図1は、本発明の実施の一形態の保持装置であるホルダ1を示す斜視図であり、図2はホルダ1の正面図であり、図3はホルダ1の背面図である。ホルダ1は、バックライトを有する液晶表示装置に用いられ、略矩形板形状の液晶表示素子2を保持するとともに、導光板3,光学シート体4および反射シート体5を一体的に保持する。光学シート体4は、複数のシート体を含む。図2に示す正面図において、紙面に垂直な方向手前が、保持する液晶表示素子2が所定の内容を表示する表示面側となり、また図2に示す正面図において、紙面に垂直な方向奥側が、導光板3が保持される背後側となる。
ホルダ1は、枠体6、第1〜第4係合片7〜10、第1〜第3位置決め突部11〜13、および位置決め枠体20を有する。
枠体6は、長辺側第1枠体部分14、長辺側第2枠体部分15、短辺側第1枠体部分16および短辺側第2枠体部分17を有し、これらが四角形状に枠組みされて形成される。長辺側第1枠体部分14、長辺側第2枠体部分15、短辺側第1枠体部分16および短辺側第2枠体部分17は、大略的に、それぞれ外周壁部18A,8B,18C,18Dと、各外周壁部18A,8B,18C,18Dから内周面側に突出する内側突出部19A,19B,19C,19Dとを有する。
長辺側第1枠体部分14および長辺側第2枠体部分15の長手方向を第1方向Xとし、短辺側第1枠体部分16および短辺側第2枠体部分17の長手方向を第2方向Yとし、第1方向Xおよび第2方向Yに垂直な方向を第3方向Zとする。短辺側第2枠体部分17から短辺側第1枠体部分16に向かう向きを第1方向一方X1とし、短辺側第1枠体部分16から短辺側第2枠体部分17に向かう向きを第1方向他方X2とする。長辺側第2枠体部分15から長辺側第1枠体部分14に向かう向きを第2方向一方Y1とし、長辺側第1枠体部分14から長辺側第2枠体部分15に向かう向きを第2方向他方Y2とする。また背後側から表示面側に向かう向きを第3方向一方Z1とし、表示面側から背後側に向かう向きを第3方向他方Z2とする。ホルダ1を構成する各部の各方向における一方の端を一端とし、他方の端を他端とする。
長辺側第1枠体部分14は、その第1方向Xの一端部14xaに、第1位置決め凹所21が形成される。またこの長辺側第1枠体部分14の第1方向の一端部14xa寄りには、第1位置決め凹所21に近接して、第1位置決め凹所21の第1方向他方X2寄りに、図2の紙面に垂直な方向奥側である背後側、すなわち第3方向他方Z2に突出する第1係合片7が一体的に形成される。第1係合片7の第1方向他方X2寄りに第1凹所22が形成される。またこの長辺側第1枠体部分14の第1方向Xの他端部14xbには、第3方向他方Z2に突出する第2係合片8が形成される。また長辺側第1枠体部分14の前記第1係合片7に近接して、第2凹所23が形成され、第2係合片8に近接して第3凹所24が形成される。第1位置決め凹所21および第1凹所22は、長辺側第1枠体部分14の表示面側に形成され、第2および第3凹所24は、背後側に形成される。
図4は、第1位置決め凹所21の付近を拡大して示す斜視図であり、図5は図4の切断面線V−Vから見た断面図であり、図6は図4の切断面線VI−VIから見た断面図であり、図7は、第1位置決め凹所21の近傍を拡大して示す平面図である。長辺側第1枠体部分14は、第1突出壁面25と、第1支持面26と、第1テープ貼り付け面27と、第1〜第4内側壁面31〜34と、第1位置決め底面35と、第1〜第7位置決め側面41〜47とを有する。
第1突出壁面25は、平面であり、第2方向Yに垂直であって長辺側第2枠体部分15に対向する。第1突出壁面25は、ホルダ1に導光板3を保持させたときに、保持される導光板3の側面に対向する。
第1支持面26は、平面であり、第1突出壁面25の第3方向Zの一端から第2方向一方Y1に連なる。第1支持面26は、第3方向Zに垂直であって、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bの周縁部28を支持する。
第1テープ貼り付け面27は、平面であり、第1支持面26の外側、つまり第2方向一方Y1で第1支持面26に連なり、第1支持面26から外側に向かうに連れて、言い換えれば第2方向一方他方Y1に向かうに連れて、第1支持面26から離反するように、言い換えれば第3方向一方Z1に傾斜する。第1テープ貼り付け面27は、第1支持面26に対して、所定の角度θ1で傾斜する。
第1内側壁面31は、長辺側第1枠体部分14の第1方向Xの両端部間の中間部で、第1支持面26の第2方向Yの一端に連なる。第1内側壁面31は、平面である。第1内側壁面31は、第2方向Yに垂直であって、第1テープ貼り付け面27の第2方向他方Y2の端部よりもY方向他方Y2に突出する。ホルダ1に液晶表示素子2を保持させたときに、液晶表示素子2の側面が、第1突出壁面25に当接することによって、液晶表示素子2の第2方向一方Y1への移動が規制される。長辺側第1枠体部分14の外周壁部18Aの、第1方向Xの両端部は、第1突出壁面25よりも第2方向一方Y1に退避している。これによって、液晶表示素子2を保持したときに、液晶表示素子2の角部ではなく、側部の中間部を側方から第1内側壁面31に当接させて支持することができるので、前記角部の欠けを防止することができる。また平面を当接させて液晶表示素子2を保持することによって、液晶表示素子2を安定して保持することができる。
第2内側壁面32は、平面であり、第2方向Yに垂直であって、第1テープ貼り付け面27の第2方向Yの一端に連なり、長辺側第2枠体部分15に対向する。第2内側壁面32は、平面である。第2内側壁面32は、第1内側壁面31よりも第2方向一方Y1に退避する。第3内側壁面33は、平面であり、第1方向Xに垂直であって、第1テープ貼り付け面27の第1方向Xの一端および第2内側壁面32の第1方向Xの一端に連なる。第4内側壁面34は、平面であり、第1方向Xに垂直であって、第1テープ貼り付け面27の第1方向Xの他端および第2内側壁面32の第1方向Xの他端に連なる。第3内側壁面33および第4内側壁面34は、互いに対向する。
第1位置決め底面35は、平面であって、第1支持面26よりも第3方向他方Z2に退避し、第3方向Zに垂直である。第1位置決め底面35は、第1突出壁面25の第3方向Zの一端から、第2方向一方Y1に連なる。第1位置決め底面35は、保持される導光板3の第3方向Zの一表面と略同一仮想平面に含まれる。本実施の形態において、略同一仮想平面は、同一仮想平面を含む。
