JP4141024B2 - 貼り合わせはがきおよび折り畳み封書 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトメールや、各種クラブ,同好会の入会案内などに好適な貼り合わせはがきおよび折り畳み封書に係わり、さらに詳しくは、往信時に印字された宛名や、コード番号,バーコードなどの宛先管理用記号を内蔵された返信はがき用紙、返信封筒用紙、あるいは返信用紙などに残すことができ、受取人の側では返信用のはがきや封筒などに自分の住所・氏名を記入する手間を省くことができ、差出人(返信の受取人)の側では往信時に印字された宛名や宛先管理用記号をそのままコンピュータによる返信の集計や受注管理、顧客管理などに利用することができる貼り合わせはがきおよび折り畳み封書に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、デパートや通販業者などからダイレクトメールを顧客(消費者)に発送するに当たっては、商品情報を記載したパンフレットなどに加えて、消費傾向を調査するためのアンケートに答えたり、商品を注文したりするための返信用はがきや、アンケート用紙あるいは注文用紙を返信用封筒と共に同封することがある。
【0003】
また、近年、数枚の紙片を剥離可能に貼着することによって紙面を増し、情報量を多くした貼り合わせはがきが開発され、はがきとして安価に郵送できることからダイレクトメールにも利用されるようになってきている。このような貼り合わせはがきによるダイレクトメールの場合には、貼り合わせた紙片の一部を返信はがき用紙として利用するようにしている。
【0004】
このようなダイレクトメールを受取った顧客が商品を注文したり、アンケートに答えたりする場合には、返信用のはがきや封書、注文用紙などに自分の住所・氏名や、場合によっては顧客番号などを記入したうえでダイレクトメールの発送人に返送する。
【0005】
返信を受取ったダイレクトメールの発送人の側では、返信に応じてアンケート結果の集計や、注文された商品の発送手続きなどを行うことになるが、手書きによる文字はコンピュータによる読取りが困難であると共に、とくに顧客番号などに記載ミスがないとは言えず、アンケート結果の整理や、受注管理をコンピュータ化する上での障害となる。したがって、このような返信用のはがきや封筒、注文用紙などには、往信時の受取人の宛名、すなわち返信に際しては差出人となる顧客の住所・氏名と共に、顧客ごとに定めたコード番号やバーコードなどの管理用記号をダイレクトメールの発送人の側であらかじめ印字しておくことが、顧客の手数を軽減する意味からも、発送者による受注管理や顧客管理のコンピュータ化の観点からも望ましいと言える。
【0006】
しかし、返信用のはがきや封筒などへの顧客の氏名住所や管理用記号の印字は、発送時の宛名書き作業量が倍増するだけでなく、封入作業を手作業で行う場合には封筒への入れ間違いなどのトラブルの可能性もないとは言えない。
【0007】
このような観点から、例えば実開平6−63357号公報には、貼り合わされる一方の紙面に形成した開放窓と他方の紙面との重なり位置に、往信用宛名と共に、顧客管理用の会員番号またはバーコードを印字してなる返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書が開示されている。また、実開平7−44728号公報には、長方形のシートを折畳んで周縁を接着した封筒に、受取人の住所・氏名等が印字された宛名入り書類(返信用葉書)を封入すると共に、宛名入り書類に印字された受取人の住所・氏名等が封筒の表紙部に形成した窓孔を臨むように封筒の表紙部内面に当該書類を剥離可能に接着してなる窓付き封筒が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記両公報に開示された封書においては、いずれも開放窓を備え、この開放窓からその下側紙面に印字された住所・氏名などが見えるようにしたものであるから、封書表面と宛名の印字面との間に段差が生じ、これによって宛名印字装置の調整が難しくなるという問題点がある。また、開放窓の打ち抜きが必要となって製造工程が増すと共に、開放窓への引っ掛かりが生じて印刷や接着剤塗布工程、折り畳み工程における用紙の円滑な送給が阻害されるばかりでなく、開放窓によって用紙の強度が低下するために折り畳み工程において用紙が破損したり、折り畳み位置がずれたりすることがあるという問題点があり、これらの問題点を解決することがこのような窓開き封書における課題となっていた。
【0009】
【発明の目的】
本発明は、従来の窓開き封書における上記課題に着目してなされたものであって、発送時の印字作業量を増したり、用紙に開放窓を開けたりすることなく、往信用に印字された宛名や、コード番号,バーコードなどの宛先管理用記号を内蔵された返信はがき用紙、返信封筒用紙、あるいは返信用紙などに残すことができ、受取人(返信の差出人)にとっては自分の住所・氏名やコード番号などを返信用のはがきや封筒などに記入する手間を省くことができると共に、差出人(返信の受取人)にとっては往信時の印字内容を返信の差出人情報としてコンピュータによる返信の集計や受注管理、顧客管理などに利用することができる貼り合わせはがきおよび折り畳み封書を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係わる貼り合わせはがきは、はがき大の複数の紙片を剥離可能に貼り合わせてなる貼り合わせはがきにおいて、最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを相対向する紙片に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなる構成とし、本発明による貼り合わせはがきの実施態様として請求項2に係わる貼り合わせはがきにおいては相対向する紙片が返信はがき用紙となっている構成とし、同じく実施態様として請求項3に係わる貼り合わせはがきにおいてははがき大の複数の紙片が折り線を介して互いに連続している構成としたことを特徴としており、貼り合わせはがきにおけるこのような構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0011】
本発明の請求項4に係わる折り畳み封書は、折り線を介して連続する複数の紙片からなる用紙を前記折り線から折り畳むと共に、折り畳み状態において四周に開口する各紙片の周縁部を剥離可能に貼着してなる折り畳み封書において、最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを相対向する紙片に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなる構成とし、本発明の請求項4に係わる折り畳み封書の実施態様として請求項5による折り畳み封書においては相対向する紙片が返信はがき用紙となっている構成とし、同じく実施態様として請求項6に係わる折り畳み封書においては相対向する紙片が返信封筒用紙となっている構成とし、請求項7に係わる折り畳み封書においては相対向する紙片が返信用紙となっている構成とし、さらに実施態様として請求項8に係わる折り畳み封書においては紙片間に印刷物が収納されている構成とし、折り畳み封書におけるこのような構成を前述した従来の課題を解決するための手段としたことを特徴としている。
