JP2006109613A - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

ケーブル類保護案内装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006109613A
JP2006109613A JP2004292836A JP2004292836A JP2006109613A JP 2006109613 A JP2006109613 A JP 2006109613A JP 2004292836 A JP2004292836 A JP 2004292836A JP 2004292836 A JP2004292836 A JP 2004292836A JP 2006109613 A JP2006109613 A JP 2006109613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
bent
cables
peripheral side
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004292836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4197174B2 (ja
Inventor
Akihiko Utaki
昭彦 宇瀧
Kazuhiro Tsutsumi
一弘 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2004292836A priority Critical patent/JP4197174B2/ja
Priority to US11/113,791 priority patent/US7176375B2/en
Publication of JP2006109613A publication Critical patent/JP2006109613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4197174B2 publication Critical patent/JP4197174B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/12Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains
    • F16G13/16Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains with arrangements for holding electric cables, hoses, or the like
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0475Tubings, i.e. having a closed section formed by a succession of articulated units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

【課題】屈曲動作時のケーブル収容空間内において屈曲内周側と屈曲外周側との間で屈曲円弧部分の差を生じるケーブル類の動きに柔軟に追随して優れた耐摩耗性を発揮でき、簡素な挟持構造で簡便に組み付けできるケーブル類保護案内装置を提供すること。
【解決手段】一対のリンクプレート111、111の屈曲内周側及び屈曲外周側に連結板112、113をそれぞれ横架したリンク枠体110が相互に屈曲自在に多数連結され、リンクプレート111、111間に横架されたケーブル保持具120がケーブル収容空間R内に張り出してケーブル類Cを挟持状態で保持する中空状のケーブル挟持部121とこのケーブル挟持部121を横架方向に沿って連結板に装着させる中空状の連結板装着部122とを備えているケーブル類保護案内装置100。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械、電子機器、産業用ロボット、搬送機械等の産業機械に使用され、これら移動する機械あるいは機械の可動部に給電、信号伝送等を行う電気ケーブル、油圧ホース、空圧ホース、光ファイバーケーブル等の可撓性ケーブル類を安全確実に保護案内するケーブル類保護案内装置に関する。
従来、この種のケーブル類保護案内装置は、離間配置された左右一対のリンクプレートとリンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなるリンク枠体を多数連結したケーブル収容空間内にケーブル類を挿通して保護案内している(例えば、特許文献1を参照)。
そして、このようなケーブル類保護案内装置は、ケーブル収容空間内のケーブル類を保持するための弾性体を備えている。
ドイツ公開特許公報第2417353号
しかしながら、このケーブル類保護案内装置の弾性体は、ボルト締結構造で一体に取り付けられているため、取り付け作業が面倒であり、また、ボルト締結構造との関係で高い剛性を備えなければならないため、屈曲動作時のケーブル収容空間内において屈曲内周側と屈曲外周側との間で屈曲円弧部分の差を生じるケーブル類の動きに柔軟に追随できずに相対的なズレを生じて相互に摩耗し易く、しかも、ボルト締結構造との関係で中実の形態を備えているため、大径のケーブル類の場合に過度の挟持力が負荷されてケーブル類を異常に狭窄してケーブル類自体に支障を来す虞れがあるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述したような問題を解決するものであって、屈曲動作時のケーブル収容空間内において屈曲内周側と屈曲外周側との間で屈曲円弧部分の差を生じるケーブル類の動きに柔軟に追随して優れた耐摩耗性を発揮することができるとともに、簡素な挟持構造で簡便な組み付けを実現でき、しかも、屈曲動作時に多角形運動するリンク枠体が屈曲内周側や屈曲外周側で他部材と接触する際の接触騒音を抑制して低騒音を達成することができるケーブル類保護案内装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本請求項1に係る発明は、離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなるリンク枠体がリンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とを介して相互に屈曲自在に多数連結されてなるケーブル収容空間内にケーブル類を挿通して保護案内するとともに、前記リンクプレート間に横架されたケーブル保持具がケーブル類をケーブル収容空間内の屈曲内周側及び屈曲外周側から挟持状態で保持するケーブル類保護案内装置において、前記ケーブル保持具がケーブル収容空間内に張り出してケーブル類の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差を吸収して保持するケーブル挟持部と該ケーブル挟持部を横架方向に沿って連結板に装着させる連結板装着部とを一体化して備えている。