第1位置決め側面41は、平面であって、第1位置決め底面35の第2方向Yの一端から、第3方向一方Z1に連なる。第1位置決め側面41は、第2方向Yに垂直である。第1位置決め側面41の第3方向Zの一端は、第1テープ張り付け面27に連なる。第1位置決め側面41に、光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第2方向一方Y1への移動が規制される。
第2位置決め側面42は、平面であって、第1位置決め底面35の第1方向Xの一端から、第3方向一方Z1に連なる。第2位置決め側面42は、第1方向Xに垂直である。第2位置決め側面42の第3方向Zの一端は、第1テープ貼り付け面27に連なる。
第3位置決め側面43は、平面であって、第1位置決め底面35の第1方向Xの一端から、第3方向一方Z1に連なる。第2位置決め側面42は、第1方向Xに垂直である。第3位置決め側面43の第3方向Zの一端は、第1支持面26に連なる。第3位置決め側面43と、第2位置決め側面42とは、略同一仮想平面に含まれる。第3位置決め側面43は、第2位置決め側面42の第2方向Yの他端に連なる。第3位置決め側面43は、外方、すなわち第2方向一方Y1に向かうに連れて、第3方向Zの寸法が大きくなる。第2および第3位置決め側面43に、光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第1方向一方X1への移動が規制される。
第4位置決め側面44は、第3位置決め側面43に連なり、第3位置決め側面43の第2方向Yの他端から第2方向他方Y2に向かうに連れて、第1方向一方X1に屈曲する外方に凸の曲面である。第4位置決め側面44は、第1位置決め底面35の第1方向Xの一端から第3方向一方Z1に連なる。第4位置決め側面44の第3方向Zの一端は、第1支持面26に連なる。また第4位置決め側面44の第2方向Yの他端は、第1突出壁面25に連なる。第4位置決め側面44の曲面は、所定の曲率R1を有する。前記曲率R1は、たとえばR0.2ミリメートル(mm)〜R1ミリメートル(mm)となるように選ばれる。R0.2mmとは、曲率半径が0.2mmであることを示し、R1mmとは、曲率半径が1mmであることを示す。以下、同様に曲率半径を示す。
第5位置決め側面45は、平面であって、第1位置決め底面35の第1方向Xの他端から、第3方向一方Z1に連なる。第5位置決め側面45は、第1方向Xに垂直である。第5位置決め側面45の第3方向Zの一端は、第1テープ貼り付け面27に連なる。第5位置決め側面45は、外方、すなわち第2方向一方Y1に向かうに連れて、第3方向Zの寸法が大きくなる。
第6位置決め側面46は、平面であって、第1位置決め底面35の第1方向Xの他端から、第3方向一方Z1に連なる。第6位置決め側面46は、第1方向Xに垂直である。第6位置決め側面46の第3方向Zの一端は、第1支持面26に連なる。第5位置決め側面45と、第6位置決め側面46とは、同一仮想平面に含まれる。第6位置決め側面46は、第5位置決め側面45の第2方向Yの他端に連なる。第5および第6位置決め側面46に、光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第1方向他方X2への移動が規制される。
第7位置決め側面47は、第6位置決め側面46に連なり、第6位置決め側面46の第2方向Yの一端から第2方向他方Y2に向かうに連れて、第1方向他方X2に屈曲する外方に凸の曲面である。第1位置決め底面35の第1方向Xの他端から、第3方向一方Z1に連なる。第7位置決め側面47の第3方向Zの一端は、第1支持面26に連なる。また第7位置決め側面47の第2方向Yの他端は、第1突出壁面25に連なる。また第4位置決め側面44の第2方向Yの他端は、第1突出壁面25に連なる。第7位置決め側面47の曲面は、所定の曲率R2を有する。前記曲率R2は、たとえばR0.2mm〜R1mmとなるように選ばれる。
前述したように第4および第7位置決め側面44,47を形成することによって、光学シート体4の一部を第1位置決め凹所に勘合するときに、光学シート体4の一部を第4および第7位置決め側面44,47に沿って嵌合させることができるので、光学シート体4の一部を第1位置決め凹所21に容易に導くことができ、これによって液晶表示装置を組み立てるときの作業性が向上される。
前述した前記第2〜第4内側壁面32〜34、第1テープ貼り付け面27、第1位置決め底面35、第1〜第7位置決め側面41〜47によって、第1位置決め凹所21が規定される。また第1位置決め底面35、第1〜第7位置決め側面41〜47によって、光学シート体4の一部が嵌合される第1嵌合凹所36が規定される。第1嵌合凹所36のうち、第1位置決め底面35、第1,第2および第5位置決め側面41,42,45によって規定される領域では、第2方向他方Y2に向かうに連れて、深さが大きくなる。
第3方向Zに平行な、第1支持面26と第1位置決め底面35との間の距離L1は、光学シート体4の厚みT2に略等しく選ばれる。光学シート体4の厚みT2は、たとえば0.1ミリメートル程度である。第3方向Zに平行な、第1支持面26と第1位置決め底面35との間の距離L1を、光学シート体4の厚みT2に略等しく選ぶことによって、光学シート体4と、第1支持面26に支持される液晶表示素子2とを可及的近接して配置することができる。これによって、光学シート体4が撓みによって、浮いてしまうことが防止され、表示特性が劣化してしまうことが防止される。
長辺側第1枠体部分14は、第3方向一方Z1に第1表示側端面51を有する。第1表示側端面51は、平面であり、第3方向Zに垂直である。前記第1〜第4内側壁面31〜34は、第1表示側端面51に連なる。第1表示側端面51は、ホルダ1に液晶表示素子2を保持させたときに、液晶表示素子2の厚み方向一表面2Aよりも第3方向一方Z1寄りとなるように形成される。
長辺側第1枠体部分14は、さらに反射シート体5を支持する第1反射シート支持面52と、第1反射シート規制面53とを有する。第1反射シート支持面52は、平面であり、第1突出壁面25の第3方向Zの他端から、第2方向一方Y1に連なる。第1反射シート支持面52は、第3方向Zに垂直である。第3方向Zに平行な、第1反射シート支持面52と第1支持面26との距離L2は、導光板3の厚みと略等しく選ばれる。
