JP4148179B2 - 車線維持支援装置 - Google Patents

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    • B60T2201/087Lane monitoring; Lane Keeping Systems using active steering actuation

Description

本発明は、自車両を走行車線内に維持する車線維持支援装置に関するものである。
従来の車線維持支援装置としては、前方車線状態と車両の運動状態とに基づいて、車線に追従するような操舵トルクを発生させてドライバを誘導すると共に、操舵トルクセンサの検出値に応じて前輪の誘導コースからの偏向量を制御し、ドライバにはその偏向量に応じた操舵反力を伝えるというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来装置では、運転者による操舵角が小さいうちは、比較的小さなゲインを用いて偏向量を小さく設定し、運転者による操舵角が大きいときは、大きなゲインを用いて偏向量を大きく設定する。これにより、舵角が小さいうちは安定した車線追従を行えるようにし、舵角が大きいときは車線変更をより容易に行えるようにしている。
特開平9−207800号公報(第6頁、図7)
しかしながら、上記従来の車線維持支援装置にあっては、操舵トルク検出値に対する前輪偏向量のゲインを設定するにあたり、操舵トルクが小さい領域において、ゲインが大きいと車線維持性能が低下し、ゲインが小さいと運転者の操舵入力に対する車両挙動の応答性が低下する。
つまり、上記従来装置においては、車線追従性とドライバ協調性という相反する性能を両立させることは困難であり、どちらの性能も本来の能力を十分に発揮することができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、車線追従性とドライバ協調性とを考慮して、運転者に違和感のない車線維持制御を行うことができる車線維持支援装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車線維持支援装置は、走行状態検出手段で自車両の走行状態を検出し、操舵意思検出手段で運転者による操舵意思を検出し、操舵角検出手段で操舵角を検出し、前記走行状態検出手段で検出された走行状態に基づいて、目標操舵角演算手段で自車両が走行車線の所定位置を走行するために必要な目標操舵角を算出し、前記操舵意思検出手段で運転者による操舵意思が非検出であるとき、第1の操舵トルク制御手段で、前記目標操舵角演算手段で算出された目標操舵角に実際の操舵角が一致するように操舵トルクを制御することで、自車両が走行車線の所定位置を走行するように操舵トルクを制御し、前記操舵意思検出手段で運転者による操舵意思を検出したとき、第2の操舵トルク制御手段で、前記目標操舵角演算手段で算出された目標操舵角と前記操舵角検出手段で検出された操舵角との差分値である操舵角偏差に応じて操舵トルクを制御することで、運転者による操舵操作が反映され易いように操舵トルクを制御し、当該第2の操舵トルク制御手段は、前記操舵角偏差が大きくなるにつれて、操舵トルク制御量を大きく設定すると共に、その増加率が、前記操舵角偏差が大きくなるにつれて小さくなるように操舵トルク制御量を設定して、操舵トルクを制御する。
本発明によれば、運転者の操舵意思に応じて、異なる制御方式により操舵トルクを制御し、運転者の操舵意思がない場合には、自車両が車線追従を行って走行車線の所定位置を走行するように操舵トルクを制御し、運転者の操舵意思がある場合には、操舵量に応じた反力を発生させて、運転者による操舵操作が反映され易いように操舵トルクを制御するので、車線追従性とドライバ協調性とを考慮した適切な車線維持制御を行うことができる。
また、運転者の操舵意思がある場合には、操舵角偏差が大きくなるにつれて、操舵トルク制御量を大きく設定すると共に、その増加率が、前記操舵角偏差が大きくなるにつれて小さくなるように操舵トルク制御量を設定するので、操舵角偏差が小さいときには、操舵角偏差の僅かな増加に対しても操舵トルクを大きく発生するようにすることで、運転者が敏感に操舵反力を受けられるようにすることができ、操舵角偏差が大きいときには、操舵トルクの増大を抑制して運転者の操舵操作を適切に反映させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における車線維持支援装置を適用した場合の概略構成図である。
