JP2012212527A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源から出射される光の利用効率の向上等を図る。
【解決手段】 バックシャーシを有する筐体と、筐体の内部に配置されたディスプレイと、ディスプレイの背面側に配置され外周面の少なくとも一部が光を入射する入射面として形成された導光板と、導光板の側方において導光板の入射面に対向して配置された光源を有すると共にバックシャーシに対して導光板の厚み方向に直交する方向において移動可能とされた光源ユニットと、光源ユニットが取り付けられ光源の駆動時に発生する熱を放出する放熱部材と、光源ユニットを導光板の入射面に近付く方向へ付勢するクッションとを設けた。
【選択図】 図4

Description

本技術は、表示装置についての技術分野に関する。詳しくは、導光板の入射面に近付く方向へ光源ユニットを付勢して光源から出射される光の利用効率の向上等を図る技術分野に関する。
テレビジョン受像器やパーソナルコンピューター等の表示装置には、画像を表示するディスプレイとして、例えば、液晶パネルが用いられている。ディスプレイは複数のシャーシによって構成された筐体の内部に配置されている。
液晶パネルは自発光型のディスプレイではないため、上記のような表示装置においては、液晶パネルに対して背面側からバックライトとしての光を照射するように構成されている。従って、液晶ディスプレイ等の自発光型のディスプレイを有しない表示装置にあっては、ディスプレイに背面側から光を照射するバックライトとして機能する光源を有する光源ユニットが配置されている。
光源ユニットの光源としては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。
このようなバックライトとして機能する光源を有する表示装置には、ディスプレイの背面側に配置された導光板の側方に光源が配置され光源から出射された光を導光板によって所定の方向へ導いてディスプレイへ向けて照射する所謂サイドエッジ型と称されるタイプがある(例えば、特許文献1参照)。また、バックライトとして機能する光源を有する表示装置には、ディスプレイの背面側に光源が配置され光源から出射された光をディスプレイへ向けて照射する所謂直下型と称されるタイプもある。
サイドエッジ型の表示装置は、光源が導光板の側方に配置されるため、表示装置の薄型化を図ることができる。
このようなサイドエッジ型の表示装置においては、各光源が導光板の外周面(入射面)に側方から対向して位置されている。光源の駆動時(発光時)には光源やその駆動基板が発熱するため、光源ユニットがヒートスプレッダー等の放熱部材に取り付けられた状態で配置され、光源ユニットにおいて発生する熱が放熱部材を介して筐体を構成するシャーシ、例えば、バックシャーシに伝達されて外部へ放出されるように構成されている。
放熱部材はシャーシに対してネジ止め等によって取り付けられており、導光板はカシメピンなどを介してシャーシと位置決めがされている。
上記のように構成された表示装置においては、光源駆動時に発生する熱による筺体内部の温度上昇や、環境温度の上昇、吸湿などにより、特に、導光板が厚み方向と直交する方向に膨張される。
導光板の膨張が生じると、導光板の側方に配置された光源に導光板が接触して光源が損傷したり光源の駆動不良等が生じるおそれや、光源の熱による導光板の破損のおそれがあるため、導光板の側面(入射面)と光源の間には予め導光板の膨張を考慮した所定の隙間が形成されている。また、この隙間は、表示装置に外部からの衝撃が付与されたときに、導光板の側面と光源が接触して光源の破損が生じないようにするためにも必要である。
特開2010−60862号公報
ところが、導光板の入射面と光源の間には、上記したように、導光板の膨張等を考慮した所定の隙間が形成されているため、導光板の入射面と光源の距離が大きく、光源から出射された光の入射面に対する入射効率が低く、光の利用効率が低いと言う問題がある。
そこで、本技術表示装置は、上記した課題を解決し、光源から出射される光の利用効率の向上等を図ることを課題とする。
表示装置は、上記した課題を解決するために、少なくとも一つのシャーシによって構成された筐体と、前記筐体の内部に配置されたディスプレイと、前記ディスプレイの背面側に配置され外周面の少なくとも一部が光を入射する入射面として形成された導光板と、前記導光板の側方において前記導光板の入射面に対向して配置された光源を有すると共に前記シャーシに対して前記導光板の厚み方向に直交する方向において移動可能とされた光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出する放熱部材と、前記光源ユニットを前記導光板の入射面に近付く方向へ付勢する付勢部とを備えたものである。
従って、表示装置にあっては、導光板に膨張又は伸縮が生じた場合においても、導光板の入射面と光源の距離が一定に保たれる。
上記した表示装置においては、前記放熱部材に前記光源ユニットが取り付けられ、前記放熱部材が前記光源ユニットとともに付勢されることが望ましい。
放熱部材に光源ユニットが取り付けられ、放熱部材が光源ユニットとともに付勢されることにより、常に放熱部材と光源ユニットが結合された状態とされる。
上記した表示装置においては、前記導光板の入射面に突き当てられ前記入射面と前記光源の距離を一定に保持するストッパーが設けられることが望ましい。
導光板の入射面に突き当てられ入射面と光源の距離を一定に保持するストッパーが設けられることにより、ストッパーによって導光板の入射面と光源が非接触の状態とされる。
上記した表示装置においては、前記光源ユニットと前記導光板の入射面との間に前記ストッパーとして用いられるスペーサーを配置することが望ましい。