第1反射シート規制面53は、第1反射シート支持面52の第2方向Yの一端から、第3方向他方Z2に連なる。第1反射シート規制面53は平面であり、第2方向Yに垂直である。第1反射シート規制面53に、導光板3の厚み方向他表面側に配置される反射シート体5が当接することによって、第2方向一方Y1への反射シート体5の移動が規制される。
長辺側第1枠体部分14は、さらに第3方向他方Z2に第1背後側端面54を有する。第1背後側端面54は、平面であり、第3方向Zに垂直である。第3方向Zに平行な、第1反射シート支持面52と第1背後側端面54との距離L3は、反射シート体5の厚みに略等しく選ばれる。
第1凹所22は、長辺側第1枠体部分14の内側突出部19Aの第2方向Yの他端部19Aybで、第3方向Zの一端部19Azaに形成される。第2および第3凹所24は、長辺側第1枠体部分14の内側突出部19の第2方向Yの他端部19Aybで、第3方向Zの他端部19Azbに形成される。
前述した第1テープ貼り付け面27が、第1支持面26に対して傾斜する所定の角度θ1は、たとえば5度(°)〜45度(°)に選ばれ、第1位置決め側面の第3方向Zの寸法をT1とし、光学シート体4の厚みをT2とすると、T1=(T2+所定の厚みT3)に選ばれる。前記所定の厚みT3は、0.15ミリメートル(mm)〜0.2ミリメートル(mm)に選ばれる。前記所定の角度θ1を前記範囲とすることによって、光学シート体4の位置ずれを防止するために、第1テープ貼り付け面27の第2方向Yの寸法を可及的小さくして、小形に形成することができ、かつ傾斜角度が小さいので、後述するテープ体55を第1支持面26および第1テープ貼り付け面27にわたって密着させて貼り付けることができる。
再び図1〜図3を参照して説明する。長辺側第2枠体部分15は、その第1方向Xの一端部15xaに、図1の紙面に垂直な方向手前である背後側、すなわち第3方向他方Z2に突出する第3係合片9が一体的に形成され、第1方向Xの他端部15xbには第4係合片10が前記背後側に突出して一体的に形成される。またこの長辺側第2枠体部分15の第1方向Xの他端部15xb寄りには、前記第4係合片10に隣接して外側方、すなわち第2方向一方Yに突出する第1位置決め突部11が一体的に形成され、この第1位置決め突部11よりも第1方向一方X1寄りには、第2位置決め凹所56が形成され、さらに第2位置決め凹所56よりも第1方向一方X1寄りには第4凹所85が形成される。またこの長辺側第2枠体部分15の第1方向Xの一端部15xa寄りには、前記第3係合片9に隣接して、第5凹所86が形成される。またこの長辺側第2枠体部分15の第3方向Zの他端部15xb寄りには、第1位置決め突部11に隣接して第6凹所87が形成される。前記第2位置決め凹所56は、長辺側第1枠体部分14の第1方向Xの中央よりも、第1方向他方X2寄りに形成される。第1位置決め突部11には、第3方向他方Z2に突出する突部11Aが形成される。
図8は、第2位置決め凹所56の付近を拡大して示す斜視図であり、図9は図8の切断面線IX−IXから見た断面図であり、図10は図8の切断面線X−Xから見た断面図であり、図11は、第2位置決め凹所56の近傍を拡大して示す平面図である。
長辺側第2枠体部分15は、第2突出壁面58と、第2支持面58と、第2テープ貼り付け面59と、第11〜第15内側壁面61〜65と、第2位置決め底面65と、第11〜第17位置決め側面71〜77とを有する。
第2突出壁面58は、平面であり、第2方向Yに垂直であって長辺側第1枠体部分14に対向する。第2突出壁面58は、ホルダ1に導光板3を保持させたときに、保持される導光板3の側面に対向する。
第2支持面58は、平面であり、第2突出壁面57の第3方向Zの一端から第2方向他方Y2に連なる。第2支持面58は、第3方向Zに垂直であって、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bの周縁部28を支持する。
第2テープ貼り付け面59は、平面であり、第2支持面58の外側、つまり第2方向他方Y2で第2支持面58に連なり、第2支持面58から外側に向かうに連れて、言い換えれば第2方向他方Y2に向かうに連れて、第2支持面58から離反するように、言い換えれば第3方向一方Z1に傾斜する。第2テープ貼り付け面59は、第1支持面26に対して、所定の角度θ2で傾斜する。
第11内側壁面61は、長辺側第2枠体部分15の第1方向Xの両端部間の中間部で、第2支持面58の第2方向Yの他端に連なる。第11内側壁面61は、平面である。第2方向Yに垂直であって、第2テープ貼り付け面59の第2方向一方Y1の端部よりもY方向一方Y1に突出する。第11内側壁面61は、第2位置決め凹所56の第1方向一方X1寄りに形成される。
第12内側壁面62は、平面であり、第2方向Yに垂直であって、第2テープ貼り付け面59の第2方向Yの一端に連なり、長辺側第1枠体部分14に対向する。第12内側壁面62は、第11内側壁面61よりも第2方向他方Y2に退避する。第13内側壁面63は、平面であり、第1方向Xに垂直であって、第2テープ貼り付け面59の第1方向Xの他端および第12内側壁面62の第1方向Xの他端に連なる。第14内側壁面64は、平面であり、第1方向Xに垂直であって、第2テープ貼り付け面59の第1方向Xの一端および第2内側壁面32の第1方向Xの一端に連なる。第13内側壁面63および第14内側壁面64は、互いに対向する。
第15内側壁面65は、平面であり、長辺側第2枠体部分15の第1方向Xの両端部間の中間部で、第2支持面58の第2方向Yの他端に連なり、第2方向Yに垂直であって、第2テープ貼り付け面59の第2方向一方Y1の端部よりも第2方向一方Y1に突出する。第15内側壁面65は、第2位置決め凹所56の第1方向他方X2寄りに形成される。第11および第15内側壁面61,65は、略同一仮想平面に含まれる。保持される液晶表示素子2の側面が、第11および第15内側壁面61,65に当接することによって、液晶表示素子2の第2方向他方Y2への移動が規制される。長辺側第2枠体部分15の外周壁部18の第1方向Xの両端部は、第11および第15内週壁面61,65よりも第2方向一方Y1に退避している。これによって、ホルダ1に液晶表示素子2を保持させたときに、液晶表示素子2の角部ではなく、側部の中間部を側方から支持することができるので、前記角部の欠けを防止することができる。また平面を当接させて液晶表示素子2を保持することによって、液晶表示素子2を安定して保持することができる。
