JP4118311B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル類保護案内装置に係り、更に詳しくは、産業用機械の可動部に電力や圧縮空気などのエネルギーを供給するケーブルやホースなどのケーブル類を収容すると共に、可動部の移動中においてもケーブル類を安全にかつ確実に案内支持するのに好適なケーブル類保護案内装置に関するものである。
従来のケーブル類保護案内装置として、図11(a)に示したように離間配置された左右一対の側板ユニット510を取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに側板ユニット510の屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板520を所定間隔で着脱自在に横架して、側板ユニット510及び連結板520で囲繞されるケーブル類収納空間内にケーブル類を取付固定端から取付移動端に向かって収納するケーブル類保護案内装置500が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2004−527706号公報(図1)
ところが、このようなケーブル類保護案内装置500は、連結板520の断面形状について特に配慮がなされていなかったため、連結板520の取付固定端から取付移動端に向う方向の前後端部が、図11(b)に図示したように成形しやすい垂直もしくは曲率の小さな円弧として形成されており、屈曲部において、連結板520の前後端部とケーブル類収納空間内に収容したケーブル類との接触が点接触、若しくは、接触面積が非常に小さくなっていた。
このため、屈曲を繰り返した際にケーブルの摩耗が進行しやすく、摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線が懸念されていた。
さらに、連結板520の前後端部とケーブル類、若しくは、側板ユニット510同士の摺接に起因する摩損や衝撃騒音が過度に発生するという問題も指摘されていた。
そこで、本発明の目的は、屈曲動作の繰り返しによる側板ユニットの継ぎ手部に生じやすい破損を解消して優れた耐疲労性を発揮し、屈曲姿勢規制状態、若しくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても接触衝撃力の発生を分散して騒音低減を図り、収納したケーブル類と連結板の前後端部との接触による摩耗を抑制し摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線を防止すると共に、側板ユニット同士の接触に起因する摩損や衝撃騒音が抑制されたケーブル類保護案内装置を提供することにある。
本請求項1に係る発明は、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに、前記側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、前記側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル類収納空間内にケーブル類を前記取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成され、前記連結板の前記取付固定端から取付移動端に向かう方向の断面形状が中央垂直線に対して対称であり、前記断面形状のケーブル類収納空間側に向いた面が、前記連結板の前端部から後端部に向けて、小曲率半径の円弧面、大曲率半径の円弧面、平面、大曲率半径の円弧面、小曲率半径の円弧面の順に形成され、それらの各面同士が接する形状を有する連続面になっていることによって、上記の課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記側板ユニットが、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることによって、上記の課題をさらに解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに、前記側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、前記側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル類収納空間内にケーブル類を前記取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成されていることによって、継ぎ手部が繰り返し屈曲に対して柔軟に対応するので、屈曲動作の繰り返しによる側板ユニットの継ぎ手部に生じやすい破損を解消して優れた耐疲労性を発揮するとともに、摩耗粉の発生を抑制してクリーン環境下で使用することに適している。
そして、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット同士の接触位置が継ぎ手部を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分され、また、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備えていることによって、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット同士の接触位置が継ぎ手部を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分されるので、屈曲姿勢規制状態、若しくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても接触衝撃力の発生を分散して騒音低減を図ることができる。