図中、1FLは前左輪,1FRは前右輪であり、前左右輪1FL,1FRに操舵角を発生させるステアリングギア2と、車両を操向するためにドライバが操作するステアリングホイール3と、ステアリングホイール3とステアリングギア2とを機械的に連結してステアリングホイール3の回転を操向輪としての前左右輪1FL,1FRの操舵角として伝えるステアリングシャフト4とによって、操舵系を構成している。
また、この車両には、ステアリングシャフト4のねじれ量から操舵トルクTを検出する操舵トルク検出手段としての操舵トルクセンサ5と、ステアリングホイール3をドライバが操舵した角度θを検出する操舵角検出手段としての操舵角センサ6とが設けられており、これらの検出信号は、後述するコントロールユニット10に出力される。
そして、ステアリングシャフト4には操舵補助力を付加する操舵アクチュエータ7が設けられており、この操舵アクチュエータ7は、コントロールユニット10からの操舵トルク指令値に応じて操舵制御するように構成されている。
また、この車両には、車両前方の走行車線形状と自車両との相対位置を検出する走行位置検出センサとして、CCDカメラ8a及びカメラコントローラ8bを備えている。このカメラコントローラ8bでは、CCDカメラ8aで捉えた自車両前方の撮像画像から、道路区画線等のレーンマーカを検出して走行車線を検出すると共に、その走行車線に対する自車両のヨー角Φ、走行車線中央からの横変位X、走行車線の曲率β等を算出することができるように構成されており、これらの検出信号はコントロールユニット10に出力される。
さらに、この車両には、各車輪1FL〜1RRの車輪速度Vwi(i=FL〜RR)を検出する車輪速センサ9が設けられ、この車輪速度Vwiもコントロールユニット10に出力される。
そして、コントロールユニット10では、各センサ及びコントローラから入力された検出信号をもとに操舵トルク指令値を算出し、前記操舵アクチュエータ7へ出力することにより操舵力を付加するように構成されている。
前記CCDカメラ8a、カメラコントローラ8b及び車輪速センサ9によって、走行状態検出手段を構成している。
このコントロールユニット10は、図2に示す制御ブロックを構成している。
この制御ブロックは、操舵トルクセンサ5から入力される操舵トルクTに基づいて運転者の操舵意思を検出する操舵意思検出部21と、カメラコントローラ8bから入力される走行車線情報及び車輪速センサ9から入力される車輪速度Vwiから算出される自車速Vに基づいて、自車両が走行車線中央位置を走行するために必要な目標操舵角θ*を算出する目標操舵角算出部22と、前記操舵意思検出部21で検出された操舵意思と前記目標操舵角算出部22で算出された目標操舵角θ*と操舵角センサ6から入力される操舵角θとに基づいて、操舵意思に応じた操舵トルク制御を行うための操舵トルク指令値を算出する操舵トルク指令値算出部23とを備えている。
そして、前記操舵トルク指令値算出部23で算出された操舵トルク指令値を操舵アクチュエータ7に出力することにより操舵力を付加し、操向輪としての前輪を転舵するように構成されている。
また、前記操舵トルク指令値算出部23は、前記目標操舵角算出部22で算出された目標操舵角θ*に実際の操舵角を一致させるような操舵トルク指令値を算出する第1の操舵トルク制御部23aと、前記目標操舵角算出部22で算出された目標操舵角θ*と操舵角センサ6から入力される操舵角θとの偏差Δθ(=θ*−θ)に応じた操舵トルク指令値を算出する第2の操舵トルク制御部23bとを備えている。
そして、前記操舵意思検出部21で運転者の操舵意思が検出されていないときには、前記第1の操舵トルク制御部23aで算出された操舵トルク指令値を操舵アクチュエータ7に出力し、運転者の操舵意思が検出されときには、前記第2の操舵トルク制御部23bで算出された操舵トルク指令値を操舵アクチュエータ7に出力するように構成されている。
次に、前記コントロールユニット10で行われる第1の実施形態における車線維持制御処理手順を図3のフローチャートに従って説明する。この車線維持制御処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処理として実行され、先ず、ステップS1で各種センサからの信号を読込む。
具体的には、操舵トルクセンサ5からの操舵トルクT、操舵角センサ6からの操舵角θ、車輪速センサ9FL〜9RRからの車輪速度Vwi(i=FL〜RR)、カメラコントローラ8bからの走行車線に対する自車両のヨー角Φ、走行車線中央からの横変位X、走行車線の曲率βを読込む。
次に、ステップS2では、車速Vを算出する。この車速Vは、車輪速センサ9FL〜9RRで検出した車輪速Vwiのうち、例えば、非駆動輪としての前輪の車輪速度VwFL、VwFRの平均値から、次式をもとに算出する。