また、本請求項2に係る発明は、上記の請求項1に係る発明の構成に加えて、前記ケーブル保持具の連結板装着部がリンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側のプレート側縁よりも張り出している。
そこで、本発明のケーブル類保護案内装置は、離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなるリンク枠体がリンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とを介して相互に屈曲自在に多数連結されて、前記リンクプレート間にケーブル保持具が横架されていることにより、ケーブル類をケーブル収容空間内の屈曲内周側及び屈曲外周側から挟持状態で保持して保護案内することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏する。
すなわち、本請求項1記載の発明であるケーブル類保護案内装置は、ケーブル保持具がケーブル収容空間内に張り出したケーブル挟持部と該ケーブル挟持部を横架方向に沿って連結板に装着させる連結板装着部とを一体化して備えていることにより、屈曲動作時にケーブル類がケーブル収容空間内の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差によって連結長手方向へ変位、位置ズレなどの引き攣れを起こしても、ケーブル挟持部が連結長手方向へ変形や挟持位置のレベル変化によってケーブル類の変位や位置ズレを吸収するため、屈曲動作時におけるケーブル類の動きに柔軟に追随しながら相対的なズレに起因する摩耗を解消して優れた耐摩耗性を発揮することができる。
そして、前記連結板装着部を連結板に装着させるように構成しているため、別途の取り付け部材を必要とすることなくリンク枠体に簡便に組み付けることができるとともに、連結板装着部がケーブル挟持部と一体化して形成されているため、ケーブル収容空間内に簡素な挟持構造を実現することができる。
さらに、本請求項2記載の発明であるケーブル類保護案内装置は、前述した請求項1記載の発明が奏する効果に加えて、ケーブル保持具の連結板装着部がリンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側のプレート側縁よりも張り出していることにより、屈曲動作時に多角形運動するリンク枠体が屈曲内周側及び屈曲外周側で周辺の他部材に接触するに先立って、連結板装着部が周辺の他部材に接触するため、リンク枠体と他部材とが直接的な接触を回避してクッション機能を発揮して接触騒音を抑制するので、低騒音を達成することができる。
本発明のケーブル類保護案内装置は、ケーブル保持具がケーブル収容空間内に張り出してケーブル類の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差を吸収して保持するケーブル挟持部と該ケーブル挟持部を横架方向に沿って連結板に装着させる連結板装着部とを一体化して備えていることによって、屈曲動作時のケーブル収容空間内において生じるケーブル類の動きに柔軟に追随して優れた耐摩耗性を発揮することができるとともに、簡素な挟持構造で簡便な組み付けを実現できるものであれば、そのリンク枠体やケーブル保持具の具体的な形態や材質は如何なるものであっても良い。
すなわち、前記リンク枠体の具体的な形態としては、例えば、離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とが射出成形加工によって矩形状に一体化したもの、あるいは、離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とが開閉自在に組み付けられて矩形状に一体化したものなど、何れの形態であっても何ら構わない。
そして、前記ケーブル保持具における連結板装着部の具体的な形態は、連結板の前後端に掴持状態で装着することができるC字状断面を備えたもの、あるいは、連結板の横架方向から囲繞状態で装着することができる中空断面を備えたものなど、何れの形態であっても良く、また、ケーブル保持具におけるケーブル挟持部の具体的な形態は、連結板の横架方向に沿った中空断面を備えたものがクッション機能を発揮するうえで好適であるが、屈曲動作時に連結長手方向へ変形や挟持位置のレベル変化によってケーブル類の変位や位置ズレを吸収することができる形態であれば、これ以外のものであっても何ら構わない。
さらに、前記ケーブル保持具の材質については、屈曲動作時に連結長手方向へ変形や挟持位置のレベル変化によってケーブル類の変位や位置ズレを吸収することができる材質であれば、如何なる材質であっても何ら構わないが、ケーブル類の変位や位置ズレを最大限に吸収するには合成樹脂などが好適である。
以下、図面を参照して、本発明のケーブル類保護案内装置の実施の形態としての実施例を説明する。
ここで、図1乃至図5は、本発明の第1実施例であるケーブル類保護案内装置100を示したものであって、図1は、その外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示すリンク枠体の2−2線に沿った断面図であり、図3は、本発明の第1実施例で用いたケーブル保持具の斜視図であり、図4は、ケーブル類が引き攣れることなく挿通した状態の説明図であり、図5は、ケーブル類の引き攣れに追従した状態の説明図である。