また、前記連結板の前記取付固定端から取付移動端に向かう方向の断面形状が中央垂直線に対称であり、前記断面形状のケーブル類収納空間側に向いた面が、前記連結板の前端部から後端部に向けて、小曲率半径の円弧面、大曲率半径の円弧面、平面、大曲率半径の円弧面、小曲率半径の円弧面の順に形成され、それらの各面同士が接する形状を有する連続面になっていることによって、屈曲時におけるケーブル類と連結板とが該連結板の大曲率半径の円弧面で接触することにより接触面積が大きくなるので、ケーブル類の摩耗を抑制し、摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線が抑制される。
本請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、前記側板ユニットが、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることにより、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂に配合されたエラストマーまたはゴム成分が柔軟性を加味するため、耐衝撃性が強化され、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性をより一層発揮することができる。
本発明は、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに、前記側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、前記側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル類収納空間内にケーブル類を前記取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成され、前記連結板の前記取付固定端から取付移動端に向かう方向の断面形状が、中央垂直線に対して対称であり、前記断面形状のケーブル類収納空間側に向いた面が、前記連結板の前端部から後端部に向けて、小曲率半径の円弧面、大曲率半径の円弧面、平面、大曲率半径の円弧面、小曲率半径の円弧面の順に形成され、それらの各面同士が接する形状を有する連続面になっていることにより、屈曲動作の繰り返しによる側板ユニットの継ぎ手部に生じやすい破損を解消して優れた耐疲労性を発揮し、屈曲姿勢規制状態、若しくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても接触衝撃力の発生を分散して騒音低減を図り、屈曲時におけるケーブル類と連結板の前後端部との接触面積を大きくし、ケーブルの摩耗を抑制し、摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線を抑制するものであれば、例えば、個々の側板ユニットが小判型であって隣接する側板ユニットがオフセット状態で組み付けられるものなど、その具体的な実施の態様は如何なるものであっても何ら構わない。
本発明のケーブル類保護案内装置で用いる側板ユニット、連結板などの素材については屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みに耐えてケーブル類保護案内形態に対して優れた寸法安定性を発揮するポリアミド6、ポリアミド12、ポリアミド46、ポリアミド66、アクリル、ポリアセタールなどのエンジニアリングプラスチック樹脂などが使用されるが、特に、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されている場合には、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂に配合されたエラストマーまたはゴム成分が柔軟性を加味するため耐衝撃性が強化され、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性をより一層発揮するので、より好ましい。
また、本発明のケーブル類保護案内装置で用いる連結板は、側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側に着脱自在に横架しているが、長手方向に多数連結される側板ユニット毎に横架しても、あるいは、間欠的に横架しても何ら差し支えない。
以下、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置100を図1乃至図10を用いて説明する。
ここで、図1は、本実施例であるケーブル類保護案内装置100の使用態様を途中を省略して示した全体図であり、図2は、図1に示す直線領域の拡大図であり、図3は、図2のIII−III線で切断したときの連結板120の断面図である。
