JP4338746B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル類保護案内装置に係り、更に詳しくは、産業用機械の可動部材に電力や圧縮空気のエネルギーを供給するケーブルやホース等のケーブル類を収容すると共に、可動部の移動中においてもケーブル類を安全にかつ確実に案内保護するのに好適なケーブル類保護案内装置に関するものである。
従来、離間配置された左右一対の継板を連結長手方向に多数連結するととともに該継板の屈曲内周側または屈曲外周側の少なくともいずれか一方にUリンク部材として形成されたクロス部材を横架したエネルギー案内チェーンが知られており、このクロス部材は、継板に形成されてチェーン内方に指向する固定突出部をクロス部材の固定リセス部にスナップイン収容した状態で装着されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3259964号公報(特許請求の範囲、図7)
しかしながら、前述したような従来のエネルギー案内チェーンは、ケーブル類に対する点検保守などのメンテナンス時には、クロス部材をチェーン内方に撓ませてクロス部材の両端部に形成された固定リセス部から左右一対の継板の固定突出部を取り外さなければケーブル類を外部から操作できず、すなわち、各クロス部材を左右一対の継板から完全に取り外さなければケーブル類を外部から操作できないため、このような各クロス部材の取り外し作業に過分な作業負担を必要とするという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ケーブル収容空間拡張アームを側板から完全に取り外すことなくケーブル類の点検保守等のメンテナンス作業を簡便に達成するとともに、連結幅方向、ヒンジ支持溝上下方向のいずれの方向にも強固な係合力を発揮してケーブル収容空間拡張アームの不用意な外れを完全に阻止するケーブル類保護案内装置を提供することである。
請求項1に係る本発明は、離間配置された左右一対の側板を連結長手方向に多数連結するとともに該側板の屈曲内周側または屈曲外周側の少なくともいずれか一方にケーブル収容空間拡張アームをそれぞれ横架して、該ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側を中心に開閉端側を旋回させて開閉自在に形成されるケーブル収容空間内に多数のケーブル類を連結長手方向に沿って収容して案内保護するケーブル類保護案内装置において、前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されて横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状のヒンジ軸が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させるヒンジ支持溝に装着自在に軸支されているとともに、前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向するヒンジ端側係止爪片が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設されたヒンジ端側係止溝に係合自在に係止されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の構成に加えて、前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端と開閉端との相互間隔が、前記左右一対の側板の相互間隔より狭小状態に設定されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1または請求項2記載の構成に加えて、前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉操作可能位置を表示する開閉指示マークが、前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側に設けられていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項4に係る本発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の構成に加えて、前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設された丸ピン状の係止軸が、前記側板の開閉端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させる開閉係止溝に係止自在に軸支されているとともに、前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向する開閉端側係止爪片が、前記側板の開閉端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設された開閉端側係止溝に係合自在に係止されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項5に係る本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の構成に加えて、前記左右一対の側板が、屈曲内周側または屈曲外周側で横架状態を呈する連結板によって一体成形されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