第2位置決め底面65は、平面であって、第2支持面58よりも第3方向他方Z2に退避し、第3方向Zに垂直である。第2位置決め底面65は、第2突出壁面58の第3方向Zの一端から、第2方向一方Y1に連なる。第2位置決め底面65と、第1位置決め底面35とは略同一仮想平面に含まれる。
第11位置決め側面71は、平面であって、第2位置決め底面65の第2方向Yの他端から第3方向一方Z1に連なる。第11位置決め側面71は、第2方向Yに垂直である。第11位置決め側面71の第3方向Zの一端は、第2テープ貼り付け面59に連なる。第11位置決め側面71に、光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第2方向他方Y2への移動が規制される。
第12位置決め側面72は、平面であって、第2位置決め底面65の第1方向Xの他端から、第3方向一方Z1に連なる。第12位置決め側面72は、第1方向Xに垂直である。第12位置決め側面72の第3方向Zの一端は、第2テープ貼り付け面59に連なる。
第13位置決め側面73は、平面であって、第2位置決め底面65の第1方向Xの他端から、第3方向一方Z1に連なる。第13位置決め側面73は、第1方向Xに垂直である。第13位置決め側面73の第3方向Zの一端は、第2支持面58に連なる。第13位置決め側面73と、第12位置決め側面72とは、略同一仮想平面に含まれる。第13位置決め側面73は、第12位置決め側面72の第2方向Yの一端に連なる。第13位置決め側面73は、第2方向他方Y2に向かうに連れて、第3方向Zの寸法が大きくなる。第12および第13位置決め側面72,73に光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第1方向他方X2への移動が規制される。
第14位置決め側面74は、第13位置決め側面73に連なり、第13位置決め側面73の第2方向一端から第2方向一方Y1に向かうに連れて、第1方向他方X2に屈曲する外方に凸の曲面である。第14位置決め側面74は、第2位置決め底面65の第1方向Xの他端から第3方向一方Z1に連なる。第14位置決め側面74の第3方向Zの一端は、第2支持面58に連なる。また第14位置決め側面74の第2方向Yの一端は、第2突出壁面58に連なる。第14位置決め側面74の曲面は、所定の曲率R3を有する。前記曲率R3は、たとえばR0.2mm〜R1mmとなるように選ばれる。
第15位置決め側面75は、平面であって、第2位置決め底面65の第1方向Xの一端から第3方向一方Z1に連なる。第15位置決め側面75は、第1方向Xに垂直である。第15位置決め側面75の第3方向Zの一端は、第2テープ貼り付け面59に連なる。第15位置決め側面75は、外方、すなわち第2方向他方Y2に向かうに連れて、第3方向Zの寸法が大きくなる。
第16位置決め側面76は、平面であって、第2位置決め底面65の第1方向Xの一端から第3方向一方Z1に連なる。第16位置決め側面76は、第1方向Xに垂直である。第16位置決め側面76の第3方向Zの一端は、第2支持面58に連なる。第15位置決め側面75と、第16位置決め側面76とは、略同一仮想平面に含まれる。第16位置決め側面76は、第15位置決め側面75の第2方向Yの一端に連なる。第15および第16位置決め側面75,76に光学シート体4の一部が当接することによって、光学シート体4の第1方向一方X1への移動が規制される。
第17位置決め側面77は、第16位置決め側面76に連なり、第16位置決め側面76の第2方向Yの一端から第2方向一方Y1に向かうに連れて、第1方向一方X1に屈曲する外方に凸の曲面である。第17位置決め側面77は、第2位置決め底面65の第1方向Xの一端から第3方向一方Z1に連なる。第17位置決め側面77の第3方向Zの一端は、第2支持面58に連なる。また第17位置決め側面77の第2方向Yの一端は、第2突出壁面58に連なる。第17位置決め側面77の曲面は、所定の曲率R4を有する。前記曲率R4は、たとえばR0.2mm〜R1mmとなるように選ばれる。
前述した前記第12〜第14内側壁面62〜64、第2テープ貼り付け面59、第2位置決め底面65、第11〜第17位置決め側面77によって、第2位置決め凹所56が規定される。また第2位置決め底面65、第11〜第17位置決め側面71〜77によって、光学シート体4の一部が嵌合される第2嵌合凹所78が規定される。第2嵌合凹所78のうち、第2位置決め底面65、第11,第12および第15位置決め側面61,62,65によって規定される領域では、第2方向一方Y1に向かうに連れて、深さが大きくなる。前述した第1位置決め凹所21と第2位置決め凹所56とは略同様である。
第3方向Zに平行な、第2支持面58と第2位置決め底面65との間の距離L4は、光学シート体4の厚みT2に略等しく選ばれる。
長辺側第2枠体部分15は、第3方向一方Z1に第2表示側端面81を有する。第2表示側端面81は、平面であり、第3方向Zに垂直である。前記第11〜第15内側壁面61〜65は、第2表示側端面81に連なる。第2表示側端面81は、第1表示側端面51と略同一仮想平面に含まれる。第2表示側端面81は、第1表示側端面51と略同一仮想平面に含まれるように形成される。
長辺側第2枠体部分15は、さらに反射シート体5を支持する第2反射シート支持面82と、第2反射シート規制面83とを有する。第2反射シート支持面82は、平面であり、第2突出壁面58の第3方向Zの他端から、第2方向他方Y2に連なる。第2反射シート支持面82は、第3方向Zに垂直である。第3方向に平行な、第2反射シート支持面82と第2支持面58との距離L5は、導光板3の厚みと略等しく選ばれる。第1反射シート支持面52と第2反射シート支持面82とは、略同一仮想平面に含まれる。
第2反射シート規制面83は、第2反射シート支持面82の第2方向Yの他端から、第3方向他方Z2に連なる。第2反射シート規制面83は平面であり、第2方向Yに垂直である。第2反射シート規制面83に、導光板3の厚み方向他表面側に配置される反射シート体5が当接することによって、第2方向他方Y2への反射シート体5の移動が規制される。
長辺側第1枠体部分14は、第3方向他方Z2に第2背後側端面84を有する。第2背後側端面84は、平面であり、第3方向Zに垂直である。第2反射シート支持面82と、第2背後側端面84との距離L6は、反射シート体5の厚みに等しく選ばれる。第1背後側端面54と第2背後側端面84とは、略同一仮想平面に含まれる。
第4凹所85は、長辺側第2枠体部分15の内側突出部19Bの第2方向Yの一端部19Byaで、第3方向Zの一端部19Bzaに形成される。第5および第6凹所86,87は、長辺側第2枠体部分15の内側突出部19Bの第2方向Yの一端部19Byaで、第3方向Zの他端部19Bzbに形成される。
前述した第2テープ貼り付け面59が、第2支持面58に対して傾斜する所定の角度θ2は、たとえば5度(°)〜45度(°)に選ばれ、第11位置決め側面71の第3方向Zの寸法をT4とし、光学シート体4の厚みをT2とすると、T4=(T2+所定の厚みT3)に選ばれる。前記所定の厚みT3は前述したとおりである。前記所定の角度θ2を前記範囲とすることによって、光学シート体4の位置ずれを防止するために、第2テープ貼り付け面59の第2方向Yの寸法を可及的小さくして、かつ後述するテープ体55を第2支持面58および第2テープ貼り付け面59にわたって密着させて貼り付けることができる。
再び図1〜図3を参照して説明する。短辺側第1枠体部分16は、その第1方向Xの一端部16xaに、第1方向一方X1に突出する位置決め枠体20が一体的に形成される。位置決め枠体20には、第3方向Zに貫通する貫通孔88が形成されている。この貫通孔88をたとえば、たとえばホルダ1が搭載される電子機器の筐体および筐体の内部空間に配置される基板などに設けられる突部に嵌合させることによって、筐体および基板などに対して保持装置を位置決めすることができる。位置決め枠体20の第1方向Xの一端部20xaには、第1方向一方X1に突出する第2位置決め突部12が一体的に形成される。第2位置決め突部12は、短辺側第1枠体部分16の第2方向Yの中央に形成される。
短辺側第1枠体部分16は、第3および第4突出壁面91,92と、第3支持面93と、第21および第22内側壁面95とを有する。第3突出壁面91は、短辺側第1枠体部分16の第2方向一方Y1寄りに形成され、第1方向Xに垂直であって、第1突出壁面25に連なる。第3突出壁面91は、平面である。第4突出壁面92は、短辺側第1枠体部分16の第2方向一方Y2寄りに形成され、第1方向Xに垂直であって、第2突出壁面57に連なる。第4突出壁面92は、平面である。第3および第4突出壁面91,92は、略同一仮想平面に含まれる。短辺側第1枠体部分16の内側突出部19の第2方向Yの中間部は、第3および第4突出壁面91,92よりも第1方向一方X1に退避して形成される。保持される導光板3が、第3および第4突出壁面91,92に当接することによって、導光板3の第1方向一方X1への移動を規制することができる。
第3支持面93は、平面であり、第3方向Zに垂直であって、第3および第4突出壁面92の第3方向Zの一端から、第1方向一方X1に延び、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bの周縁部28を支持する。第3支持面93は、第1支持面26および第2支持面58に連なる。第1〜第3支持面26,58,93は、略同一仮想平面に含まれる。
第21内側壁面94は、短辺側第1枠体部分16の第2方向Yの一端部16ya寄りに形成され、第3支持面93に連なる。第21内側壁面94は、平面であり、第1方向Xに垂直である。
第22内側壁面95は、短辺側第1枠体部分16の第2方向Yの他端部16yb寄りに形成され、第3支持面93に連なる。第22内側壁面95は、平面であり、第1方向Xに垂直である。第21および第22内側壁面94,95は、略同一仮想平面に含まれる。第21および第22内側壁面94,95に、液晶表示素子2の側面が当接することによって、液晶表示素子2の第1方向Xの一方への移動を規制することができる。短辺側第1枠体部分16の外周壁部18の第2方向Yの中央部と、両端部とは、第21および第22内側壁面95よりも第1方向一方X1に退避して形成される。これによって、液晶表示素子2を保持したときに、液晶表示素子2の角部ではなく、側部の中間部を側方から支持することができるので、前記角部の欠けを防止することができる。また平面を当接させて液晶表示素子2を保持することによって、液晶表示素子2を安定して保持することができる。
短辺側第1枠体部分16は、さらに第3方向一方Z1に第3表示側端面96を有する。第3表示側端面96は、平面であり、第3方向Zに垂直である。前記第21および第22内側壁面94,95は、第3表示側端面96に連なる。第1〜第3表示側端面51,81,96は、略同一仮想平面に含まれる。
短辺側第1枠体部分16は、さらに反射シート体5を支持する第3反射シート支持面97と、第3反射シート規制面98とを有する。第3反射シート支持面97は、平面であり、第3および第4突出壁面92の第3方向Zの他端から第1方向一方X1に連なる。第3反射シート支持面97は、第3方向Zに垂直である。第3反射シート支持面97と、第3支持面93との距離は、導光板3の厚みと略等しく選ばれる。第1〜第3反射シート支持面52,82,97は、略同一仮想平面に含まれる。
第3反射シート規制面98は、第3反射シート支持面97の第1方向Xの一端から、第3方向他方Z2に連なる。第3反射シート規制面98は平面であり、第1方向Xに垂直である。第3反射シート規制面98に、導光板3の厚み方向他表面側に配置される反射シート体5が当接することによって、第1方向一方X1への反射シート体5の移動が規制される。
短辺側第1枠体部分14は、さらに第3方向他方Z2に第3背後側端面99を有する。第3背後側端面99は、平面であり、第3方向Zに垂直である。第3反射シート支持面97と、第3背後側端面99との距離は、反射シート体5の厚みに等しく選ばれる。第1〜第3背後側端面54,84,99は、略同一仮想平面に含まれる。
短辺側第2枠体部分17の第2方向一方Y1寄りには、第3位置決め突部13が第1方向他方X2に突出して、一体的に形成される。
短辺側第2枠体部分17の第3方向Zの他端部17zbには、ホルダ1に導光板3を保持させたときに、この導光板3の側部の端面に、たとえば発光ダイオード(Light
Emitting Diode:略称LED)および冷陰極線管などの光源からの照明光を入射させるための導光凹所108が形成される。導光凹所108は、第2方向Yに所定の間隔をあけて形成される。またホルダ1に液晶表示素子2を保持させたときに、液晶表示素子2に接続されるフレキシブルプリント配線基板100の引き出すために、この液晶表示素子2の側面に臨む短辺側第2枠体部分17の外周壁部18の一部は切り欠かれている。
短辺側第2枠体部分17は、第5突出壁面101と、第4支持面102と、第31および第32内側壁面103,104とを有する。