光源ユニットと導光板の入射面との間にストッパーとして用いられるスペーサーを配置することにより、スペーサーが導光板の入射面に突き当てられて入射面と光源の距離が一定に保持される。
上記した表示装置においては、前記ストッパーが前記放熱部材に一体に形成されることが望ましい。
ストッパーが放熱部材に一体に形成されることにより、放熱部材とは別部品のストッパーが不要となる。
上記した表示装置においては、前記シャーシに前記付勢部として用いられるコイルバネが取り付けられることが望ましい。
シャーシに付勢部として用いられるコイルバネが取り付けられることにより、コイルバネによって光源ユニットが導光板の入射面に近付く方向へ付勢される。
上記した表示装置においては、前記シャーシに前記付勢部として用いられるクッションが配置されることが望ましい。
シャーシに付勢部として用いられるクッションが配置されることにより、クッションによって光源ユニットが導光板の入射面に近付く方向へ付勢される。
上記した表示装置においては、前記シャーシの一部を切り起こして前記付勢部として用いられる板バネ部を設けることが望ましい。
シャーシの一部を切り起こして付勢部として用いられる板バネ部を設けることにより、板バネ部によって光源ユニットが導光板の入射面に近付く方向へ付勢される。
上記した表示装置においては、前記放熱部材に配置用切欠が形成され、前記配置用切欠に前記付勢部が配置されることが望ましい。
放熱部材に配置用切欠が形成され、配置用切欠に付勢部が配置されることにより、付勢部が放熱部材の外側に配置されない。
上記した表示装置においては、前記シャーシに前記導光板の厚み方向に突出された取付突部が設けられ、前記取付突部が前記配置用切欠に位置され、前記付勢部が前記取付突部に取り付けられることが望ましい。
シャーシに導光板の厚み方向に突出された取付突部が設けられ、取付突部が配置用切欠に位置され、付勢部が取付突部に取り付けられることにより、付勢部が配置用切欠において取付突部に取り付けられる。
上記した表示装置においては、前記放熱部材に前記導光板の厚み方向における前記シャーシからの浮き上がりを規制する押さえ部材が取り付けられることが望ましい。
放熱部材に導光板の厚み方向におけるシャーシからの浮き上がりを規制する押さえ部材が取り付けられることにより、放熱部材に取り付けられた押さえ部材によって導光板がシャーシ側へ押さえられる。
上記した表示装置においては、前記押さえ部材の一部に前記光源から出射された光を反射して前記導光板に入射させる反射面が形成されることが望ましい。
押さえ部材の一部に光源から出射された光を反射して導光板に入射させる反射面が形成されることにより、光源から出射され反射面に入射された光が反射面で反射されて導光板に入射される。
上記した表示装置においては、前記導光板の外周部が前記押さえ部材によって押さえられるようにすることが望ましい。
導光板の外周部が押さえ部材によって押さえられるようにすることにより、放熱部材に取り付けられた押さえ部材によって導光板の外周部がシャーシ側へ押さえられる。
上記した表示装置においては、前記放熱部材と前記押さえ部材が一体に形成されることが望ましい。
放熱部材と押さえ部材が一体に形成されることにより、放熱部材とは別部品の押さえ部材が不要となる。
本技術表示装置は、少なくとも一つのシャーシによって構成された筐体と、前記筐体の内部に配置されたディスプレイと、前記ディスプレイの背面側に配置され外周面の少なくとも一部が光を入射する入射面として形成された導光板と、前記導光板の側方において前記導光板の入射面に対向して配置された光源を有すると共に前記シャーシに対して前記導光板の厚み方向に直交する方向において移動可能とされた光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出する放熱部材と、前記光源ユニットを前記導光板の入射面に近付く方向へ付勢する付勢部とを備えている。
従って、光源と入射面の距離を近付けることができ、光源から導光板10に入射される光量が増加するため、光源から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載した技術にあっては、前記放熱部材に前記光源ユニットが取り付けられ、前記放熱部材が前記光源ユニットとともに付勢されている。
従って、光源ユニットにおいて発生する熱が常に放熱部材に伝導され、簡易な構成で良好な放熱性を確保することができる。
請求項3に記載した技術にあっては、前記導光板の入射面に突き当てられ前記入射面と前記光源の距離を一定に保持するストッパーが設けられている。
従って、ストッパーによって光源と導光板の入射面との間に一定の隙間が形成され、光の高い利用効率を確保した上で導光板の溶融を防止することができる。
請求項4に記載した技術にあっては、前記光源ユニットと前記導光板の入射面との間に前記ストッパーとして用いられるスペーサーを配置している。
従って、ストッパーの構成の簡素化を図ることができると共に光源と導光板の入射面との間の隙間を所望の寸法に簡易に設定することができる。
請求項5に記載した技術にあっては、前記ストッパーが前記放熱部材に一体に形成されている。
従って、部品点数の削減を図ることができる。
請求項6に記載した技術にあっては、前記シャーシに前記付勢部として用いられるコイルバネが取り付けられている。
従って、コイルバネが簡素な構造であるため、構造の複雑化を来たすことなく光源から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項7に記載した技術にあっては、前記シャーシに前記付勢部として用いられるクッションが配置されている。
従って、付勢部の構造が簡素な構造になるため、構造の複雑化を来たすことなく光源から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項8に記載した技術にあっては、前記シャーシの一部を切り起こして前記付勢部として用いられる板バネ部を設けている。