本発明は、離間配置された左右一対の側板を連結長手方向に多数連結するとともに該側板の屈曲内周側または屈曲外周側の少なくともいずれか一方にケーブル収容空間拡張アームをそれぞれ横架して、該ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側を中心に開閉端側を旋回させて開閉自在に形成されるケーブル収容空間内に多数のケーブル類を連結長手方向に沿って収容して案内保護するばかりではなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に係る本発明のケーブル類保護案内装置によれば、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されたヒンジ軸が、側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させるヒンジ支持溝に軸支されていることにより、保護案内時にケーブル類の内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アームにヒンジ支持溝上下方向へ飛び出すような力が発生した際にも、前後一対のヒンジ軸が前後一対のヒンジ支持溝に連結長手方向の前後2ヶ所で軸支されて強固な係合力を発揮するので、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端のヒンジ支持溝上下方向への不用意な外れを完全に阻止でき、また、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の中央位置に凸設されたヒンジ端側係止爪片が、側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設されたヒンジ端側係止溝に係合自在に係止されていることにより、保護案内時にケーブル類の内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アームに連結幅方向へ飛び出すような力が発生した際にも、ヒンジ端側係止爪片が横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向した状態でヒンジ端側係止溝に係合して強固な係合力を側板の連結長手方向の中央位置で発揮するので、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端の連結幅方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
また、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ軸が横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状に形成されていることにより、ケーブル収容空間拡張アームの旋回時には、ヒンジ軸はヒンジ支持溝の内壁にDピン円弧面で接触するので、ケーブル収容空間拡張アームの円滑な旋回操作を実現できるとともに、ヒンジ軸のDピン切欠部の分だけヒンジ支持溝の内壁とヒンジ軸との間にはヒンジ支持溝上下方向の隙間が生じて、ヒンジ軸が丸ピン状である場合と比べてヒンジ端側係止爪片を横架状態でヒンジ支持溝上下方向に大きく設定できるので、ヒンジ端側係止爪片とヒンジ端側係止溝との連結幅方向の係合力
を更に向上させることができ、また、ケーブル収容空間拡張アームの装着時には、ヒンジ軸のDピン切欠部がケーブル収容空間側に面しているので、ヒンジ軸とヒンジ支持溝とのヒンジ支持溝上下方向の係合状態に影響を及ぼすことなく強固な係合力を発揮することができる。
そして、ケーブル収容空間拡張アームが前後一対のヒンジ軸を中心に旋回するように構成されていることにより、ケーブル類に対する点検保守などのメンテナンス時には、ケーブル収容空間拡張アームを側板から完全に取り外すことなくケーブル収容空間拡張アームを側板に対して旋回させて、ケーブル類が外部から操作し易いように露出させることができるので、ケーブル類の点検保守などのメンテナンス作業を簡便に達成できる。
請求項2に係る本発明のケーブル類保護案内装置によれば、請求項1記載のケーブル類保護案内装置が奏する効果に加えて、ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端と開閉端との相互間隔が、左右一対の側板の相互間隔より狭小状態に設定されていることにより、ケーブル収容空間拡張アームに撓りが生じて左右一対の側板を挟持する方向に挟持力を発生させるので、ケーブル収容空間拡張アームと左右一対の側板との係合状態を更に強固にすることができる。
請求項3に係る本発明のケーブル類保護案内装置によれば、請求項1または請求項2記載のケーブル類保護案内装置が奏する効果に加えて、開閉指示マークがケーブル収容空間拡張アームの開閉端側に設けられていることにより、外部からの視認でケーブル収容空間拡張アームの開閉操作可能位置を判別できるので、ケーブル収容空間拡張アームの開閉操作を必要とするケーブル類の点検保守作業やケーブル収容空間拡張アームの取り付け作業等を簡便に達成できる。
請求項4に係る本発明のケーブル類保護案内装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のケーブル類保護案内装置が奏する効果に加えて、ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設された丸ピン状の係止軸が、側板の開閉端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させる開閉係止溝に係止自在に軸支されていることにより、保護案内時にケーブル類の内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アームにヒンジ支持溝上下方向へ飛び出すような力が発生した際にも、前後一対の係止軸が前後一対の開閉係止溝に連結長手方向の前後2ヶ所で軸支されて強固な係合力を発揮するので、ケーブル収容空間拡張アームの開閉端のヒンジ支持溝上下方向への不用意な外れを完全に阻止でき、また、ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向する開閉端側係止爪片が、側板の開閉端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設された開閉端側係止溝に係合自在に係止されていることにより、保護案内時にケーブル類の内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アームに連結幅方向へ飛び出すような力が発生した際にも、横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向した状態でヒンジ端側係止爪片がヒンジ端側係止溝に係合して強固な係合力を側板の連結長手方向の中央位置で発揮するので、ケーブル収容空間拡張アームの開閉端の連結幅方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
