JP2007256585A - 液晶装置及び液晶装置の製造方法 - Google Patents

液晶装置及び液晶装置の製造方法 Download PDF

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    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • G02F1/13452Conductors connecting driver circuitry and terminals of panels

Abstract

【課題】光源と、導光板との間の位置ずれを少なくし、表示品位の向上を図った液晶装置
及び液晶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光源から出射された
光を液晶パネルに導く導光板と、液晶パネルに電気接続されるフレキシブル回路基板と、
少なくとも、液晶パネルおよび導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装置及びそのよう
な液晶装置の製造方法であって、フレキシブル回路基板は、導光板の背面側に曲げられて
固定されるとともに、液晶パネルは、光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域
に配置された遮光両面テープによって、筐体側に固定され、かつ、当該遮光両面テープと
、光源との間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防止処理が施してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶装置及び液晶装置の製造方法に関し、特に、光源と、導光板との間の位
置ずれが少ない液晶装置及びそのような液晶装置の製造方法に関する。
従来、画像を表示する電気光学装置の一態様として、それぞれ電極が形成された一対の
基板を対向配置するとともに、それぞれの電極の交差領域である複数の画素に印加する電
圧を選択的にオン、オフさせることによって、当該画素の液晶材料を通過する光を変調さ
せ、絵や文字等の画像を表示させる液晶装置がある。
かかる液晶装置において、透過表示を行うための照明装置として、液晶装置の薄型化や
小型化を図る等の目的から、フレキシブル回路基板(FPC基板)上にLED等の光源を
実装するとともに、光源を導光板のエッジ部に配置して、光源から出射される光を液晶パ
ネルに導くように構成された照明装置が用いられている。
そして、このようなFPCを備えた液晶装置において、光源からの光漏れを防止するた
めの遮光テープの貼り付け工程と、バックライトおよび液晶パネルを接着するための両面
接着テープの貼り付け工程と、を同時に行い、作業性を向上させた液晶装置の製造方法が
提案されている(特許文献1参照)。
より具体的には、図14に示すように、遮光両面接着テープ201は、基材としてのP
ETフィルム205と、このPETフィルム205の一方の面に形成された遮光層204
と、これらPETフィルム205及び遮光層204を挟むように配置された第1の接着層
203及び第2の接着層206と、から構成されている。また、かかる遮光両面接着テー
プ201を挟むように、第1の離型シート202及び第2の離型シート207が配置され
ている。そして、かかる遮光両面接着テープ201は、液晶装置における液晶パネルと、
バックライトと、を貼り合わせる製造工程中に用いられている。
したがって、遮光両面接着テープ201によって、液晶パネル210と、光源装置21
2(バックライト213等)と、を貼り合わせ、FPC基板93を電気接続しただけでは
、FPC基板293の応力が発生しないため、図15(a)に示すように、液晶パネル2
10は水平状態を保持することができる。
なお、図15(a)および(b)において、上下方向の部材どうしの位置関係が容易に
理解できるように、遮光両面テープ200と、光反射板又は光反射膜216および光源用
FPC217とが、それぞれ直接的に接触するように示してある。実際は、遮光両面テー
プ200の幅、あるいはそれと周囲で接着される筐体202の縁部(図示せず)の幅によ
って変わるため、図15(a)および(b)の断面図において、遮光両面テープ200が
部分的に視覚できない場合がある。
特開2002−98945号(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された液晶装置においては、図15(b)に示すよう
に、液晶パネル210の裏側に電気接続されたFPC基板293を、反転させて折り返す
と、液晶パネル210が上方に持ち上がるという現象が見られた。
すなわち、液晶パネル210(図示しないものの、特に、筐体202の縁部)から遮光
両面接着テープ200が剥がれてしまい、それに引っ張られるように、矢印Aで示す方向
に、光源用回路基板(LED基板)217が浮いてしまうという現象が見られた。
したがって、光源としてのLED213と、導光板215とが、位置ずれして、LED
213から導光板215に進入する光量が低下したり、光強度が部分的に不均一になった
りする場合があった。よって、液晶装置における表示画像の輝度が低下したり、輝度ムラ
を生じたりするという問題が見られた。
さらに、光源としてのLED213が持ち上がると、外部から、LED213の一部が
視認されるというホットスポット(HOT SPOT)も見られやすいという問題が見ら
れた。
もちろん、遮光両面接着テープに開口部を設けて、当該遮光両面接着テープと、光源と
の間の接着を防止することもできるが、今度は、遮光性が低下して、遮光両面接着テープ
の用をなさないという問題が見られた。
また、遮光両面接着テープの幅や面積を大きくしたり、あるいは種類を変えて接着性を
高めたりして、液晶パネルと、筐体の縁部等との間の接着力を向上させることも考えられ
る。しかしながら、液晶パネルの表示面積を可能な限り大きくしようとうする実情に合致
せず、また、遮光両面接着テープのリペア性にも劣るという問題が見られた。
さらに、筐体に、上カバーを設けて、液晶パネルの浮きを防止しようとする試みもある
。しかしながら、液晶パネルを含む液晶装置の厚さを可能な限り薄くし、部品点数を削減
しようとする実情に合致しないという問題が見られた。
そこで、本発明の発明者らは鋭意努力し、所定場所に、所定部材(接着防止部材)を設
けるか、あるいは所定処理(接着防止処理)を施すことにより、所定の遮光性を維持した
まま、遮光両面接着テープの面積や種類等を従来と変えることなく、あるいは、上カバー
を設けることなく、液晶パネルの浮き問題を解決できることを見出し、本発明を完成させ
たものである。
すなわち、本発明は、簡易な手段によって、液晶パネルの浮き問題を解決し、光源と、