V=(VwFL+VwFR)/2 ………(1)
なお、ここでは、前輪速度VwFL、VwFLに基づいて走行速度Vを算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、車両に公知のアンチスキッド制御を行うABS制御装置が搭載されており、このABS制御装置によりアンチスキッド制御が行われている場合には、このアンチスキッド制御での処理過程で推定される推定車体速を用いるようにしてもよい。
また、本発明を前輪駆動車に適用した場合には、各車輪速度VwFL〜VwRRのうち、非駆動輪である後輪の車輪速度VwRL、VwRRの平均値から自車両の車速Vを算出すればよい。
次に、ステップS3で目標操舵角θ*を算出する。この目標操舵角θ*の算出方法として、例えば、目標ヨーレートγ*から算出する方法を用いる。
具体的には、先ず、図4に示すように、自車両Wを原点とし、車両Wの前後方向をx軸、自車両Wの車幅方向をy軸とするx−y相対座標を設定し、カメラコントローラ8bから読込んだ各種データに基づいて、目標経路M上の目標点Pを設定する。次に、自車両Wが目標点Pに到達するまでの仮想経路Spに沿う走行時に生じる目標点到達ヨーレートγpの算出、目標点Pにおける車両Wと目標経路Mとの角度偏差Δδpの算出、並びに該角度偏差Δδpを解消するヨーレートの補正分Δγpの算出を順次行い、さらに目標ヨーレートγ*を下記(2)式をもとに算出する。
γ*=γp−Km・Δγp ………(2)
ここで、Kmは補正係数であり、走行可能経路Aの曲率β、道路幅D及び車速Vからファジー推論により求められる。これは、走行経路の曲率などによっては目標経路Mに滑らかに収束するのが困難であるため、曲率βや道幅D等の状態量に応じて補正係数Kmを求めるようにしたものである。
そして、前記(2)式をもとに算出された目標ヨーレートγ*を実現するために必要な前輪の目標操舵角θ*を、下記(3)式をもとに算出する。
θ*=L(1+KV2)・γ*/V ………(3)
ここで、Lは自車両Wのホイールベース、Kはステアリング特性のスタビリティファクタである。
なお、現在のヨーレートγから目標ヨーレートγ*へのヨーレートの補正分をΔγ*(=γ*−γ)、現在の舵角θから目標舵角θ*への舵角の補正分をΔθ*(=θ*−θ)とし、下記(4)式をもとに目標操舵角θ*を算出するようにしてもよい。
θ*=θ+Δθ*=θ+L(1+KV2)・Δγ*/V ………(4)
ここで、現在のヨーレートγ及び現在の舵角θはヨーレートセンサ及び操舵角センサを用いて得られた値を用いる。
次に、ステップS4では、ドライバの操舵意思を判断する。具体的には、前記ステップS1で読込んだ操舵トルクTが、車速V及び操舵角θに応じて設定される操舵トルク閾値T0を超えているか否かを判定し、T>T0であるときにはドライバが意識的に操舵入力していると判断してステップS5に移行し、T≦T0であるときにはドライバは操舵入力していないと判断して後述するステップS8に移行する。
ステップS5では、前記ステップS1で読込んだ操舵角θと、前記ステップS3で算出した目標操舵角θ*との偏差である操舵角偏差Δθ(=θ*−θ)をもとに、図5に示す目標付加操舵トルク算出マップを参照して、ドライバに走行車線の中央位置を知らせるインフォメーションを伝えるための目標付加操舵トルクTsを算出する。
この目標付加操舵トルク算出マップは、図5に示すように、操舵角偏差Δθが比較的小さい領域では、操舵角偏差Δθが増加するにつれて目標付加操舵トルクTsも大きく算出され、操舵角偏差Δθが所定の正値を超えると、目標付加操舵トルクTsは一定の正の値に固定されるように設定されている。また、操舵角偏差Δθが所定の負値を超えると、目標付加操舵トルクTsは一定の負の値に固定されるように設定されている。このような特性は、ドライバフィーリングをもとにチューニングして設定する。
このようにして算出される目標付加操舵トルクTsにより発生される操舵力を、ドライバは操舵反力として受けることになる。そして、これによりドライバは走行車線の中央位置からのずれを認識しながら操舵操作を行うことができる。このように、ドライバによる操舵操作が反映され易い車線維持制御の制御方式を第2の制御方式と称す。
次いでステップS6に移行して、前記第2の制御方式の継続時間を計測する、ソフトウェアタイマで構成される継続時間タイマのカウント値nを、予め設定された継続時間t0に相当するカウント値n0に設定してステップS7に移行する。ここで、継続時間t0は、車線維持制御の制御方式が第2の制御方式から後述する第1の制御方式に移行する際に、運転者に違和感を与えることのない十分な時間に設定する。また、継続時間タイマのカウント値nの初期値は0とする。