請求項5に係る本発明のケーブル類保護案内装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のケーブル類保護案内装置が奏する効果に加えて、左右一対の側板が屈曲内周側または屈曲外周側で横架状態を呈する連結板によって一体成形されていることにより、ケーブル類を屈曲させながら保護案内する際に、幅方向に押し潰されるような剪断力を受けた場合であっても左右一対の側板に横架された連結板がケーブル収容空間を強固に確保するので、長期にわたる屈曲伸長動作においても優れた寸法安定性と耐久性を発揮することができる。
本発明は、離間配置された左右一対の側板を連結長手方向に多数連結するとともに該側板の屈曲内周側または屈曲外周側の少なくともいずれか一方にケーブル収容空間拡張アームをそれぞれ横架して、該ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側を中心に開閉端側を旋回させて開閉自在に形成されるケーブル収容空間内に多数のケーブル類を連結長手方向に沿って収容して案内保護するケーブル類保護案内装置において、前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されて横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状のヒンジ軸が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させるヒンジ支持溝に装着自在に軸支されているとともに、前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向するヒンジ端側係止爪片が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設されたヒンジ端側係止溝に係合自在に係止されて、ケーブル収容空間拡張アームを側板から完全に取り外すことなくケーブル類の点検保守等のメンテナンス作業を簡便に達成するとともに、連結幅方向、ヒンジ支持溝上下方向のいずれの方向にも強固な係合力を発揮してケーブル収容空間拡張アームの不用意な外れを完全に阻止するものであれば、その具体的な実施の形態は如何なるものであっても何ら構わない。
すなわち、本発明のケーブル類保護案内装置で採用する左右一対の側板は、相互に長手方向に多数連結して屈曲内周側及び屈曲外周側にそれぞれ横架された連結板とでケーブル収容空間を呈するものであれば、その具体的な側板の形態は如何なるものであっても差し支えないが、例えば、特開2004−297856号公報、特開2005−061554号公報などにおいて既に知られている、公知の先行する側板に連結される側板前方部と後続する側板に連結される側板後方部とで小判型に一体に構成され、側板を相互に連結して回動屈曲させる連結ピン機構が先行する側板の側板後方部とこの側板後方部に後続する側板の側板前方部との間にオフセット配置されている側板形態であっても良く、あるいは、本出願人が特願2006−112087号、特願2006−069527号として出願している、先行する側板に連結される側板前方部と後続する側板に連結される側板後方部と前記側板前方部と側板後方部との間に一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とで一体に構成され、前記側板を相互に連結するスナップフイット機構が先行する側板の側板後方部とこの側板後方部に後続する側板の側板前方部との間に設けられている側板形態であっても良く、後者の場合には、屈曲動作の繰り返しによる側板の継ぎ手部における不用意な外れを回避するとともに屈曲姿勢規制時における屈曲部位に発生しがちな負荷を回避して優れた耐久性を発揮でき、しかも、部品製作負担や組み付け作業負担が軽減でき、側板の切り継ぎ時における保守メンテナンスが簡便である。
また、本発明のケーブル類保護案内装置で採用する連結板の具体的態様は、左右一対の側板に対して片開き状もしくは両開き状に係合自在に構成されていても良く、また、左右一対の側板と一体成形されていても何ら構わない。
また、本発明のケーブル類保護案内装置で用いるケーブル収容空間拡張アームの具体的材料については、屈撓性、寸法安定性を備えたものであれば如何なるものであっても良く、ポリアミド系樹脂を採用した場合には、ケーブル収容空間拡張アームの開閉操作に対する適度な屈撓性や開閉操作時に発生しがちな屈曲歪みに耐えて優れた寸法安定性を発揮するので、より好ましい。
そして、本発明のケーブル類保護案内装置で用いる側板や連結板などの具体的材料については、耐疲労性や耐衝撃性を備えたものであれば如何なるものであっても良く、ガラス繊維強化ポリアミド系樹脂を採用した場合には、繰り返し屈曲に対する優れた耐疲労性や
耐衝撃性を発揮するので、より好ましい。
以下、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置100を図面に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置の全体概要図であり、図2は、ケーブル類保護案内装置の全体平面図であり、図3は、ケーブル類保護案内装置の連結状態を示す斜視図であり、図4は、ケーブル収容空間拡張アームの斜視図であり、図5は、ケーブル収容空間拡張アームの組み付け状態を示す説明図であり、図6は、ケーブル収容空間拡張アームの組み付け直前状態を示す拡大図であり、図7は、ケーブル収容空間拡張アームの嵌入開始状態を示す拡大図であり、図8は、ケーブル収容空間拡張アームの旋回状態を示す拡大図であり、図9は、ケーブル収容空間拡張アームの組み付け完了状態を示す拡大図である。
まず、本実施例であるケーブル類保護案内装置100は、例えば、半導体製造装置、創薬試験装置、車両用ドア開閉装置などの可動部と静止部とを接続し、電気信号の伝達や供給を行う電気ケーブルや圧力液体や圧力気体を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用され、前述した静止部と可動部を接続するために長尺状に多数連結され、可動部と静止部との間の相対的な遠隔移動状況に応じて直線姿勢、あるいは、屈曲姿勢を呈するものである。