【0012】
本発明の請求項9に係わる折り畳み封書は、折り線を介して連続する複数の紙片からなる用紙を前記折り線から折り畳むと共に紙片間に印刷物を収納し、折り畳み状態において四周に開口する各紙片の周縁部を剥離可能に貼着してなる折り畳み封書において、最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを紙片間に収納された前記印刷物に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなる構成としたことを特徴としており、本発明の請求項9に係わる折り畳み封書の実施態様として請求項10による折り畳み封書においては紙片間に収納された印刷物が返信用はがきである構成とし、同じく実施態様として請求項11に係わる折り畳み封書においては紙片間に収納された印刷物が返信用封筒である構成とし、請求項12に係わる折り畳み封書においては紙片間に収納された印刷物が返信用紙である構成とし、請求項13に係わる折り畳み封書においては紙片間に収納された印刷物の一部が返信用紙となっており、当該返信用紙部分に前記最外面紙片の窓形部分が接着されている構成とし、さらに実施態様として請求項14に係わる折り畳み封書においては紙片間に収納された印刷物の一部が返信はがき用紙となっており、当該返信はがき用紙部分に前記最外面紙片の窓形部分が接着されている構成としたことを特徴としている。
【0013】
【発明の作用】
本発明に係わる貼り合わせはがきにおいては、最外面に位置する紙片に窓形のミシン目が形成されており、このミシン目によって囲まれる窓形部分が最外面紙片に相対向する紙片、つまり最外面紙片のすぐ下に位置して最外面紙片に重ね合う紙片上に剥離しないように完全接着される一方、ミシン目の外側部分が前記下側紙片から剥離可能に貼着され、最外面紙片のミシン目によって囲まれる窓形部分に宛名および宛先管理記号の一方、あるいは両方を印字するようにしたものであるから、受取人が開封するに際して、最外面紙片をめくると、ミシン目の外側部分が下側紙片から剥離すると共に、最外面紙片がミシン目から破れることによって、宛名や宛先管理記号が印字された窓形部分のみが下側紙片上に残ることになる。したがって、この最外面紙片に相対向する下側紙片を、例えば返信はがきとして使用することによって、返信時に受取人(返信の差出人)が自分の住所・氏名やコード番号などを記入する必要がなくなると共に、返信を受取った側では往信時の印字内容を返信の差出人情報として利用することにより、コンピュータによる返信の集計や受注管理、顧客管理などが容易なものとなる。
【0014】
また、本発明に係わる折り畳み封書においては、同様に最外面に位置する紙片に窓形のミシン目が形成され、このミシン目によって囲まれる窓形部分が最外面紙片に相対向する紙片上、あるいは紙片間に収納された印刷物上に剥離しないように完全接着される一方、ミシン目の外側部分が前記下側紙片から剥離可能に貼着されており、ミシン目によって囲まれる窓形部分に宛名および宛先管理記号の一方、あるいは両方を印字するようにしたものであるから、受取人が開封するに際して、最外面紙片をめくると、ミシン目の外側部分が下側紙片、あるいは印刷物から剥離すると共に、最外面紙片がミシン目から破れることによって、宛名や宛先管理記号が印字された窓形部分のみが下側紙片上、あるいは印刷物に残ることになる。したがって、同様に返信時に受取人が自分の住所・氏名やコード番号などを記入する手間がなくなると共に、返信を受取った側ではコンピュータによる返信の集計や受注管理、顧客管理などが容易なものとなる。
【0015】
このようなはがきおよび封書においては、用紙にミシン目が形成されているだけで窓が開いていないので、各工程間の用紙送給に際して開放窓への引っ掛かりが生じるようなことがなく、用紙が円滑に送給されると共に、用紙の強度低下による破損や折り畳み位置のずれが防止される。さらに、宛名印字に際しては、印字面に段差が生じないので円滑な印字が行われることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる貼り合わせはがきをいわゆる郵便規則上のはがきとして安価に郵送するためには、長辺140〜150mm,短辺90〜107mmの寸法とし、その重さを2〜6gの範囲とすることが望ましい。
【0017】
また、本発明に係わる折り畳み封書における寸法については、とくに限定されないが、例えば,幅90〜120mm,長さ140〜235mm,厚さ10mm以内の定型郵便物サイズとすれば、50gまでは比較的安価な料金で郵送することができる。また定型郵便物サイズを超えたとしても、長さが600mmを超えず、しかも長さと幅と厚さの合計が900mmを超えない限り定型外郵便物として、重量に応じた料金で郵送することができる。
【0018】
さらに、本発明に係わる貼り合わせはがき、あるいは折り畳み封書においては、相対向する紙片同士の全面、あるいは周縁部が剥離可能に貼着されているが、このような貼着をなすための接着剤としては、郵送途中においては剥がれることがなく、しかも受取人によってミシン目部分以外の紙片が破れることなく剥離できる程度の強度が要求される。このような低強度接着剤としては、例えば、ポリオレフィン系共重合樹脂10〜20%,酢酸ビニル系樹脂20〜30%,水50〜60%,添加剤1%以下の組成のものを使用することができる。
【0019】
なお、最外面紙片に形成したミシン目によって囲まれる窓形部分を剥離することなく完全接着するためには、上記接着剤よりも高強度の接着剤、例えば、通常の酢酸ビニル系エマルジョンタイプの接着剤を使用することができ、これによって熱圧着により窓形部分の完全接着とそれ以外の部分の剥離可能な貼着とを同時に行うことができる。また、ミシン目によって囲まれる窓形の完全接着部分には上記したような成分の低強度接着剤を高密度に塗布する一方、それ以外の剥離可能な貼着部分には同じ接着剤を低密度に塗布することによっても窓形の完全接着部分とそれ以外の剥離可能な貼着部分とを同時に熱圧着することができ、使用する接着剤が1種類で済む点において工程管理上好都合である。
【0020】