図4は、図1に示した屈曲領域の拡大図であり、図5は、図4のVの部分における垂直断面図とその一部拡大図であり、図6は、図5と同様に図4のVの部分における垂直断面図であるが、収容物であるケーブル類Cが極端に引っ張り力を受け、ケーブル類Cが多角形状に屈曲したとき状態を示した垂直断面図とその一部拡大図である。
なお、図4においては、連結板120が、側板ユニット110に対して、間欠的に横架されているが、図5及び図6においては、本発明の作用をより詳しく示すために、側板ユニット110毎に横架させた状態を示している。
図7は、本実施例で用いた側板ユニット110の外側から見た斜視図であり、図8は、本実施例で用いた側板ユニット110をケーブル類収納空間側から見た斜視図であり、図9は、側板ユニット110の直線姿勢保持状態を説明する側面図とその一部拡大図であり、図10は、側板ユニット110の屈曲姿勢規制状態を説明する側面図とその一部拡大図である。
本実施例のケーブル類保護案内装置100は、例えば、半導体製造装置、創薬用試料保管装置、車両用ドア開閉装置などの可動部と静止部とを接続し、電気信号の伝達や電力の供給を行う電気ケーブルや圧力液体や圧力気体などのエネルギーを供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用され、前述した可動部と静止部とを接続するために長尺状に多数連結され、可動部と静止部との間の相対的な距離に応じて直線姿勢、あるいは、屈曲姿勢を呈するものである。
そして、本実施例のケーブル類保護案内装置100は、図1に示すように、離間配置された左右一対の側板ユニット110,110が、前述した静止部に取り付けられる取付固
定端(F)から可動部に取り付けられる取付移動端(M)に向かってケーブル長手方向に多数連結されるとともに、これらの側板ユニット110,110の屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板120が側板ユニット110,110の1つ置きの配置間隔で横架されてなり、左右一対の側板ユニット110,110と連結板120,120とで囲繞されて矩形状断面を呈するケーブル類収納空間内にケーブル類Cを収納するように構成されている。
なお、図2に示した本実施例のケーブル類保護案内装置100では、連結板120を、多数連結される側板ユニット110,110に対して1つ置きの配置間隔で横架させているが、例えば、図5及び図6に示したように多数連結される側板ユニット110,110のそれぞれに1対1で対応させて横架させても構わない。
また、図1に示すように、取付固定端(F)に近接する左右一対の側板ユニット110,110にそれぞれ左右一対の取付ブラケット130,130が着脱自在に連結されているとともに、取付移動端(M)に近接する左右一対の側板ユニット110,110にそれぞれ左右一対の取付ブラケット130,130が着脱自在に連結されている。
図3は、図2に示した連結板120をIII−III線で切断したときの連結板120の断面図を示している。この断面形状が、本発明の技術的特徴の1つである。
すなわち、連結板120は、取付固定端(F)から取付移動端(M)に向かう方向の断面形状が中央垂直線Lに対して対称であり、断面形状のケーブル類収納空間側に向いた面が、前記連結板120の前端部から後端部に向けて、小曲率半径の円弧面R1、大曲率半径の円弧面R2、平面、大曲率半径の円弧面R2、小曲率半径の円弧面R1の順に形成され、それらの各面同士が接する形状を有する連続面となるように成形されている。
ここで、円弧面R2の曲率半径は、ケーブル類保護案内装置100を最も屈曲させた際にケーブル類Cが描く円弧の半径よりも小さく、円弧面R1の曲率半径は、円弧面R2の曲率半径より小さく、例えば、連結板120の厚みの2分の1程度とすることが、屈曲時におけるケーブル類と連結板120との接触面積をより大きくすることができる点で、特に、好ましい。
連結板120の断面形状を前述のような形状としたため、連結板120のケーブル類収納空間側には角がなくなるので、ケーブル類保護案内装置100が如何なる状態であってもケーブル類Cと連結板120とが面接触し、ケーブル類Cを傷つけにくい。
また、図5に示したようにケーブル類保護案内装置100を屈曲させた際にケーブル類Cが描く円弧と連結板120の大曲率半径の円弧面R2が接触するため接触面積が大きくなり、ケーブル類Cを傷つけにくい。
さらに、図6に示したように、ケーブル類保護案内装置100を屈曲させ際にケーブル類Cが極端に大きな引っ張り力を受け、ケーブル類Cが、連結板120のケーブル類収納空間側の面に沿うように多角形状に屈曲した場合であっても、図6に拡大図として示したように、ケーブル類Cは、いずれの屈曲部近傍においても、連結板120の大曲率半径の円弧面R2と接触するため接触面圧を低減できるなど、その効果は甚大である。
次に、本発明の更なる技術的特徴の1つである側板ユニット110について詳しく説明する。
図7乃至図8に示すように、離間配置される左右一対の側板ユニット110,110は、ポリアミド樹脂にゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形加工され、左右鏡像の関係にある形状に形成されている。