ステップS7では、算出された目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号を前記操舵アクチュエータ7に出力してから、タイマ割込み処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
また、ステップS8では、カウント値nが0以下であるか否かを判定し、n≦0であるときには、前記第2の制御方式の継続時間が経過したものと判断してステップS9に移行し、第1の制御方式における目標付加操舵トルクTsを算出する。
具体的には、前記ステップS3で算出された目標操舵角θ*に操向輪としての前輪1FL及び1FRの舵角を一致させるために、目標操舵角θ*と現在の操舵角θとの差分に所定の制御ゲインを乗じて目標付加操舵トルクTsを算出し、前記ステップS7に移行する。
このようにして算出される目標付加操舵トルクTsにより発生される操舵力によって、自車両は走行車線を逸脱することなく車線中央位置を走行することになる。このように、自車両を走行車線中央位置に維持するような車線維持制御の制御方式を第1の制御方式と称す。
一方、前記ステップS8の判定結果が、n>0であるときには、前記第2の制御方式の継続時間が経過していないものと判断してステップS10に移行し、前記ステップS5と同様の処理を行って目標付加操舵トルクTsを算出する。これにより、ドライバによる操舵操作が反映され易い操舵トルク制御を行うための目標付加操舵トルクTsが算出され、第2の制御方式が継続されることになる。
そして、ステップS11に移行して、第2の制御方式を計測する継続時間タイマのカウント値nをデクリメントしてから前記ステップS7に移行する。
この図3の処理において、ステップS3の処理が目標操舵角演算手段に対応し、ステップS4の処理が操舵意思検出手段に対応し、ステップS5及びステップS10の処理が第2の操舵トルク制御手段に対応し、ステップS9の処理が第1の操舵トルク制御手段に対応している。
したがって、今、運転者による操舵操作が行われることなく、自車両が走行車線に沿って直進走行しているものとする。この場合には、図3の車線維持制御処理において、ステップS4で運転者による操舵意思がないと判断されるので、ステップS4からステップS8を経てステップS9に移行し、自車両は走行車線の中央位置から逸脱しておらず車線追従させるための操舵トルクを付加する必要はないので、目標付加操舵トルクTsが“0”に算出される。これにより、運転者のステアリング操作に応じて直進走行が継続される。
この状態から、運転者の脇見等によって自車両が走行車線の中央位置から左側へ徐々に逸脱を始めたものとする。この場合には、先ず、ステップS3で前方車線の状態と車両の運転状態とに基づいて、自車両が走行車線中央に位置するために必要な目標操舵角θ*が算出される。運転者は操舵操作を行っていないものとすると、ステップS4からステップS8を経てステップS9に移行し、目標操舵角θ*に操向輪としての前輪1FL及び1FRの舵角を一致させるための目標付加操舵トルクTsが算出される。そして、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号が操舵アクチュエータに出力されることにより、第1の制御方式としての操舵トルク制御が行われ、逸脱回避方向である右側への進路修正が的確に行われる。
このように、自車両が走行車線から逸脱傾向にあるときには、走行車線状態と車両の運転状態とに基づいて算出される目標操舵角θ*に操向輪の実際の舵角を一致させるように操舵トルク制御が行われるので、自車両の車線逸脱を確実に防止することができる。
一方、自車両が走行車線に沿ってカーブ路を走行しているものとする。この場合には、運転者によって旋回走行が行われており、意図的に操舵操作を行っていると判断されるので、ステップS4からステップS5に移行する。このとき、目標操舵角θ*と運転者による操舵角θとは一致するので、操舵角偏差Δθ=0となって目標付加操舵トルクTs=0に算出される。これにより、運転者のステアリング操作に応じた走行が継続される。
また、運転者が意図的に操舵介入を行って、自車両が車線変更を行う場合には、操舵トルク閾値T0を超える操舵トルクTが検出されて、運転者が意図的に操舵操作を行っていると判断されるので、ステップS4からステップS5に移行し、目標操舵角θ*と運転者操作による操舵角θとの偏差Δθに応じた目標付加操舵トルクTsが図5をもとに算出される。そして、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号が操舵アクチュエータに出力されることにより、第2の制御方式としての操舵トルク制御が行われ、運転者は操舵角偏差Δθに応じた操舵反力を受けることになる。