まず、本発明の第1実施例であるケーブル類保護案内装置100は、例えば、プラズマディスプレイや半導体の製造装置や車両用ドア開閉装置等の可動部と静止部とを接続し、電気信号の伝達や電力の供給を行う電気ケーブルや、圧力液体や圧力気体を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用されるもので、矩形枠状のリンク枠体110が前述した可動部と静止部(図示しない)とを接続するために長尺状に多数連結され、可動部と静止部との間の移動状況に応じて直線状態、あるいは、屈曲状態を呈することができ、これらのリンク枠体110が連続して形成されたケーブル収容空間R内にケーブルCが挿通されて保護案内できるようになっている。
前述したリンク枠体110は、優れた強度特性を発揮できるガラス繊維強化ポリアミド系樹脂を用いて成形加工され、離間配置された左右一対のリンクプレート111、111と該リンクプレート111、111の屈曲内周側に横架される連結板112と屈曲外周側に横架される連結板113とが着脱自在に組み付けられて矩形枠状に一体化されている。
リンクプレート111には、プレート幅方向に段差を形成して区画された前方連結部111a及び後方連結部111bとがオフセットプレート構造を構成しており、これらの前方連結部111aと後方連結部111bとは、相互のプレート厚み分だけズレた段差を生じている。
リンクプレート111の後方連結部111bには、連結ピン111cが設けられているとともに、前方連結部111aには、連結ピン111cを嵌合させる連結ピン孔111dが設けられており、先行配置したリンク枠体110の連結ピン孔111dに対して後続配置したリンク枠体110の連結ピン111cが嵌合することによって、連続配置されるリンク枠体110同士が屈曲自在に連結されるようになっている。
つぎに、本実施例のケーブル類保護案内装置100が最も特徴としているリンク枠体110に取り付けたケーブル保持具120について、以下に詳しく説明する。
図1乃至図3に示すように、リンク枠体110を構成する左右一対のリンクプレート111、111の屈曲内周側に横架された連結板112と屈曲外周側に横架された連結板113には、ケーブル保持具120が横架方向に沿ってそれぞれ装着されている。
すなわち、前記ケーブル保持具120は、図3に示すように、ケーブル収容空間R内に張り出した中空状のケーブル挟持部121とこのケーブル挟持部121を横架方向に沿って連結板112、113に装着させる中空状の連結板装着部122とを一体に備えて、図2に示すように、屈曲内周側及び屈曲外周側に着脱自在に組み付けられる連結板112、113に対してそれぞれ横架方向から外嵌して囲繞状態に装着される。
そこで、連続するリンク枠体110のケーブル収容空間R内にケーブル類Cが引き攣れることなく挿通されている場合には、図4に示すように、ケーブル収容空間R内に張り出した連結板112側のケーブル挟持部121と連結板113側のケーブル挟持部121とがケーブル径の大小に係わらず屈曲内周側及び屈曲外周側から双方の中空部分を潰した挟持状態でケーブル類Cを確実に保持する。
また、屈曲動作時にケーブル類Cがケーブル収容空間R内の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差によって連結長手方向へ変位、位置ズレなどの引き攣れを起こしてケーブル収容空間R内に挿通されている場合には、図5に示すように、ケーブル収容空間R内に張り出した連結板112側に配置した中空状のケーブル挟持部121と連結板113側に配置した中空状のケーブル挟持部121が双方とも中空部分を潰して連結長手方向へ変形し、ケーブル類Cの変位や位置ズレを吸収する。
加えて、ケーブル保持具120の連結板装着部122は、リンクプレート111の屈曲内周側及び屈曲外周側のプレート側縁よりも張り出しているため、屈曲動作時に多角形運動するリンク枠体110が屈曲内周側及び屈曲外周側で周辺の他部材に接触するに先立って、連結板装着部122が周辺の他部材に接触し、リンク枠体110と他部材とが直接的な接触を回避してクッション機能を発揮して接触騒音を抑制するので、低騒音となる。
したがって、本実施例のケーブル類保護案内装置100は、ケーブル保持具の連結板装着部122が中空状に構成されて、別途の取り付け部材を必要とすることなく、連結板に横架方向から外嵌して囲繞状態に装着できるため、リンク枠体に簡便に組み付けることができるとともに、連結板装着部122がケーブル挟持部121と一体化して形成されているため、ケーブル収容空間R内に簡素な挟持構造を実現することができる。
また、屈曲動作時にケーブル類Cがケーブル収容空間R内の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差によって連結長手方向へ変位、位置ズレなどの引き攣れを起こしても、ケーブル挟持部121がケーブル類Cの変位や位置ズレを吸収するため、屈曲動作時におけるケーブル類Cの動きに柔軟に追随しながら相対的なズレに起因する摩耗を解消して優れた耐摩耗性を発揮することができるなど、その効果甚大である。
つぎに、本発明の第2実施例であるケーブル類保護案内装置200について、図6乃至図9に基づいて説明する。
ここで、図6は、リンク枠体にケーブル保持具を組み付けた状態の断面図であり、図7は、本発明の第2実施例で用いたケーブル保持具の斜視図であり、図8は、ケーブル類が引き攣れることなく挿通した状態の説明図であり、図9は、ケーブル類の引き攣れに追従した状態の説明図である。
本実施例のケーブル類保護案内装置200は、前述したケーブル類保護案内装置100と対比すると、リンク枠体210のリンクプレート211、211間に横架されたケーブル保持具220の形態のみが異なっており、その他の具体的な構成は、前述したケーブル類保護案内装置100と同じであるから、ケーブル類保護案内装置100と同一の部材について対応する200番台の符号を付して重複する説明を省略する。
そこで、前記ケーブル保持具220は、図7に示すように、ケーブル収容空間R内に張り出した中空状のケーブル挟持部221とこのケーブル挟持部221を横架方向に沿って連結板212、213に装着させるC字状断面の連結板装着部222とを一体に備えて、図6に示すように、リンクプレート211、211間の屈曲内周側及び屈曲外周側に一体成形されている連結板212、213の前後端に掴持状態で装着される。
さらに、ケーブル保持具220の連結板装着部222は、前述したケーブル類保護案内装置100と同様に、リンクプレート211の屈曲内周側及び屈曲外周側のプレート側縁よりも張り出している。