本発明に係わる貼り合わせはがきおよび折り畳み封書において、最外面紙片に形成するミシン目によって囲まれる窓形部分は必ずしも1か所のみに限定されず、2か所あるいはそれ以上に形成することができ、例えば、はがきや注文用紙など返信用書類のフォーマットに応じて、一方に宛名を印字し、他方に宛先管理用のコード番号やバーコードなどを印字するようにしてもよい。また、はがきおよび封書の表面(宛名書き面)のみならず、必要に応じて裏面側に形成することも可能である。
【0021】
さらに、本発明に係わる貼り合わせはがきおよび折り畳み封書においては、請求項2および請求項5に記載しているように、最外面紙片に相対向して最外面紙片のすぐ下に位置する紙片、すなわちミシン目によって囲まれる最外面紙片の窓形部分が完全接着される紙片を返信はがき用紙として使用することができる。また、この他には、例えば会場への入場券や粗品交換券(はがきや封書が頒布会やバーゲンセールなどへの招待状である場合)として使用することもでき、これによって往信時に印字された受取人の住所・氏名や宛先管理記号を返信はがきや入場券などに残すことができる。
【0022】
本発明に係わる貼り合わせはがきにおいては、請求項3に記載しているように、剥離可能に貼り合わされた各紙片の全体、あるいは一部が折り線を介して連続している構造、すなわち大型の用紙をはがき大に折り畳んで相対向する紙面同士を剥離可能に貼り合わせた構造を採用することができ、これによって連続した大型の図表や写真を記載することができるようになる。
【0023】
本発明に係わる折り畳み封書においては、請求項6に記載しているように、最外面紙片に相対向する下側紙片を返信封筒用紙として使用することができ、これによって往信時に印字された受取人の住所・氏名や宛先管理記号を返信用封筒に残すことができる。この場合には、返信封筒に封入する返信用紙、例えばアンケートの解答用紙や商品の注文用紙などを封書本体を構成する用紙の他の紙片に印刷しておくことが望ましい。また、請求項7に記載しているように、最外面紙片に相対向する下側紙片を返信用紙、すなわち上記したようなアンケートの解答用紙や商品の注文用紙などとすることもでき、この場合には、記入した解答用紙や注文用紙を封入して投函するための返信封筒を紙片間に別途同封しておいたり、封書本体を構成する用紙の他の紙片によって返信用封筒が形成されるようにしておくことが望ましい。
【0024】
また、本発明に係わる折り畳み封書においては、請求項8に記載しているように、封書を構成する紙片の間に、別途印刷して折り畳んだパンフレットや中綴じした小冊子のような印刷物を収納することができ、これによって封書として一度に送付できる情報量を格段に増加させることができる。
【0025】
さらに、本発明に係わる折り畳み封書においては、請求項9に記載しているように、封書を構成する紙片の間に、例えば折り畳んだり、綴じたりしたパンフレットのような印刷物を最外面紙片のすぐ下の位置に収納して、当該印刷物にミシン目によって囲まれる最外面紙片の窓形部分を完全接着するようになすことも可能である。
【0026】
印刷物としては、請求項10および請求項11に記載しているように、返信用はがきや返信用封筒を収納しておくこともでき、これによって返信に際してはがき用紙や封筒用紙を封書紙片から切り取る手間をなくすことができ、受取人による返信時の作業が軽減されることになる。返信用封筒を収納した場合には、返信封筒に封入して返送する返信用紙、例えばアンケートの解答用紙や商品の注文用紙などを封書本体を構成する用紙の他の紙片に印刷しておいたり、別紙として封書に同封しておいたりすることが望ましい。
【0027】
また、請求項12および請求項13に記載しているように、紙片の間に収納する印刷物の全体、あるいは一部を返信用紙、すなわちアンケートの解答用紙や商品の注文用紙、入会申込書(封書が入会案内の場合)などとすることもできる。これによって往信時に印字された受取人の住所・氏名や宛先管理記号を解答用紙や注文用紙、入会申込書などに残すことができ、コンピュータによる集計や各種の管理に利用することができる。この場合も、これらの返信用紙を封入して投函するための返信用封筒を別途同封しておいたり、封書本体を構成する用紙の他の紙片によって返信用封筒が形成されるようにしておいたりすることが望ましい。さらに、請求項14に記載しているように、紙片間に収納されるパンフレットなどの印刷物の一部、すなわち封書の最外面紙片のすぐ下に位置して、ミシン目によって囲まれる最外面紙片の窓形部分が接着される部分を返信はがき用紙として利用するようにしてもよい。
【0028】
さらに、本発明に係わる折り畳み封書においては、当該封書が折り曲げられたり、よじれたりすることによって、郵送途中で万一にもミシン目から破れてしまうようなことがないように、ミシン目の外側部分を相対向する内側紙面に剥離可能に貼着しておくことも必要に応じて望ましい。
【0029】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明する。
実施例1
図1および図2は、本発明に係わる貼り合わせはがきの第1の実施例として、ダイレクトメール用のはがきの構造および製造手順を説明するものであって、図1(a)は当該貼り合わせはがきに用いる用紙の展開した状態における一面側を示す平面図、図1(b)はその裏面側を示す背面図である。
【0030】
図1に示す用紙10は、例えばロール状に巻き取られた原紙の表面および裏面に、所定内容の印刷を施したのち、後述する組成の接着剤を所定の箇所に塗布して強制乾燥ののち、所定のサイズに裁断したものであって、当該用紙10は、紙片11,12および13が折り線10aおよび10bを介してこの順序に連続した形状を備え、紙片12および13が100×148mm、紙片11がこれよりわずかに小さい幅寸法の92×148mmのそれぞれはがき大サイズを有し、全体として縦:148mm,横:292mmの長方形をなしている。
【0031】
紙片11は、最外面に位置し、その表面側紙面11aが往信時の宛名書き面となるべき紙面であって、当該紙面11aには料金別納郵便である表示が印刷されていると共に、窓形にミシン目Lが形成されており、該ミシン目Lによって囲まれる窓形部分Pが宛名書き部位となっている。
【0032】
紙片12は、張り合わせ状態において前記紙片11と紙片13の間に位置してはがき本体となる紙片であると共に、返信用のはがき用紙となる部分であって、その表面側紙面12aが返信用の宛名書き面となっており、当該紙面12aには料金受取人払郵便である表示と共に、返信の受取人であるダイレクトメールの差出人の住所および名称が太文字で印刷されている。
【0033】
そして、紙片13の表面側紙面13aには、その全面に、ポリオレフィン系共重合樹脂16%,酢酸ビニル系樹脂26%,水57%,添加剤1%の組成を有する低強度接着剤を所定の密度のドット状に塗布したのち、強制乾燥(水分は蒸発)することにより、所定の引張り力によって剥離可能な接着剤層G1 が形成されている。
【0034】
一方、紙片11の裏面側紙面11bには、ミシン目Lの外側部分に紙面13aと同様の密度に塗布した上記低強度接着剤からなる剥離可能な接着剤層G1 が形成してあると共に、ミシン目Lによって囲まれる窓形部分Pには、上記低強度接着剤の塗布密度を約2倍に高めた接着剤層G2 が形成され、後述するように当該窓形部分Pのみが相対向する紙片12の紙面12b上に剥離不能に接着されるようになっている。
【0035】
また、紙片12の裏面側紙面12bには、ダイレクトメールに対する返信、すなわち購入したい商品の注文番号や数量等を記入する注文欄、あるいはアンケートに対する回答欄が印刷されていると共に、「POST CARD」の文字が折り線10bに沿って印刷されている。
【0036】
このような形状の用紙10は、図1(b)における折り線10aを谷折り、もう一方の折り線10bを山折りすることによって、図1(c)に示すように、紙面11aを表側にして、Z字状に三つ折りにされたのち、圧着機により加熱および加圧されることによって、各紙片同士が剥離可能に貼着されると共に、最外面に位置する紙片11の窓形部分Pのみが紙面12bに完全接着され、図1(d)に示すような貼り合わせはがき1が完成する。
【0037】
このような貼り合わせはがき1をダイレクトメールとして発送するに際しては、図1(d)に示すように、紙面11aの窓形部分Pに宛名Aと共に、宛名ごとにあらかじめ定められたコード番号Nを宛先管理記号として印字したうえで投函される。このとき、印字部位である窓形部分Pと紙面11aに間に段差がないので、文字がかすれたり、印字ヘッドが引っ掛かったりすることがなく、特別な調整を行うことなく円滑な印字が可能となる。また、このような構造の貼り合わせはがき1は、紙片11の幅が他の紙片12および13の幅よりも小さくなっているので、はがき本体である紙片12の紙面12bに印刷された「POST CARD」の表示を表面側から視認することができ、はがきとして安価に郵送することができる。
【0038】
このようにしてダイレクトメールとして郵送されたはがき1は、受取人が紙片12に貼着された紙片11および13を剥がすことによって開封される。
【0039】
図2(a)および(b)は、前記貼り合わせはがき1の開封(剥離)状態を示すものであって、紙面11aの窓形部分Pのみが接着剤層G2 によって紙片12の紙面12bに完全接着されているので、紙片11を紙片12から引き剥がすに際して、紙片11がミシン目Lから破れてミシン目Lの外側部分のみが剥離し、図2(a)に示すように宛名Aおよびコード番号Nが印字された窓形部分Pが紙面12b上に残ることになる。
【0040】
したがって、受取人が返信はがき用紙となっている紙片12を他の紙片11および12から切り離し、商品の注文欄やアンケートの解答欄などに必要事項を記入したのち投函することにより、返信はがきが当該ダイレクトメールの差出人のもとに郵送されることになる。このとき、当該返信はがき用紙12には、発送時の宛名書きに際して宛名Aと共に印字されたコード番号Nが残っているので、受取人が自分の住所や氏名を返信はがきに記入する必要がなく、返信の手間が軽減されると共に、返信はがきの受取人、すなわちダイレクトメールの差出人の側では、印字された宛名Aおよびコード番号Nを利用することにより、アンケートの集計や受注管理、顧客管理などをコンピュータを使用して効率的に行うことができる。
【0041】
なお、この実施例においては、紙片11の窓形部分Pに宛名Aとコード番号Nの両方を印字したが、印字された文字はコンピュータによる読取りが容易なので、窓形部分Pに宛名Aのみを印字するようにしてもよい。
【0042】
また、紙面の都合によっては、窓形部分Pを小さくしてコード番号Nのみを印字するようになすこともできる。この場合には、宛名書き面である紙面11aの窓形部分P以外の部位に宛名Aを印字することになる。したがってコード番号Nやバーコードなどの宛先管理記号のみを印字するための窓形部分Pは、必ずしも宛名書き面に設ける必要はなく、はがき1の裏面側、すなわち紙片13に形成することも可能である。
【0043】
さらに、窓形部分Pを複数箇所に設けて、宛名Aと宛先管理記号とを別々に印字するようになすことも可能である。
実施例2
図3ないし図5は、本発明に係わる貼り合わせはがきの第2の実施例として、同じくダイレクトメール用のはがきの構造および製造手順を説明するものである。
【0044】
図3(a)は当該貼り合わせはがきに用いる用紙の展開した状態における表面側(外面側)を示す平面図、図3(b)はその裏面側(内面側)を示す背面図である。
【0045】
図3に示す用紙20は、原紙の表面および裏面に、ダイレクトメールとしての所定の印刷を施したのち、後述する組成の接着剤を所定の箇所に塗布して強制乾燥ののち、所定のサイズに裁断したものであって、当該用紙20は、紙片21,22および23が折り線20aおよび20bを介してこの順序に連続した形状を有し、紙片21が98×150mm、紙片22が110×150mm、紙片23が109×150mmのサイズを有し、全体として縦:150mm,横:317mmの長方形をなしている。
【0046】
紙片21は、最外面に位置し、その表面側紙面21aが往信時の宛名書き面となるべき紙面であって、前記実施例と同様に、当該紙面21aには料金別納郵便である表示が印刷されていると共に、窓形にミシン目Lが形成されており、該ミシン目Lによって囲まれる窓形部分Pが宛名書き部位となっている。
【0047】
紙片23は、張り合わせ状態において紙片21と紙片23の間に位置するはがき本体を構成する紙片であると共に、返信用のはがき用紙となっており、その表面側紙面23aには、ダイレクトメールに対する返信欄、つまり商品の注文欄、あるいはアンケートの回答欄が印刷されており、折り線20bの近傍位置には、「POST CARD」の文字が折り線20bに沿って印刷されている。そして、当該紙片23の裏面側紙面23bが返信用の宛名書き面となっており、当該紙面23bには料金受取人払郵便である表示と共に、返信の受取人であるダイレクトメールの差出人の住所および名称が太文字で印刷されている。
【0048】
一方、紙片23の裏面側紙面23b全体、および紙片21の裏面側紙面21bのミシン目Lの外側部分には、実施例1と同様の低強度接着剤を低密度に塗布することによって剥離可能な接着剤層G1 が形成してあると共に、ミシン目Lによって囲まれる窓形部分Pには、上記低強度接着剤の塗布密度を約2倍に高めた接着剤層G2 が形成され、後述するように相対向する紙片23の紙面23a上に剥離不能に完全接着されるようになっている。
【0049】
このような形状の用紙20は、図3(c)に示すように、まず紙片23が紙片22の紙面22b上に折り重ねられたのち、紙片21が紙片22上に折り重ねられた紙片23の紙面23a状にさらに折り重ねられ、圧着機に送給される。
【0050】