このとき、運転者による操舵角θが大きいほど操舵反力を大きく受けることになるが、操舵角θが大きくなるにつれて操舵反力の増加率は小さくなり、操舵角偏差Δθが所定値を越えると操舵反力は一定に保たれる。これは、操舵角偏差Δθが所定値を超えるほど大きな操舵操作を行っているときは、明らかに運転者による意識的な車線逸脱であると判断できるので、この場合には、操舵反力を一定値より大きくしないことで、運転者の操舵操作が反映され易くするためである。これにより、運転者はより違和感なく操舵操作を行うことができる。
また、旋回走行時における操舵操作の際には、運転者による逸脱意思がないにもかかわらず、目標操舵角θ*との間に偏差が生じてしまう場合が考えられる。そこで、操舵角偏差Δθが比較的小さい場合には、操舵角偏差Δθの僅かな増加に対しても目標付加操舵トルクTsを大きく算出することで、運転者が敏感に操舵反力を受けられるようにする。これにより、より安定した車線追従を行うことができる。
また、走行車線中央位置からの逸脱量に応じた操舵反力を受けることができるので、運転者による意図的な車線逸脱である場合には、運転者は、操舵反力として付加される操舵トルクの向きによって走行車線中央位置からの逸脱方向を認識することができると共に、操舵トルクの大きさによって走行車線中央位置からの逸脱量を認識しながら車線変更等の車線逸脱を行うことができる。
前記第2の制御方式としての操舵トルク制御を行っている状態で、運転者が操舵操作を終了した場合には、ステップS4からステップS8に移行し、第2の制御方式の継続時間t0は経過しておらず継続時間タイマn>0であるので、ステップS8からステップS10に移行して第2の制御方式を継続する。このとき、自車両が走行車線から逸脱しているときには、運転者は操舵操作を行っておらずθ=0であるので、目標操舵角θ*に応じた操舵反力としての目標付加操舵トルクTsによって車線逸脱を回避する方向に進路修正が行われる。
その後、継続時間t0が経過すると、継続時間タイマn=0となるので、ステップS8の判定によりステップS9に移行して、第1の制御方式に移行する。このとき、自車両が走行車線から逸脱しているときには、目標操舵角θ*に操向輪の舵角が一致するような目標付加操舵トルクTsによって車線逸脱を確実に回避するように進路修正が行われる。
このように、運転者の操舵意思があると判断したときには、直ちに第1の制御方式から第2の制御方式へ移行するので、運転者の操舵操作が反映され易くすることができ、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
また、運転者の操舵意思があると判断して第2の制御方式により操舵トルク制御を行っているときに、運転者の操舵操作を終了したときには、所定時間後に第2の制御方式から第1の制御方式に移行するので、急激に自車両に発生する操舵力が変化することを防止して、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
このように、上記第1の実施形態では、運転者による操舵意思を検出し、運転者の操舵意思に応じて車線維持制御の制御方式を変更するので、運転者の操舵意思がないと判断したときには、車線追従性を重視した走行制御を行い、運転者の操舵意思があると判断したときには、運転者の操舵操作を重視した走行制御を行うことができ、安定した車線追従が行えると共に、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
また、ステアリングシャフトのねじれから検出される操舵トルクが、車速及びドライバ操舵角に応じて設定される操舵トルク閾値を超えているときに、運転者の操舵意思があると判断するので、確実に運転者の操舵意思を検出することができると共に、路面の片勾配や横風等の外乱の影響を受けにくい車線追従性を実現することができる。
さらに、運転者の操舵意思がないと判断したときには、前方車線状態と車両の運転状態とに基づいて算出される目標操舵角に、操向輪の実際の舵角が一致するような目標付加操舵トルクを発生させるので、十分な車線追従性能を実現して安定した走行を行うことができる。
また、運転者の操舵意思があると判断したときには、前方車線状態と車両の運転状態とに基づいて算出される目標操舵角と、運転者による操舵角との偏差に応じた目標付加操舵トルクを発生させるので、運転者による操舵操作が反映され易い走行制御を行うことができ、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
