JP2009103979A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示パネルとフレームとの離脱が容易であり且つ装置全体の薄型化を阻害しない構成によって、表示パネルをフレームに固定保持させる。
【解決手段】表示パネルと、表示パネルを支持するフレーム20と、表示パネル及びフレーム20を互いに重ねた状態で保持する保持部材30とを備える。保持部材30は、フレーム20に対し、少なくとも第1の方向及び第1の方向に交差する第2の方向にスライド移動することにより係合し、フレーム20と表示パネル10とを保持するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば液晶表示装置等の表示装置に関するものである。
例えば液晶表示装置や有機EL表示装置等は、薄型の表示装置として開発が進められている。これらの表示装置は、表示パネルと、それを保持する枠状のフレームとを備えている。表示品位の低下を防止するために、表示パネルはフレームに確実に固定して保持される必要がある。
そこで、表示パネルが収まるようにフレーム内周部を段差状に形成し、その段差面に両面接着テープを介して表示パネルを貼り付けて固定することが知られている。
ところで、最終検査時等において表示装置内への異物の混入等の不良が見つかった場合には、表示パネルをフレームから外して不良を修正しなければならない。しかし、上述のように、両面接着テープを用いた場合には、表示パネルを外す際に、両面接着テープの粘着力に逆らって大きな外力が表示パネル及びフレームに加わる結果、これらが破損又は変形して、再生利用できなくなる問題がある。この観点から、両面接着テープを用いないで表示パネルをフレームに固定保持することが望ましい。
これに対して、特許文献1及び2には、表示パネルとバックライト等の照明部とを断面コ字状のクリップによって狭持して固定することが開示されている。そこで、クリップによって表示パネル及びフレームを狭持して固定することが考えられる。
特開平4−366811号公報 特開2001−209050号公報
しかしながら、近年、携帯電話等に適用される液晶表示装置では、例えば2mm程度の厚みに構成されるなど薄型化が進められているところ、上記クリップは、そのような厚みで十分なバネ性を発揮することが困難である。すなわち、クリップが十分なバネ性を発揮するためには、より大きな形状でクリップを構成しなければならないが、クリップの大型化は、液晶表示装置の薄型化を阻害してしまう。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示パネルとフレームとの離脱が容易であり且つ装置全体の薄型化を阻害しない構成によって、表示パネルをフレームに固定保持させようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、フレームに対し、互いに交差する第1の方向及び第2の方向にスライド移動して係合する保持部材を設けるようにした。
具体的に、本発明に係る表示装置は、表示パネルと、上記表示パネルを支持するフレームと、上記表示パネル及び上記フレームを互いに重ねた状態で保持する保持部材とを備え、上記保持部材は、上記フレームに対し、少なくとも第1の方向及び該第1の方向に交差する第2の方向にスライド移動することにより係合し、上記フレームと上記表示パネルとを保持するように構成されている。
上記フレームには凸部が形成され、上記保持部材には、上記第1の方向及び上記第2の方向に延びると共に、上記凸部に係合する係合溝が形成されていてもよい。
上記保持部材には凸部が形成され、上記フレームには、上記第1の方向及び上記第2の方向に延びると共に、上記凸部に係合する係合溝が形成されていてもよい。
上記係合溝は、上記フレームの一辺の長さ方向に直交する上記第1の方向に延びると共に、上記第1の方向に直交する上記第2の方向に延びるL字状の溝に形成されていることが好ましい。
上記凸部の先端には、上記係合溝の幅よりも大きい径を有する鍔状部が形成されていてもよい。
上記保持部材は、長手方向断面がコ字状に形成されていることが好ましい。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
表示パネルはフレームに重ねられることにより、そのフレームに支持される。そうして、互いに重ねられた表示パネル及びフレームは保持部材によって保持される。すなわち、保持部材は、フレームに対し、少なくとも第1の方向にスライド移動されると共に、その第1の方向に交差する第2の方向にスライド移動することによって、フレームに係合する。その結果、表示パネルをフレームに組み付けて、これらを保持部材によって固定保持することが可能になる。