巻き折り状に三つ折りにされた用紙20は、圧着機により加熱および加圧されることによって、各紙片同士が接着剤層G1 によって剥離可能に貼着されると共に、最外面に位置する紙片21の窓形部分Pのみが接着剤層G2 によって相対向する紙片23の紙面23aに完全接着される。
【0051】
そして、このように圧着された用紙20は、図4(a)に示すように、折り線20aから3mm離れた切断線S−Sに沿って切断され、図4(c)および(d)に示すような107mm×150mmの貼り合わせはがき1が完成する。
【0052】
この実施例2に係わる貼り合わせはがき1においては、図3(b)に示したように、接着剤の塗布面を裏面側のみとすることができ、用紙20の両面に接着剤を塗布する必要がないので、接着剤の塗布ヘッドを上下に設けたり、用紙20を反転させたりする必要がなく、製造設備のコストを安価なものとすることができると共に、用紙20の折り畳み状態における開口部が一方側のみとなることから、圧着機への搬送途中において互いに引っ掛かることがなく、送給トラブルを未然に防止することができるという利点がある。
【0053】
このような構造の貼り合わせはがき1は、はがき本体である紙片23の両面に紙片21および22が剥離可能に貼着され、しかも紙片21の幅が他の紙片22および23の幅よりも小さくなっているので、紙片23の紙面23aに印刷された「POST CARD」の表示をはがき1の表面側から視認することができ、はがきとして安価に郵送することができる。
【0054】
このような貼り合わせはがき1をダイレクトメールとして発送するに際しては、図4(c)に示すように、同様に、紙面21aの窓形部分Pに宛名Aおよびコード番号Nを印字したうえで投函される。
【0055】
図5は、受取人によって貼り合わせはがき1の紙片21および22が紙片23から剥離され、開封された状態を示すものであって、紙片21の紙片23からの引き剥がしに際して、宛名Aおよびコード番号Nが印字された窓形部分Pがミシン目Lから破れることにより、返信はがき用紙である紙片23の紙面23a上に残ることになるので、紙片23を折り線20b部分で切断することによって紙片22から切り離したのち、必要事項を記入するだけで投函することができ、実施例1と同様の効果が得られる。
【0056】
なお、切断線S−Sに沿って折り線20aによる折り曲げ部分を切断した後、図4(b)に示すように、さらに切断線T−Tに沿って折り線20bによる折り曲げ部分をも切断しておくことによって、開封状態において当該はがき1が3枚の紙片に分離されることから、返信に際して返信はがき用紙である紙片23を紙片22から切り離す手間を省くことができる。
実施例3
図6ないし図8は、本発明に係わる折り畳み封書の第1の実施例として、本発明を返信はがき用紙を備えたダイレクトメールに適用した例を示すものであって、図6(a)は当該封書に用いる用紙の展開した状態における一面側を示す平面図、図6(b)はその裏面側(内面側)を示す背面図である。
【0057】
図6(a)および(b)に示す用紙30は、折り線30aないし30dを介して紙片31,32,33,34および35がこの順序に連続した形状を備え、各紙片は基本的に105×235mmの定型郵便物サイズを有しているが、円滑な折り畳みを可能にするために内側に折り込まれる紙片の幅を105mmよりも若干小さくしてある。
【0058】
この実施例においては、紙片31が返信はがき用紙となっており、返信用の宛名書き面となる紙片31の一面側紙面31aには、料金受取人払郵便である表示および返信の受取人であるダイレクトメールの差出人の住所および名称が太文字で印刷されていると共に、紙片31から返信はがき用紙を切り取るためのミシン目36が形成されている。
【0059】
また、紙片34は折り畳み状態において、前記紙片31に相対向して最外面に位置する紙片であって、往信時の宛名書き面となる紙面34aには料金別納郵便である旨の表示が印刷されると共に、窓形にミシン目Lが形成されており、当該ミシン目Lに囲まれる窓形部分Pが宛名書き部位となっている。そして、折り畳み状態において、宛名書き面である紙面34aの裏側に位置する紙片35の右下コーナー部には、開封時の剥離を容易にするための角落し部30eが形成してある。
【0060】
さらに、紙片32の一面側紙面32aの上下周縁部、紙片33,34,35の裏面側紙面33b,34b,35bの上下周縁部および紙面35bの左側周縁部には、上記各実施例と同様の低強度接着剤を所定の密度のドット状に塗布したのち、強制乾燥することにより所定の引張り力によって剥離可能な接着剤層G1 が形成されている。そして、紙片34の紙面34bには、前記ミシン目Lによって囲まれる窓形部分Pに上記接着剤の塗布密度を約2倍に高めた接着剤層G2 が形成されており、後述するように当該窓形部分Pのみが相対向する紙片31の紙面31bに剥離不能に完全接着されるようになっている。
【0061】
このような形状の用紙30は、図6(c)に示すように、まず、紙片31および32が折り線30bから紙面31bおよび32bを内側にして折り畳まれ、紙面34bおよび33b上に折り重ねたのち、紙片32および33を折り線30aおよび30cから折り畳み、図7(a)に示すように紙片31の上に重ね、さらに、矢印で示すように折り線30dから折り畳むことによって、折り重ねた紙片31,32,33,34を紙片35の上に重ねる。
【0062】
そして、このように折り畳んだ用紙30を圧着機にかけ、加熱および加圧することによって、各紙片の周縁部が低密度接着剤層G1 によって剥離可能に貼着されると同時に、最外面に位置する紙片34の窓形部分Pのみが相対向する返信はがき用紙である紙片31の裏側紙面31bに高密度接着剤層G1 により剥離不能に完全接着され、図7(b)に示すように、折り畳み封書2が完成する。なお、上記した折り畳み封書2の製造工程は、完全に自動化することができ、パンフレットや返信用はがきなどを封筒に入れる手作業が必要なくなり、ダイレクトメール発送作業の大幅な省力化が可能となる。
【0063】
このような折り畳み封書2をダイレクトメールとして発送するに際しては、図7(b)に示すように、宛名書き面である紙面34aの窓形部分Pに宛名Aおよびコード番号Nを印字したうえで投函される。
【0064】
図8(a)および(b)は、配達された折り畳み封書2の開封状態を示すものであって、開封に際して紙片34を紙片31から引き剥がすことにより、宛名Aおよびコード番号Nが印字された窓形部分Pがミシン目Lから破れて、返信はがき用紙である紙片31の裏面側紙面31b上に残ることになるので、受取人は紙片31を折り線30aおよびミシン目36から切り離したのち、返信としての必要事項を記入するだけで、自分の住所・氏名を記入することなく投函することができ、上記実施例と同様の効果が得られる。
実施例4
図9ないし図11は、本発明に係わる折り畳み封書の第2の実施例として、返信封筒用紙を備えたダイレクトメール用の折り畳み封書の構造および製造手順をを示すものであって、図9(a)は当該封書に用いる用紙の展開した状態における一面側を示す平面図、図9(b)はその裏面側を示す背面図である。
【0065】
図9(a)および(b)に示す用紙40は、上記した実施例と同様に、印刷ののち、接着剤を塗布して乾燥させ、所定のサイズに裁断したものであって、当該用紙40は、5枚の紙片41,42,43,44および45が折り線40aないし40dを介してこの順序に連続した形状を備えている。
【0066】
このうち、紙片42,43,44および45が115×235mmの定型郵便物サイズを有し、紙片41がこれよりわずかに小さい幅寸法を備え、全体として縦:235mm,横:565mmの長方形をなしている。
【0067】
この実施例において、紙片41および42が返信封筒用紙を形成するようになっており、返信用の宛名書き面となる紙片42の一面側紙面42aには、左上部に料金受取人払郵便である表示が印刷されると共に、返信の受取人であるダイレクトメールの差出人の住所および名称が太文字で印刷されている。
【0068】
また、紙片45の紙面45aは、返信封筒用紙を形成する紙片41に重ねられて最外面に位置する往信時の宛名書き面となるべき紙面であって、該紙面45aの上部には料金別納郵便である旨の表示が印刷されると共に、窓形にミシン目Lが形成されており、当該ミシン目Lに囲まれる窓形部分Pが宛名書き箇所となっている。
【0069】
さらに、紙片43の一面側紙面43aの上下および右側周縁部には、上記各実施例と同様の低強度接着剤を所定の密度のドット状に塗布したのち、強制乾燥することにより所定の引張り力によって剥離可能な接着剤層G1 が形成されている。
【0070】
一方、用紙40の裏面側には、図9(b)に示すように、紙面45bの上下および左側周縁部、紙面44bの上下周縁部に、上記低強度接着剤が同様に塗布されており、剥離可能な接着剤層G1 が同様に形成されている。そして、紙片42の紙面42bには、その上下周縁部に上記低強度接着剤の塗布密度を約2倍に高めた接着剤層G2 が形成され、相対向する紙片41の内側紙面41bとの間を剥離不能に接着して返信用封筒が形成されるようになっている。さらに、紙片45の紙面45bにおける前記ミシン目Lによって囲まれた窓形部分Pにも塗布密度を約2倍に高めた接着剤層G2 が形成されており、後述するように当該窓形部分Pのみが相対向する紙片41の紙面41aに剥離不能に完全接着されるようになっている。また、前記ミシン目Lによって囲まれた窓形部分Pの周囲には、低密度の接着剤からなる剥離可能な接着剤層G1 が形成してある。そして、紙片43の紙面43bには、切り取り線46が折り線40bに平行に設けてあり、当該切り取り線46から切り離すことによって、返信用封筒の封緘片が形成されるようになっている。
【0071】
このような形状の用紙40は、図9(c)に示すように、まず、紙片41が折り線40aから紙面41bを内側にして折り畳まれ、紙面42b上に重ねたのち、図10(a)に示すように、折り線40bを山折り、折り線40cおよび40dを谷折りすることによって、図10(b)に示すように紙片41,42および43を紙面44b上に折り重ね、さらに紙片41の紙面41a上に紙片45が重ねられる。そして、このように折り畳んだ状態の用紙40を圧着機にかけ、加熱および加圧することによって、各紙片の周縁部および紙片45の窓形部分Pの外周部が低密度接着剤層G1 によって剥離可能に貼着されると共に、紙片41と42の周縁部同士、および紙片45の窓形部分Pと返信封筒用紙である紙片41とが高密度接着剤層G2 により剥離不能に完全接着され、図10(c)に示すように、折り畳み封書2が完成する。
【0072】
このような封書2の発送に際しては、図10(c)に示すように、宛名書き面である紙面45aの窓形部分Pに宛名Aおよびコード番号Nを印字する。
【0073】
図11は、配達された折り畳み封書2が受取人によって開封された状態を示すものであって、紙片45が紙片41から剥がされるときに、宛名Aおよびコード番号Nが印字された窓形部分Pがミシン目Lから破れて、返信封筒用紙である紙片41の紙面41a(封筒の裏面側)上に残ることになるので、紙片43,44にあらかじめ印刷された商品の注文欄、あるいはアンケートの回答欄に必要事項を記入したのち、切り取り線46から切り離した紙片41および42からなる返信用封筒内に封入するだけで、自分の住所・氏名を記入することなく投函することができ、受取人による返信時の作業が簡略化されると共に、発送時に印字内容をコンピュータを利用した返信の集計や顧客管理,受注管理などに利用することができ、上記実施例と同様の効果が得られる。また、紙片45の窓形部分Pの外周部が接着剤層G1 によって紙片41に剥離可能に貼着されているので、郵送途中において、万一封書2が折り曲げられたり、よじれたりしたとしても紙片45がミシン目Lから破れて開口するようなことがない。
【0074】
なお、商品の注文用紙やアンケートの回答用紙、あるいは入会申込書(封書が入会案内の場合)などの返信用書類については、上記したように返信封筒用紙や宛名書き面となる紙片以外の部分にあらかじめ印刷しておくことができるが、別紙として、例えば返信封筒用紙の間に挟んでおくようにすることも必要に応じて望ましい。
実施例5
図12ないし図14は、本発明に係わる折り畳み封書の第3の実施例を示すものであって、この実施例においては、返信封筒用紙を備えた封書本体に注文用紙や回答用紙、あるいは入会申込書などの返信用書類を含む別刷りのパンフレットを収納した構造例について説明する。
【0075】
図12(a)は当該封書に用いる用紙の展開した状態における一面側(外面側)を示す平面図、図12(b)はその裏面側(内面側)を示す背面図である。
【0076】
図に示す用紙50は、例えばロール状に巻き取られた原紙の表面および裏面に、所定内容の印刷を施したのち、後述する組成の接着剤を所定の箇所に塗布して強制乾燥ののち、所定のサイズに裁断したものであって、当該用紙50は、紙片51,52および53が折り線50aおよび50bを介してこの順序に連続した形状を備え、紙片51および52が235×120mmの定型郵便物サイズを有すると共に、紙片53がこれよりわずかに小さい幅寸法を有し、全体として縦:235mm,横:350mmの長方形をなしている。
【0077】
紙片52および53は、この実施例において返信用の封筒用紙を形成する紙片であって、紙片53の外側紙面53aは、図12(a)に示すように、返信用の宛名書き面となっており、料金受取人払郵便である表示と共に、返信の受取人であるダイレクトメールの差出人の住所および名称が太文字で印刷されている。
【0078】