つまり、操舵角偏差が小さいときには、操舵角偏差の僅かな増加に対しても目標付加操舵トルクを大きく発生するようにすることで、運転者が敏感に操舵反力を受けられるようにするので、実際に操舵意思がある場合には、走行車線の中央位置を知らせるインフォメーションを運転者に対して伝えることができると共に、実際には操舵意思がない場合には、操舵反力として発生される操舵トルクによって車線逸脱を回避する方向に進路修正することができる。
また、操舵角偏差が大きいときには、明らかに運転者による意識的な車線逸脱であると判断して、一定値以上の目標付加操舵トルクを発生させないようにするので、運転者の操舵操作を適切に反映させることができ、運転者は違和感なく車線変更等を行うことができる。
さらに、運転者の操舵意思があると判断したときには、直ちに車線追従性を重視した制御方式から運転者の操舵操作を重視した制御方式へ移行するので、運転者の操舵操作を反映し易くすることができ、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
また、運転者の操舵意思があると判断して運転者の操舵操作を重視した制御方式により操舵トルク制御を行っているときに、運転者の操舵操作が終了されたときには、所定時間後に車線追従性を重視した制御方式に移行するので、急激に自車両に発生する操舵力が変化することを防止して、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、前述した第1の実施形態において、運転者の操舵意思がないと判断したとき、所定時間後に第1の制御方式に移行しているのに対し、所定時間内に徐々に第1の制御方式に移行するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態におけるコントロールユニット10で実行される車線維持制御処理を、図6に示すように、第1の実施形態における図3のステップS6を、制御配分比を決定するためのカウント値nを予め設定されたカウント値n1に設定するステップS21に置換し、ステップS8〜S11を、制御配分比kを算出するステップS22と、第1の制御方式における目標付加操舵トルクTs1を算出するステップS23と、第2の制御方式における目標付加操舵トルクTs2を算出するステップS24と、制御配分比kに応じて目標付加操舵トルクTsを算出するステップS25と、カウント値nが0以下であるか否かを判定するステップS26と、前記ステップS26の判定結果がNoであるときにカウント値nをデクリメントするステップS27に置換されていることを除いては、図3の処理と同様の処理を実行するため、図3との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
先ず、前記ステップS5で、図5をもとに目標付加操舵トルクTsを算出し、ステップS21に移行して、第1の制御方式における操舵トルクと第2の制御方式における操舵トルクとの制御配分比kを決定するためのカウント値nを、予め設定された移行時間t1に相当するカウント値n1に設定してから前記ステップS7に移行する。ここで、制御配分比kを決定するためのカウント値nの初期値は0とする。
ここで、移行時間t1は、車線維持制御の制御方式が第2の制御方式から第1の制御方式へ完全に移行する際に、運転者に違和感を与えることのない十分な時間に設定する。
また、前記ステップS4の判定により、運転者の操舵意思がないと判断されたときには、ステップS22に移行して、制御配分比kを下記(2)式をもとに算出する。
k=n/n1 ………(2)
次に、ステップS23では、第1の実施形態における図3のステップS9と同様に、目標操舵角θ*に操向輪の舵角が一致するような目標付加操舵トルクを算出し、これをTs1として、ステップS24に移行する。
ステップS24では、第1の実施形態における図3のステップS5及びS10と同様に、目標操舵角θ*と運転者による操舵角θとの偏差Δθに応じた目標付加操舵トルクを算出し、これをTs2として、ステップS25に移行する。
ステップS25では、前記ステップS22で算出された制御配分比kに応じて、前記ステップS23及びS24で算出された第1及び第2の制御方式における目標付加操舵トルクを配分し、最終的な目標付加操舵トルクTsを算出する。
Ts=(1−k)×Ts1+×Ts2 ………(3)
次いでステップS26に移行して、カウント値nが0以下であるか否かを判定し、n>0であるときには、ステップS27に移行してカウント値nをデクリメントしてから前記ステップS7に移行し、前記ステップS26の判定結果がn≦0であるときには、そのまま前記ステップS7に移行する。