従って、付勢部の構成の簡素化及び部品点数の削減を図ることができる。
請求項9に記載した技術にあっては、前記放熱部材に配置用切欠が形成され、前記配置用切欠に前記付勢部が配置されている。
従って、付勢部が放熱部材の外側に配置されないため、付勢部の配置スペースの有効活用を図ることができ、その分、表示装置の小型化を図ることができる。
請求項10に記載した技術にあっては、前記シャーシに前記導光板の厚み方向に突出された取付突部が設けられ、前記取付突部が前記配置用切欠に位置され、前記付勢部が前記取付突部に取り付けられている。
従って、付勢部の取付が簡単になり、スペース効率の向上を図った上で付勢部の取付作業を容易に行うことができる。
請求項11に記載した技術にあっては、前記放熱部材に前記導光板の厚み方向における前記シャーシからの浮き上がりを規制する押さえ部材が取り付けられている。
従って、導光板のバックシャーシからの浮き上がりを防止して光の高い利用効率を確保することができる。
請求項12に記載した技術にあっては、前記押さえ部材の一部に前記光源から出射された光を反射して前記導光板に入射させる反射面が形成されている。
従って、部品点数の増加を伴うことなく光源から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項13に記載した技術にあっては、前記導光板の外周部が前記押さえ部材によって押さえられるようにしている。
従って、導光板のバックシャーシからの浮き上がりを確実に防止することができる。
請求項14に記載した技術にあっては、前記放熱部材と前記押さえ部材が一体に形成されている。
従って、部品点数の削減による表示装置の製造コストの低減を図ることができる。
以下に、本技術表示装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本技術表示装置を、液晶パネルに画像を表示するテレビジョン受像器に適用したものである。
尚、本技術の適用範囲は液晶パネルを有するテレビジョン受像器に限られることはなく、導光板とバックライトとして機能する光源とを有し自発光型でないディスプレイが設けられた他の各種のテレビジョン受像器やパーソナルコンピューター等に用いられるモニター等の各種の表示装置に広く適用することができる。
[表示装置の構成]
表示装置(テレビジョン受像器)1は筐体2と筐体2の内部に配置された各部とを有している(図1及び図2参照)。筐体2の内部の空間は内部空間2aとして形成されている。
表示装置1には、例えば、机上等の載置面に載置するためのスタンド3が設けられている。
筐体2は前後に扁平な形状に形成され、図1乃至図3に示すように、前側に位置されたフロントシャーシ4と、フロントシャーシ4の後側に位置されたバックシャーシ5と、フロントシャーシ4とバックシャーシ5の間に位置されたフレームシャーシ6とを有している。
フロントシャーシ4は透明なガラスや樹脂によって平板状に形成されている。
バックシャーシ5は放熱性の高い金属材料によって板状に形成され、フロントシャーシ4に対向した状態で位置され、フレームシャーシ6の後面に結合されている。バックシャーシ5には複数の放熱孔が形成されていてもよい。
バックシャーシ5には前方へ突出された複数の取付ボス5a、5a、・・・が設けられている(図3参照)。バックシャーシ5の上端寄りの位置と下端寄りの位置にはそれぞれ左右方向に延びる立壁部5b、5bが設けられ、立壁部5b、5bは前方へ突出されている。
フレームシャーシ6は矩形の枠状に形成され、外形がフロントシャーシ4の外形と略同じ大きさにされている。フレームシャーシ6は樹脂材料や金属材料によって形成されている。
フロントシャーシ4とフレームシャーシ6の間には枠状、もしくは帯状のスペーサーシート7が配置され、フロントシャーシ4とフレームシャーシ6はスペーサーシート7を間に挟んだ状態で結合されている。例えば、スペーサーシートには粘着性があり、スペーサーシートを介してフロントシャーシ4とフレームシャーシ6が固定されている。
筐体2の内部には画像を表示するディスプレイ(液晶パネル)8が配置されている。ディスプレイ8は、例えば、透過型のカラー液晶パネルを前後から2枚の偏光板で挟み込むことにより構成され、アクティブマトリックス方式で駆動することによりフルカラー映像を表示する。
ディスプレイ8は前面がフロントシャーシ4の後面に接した状態で筐体2の内部に配置されている。ディスプレイ8は外形がフロントシャーシ4の外形より小さくされている。ディスプレイ8の後側には、前側から順に複数の光学シート9、9、9と導光板10と反射シート11がそれぞれ接した状態で配置されている。
光学シート9、9、9は、例えば、導光板10から出射された光を拡散する機能を有している。光学シート9、9、9には、導光板10から出射される光の指向性を解消するために十分な拡散性が必要であると共に光の吸収率が低いことが必要とされている。
導光板10は、例えば、アクリル等の透明材料によって外形がディスプレイ8の外形より一回り大きい板状に形成されており、外周部10aがディスプレイ8の外周面の外側に位置するように配置されている。導光板10の厚み方向に直交する外周面のうち、例えば、上面と下面はそれぞれ光が入射される入射面10b、10bとして形成されている。導光板10の前面は光を出射する出射面10cとして形成されている。
導光板10の外周側の端部には前後に貫通された複数の取付孔、もしくは取付用の切り欠き10d、10d、・・・が形成され、取付孔10d、10d、・・・は、例えば、導光板10の上下方向における中央部や左右方向における中央部に位置されている。導光板10は取付孔10d、10d、・・・にそれぞれ取付ボス5a、5a、・・・が挿入されてバックシャーシ5に取り付けられている。
