これによって、遮光テープがモールド16から剥離する現象を回避でき、同時に、液晶表示パネルがモールド16から剥がれることを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に携帯電話等に使用される小型の表示装置における液晶表示パネルと光学部品とを組み合わせたモジュールの構造に関する。
液晶表示装置はフラットで軽量であることから、色々な分野で用途が広がっている。携帯電話やDSC(Digital Still Camera)等には、小型の液晶表示装置が広く使用されている。このような、液晶表示装置では、画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、TFT基板の画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成されたカラーフィルタ基板が設置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている液晶表示パネルとバックライトから構成されている。
バックライトは光源として使用される発光ダイオード、導光板、種々の光学シートから構成されている。また、液晶表示パネルには、液晶を駆動するために電源、走査信号、映像信号等を供給する必要があるが、このために、フレキシブル配線基板をTFT基板に接続させる。フレキシブル配線基板は、スペースをとらないようにするために、液晶表示パネルや光学部品の背面に折り返されて設置される。このような構成を記載したものとして、「特許文献1」が挙げられる。
特開2005−338497号公報
携帯電話やDSC等では、液晶表示装置の外形を小さく保ちながら、表示画面は大きくしたいという要求がある。そうすると、表示領域の周辺のいわゆる額縁が小さくなる。液晶表示パネルとバックライトとはモールド内に収容されて組み立てられる。
液晶表示パネルとバックライトとの組立ては、額縁領域が使用される。すなわち、液晶表示パネルは、額縁領域を利用してモールドに両面粘着性の遮光テープによって接着される。ところが、額縁領域が小さくなると、液晶表示パネルと遮光テープの接着面積、あるいは、モールドと遮光テープの接着面積が小さくなる。特に、モールドと遮光テープとの接着面積の減少が深刻な問題となる。モールドと遮光テープとの接着が十分でないと、液晶表示パネルがモールドから外れてしまうという問題が生ずる。
液晶表示装置では、また、液晶表示パネルを薄くしたいという要求が強い。液晶表示パネルを薄くするには、液晶表示パネルを製作した後、液晶表示パネルの外側を研磨して薄くしている。液晶表示パネルを構成する画素電極、TFT等が形成されているTFT基板、カラーフィルタが形成されているカラーフィルタ基板のガラス基板は例えば、0.5mmあるいは0.7mmというように規格化されている。これらの規格化されたガラス基板よりも薄いカラス基板を市場から入手するのは困難である。また、非常に薄いガラス基板は製造工程で機械的強度、撓み等で問題を生じ、製造歩留まりを低下させる。この問題を解決するため、規格化されたガラス基板を用いて液晶表示パネルを形成後、液晶表示パネルの外面を研磨して薄くしている。このようにして、薄くなった液晶表示パネルは撓みやすく、モールドと液晶表示パネルとの接着はより大きな問題となる。
液晶表示装置における画像の表示は、バックライトからの光の透過を画素毎に制御することによって行われる。表示領域以外である額縁部から光が出射すると、画面欠陥となる。このような現象を防止するために、バックライトからの光が液晶表示パネルの表示領域以外には漏れてこないように、遮光テープが用いられる。
しかし、額縁領域が小さくなると、遮光テープを設置する面積が小さくなり、モールドと液晶表示パネルあるいは、モールドとバックライトとの組立ての精度によっては、バックライトからの光が液晶表示装置の前面に漏れてくる場合がある。
本発明の課題は以上説明したように、額縁部が小さくなった場合に、モールドと液晶表示パネルとの接着強度の問題、および、表示領域外において、バックライトからの光が前面に漏れてくる現象を解決することである。
本発明は上記問題点を克服するものであり、具体的な手段は下記のとおりである。
(1)画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されるバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、前記液晶表示パネルは前記モールドの前記段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、前記TFT基板に前記フレキシブルケーブルが接続されている辺に対応する前記モールドの辺以外において、前記モールドの前記壁部の一部が除去されており、前記壁部の一部が除去されている部分では、前記遮光テープが外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