したがって、今、運転者の脇見等によって自車両が走行車線の中央位置から左側へ徐々に逸脱を始めたものとする。この場合には、先ず、ステップS3で前方車線の状態と車両の運転状態とに基づいて、自車両が走行車線中央に位置するために必要な目標操舵角θ*が算出され、運転者は操舵操作を行っていないので、ステップS4からステップS22に移行する。制御配分比kを決定するためのカウント値nの初期値は0に設定されているので、ステップS22で制御配分比k=0に算出される。そのため、第2の制御方式としての操舵トルク制御の配分比が0となるので、ステップS25では、目標操舵角θ*に操向輪としての前輪1FL及び1FRの実際の舵角を一致させるための目標付加操舵トルクTs1が目標付加操舵トルクTsとして算出される。そして、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号が操舵アクチュエータに出力されることにより、第1の制御方式としての操舵トルク制御が行われ、逸脱回避方向である右側への進路修正が的確に行われる。
この状態から、運転者が意図的に操舵介入を行って、自車両が車線変更を行うものとする。この場合には、操舵トルク閾値T0を超える操舵トルクTが検出されて、ステップS4からステップS5に移行し、目標操舵角θ*と運転者操作による操舵角θとの偏差Δθに応じた目標付加操舵トルクTsが図5をもとに算出される。そして、制御配分比kを決定するためのカウント値nを予め設定されたカウント値n1に設定してから、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号を操舵アクチュエータに出力することにより、第2の制御方式としての操舵トルク制御が行われ、運転者は操舵角偏差Δθに応じた操舵反力を受け、走行車線中央位置を認識しながら車線変更を行うことになる。
その後、運転者が操舵操作を終了すると、ステップS4からステップS22に移行し、制御配分比kを決定するためのカウント値n=n1に設定されているので、前記(2)式をもとに制御配分比k=1に算出される。そのため、第1の制御方式としての操舵トルク制御の配分比が0となるので、ステップS25では、操舵角偏差Δθに応じた操舵反力を与えるための目標付加操舵トルクTs2が目標付加操舵トルクTsとして算出される。そして、ステップS27でカウント値nをデクリメントしてから、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号を操舵アクチュエータに出力することにより、第2の制御方式としての操舵トルク制御が継続される。
その後も運転者による操舵操作を行わない状態を継続しているものとし、車線維持制御の制御方式の移行時間t1は経過していないものとすると、ステップS22で、n<n1に設定されているカウント値nに基づいて、k<1となる制御配分比kが算出される。そのため、第1の制御方式における目標付加操舵トルクTs1と、第2の制御方式における目標付加操舵トルクTs2とが制御配分比kに応じて配分され、前記(3)式をもとに最終的な目標付加操舵トルクTsが算出される。
これにより、第2の制御方式としての操舵トルク制御に加えて、第1の操舵トルク制御も行われることになる。このとき、各制御方式の配分は、前記(2)式をもとに算出される制御配分比kに応じて決定されるので、第2の制御方式から第1の制御方式へ移行する場合、移行時間t1が経過するまでの間では、時間が経つにつれて第1の制御方式の配分が徐々に多くなっていくことになる。
そして、移行時間t1が経過すると、カウント値nが0に設定されて制御配分比kが0に算出されるので、目標操舵角θ*に操向輪としての前輪1FL及び1FRの舵角を一致させるための目標付加操舵トルクTs1が目標付加操舵トルクTsとして算出される。そして、この目標付加操舵トルクTsに応じた駆動信号が操舵アクチュエータに出力されることにより、第1の制御方式としての操舵トルク制御のみが行われる。
このように、上記第2の実施形態では、運転者の操舵意思がある状態から操舵意思がない状態へと移行して、車線維持制御の制御方式を第2の制御方式から第1の制御方式へ移行する場合には、制御配分比を設定して徐々に第1の制御方式へ移行するようにするので、運転者に操舵力の付加変化に対する違和感を与えることなく走行制御を行うことができる。
また、運転者の操舵意思がない状態から操舵意思がある状態へ移行した場合には、車線維持制御の制御方式を第1の制御方式から第2の制御方式へ直ちに移行するので、運転者による操舵介入を妨げることなく違和感のない走行制御を行うことができる。