反射シート11は導光板10に入射され導光板10の後面から出射しようとする光を反射して出射面10cに導く機能を有している。
筐体2の内部空間における上端側と下端側にはそれぞれ左右方向に延びる放熱部材12、12が配置されている。
放熱部材12は前後方向を向き左右方向に延びる板状に形成されている(図3及び図4参照)。放熱部材12には外方(上方又は下方)に開口された配置用切欠13、13、・・・が左右に離隔して形成されている。配置用切欠13、13、・・・を形成する面のうち、上方又は下方を向く面はそれぞれ被押圧面13a、13a、・・・として形成されている。
放熱部材12、12にはそれぞれ内方(下方又は上方)へ突出されたストッパー12a、12a、・・・が、例えば、一体に設けられ、ストッパー12a、12a、・・・は左右に離隔して位置されている。
放熱部材12、12にはそれぞれフレームシャーシ6とバックシャーシ5が前後から接触された状態、もしくは微小な空間が空いた状態とされ、放熱部材12、12がバックシャーシ5に対してそれぞれ上下方向へ移動可能とされている。
放熱部材12、12の内面(下面又は上面)はそれぞれ取付面12b、12bとして形成され、取付面12b、12bにはそれぞれ光源ユニット14、14が取り付けられている。
光源ユニット14は左右方向に延びる駆動基板15と駆動基板15に搭載された複数の光源16、16、・・・とを有し、光源16、16、・・・は左右方向において離隔して位置されている。光源16、16、・・・としては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。光源16、16、・・・は導光板10の入射面10bに対向して位置され、両者の間の距離が、例えば、0.2mm乃至0.3mmとされている。
光源ユニット14、14は駆動基板15、15が、例えば、接着剤17、17や両面テープや取付ネジを用いて放熱部材12、12に取り付けられている。
駆動基板15、15には前後に貫通された図示しない挿通孔が左右に離隔して形成され、挿通孔にはそれぞれ放熱部材12、12に設けられたストッパー12a、12a、・・・が挿通される。ストッパー12a、12a、・・・の先端面は光源16、16、・・・の先端面より僅かに導光板10の入射面10b、10b側に位置されている。ストッパー12a、12a、・・・の先端面は導光板10の入射面10b、10bに突き当てられている。ストッパー12a、12a、・・・は、光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの間に一定の隙間を形成する機能を有している。
尚、上記には、ストッパー12a、12a、・・・が放熱部材12、12に設けられた例を示したが、ストッパーは放熱部材に設けられていなくてもよく、光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの間に一定の隙間を形成する機能を有していれば他の部材に設けられていてもよい。例えば、駆動基板15、15に上下方向へ突出されたストッパーを設けてもよく、また、導光板10に上下方向へ突出されたストッパーを設けてもよい。
また、駆動基板15、15と導光板10の入射面10b、10bとの間にシートや樹脂等のスペーサーを配置し、このスペーサーをストッパーとして用いることも可能である。
光源ユニット14、14はそれぞれ放熱部材12、12に取り付けられているため、バックシャーシ5に対して上下方向へ移動可能とされた放熱部材12、12の移動に伴って移動される。
放熱部材12、12の配置用切欠13、13、・・・にはそれぞれ付勢部として機能するクッション18、18、・・・が配置されている。
クッション18は弾性変形可能とされ、例えば、ゴム材料等によって矩形状に形成されている。クッション18は上下方向を向く各面がそれぞれ立壁部5bと被押圧面13aに接した状態で配置用切欠13に配置されている。
従って、放熱部材12、12及び光源ユニット14、14はクッション18によって導光板10の入射面10b、10bに近付く方向へ付勢される。このとき放熱部材12、12に設けられたストッパー12a、12a、・・・の先端が入射面10b、10bに突き当てられ、光源16、16、・・・と入射面10b、10bの間に一定の隙間が形成される。
[表示装置における光路]
以上のように構成された表示装置1において、光源ユニット14、14の光源16、16、・・・から光が出射されると、出射された光は入射面10b、10bから導光板10に入射され、導光板10の内部で上下方向へ導かれると共に導光板10において内面反射される。内面反射された光は導光板10の出射面10cを透過され光学シート9、9、9を介してバックライトとしてディスプレイ8に照射され、ディスプレイ8から映像光として出射される。
このとき導光板10に入射され反射シート11によって反射された光も導光板10の出射面10cを透過され光学シート9、9、9を介してバックライトとしてディスプレイ8に照射され、ディスプレイ8から映像光として出射される。
[光源の駆動時における動作]
上記のように、光源16、16、・・・から光が出射されるときには光源ユニット14、14が発熱する。光源ユニット14、14が発熱すると内部空間2a、及び、各シャーシや導光板、光学シート類の温度が上昇し、特に、導光板10が厚み方向と直交する方向へ膨張し左右方向及び上下方向における長さが長くなる。このとき放熱部材12、12は導光板10に取り付けられバックシャーシ5に対して移動可能とされているため、導光板10の上下方向における長さの変化に伴ってバックシャーシ5に対して光源ユニット14、14と一体になって上下方向へ移動される(図5参照)。従って、光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの距離が一定に保たれる。