導光板との間の位置ずれが少ない液晶装置及びそのような液晶装置の製造方法を効率的に
提供することを目的とする。
本発明によれば、液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光源から出射
された光を液晶パネルに導く導光板と、液晶パネルに電気接続されるフレキシブル回路基
板と、少なくとも、液晶パネルおよび導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装置であっ
て、フレキシブル回路基板は、導光板の背面側に曲げられて固定されるとともに、液晶パ
ネルは、光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に配置された遮光両面テープ
によって、筐体側に固定され、かつ、当該遮光両面テープと、光源との間に、接着防止部
材を設けるか、あるいは接着防止処理が施してある液晶装置が提供され、上述した問題点
を解決することができる。
すなわち、フレキシブル回路基板の曲げ等によって、液晶パネルに所定の外力が与えら
れた場合であっても、所定場所に、所定部材(接着防止部材)を設けるか、あるいは所定
処理(接着防止処理)を施すことにより、液晶パネルの浮き問題を解決し、光源と、導光
板との間の位置ずれを防止することができる。
したがって、簡易な手段によって、液晶パネルの浮き問題を解決し、表示画像における
輝度の低下や輝度ムラ、さらにはホットスポットの発生が少ない液晶装置を得ることがで
きる。
なお、光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に配置された遮光両面テープ
とは、遮光両面テープが、少なくとも液晶パネルの端部に位置する光源まで延ばされてお
り、所定の遮光効果を発揮する位置に遮光両面テープが形成されていることを意味する。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、光源が、フレキシブル回路基板とは別の
光源用回路基板に実装されており、接着防止部材あるいは接着防止処理によって、当該光
源用回路基板と、遮光両面テープとの間の接着を防止することが好ましい。
このように構成することにより、光源と、導光板との間の位置合わせが容易になるばか
りか、光源に対する電力の供給や、光源の取り変え等についても容易に行なうことができ
る。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止部材が、電気絶縁性フィルムで
あることが好ましい。
このように接着防止部材が、PETフィルムに代表される電気絶縁性フィルムであるこ
とにより、電気配線間のショートの発生を防止しつつ、光源と、導光板との間の位置ずれ
を防止することができる。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止部材が、遮光両面テープにおけ
る剥離部材の一部であることが好ましい。
このように構成することにより、接着防止部材として、遮光両面テープにおける剥離部
材の一部を用いることができ、経済的で安価な液晶装置を提供することができる。また、
遮光両面テープにおける剥離部材は、通常、廃棄されてしまうが、それを活用することか
ら、環境問題の改善にも資することができる。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止部材の表面に、凹凸が設けてあ
ることが好ましい。
このように構成することにより、表面の凹凸によって、点接触を可能とし、遮光両面テ
ープに対する接着防止機能をさらに有効に発揮することができる。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止部材の一部に、位置決め部が設
けてあることが好ましい。
このように構成することにより、接着防止部材の移動、ひいては、光源の位置ずれも制
御することができ、接着防止機能を有効に発揮することができるとともに、光源と、導光
板との間の位置ずれをさらに少なくすることができる。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止処理が、シリコーン処理または
フッ素処理であることが好ましい。
このように構成することにより、実績のある剥離剤を用いて、接着防止機能を安定的に
発揮することができる。また、剥離剤を用いことにより、液晶装置の薄型化にも資するこ
とができる。
また、本発明の液晶装置を構成するにあたり、接着防止処理が、遮光両面テープにおけ
る接着剤の除去処理であることが好ましい。
このように構成することにより、簡易な手段によって、接着防止機能を確実に発揮する
ことができる。なお、接着剤の除去処理の態様としては、所定箇所の接着剤を全て除去し
てもよく、あるいは部分的に除去しても良い。
また、本発明の別の態様は、液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光
源から出射された光を液晶パネルに導く導光板と、液晶パネルに電気接続されるフレキシ
ブル回路基板と、少なくとも液晶パネルおよび導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装
置の製造方法であって、液晶パネルを、光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領
域に配置した遮光両面テープによって、筐体側に固定する工程と、当該遮光両面テープと
、光源との間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防止処理を施す工程と、フレキ
シブル回路基板を、導光板の背面側に曲げて固定する工程と、を含むことを特徴とする液
晶装置の製造方法である。
このように実施することにより、フレキシブル回路基板の曲げ等によって、液晶パネル
に所定の外力が与えられた場合であっても、所定場所に、所定部材(接着防止部材)を設
けるか、あるいは所定処理(接着防止処理)を施すことにより、液晶パネルの浮き問題を
解決し、光源と、導光板との間の位置ずれが少ない液晶装置を効率的に製造することがで
きる。
したがって、表示画像における輝度の低下や輝度ムラ、さらにはホットスポットの発生
が少ない液晶装置を効率的に製造することができる。
以下、適宜図面を参照して、本発明の液晶装置およびその製造方法に関する実施形態に
ついて具体的に説明する。ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり
、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である
[第1実施形態]