なお、上記各実施形態においては、運転者の操舵意思を判断するための操舵トルク閾値T0を、車速及び操舵角に応じて設定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ナビゲーション装置から得られる走行道路の曲率や道路種別に応じて設定するようにしてもよい。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 図1のコントロールユニットの具体例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるコントロールユニットで実行される車線維持制御処理を示すフローチャートである。 目標操舵角の算出方法を説明する図である。 目標付加操舵トルク算出マップである。 第2の実施形態におけるコントロールユニットで実行される車線維持制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1FL,1FR 前輪
2 ステアリングギア
3 ステアリングホイール
4 ステアリングシャフト
5 操舵トルクセンサ
6 操舵角センサ
7 操舵アクチュエータ
8a CCDカメラ
8b カメラコントローラ
9 車輪速センサ
10 コントロールユニット

Claims (5)

  1. 自車両が走行車線に沿って走行するように操舵トルクを制御する車線維持支援装置において、
    自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    運転者による操舵意思を検出する操舵意思検出手段と、
    操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記走行状態検出手段で検出された走行状態に基づいて、自車両が走行車線の所定位置を走行するために必要な目標操舵角を算出する目標操舵角演算手段と、
    前記操舵意思検出手段で運転者による操舵意思が非検出であるとき、前記目標操舵角演算手段で算出された目標操舵角に実際の操舵角が一致するように操舵トルクを制御することで、自車両が走行車線の所定位置を走行するように操舵トルクを制御する第1の操舵トルク制御手段と、
    前記操舵意思検出手段で運転者による操舵意思を検出したとき、前記目標操舵角演算手段で算出された目標操舵角と前記操舵角検出手段で検出された操舵角との差分値である操舵角偏差に応じて操舵トルクを制御することで、運転者による操舵操作が反映され易いように操舵トルクを制御する第2の操舵トルク制御手段とを備え
    前記第2の操舵トルク制御手段は、前記操舵角偏差が大きくなるにつれて、操舵トルク制御量を大きく設定すると共に、その増加率が、前記操舵角偏差が大きくなるにつれて小さくなるように操舵トルク制御量を設定して、操舵トルクを制御するように構成されていることを特徴とする車線維持支援装置。
  2. 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を有し、前記操舵意思検出手段は、前記操舵トルク検出手段で検出された操舵トルクが所定値を超えたとき、運転者による操舵意思を検出することを特徴とする請求項1に記載の車線維持支援装置。
  3. 前記走行状態検出手段は、走行車線状態、走行車線に対する自車両の位置状態、及び自車両の車速を検出し、前記目標操舵角演算手段は、前記走行状態検出手段で検出された走行状態に基づいて目標ヨーレートを算出し、当該目標ヨーレートを実現するような目標操舵角を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の車線維持支援装置。
  4. 前記操舵意思検出手段で検出された運転者による操舵意思が検出状態から非検出状態となったとき、所定時間後に前記第2の操舵トルク制御手段による操舵トルク制御から前記第1の操舵トルク制御手段による操舵トルク制御に移行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車線維持支援装置。
  5. 前記操舵意思検出手段で検出された運転者による操舵意思が検出状態から非検出状態となったとき、所定時間内に徐々に前記第2の操舵トルク制御手段による操舵トルク制御から前記第1の操舵トルク制御手段による操舵トルク制御に移行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車線維持支援装置。
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