また、光源16、16、・・・からの光の出射が停止されたときには光源ユニット14、14の発熱も停止するため、上昇していた内部空間2a、及び、各シャーシや導光板、光学シート類の温度が下降し、導光板10が厚み方向と直交する方向へ収縮され、左右方向及び上下方向における長さが短くなる。このときも放熱部材12、12は導光板10の上下方向における長さの変化に伴ってバックシャーシ5に対して上下方向へ光源ユニット14、14と一体になって移動される。従って、光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの距離が一定に保たれる。
[変形例]
以下に、付勢部の変形例について説明する。上記には、放熱部材12、12と光源ユニット14、14を導光板10の入射面10b、10b側へ付勢する付勢部として、クッション18を用いた例を示したが、クッション18に代えて以下のような付勢部を用いることも可能である。
<第1の変形例>
第1の変形例に係る付勢部として圧縮コイルバネ19を用いることが可能である(図6参照)。
圧縮コイルバネ19は放熱部材12の配置用切欠13において被押圧面13aとバックシャーシ5の立壁部5bとの間に配置されている。
<第2の変形例>
第2の変形例に係る付勢部として捩じりコイルバネ20を用いることが可能である(図7参照)。
バックシャーシ5には放熱部材12に形成された配置用切欠13に位置され前方へ突出された取付突部5cが設けられ、捩じりコイルバネ20はコイル部20aが取付突部5cに支持され一端部が放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられ他端部がバックシャーシ5の立壁部5bに押し当てられている。
<第3の変形例>
第3の変形例に係る付勢部として円環状のクッション21を用いることが可能である(図8参照)。
バックシャーシ5には放熱部材12に形成された配置用切欠13に位置され前方へ突出された取付突部5cが設けられ、クッション21の中心孔に取付突部5cが圧入されることによりクッション21が取付突部5cに取り付けられている。クッション21の外周面は放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられている。
<第4の変形例>
第4の変形例に係る付勢部として、例えば、樹脂材料によって形成されたバネ部材22を用いることが可能である(図9参照)。バネ部材22は円環状の被取付部22aと被取付部22aからそれぞれ左右に突出された基部22b、22bと基部22b、22bからそれぞれ内方(下方又は上方)へ突出されたバネ部22c、22cとから成る。バネ部22c、22cは前後方向において交互に屈曲された波状に形成されている。
バックシャーシ5には放熱部材12に形成された配置用切欠13に位置され前方へ突出された取付突部5cが設けられ、バネ部材22の被取付部22aに取付突部5cが圧入されることによりバネ部材22が取付突部5cに取り付けられている。バネ部材22のバネ部22c、22cの先端部は放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられている。
尚、上記には、バックシャーシ5の取付突部5cが放熱部材12に形成された配置用切欠13に位置された例を示したが、例えば、放熱部材12に前後に貫通された配置孔が形成され、配置孔に取付突部5cが位置されていてもよい。
バネ部材としては、例えば、以下のような形状であってもよい。
バネ部材22Aは、図10に示すように、円環状の被取付部22dと被取付部22dの外周面の周方向において離隔する位置からそれぞれ突出されたバネ部22e、22e、・・・とから成る。バネ部22e、22e、・・・はそれぞれ被取付部22dの曲率より小さい曲率を有する円弧面状に形成され、円弧方向における一端部が被取付部22dに連続されている。
バネ部材22Aは被取付部22dに取付突部5cが圧入されることによりバックシャーシ5に取り付けられる。バネ部材22Aのバネ部22e、22e、・・・の一部は放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられている。
バネ部材22Bは、図11に示すように、円環状の被取付部22fと被取付部22fの軸方向における一端部からそれぞれ突出されたバネ部22g、22g、・・・とから成る。バネ部22g、22g、・・・はそれぞれ被取付部22fの外面側において周囲に位置され周方向において等間隔に並んで設けられている。バネ部22g、22g、・・・は被取付部22fの軸方向における一端部から他端部へ行くに従って被取付部22fとの間隔が大きくなるようにされている。
バネ部材22Bは被取付部22fに取付突部5cが圧入されることによりバックシャーシ5に取り付けられる。バネ部材22Bのバネ部22g、22g、・・・の一部は放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられている。
上記のような周方向に複数のバネ部22e、22e、・・・又はバネ部22g、22g、・・・を有するバネ部材22A、22Bを付勢部として用いることにより、バネ部材22A、22Bの周方向における向きを考慮することなく取付突部5cに取り付けることができる。従って、取付作業における作業性の向上を図ることができる。
<第5の変形例>
第5の変形例に係る付勢部としてバックシャーシ5の一部が切り起こされて形成された板バネ部23を用いることが可能である(図12参照)。板バネ部23は一部が放熱部材12の被押圧面13aに押し当てられている。