したがって、本実施例のケーブル類保護案内装置200は、ケーブル収容空間R内に簡素な挟持構造を実現することができるとともに、屈曲動作時におけるケーブル類Cの動きに柔軟に追随しながら相対的なズレに起因する摩耗を解消して優れた耐摩耗性を発揮することができ、しかも、ケーブル保持具220の連結板装着部222がC字状断面を備えているため、前述したケーブル類保護案内装置100に比較すると、連結板212、213がリンクプレート211、211間の屈曲内周側及び屈曲外周側に一体成形された矩形枠状のリンク枠体210であっても簡便に組み付けることができるなど、その効果は甚大である。
なお、上述したような実施例のケーブル保持具は、ケーブル挟持部の具体的な形態として、クッション機能を発揮させて屈曲動作時にケーブル類Cの変位や位置ズレを吸収するために連結板の横架方向に沿った中空断面を備えたものを採用したが、図10の符号321として示すような第3実施例のプレート状のもの、図11の符号421として示すような第4実施例の多層板状のもの、図12の符号521として示すような第5実施例のT字状のものなど、屈曲動作時に連結長手方向へ変形や挟持位置のレベル変化によってケーブル類の変位や位置ズレを吸収することができる形態であれば、何れであっても差し支えない。
本発明の第1実施例であるケーブル類保護案内装置100の外観を示す斜視図。 図1に示すリンク枠体の2−2線に沿った断面図。 本発明の第1実施例で用いたケーブル保持具の斜視図。 ケーブル類が引き攣れることなく挿通した状態の説明図。 ケーブル類の引き攣れに追従した状態の説明図。 本発明の第2実施例であるケーブル類保護案内装置200のリンク枠体にケーブル保持具を組み付けた状態の断面図。 本発明の第2実施例で用いたケーブル保持具の斜視図。 ケーブル類が引き攣れることなく挿通した状態の説明図。 ケーブル類の引き攣れに追従した状態の説明図。 本発明の第3実施例で用いたケーブル保持具320の断面図。 本発明の第4実施例で用いたケーブル保持具420の断面図。 本発明の第5実施例で用いたケーブル保持具520の断面図。
符号の説明
110,210・・・リンク枠体
111,211・・・リンクプレート
111a・・・前方連結部
111b・・・後方連結部
111c・・・連結ピン
111d・・・連結ピン孔
112,212・・・屈曲内周側の連結板
113,213・・・屈曲外周側の連結板
120,220,320,420,520・・・ケーブル保持具
121,221,321,421,521・・・ケーブル挟持部
122,222・・・連結板装着部
C・・・ケーブル類
R・・・ケーブル収容空間

Claims (2)

  1. 離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とからなるリンク枠体がリンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とを介して相互に屈曲自在に多数連結されてなるケーブル収容空間内にケーブル類を挿通して保護案内するとともに、前記リンクプレート間に横架されたケーブル保持具がケーブル類をケーブル収容空間内の屈曲内周側及び屈曲外周側から挟持状態で保持するケーブル類保護案内装置において、
    前記ケーブル保持具が、ケーブル収容空間内に張り出してケーブル類の屈曲内周側と屈曲外周側との間で生じる屈曲円弧部分の差を吸収して保持するケーブル挟持部と該ケーブル挟持部を横架方向に沿って連結板に装着させる連結板装着部とを一体化して備えていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記ケーブル保持具の連結板装着部が、リンクプレートの屈曲内周側及び屈曲外周側のプレート側縁よりも張り出していることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
JP2004292836A 2004-10-05 2004-10-05 ケーブル類保護案内装置 Expired - Fee Related JP4197174B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292836A JP4197174B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 ケーブル類保護案内装置
US11/113,791 US7176375B2 (en) 2004-10-05 2005-04-25 Cable or the like protection and guide device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292836A JP4197174B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 ケーブル類保護案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006109613A true JP2006109613A (ja) 2006-04-20
JP4197174B2 JP4197174B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=36124403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004292836A Expired - Fee Related JP4197174B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 ケーブル類保護案内装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7176375B2 (ja)
JP (1) JP4197174B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057759A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Tsubakimoto Chain Co ケーブル類保護案内装置
JP2013024356A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Tsubakimoto Chain Co ケーブル類保護案内装置