一方、紙片51は最外面に位置し、その外側紙面51aは往信時の宛名書き面となるべき紙面であって、紙面51aの図中左上部には料金別納郵便である旨の記載が印刷されると共に、左下コーナー部には、開封時の剥離が容易なものとなるように、角落し部50cが形成してある。そして、当該紙面51aには、窓形のミシン目Lが2か所に形成されており、当該ミシン目Lに囲まれる一方の窓形部分P1 が宛名書き箇所に、他方の窓形部分P2 がコード番号やバーコードなどの宛先管理記号の印字箇所となっている。なお、このように窓形部分を2か所に分割したのは、紙片51と52の間に収納するパンフレットに印刷された返信用書類の書式の都合によるものである。
【0079】
紙片51の内側紙面51bには、図12(b)に示すように、その上下および図中の右側周縁部に、前記各実施例と同様の組成の低強度接着剤を所定の密度のドット状に塗布したのち強制乾燥することによって、所定の引張り力によって剥離可能な接着剤層G1 が形成されている。また、当該紙面51bの図中の右側周縁部には、同様の接着剤層G1 が折り線50aに沿って形成されており、該接着剤層G1 によって後述する印刷物としてのパンフレット60が仮止めされるようになっている。さらに、当該紙面51bのミシン目Lによって囲まれた窓形部分P1 およびP2 には、上記低強度接着剤の塗布密度を約2倍に高めることによって接着力を強化した接着剤層G2 が形成されており、紙片51と52の間に収納された前記パンフレットに当該窓形部分P1 およびP2 のみが剥離不能に接着されるようになっている。
【0080】
そして、紙片52の内側紙面52bの上下周縁部には、高密度接着剤層G2 が号用に形成されており、相対向する紙片51の内側紙面51bとの間を袋状に接着して返信用封筒が形成されるようになっている。
【0081】
また、紙片51の内側紙面51bの折り線50a寄りの位置には、切り取り線54が折り線50bに平行に設けてあり、受取人がこの切り取り線54から当該紙片51を切り離すことによって、返信用封筒の封入口を閉じるための封緘片が形成されるようになっている。なお、この切り取り線16には、受取人による封緘片15bの切り離しを容易にする観点から、あらかじめミシン目を入れておいたり、封緘を簡便に行うために、例えば水溶性の接着剤を塗布しておいたりすることも望ましい。
【0082】
このような形状の用紙50は、図12(c)に示すように、まず、紙片53が折り線50bから紙面51bを内側にして折り畳まれ、紙片52の紙面52b上に重ねられる。そして、図13(a)に示すように、別途印刷され各紙片より一回り小さなサイズに折り畳まれたパンフレット60が紙片52上に折り重ねられた紙片53の上に載置されたのち、紙片51が折り線50aから折り畳まれ、当該パンフレット60の上に重ねられる。このとき、パンフレット60は、注文書やアンケートの回答欄、あるいは入会申込書などの返信用書式が印刷された面が図中上側、すなわち最外面紙片51に向き合うように挟み込まれる。
【0083】
そして、パンフレット60を挟んだ状態に三つ折りされた用紙50を圧着機にかけ、加熱および加圧することによって、紙片52および53が高密度接着剤層G2 によって袋状に永久接着されて返信用封筒が形成されると共に、パンフレット60が折り線50aに沿って形成された接着剤層G1 によって分離可能に取付けられ、紙片51の周縁部が接着剤層G1 によって紙片53に剥離可能に貼着され、さらに紙片51の窓形部分P1 およびP2 が高密度接着剤層G2 によりパンフレット60の返信用書式部分に剥離不能に完全接着され、図13(b)に示すような折り畳み封書2が完成する。
【0084】
そして、このような折り畳み封書2の発送時の宛名書きに際しては、図13(b)に示すように、紙面51aの窓形部分P1 およびP2 に宛名Aおよびコード番号Nをそれぞれ印字する。
【0085】
このようにしてダイレクトメールとして郵送された封書2は、受取人が角落し部50cに爪をかけて、紙片53に貼着された紙片51を剥がすことによって開封される。図14(a)は当該折り畳み封書2の開封状態を示すものであって、開封時においてパンフレット60は、窓形部分P1 およびP2 において紙片51に接着されている。そこで、パンフレット60を紙片51から引き剥がすと、図14(b)に示すように、宛名Aおよびコード番号Nが印字された窓形部分P1 およびP2 がミシン目Lから破れてパンフレット60の側に移行する。
【0086】
したがって、受取人は、図14(c)に示すように、パンフレット60の注文書や解答用紙、申込書などに必要事項を記入したのち、これを切り取り線54から紙片51を切り離した紙片52および53からなる返信用封筒に入れて封緘するだけで投函することができ、返信書類に自分の住所・氏名を記入する手間が省けると共に、返信の受取人、すなわち当該封書2の差出人の側では、印字された宛名Aやコード番号Nを利用することにより、集計や受注管理、顧客管理などをコンピュータを使用して効率的に行うことができるという上記各実施例と同様な効果を得ることができる。
【0087】
なお、この実施例においては3片の紙片51ないし53からなる用紙を用いた例を示したが、さらに紙片を増すこともでき、折り畳み封書の内容をさらに充実させることができる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わる貼り合わせはがきおよび折り畳み封書においては、最外面に位置する紙片に窓形のミシン目が形成され、このミシン目によって囲まれる窓形部分のみが相対向する紙片、あるいは紙片間に収納された印刷物上に剥離不能に接着され、ミシン目の外側部分および他の紙片が相対向する紙片、あるいは印刷物にそれぞれ剥離可能に貼着されており、前記のミシン目によって囲まれる窓形部分に宛名や宛先管理記号を印字するようにしたものであるから、受取人が開封するに際して最外面紙片をめくると、最外面紙片がミシン目から破れることによって、宛名や宛先管理記号が印字された窓形部分のみが下側紙片あるいは印刷物上に残ることになる。したがって、この最外面紙片に相対向する下側紙片や印刷物を返信はがき用紙や返信封筒用紙、注文書やアンケートの解答用紙、申込書などとすることによって、返信時に受取人(返信の差出人)が自分の住所・氏名やコード番号などを記入する手間が省けると共に、返信を受取った側では往信時の印字内容を返信の差出人情報として利用することができ、返信の集計や受注管理、顧客管理などをコンピュータを利用して効率的に行うことができるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0089】
さらに、用紙にはミシン目が形成するだけで窓を切り抜く必要がないので、孔開け工程が不要となるばかりでなく、各工程間の用紙搬送に際して開放窓への引っ掛かりが生じないので用紙の円滑な送給が可能になると共に、強度低下による用紙の破損や折り畳み位置のずれを防止することができる。さらに、宛名印字に際しては、印字面に段差が生じないので印字装置の調整が不要となって円滑な印字が可能になるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明の第1の実施例に係わる貼り合わせはがきに用いた用紙の形状を示す平面図である。