このようにバックシャーシ5の一部を切り起こして付勢部として用いられる板バネ部23を設けることにより、付勢部の構成の簡素化及び部品点数の削減を図ることができる。
[まとめ]
以上に記載した通り、表示装置1にあっては、光源ユニット14、14が導光板10の入射面10b、10b側へ付勢され放熱部材12、12と光源ユニット14、14がバックシャーシ5に対して移動可能とされている。
従って、導光板10が膨張又は収縮した状態においても光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの距離が一定に保たれ、その分、光源16、16、・・・と入射面10b、10bの距離を近付けることができ、光源16、16、・・・から導光板10に入射される光量が増加する。
このように光源16、16、・・・から導光板10に入射される光量が増加するため、光源16、16、・・・から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
また、導光板10の膨張及び収縮、及び、各部材の反りなどの変形、及び、シャーシや導光板などの部品製作時の公差に拘わらず光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの距離が変化しないため、光源16、16、・・・からの導光板10への入射光量に変化が生じず、ディスプレイ8から出射される光に関して輝度ムラの抑制を図ることができる。
また、光源16、16、・・・から出射される光の利用効率の向上を図ることができるため、その分、光源16、16、・・・の数を減らしたり光量を低下させることが可能となり、部品点数の削減や製造コストの低減を図ることができる。
さらにまた、光源16、16、・・・から導光板10に入射される光量が増加して光の利用効率の向上が図られるため、その分、導光板10の厚みを薄くすることが可能であり、表示装置1の薄型化を図ることができる。
尚、光源16、16、・・・が導光板10の入射面10b、10bに接触すると、光源16、16、・・・の駆動時に発生する熱によって導光板10が溶融するおそれがあるため、光源16、16、・・・と入射面10b、10bの間には僅かな隙間が形成されていることが望ましい。
そこで、上記したように、放熱部材12、12、・・・に設けられたストッパー12a、12a、・・・、駆動基板15、15に設けられるストッパー、導光部材10に設けられるストッパー又はスペーサーによって光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの間に一定の隙間を形成している。従って、光の高い利用効率を確保した上で導光板10の溶融を防止することができる。
また、ストッパー12a、12a、・・・、駆動基板15、15に設けられるストッパー、導光部材10に設けられるストッパー又はスペーサーによって光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの間に一定の隙間を形成することにより、表示装置1に外部から衝撃が付与された状態においても光源16、16、・・・と入射面10b、10bが接触することがなく、光源16、16、・・・の損傷を防止することができる。
さらに、ストッパー12a、12a、・・・を放熱部材12、12に一体に形成することにより、部品点数の削減を図ることができる。尚、駆動基板15、15に設けられるストッパー及び導光部材10に設けられるストッパーについても、それぞれ駆動基板15、15及び導光部材10に一体に形成して部品点数の削減を図るようにすることも可能である。
さらにまた、ストッパーとしてスペーサーを用いることにより、ストッパーの構成の簡素化を図ることができると共に光源16、16、・・・と導光板10の入射面10b、10bとの間の隙間を所望の寸法に簡易に設定することができる。
また、放熱部材12、12に光源ユニット14、14が取り付けられ、放熱部材12、12が光源ユニット14、14とともに付勢部によって付勢されているため、光源ユニット14、14において発生する熱が常に放熱部材12、12に伝導され、簡易な構成で良好な放熱性を確保することができる。
尚、上記のように、バックシャーシ5に付勢部としてクッション18又はクッション21を設けることにより、付勢部の構造が簡素な構造になるため、構造の複雑化を来たすことなく光源16、16、・・・から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
また、上記した第1の変形例及び第2の変形例のように、バックシャーシ5に付勢部として圧縮コイルバネ19又は捩じりコイルバネ20が取り付けられることにより、圧縮コイルバネ19と捩じりコイルバネ20が簡素な構造であるため、構造の複雑化を来たすことなく光源16、16、・・・から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
さらに、放熱部材12に配置用切欠13が形成され配置用切欠13に付勢部が配置されることにより、付勢部が放熱部材12の外側に配置されないため、付勢部の配置スペースの有効活用を図ることができ、その分、表示装置1の小型化を図ることができる。
さらにまた、放熱部材12に形成された配置用切欠13又は配置孔に取付突部5cを位置させ、取付突部5cに付勢部を取り付けることにより、付勢部の取付が簡単になり、スペース効率の向上を図った上で付勢部の取付作業を容易に行うことができる。
[その他]
表示装置1においては、放熱部材12、12がそれぞれ導光板10の入射面10b、10bに近付く方向へ付勢されており、例えば、ストッパー12a、12a、・・・が導光板10の入射面10b、10bに接触する角度によっては、導光板10がバックシャーシ5から前方側へ浮き上がるおそれがある。また、光源16、16、・・・の駆動時に発生する熱によって導光板10に反りが発生し、導光板10がバックシャーシ5から前方側へ浮き上がるおそれもある。