(2)前記壁部の一部が除去されている前記モールドの辺は、長辺であり、前記壁部の一部が除去されている部分は、前記TFT基板に形成された前記端子部に近いことを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)前記TFT基板および前記カラーフィルタ基板は研磨によって薄くなっていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(4)画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されたバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、前記液晶表示パネルは前記モールドの段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、前記段部の内側には、バックライトを構成する光学部品が設置され、前記段部は切り欠きを有し、前記段部の切り欠きには前記光学部品に形成された突起が嵌合し、前記モールドの前記壁部において、前記段部の切り欠きに対応する部分は、前記壁部が薄くなっており、前記壁部が薄くなっている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
(5)前記モールドの前記壁部が薄くなった部分は前記モールドの長辺の2箇所に形成されていることを特徴とする(4)に記載の液晶表示装置。
(6)前記光学部品は導光板を含むことを特徴とする(4)に記載の液晶表示装置。
(7)画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されたバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、前記液晶表示パネルは前記モールドの前記段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、前記段部の内側には、バックライトを構成する光学部品が設置され、前記段部は切り欠きを有し、前記段部の前記切り欠きには前記光学部品に形成された突起が嵌合し、前記モールドの前記壁部において、前記段部の前記切り欠きに対応する部分は、壁部が除去されており、前記壁部が除去されている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
(8)前記段部は他の切り欠きを有し、前記モールドの前記壁部において、前記段部の前記他の切り欠き部に対応する部分は、前記壁部の厚さが薄くなっており、前記壁部が薄くなっている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする(7)に記載の液晶表示装置。
本発明によって、液晶表示パネルの額縁領域の幅が狭くなっても、液晶表示パネルとモールドとの接着の信頼性を確保することが出来る。そして、本発明の構成によれば、液晶表示パネルとモールドとの組み立ての作業性を損なうことが無い。また、液晶表示装置のリペア時に、液晶表示パネルを破損する確率が小さくなる。
また、本発明によって、液晶表示パネルの額縁領域の幅が狭くなっても、バックライトからの不要な光を遮光テープによって確実に遮光することが出来る。したがって、画面欠陥の無い液晶表示装置を得ることが出来る。
本発明の具体的な実施例を説明する前に、本発明が適用される液晶表示装置の構造について説明する。図19は本発明が適用される液晶表示装置の分解断面図である。図19において、各光学部品は分離して記載されている。実際には、液晶表示パネルおよびバックライトはモールド16内に収容される。図19において、TFT基板11とカラーフィルタ基板12との間には数ミクロンの間隔が隔てられており、この間に液晶100が挟持されている。TFT基板11とカラーフィルタ基板12の周辺には封止材19が設置され、液晶を封止している。図19において、TFT基板11、カラーフィルタ基板12、下偏光板20、上偏光板14を組み合わせたものを液晶表示パネルと呼ぶ。
TFT基板11には画素電極、TFTのほか、走査線、データ信号線等が配設され、これらの配線は封止材19を貫通して外部に延在し、駆動IC13あるいはフレキシブル配線基板15と接続する。フレキシブル配線基板15はバックライトの背後にまで延在し、フレキシブル配線基板15に取り付けられた発光ダイオード18が導光板17の側面に設置され、バックライトの光源となる。発光ダイオード18は複数設置される。
図19において、導光板17は側面に設置された発光ダイオード18からの光を液晶表示パネル側に向ける役割を有する。反射シート25は導光板17から下方へ向かう光を液晶表示パネル側に向ける。導光板17の上に下拡散板が設置される。発光ダイオード18は導光板17の側面に複数設置されるが、間隔を持って設置されるために、導光板17から上に向かう光は不均一になる。すなわち、発光ダイオード18が設置された近辺がより明るくなる。下拡散シート21は導光板17から上方向に向かう光を均一にする役割を有する。