第1実施形態は、図1(a)および(b)に例示するように、液晶パネル10と、光源
13と、当該光源13に対向配置され、当該光源13から出射された光を液晶パネル10
に導く導光板15と、液晶パネル10に電気接続されるフレキシブル回路基板93と、少
なくとも、液晶パネル10および導光板15を収容する筐体102と、を備えた液晶装置
1であって、フレキシブル回路基板93は、導光板15の背面側に曲げられて固定される
とともに、液晶パネル10は、光源13が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に
配置された遮光両面テープ100によって、筐体102側に固定され、かつ、当該遮光両
面テープ100と、光源13との間に、接着防止部材14を設けるか、あるいは接着防止
処理が施した液晶装置1である。
以下、TFT素子(Thin Film Transistor)を備えたアクティブマトリクス型の液晶装
置を例に採って説明する。ただし、本発明は、TFT素子を備えた液晶装置だけでなく、
TFD素子(Thin
Film Diode)を備えたアクティブマトリクス型の液晶装置や、スイッチング素子を備えて
いないパッシブマトリクス型の液晶装置をはじめとして、種々の電気光学装置に適用する
ことができる。
また、以下の説明中、液晶パネルとは、シール材で貼り合わせられた一対の基板の間に
液晶材料が注入された状態を指し、当該液晶パネルに、フレキシブル回路基板や電子部品
、光源等が取り付けられた状態を液晶装置というものとする。さらに、それぞれの図中、
同一の符号が付されているものについては、同一の部材を示し、適宜説明を省略する一方
、それぞれの図において、一部の部材を適宜省略してある。
1.基本的構成
まず、液晶装置の基本的構成について説明する。ここで、図2は、液晶装置1に使用さ
れる液晶パネル10の部分断面図を示し、図2は、液晶装置1に使用される液晶パネル1
0の斜視図を示している。
かかる図2に示すように、液晶パネル10は、対向基板30と素子基板60とが、それ
らの周辺部においてシール材23によって貼り合わせられ、さらに、対向基板30、素子
基板60及びシール材23によって囲まれる間隙内に液晶材料21を封入して形成されて
いる。また、液晶装置10において、素子基板60は、対向基板30の外形よりも外側に
張り出してなる基板張出部60Tを有している。また、この基板張出部60Tにおける、
液晶材料21を保持する面側には、外部接続用端子(図示せず)が形成されているととも
に、当該外部接続用端子に対して、半導体素子91やパネル駆動用フレキシブル回路基板
(FPC)93が接続されている。
また、図2に示すように、対向基板30は、ガラスやプラスチック等によって形成され
、当該対向基板30上には、カラーフィルタすなわち着色層37r、37g、37bと、
その着色層37r、37g、37bの上に形成された対向電極33と、その対向電極33
の上に形成された配向膜45とを備えている。また、反射領域Rにおける、着色層37r
、37g、37bと対向電極33との間には、リタデーションを最適化するための絶縁層
41を備えている。
ここで、対向電極33は、ITO(インジウムスズ酸化物)等によって対向基板30の
表面全域に形成された面状電極である。また、着色層37r、37g、37bは、素子基
板60側の画素電極63に対向する位置にR(赤)、G(緑)、B(青)又はC(シアン
)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)等といった各色のいずれかの色フィルタエレメント
を備えている。そして、着色層37r、37g、37bの隣であって、画素電極63に対
向しない位置にブラックマスク又はブラックマトリクスすなわち遮光膜39が設けられて
いる。
また、対向基板30に対向する素子基板60は、ガラス、プラスチック等によって形成
され、当該素子基板60上には、スイッチング素子として機能するアクティブ素子として
のTFT素子69と、透明な絶縁膜81を挟んでTFT素子69の上層に形成された画素
電極63とを備えている。
ここで、画素電極63は、反射領域Rにおいては反射表示を行うための光反射膜79(
63a)を兼ねて形成されるとともに、透過領域Tにおいては、ITOなどにより透明電
極63bとして形成される。また、画素電極63aとしての光反射膜79は、例えばAl
(アルミニウム)、Ag(銀)等といった光反射性材料によって形成される。そして、画
素電極63の上には、ポリイミド系の高分子樹脂からなる配向膜85が形成されるととも
に、この配向膜85に対して、配向処理としてのラビング処理が施される。
また、対向基板30の外側(すなわち、図2の上側)表面には、位相差板47が形成さ
れ、さらにその上に偏光板49が形成されている。同様に、素子基板60の外側(すなわ
ち、図2の下側)表面には、位相差板87が形成され、さらにその下に偏光板89が形成
されている。さらに、素子基板60の下方にはバックライトユニット(図示せず)が配置
される。
また、TFT素子69は、素子基板60上に形成されたゲート電極71と、このゲート
電極71の上で素子基板60の全域に形成されたゲート絶縁膜72と、このゲート絶縁膜
72を挟んでゲート電極71の上方位置に形成された半導体層70と、その半導体層70
の一方の側にコンタクト電極77を介して形成されたソース電極73と、さらに半導体層
70の他方の側にコンタクト電極77を介して形成されたドレイン電極66とを有してい
る。
また、ゲート電極71は、ゲートバス配線(図示せず)から延びており、ソース電極7
3はソースバス配線(図示せず)から延びている。また、ゲートバス配線は、素子基板6
0の横方向に延びていて、縦方向へ等間隔で平行に複数本形成されている。同様に、ソー
スバス配線は、ゲート絶縁膜72を挟んで、ゲートバス配線と交差するように縦方向へ延
びていて、横方向へ等間隔で、平行に複数本形成されている。
かかるゲートバス配線は、液晶駆動用IC(図示せず)に接続されて、例えば走査線と
して作用し、他方、ソースバス配線は、他の駆動用IC(図示せず)に接続されて、例え
ば信号線として作用する。
また、画素電極63は、互いに交差するゲートバス配線と、ソースバス配線とによって
区画される方形領域のうち、TFT素子69に対応する部分を除いた領域に形成されてい
る。
また、ゲートバス配線及びゲート電極は、例えばクロム、タンタル等によって形成する
ことができる。また、ゲート絶縁膜は、例えば窒化シリコン(SiNx)、酸化シリコン
(SiOx)等によって形成されている。
また、半導体層は、例えばドープトa−Si、多結晶シリコン、CdSe等によって形
成することができる。
さらに、コンタクト電極は、例えばa−Si等によって形成することができ、ソース電
極及びそれと一体をなすソースバス配線並びにドレイン電極は、例えばチタン、モリブデ