第5突出壁面101は、平面であって、短辺側第2枠体部分17の内側突出部19Dの第3方向Zの他端部19Dzbに形成され、第3方向Zに垂直である。第5突出壁面101には、ホルダ1に導光板3を保持させたときに、この導光板3の厚み方向一表面、すなわち第3方向Zの一表面の周縁部が当接する。第5突出壁面101は、第1〜第3反射シート支持面52,82,97よりも第3方向一方Z1に退避して形成される。第5突出壁面101に導光板3が当接することによって、導光板3の第3方向一方Z1への移動を規制することができる。
短辺側第1支持部16の内側突出部19Dの第3方向Zの一端部16zaには、第4支持面102が形成される。第4支持面102は、平面であり、第3方向Zに垂直であって、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bの周縁部28を支持する。
第31内側壁面103は、短辺側第2枠体部分17の第2方向Yの一端部17ya寄りに形成され、第4支持面102に連なる。第31内側壁面103は、平面であり、第1方向Xに垂直である。
第32内側壁面104は、短辺側第2枠体部分17の第2方向Yの他端部17yb寄りに形成され、第4支持面102に連なる。第32内側壁面104は、平面であり、第1方向Xに垂直である。第31および第32内側壁面104は、略同一仮想平面に含まれる。ホルダ1に液晶表示素子2を保持させたときに、第31および第32内側壁面103,104に、液晶表示素子2の側面が当接することによって、液晶表示素子2の第1方向他方X2への移動を規制することができる。短辺側第2枠体部分17の外周壁部18両端部は、第31および第32内側壁面104よりも第1方向他方X2に退避して形成される。これによって、液晶表示素子2を保持したときに、液晶表示素子2の角部ではなく、側部の中間部を側方から支持することができるので、前記角部の欠けを防止することができる。また平面を当接させて液晶表示素子2を保持することによって、液晶表示素子2を安定して保持することができる。
図12は、短辺側第2枠部分17の一部を第3方向他方側から見て示す斜視図である。短辺側第2枠体部分17は、第3方向Zの他端部17zbに、第2方向Yに延びる支持部本体部分105と、支持本体部分105から第2方向Yに間隔をあけて内側に突出する仕切り部106とを有する。仕切り部106は、直方体形状であって、内方側の端面107は、略同一仮想平面上に形成され、ホルダ1の導光板3を保持させたときに、導光板3の側面に当接する。各仕切り部106および支持部本体部分105によって囲まれる領域が導光凹所108である。前記内方側の端面107は、第1方向Xに垂直であり、第5突出壁面105に連なる。
図13は、図2の切断面線XIII−XIIIから見た切断端面図である。第1係合片7は、長辺側第1枠体部分14の第3方向Zの一端部14zaから第2方向一方Y1に突出し延び、さらに第3方向他方Z2に屈曲する。第1係合片7の遊端部109には、第2方向他方Y2に突出する爪部が形成される。第1係合片7の遊端部109は、枠体6の第3方向Zの端部よりも、第3方向一方Z2に延びる。第1係合片7は、第2方向Yに弾性変形によって変位可能であり、たとえばホルダ1が搭載される電子機器の筐体および筐体の内部空間に配置される基板などに設けられる係合部111の係合孔112に係合して係止される。第2〜第4係合片8〜10は、第1係合片7と同様な形状である。このような第1〜第4係合片7〜10を有することによって、ホルダ1が搭載される携帯電話装置などの電子機器への着脱が容易となる。第1〜第4係合片7〜10の第2方向Yに延びる部分には、第3方向Zに貫通する孔が形成されている。
図14は、導光板3を示す正面図である。導光板3は、略矩形板形状を有する。導光板3は、矩形板形状を有する導光板本体115と、導光板本体115の長手方向に延びる一側部115Aから突出し、前述したホルダ1の第1〜第3凹所22〜24にそれぞれ嵌合される第1〜第3導光板突部116〜118と、導光板本体115の長手方向に延びる他側部115Bから突出し、前述したホルダ1の第4〜第6凹所85〜87にそれぞれ嵌合される第4〜第6導光板突部119〜121を有する。第1および第4導光板突部116,119は、導光板3の厚み方向一端部3aに形成され、第2、第3、第5および第6導光板突部117,118,120,121は、導光板3の厚み方向他端部3bに形成される。また第1〜第6導光板突出部116〜121を除く導光板本体115の短手方向の寸法L7は、第2方向Yにおける第1突出壁面25と第2突出壁面58との間の距離L8と略等しく選ばれる。また導光板3の長手方向の寸法L9は、第1方向Xにおける、第3および第4突出壁面92と仕切り部106の内方側の端面107との間の距離L10と略等しく選ばれる。
導光板3は、長手方向の端面から入射する光源からの照明光を、厚み方向一表面3Aおよび他端面3Bとの間で繰り返し反射させて伝搬し、この厚み方向一表面3Aおよび他表面3Bにおける反射の際に、臨界角以下の成分を一表面3Aおよび他表面3Bより出射する。導光板3は、他表面3Bが部分的に粗面に形成され、この粗面によって内部を伝搬する照明光が散乱されて、一表面3A側からの出射が促される。導光板3は、単位面積あたりの粗面の面積が調整され、これによって一表面3A側に出射される照明光の光量分布が均一化される。
図15は、光学シート体4の平面図である。光学シート体4は、略矩形板形状を有する。
本実施の形態では、光学シート体4は、複数枚、具体的には3枚のシート体が積層されている。3枚のシート体は、厚みが異なるが、その他の形状は等しい。光学シート体4の周縁部129には、略矩形板状の第1シート体突部124および第2シート体突部125が形成される。第1シート体突部124は、矩形板形状のシート体本体126の長手方向に延びる一側部の、長手方向一端部127から外方に突出し、第2シート体突部125は、矩形板形状のシート体本体126の長手方向に延びる他側部の長手方向他端部128寄りで外方に突出する。
前記光学シート体4は、拡散シート体131、第1および第2集光シート体132,233を含む。拡散シート体131は、光拡散性を有するポリエチレンテレフタレート樹脂(PolyEthylene Terephthalate resin:略称PET)によって形成され、導光板3から出射される照明光を散乱させることによって、導光板3の裏面に形成された粗面、および導光板3のエッジなどを知覚困難にする。第1および第2集光シート体132,133は、プリズムシートであって、拡散シート体131を透過した透過光の指向性を補正する。第1および第2集光シート体132,133は、たとえばポリカーボネートによって形成される。第1および第2集光シート体132,133は、厚み方向一表面に、プリズム面が形成されてなる。このプリズム面は、一方向に延びる断面三角形形状の突起が繰り返されることによって形成され、第1集光シート体132では突起が、短手方向に延びるように、また第2集光シート体133では突起が短手方向と直交する長手方向に延びるように形成される。ここでは光学シート体4は、2つの第1および第2集光シート体132,133を含むが、これら2つの集光シートの機能を有する1つの集光シートを含む構成としてもよい。
拡散シート体131の厚みは、たとえば30μm〜100μmに選ばれ、第1集光シート体132の厚みは、たとえば30μm〜200μmに選ばれ、第2集光シート体の厚み133は、たとえば30μm〜200μmに選ばれる。
第1シート突出部124の長手方向の寸法L11は、第1方向Xにおける、第2および第3位置決め側面42,43と第5および第6位置決め側面45,46との間の距離L12よりもわずかに小さく形成される。第1シート突出部124の短手方向の寸法L13は、第2方向Yにおける、第1位置決め側面41と第1突出壁面25との間の距離L14よりもわずかに大きく形成される。
第2シート突出部の長手方向の寸法L15は、第1方向Xにおける第12および第13位置決め側面72,73と第15および第16位置決め側面75,76との間の距離L16よりもわずかに小さく形成される。第2シート突出部125の短手方向の寸法L17は、第2方向Yにおける、第1位置決め側面71と第2突出壁面58との間の距離L18よりもわずかに大きく形成される。
光学シート体本体126は、液晶表示素子2の表示領域134(図16参照)よりもわずかに大きく形成され、光学シート体4の長手方向の寸法L19および短手方向の寸法L20は、液晶表示素子2の表示領域134の長手方向の寸法L21および短手方向の寸法L22に対して、それぞれ0.6〜1.0ミリメートル以内の寸法差で形成される。
前述したホルダ1は、耐熱性および耐候性を有する合成樹脂材料、たとえばアクロニトリル・ブタジエン・スチレン(略称ABS)およびポリカーボネートなどによって形成される。このような合成樹脂材料によって、ホルダ1を形成することによって、ホルダ1を形成するときの寸法誤さを可及的低減することができ、また液晶表示素子2および光源からの光によってホルダ1の温度が上昇しても、ホルダ1は液晶表示素子2を精度よく保持することができる。前述した第1〜第4支持面26,57,93,102が形成される領域が支持領域であり、各支持面の外方に形成される領域が外側領域である。またホルダ1は、白色の樹脂材料によって形成される。これによって、導光板3からの光を反射して、光の利用効率を高めることができる。
図16は、導光板3、光学シート体4、液晶表示素子2および反射シート体5を、ホルダ1に取り付けた状態を示す正面図であり、図17は図16の切断面線XVII−XVIIから見た切断端面図であり、図18は図16の切断面線XVIII−XVIIIから見た切断端面図である。また図19は、図17において第1位置決め凹所21付近を拡大して示す拡大切断端面図である。また図20は、図18において第1位置決め凹所21付近を拡大して示す拡大切断端面図である。図21は、テープ体55の貼り付け領域を示す正面図である。なお図16において、斜線部は、液晶表示素子2の表示領域134を示している。液晶表示素子2には、この液晶表示素子2の画素電極に信号を与えるための配線が形成されるフレキシブルプリント配線基板100が接続されている。フレキシブルプリント配線基板100は、短辺側第2枠体部分17の外周壁部18Dに形成される切欠き201からホルダ1の外方に延びる。
導光板3、光学シート体4、液晶表示素子2および反射シート体5をホルダ1に取り付ける製造工程では、まず前記導光板3を、第3方向他方Z3側からホルダ1に取り付け、導光板3の第1〜第6導光板突出部116〜121を第1〜第6凹所22〜24,85〜87に嵌合させる。これによって、導光板3がホルダ1に保持される。導光板3を保持した状態で、導光板3の厚み方向一表面3Aと第1および第2位置決め底面35,65とは略同一仮想平面に含まれる。次にホルダ1の第3方向一方Z1側から、導光板3の厚み方向一表面3A、すなわち第3方向一方Z1の表面に光学シート体4を積層する。これによって、光学シート体4の第1シート突出部124が第1位置決め凹所21に嵌合され、光学シート体4の第2シート突出部125が第2位置決め凹所56に嵌合されて、光学シート体4が位置決めされる。
次に、光学シート体4の周縁部と、ホルダ1とを、遮光性を有し接着性を有するテープ体55によって固定する。テープ体55は、光学シート体4と、ホルダ1との間隙を覆うように接着される。テープ体55は、その内周部136が、図21に示すように光学シート体本体126の周縁部141の所定の領域を覆うように接着され、その外周部137は、第1〜第4支持面26,57,93,102および第1および第2テープ体張り付け面27,59に接着される。
テープ体55は、枠状に形成される。テープ体55は、所定の厚みT5を有する。前記所定の厚みT5は、たとえば50〜80マイクロメートル(μm)である。テープ体55は、たとえばシート状基材の厚み方向の両面に接着材料を接着して形成される。第1〜第4支持面26,57,93,102に接着されるテープ体55の厚みは均一である。
またテープ体55の内周端間の長手方向の寸法L23および短手方向の寸法L24は、前述した表示領域134の長手方向の寸法L21および短手方向の寸法L22と略等しく選ばれる。これによって、拡散シート体131からの光を、液晶表示素子2の表示領域134に効率よく入射させることができる。
テープ体55は、光学シート体4に接着される面側から入射する光を反射するように構成される。たとえばテープ体55のテープ基材の光学シート体4に貼り付ける側を白色にする。これによって、導光板3から光学シート体に入射する光を、導光板3に反射して再び導光板3に入射させることができるので、光の利用効率をさらに向上させることができる。
またテープ体55の基材の光学シート体4とは反対側の面を、たとえば黒色にする。これによって表示領域より外で光が反射してしまうことが防止され、表示特性を向上させることができる。