本実施例のケーブル類保護案内装置100は、図1及び図2に示すように、離間配置された左右一対の側板110、110が、前述した静止部に取り付けられる取付固定端(図示しない)から可動部に取り付けられる取付移動端(図示しない)に向かってケーブル長手方向に多数連結され、側板110、110の屈曲外周側には連結板120を横架するとともに、側板110、110の屈曲内周側にはケーブル収容空間拡張アーム130を横架してなり、これらの左右一対の側板110、110と屈曲外周側の連結板120と屈曲内周側のケーブル収容空間拡張アーム130とで囲繞されるケーブル収容空間R内に多数のケーブル類Cを連結長手方向に沿って収納して案内保護するように構成されている。
そこで、本実施例のケーブル類保護案内装置100が最も特徴とするケーブル収容空間拡張アーム130と左右一対の側板110、110の具体的な形態について図1乃至図9により詳しく説明する。
まず、ケーブル収容空間拡張アーム130は、図3乃至図5に示すように、断面コ字状のアーム本体131と、アーム本体131の両端部に突出形成されて左右一対の側板110、110のヒンジ端嵌着凹部111と開閉端嵌着凹部112とに対してそれぞれ装着自在に装着するヒンジ端132と開閉端133とから構成されており、アーム本体131はヒンジ端132を中心に連結幅方向に旋回するようになっている。
なお、ヒンジ端嵌着凹部111と開閉端嵌着凹部112は、左右一対の側板110、110のヒンジ支持溝上下方向側面の連結長手方向中央に形成されている。
また、図1及び図2に示すように、ケーブル類保護案内装置100が屈曲内周側に屈曲した状態においても、各ケーブル収容空間拡張アーム130は相互に接触しないように設定されている。
ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132は、図3乃至図5に示すように、連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されたヒンジ軸132a、132aと、連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向するヒンジ端側係止爪片132bとを備えている。
ヒンジ軸132aは、図3乃至図5に示すように、側板110のヒンジ端嵌着凹部111の連結長手方向の前後側面にそれぞれ凹設されたヒンジ支持溝111a、111aに連
結幅方向外側から嵌入するようになっており、ケーブル収容空間拡張アーム130の横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状に形成されている。
ヒンジ端側係止爪片132bは、図3乃至図5に示すように、側板110のヒンジ端嵌着凹部111のヒンジ支持溝上下方向側面に凹設されたヒンジ端側係止溝111bに係合自在に嵌着するようになっている。
なお、図3乃至図5における符号132cは、ヒンジ端132のケーブル収容空間側側面に設けられた支持突起であり、ヒンジ端嵌着凹部111に形成された支持壁111cと共働してヒンジ支持溝上下方向の係合力を発揮するようになっている。
ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133は、図3乃至図5に示すように、連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設された係止軸133aと、連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向する開閉端側係止爪片133bとを備えている。
係止軸133aは、図3乃至図5に示すように、側板110の開閉端嵌着凹部112の連結長手方向の前後側面にそれぞれ凹設された開閉係止溝112a、112aに連結幅方向外側から嵌入するようになっており、丸ピン状に形成されている。
開閉端側係止爪片133bは、図3乃至図5に示すように、側板110の開閉端嵌着凹部112のヒンジ支持溝上下方向側面に凹設された開閉端側係止溝112bに係合自在に嵌着するようになっている。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133には、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉操作可能位置を表示する開閉指示マーク133dが設けられており、この開閉指示マーク133dを目印として、ヒンジ端132または開閉端133のいずれであるかを判別できるようになっている。
なお、図3乃至図5における符号133cは、開閉端133のケーブル収容空間側側面に設けられた支持突起であり、開閉端嵌着凹部112に形成された支持壁112cと共働してヒンジ支持溝上下方向の係合力を発揮するようになっている。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132と開閉端133との相互間隔Xは、図5に示すように、左右一対の側板110、110の相互間隔Yより狭小状態に設定されており、ケーブル収容空間拡張アーム130に撓りを生じさせて、このヒンジ端132と開閉端133とで左右一対の側板110、110を挟掴するようになっている。
次に、ケーブル収容空間拡張アーム130と左右一対の側板110、110との組み付け手順を図6乃至図9に基づいて説明する。
まず、図6及び図7に示すように、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132を側板110のヒンジ端嵌着凹部111に対して装着する際には、ヒンジ軸132aのDピン状切欠部がヒンジ支持溝上下方向に面した状態でヒンジ軸132aをヒンジ端嵌着凹部111に嵌入する。
そして、図8に示すように、ヒンジ端嵌着凹部111に嵌入されたヒンジ軸132aを中心として、アーム本体131を連結幅方向に旋回する。
アーム本体131を旋回するにつれて、ヒンジ端132のヒンジ端側係止爪片132bがヒンジ端嵌着凹部111のヒンジ端側係止溝111b内に嵌入する。
このとき、ヒンジ軸132aはヒンジ支持溝111aの内壁にDピン円弧面で接触してケーブル収容空間拡張アーム130の円滑な旋回操作を実現するようになっている。