ン、アルミニウム等によって形成することができる。
また、有機絶縁膜81は、ゲートバス配線、ソースバス配線及びTFT素子を覆って素
子基板60上の全域に形成されている。但し、有機絶縁膜81のドレイン電極66に対応
する部分にはコンタクトホール83が形成され、このコンタクトホール83の箇所で、画
素電極63と、TFT素子69のドレイン電極66と、の間の電気的接続がとられている

また、かかる有機絶縁膜81には、反射領域Rに対応する領域に、散乱形状であって、
山部と谷部との規則的な又は不規則的な繰り返しパターンから成る凹凸パターンを有する
樹脂膜が形成されている。この結果、有機絶縁膜81の上に積層される光反射膜79(6
3a)も同様にして凹凸パターンから成る光反射パターンを有することになる。但し、こ
の凹凸パターンは、光透過量を多くするために、透過領域Tには形成されていない。
以上のような構造を有する液晶パネル10を備えた液晶装置1において、反射表示の際
には、太陽光や室内照明光などの外光が、対向基板30側から入射するとともに、着色層
37r、37g、37bや液晶材料21などを通過して光反射膜79に至り、そこで反射
されて再度液晶材料21や着色層37r、37g、37bなどを通過して、対向基板30
側から外部へ出射されることにより、反射表示が行われる。
一方、透過表示の際にはバックライトユニット(図示せず)が点灯されるとともに、バ
ックライトユニットから出射された光が、透光性の透明電極63b部分を通過し、着色層
37r、37g、37b、液晶材料21などを通過して液晶装置10の外部へ出射される
ことにより、透過表示が行われる。
2.光源装置
光源装置は、液晶パネルに対して入射させる光を出射するための部位であり、バックラ
イトユニットと称される場合がある。かかる光源装置12の基本的構成について、図1(
b)および図4(a)〜(b)を適宜参照しながら説明する。
図1(b)に示す光源装置12は、液晶パネル10に対して入射させる光を出射する光
源13と、光源13が実装された光源用回路基板(光源用FPC)17と、光源13から
出射された光を液晶パネルに導くための導光板15と、導光板15に導入された光をさら
に効率的かつ指向性をもって液晶パネル10に対して入射させるための光反射板又は光反
射膜16と、を備えている。
なお、図1(b)において、上下方向の部材どうしの位置関係が容易に理解できるよう
に、遮光両面テープ100と、光反射板又は光反射膜16、光源用FPC17、および筐
体の一部102´とが、それぞれ直接的に接触するように示してある。実際は、遮光両面
テープ100の幅、あるいはそれと周囲で接着される筐体102の縁部(図示せず)の幅
によって変わるため、図1(b)の断面図において、遮光両面テープ100が部分的に視
覚できない場合がある。
ここで、光源装置12に使用される光源13としては、発光ダイオード(LED)が一
般的である。また、導光板15は、透光性のアクリル樹脂等からなる平板状の部材であり
、液晶パネル側と反対側の面、すなわち、背面側には、図1(b)に示すように、光反射
板又は光反射膜16を備えている。
また、光源用FPC17は、図4(a)〜(b)に示すように、例えば、ポリイミド樹
脂等の可撓性基板を基体としたフレキシブル回路基板である。その一方の端部から、複数
の光源13が配列して、実装されているとともに、他方の端部には、上述のパネル駆動用
FPC上のコネクタ等と接続される端子17bを備えている。そして、これらの光源13
と、端子17bとの間は、配線パターン17aによって、電気的に接続されている。
なお、光源用FPC17の平面形状の一例として、図4(b)に示すように、斜め配線
部17a´を設けて、位置合わせや使い勝手を向上させることができる。また、図示しな
いものの、光源用FPC17における配線パターン17aの表面は、ショート発生防止や
耐久性向上のために、通常、電気絶縁性材料によって被覆されている。
そして、図4(a)に示すように、光源13が光源用FPC17に実装された状態で、
導光板15の一辺側の所定位置に配置されるとともに、その所定位置が動かないように、
光源用FPC17は、周囲の筐体102や、あるいは導光板15に対して、接着剤102
cにより固定されている。
3.フレキシブル回路基板
図1(a)に示すように、フレキシブル回路基板93は、液晶パネル10の駆動用素子
91等に電力を供給するためのものであって、少スペース化や配線の引き回しのために、
反転させた状態で、折り返して電気接続されている。
したがって、背景技術において既に説明したように、液晶パネルの裏側に電気接続され
たフレキシブル回路基板を、反転させて折り返すと、液晶パネルが上方に持ち上がり、そ
れに引っ張られるように、光源用回路基板(LED基板)が浮いてしまうという問題が発
生しやすかった。
そこで、後述するように、遮光両面テープ100と、光源13との間に、接着防止部材
14を設けるか、あるいは接着防止処理が施してあるものである。
ここで、かかるフレキシブル回路基板93は、各種形態をとることができるが、典型的
には、ポリイミド樹脂等からなる電気絶縁性基板の上に、銅等の金属からなる電気配線9
3aが形成してある複合材料である。
また、図示しないものの、フレキシブル回路基板93の端部93bは、通常、液晶装置
の電源等に対して、電気接続されている。
4.筐体
また、図1(a)に示すように、筐体102は、少なくとも液晶パネル10を収容する
ための部材であって、液晶パネル10の形状に併せて、各種形態をとることができる。
また、通常、筐体102は、液晶パネル10のみならず、上述した光源装置12や、フ
レキシブル回路基板93の一部等も収容することになる。
そして、筐体102に対して、液晶パネル10を固定するために、筐体102の周囲に
、画像表示箇所を除いて、枠状の遮光両面テープ100が配置され、それによって、筐体
102の縁部102aと、液晶パネル10の周囲とが、接着されて、固定されることにな
る。
ここで、液晶パネルの大きさは変えずに、表示面積のみを可能な限り大きくしようとう
する技術的動向があり、筐体の縁部をそれに合わせて、例えば、3mm以下の幅、より好
ましくは、2mm以下の幅に狭くかつ小さくしようとしている。
したがって、液晶パネルを固定するに際して、遮光両面接着テープの幅や面積を大きく
したり、あるいは種類を変えて接着性を高めたりして、液晶パネルと、筐体の縁部等との
間の接着力を向上させることも考えられるが、実情に合致せず、また、遮光両面接着テー
プのリペア性にも劣ることになる。
なお、遮光両面テープ100は、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤
、ポリエステル系粘着剤等の粘着樹脂中に、カーボンブラックや黒色顔料、あるいは金属