そして、側板ユニット110は、先行する側板ユニット110に連結される側板前方部111と、後続する側板ユニット110に連結される側板後方部112と、これらの側板前方部111と側板後方部112との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部113とで一体に構成されている。
したがって、耐疲労性樹脂のポリアミド樹脂−ゴム配合材からなる継ぎ手部113が繰り返し屈曲に対して柔軟に対応するため、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性を発揮するとともに、側板前方部111と側板後方部112とが屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みを継ぎ手部113へ集中転化させて吸収させるため、ケーブル保護案内形態に対して優れた安定性を発揮する。
また、図7乃至図8に示すように、図示はされていないが、先行する側板ユニット110の側板後方部112とこの側板後方部112に後続して連結される側板ユニット110の側板前方部111との間には、相互に係合する屈曲外周側の第1係合突起114aと第1被係合孔115aとからなる凹凸係合機構Soと屈曲内周側の第2係合突起114bと第2被係合孔115bとからなる凹凸係合機構Siと継ぎ手部113の近傍に採用した第3係合突起114cと第3被係合孔115cとからなる凹凸係合機構Smとがそれぞれ設けられ、これらの凹凸係合機構So,Si,Smを介して隣接する側板ユニット110,110が相互に着脱自在となっており、側板ユニット110,110の切り継ぎ時における保守メンテナンスを簡便に達成できるようになっている。
すなわち、本実施例で屈曲外周側に採用した凹凸係合機構Soは、角型の第1係合突起114aとこの第1係合突起114aに着脱自在に係合する竪穴状の第1被係合孔115aとで構成され、他方、屈曲内周側に採用した凹凸係合機構Siは、鉤状の係合フックからなる第2係合突起114bとこの第2係合突起114bと着脱自在に係合する竪穴状の第2被係合孔115bとで構成されている。
しかも、側板ユニット110の継ぎ手部113の近傍に採用した凹凸係合機構Smは、円柱状の係合柱からなる第3係合突起114cとこの係合突起114cと着脱自在に係合する窪み(dimple)状の第3被係合孔115cとで構成されている。
なお、図7乃至図8における符号116は、前述した連結板120を側板ユニット110に取り付けるための嵌装用軸孔であり、符号117は、側板ユニット110に取り付けられた連結板120を安定した水平状態に支持するための舌片支持部である。
さらに、図7乃至図10に示すように、前述した継ぎ手部113より屈曲外周側の側板前方部111に第1当接端面111a、第3当接端面111c、第4当接端面111d及び第6当接端面111fとからなる外周側直線姿勢保持機構Xoと、前述した継ぎ手部113より屈曲内周側の側板後方部112に第2当接端面112bと第5当接端面112eとからなる内周側直線姿勢保持機構Xiとをそれぞれ備えていることによって、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット110,110同士の接触位置が継ぎ手部113を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分される。
また、前述した継ぎ手部113より屈曲外周側の側板前方部111に第2当接端面111bと第5当接端面111eとからなる外周側屈曲姿勢規制機構Yoと前述した継ぎ手部113より屈曲内周側の側板後方部112に第1当接端面112a、第3当接端面112c、第4当接端面112d及び第6当接端面112fとからなる内周側屈曲姿勢規制機構Yiとをそれぞれ備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット110,110同士の接触位置が継ぎ手部113を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分されるため、屈曲姿勢規制状態、若しくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても、隣接する側板ユニット110,110同士に発生しがちな接触衝撃力を分散して騒音低減を達成するようになっている。
なお、図9及び図10に示す一部拡大図の実線は、先行する側板ユニット110を表し、仮想線は、後続する側板ユニット110を表し、矢印は、隣接する側板ユニット同士110,110が当接する際の衝撃力となる押圧力を表している。
すなわち、図9及び図10の一部拡大図に示したように、前記外周側直線姿勢保持機構Xoは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に成形された第4当接端面111dと後続する側板ユニット110の側板前方部111に成形された第1当接端面111aとの間、及び、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に段違いでオフセット成形された第6当接端面111fと後続する側板ユニット110の側板前方部111に段違いでオフセット成形された第3当接端面111cとの間にそれぞれ構成されている。
また、前記内周側直線姿勢保持機構Xiは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板ユニット110の側板後方部112に突出成形された第5当接端面112eと後続する側板ユニット110の側板後方部112に成形された第2当接端面112bとの間に構成されている。
そして、このような内周側直線姿勢保持機構Xiは、外周側直線姿勢保持機構Xoよりも早い姿勢保持タイミングで当接するように配置され、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減するようになっている。
また、前記外周側屈曲姿勢規制機構Yoは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に突出成形された第5当接端面111eと後続する側板ユニット110の側板前方部111に成形された第2当接端面111bとの間に構成されている。
前記内周側屈曲姿勢規制機構Yiは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板後方部112に成形された第4当接端面112dと後続する側板ユニット110の側板後方部112に成形された第1当接端面112aとの間、及び、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板後方部112に突出成形された第6当接端面112fと後続する側板ユニット110の側板後方部112に段違いでオフセット成形された第3当接端面112cとの間にそれぞれ構成されている。
そして、このような内周側屈曲姿勢規制機構Yiは、外周側屈曲姿勢規制機構Yoよりも早い姿勢規制タイミングで当接するように配置され、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減するようになっている。
さらに、前述したような外周側直線姿勢保持機構Xo及び外周側屈曲姿勢規制機構Yoは、内周側直線姿勢保持機構Xi及び内周側屈曲姿勢規制機構Yiよりも大きな当接面を備え、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、若しくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、内周側よりも外周側に大きな衝撃力が負荷されても、この大きな衝撃力に対する接触面圧を内周側と同程度に低減して屈曲姿勢の確実な規制、若しくは、直線姿勢の確実な保持を達成するとともに、外周側直線姿勢保持機構Xo及び外周側屈曲姿勢規制機構Yoの摩耗を防止するようになっている。
また、内周側直線姿勢保持機構Xi及び内周側屈曲姿勢規制機構Yiの一部は、前述したように、内周側の第5当接端面112eと第6当接端面112fとが形成された耐疲労性樹脂のポリアミド樹脂−ゴム配合材からなる弾性変形可能なストッパー部材118で構
成されている。
したがって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、若しくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、まず、最初に内周側に負荷される接触衝撃力をストッパー部材118が吸収して接触衝撃音を低減するとともに、ストッパー部材118のへたりや摩耗を防止して優れた耐疲労性を発揮する。
さらに、前記ストッパー部材118には、先行して当接する第1ストッパー面118aとこの第1ストッパー面118aよりも遅れて当接する第2ストッパー面(すなわち、第6当接端面112f)が形成されている。
換言すれば、第2ストッパー面(すなわち、第6当接端面112f)よりも突出先行して当接する第1ストッパー面118aを備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、ストッパー部材118に負荷される接触衝撃力を第1ストッパー面118aと第2ストッパー面(すなわち、第6当接端面112f)とで二段階当たりするため、接触衝撃力の集中負荷を回避して優れた耐疲労性を発揮でき、さらに一層の騒音低減を達成するようになっている。
なお、前述した外周側直線姿勢保持機構Xo及び外周側屈曲姿勢規制機構Yoの一部は、外周側の第5当接端面111eと第6当接端面111fとが形成されたストッパー部材119で構成されていることは言うまでもない。
したがって、このようにして得られた本実施例のケーブル類保護案内装置100は、屈曲時におけるケーブル類と連結板との接触面積が大きくなるので、ケーブル類の摩耗が抑制され、摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線が抑制される。
さらに、直線姿勢保持状態において、屈曲内周側の内周側屈曲姿勢規制機構Yiと屈曲外周側の外周側屈曲姿勢規制機構Yoとがそれぞれ相互に拡開した状態で屈曲外周側の外周側直線姿勢保持機構Xo、及び、屈曲内周側の内周側直線姿勢保持機構Xiがそれぞれ相互に当接して継ぎ手部113に負荷を掛けることなく直線姿勢を確実に保持するとともに、屈曲姿勢規制状態において、屈曲外周側の外周側直線姿勢保持機構Xo、及び、屈曲内周側の内周側直線姿勢保持機構Xiがそれぞれ相互に拡開した状態で屈曲内周側の内周側屈曲姿勢規制機構Yi、及び、屈曲外周側の外周側屈曲姿勢規制機構Yoがそれぞれ相互に当接して継ぎ手部113に負荷をかけることなく屈曲姿勢を確実に保持するため、取付固定端Fから取付移動端Mに向かって収納するケーブル類Cを移行させる際の直線姿勢保持時と屈曲姿勢規制時に生じがちな側板ユニット110の接触衝撃音を分散抑制して騒音低減を図るとともに、側板ユニット110の優れた耐疲労性を発揮することができるなど、その効果は甚大である。