(b) 図1(a)に示した用紙の裏面側を示す背面図である。
(c) 図1(a)および(b)に示した用紙の折り畳み要領を示す斜視図である。
(d) 貼り合わせはがきの完成状態を示す平面図である。
【図2】(a)および(b)は図1(d)に示した貼り合わせはがきの開封状態を示す平面図およびその裏面側を示す背面図である。
【図3】(a) 本発明の第2の実施例に係わる貼り合わせはがきに用いた用紙の形状を示す平面図である。
(b) 図3(a)に示した用紙の裏面側を示す背面図である。
(c) 図3(a)および(b)に示した用紙の折り畳み要領を示す斜視図である。
【図4】(a)および(b)は図3に示した用紙の圧着状態および切断位置を示す平面図、(c)および(d)は貼り合わせはがきの完成状態を示す平面図および断面図である。
【図5】図4(c)および(d)に示した貼り合わせはがきの開封状態を示す平面図である。
【図6】(a) 本発明の第3の実施例に係わる折り畳み封書に用いた用紙の形状を示す平面図である。
(b) 図6(a)に示した用紙の裏面側を示す背面図である。
(c) 本発明の第3の実施例に係わる折り畳み封書の製造過程を示す斜視図である。
【図7】(a) 図6(c)に示した製造過程の後工程を示す斜視図である。
(b) 折り畳み封書の完成状態を示す平面図である。
【図8】(a)および(b)は図7(b)に示した折り畳み封書の開封状態を示す平面図およびその裏面側を示す背面図である。
【図9】(a) 本発明の第4の実施例に係わる折り畳み封書に用いた用紙の形状を示す平面図である。
(b) 図9(a)に示した用紙の裏面側を示す背面図である。
(c) 本発明の第4の実施例に係わる折り畳み封書の製造過程を示す斜視図である。
【図10】(a) 図9(c)に示した製造過程の後工程を示す斜視図である。
(b) 図10(a)のさらに後工程を示す斜視図である。
(c) 折り畳み封書の完成状態を示す平面図である。
【図11】図10(c)に示した折り畳み封書の開封状態を示す平面図である。
【図12】(a) 本発明の第5の実施例に係わる折り畳み封書に用いた用紙の形状を示す平面図である。
(b) 図14(a)に示した用紙の裏面側を示す背面図である。
(c) 本発明の第5の実施例に係わる折り畳み封書の製造過程を示す斜視図である。
【図13】(a) 図10(c)に示した製造過程の後工程を示す斜視図である。
(b) 折り畳み封書の完成状態を示す平面図である。
【図14】(a) 図13(b)に示した折り畳み封書の開封状態を示す平面図である。(b) 折り畳み封書の収納物を封書本体から分離した状態を示す平面図である。
(c) 返信用封筒への封入状況を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 貼り合わせはがき
2 折り畳み封書
10,20,30,40,50 用紙
11〜13,21〜23,31〜34,41〜44,51〜55 紙片
12,23,31 返信はがき用紙(紙片)
41,42,51,53 返信封筒用紙(紙片)
10a,10b,20a,20b,30a〜30d,40a〜40d,50a,50b 折り線
60 パンフレット(印刷物)
L ミシン目
P,P1 ,P2 窓形部分
A 宛名
N コード番号(宛先管理記号)

Claims (14)

  1. はがき大の複数の紙片を剥離可能に貼り合わせてなる貼り合わせはがきにおいて、
    最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを相対向する紙片に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなることを特徴とする貼り合わせはがき。
  2. 相対向する紙片が返信はがき用紙となっていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせはがき。
  3. はがき大の複数の紙片が折り線を介して互いに連続していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の貼り合わせはがき。
  4. 折り線を介して連続する複数の紙片からなる用紙を前記折り線から折り畳むと共に、折り畳み状態において四周に開口する各紙片の周縁部を剥離可能に貼着してなる折り畳み封書において、
    最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを相対向する紙片に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなることを特徴とする折り畳み封書。
  5. 相対向する紙片が返信はがき用紙となっていることを特徴とする請求項4記載の折り畳み封書。
  6. 相対向する紙片が返信封筒用紙となっていることを特徴とする請求項4記載の折り畳み封書。
  7. 相対向する紙片が返信用紙となっていることを特徴とする請求項4記載の折り畳み封書。
  8. 紙片間に印刷物が収納されていることを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の折り畳み封書。
  9. 折り線を介して連続する複数の紙片からなる用紙を前記折り線から折り畳むと共に紙片間に印刷物を収納し、折り畳み状態において四周に開口する各紙片の周縁部を剥離可能に貼着してなる折り畳み封書において、
    最外面に位置する紙片に窓形のミシン目を形成して該ミシン目により囲まれる窓形部分のみを紙片間に収納された前記印刷物に剥離不能に接着すると共に、前記窓形部分に宛名および宛名ごとに定められた宛先管理記号の少なくとも一方を印字してなることを特徴とする折り畳み封書。
  10. 紙片間に収納された印刷物が返信用はがきであることを特徴とする請求項9記載の折り畳み封書。
  11. 紙片間に収納された印刷物が返信用封筒であることを特徴とする請求項9記載の折り畳み封書。
  12. 紙片間に収納された印刷物が返信用紙であることを特徴とする請求項9記載の折り畳み封書。
  13. 紙片間に収納された印刷物の一部が返信用紙となっており、当該返信用紙部分に前記最外面紙片の窓形部分が接着されていることを特徴とする請求項9記載の折り畳み封書。
  14. 紙片間に収納された印刷物の一部が返信はがき用紙となっており、当該返信はがき用紙部分に前記最外面紙片の窓形部分が接着されていることを特徴とする請求項9記載の折り畳み封書。
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