このような導光板10の浮き上がりが発生すると、入射面10b、10bからの光の入射量が減少したり出射面10cからの光の出射方向が変化して光の利用効率が低下してしまう。
そこで、以下に示すように、導光板10のバックシャーシ5からの浮き上がりを規制する押さえ部材を設けることが望ましい(図13参照)。
押さえ部材24、24はそれぞれ放熱部材12、12に取り付けられている。
押さえ部材24は最も外側に位置するベース部25とベース部25の内側の端部から前方へ突出された第1の連結部26と第1の連結部26の前端部から内方へ突出された第2の連結部27と第2の連結部27の内側の端部から内方へ行くに従って後方へ傾斜するように突出された傾斜部28と傾斜部28の内側の端部から内方へ突出された押さえ部29とから成る。傾斜部28の内面は反射面28aとして形成されている。
押さえ部材24はベース部25が、例えば、両面テープ30や接着剤や取付ネジ等によって放熱部材12の前面に取り付けられている。
導光板10は外周部10aが押さえ部材24の押さえ部29によって前方から押さえられている。押さえ部材24は放熱部材12に取り付けられているため、導光板10の膨張又は収縮に伴う上下方向における長さの変化に伴って放熱部材12及び光源ユニット14と一体になってバックシャーシ5に対して上下方向へ移動される。
上記したように、放熱部材12に導光板10の前方(厚み方向)におけるバックシャーシ5からの浮き上がりを規制する押さえ部材24を取り付けることにより、導光板10のバックシャーシ5からの浮き上がりを防止して光の高い利用効率を確保することができる。
また、導光板10の外周部10aが押さえ部材24の押さえ部29によって押さえられることにより、導光板10のバックシャーシ5からの浮き上がりを確実に防止することができる。
上記には、押さえ部材24が放熱部材12とは別体で形成された例を示したが、例えば、押さえ部材24を放熱部材12の一部として放熱部材12と一体に形成することも可能である。
押さえ部材24を放熱部材12の一部として放熱部材12と一体に形成することにより、部品点数の削減による表示装置1の製造コストの低減を図ることができる。
尚、光源16、16、・・・から光が出射されるときには、光の出射角度によっては入射面10b、10bに入射されない光も存在するが、入射面10b、10bに入射されなかった光のうち押さえ部材24、24の反射面28a、28aに入射された光が反射面28a、28aで反射される。反射面28a、28aで反射された光は導光板10の内部に入射され、導光板10の内部で上下方向へ導かれる。
このように押さえ部材24、24に光源16、16、・・・から出射された光を反射して導光板10に入射させる反射面28a、28aを形成することにより、部品点数の増加を伴うことなく光源16、16、・・・から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
上記には、筐体2の内部空間2aにおける上下両端部にそれぞれ放熱部材12、12及び光源ユニット14、14が配置された例を示したが、放熱部材12、12の配置位置は内部空間2aにおける上下両端部に限られることはなく、内部空間2aにおける上端部又は下端部の一方であってもよい。
また、放熱部材12、12の配置位置は内部空間2aにおける上下両端部に限られることはなく、左右両端部若しくは左右両端部の一方、又は、上下左右の四つの端部であってもよい。
さらに、上記には、光源16、16、・・・としてLEDが用いられた例を示したが、光源16、16、・・・としては蛍光管等の他の種類であってもよい。
[本技術]
本技術は、以下のような構成とすることもできる。
(1)少なくとも一つのシャーシによって構成された筐体と、前記筐体の内部に配置されたディスプレイと、前記ディスプレイの背面側に配置され外周面の少なくとも一部が光を入射する入射面として形成された導光板と、前記導光板の側方において前記導光板の入射面に対向して配置された光源を有すると共に前記シャーシに対して前記導光板の厚み方向に直交する方向において移動可能とされた光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出する放熱部材と、前記光源ユニットを前記導光板の入射面に近付く方向へ付勢する付勢部とを備えた表示装置。
(2)前記放熱部材に前記光源ユニットが取り付けられ、前記放熱部材が前記光源ユニットとともに付勢された前記(1)に記載の表示装置。
(3)前記導光板の入射面に突き当てられ前記入射面と前記光源の距離を一定に保持するストッパーが設けられた前記(1)又は(2)に記載の表示装置。
(4)前記光源ユニットと前記導光板の入射面との間に前記ストッパーとして用いられるスペーサーを配置した前記(1)から(3)の何れかに記載の表示装置。
(5)前記ストッパーが前記放熱部材に一体に形成された前記(3)に記載の表示装置。
(6)前記シャーシに前記付勢部として用いられるコイルバネが取り付けられた前記(1)から(5)の何れかに記載の表示装置。
(7)前記シャーシに前記付勢部として用いられるクッションが配置された前記(1)から(5)の何れかに記載の表示装置。
(8)前記シャーシの一部を切り起こして前記付勢部として用いられる板バネ部を設けた前記(1)から(5)の何れかに記載の表示装置。
(9)前記放熱部材に配置用切欠が形成され、前記配置用切欠に前記付勢部が配置された前記(1)から(8)の何れかに記載の表示装置。
(10)前記シャーシに前記導光板の厚み方向に突出された取付突部が設けられ、前記取付突部が前記配置用切欠に位置され、前記付勢部が前記取付突部に取り付けられた前記(9)に記載の表示装置。
(11)前記放熱部材に前記導光板の厚み方向における前記シャーシからの浮き上がりを規制する押さえ部材が取り付けられた前記(1)から(10)の何れかに記載の表示装置。
(12)前記押さえ部材の一部に前記光源から出射された光を反射して前記導光板に入射させる反射面が形成された前記(11)に記載の表示装置。
(13)前記導光板の外周部が前記押さえ部材によって押さえられるようにした前記(11)又は(12)に記載の表示装置。
(14)前記放熱部材と前記押さえ部材が一体に形成された前記(11)から(13)の何れかに記載の表示装置。
上記した技術を実施するための最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本技術を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
表示装置を示す斜視図である。 図1とは反対側から見た状態で表示装置を示す斜視図である。 表示装置の断面図である。 放熱部材と光源ユニットと導光板の各一部を示す拡大斜視図である。 導光板が膨張又は収縮したときの光源ユニット等の位置を示す拡大断面図である。 第1の変形例に係る付勢部を示す拡大斜視図である。 第2の変形例に係る付勢部を示す拡大斜視図である。 第3の変形例に係る付勢部を示す拡大斜視図である。 第4の変形例に係る付勢部を示す拡大斜視図である。 第4の変形例に係る付勢部の別の例を示す拡大斜視図である。 第4の変形例に係る付勢部のまた別の例を示す拡大斜視図である。 第5の変形例を示す拡大断面図である。 放熱部材に押さえ部材が取り付けられ、押さえ部材によって導光板が押さえられている状態を示す拡大断面図である。
1…表示装置、2…筐体、5…バックシャーシ、8…ディスプレイ、10…導光板、10a…外周部、10b…入射面、12…放熱部材、12a…ストッパー、13…配置用切欠、14…光源ユニット、16…光源、18…クッション、19…圧縮コイルバネ、20…捩じりコイルバネ、21…クッション、22…バネ部材、22A…バネ部材、22B…バネ部材、23…板バネ部、24…押さえ部材、28a…反射面

Claims (14)

  1. 少なくとも一つのシャーシによって構成された筐体と、
    前記筐体の内部に配置されたディスプレイと、
    前記ディスプレイの背面側に配置され外周面の少なくとも一部が光を入射する入射面として形成された導光板と、
    前記導光板の側方において前記導光板の入射面に対向して配置された光源を有すると共に前記シャーシに対して前記導光板の厚み方向に直交する方向において移動可能とされた光源ユニットと、
    前記光源ユニットが取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出する放熱部材と、
    前記光源ユニットを前記導光板の入射面に近付く方向へ付勢する付勢部とを備えた
    表示装置。
  2. 前記放熱部材に前記光源ユニットが取り付けられ、
    前記放熱部材が前記光源ユニットとともに付勢された
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記導光板の入射面に突き当てられ前記入射面と前記光源の距離を一定に保持するストッパーが設けられた
    請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記光源ユニットと前記導光板の入射面との間に前記ストッパーとして用いられるスペーサーを配置した
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記ストッパーが前記放熱部材に一体に形成された
    請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記シャーシに前記付勢部として用いられるコイルバネが取り付けられた
    請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記シャーシに前記付勢部として用いられるクッションが配置された
    請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記シャーシの一部を切り起こして前記付勢部として用いられる板バネ部を設けた
    請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記放熱部材に配置用切欠が形成され、
    前記配置用切欠に前記付勢部が配置された
    請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記シャーシに前記導光板の厚み方向に突出された取付突部が設けられ、
    前記取付突部が前記配置用切欠に位置され、
    前記付勢部が前記取付突部に取り付けられた
    請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記放熱部材に前記導光板の厚み方向における前記シャーシからの浮き上がりを規制する押さえ部材が取り付けられた
    請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記押さえ部材の一部に前記光源から出射された光を反射して前記導光板に入射させる反射面が形成された
    請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記導光板の外周部が前記押さえ部材によって押さえられるようにした
    請求項11に記載の表示装置。
  14. 前記放熱部材と前記押さえ部材が一体に形成された
    請求項11に記載の表示装置。
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