下拡散シート21の上には下プリズムシート22が設置される。下プリズムシート22には一定ピッチで例えば、画面横方向に延在するプリズムが50μm程度の間隔で多数設置されており、導光板17を出射した光が画面の縦方向に広がろうとする光を液晶表示パネルの画面鉛直方向に集束する。下プリズムシート22の上には上プリズムシート23が設置される。上プリズムシート23には一定ピッチで下プリズムシート22とは直角方向、例えば、画面縦方向に延在するプリズムが50μm程度の間隔で多数形成されている。これによって、導光板17を出射した光が画面横方向に広がろうとする光を液晶表示パネルの面と鉛直方向に集束する。このように、下プリズムシート22と上プリズムシート23を用いることによって画面の縦、横方向に広がろうとする光を画面の鉛直方向に集束することが出来る。すなわち、下プリズムシート22および上プリズムシート23を使用することによって正面輝度を上げることが出来る。
上プリズムシート23の上には上拡散シート24が設置されている。プリズムシートには一定方向に延在するプリズムが例えば、50μmピッチで形成されている。すなわち、50μmのピッチによって明暗の縞が形成されることになる。一方液晶表示パネルには、一定ピッチで走査線が画面横方向に、あるいはデータ信号線が画面縦方向に形成されている。したがって、走査線と下プリズムシート22との間、あるいは、データ信号線と上プリズムシート23との間で干渉を起こし、モアレが発生する。上拡散シート24は拡散作用によってこのモアレを軽減する役割を有する。
上拡散板を出た光は液晶表示パネルに接着された下偏光板20に入射し、光は偏光される。偏光光は液晶表示パネル内の画素毎に液晶によって、透過率をコントロールされ、画像が形成される。液晶表示パネルを出た光は上偏光板14によって再び偏光され、人間の目に視認される。
図20はモールド16の平面図である。図20において、モールド16は壁部161と段部162とからなっている。壁部161の内側に、図21に示すような遮光テープ30が周辺に貼られた液晶表示パネルが設置される。遮光テープ30は両面粘着テープとなっており、液晶表示パネルはモールド16の段部162に固定される。図20に示すモールド16の中空部に、導光板17等の光学部品が嵌め込まれる。
液晶表示パネルの額縁が狭くなるということは、モールド16の中空部を大きくし、外形を一定に保つということであり、図20に示すモールド16の枠幅dが小さくなる。そうすると、図20における段部162の幅も小さくなり、図21に示す遮光テープ30によって液晶表示パネルをモールド16の段部162に固定する接着面積が不十分となり、液晶表示パネルがモールド16から浮いてしまうという現象を生ずる。
特に、フレキシブル配線基板15が設置された液晶表示パネルの側は、フレキシブル配線基板15を折り返してバックライトの背面に設置するので、フレキシブル配線基板15からの反発力によって液晶表示パネルがモールド16から離れ易い。さらに、TFT基板が一枚の部分は撓みやすいため、液晶表示パネルは特に、下方のコーナー部において、モールド16から浮き上がり易い。
図5はこのような問題を対策した従来例である。図5において、モールド16の壁部161の内側には、液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルはTFT基板11、カラーフィルタ基板12、上偏光板14が見えている。TFT基板11の端子部111には、ICドライバ13が設置されている。端子部111にはフレキシブル配線基板15が接続しており、フレキシブル配線基板15は、モールド16の背面に折り返されている。図5において、液晶表示パネルがモールド16から浮き上がるのを防止するために、モールド16に爪部163が形成されており、爪部163によって液晶表示パネルのコーナー部を上から押さえている。
図6は、図5において、爪部163が形成されているB部を拡大した平面図である。図6において、壁部161の内側には、液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルはTFT基板11、カラーフィルタ基板12、カラーフィルタ基板12に貼り付けられた上偏光板14が見えている。TFT基板11の下側周辺には遮光テープ30が貼り付けられているが、TFT基板11の周囲の部分の遮光テープ30のみが見えている。
遮光テープ30が貼り付けられているモールド16の段部162は幅が小さく遮光テープ30とモールド16との接着力を十分とることが出来ない。そこで、図6においては、液晶表示パネルがモールド16から浮き上がることを防止するために、モールド16に爪部163が形成され、液晶表示パネルを上から押さえている。
図7は、図6のA−A断面である。図7において、液晶表示パネルはモールド16の段部162において、遮光テープ30によってモールド16と接着している。遮光テープ30は、モールド16との接着部のみでなく、TFT基板11の下方に延在して設置され、液晶表示パネルの周辺をバックライトから遮光する。したがって、遮光テープ30がモールド16と液晶表示パネルを接着する面積は十分ではない。
図7において、モールド16の内側にはバックライトが設置されている。図7では、バックライトのうち、光源である発光ダイオード18、反射シート25、粘着層、導光板17等が表れている。その他の光学シートは図7には表れていない。
液晶表示パネルとしては、TFT基板11とカラーフィルタ基板12が見えている。TFT基板11は、研磨によって薄くなっており、例えば厚さは0.25mm程度である。したがって、TFT基板の剛性は小さく、モールドから浮き上がり易い。TFT基板11がモールド16の段部162から離れて浮き上がることを防止するために、モールド16には爪部163が形成されている。この爪部163によってTFT基板11を押さえ、TFT基板11の浮き上がりを防止している。
このような構成によって、液晶表示パネルあるいはTFT基板11のモールド16からの浮き上がりは防止することが出来るが、次のような問題が生ずる。すなわち、遮光テープ30をTFT基板11の周辺に接着した状態で液晶表示パネルをモールド16内に設置するが、爪部163が存在していると、液晶表示パネルをモールド16内に設置するための作業性を低下させる。また、この爪部163が存在していると、この爪部163によってTFT基板11が欠ける不良を生ずる。
また、爪部163が存在する他の問題は、液晶表示装置をリペアする場合である。液晶表示パネルは良品であっても、モールド16等と組み立てた場合に、組立て不良が生ずる場合がある。この場合は、液晶表示パネルは良品であるから、液晶表示パネルを外して再利用する場合がある。このとき、モールド16に爪部163が存在していると、爪部163にTFT基板11等がぶつかってTFT基板11に欠けが生じ、良品であった液晶表示パネルを不良品にしてしまう場合がある。特にTFT基板11を研磨によって薄くしているような場合は、この問題を生じ易い。
図1はこのような問題を対策した本発明の実施例を示す平面図である。図1において、モールド16の壁部161の内側に液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルは、TFT基板11とカラーフィルタ基板12とカラーフィルタ基板12に貼り付けられた上偏光板14が見えている。TFT基板11はカラーフィルタ基板12よりも大きく形成されており、この部分は端子部111となっている。端子部111には、ICドライバ13が設置され、フレキシブル配線基板15と接続するための端子が形成されている。図1において、フレキシブル配線基板15は液晶表示パネルの背面に折り返されるので、フレキシブル配線基板15の上部のみが見えている。
図1の特徴は、モールド16の壁部161が一部切り欠かれて、この部分に遮光テープ30が貼り付けられていることである。図1において、遮光テープ30はモールド16の壁部161とフレキシブル配線基板15の両側に見えているが、実際は、モールド16の段部162全体およびTFT基板11の下部周辺全体に貼り付けられている。
図2は図1のモールド16の形状を示す図である。図2(a)において、モールド16の下方において、壁部161は、フレキシブル配線基板15がモールド16を覆って、背後に回りこむ部分においては除去されている。モールド16の壁は、さらに、図2(a)において、モールド16の長辺側部において、壁部161の一部は除去されている。これが本発明の特徴である。
図2(b)は図2(a)のB−B断面図であり、図2(c)は図2(a)のC−C断面図である。図2(b)はモールド16に壁部161が存在している部分であり、図2(c)は壁部161が除去された部分である。図2(c)においては、壁部161が無い分、遮光テープ30がモールド16と接着する面積が増えており、その分、モールド16との接着強度が増す。
図3は、図1に使用される遮光テープ30の形状を示す平面図である。図3に示すように、本実施例における遮光テープ30は、モールド16の壁部161が除去された部分に対応して遮光テープ30に突起31が形成されている。この突起31は外側に形成されているので、表示領域に影響を与えることは無い。なお、遮光テープ30の下側は幅が広くなっているが、この部分は液晶表示パネルをバックライトからの光から遮光するためのものであり、この幅が広くなっている部分全体がモールド16と液晶表示パネルを接着するわけではない。
図4は図1の領域Aを示す平面図であり、本発明の要部を示す。図4において、壁部161の内側には、液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルはTFT基板11、カラーフィルタ基板12、カラーフィルタ基板12に貼り付けられた上偏光板14が見えている。端子部111におけるICドライバ13等は省略されている。TFT基板11の下側周辺には遮光テープ30が貼り付けられているが、TFT基板11の周囲の部分の遮光テープ30のみが見えている。
図4において、モールド16の壁部161が除去された部分には、遮光テープ30の突起31が貼り付けられている。この突起31の幅は0.2mm〜0.3mm程度であるが、モールド16の段部162の幅が小さいので、モールド16と遮光テープ30の接着力向上に対しては大きな効果がある。
図4の下側において、TFT基板11にフレキシブル配線基板15が接続され、フレキシブル配線基板15は、モールド16の背面に折り返される。フレキシブル配線基板15はポリイミド樹脂で形成されている。フレキシブル配線基板15がモールド16の背面に折り返されると、フレキシブル配線基板15の反発力によって、液晶表示パネルがモールド16から上方に引き剥がそうという力が働く。この力に対抗するために、フレキシブル配線基板15の下側の遮光テープ30は幅が広くなっている。しかし、この部分の幅の広がりだけでは、特に、液晶表示パネルの側部において、液晶表示パネルがモールド16から浮き上がる現象を阻止することは出来ない。
本実施例では、モールド16の長辺の壁部161の一部を除去し、この部分に遮光テープ30を貼りつけることによって、遮光テープの接着面積を増加し、液晶表示パネルとモールド16との接着強度を上げ、液晶表示パネルの浮き上がりを防止している。モールド16の壁部161が無ければモールド16の機械的強度は減少するが、除去されているのは一部なので、機械的な強度が大きく減少することは無い。
本実施例の特徴は、モールド16に爪部163のような、作業性を阻害する構成を設置することなく、液晶表示パネルとモールド16との接着力を向上し、液晶表示パネルあるいはTFT基板11がモールド16から浮き上がることを防止することが出来るという点である。したがって、液晶表示パネルをモールド16内に設置するときの製造歩留まりを低下させることが無い。また、製品をリペアするときに、爪部163によって、TFT基板11を破損させるということは無く、全体として液晶表示装置の製造コストを低下させることが出来る。
液晶表示パネルの額縁が狭くなる他の問題は、モールド16の段部162の幅が小さくなることによって、遮光テープ30によるバックライトの遮光が十分に出来なくなる場所が生ずるということである。図15〜図18はこの問題を説明する図である。
図15は従来の液晶表示装置を示す平面図である。図15において、モールド16の壁部161の内側には液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルは、上偏光板14、カラーフィルタ基板12、TFT基板11が見えている。液晶表示パネルと、図示されていないモールド16の段部162とは遮光テープ30によって接着している。TFT基板11が1枚となった部分である端子部111にはICドライバ13が設置され、フレキシブル配線基板15が接続している。フレキシブル配線基板15はモールド16の背面に折り返されている。
図16は図15のF−F断面図である。図16において、モールド16の段部162に遮光テープ30を介して液晶表示パネルが接着している。液晶表示パネルはTFT基板11、カラーフィルタ基板12、下偏光板20、上偏光板14から構成されている。図16において、反射板の上に、導光板17、下拡散シート21、下プリズムシート22、上プリズムシート23、上拡散シート24が設置されている。上拡散シート24と液晶表示パネルの下偏光板20との間には50μm程度のギャップが存在している。下偏光板20と上拡散シート24が互いに擦れて傷が発生することを防止するためである。遮光テープ30はモールド16の段部162からさらに延在して、拡散シートの周辺と接着している。バックライトの遮光効果を確実にするためである。
導光板17、拡散シート、プリズムシート等は、モールド16に対して位置決めをする必要がある。このために、モールド16の段部162に切り欠きを形成し、導光板17あるいは、各光学シートにこの切り欠きと嵌合する突起を形成しておき、この突起をガイドに各光学部品のモールド16に対する位置合わせを行う。
しかし、額縁の幅が小さくなって、モールド16の段部162の幅が小さくなると、モールド16の段部162の切り欠き部と、導光板17、あるいは光学シート類に形成された突起241の嵌合部においてバックライトからの光漏れの問題が生ずる。図17および図18はこの問題を示す図である。
図17は、図15のB部の拡大図である。図17において、液晶表示パネルはモールド16の壁部161の内側に載置されている。液晶表示パネルは上偏光板14とカラーフィルタ基板12が見えている。液晶表示パネルとモールド16とは、モールド16の段部162において、遮光テープ30によって接着している。点線はモールド16の段部162の内側を示す。また、一点鎖線は、上拡散シート24で代表される光学シート類の外形を表す。以後光学シート類は上拡散シート24によって代表して説明する。
部品公差、作業性を考慮して、上拡散シート24の突起241よりもモールド16段部162の切り欠きの方が、大きく形成されている。この場合、上拡散シート24が例えば、図17に示すように、右側にずれたとする。このとき、上拡散シート24の突起241の先端が遮光テープ30よりも内側になると、遮光テープ30と上拡散シート24との間に隙間が生ずることがある。この場合はバックライトの光が直接表示装置の前方に放射されるので、この部分が非常に明るくなり、表示欠陥を生ずる。
図18はこの様子をより明確に示す断面図であり、図17のG−G断面図である。図18はモールド16の段部162が切りかかれた部分であり、バックライトの光学部品の突起241が存在している部分である。図18において、液晶表示パネルおよびバックライトの光学部品はモールド16内に収容されているが、組立て誤差および部品公差の影響で、液晶表示パネルおよびバックライトの光学部品は図18の右側にかたよって収容されている。
図18において、上偏光板14、カラーフィルタ基板12、TFT基板11、下偏光板20から構成される液晶表示パネルの下に反射シート25、導光板17、下拡散シート21、下プリズムシート22、上プリズムシート23、上拡散シート24等のバックライトの光学部品が設置されている。液晶表示パネルのTFT基板11と上拡散シート24とは遮光テープ30によって接着している。
この場合、液晶表示パネルとモールド16の段部162を接着するはずの遮光テープ30は段部162と接着していない。ただし、段部162以外では、遮光テープ30とモールド16とは接着しているので、液晶表示パネルがモールド16から外れることは無い。図18において、モールド16の段部162と遮光テープ30との間に隙間が開いており、この隙間から図18の矢印Aで示すように、バックライトの光が漏れる。この光は輝度が高いので、表示欠陥となる。
このような現象は、モールド16の段部162の幅が十分に大きければ、遮光テープ30の幅も大きくとることが出来るので、防止することが出来る。ところが、額縁が狭くなるにしたがって、モールド16の段部162の幅を十分にとることが出来なくなる。そうすると、遮光テープ30の幅も十分にとれなくなって、図18に示すような現象を生ずる。
本実施例は、額縁の幅が小さくなることによるこのような問題を対策する構成を与えるものである。図8は本実施例を示す平面図である。図8において、モールド16の壁部161の内側に液晶表示パネルが設置されている。液晶表示パネルは上偏光板14とカラーフィルタ基板12とTFT基板11が見えている。端子部111にはICドライバ13が設置され、フレキシブル配線基板15が接続されている。フレキシブル配線基板15はモールド16の背面に折り返されている。
液晶表示パネルのTFT基板11とモールド16の段部162は遮光テープ30によって接着している。モールド16の壁部161の一部には切り欠きが形成されていて、壁の厚さが薄くなっている。このモールド16の壁部161の切り欠きはモールド16の段部162の切り欠き、および、上拡散シート24等の光学部品の突起241に対応した部分に形成されている。そして、この壁部161の切り欠きに遮光テープ30が存在している。
図9は、図8のA部拡大図である。図9において、モールド16の壁部161の内側に液晶表示パネルが収容されている。液晶表示パネルはカラーフィルタ基板12と上偏光板14が見えている。TFT基板11はカラーフィルタ基板12と重なっている。液晶表示パネルのTFT基板11の下側には遮光テープ30が貼り付けられており、遮光テープ30はモールド16の段部162に接着している。モールド16の段部162には遮光テープ30の一部が見えている。
図9において、モールド16の長辺の壁部161の一部は薄くなっており、この部分に遮光テープ30が貼り付けられている。モールド16の壁部161が薄くなった分、モールド16の段部162の切り欠きをより深くすることが出来る。同時に、切り欠きに嵌合する上拡散シート24等の光学部品の突起241の深さを大きくすることが出来る。この部分における遮光テープ30の幅も大きくなる。
このような構成において、光学部品が、部品公差および組立て誤差によって、右側に偏って設置されたとする。図9において、点線はモールド16の段部162の内側である。また、一点鎖線は、上拡散シート24の外形である。図9において、上拡散シート24が右側にかたよっても、遮光テープ30との間には隙間は開いていない。したがって、バックライトからの光が直接画面側に出射することは無い。このようにして、従来の構造で生じていたような画面欠陥は避けることが出来る。
図10は、図8で使用されているモールド16の詳細図である。図10において、モールド16の段部162に切り欠きが形成されている。この切り欠き部に上拡散シート24を始めとする光学部品の突起241が嵌合する。モールド16の段部162の切り欠きに対応して、モールド16の壁部161に切り欠きが形成され、この部分の壁部161は薄くなっている。
図11は図8で使用されている遮光テープ30の形状を示す平面図である。モールド16の壁部161が薄くなった部分に対応して、遮光テープ30の幅が大きくなっている。遮光テープ30の幅が大きくなった分、バックライトの光が漏れる確率は小さくなる。
図12は図8で使用されている上拡散シート24の形状である。モールド16の段部162の切り欠きに対応して上拡散シート24に突起241が形成されている。この突起241は、モールド16の壁部161が薄くなった分、突起241の外側への寸法を大きく出来るので、上拡散シート24が一方向にかたよってモールド16内に収容された場合であっても、モールド16の段部162の切り欠き部からバックライトの光が漏れてくることは無い。以上の説明で、光学部品としては、上拡散シート24のみについて説明したが、導光板17をはじめとするその他の光学部品についても同様である。
本実施例においては、モールド16の壁部161を、モールド16の段部162の切り欠き部に対応する所において、切り欠いて薄くすることによって、この部分で遮光テープ30の幅を大きく出来たことによるものである。すなわち、本実施例によれば、額縁が狭くなることによって、モールド16の段部162の幅が小さくなっても、バックライトからの、段部162の切り欠き部からのバックライトの光漏れを回避することが出来る。
実施例1においては、額縁が狭くなったことによる液晶表示パネルとモールド16との接着強度の低下を、モールド16の壁部161を一部除去することにより、遮光テープ30のモールド16との接着面積を増加させることによって解決している。実施例2においては、額縁が狭くなったことによる、上拡散シート24を始めとする光学部品をモールド16に位置決めするための切り欠き部における光漏れを、モールド16の壁部161を薄くすることによって、遮光テープ30の幅を大きくして解決している。
実施例1においては、モールド16の壁を一部除去し、実施例2においては、モールド16の壁を一部薄くしている。しかし、直接の目的はいずれも、遮光テープ30の幅を部分的に大きくすることである。具体的には、遮光テープ30の一部の外側に突起31を設ける。したがって、実施例1と実施例2の課題を同時に解決することは可能である。
具体的には、実施例1の構成を実施例2の構成と兼用させる。図13は実施例1の課題と実施例2の課題を同時に解決することが出来るモールド16の構成を示す。図14は図13のモールド16に対応する遮光テープ30の形状である。図13において、モールド16の長辺上側であるAA部においては、上拡散シート24等の光学部品を位置決めするモールド16の段部162に対応するモールド16の壁部161が薄くなっている。遮光テープ30の幅をこの部分で大きくするためである。図13のAA部の構成は実施例2と同様である。
図13において、モールド16の長辺下側であるBB部においては、上拡散シート24等の光学部品を位置決めするモールド16の段部162に対応するモールド16の壁部161は除去されている。遮光テープ30の幅をこの部分で大きくするためである。BB部においては、壁部161が切りかかれている分、AA部よりも遮光テープ30の幅をより大きくすることが出来る。すなわち、この部分においては、遮光テープ30とモールド16との接着力をより大きくすることが出来る。
BB部においては、AA部よりも遮光テープ30の幅を大きくとることが可能であるが、遮光テープ30の幅を大きくすれば、モールド16の段部162における切り欠き部からの光漏れに対する裕度をより大きくとることが出来る。したがって、図13のBB部においては、実施例1の課題と実施例2の課題は、同じ構成によって問題なく解決することが出来る。
図13において、AA部モールド16の壁が一部薄くなっている部分の長さはL1である。また、BB部におけるモールド16の壁を一部除去している部分の長さはL2である。そして、L2>L1となっている。したがって、BB部において、AA部よりも遮光テープ30の突起31の長さを大きく出来、BB部における遮光テープ30とモールド16の接着強度を大きく出来る。
図14は図13に対応する遮光テープ30の平面図である。図14において、BB部における遮光テープ30の突起31の長さ、幅ともAA部における遮光テープ30よりも大きい。すなわち、BB部における突起31の面積は、AA部における突起31の面積よりも大きい。
したがって、図13および図14に示すBB部において、AA部よりもモールド16と遮光テープ30の接着力を大きくとることが出来る。実施例1で説明したように、図13のBB部において、フレキシブル配線基板15の反発力によって、液晶表示パネルをモールド16から引き剥がそうとする力が大きいからである。ただし、BB部において、遮光テープ30とモールド16の接着力を確保できることが重要であり、AA部における遮光テープ30とモールド16の段部162の面積と、BB部における遮光テープ30とモールド16の段部162の面積との比は必須条件ではない。
以上の説明では、モールドにおいて、壁部を薄くする箇所、あるいは、壁部を除去する箇所は、長辺の一箇所あるいは2箇所であるが、これに限らず、長辺に3個以上、設けても良い。また、モールドにおいて、壁部を薄くする箇所、あるいは、壁部を除去する箇所は、長辺に限らず、短辺に形成してもよい。
実施例1の平面図である。 実施例1のモールドを示す図である。 実施例1の遮光テープでる。 図1のA部拡大図である。 実施例1に対する比較例である。 図5のB部拡大図である。 図6のA−A断面図である。 実施例2の平面図である。 図8のA部拡大図である。 実施例2のモールドを示す図である。 実施例2の遮光テープである。 実施例2の上拡散シートである。 実施例3のモールドの平面図である。 実施例3の遮光テープである。 従来例の液晶表示装置の平面図である。 図15のF−F断面図である。 図15のB部拡大図である。 図17のG−G断面図である。 液晶表示装置の断面図である。 モールドの従来例である。 遮光テープの従来例である。
符号の説明
11…TFT基板、 12…カラーフィルタ基板、 13…ICドライバ、 14…上偏光板、 15…フレキシブル配線基板、 16…モールド、 17…導光板、 18…発光ダイオード、 19…封止材、 20…下偏光板、 21…下拡散シート、 22…下プリズムシート、 23…上プリズムシート、 24…上拡散シート、 25…反射シート、 30…遮光テープ、 31…遮光テープ突起、 111…端子部、 161…壁部、 162…段部、 163…モールドの爪、 241…上拡散シート。

Claims (8)

  1. 画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されるバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、
    前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、
    前記液晶表示パネルは前記モールドの前記段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、
    前記TFT基板に前記フレキシブルケーブルが接続されている辺に対応する前記モールドの辺以外において、前記モールドの前記壁部の一部が除去されており、前記壁部の一部が除去されている部分では、前記遮光テープが外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記壁部の一部が除去されている前記モールドの辺は、長辺であり、前記壁部の一部が除去されている部分は、前記TFT基板に形成された前記端子部に近いことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記TFT基板および前記カラーフィルタ基板は研磨によって薄くなっていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されたバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、
    前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、
    前記液晶表示パネルは前記モールドの段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、
    前記段部の内側には、バックライトを構成する光学部品が設置され、
    前記段部は切り欠きを有し、前記段部の切り欠きには前記光学部品に形成された突起が嵌合し、
    前記モールドの前記壁部において、前記段部の切り欠きに対応する部分は、前記壁部が薄くなっており、前記壁部が薄くなっている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記モールドの前記壁部が薄くなった部分は前記モールドの長辺の2箇所に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記光学部品は導光板を含むことを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 画素電極と前記画素電極への信号を制御するTFTがマトリクス状に配置されたTFT基板と、前記画素電極に対応するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板とを備え、前記TFT基板にフレキシブルケーブルが接続する端子部が形成された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背後に設置されたバックライトと、前記液晶表示パネルと前記バックライトとを収容するモールドを有する液晶表示装置であって、
    前記モールドは、前記液晶表示パネルを内側に収容する壁部と、前記液晶表示パネルを載置する段部を有し、
    前記液晶表示パネルは前記モールドの前記段部において、遮光テープによって前記モールドに接着しており、
    前記段部の内側には、バックライトを構成する光学部品が設置され、
    前記段部は切り欠きを有し、前記段部の前記切り欠きには前記光学部品に形成された突起が嵌合し、
    前記モールドの前記壁部において、前記段部の前記切り欠きに対応する部分は、壁部が除去されており、前記壁部が除去されている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 前記段部は他の切り欠きを有し、前記モールドの前記壁部において、前記段部の前記他の切り欠き部に対応する部分は、前記壁部の厚さが薄くなっており、前記壁部が薄くなっている部分において、前記遮光テープは外側へ張り出した突起を有していることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
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