一方、表示パネルをフレームから離脱させる場合には、上記保持部材を第2の方向にスライド移動させると共に第1の方向にスライド移動させる。そのことにより、保持部材とフレームとの係合状態が解除され、表示パネルをフレームから自由に離脱させることが可能になる。
保持部材とフレームとを係合させる構成としては、まず、フレームに凸部を形成する一方、保持部材に上記凸部に係合する係合溝を形成する構成が可能である。係合溝は、上記第1の方向に延びると共に上記第2の方向に延びる。また、それとは逆に、保持部材に凸部を形成する一方、フレームに係合溝を形成する構成も可能である。これらの構成によれば、簡単な構造によって保持部材をフレームに係合させることが可能になる。
例えば、係合溝を、フレームの一辺の長さ方向に直交する第1の方向に延びると共に、第1の方向に直交する第2の方向に延びるL字状の溝に形成すれば、保持部材の着脱が容易になり、且つ確実な保持が可能になる。
また、凸部の先端に鍔状部を形成すれば、その鍔状部が凸部の抜け止めとなるため、フレームと保持部材との係合状態を確実に維持することが可能になる。
また、保持部材の長手方向断面をコ字状に形成すれば、第1の方向または第2の方向を上記長手方向とすることで、保持部材を好適にスライド移動させることが可能になる。
本発明によれば、フレームに対し、互いに交差する第1の方向及び第2の方向にスライド移動して係合する保持部材を設けるようにしたので、表示パネルとフレームとの離脱が容易であり且つ装置全体の薄型化を阻害しない構成によって、表示パネルをフレームに固定保持させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図7は、本発明の実施形態1を示している。
図1は、本実施形態1における液晶表示装置の裏面側を一部拡大して示す斜視図である。尚、図1では、底板24の図示を省略している。図2は、本実施形態1における液晶表示装置の表面側を一部拡大して示す斜視図である。図3は、液晶表示装置の外観を示す平面図である。図4は、液晶表示装置の内部構造を示す断面図である。図5は、本実施形態1における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。図6は、本実施形態1の保持部材の外観を示す斜視図である。図7は、本実施形態1における保持部材とフレームとの係合状態を示す斜視図である。
液晶表示装置1は、図3及び図4に示すように、本発明に係る表示装置の一実施形態であって、液晶表示パネル10と、液晶表示パネル10を支持する略矩形枠状のフレーム20とを備えている。
さらに、液晶表示装置1は、フレーム20の背面側(図4で下側)に配置された光学シート部21と、光学シート部21の背面側に配置されてバックライトを構成する導光板22と、さらにその背面側に設けられた反射シート23及び底板24とを備えている。
上記導光板22は、フレーム20の枠内で支持固定され、その導光板22の側方には、光源であるLED(図示省略)が配置されている。底板24は、金属板により形成され、フレーム20の底部開口を覆って閉塞するように形成されている。
上記フレーム20は、樹脂により形成され、図4に示すように、導光板22の側面を支持している。また、フレーム20は、底板24との間で反射シート23を狭持するようになっている。
そうして、上記LEDから出射されて導光板22に入射した光を導光板22内で拡散して液晶表示パネル10側へ出射すると共に、導光板22から背面側に出射した光を反射シート23により反射して、再度導光板22へ入射させるようになっている。そのことにより、導光板22から面状光が液晶表示パネル10側へ供給されることとなる。
液晶表示パネル10は、スイッチング素子であるTFT(薄膜トランジスタ)が複数形成されたTFT基板11と、TFT基板11に対向して配置された対向基板12と、TFT基板11及び対向基板12の間に設けられた表示媒体層である液晶層(図示省略)とを備え、全体として略矩形板状に形成されている。
対向基板12には、図示を省略するが、液晶層側にカラーフィルタ、共通電極及びブラックマトリクス等が形成されている。一方、対向基板12の液晶層とは反対側には、偏光板13が貼り付けられている。
一方、TFT基板11は、いわゆるアクティブマトリクス基板に構成されている。TFT基板11の液晶層とは反対側には、偏光板14が貼り付けられている。TFT基板11には、図示を省略するが、マトリクス状に配置された複数の画素からなる表示領域と、その表示領域の周囲に形成された非表示領域である額縁領域とが形成されている。各画素にはTFTがそれぞれ形成されると共に、表示領域には各TFTに接続されて平行に延びる複数のゲート配線及びソース配線が形成されている。
上記ゲート配線及びソース配線は格子状にパターン形成され、その一端がTFT基板11の端部に設けられた端子領域15にそれぞれ引き出されている。TFT基板11の端子領域15は、図3及び図4に示すように、対向基板12に重ならずに露出している。端子領域15には、図3に示すように、上記TFTを駆動制御するためのICドライバ16やFPC17が実装されている。尚、FPC17の一端は、液晶表示パネル10の背面側に折り畳まれている。
そして、液晶表示装置1は、液晶表示パネル10及びフレーム20を互いに重ねた状態で保持する保持部材30を備えている。すなわち、液晶表示パネル10及びフレーム20は、その一辺(端子領域15に対向する側の一辺)において保持部材30によって狭持されている。液晶表示パネル10における保持部材30に対向する他の一辺(端子領域15側の一辺)は、フレーム20に形成された爪部26によって係止固定されている。
爪部26は、図3及び図4に示すように、フレーム20における隣り合う2つの内側隅部にそれぞれ設けられ、フレーム20の枠内へ側方に突出するように当該フレーム20に一体形成されている。一方、爪部26の背面側には、液晶表示パネル10の支持面がフレーム20に形成されている。この支持面と爪部26との間隔は、TFT基板11の厚みと略同じ大きさになっている。そうして、TFT基板11の端子領域15は、爪部26と上記フレーム20の支持面との間に嵌め込まれて支持されている。
ここで、保持部材30は、図3に示すように、フレーム20の一辺における略中央に装着されている。この保持部材30が装着されるフレーム20の一辺は、図1、図2及び図7に示すように、中央部分がその左右両側の部分よりも細い段差状に形成されている。そうして、保持部材30の表面と、その左右両側におけるフレーム20の表面とが、略同じ高さに揃っており、保持部材30を設けながらも装置の薄型化を維持するようになっている。
さらに、保持部材30が装着されるフレーム20の一辺には、図1、図5及び図7に示すように、背面側に突出する2つの凸部40が所定の間隔をおいて形成されている。凸部40は、例えば円柱状に形成され、上記フレーム20の段差と略同じか若しくはそれよりも僅かに大きい高さを有している。
保持部材30は、図6に示すように、長手方向の断面がコ字状の板部材により形成され、フレーム20の背面に当接すると共に上記凸部40に係合する係合溝35が形成された底板部31と、底板部31の端辺に一体形成されると共にフレーム20の側面に当接する側板部32と、底板部31の端辺に一体形成されると共に上記底板部31に対向する上板部33とにより構成されている。
保持部材30は、例えば、亜鉛メッキ鋼板、SUS303、又はSPTE等の金属板により形成されている。また、底板部31は例えば約3.2mm、側板部32は約2mm、上板部33は約1.5mmにそれぞれ形成されている。
保持部材30の板厚は、上記フレーム20の段差と略同じ大きさになっている。また底板部31は、上板部33よりもフレーム20の内側に大きく突出している。底板部31に形成されている係合溝35は、図6及び図7に示すように、フレーム20の一辺の長さ方向に直交する第1の方向Aに延びると共に、第1の方向Aに直交する第2の方向Bに延びるL字状の溝に形成されている。係合溝35における第1の方向Aに延びる溝部分は、その先端が底板部31の端辺で開放されており、この開放部分から上記凸部40が係合溝35に出入りするようになっている。
尚、係合溝35の形状は、L字状に限らず、少なくとも第1の方向とその第1の方向に交差する第2の方向に延びる他の形状あってもよい。
こうして、保持部材30は、フレーム20に対し、少なくとも第1の方向A及びその第1の方向Aに交差する第2の方向Bにスライド移動することにより係合し、フレーム20と液晶表示パネル10とを保持するように構成されている。
上記液晶表示装置を製造する場合には、TFT基板11と対向基板12とを互いに貼り合わせると共にこれらの基板11,12の間に液晶を封入して、液晶表示パネル10を予め形成する。その後、フレーム20内に導光板22及び光学シート部21等を組み付けると共に、フレーム20の背面側に底板24を装着する。
続いて、フレーム20に上記液晶表示パネル10を組み付ける。このとき、液晶表示パネル10の一端はフレーム20の爪部26によって係止固定する一方、液晶表示パネル10の他端は保持部材30によってフレーム20に固定保持させる。
すなわち、保持部材30を第1の方向Aにスライド移動させて、フレーム20及び液晶表示パネル10挟み込むように差し込む。このとき、フレーム20の凸部40が保持部材30の係合溝35内に入って第1の方向Aにガイドされる。
続いて、保持部材30を第2の方向Bにスライド移動させて、凸部40を係合溝35内を第2の方向Bに移動させる。このように保持部材30を2段階にスライド移動させることによって、保持部材30をフレーム20の凸部40に係合させて固定し、フレーム20及び液晶表示パネル10を保持部材30によって狭持固定する。その後、最終検査工程を経て、液晶表示装置1を製造する。
一方、最終検査工程等において、液晶表示装置1内に異物が混入している等の異常が見つかった場合には、保持部材30をフレーム20から離脱させて、液晶表示パネル10をフレーム20から分離し、修正作業を行う。
まず、凸部40が係合溝35に沿って移動するように、保持部材30を第2の方向Bにスライド移動させた後に、第1の方向Aにスライド移動させる。そのことにより、保持部材30はフレーム20から容易に離脱する。修正した後には、再度、最初の組み付け時と同様に、保持部材30をスライド移動させることによりフレーム20に組み付ける。
したがって、本実施形態1によると、フレーム20に対し、互いに交差する第1の方向A及び第2の方向Bにスライド移動して係合する保持部材30を設けるようにしたので、保持部材30のスライド動作によって液晶表示パネル10をフレーム20から容易に離脱させることができる。そのことに加え、クリップのようなバネ性を要しないことから保持部材30を薄く且つ小さく形成することができ、この保持部材30によって、液晶表示装置1の薄型化を阻害しないで液晶表示パネル10をフレーム20へ確実に固定保持させることができる。
さらに、上記保持部材30のように簡単な構成の部材によって、液晶表示パネル10のフレーム20への固定支持が可能になる。加えて、一度、液晶表示パネル10をフレーム20へ取付固定した場合であっても、これら液晶表示パネル10及びフレーム20を損傷することなく、互いに離脱させることができ、これらの再利用を可能として、製造コストの低下を図ることができる。
《発明の実施形態2》
図8は、本発明の実施形態2を示している。
図8は、本実施形態2における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。尚、以降の各実施形態では、図1〜図7と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、保持部材30の係合溝35に係合する凸部40をフレーム20に形成したが、本実施形態2では、凸部40の先端に鍔状部41を一体に形成するようにした。鍔状部41は、係合溝35の幅及び凸部40よりも大きい径を有している。
したがって、本実施形態2によると、上記実施形態1と同様の効果が得られることに加え、鍔状部41が凸部40の抜け止めとなるため、フレーム20と保持部材30との係合状態を確実に維持することができる。
《発明の実施形態3》
図9は、本発明の実施形態3を示している。
図9は、本実施形態3における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。
上記実施形態1では、フレーム20に凸部40を形成する一方、保持部材30に係合溝35を形成したのに対し、本実施形態2では、それとは逆に、保持部材30に凸部37を形成する一方、フレーム20に係合溝42を形成するようにしたものである。
フレーム20には、保持部材30が装着される一辺に、有底の係合溝42をL字状に形成する。すなわち、係合溝42は、上記実施形態1の係合溝35と同様に、第1の方向A(図9に表れないが、同図で左右方向)に延びると共に、第2の方向B(図9で紙面に垂直な方向)に延びている。そのことにより、液晶表示装置1の背面側から見たときにL字状になっている。
保持部材30の底板部31には、上板部33側に突出した凸部37が形成されている。凸部37は金属の板部材をプレス加工することで形成することが可能である。
したがって、本実施形態3によっても、凸部37が形成された保持部材30をスライド移動させることにより、フレーム20に着脱可能になるため、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、フレーム20に形成した爪部26によって、液晶表示パネル10の一辺を係止固定するようにしたが、本発明はこれに限定されず、他の固定手段を設けるようにしてもよい。
例えば、図10に示すように、段差形状の支持板46を固定手段として設けることが可能である。支持板46の右側一端はフレーム20に挟み込んで固定する一方、支持板46の他端はTFT基板11における端子領域15の上面を支持する。そのことにより、液晶表示パネル10を、TFT基板11の端子領域15において、支持板46とフレーム20との間に挟み込んで固定支持することが可能となる。
また、上記各実施形態では、係合溝35の形状をL字状としたが、その他にも、第1の方向Aに延びる溝部分と、第2の方向Bにに延びる溝部分とを複数有して蛇行するような溝形状にすることも可能である。そのようにすれば、凸部37,40が係合溝35,42から不用意に外れ難くすることができる。
また、上記各実施形態では、液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば有機EL表示パネルを備えた有機EL表示装置等の他の表示装置についても、同様に適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、例えば液晶表示装置等の表示装置について有用であり、特に、表示パネルとフレームとの離脱が容易であり且つ装置全体の薄型化を阻害しない構成によって、表示パネルをフレームに固定保持させる場合に適している。
図1は、本実施形態1における液晶表示装置の裏面側を一部拡大して示す斜視図である。 図2は、本実施形態1における液晶表示装置の表面側を一部拡大して示す斜視図である。 図3は、液晶表示装置の外観を示す平面図である。 図4は、液晶表示装置の内部構造を示す断面図である。 図5は、本実施形態1における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。 図6は、本実施形態1の保持部材の外観を示す斜視図である。 図7は、本実施形態1における保持部材とフレームとの係合状態を示す斜視図である。 図8は、本実施形態2における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。 図9は、本実施形態3における液晶表示装置の一部を拡大して示す断面図である。 図10は、その他の実施形態における液晶表示装置の内部構造を示す断面図である。
符号の説明
A 第1の方向
B 第2の方向
1 液晶表示装置
10 液晶表示パネル
11 TFT基板
12 対向基板
13 偏光板
15 端子領域
16 ICドライバ
17 FPC
20 フレーム
21 光学シート部
22 導光板
23 反射シート
24 底板
26 爪部
30 保持部材
31 底板部
32 側板部
33 上板部
35,42 係合溝
37,40 凸部
41 鍔状部

Claims (6)

  1. 表示パネルと、
    上記表示パネルを支持するフレームと、
    上記表示パネル及び上記フレームを互いに重ねた状態で保持する保持部材とを備え、
    上記保持部材は、上記フレームに対し、少なくとも第1の方向及び該第1の方向に交差する第2の方向にスライド移動することにより係合し、上記フレームと上記表示パネルとを保持するように構成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載された表示装置において、
    上記フレームには凸部が形成され、
    上記保持部材には、上記第1の方向及び上記第2の方向に延びると共に、上記凸部に係合する係合溝が形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載された表示装置において、
    上記保持部材には凸部が形成され、
    上記フレームには、上記第1の方向及び上記第2の方向に延びると共に、上記凸部に係合する係合溝が形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項2又は3に記載された表示装置において、
    上記係合溝は、上記フレームの一辺の長さ方向に直交する上記第1の方向に延びると共に、上記第1の方向に直交する上記第2の方向に延びるL字状の溝に形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項2に記載された表示装置において、
    上記凸部の先端には、上記係合溝の幅よりも大きい径を有する鍔状部が形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1に記載された表示装置において、
    上記保持部材は、長手方向断面がコ字状に形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
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