光学シート体4の位置ずれが発生すると、テープ体55を貼り直す必要があり、このため作業時間が長くなってしまい、また光学シート体4が位置ずれした状態で組み立ててしまうと、表示特性が劣化してしまうと言う問題があるが、ホルダ1には、前述したように第1および第2位置決め凹所56を形成されるので、光学シート体4をホルダ1に固定するためにテープ体55を貼るときに、光学シート体4の厚みT2に対して、わずかでも第2および第5位置決め側面42,45ならびに第12および第15位置決め側面72,75に第1および第2シート体突部124,125が引っ掛かれば光学シート体4の位置ずれを防止することができる。テープ体55を貼るときに、光学シート体4を押えると、光学シート体4の反りなどによって、第1および第2位置決め凹所56から外れてしまう頻度を少なくすることができ、光学シート体4が位置ずれした状態で、製造されてしまう割合が低減され、製造工程において歩留まりを向上させることができ、生産性を向上させることができる。また第1テープ貼り付け面27および第2テープ貼り付け面59を前述のように形成することによって、光学シート体4を貼り付けたときに、第1支持面26と第1テープ取り付け面27とが連なる部分、および第2支持面58と第2テープ取り付け面59とが連なる部分においても、テープ体55をホルダ1に密着させることができ、この部分からの光の漏れを確実に防止することができるとともに、テープ体55の取り付け強度を確保することができる。
また本実施の形態では、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bと光学シート体4とを可及的近接して配置することができ、テープ体55によって光学シート体4をホルダ1に固定すると、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bの周縁部28は、テープ体55に第1〜第4支持面26,58,93,102の内周面側の端面から幅W1の領域で周方向のほぼ全周にわたって重なる。これによって第3方向Zにおける液晶表示素子2と光学シートとの距離L25は、テープ体55の厚みT5とほぼ等しくすることができる。したがって、液晶表示素子2の厚み方向の他表面2Bを、光学シート体4に可及的近接して配置することができる。液晶表示素子2と光学シート体との距離が離反すると、熱膨張などによって光学シート体4が撓んで、液晶表示素子側に浮き上がってしまい、たとえばモアレが発生して表示特性が劣化するが、光学シート体に可及的近接して配置することで、光学シート体が浮き上がりを防止することができるので、このような表示特性の劣化を防止することができる。
第1および第2位置決め凹所56を、液晶表示素子2の対角線方向に離反して形成するので、第1および第2位置決め凹所56が相互に可及的離反して形成される。これによって光学シート体4の厚み方向に平行な軸線まわりの捩じれによって、第1および第2位置決め凹所56に嵌合される光学シート体4の第1および第2シート係合部にかかる負荷を可及的低減することができるので、第1および第2位置決め凹所56から光学シート体4の一部が外れてしまうことが防止され、光学シート体4の位置ずれを効率よく防止することができる。
次に、液晶表示素子2をホルダ1の第3方向一方Z1側から、第1〜第4支持面26,57,93,102積層される光学シート体4に積層する。液晶表示素子2の第3方向他方Z2の表面2Bの周縁部28は、テープ体55を介して第1〜第4支持面26,57,93,102に支持されて、固定される。液晶表示素子2は、前述した第1〜第4支持面26,57,93,102に垂直な方向への移動が規制され、導光板3および光学シート体4との相対的な位置関係が維持される。
次に、ホルダ1の第3方向他方Z2側から、反射シート体5をホルダ1に取り付ける。第1および第2反射シート支持面52,82に両面テープ202を貼り付けて反射シート体を固定する。反射シート体5は、照明光を乱反射および正反射するシート材料によって形成され、導光板3の他表面3B側に漏れ出す照明光を反射して導光板3に再入射させ。これによって、照明光の利用効率を向上させることができる。反射シート体5は、導光板3の第3方向他方X2の表面3Bに当接して、この表面を覆う。
携帯型電話装置などの電子機器に用いられる小形の液晶表示素子を保持する保持装置では、部品をできるだけ小さく形成し、これらを精密に組み上げることによって小形化を図っている。このような小形の電子機器に用いられる保持装置では、簡単な構成で、精度よく組み立てが可能なホルダが臨まれている。本発明では、第1および第2位置決め凹所21,56を形成するという従来の液晶表示装置のホルダと比較しても比較的簡単な構成で、光学シート体4の位置ずれを効果的に防止することができる。また前述した構成によって、組み立てられた組立体を電子機器などに搭載したときに、たとえば電子機器に不所望な衝撃が与えられたとしても、光学シート体4の液晶表示素子2および導光板3に対する相対的な位置がずれてしまうことが防止される。
本実施の形態では、ホルダには2つの位置決め凹所を形成しているが、本発明の他実施の形態において、ホルダには1つの位置決め凹所が形成されていてもよく、また3つ以上の位置決め凹所が形成されていてもよい。この場合であっても、同様に、シート体の位置ずれを防止することができる。
本実施の形態では、テープ体55によって光学シート体4をホルダ1に固定しているが、本発明の他の実施の形態において、光学シート体4は、たとえばホルダ1に形成される爪部によってホルダに固定してもよい。この場合、組み立てるときに、テープ体55を貼る工程がなくなるので、組み立ての工程数が減り、このため生産性を向上させることができる。
また本実施の形態では、第1および第2テープ貼り付け面59は、平面によって形成されるが、本発明の実施の他の形態において、第1および第2テープ貼り付け面59は、曲面によって形成されてもよい。この場合、内方に凸の曲面であることが望ましい。このように第1および第2テープ貼り付け面27,59を形成すると、第1および第2支持面58に連なって第1および第2テープ貼り付け面27,59に、テープ体55を密着させることができるので、光学シート体4の密着強度を向上させ、さらに光の漏れをより効果的に防止することができる。
また本発明のさらに他の実施の形態において、前述したホルダ1が有する各面は、必ずしも平面である必要はない。またホルダの構成は、本発明を逸脱しない範囲で、変更することができる。