粉やフィラー等が所定量添加された構成となっている。また、遮光両面テープ100は、
図15に示すような、多層構造であっても良い。
5.接着防止部材または接着防止処理
図1(b)に示すように、筐体102に対して、液晶パネル10等を固定するための遮
光両面テープ100と、光源13との間に、接着防止部材14を設けるか、あるいは接着
防止処理を施して、接着防止処理部14dを設けることを特徴とする。
この理由は、光源13が、遮光両面テープ100に対して接着されないので、上述した
フレキシブル回路基板93の折り曲げ等によって、液晶パネル10に所定方向の外力が加
り、遮光両面接着テープ100が剥がれて液晶パネル10が浮いてしまった場合であって
も、光源13が液晶パネルの浮きに伴って浮いてしまうことによる光源13と、導光板1
5との間の位置ずれを有効に防止することができるためである。
すなわち、遮光両面接着テープ100が剥がれて、液晶パネル10が浮くことがあって
も光源13が浮くことがなくなるため、光源13と、導光板15との間の位置ずれが生じ
ないことから、表示画像における輝度の低下や輝度ムラ、さらにはホットスポットの発生
が少ない液晶装置1を効率的に提供することができる。
したがって、例えば、接着防止部材14を設けた場合は、液晶パネル10に所定方向の
外力が加り、遮光両面接着テープ100が剥がれて液晶パネル10が浮いてしまった場合
であっても、遮光両面接着テープ100とともに浮き上がるのは接着防止部材14のみで
あり、光源13は所定の位置にとどまることができる。
なお、液晶パネル10の大きさや厚さ等にもよるが、例えば、光源13と、導光板15
との間の位置ずれが、所定位置から、500〜1000μmの範囲になると、表示画像に
おける輝度の低下が著しくなることが判明している。それに対して、所定の接着防止部材
14を設けるか、あるいは接着防止処理を施して、接着防止処理部14dを設けることに
よって、光源13と、導光板15との間の位置ずれを、例えば、500μm未満の値に制
御することができ、条件によっては、100μm未満の値に制御することができる。
また、図1(b)に示す接着防止部材14としては、典型的には、電気絶縁性フィルム
であることが好ましい。
この理由は、接着防止部材が、PETフィルムに代表される電気絶縁性フィルムである
ことにより、電気配線間のショートの発生を防止しつつ、光源と、導光板との間の位置ず
れを有効に防止することができるためである。
ここで、電気絶縁性フィルムの種類としては、ポリエステル樹脂(PET)フィルム、
フッ素樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、オレフィン樹脂フィルム、ウレタン樹脂フ
ィルム、エポキシ樹脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム、ポリサルフォン樹脂フィルム
、ポリフェニレンサルファイド樹脂フィルム、フェノール樹脂フィルム等が挙げられる。
また、電気絶縁性フィルムの厚さを、例えば、1〜500μmの範囲内の値とすること
が好ましい。
この理由は、このように電気絶縁性フィルムの厚さが1μm未満の値になると、取り扱
いが困難となったり、電気絶縁性や機械的特性が著しく低下したりする場合があるためで
ある。一方、電気絶縁性フィルムの厚さが500μmを超えると、光源と、遮光両面テー
プとの間に挿入することが困難となったり、当該電気絶縁性フィルムが位置ずれしやすく
なったりする場合があるためである。
したがって、電気絶縁性フィルムの厚さを、5〜100μmの範囲内の値とすることが
より好ましく、15〜75μmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
なお、電気絶縁性フィルム中に、酸化チタン等を混入させたり、あるいは表面に酸化チ
タン等からなる遮光層を設けてさらに遮光機能を付加させることにより、液晶装置におけ
る誤動作を防止したり、外光等の進入の影響を排除したりすることができる。
また、接着防止部材14が、後述する遮光両面テープ100における剥離部材の一部1
00cであることが好ましい。
この理由は、接着防止部材として、遮光両面テープにおける剥離部材の一部を用いるこ
とができれば、剥離部材を廃棄することなく、また、別途、電気絶縁性フィルム等を用意
する必要がなく、極めて経済的なためである。
すなわち、通常は、遮光両面テープは、その両面に、それぞれ剥離部材が設けてあり、
一方の剥離部材を剥がして、液晶パネルに貼った後、もう一方の面の剥離部材を、すべて
剥がすことなく、部分的に剥がすものである。そうすると、残った剥離部材については、
廃棄することなく、そのまま接着防止部材として機能させることができる。よって、剥離
部材を部分的にはがせるように、所定箇所に切り込み(スコア線)やミシン線等が設けて
あることが好ましい。
また、図5(a)〜(b)に示すように、接着防止部材14の表面に、凹凸14a、1
4bが設けてあることが好ましい。なお、図5(a)は、接着防止部材14が、光源13
が実装された光源用FPC17と、遮光両面テープ100との間に挿入された状態を示す
ための図であって、図5(b)は、表面に、凹凸14a、14bが設けてある接着防止部
材14の部分拡大図である。
この理由は、接着防止部材14の表面の凹凸14a、14bによって、あるいは凹部1
4bあるいは凸部14aのいずれかによって、遮光両面テープ100との間が、点接触に
なり、接着防止部材14の挿入が容易になり、接着防止機能をさらに有効に発揮すること
ができるためである。
すなわち、通常の接着防止部材は、PETフィルムに代表される電気絶縁性フィルムで
あって、しかも平滑な電気絶縁性フィルムを用いることが考えられる。しかしながら、こ
のような電気絶縁性フィルムを、光源と、遮光両面テープとの間に、後から挿入したり、
位置合わせしたりすることは、必ずしも容易でない。特に、遮光両面テープの粘着性が高
い場合には、電気絶縁性フィルムであっても、所定場所に挿入し、位置合わせしたりする
ことが容易でない場合がある。
そこで、図5(a)〜(b)に示すような表面に凹凸14a、14bが設けてある接着
防止部材14を用いることにより、光源13と、遮光両面テープ100との間の摩擦力が
小さくなって、それらの間に、後から挿入する場合でも、容易に実施することができる。
また、かかる接着防止部材14を挿入した後は、遮光両面テープ100との間が、点接
触になって、接触面積が低下するために、接着防止機能をさらに有効に発揮することがで
きる。
なお、接着防止部材の挿入に際して、特に、遮光両面テープの粘着特性が問題となる場
合には、接着防止部材14の片側表面のみに、凸部14aあるいは凹部14bを選択的に
設けることがより好ましいと言える。