KR20200008238A (ko) * 2018-07-16 2020-01-28 씨피시스템(주) 체인 링크용 케이블 지지부재 및 이를 갖는 체인 링크와, 체인 링크용 케이블 지지부재의 제조방법

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4420934B2 (ja) 2007-03-29 2010-02-24 株式会社椿本チエイン ケーブル類保護案内装置
ES2456354T3 (es) * 2009-08-05 2014-04-22 Prysmian S.P.A. Cable plano de energía
US8622481B2 (en) * 2011-01-25 2014-01-07 Joy Mm Delaware, Inc. Fiber optic cable protection in a mining system
AU2014227560B2 (en) * 2011-01-25 2016-02-25 Joy Global Underground Mining Llc Fiber Optic Cable Protection in a Mining System
DE202017102147U1 (de) * 2017-04-10 2017-05-05 Igus Gmbh Leitungsdurchführung, insbesondere Zugentlastung für eine Energieführungskette
DE202019100430U1 (de) * 2019-01-25 2019-06-03 Igus Gmbh Trennsteg, Quersteg und Querboden für Energieführungsketten

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2417353C3 (de) 1974-04-09 1979-11-29 Ernst 4000 Duesseldorf Klein Gliederkette
DE3928238C1 (ja) * 1989-08-26 1990-10-25 Kabelschlepp Gmbh, 5900 Siegen, De
USRE35579E (en) * 1990-02-16 1997-08-12 Kabelschlepp Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Guide chains for feed lines

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057759A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Tsubakimoto Chain Co ケーブル類保護案内装置
JP2013024356A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Tsubakimoto Chain Co ケーブル類保護案内装置
KR20200008238A (ko) * 2018-07-16 2020-01-28 씨피시스템(주) 체인 링크용 케이블 지지부재 및 이를 갖는 체인 링크와, 체인 링크용 케이블 지지부재의 제조방법
KR102076211B1 (ko) 2018-07-16 2020-02-11 씨피시스템(주) 체인 링크용 케이블 지지부재 및 이를 갖는 체인 링크와, 체인 링크용 케이블 지지부재의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20060070764A1 (en) 2006-04-06
US7176375B2 (en) 2007-02-13
JP4197174B2 (ja) 2008-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4098275B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
JP4540722B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
TWI495807B (zh) 纜線類保護導引裝置
JP5414704B2 (ja) 多関節型ケーブル類保護案内装置
US7132602B1 (en) Cable or the like clamp member for cable or the like protection and guide device
JP4136905B2 (ja) 水平設置型ケーブル保護案内装置
KR101126504B1 (ko) 케이블류 보호안내장치
JP5541746B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
US7176375B2 (en) Cable or the like protection and guide device
KR20130033307A (ko) 케이블용 보호 가이드 및 보호 가이드에 이용되는 브라켓
US7045705B2 (en) Cable protection and guide device
TWI584546B (zh) 纜線類保護引導裝置
JP2008248999A (ja) ケーブル類保護案内装置
JP3897352B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
TWI515985B (zh) 纜線類保護引導裝置
US20080120958A1 (en) Cable protection and guide device
JP5709832B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
JP5709833B2 (ja) ケーブル類保護案内装置
KR101760642B1 (ko) 케이블 보호장치
KR101739706B1 (ko) 케이블 보호장치
JP5341021B2 (ja) ケーブル類保護案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4197174

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees