JP4118308B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル類保護案内装置に係り、更に詳しくは、産業用機械の可動部材に電力や圧縮空気のエネルギーを供給するケーブルやホース等のケーブル類を収容すると共に、可動部の移動中においてもケーブル類を安全にかつ確実に案内保護するのに好適なケーブル類保護案内装置に関するものである。
従来のケーブル類保護案内装置として、所定の間隔をおいて相対する一対の側板の下部に相互に連結するように一体形成された支持板を有した多数のチェーン単位部材と各チェーン単位部材の上部開口を覆う閉鎖部材と隣接するチェーン単位部材における支持板相互を長手方向へ連結する弾性連結部材とで構成して、チェーン単位部材を相互に屈曲させながら収容された制御信号伝達手段を湾曲させて案内するケーブルチェーンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−177902号公報(第1頁、図5)
ところが、このようなケーブルチェーンは、チェーン単位部材内に収容された制御信号伝達手段を順次移動させながら案内する場合、相互に屈曲させたチェーン単位部材を直線連結状態に順次復帰させなければならず、その際に、相互に屈曲するチェーン単位部材の側壁同士がその端面で全面接触して、その接触に起因する摩損や衝撃騒音が過度に発生するという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するものであって、すなわち、本発明の主な目的は、取付固定端から取付移動端に向かって収納するケーブル類を移行させる際の直線姿勢保持時と屈曲姿勢規制時に生じがちな側板ユニットの接触衝撃音を分散抑制して騒音低減を図ることができるとともに、側板ユニットの優れた耐疲労性を発揮できるケーブル類保護案内装置を提供することにある。
本請求項1に係る発明は、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに該側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、前記側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル収納空間内にケーブル類を取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成されていることによって、上記目的を達成する。
そして、本請求項2に係る発明は、請求項1記載の構成に加えて、前記内周側直線姿勢保持機構が、前記外周側直線姿勢保持機構よりも早い姿勢保持タイミングで当接するように配置されていることによって、上記目的をさらに達成する。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の構成に加えて、前記内周側屈曲姿勢規制機構が、前記外周側屈曲姿勢規制機構よりも早い姿勢規制タイミングで当接す
るように配置されていることによって、上記目的をさらに達成する。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記外周側直線姿勢保持機構および外周側屈曲姿勢規制機構が、前記内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構よりも大きな当接面を備えていることによって、上記目的をさらに達成する。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構が、弾性変形可能なストッパー部材で構成されていることによって、上記目的をさらに達成する。
本請求項6に係る発明は、請求項5に記載の構成に加えて、前記ストッパー部材が、先行して当接する第1ストッパー面と該第1ストッパー面よりも遅れて当接する第2ストッパー面を備えていることによって、上記目的をさらに達成する。
本請求項7に係る発明は、請求項5又は請求項6に記載の構成に加えて、前記側板ユニットの継ぎ手部およびストッパー部材が、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることによって、上記目的をさらに達成する。
まず、本請求項1に係る発明のケーブル類保護案内装置によれば、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに該側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架したことによって、側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル収納空間内にケーブル類を取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈することができる。
そして、前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成されていることによって、継ぎ手部が繰り返し屈曲に対して柔軟に対応するため、屈曲動作の繰り返しによる側板ユニットの継ぎ手部に生じやすい破損を解消して優れた耐疲労性を発揮するとともに、摩耗粉を抑制してクリーン環境下で好適に使用することができる。
そして、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側屈曲姿勢規制機構と前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット同士の接触位置が継ぎ手部を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分され、また、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備えていることによって、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット同士の接触位置が継ぎ手部を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分されるため、屈曲姿勢規制状態、もしくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても発生しがちな接触衝撃力を分散して騒音低減を図ることができる。
本請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明が奏する効果に加えて、内周側直線姿勢保持機構が外周側直線姿勢保持機構よりも早い姿勢保持タイミングで当接するように配置されていることによって、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピ
ーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減を図ることができる。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の発明が奏する効果に加えて、内周側屈曲姿勢規制機構が外周側屈曲姿勢規制機構よりも早い姿勢規制タイミングで当接するように配置されていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減を図ることができる。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明が奏する効果に加えて、外周側直線姿勢保持機構および外周側屈曲姿勢規制機構が内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構よりも大きな当接面を備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、内周側よりも外周側に大きな衝撃力が負荷されても、この大きな衝撃力に対する接触面圧を内周側と同程度に低減して屈曲姿勢の確実な規制、もしくは、直線姿勢の確実な保持を達成するとともに、外周側直線姿勢保持機構および外周側屈曲姿勢規制機構の摩耗を防止することができる。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明が奏する効果に加えて、内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構が弾性変形可能なストッパー部材で構成されていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、まず、最初に内周側に負荷される接触衝撃力をストッパー部材が吸収して接触衝撃音を低減することができるとともに、ストッパー部材のへたりや摩耗を防止して優れた耐疲労性を発揮することができる。
本請求項6に係る発明は、請求項5に記載の発明が奏する効果に加えて、ストッパー部材が、先行して当接する第1ストッパー面と該第1ストッパー面よりも遅れて当接する第2ストッパー面を備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、ストッパー部材に負荷される接触衝撃力を第1ストッパー面と第2ストッパー面とで二段階当たりするため、接触衝撃力の集中負荷を回避して優れた耐疲労性を発揮でき、さらに一層の騒音低減を達成することができる。
本請求項7に係る発明は、請求項5又は請求項6に記載の発明が奏する効果に加えて、側板ユニットの継ぎ手部およびストッパー部材が、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることによって、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂に配合されたエラストマーまたはゴム成分が耐衝撃性に強い柔軟性を加味するため、ストッパー部材の繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性をより一層発揮することができる。
本発明は、離間配置された左右一対の側板ユニットを取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともにこの側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板を所定間隔で着脱自在に横架して、側板ユニット及び連結板で囲繞されるケーブル収納空間内にケーブル類を取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成されていることにより、取付固定端から取付移動端に向かって収納するケーブル類を移行させる際の直線姿勢保持時と屈曲姿勢規制時に生じがちな側板ユニットの接触衝撃音を分散抑制して騒音低減を図るとともに、側板ユニットの優れた耐疲労性を発揮するものであれば、その具体的な実施の態様は如何なるものであっても何ら構わない。
まず、本発明のケーブル類保護案内装置で用いる側板ユニット、連結板などの素材については、屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みに耐えてケーブル保持形態の優れた寸法安定性を発揮するポリアミド6、ポリアミド12、ポリアミド46、ポリアミド66、アクリル、ポリアセタールなどのエンジニアリングプラスチック樹脂であれば良いが、特に、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されている場合には、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂に配合されたエラストマーまたはゴム成分が耐衝撃性に強い柔軟性を加味するため、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性をより一層発揮するので、より好ましい。
そして、本発明のケーブル類保護案内装置で用いる連結板は、側板ユニットの屈曲内周側及び屈曲外周側に着脱自在に横架しているが、長手方向に多数連結される側板ユニット毎、あるいは、間欠的に横架しても何ら差し支えない。
以下、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置100を図1乃至図7を用いて説明する。
ここで、図1は、本実施例であるケーブル類保護案内装置100の使用態様を示す全体図であり、図2は、図1に示す直線領域の拡大図であり、図3は、図1に示す屈曲領域の拡大図であり、図4は、本実施例で用いた側板ユニットの外側から見た斜視図であり、図5は、本実施例で用いた側板ユニットの内側から見た斜視図であり、図6は、側板ユニットの直線姿勢保持状態を説明する側面図とその一部拡大図であり、図7は、側板ユニットの屈曲姿勢規制状態を説明する側面図とその一部拡大図である。
本実施例のケーブル類保護案内装置100は、例えば、半導体製造装置、創薬試験装置、車両用ドア開閉装置などの可動部と静止部とを接続し、電気信号の伝達や供給を行う電気ケーブルや圧力液体や圧力気体を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用され、上述した静止部と可動部を接続するために長尺状に多数連結され、可動部と静止部との間の相対的な遠隔移動状況に応じて直線姿勢、あるいは、屈曲姿勢を呈するものである。
そして、本実施例のケーブル類保護案内装置100は、図1乃至図3に示すように、離間配置された左右一対の側板ユニット110,110が、上述した静止部に取り付けられる取付固定端(F)から可動部に取り付けられる取付移動端(M)に向かってケーブル長手方向に多数連結されるとともに、これらの側板ユニット110,110の屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結板120が多数連結される側板ユニット110,110の1つ置きの配置間隔で横架されてなり、左右一対の側板ユニット110,110と連結板120,120とで囲繞されて矩形状断面を呈するケーブル収納空間内にケーブル類Cを収納するように構成されている。
なお、本実施例のケーブル類保護案内装置100では、連結板120を、多数連結される側板ユニット110,110に対して1つ置きの配置間隔で横架させているが、例えば、多数連結される側板ユニット110,110のそれぞれに1対1で対応させて横架させても良い。
図1に示すように、取付固定端(F)に近接する左右一対の側板ユニット110,110にそれぞれ左右一対の取付ブラケット130,130が着脱自在に連結されているとともに、取付移動端(M)に近接する左右一対の側板ユニット110,110にそれぞれ左右一対の取付ブラケット130,130が着脱自在に連結されている。
そこで、前述した側板ユニット110,110について詳しく説明すると、以下のとおりである。
図4乃至図5に示すように、離間配置する左右一対の側板ユニット110,110は、ポリアミド樹脂にゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形加工され、左右対称に形成されている。
そして、側板ユニット110は、先行する側板ユニット110に連結される側板前方部111と、後続する側板ユニット110に連結される側板後方部112と、これらの側板前方部111と側板後方部112との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部113とで一体に構成されている。
したがって、耐疲労性樹脂のポリアミド樹脂−ゴム配合材からなる継ぎ手部113が繰り返し屈曲に対して柔軟に対応するため、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性を発揮するとともに、側板前方部111と側板後方部112とが屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みを継ぎ手部113へ集中転化させて吸収させるため、ケーブル保持形態の優れた安定性を発揮する。
また、図4乃至図5に示すように、先行する側板ユニット(図示せず)の側板後方部とこの側板後方部に後続して連結される側板ユニット110の側板前方部111との間には、相互に係合する屈曲外周側の凹凸係合機構Soと屈曲内周側の凹凸係合機構Siと継ぎ手部113の近傍に採用した凹凸係合機構Smとがそれぞれ設けられ、これらの凹凸係合機構So,Si,Smを介して隣接する側板ユニット110,110が相互に着脱自在となっており、側板ユニット110,110の切り継ぎ時における保守メンテナンスを簡便に達成できるようになっている。
すなわち、本実施例で屈曲外周側に採用した凹凸係合機構Soは、角型の第1係合突起114aとこの第1係合突起114aに着脱自在に係合する竪穴状の第1被係合孔115aとで構成され、他方、屈曲内周側に採用した凹凸係合機構Siは、鉤状の係合フックからなる第2係合突起114bとこの第2係合突起114bを着脱自在に係合する竪穴状の第2被係合孔115bとで構成されている。
しかも、側板ユニット110の継ぎ手部113の近傍に採用した凹凸係合機構Smは、円柱状の係合ピンからなる第3係合突起114cとこの係合突起114cを着脱自在に係合するディンプル状の第3被係合孔115cとで構成されている。
なお、図4乃至図5における符号116は、前述した連結版120を側板ユニット110に取り付けるための嵌装用軸孔であり、符号117は、側板ユニット110に取り付けられた連結版120を安定した水平状態に支持するための舌片支持部である。
さらに、図4乃至図7に示すように、前述した継ぎ手部113より屈曲外周側の側板前方部111に外周側直線姿勢保持機構Xoと前述した継ぎ手部113より屈曲内周側の側板後方部112に内周側直線姿勢保持機構Xiとをそれぞれ備えていることによって、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット110,110同士の接触位置が継ぎ手部113を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分され、また、前述した継ぎ手部113より屈曲外周側の側板前方部111に外周側屈曲姿勢規制機構Yoと前述した継ぎ手部113より屈曲内周側の側板後方部112に内周側屈曲姿勢規制機構Yiとをそれぞれ備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、隣接する側板ユニット110,110同士の接触位置が継ぎ手部11
3を挟んだ屈曲外周側と屈曲内周側とに二分されるため、屈曲姿勢規制状態、もしくは、直線姿勢保持状態のいずれへ移行する場合であっても、隣接する側板ユニット110,110同士に発生しがちな接触衝撃力を分散して騒音低減を達成するようになっている。
なお、図6ないし図7に示す一部拡大図の実線は、先行する側板ユニット110を表し、仮想線は、後続する側板ユニット110を表し、矢印は、隣接する側板ユニット同士110,110が当接する際の衝撃力となる押圧力を表している。
すなわち、前記外周側直線姿勢保持機構Xoは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に成形された第4当接端面111dと後続する側板ユニット110の側板前方部111に成形された第1当接端面111aとの間、および、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に段違いでオフセット成形された第6当接端面111fと後続する側板ユニット110の側板前方部111に段違いでオフセット成形された第3当接端面111cとの間にそれぞれ構成されている。
前記内周側直線姿勢保持機構Xiは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板ユニット110の側板後方部112に突出成形された第5当接端面112eと後続する側板ユニット110の側板後方部112に成形された第2当接端面112bとの間に構成されている。
そして、このような内周側直線姿勢保持機構Xiは、外周側直線姿勢保持機構Xoよりも早い姿勢保持タイミングで当接するように配置され、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減するようになっている。
また、前記外周側屈曲姿勢規制機構Yoは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲外周側に位置する側板前方部111に突出成形された第5当接端面111eと後続する側板ユニット110の側板前方部111に成形された第2当接端面111bとの間に構成されている。
前記内周側屈曲姿勢規制機構Yiは、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板後方部112に成形された第4当接端面112dと後続する側板ユニット110の側板後方部112に成形された第1当接端面112aとの間、および、先行する側板ユニット110の継ぎ手部113より屈曲内周側に位置する側板後方部112に突出成形された第6当接端面112fと後続する側板ユニット110の側板後方部112に段違いでオフセット成形された第2当接端面112cとの間にそれぞれ構成されている。
そして、このような内周側屈曲姿勢規制機構Yiは、外周側屈曲姿勢規制機構Yoよりも早い姿勢規制タイミングで当接するように配置され、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ移行する際に、屈曲外周側と屈曲内周側とに二分して発生しがちな接触衝撃音の発生タイミングをずらし、ピーク音や周期音を抑制してより一層の騒音低減するようになっている。
さらに、前述したような外周側直線姿勢保持機構Xoおよび外周側屈曲姿勢規制機構Yoは、内周側直線姿勢保持機構Xiおよび内周側屈曲姿勢規制機構Yiよりも大きな当接面を備え、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、内周側よりも外周側に大きな衝撃力が負荷されても、この大きな衝撃力に対する接触面圧を内周側と同程度に低減して屈曲姿勢の確実な規制、もしくは、直線姿勢の確実な保持を達成するとともに、外周側直線姿勢保持機構Xoおよび外周側屈曲姿勢規制機構Yoの摩耗を防止するようになっている。
また、内周側直線姿勢保持機構Xiおよび内周側屈曲姿勢規制機構Yiの一部は、前述したように、内周側の第5当接端面112eと第6当接端面112fとが形成された耐疲労性樹脂のポリアミド樹脂−ゴム配合材からなる弾性変形可能なストッパー部材118で構成されている。
したがって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、まず、最初に内周側に負荷される接触衝撃力をストッパー部材118が吸収して接触衝撃音を低減するとともに、ストッパー部材118のへたりや摩耗を防止して優れた耐疲労性を発揮する。
さらに、前記ストッパー部材118には、先行して当接する第1ストッパー面118aとこの第1ストッパー面118aよりも遅れて当接する第2ストッパー面(すなわち、第6当接端面112f)が形成されている。換言すれば、第2ストッパー面(すなわち、第6当接端面112f)よりも突出先行して当接する第1ストッパー面118aを備えていることによって、直線姿勢保持状態から屈曲姿勢規制状態へ、もしくは、屈曲姿勢規制状態から直線姿勢保持状態へ移行する際に、ストッパー部材118に負荷される接触衝撃力を第1ストッパー面118aと第2ストッパー面112fとで二段階当たりするため、接触衝撃力の集中負荷を回避して優れた耐疲労性を発揮でき、さらに一層の騒音低減を達成するようになっている。
なお、前述した外周側直線姿勢保持機構Xoおよび外周側屈曲姿勢規制機構Yoの一部は、外周側の第5当接端面111eと第6当接端面111fとが形成されたストッパー部材119で構成されていることは言うまでもない。
したがって、このようにして得られた本実施例のケーブル類保護案内装置100は、直線姿勢保持状態において、屈曲内周側の内周側屈曲姿勢規制機構Yiと屈曲外周側の外周側屈曲姿勢規制機構Yoとがそれぞれ相互に拡開した状態で屈曲外周側の外周側直線姿勢保持機構Xo、及び、屈曲内周側の内周側直線姿勢保持機構Xiがそれぞれ相互に当接して継ぎ手部113に負荷をかけることなく直線姿勢を確実に保持するとともに、屈曲姿勢規制状態において、屈曲外周側の外周側直線姿勢保持機構Xo、及び、屈曲内周側の内周側直線姿勢保持機構Xiがそれぞれ相互に拡開した状態で屈曲内周側の内周側屈曲姿勢規制機構Yi、及び、屈曲外周側の外周側屈曲姿勢規制機構Yoがそれぞれ相互に当接して継ぎ手部113に負荷をかけることなく屈曲姿勢を確実に保持するため、取付固定端Fから取付移動端Mに向かって収納するケーブル類Cを移行させる際の直線姿勢保持時と屈曲姿勢規制時に生じがちな側板ユニット110の接触衝撃音を分散抑制して騒音低減を図るとともに、側板ユニット110の優れた耐疲労性を発揮することができるなど、その効果は甚大である。
本実施例であるケーブル類保護案内装置100の使用態様を示す全体図。 図1に示す直線領域の拡大図。 図1に示す屈曲領域の拡大図。 本実施例で用いた側板ユニットの外側から見た斜視図。 本実施例で用いた側板ユニットの内側から見た斜視図。 側板ユニットの直線姿勢保持状態を説明する側面図とその一部拡大図。 側板ユニットの屈曲姿勢規制状態を説明する側面図とその一部拡大図。
符号の説明
100 ・・・ケーブル類保護案内装置
110 ・・・側板ユニット
111 ・・・側板前方部
111a・・・側板前方部の第1当接端面
111b・・・側板前方部の第2当接端面
111c・・・側板前方部の第3当接端面
111d・・・側板前方部の第4当接端面
111e・・・側板前方部の第5当接端面
111f・・・側板前方部の第6当接端面
112 ・・・側板後方部
112a・・・側板後方部の第1当接端面
112b・・・側板後方部の第2当接端面
112c・・・側板後方部の第3当接端面
112d・・・側板後方部の第4当接端面
112e・・・側板後方部の第5当接端面
112f・・・側板後方部の第6当接端面
113 ・・・継ぎ手部
114a・・・屈曲外周側の第1係合突起
114b・・・屈曲内周側の第2係合突起
114c・・・第3係合突起
115a・・・屈曲外周側の第1被係合孔
115b・・・屈曲内周側の第2被係合孔
115c・・・第3被係合孔
116 ・・・嵌装用軸孔
117 ・・・舌片支持部
118 ・・・屈曲内周側のストッパー部材
118a・・・第1ストッパー面
119 ・・・屈曲外周側のストッパー部材
120 ・・・連結板
130 ・・・取付ブラケット
C ・・・ケーブル類
So ,Si ,Sm ・・・凹凸係合機構
Xo ・・・外周側直線姿勢保持機構
Yo ・・・外周側屈曲姿勢規制機構
Xi ・・・内周側直線姿勢保持機構
Yi ・・・内周側屈曲姿勢規制機構
α ・・・外周側屈曲姿勢規制機構の最大拡開角度

Claims (7)

  1. 離間配置された左右一対の側板部を取付固定端から取付移動端に向かって多数連結するとともに、前記側板部の屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ連結アームを所定間隔で横架して、前記側板部及び連結アームで囲繞されるケーブル収納空間内にケーブル類を前記取付固定端から取付移動端に向かって収納して直線姿勢と屈曲姿勢を呈するケーブル類保護案内装置において、
    前記側板ユニットが、先行する側板ユニットに連結される側板前方部と後続する側板ユニットに連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで構成され、前記継ぎ手部より屈曲外周側の側板前方部に外周側直線姿勢保持機構と外周側屈曲姿勢規制機構をそれぞれ備えているとともに、前記継ぎ手部より屈曲内周側の側板後方部に内周側屈曲姿勢規制機構と内周側直線姿勢保持機構をそれぞれ備え、
    前記外周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に段違いでオフセット成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に段違いでオフセット成形された第3当接端面との間にそれぞれ構成され、
    前記内周側直線姿勢保持機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板ユニットの側板後方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第2当接端面との間に構成され、
    前記外周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲外周側に位置する側板前方部に突出成形された第5当接端面と後続する側板ユニットの側板前方部に成形された第2当接端面との間に構成され、
    前記内周側屈曲姿勢規制機構が、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に成形された第4当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に成形された第1当接端面との間、および、先行する側板ユニットの継ぎ手部より屈曲内周側に位置する側板後方部に突出成形された第6当接端面と後続する側板ユニットの側板後方部に段違いでオフセット成形された第2当接端面との間にそれぞれ構成されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記内周側直線姿勢保持機構が、前記外周側直線姿勢保持機構よりも早い姿勢保持タイミングで当接するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
  3. 前記内周側屈曲姿勢規制機構が、前記外周側屈曲姿勢規制機構よりも早い姿勢規制タイミングで当接するように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のケーブル類保護案内装置。
  4. 前記外周側直線姿勢保持機構および外周側屈曲姿勢規制機構が、前記内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構よりも大きな当接面を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のケーブル類保護案内装置。
  5. 前記内周側直線姿勢保持機構および内周側屈曲姿勢規制機構が、弾性変形可能なストッパー部材で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーブル類保護案内装置。
  6. 前記ストッパー部材が、先行して当接する第1ストッパー面と該第1ストッパー面よりも遅れて当接する第2ストッパー面を備えていることを特徴とする請求項5に記載のケーブル類保護案内装置。
  7. 前記側板ユニットの継ぎ手部およびストッパー部材が、ポリアミド樹脂またはポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマーまたはゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のケーブル類保護案内装置。
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