ここで、接着防止部材14における凹凸14a、14bの高さ、すなわち、接着防止部
材の凹部14bの底から、凸部14aの頂上までの高さ(h)は特に制限されるものでは
ないが、例えば、0.1〜100μmの範囲内の値であることが好ましい。
この理由は、かかる凹凸の高さ(h)が0.1μm未満になると、光源と、遮光両面テ
ープとの間の摩擦力の低減効果が発揮されない場合があるためである。
一方、かかる凹凸の高さ(h)が100μmを超えると、凹凸を安定的に設けることが
困難となる場合があるためである。
したがって、接着防止部材の凹凸の高さ(h)を、1〜50μmの範囲内の値とするこ
とがより好ましく、5〜30μmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
なお、接着防止部材14の表面に、凸部14aあるいは凹部14bのいずれか一方を設
けた場合には、接着防止部材の平坦な表面位置を基準として、凹部14bの底までの距離
あるいは凸部14aの頂上までの距離を、それぞれ凹凸の高さ(h)とすれば良い。
また、図6(a)〜(b)に示すように、接着防止部材14の一部に、位置決め部14
cが設けてあることが好ましい。なお、図6(a)は、接着防止部材14が、光源13が
実装された光源用FPC17と、遮光両面テープ100との間に挿入された状態を示すた
めの図であって、図6(b)は、位置決め部14cが設けてある接着防止部材14と、光
源用FPC17と、が勘合した状態の部分拡大図である。
この理由は、このような位置決め部14cによって、接着防止部材14の移動を制御す
ることができ、接着防止機能をさらに有効に発揮することができるためである。例えば、
図6(a)〜(b)に示すように、光源用FPC17に突起17aが設けてあり、その突
起17aと、接着防止部材14の位置決め部14cである穴とが勘合することにより、接
着防止部材14の移動を制御することができる。
なお、位置決め部としては、このように穴であっても、凹凸や突起であっても、さらに
は、接着防止部材の位置決めマークであっても良い。もちろん、位置決めマーク自体には
、接着防止部材の移動を直接的に制御する機能はないが、所定位置からずれた場合には、
すぐに識別できるという間接的な位置決め機能がある。
また、遮光両面テープと、光源との間に、接着防止処理を施すに際して、接着防止処理
が、シリコーン処理またはフッ素処理であることが好ましい。すなわち、図7(a)〜(
b)に示すように、接着防止部材14の一部に、シリコーン剥離剤やフッ素剥離剤等の剥
離剤からなる接着防止処理部14dが設けてあることが好ましい。なお、図7(a)は、
接着防止処理部14dが、光源13が実装された光源用FPC17と、遮光両面テープ1
00との間に設けられた状態を示すための図であって、図7(b)は、接着防止処理部1
4dが設けてある接着防止部材14の部分拡大図である。
この理由は、シリコーン剥離剤やフッ素剥離剤等の剥離剤からなる接着防止処理部14
dであれば、長年、テープ業界等で使用されてきた実績があり、薄膜であっても、接着防
止機能を安定的に発揮することができるためである。また、このような接着防止処理部1
4dであれば、任意位置や任意形状に塗布したり、パターン形成したりすることができる
ためである。
ここで、シリコーン剥離剤やフッ素剥離剤の種類は特に制限されるものではないが、例
えば、ポリジメチルシロキサン化合物、ポリメチルビニルシロキサン化合物、ポリメチル
ハイドロジエンシロキサン化合物、ポリメチルヘキセニルシロキサン化合物、ポリジメチ
ルシロキサンーポリメチルヘキセニルシロキサン共重合物、ポリテトラフルオロエチレン
化合物(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(F
EP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、エチレン・テトラフルオロエチレン系共重合体(ETFE及びPVdF)等の一種
単独または二種以上の組み合わせを用いることができる。
また、図8(a)〜(b)に示すように、接着防止処理によって形成された接着防止処
理部100aが、遮光両面テープ100における所定箇所の接着剤の除去処理によって形
成されていることが好ましい。なお、図8(a)は、接着剤の除去処理によって形成され
た接着防止処理部100aが、光源13が実装された光源用FPC17と、遮光両面テー
プ100との間に設けられた状態を示すための図であって、図8(b)は、接着防止処理
部100aが設けてある遮光両面テープ100の部分平面図である。
この理由は、遮光両面テープ100における所定箇所の接着剤を削除等して、接着剤が
所定箇所に実質的に存在しないことから、接着防止機能を確実に発揮することができるた
めである。
すなわち、図8(a)〜(b)に示すように、遮光両面テープ100における接着剤の
一部を除去するか、あるいは、予め遮光両面テープ100を部分的に設けないことによっ
て、光源13と、遮光両面テープ100との間の接着を防止することができる。
なお、所定箇所において、光源と、遮光両面テープとが接着しない程度に、遮光両面テ
ープが実質的に排除されていれば良く、図8(c)に示すように、遮光両面テープ100
の幅を所定箇所において、徐々に狭くして、細幅部100bを設けたり、遮光両面テープ
の一部に開口部(図示せず)を設けたりしても良い。
さらに、一部上述したが、図8(d)に示すように、所定箇所において、遮光両面テー
プ100における剥離部材の一部100cを残すことによっても、接着防止処理部を実質
的に形成することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光源から出射
された光を液晶パネルに導く導光板と、液晶パネルに電気接続されるフレキシブル回路基
板と、少なくとも液晶パネルおよび導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装置の製造方
法であって、液晶パネルを、光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に配置し
た遮光両面テープによって、筐体側に固定する工程と、当該遮光両面テープと、光源との
間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防止処理を施す工程と、フレキシブル回路
基板を、導光板の背面側に曲げて固定する工程と、を含むことを特徴とする液晶装置の製
造方法である。
以下、図9に示す製造フローチャートに沿って、本実施形態の液晶装置の製造方法の一
例を説明する。
1.液晶パネルの製造
まず、図9に示すように、TFT素子を備えた素子基板(S1、S2)と、対向基板と
してのカラーフィルタ基板(S1´、S2´)とからなる液晶パネルを製造する。