本発明は、連結板の断面形状及び側板ユニットの形状を本発明者らが鋭意研究し創意工夫したことにより、ケーブル類の摩耗を抑制し、摩耗粉の発生及びケーブル類の損傷や断線が抑制されると共に、屈曲動作の繰り返しによる側板ユニットの継ぎ手部に生じやすい破損を解消して優れた耐疲労性を発揮し、摩耗粉の発生が抑制されるケーブル類保護案内装置を完成させたものであって、例えば、半導体製造装置、創薬用試料保管装置、車両用ドア開閉装置など、その産業上の利用可能性は、きわめて高い。
本実施例であるケーブル類保護案内装置100の使用態様を示す全体図。 図1に示す直線領域の拡大図。 図2のIII−III線で切断したときの連結板の断面図。 図1に示す屈曲領域の拡大図。 図4のV部における垂直断面図とその一部拡大図。 ケーブル類が多角形状に屈曲した状態における図4のV部における垂直断面図とその一部拡大図。 本実施例で用いた側板ユニットの外側から見た斜視図。 本実施例で用いた側板ユニットの内側から見た斜視図。 側板ユニットの直線姿勢保持状態を説明する側面図とその一部拡大図。 側板ユニットの屈曲姿勢規制状態を説明する側面図とその一部拡大図。 従来のケーブル類保護案内装置の斜視図。
符号の説明
100 ・・・ ケーブル類保護案内装置
110 ・・・ 側板ユニット
111 ・・・ 側板前方部
111a・・・ 側板前方部の第1当接端面
111b・・・ 側板前方部の第2当接端面
111c・・・ 側板前方部の第3当接端面
111d・・・ 側板前方部の第4当接端面
111e・・・ 側板前方部の第5当接端面
111f・・・ 側板前方部の第6当接端面
112 ・・・ 側板後方部
112a・・・ 側板後方部の第1当接端面
112b・・・ 側板後方部の第2当接端面
112c・・・ 側板後方部の第3当接端面
112d・・・ 側板後方部の第4当接端面
112e・・・ 側板後方部の第5当接端面
112f・・・ 側板後方部の第6当接端面
113 ・・・ 継ぎ手部
114a・・・ 屈曲外周側の第1係合突起
114b・・・ 屈曲内周側の第2係合突起
114c・・・ 第3係合突起
115a・・・ 屈曲外周側の第1被係合孔
115b・・・ 屈曲内周側の第2被係合孔
115c・・・ 第3被係合孔
116 ・・・ 嵌装用軸孔
117 ・・・ 舌片支持部
118 ・・・ 屈曲内周側のストッパー部材
118a・・・ 第1ストッパー面
119 ・・・ 屈曲外周側のストッパー部材
120 ・・・ 連結板
130 ・・・ 取付ブラケット
C ・・・ ケーブル類
L ・・・ 中央垂直線
R1 ・・・ 小曲率半径の円弧面
R2 ・・・ 大曲率半径の円弧面
So ,Si ,Sm ・・・ 凹凸係合機構
Xo ・・・ 外周側直線姿勢保持機構
Yo ・・・ 外周側屈曲姿勢規制機構
Xi ・・・ 内周側直線姿勢保持機構
Yi ・・・ 内周側屈曲姿勢規制機構
α ・・・ 外周側屈曲姿勢規制機構の最大拡開角度

Claims (2)

  1. 離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに、前記側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、前記側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル類収納空間内にケーブル類を前記取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、
    前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、
    前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、
    前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、
    前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、
    前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、
    前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成され、
    前記連結板の前記取付固定端から取付移動端に向かう方向の断面形状が、中央垂直線に対して対称であり、
    前記断面形状のケーブル類収納空間側に向いた面が、前記連結板の前端部から後端部に向けて、小曲率半径の円弧面、大曲率半径の円弧面、平面、大曲率半径の円弧面、小曲率半径の円弧面の順に形成され、
    それらの各面同士が接する形状を有する連続面になっていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記側板ユニットが、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
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