JP4302752B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械、電子機器、産業用ロボット、搬送機械等の産業機械に使用され、これら移動する機械あるいは機械の可動部に給電、信号伝送等を行う電気ケーブル、油圧ホース、空圧ホース、光ファイバーケーブル等の可撓性ケーブル類を安全確実に保護案内するケーブル保護案内装置に関する。
従来、この種のケーブル類保護案内装置として、チェーン部材が箱形に形成され且つ側壁部にプラグと円形開口部とを交互に設けてなり、チェーン部材のプラグが次のチェーン部材の開口部中に嵌合するとともに順次のチェーン部材の相対的旋回運動が順次のチェーン部材の側壁部におけるストッパ511によって制限されるケーブル、チューブ等を収容するためのエネルギ供給チェーンがある(例えば、特許文献1を参照)。
特公平5−82501号公報(第1頁、Fig4、Fig5)
しかしながら、前述したような特許文献1のようなエネルギ供給チェーンは、図12に示すように、チェーン部材の旋回運動を規制するために側板510に設けたストッパ511が側板510の厚み方向と屈曲内外周側方向の双方に3次元的な凹凸状の突起部を呈しているとともにこのストッパ511を収容する扇状凹部512が側板の厚み方向と屈曲内外周側方向の双方に3次元的な凹凸状のフック部を呈しているため、隣接するチェーン部材との抜け止めに配慮した構造になっているが、このような3次元的な凹凸状の突起部を呈したストッパ511と3次元的な凹凸状のフック部を呈した扇状凹部512とが側板510を製造するための金型の型抜き構造を複雑困難化するとともに、チェーン組み立て時におけるチェーン部材同士の連結組み付け負担を著しく増大させているという厄介な問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述したような問題を解決するものであって、リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりを確実に規制してリンクプレート同士の不用意な外れを完全に阻止するとともに、リンクプレート同士の連結組み付け作業が簡便で、しかも、リンクプレートの金型製作が容易なケーブル類保護案内装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本請求項1に係る発明は、離間配置された左右一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなる矩形状のリンク枠体が前記リンクプレートの前方側面部位と後方側面部位にオフセット配置された連結ピンと連結ピン孔によってプレート長手方向に連結されるリンクプレート同士を屈曲自在に多数連結した連結状態のケーブル収容空間内でケーブル類を保護案内するケーブル類保護案内装置において、前記連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部と該屈曲動作域規制凹部と相互に凹凸嵌合して相対移動する屈曲動作域規制凸部とが、前記リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制するように前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられ、前記反り上がり規制係止溝が、前記仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置され、前記反り上がり規制係止片が、前記仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凸部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置され、前記連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された短円弧状の反り上がり規制係止溝と該反り上がり規制係止溝と相互に凹凸嵌合して相対移動する短円弧状の反り上がり規制係止片とが、前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられて前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位との相互間におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりによる外れを規制していることにより、上述した課題を解決するものである。
そして、本請求項2に係る発明は、上記の請求項1に係る発明の構成に加えて、前記リンクプレートの前方側面部位と後方側面部位が、前記リンクプレートを前後左右に交換して配置可能な形状になっていることにより、上述した課題を解決するものである。
そこで、本発明のケーブル類保護案内装置は、離間配置された左右一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなる矩形状のリンク枠体がリンクプレートの前方側面部位と後方側面部位にオフセット配置された連結ピンと連結ピン孔によってプレート長手方向に連結されていることにより、リンクプレート同士を屈曲自在に多数連結した連結状態のケーブル収容空間内でケーブル類を保護案内することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏する。
すなわち、本請求項1記載の発明であるケーブル類保護案内装置は、連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された短円弧状の反り上がり規制係止溝とこの反り上がり規制係止溝と相互に凹凸嵌合して相対移動する短円弧状の反り上がり規制係止片とがプレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられていることにより、リンクプレート同士の屈曲動作時にリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位においてプレート厚み方向への相対的に反り上がるような不用意な外力が作用した場合、短円弧状の反り上がり規制係止溝と短円弧状の反り上がり規制係止片とが仮想円弧軌道に沿って形成されているため、相対的に反り上がろうとするリンクプレートの外周縁が変形して相対するリンクプレートの対向周縁との間で拗れ現象を生じるとともにプレート厚み方向への抜け止め抵抗を生じて、リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりが規制されてリンクプレート同士の不用意な外れを阻止することができる。
リンクプレート同士の連結組み付け作業時には、短円弧状の反り上がり規制係止溝と短円弧状の反り上がり規制係止片とを仮想円弧軌道に沿ってプレート厚み方向から変形させることなく相互に凹凸嵌合することが可能であるため、リンクプレート同士の連結組み付け作業を簡便に達成することができる。
しかも、短円弧状の反り上がり規制係止溝と短円弧状の反り上がり規制係止片と係合構造が簡素化されているため、従来のものと比較すると、リンクプレートの金型製作を容易に実現することができる。
そして、連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部とこの屈曲動作域規制凹部と相互に凹凸嵌合して相対移動する屈曲動作域規制凸部とが、プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられてリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制するようにしたことにより、リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制するため、屈曲移動時の屈曲姿勢と直線移動時の直線姿勢とを確実に切り替えてケーブル類を円滑に保護案内することができる。
また、反り上がり規制係止溝が仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置されているとともに、反り上がり規制係止片が仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凸部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置されていることにより、屈曲動作域規制凸部を跨いで分断配置された一対の短円弧状の反り上がり規制係止片であっても、これら一対の短円弧状の反り上がり規制係止片が仮想円弧軌道に沿って一連の円弧状反り上がり規制係止片として実質的に機能するため、リンクプレート同士の屈曲動作時にリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位においてプレート厚み方向への相対的に反り上がるような不用意な外力が僅かに作用した場合であっても、リンクプレート同士の対向周縁で発生する拗れ現象に伴うプレート厚み方向への大きな抜け止め抵抗を生じて、リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりが確実に規制されてリンクプレート同士の不用意な外れを完全に阻止することができる。
そして、本請求項2記載の発明であるケーブル類保護案内装置は、請求項1記載の発明が奏する効果に加えて、前記リンクプレートの前方側面部位と後方側面部位がリンクプレートを前後左右に交換して配置可能な形状になっていることにより、リンクプレートの部品点数を半減することができるとともに、リンクプレートの金型製作負担を容易に軽減することができる。
そこで、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置を図1乃至図8を参照して、以下に説明する。
まず、図1は、本発明の一実施例に係るケーブル保護案内装置の使用態様図であり、図2は、図1におけるリンクプレート同士の連結状態を示す斜視図であり、図3は、本実施例で用いたリンクプレートをケーブル収容空間側から見た斜視図であり、図4は、図3で示すリンクプレートをケーブル収容空間の外側から見た斜視図であり、図5は、リンクプレートの連結状態をケーブル収容空間側から一部破断して見た斜視図であり、図6は、リンクプレートの連結状態をケーブル収容空間の外側から一部破断して見た斜視図であり、図7は、反り上がりを規制する要部を示す一部破断した斜視図であり、図8は、リンクプレート同士の直線姿勢状態を簡素化して示した側面図であり、図9は、図8に示す直線姿勢状態の斜視図であり、図10は、リンクプレート同士の屈曲姿勢状態を簡素化して示した側面図であり、図11は、図10に示す屈曲姿勢状態の斜視図である。
本発明の一実施例に係るケーブル保護案内装置は、図1に示すように、例えば、プラズマディスプレイや半導体の製造装置や車両等の可動部Mと静止部Fとを接続する電気信号の伝達や電力の供給を行う電気ケーブルや油圧や空圧を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用されるもので、矩形状のリンク枠体100が長手方向に多数連結され、可動部Mと静止部Fとの間の移動状況に応じて直線姿勢状態、あるいは屈曲姿勢状態を呈することができ、これらのリンク枠体100が連続して形成されたケーブル収容空間R内にケーブル類Cを挿通した状態で保護案内できるようになっている。
そして、前述したリンク枠体100は、図2に示すように、優れた強度特性を発揮できるガラス繊維強化ポリアミド系樹脂によって成形され、離間配置された左右一対のリンクプレート110、110と、これらのリンクプレート110、110の屈曲内周側に装着自在に横架された屈曲内周側連結板120と屈曲外周側に装着自在に横架された屈曲外周側連結板(図示していない)とが矩形状に組み付けられている。
さらに、これらのリンクプレート110は、図3乃至図4に示すように、前方側面部位と後方側面部位とが、プレート厚み方向に段差を形成した、所謂、オフセット構造を呈しており、このリンクプレート110の前方側面部位には、連結ピン孔111が設けられているとともに、後方側面部位には、連結ピン孔111の内径と略同一径の外径を備えて相互に嵌合する連結ピン112が設けられている。
なお、図3乃至図4に示す符号113は、リンクプレート110、110同士が相互に旋回して屈曲するための屈曲誘導孔であり、符号114は、前記屈曲誘導孔113に嵌合して誘導される屈曲誘導ピンである。
したがって、前記リンク枠体100同士は、図5乃至図6に示すように、相互に連続して配置されるリンクプレート110、110の連結ピン孔111と連結ピン112とを嵌め込むことで連結され、連結ピン112を中心に相互に旋回させて屈曲することができるようになっている。
また、前述したリンクプレート110の前方側面部位および後方側面部位は、図2乃至図6で明らかなように、リンクプレート110を前後左右に交換して配置可能な形状になっており、リンク枠体100を構成するリンクプレート110の部品点数を半減させるとともに、リンクプレート110の金型製作を容易している。
さらに、前述したリンクプレート110の前方側面部位および後方側面部位には、図3乃至図4に示すように、連結ピン112または連結ピン孔111と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部115と屈曲動作域規制凸部116とがそれぞれ設けられている。
そして、先行するリンクプレート110の後方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凹部115と屈曲動作域規制凸部116とが、この先行するリンクプレート110に後続するリンクプレート110の前方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凸部116と屈曲動作域規制凹部115とに相互に凹凸嵌合して相対移動することにより、リンクプレート110、110同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制して、屈曲移動時の屈曲姿勢と直線移動時の直線姿勢とを確実に切り替えてケーブル類を円滑に保護案内している。
つぎに、本実施例のケーブル保護案内装置が最も特徴としているリンクプレート110、110同士の前方側面部位と後方側面部位におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりを規制するための反り上がり規制機構について図3乃至図6を基に詳しく説明する。
すなわち、前述したようなプレート長手方向に連結されるリンクプレート110、110同士の対向する側面には、連結ピン112または連結ピン孔111と同心円状に離れた仮想円弧軌道Lに沿って形成された短円弧状の反り上がり規制係止溝117とこのような反り上がり規制係止溝117と相互に凹凸嵌合して相対移動する短円弧状の反り上がり規制係止片118とがそれぞれ設けられている。
なお、図3乃至図6に示す符号118aは、短円弧状の反り上がり規制係止片118に形成された相対的な反り上がりを規制するための反り上がり規制円弧面である。
そして、この短円弧状の反り上がり規制係止溝117は、屈曲動作域規制凹部115を仮想円弧軌道Lに沿って跨ぐ両側位置に隣接して配置されているとともに、短円弧状の反り上がり規制係止片118が屈曲動作域規制凸部116を仮想円弧軌道Lに沿って跨ぐ両側位置に隣接して配置されていることにより、屈曲動作域規制凸部116を跨いで分断配置された一対の短円弧状の反り上がり規制係止片118であっても、これら一対の短円弧状の反り上がり規制係止片118,118が仮想円弧軌道Lに沿って一連の円弧状反り上がり規制係止片として実質的に機能している。
このようにして得られた本実施例のケーブル保護案内装置は、連結ピン112または連結ピン孔111と同心円状に離れた仮想円弧軌道Lに沿って形成された短円弧状の反り上がり規制係止溝117とこの反り上がり規制係止溝117と相互に凹凸嵌合して相対移動する短円弧状の反り上がり規制係止片118とがプレート長手方向に連結されるリンクプレート110、110同士の対向する側面にそれぞれ設けられていることにより、たとえば、図8乃至図9に示すようなリンクプレート110、110同士の直線姿勢状態から図10乃至図11に示すようなリンクプレート110、110同士の屈曲姿勢状態へ移行動作する際に、リンクプレート110、110同士の前方側面部位と後方側面部位においてプレート厚み方向への相対的に反り上がるような不用意な外力が僅かに作用した場合であっても、リンクプレート110、110同士の対向周縁で発生する拗れ現象に伴うプレート厚み方向への大きな抜け止め抵抗が反り上がり規制円弧面118aに生じて、すなわち、反り上がろうとするリンクプレート110の対向周縁が対向するリンクプレート110と拗れた状態で過度に接触して、リンクプレート110、110同士の前方側面部位と後方側面部位におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりが確実に規制されてリンクプレート110、110同士の不用意な外れを完全に阻止できる。
しかも、短円弧状の反り上がり規制係止溝117と短円弧状の反り上がり規制係止片118と係合構造が簡素化されているため、従来のものと比較すると、リンクプレート110の金型製作を容易に実現することができる。
そして、リンクプレート110、110同士の連結組み付け作業時には、短円弧状の反り上がり規制係止溝117と短円弧状の反り上がり規制係止片118とを仮想円弧軌道Lに沿ってプレート厚み方向から変形させることなく相互に凹凸嵌合することが可能であるため、リンクプレート110、110同士の連結組み付け作業を簡便に達成できるなど、その効果は甚大である。
本発明の一実施例に係るケーブル保護案内装置100の使用態様図。 図1におけるリンクプレート同士の連結状態を示す斜視図。 本実施例で用いたリンクプレートをケーブル収容空間側から見た斜視図。 図3で示すリンクプレートをケーブル収容空間の外側から見た斜視図。 リンクプレートの連結状態をケーブル収容空間側から一部破断した斜視図。 リンクプレートの連結状態をケーブル収容空間の外側から一部破断した斜視図。 反り上がりを規制する要部を示す一部破断した斜視図。 リンクプレート同士の直線姿勢状態を簡素化して示した側面図。 図8に示す直線姿勢状態の斜視図。 リンクプレート同士の屈曲姿勢状態を簡素化して示した側面図。 図10に示す屈曲姿勢状態の斜視図。 従来のチェーン部材同士の連結状態を示す一部破断した斜視図。
100 ・・・リンク枠体
110 ・・・リンクプレート
111 ・・・連結ピン孔
112 ・・・連結ピン
113 ・・・屈曲誘導孔
114 ・・・屈曲誘導ピン
115 ・・・屈曲動作域規制凹部
116 ・・・屈曲動作域規制凸部
117 ・・・反り上がり規制係止溝
118 ・・・反り上がり規制係止片
118a・・・反り上がり規制円弧面
120 ・・・屈曲内周側連結板
510 ・・・側板
511 ・・・ストッパ
512 ・・・扇状凹部
C ・・・ケーブル類
R ・・・ケーブル収容空間
L ・・・仮想円弧軌道

Claims (2)

  1. 離間配置された左右一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなる矩形状のリンク枠体が前記リンクプレートの前方側面部位と後方側面部位にオフセット配置された連結ピンと連結ピン孔によってプレート長手方向に連結されるリンクプレート同士を屈曲自在に多数連結した連結状態のケーブル収容空間内でケーブル類を保護案内するケーブル類保護案内装置において、
    前記連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部と該屈曲動作域規制凹部と相互に凹凸嵌合して相対移動する屈曲動作域規制凸部とが、前記リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制するように前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられ、
    前記反り上がり規制係止溝が、前記仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凹部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置され、
    前記反り上がり規制係止片が、前記仮想円弧軌道に沿って形成された屈曲動作域規制凸部を跨ぐ両側位置にそれぞれ隣接配置され、
    前記連結ピンまたは連結ピン孔と同心円状に離れた仮想円弧軌道に沿って形成された短円弧状の反り上がり規制係止溝と該反り上がり規制係止溝と相互に凹凸嵌合して相対移動する短円弧状の反り上がり規制係止片とが、前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の対向する側面にそれぞれ設けられて前記プレート長手方向に連結されるリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位との相互間におけるプレート厚み方向への相対的な反り上がりによる外れを規制していることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記リンクプレートの前方側面部位と後方側面部位が、前記リンクプレートを前後左右に交換して配置可能な形状になっていることを特徴とする請求項1記載のケーブル類保護案内装置。
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