具体的には、図10(a)〜(c)に示すように、素子基板の基体としてのガラス基板
61の上に、各種の部材を積層形成し、TFT素子69や所定パターンの走査線、所定パ
ターンのデータ線、外部接続端子等を、電気絶縁膜81とともに、適宜形成する。
次いで、スパッタリング処理等によりITO等の透明導電膜を積層した後、フォトリソ
グラフィ及びエッチング法により、表示領域に画素電極63をマトリクス状に形成する。
さらに、画素電極63が形成された基板表面に、ポリイミドからなる配向膜85を形成す
る。このようにして、種々の樹脂膜や導電膜が形成された素子基板60を製造する。
次いで、図11(a)〜(c)に示すように、対向基板としてのカラーフィルタ基板を
構成する基体としてのガラス基板31の上に各種の部材を積層することにより、着色層3
7や遮光膜39を適宜形成する。次いで、スパッタリング処理等によりITO等の透明導
電膜を積層した後、フォトリソグラフィ及びエッチング法により、表示領域全面に渡る対
向電極33を形成する。さらに、対向電極33が形成された基板表面に、ポリイミド樹脂
等からなる配向膜45を形成する。このようにして、種々の樹脂膜や導電膜が形成された
カラーフィルタ基板30を製造する。
次いで、図9に、S3として示すように、カラーフィルタ基板と、素子基板とをシール
材を介して貼り合わせて、所定のセル構造を形成するとともに、当該セル構造の内部に液
晶材料を注入する。
その後、図9に、S4として示すように、カラーフィルタ基板及び素子基板の外面にそ
れぞれ偏光板等を貼付したり、駆動用半導体素子やフレキシブル回路基板を実装したりす
ることにより、液晶パネルを製造することができる。
より具体的には、図12(a)〜(c)に示すように、液晶パネル10を、段階的に製
造することができる。
2.液晶パネルの固定工程
次いで、図1(a)〜(b)に示すように、筐体102に対して、液晶パネル10の表
示領域の外側領域に形成された遮光両面テープ100によって、液晶パネル10を固定す
る工程である。
すなわち、図9に、S5として示されるように、図4(a)に示す光源13が実装され
た光源用FPC17と、導光板15とをと、準備し、筐体内部で、光源13が導光板15
の一辺側に配置されるように、光源用FPCと、導光板とを近接配置する。なお、かかる
S5の配置工程において、光反射板又は光反射膜16も同時に、所定位置に配置する。
次いで、図9に、S6として示されるように、接着防止工程を実施する。すなわち、図
1(a)に示すように、光源13に対応した箇所に、接着防止部材14を設けるか、ある
いは接着防止処理を施す工程を実施する。なお、接着防止部材および接着防止処理につい
ては、第1の実施形態で説明した内容と、同様のものとすることができる。
次いで、図9に、S7として示されるように、遮光両面テープ100を所定箇所に設置
する。すなわち、筐体102の周囲に、画像表示箇所を除いて、枠状の遮光両面テープ1
00が配置され、それによって、筐体102の縁部102aと、後に配置される液晶パネ
ル10の周囲とが、接着されて、固定されることになる。
次いで、図9に、S8として示されるように、液晶パネル10を所定箇所に設置する。
すなわち、枠状の遮光両面テープ100を介して、筐体102の縁部102aと、液晶パ
ネル10の周囲とが、接着されて、固定されることになる。
次いで、図9に、S9として示されるように、フレキシブル回路基板の曲げ工程を実施
する。すなわち、フレキシブル回路基板を反転させて、筐体102の内部に、収容する工
程である。このとき、光源13に対応した箇所に、接着防止部材14を設けるか、あるい
は接着防止処理が施してあることから、液晶パネル10の浮き問題を有効に解決すること
ができる。
最後に、図9に、S10として示されるように、上方から押圧し、位置合わせ調整をし
て、液晶パネル10の固定を完了する。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態は、第1実施形態の液晶装置を備えた電子機器である。
ここで、図13は、本実施形態の電子機器の全体構成を示す概略構成図である。この電
子機器は、液晶パネル200と、これを制御するための制御手段1200とを有している
。また、図13中では、液晶パネル200を、パネル構造体200Aと、半導体素子(I
Cチップ)等で構成される駆動回路200Bと、に概念的に分けて描いてある。また、制
御手段1200は、表示情報出力源1210と、表示処理回路1220と、電源回路12
30と、タイミングジェネレータ1240とを有することが好ましい。
また、表示情報出力源1210は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Acc
ess Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレ
ージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネ
レータ1240によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの
画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路1220に供給するように構成されている
ことが好ましい。
また、表示情報処理回路1220は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、
ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力し
た表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路200
Bへ供給することが好ましい。そして、駆動回路200Bは、走査線駆動回路、データ線
駆動回路および検査回路を含むことが好ましい。また、電源回路1230は、上述の各構
成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する機能を有している。
そして、本実施形態の電子機器であれば、遮光両面テープと、光源との間に、接着防止
部材を設けるか、あるいは接着防止処理が施してあることにより、光源と、導光板との間
の位置ずれが少ないことから、輝度の低下や輝度ムラの発生を少なくした電子機器とする
ことができる。
本発明によれば、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定するとと
もに、遮光両面テープと、光源との間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防止処
理が施してあることにより、光源と、導光板との間の位置ずれが少ない液晶装置及びその
ような液晶装置の製造方法を提供することができる。
したがって、TFT素子を備えた液晶装置等の電気光学装置や電子機器、例えば、携帯
電話機やパーソナルコンピュータ等をはじめとして、液晶テレビ、ビューファインダ型・
モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電気泳動装
置、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末
、タッチパネルを備えた電子機器、電子放出素子を備えた装置(FED:Field Emission
DisplayやSCEED:Surface-Conduction Electron-Emitter
Display)などに幅広く適用することができる。
(a)〜(b)は、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定する状態を説明するための図である。 第1実施形態の液晶装置における液晶パネルの断面図である。 第1実施形態の液晶装置における液晶パネルの斜視図である。 (a)〜(b)は、光源装置の断面図及び光源用回路基板の平面図である。 (a)〜(b)は、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定した状態および接着防止部材の態様を説明するための図である(その1)。 (a)〜(b)は、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定した状態および接着防止部材の態様を説明するための図である(その2)。 (a)〜(b)は、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定した状態および接着防止処理の態様を説明するための図である(その1)。 (a)〜(b)は、遮光両面テープによって、筐体に対して、液晶パネルを固定した状態および接着防止処理の態様を説明するための図である(その2)。 第2実施形態の液晶装置の製造方法を説明するための製造フローチャートである。 (a)〜(c)は、素子基板の製造方法を説明するために供する図である。 (a)〜(c)は、対向基板の製造方法を説明するために供する図である。 (a)〜(c)は、液晶装置の組み立て工程を説明するために供する図である。 本発明に係る電子機器の実施形態における構成ブロックを示す概略構成図である。 従来の液晶装置に用いられていた遮光両面テープの構成を説明するために供する図である。 従来の液晶装置における液晶パネルの浮き問題を説明するために供する図である。
符号の説明
1:液晶装置、10:液晶パネル、12:光源装置、13:光源、14:接着防止部材、
14a:凸部、14b:凹部、14c:位置決め部、14d:接着防止処理部、15:導
光板、16:光反射板又は光反射膜、17:光源用回路基板(光源用FPC)、17a:
突起、30:対向基板(カラーフィルタ基板)、49:偏光板、60:素子基板、60T
:基板張出部、93:フレキシブル回路基板、100:遮光両面テープ、100a:接着
防止処理部、100b:細幅部、100c:剥離部材の一部、102:筐体、102´:
筐体の一部、102c:接着剤

Claims (9)

  1. 液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光源から出射された光を前記液
    晶パネルに導く導光板と、前記液晶パネルに電気接続されるフレキシブル回路基板と、少
    なくとも、前記液晶パネルおよび導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装置であって、
    前記フレキシブル回路基板は、前記導光板の背面側に曲げられて固定されるとともに、
    前記液晶パネルは、前記光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に配置された
    遮光両面テープによって、前記筐体側に固定され、かつ、
    当該遮光両面テープと、前記光源との間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防
    止処理が施してあることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記光源が、前記フレキシブル回路基板とは別の光源用回路基板に実装されており、前
    記接着防止部材あるいは接着防止処理によって、当該光源用回路基板と、前記遮光両面テ
    ープとの間の接着を防止することを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記接着防止部材が、電気絶縁性フィルムであることを特徴とする請求項1または2に
    記載の液晶装置。
  4. 前記接着防止部材が、前記遮光両面テープにおける剥離部材の一部であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記接着防止部材の表面に、凹凸が設けてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一項に記載の液晶装置。
  6. 前記接着防止部材の一部に、位置決め部が設けてあることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の液晶装置。
  7. 前記接着防止処理が、シリコーン処理またはフッ素処理であることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一項に記載の液晶装置。
  8. 前記接着防止処理が、前記遮光両面テープにおける接着剤の除去処理であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の液晶装置。
  9. 液晶パネルと、光源と、当該光源に対向配置され、当該光源から出射された光を前記液
    晶パネルに導く導光板と、前記液晶パネルに電気接続されるフレキシブル回路基板と、少
    なくとも前記液晶パネルおよび前記導光板を収容する筐体と、を備えた液晶装置の製造方
    法であって、
    前記液晶パネルを、前記光源が配置された領域を含む表示領域の外側の領域に配置した
    遮光両面テープによって、前記筐体側に固定する工程と、
    当該遮光両面テープと、前記光源との間に、接着防止部材を設けるか、あるいは接着防
    止処理を施す工程と、
    前記フレキシブル回路基板を、前記導光板の背面側に曲げて固定する工程と、
    を含むことを特徴とする液晶装置の製造方法。
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