また、ヒンジ軸132aのDピン切欠部の分だけヒンジ支持溝111aの内壁とヒンジ軸132aとの間にはヒンジ支持溝上下方向の隙間が生じて、ヒンジ軸132aが丸ピン状である場合と比べてヒンジ端側係止爪片132bを横架状態でヒンジ支持溝111aの上下方向に大きく設定できるようになっている。
そして、図8に示す状態からアーム本体131を連結幅方向に更に旋回することで、図9に示すように、ヒンジ端側係止爪片132bがヒンジ端側係止溝111bに完全に装着する。
このとき、ヒンジ端側係止爪片132bのケーブル収容空間側側面が、ヒンジ端側係止溝111bのケーブル収容空間側側面に当接しており、連結幅方向に係合力を発揮するようになっている。
また、ヒンジ軸132aのDピン切欠部がケーブル収容空間側に面した状態でヒンジ軸132aがヒンジ端嵌着凹部111に嵌着されており、このヒンジ軸132aとヒンジ端嵌着凹部111とがヒンジ支持溝上下方向に係合力を発揮するようになっている。
更に、ケーブル収容空間拡張アーム130を拡開するように撓ませてケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133を他方の側板110の開閉端嵌着凹部112に嵌入する。
このとき、開閉端133を開閉端嵌着凹部112に嵌入するだけで、開閉端133の係止軸133aが開閉端嵌着凹部112の開閉係止溝112aに嵌入するようになっており、同様に、開閉端133の開閉端側係止爪片133bが開閉端嵌着凹部112の開閉端側係止溝112bに嵌入するようなっている。
なお、ケーブル収容空間拡張アーム130を左右一対の側板110、110から取り外す際には、前述したようなケーブル収容空間拡張アーム130と左右一対の側板110、110との組み付け手順と逆の手順で行えば良いことは言うまでもない。
このようにして得られた本実施例のケーブル類保護案内装置100は、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されたヒンジ軸132aが、側板110のヒンジ端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させるヒンジ支持溝111aに軸支されている。
したがって、保護案内時にケーブル類Cの内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アーム130にヒンジ支持溝上下方向へ飛び出すような力が発生した際にも、前後一対のヒンジ軸132a、132aが前後一対のヒンジ支持溝111a、111aに連結長手方向の前後2ヶ所で軸支されて強固な係合力を発揮するので、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132のヒンジ支持溝上下方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132側で連結長手方向の中央位置に凸設されたヒンジ端側係止爪片132bが、側板110のヒンジ端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設されたヒンジ端側係止溝111bに係合自在に係止されている。
したがって、保護案内時にケーブル類Cの内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アーム130に連結幅方向へ飛び出すような力が発生した際にも、ヒンジ端側係止爪片132bが横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向した状態でヒンジ端側係止溝111bに係合して強固な係合力を側板110の連結長手方向の中央位置で発揮するので、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132の連結幅方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ軸132aが、横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状に形成されている。
したがって、ケーブル収容空間拡張アーム130の旋回時には、ヒンジ軸132aはヒンジ支持溝111aの内壁にDピン円弧面で接触するので、ケーブル収容空間拡張アーム130の円滑な旋回操作を実現できるとともに、ヒンジ軸132aのDピン切欠部の分だけヒンジ支持溝111aの内壁とヒンジ軸132aとの間にはヒンジ支持溝上下方向の隙間が生じて、ヒンジ軸132aが丸ピン状である場合と比べてヒンジ端側係止爪片132bを横架状態でヒンジ支持溝111aの上下方向に大きく設定できるので、ヒンジ端側係
止爪片132bとヒンジ端側係止溝111bとの連結幅方向の係合力を更に向上させることができ、また、ケーブル収容空間拡張アーム130の装着時には、ヒンジ軸132aのDピン切欠部がケーブル収容空間側に面しているので、ヒンジ軸132aとヒンジ支持溝111aとのヒンジ支持溝上下方向の係合状態に影響を及ぼすことなく強固な係合力を発揮することができる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130が、前後一対のヒンジ軸132a、132aを中心に旋回するように構成されている。
したがって、ケーブル類Cに対する点検保守などのメンテナンス時には、ケーブル収容空間拡張アーム130を側板110から完全に取り外すことなくケーブル収容空間拡張アーム130を側板110に対して旋回させて、ケーブル類Cが外部から操作し易いように露出させることができるので、ケーブル類Cの点検保守などのメンテナンス作業を簡便に達成できる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130のヒンジ端132と開閉端133との相互間隔Xが、左右一対の側板110の相互間隔Yより狭小状態に設定されている。
したがって、ケーブル収容空間拡張アーム130に撓りが生じて左右一対の側板110、110を挟持する方向に挟持力を発生させるので、ケーブル収容空間拡張アーム130と左右一対の側板110、110との係合状態を更に強固にすることができる。
また、開閉指示マーク133dが、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133側に設けられている。
したがって、外部からの視認でケーブル収容空間拡張アーム130の開閉操作可能位置を判別できるので、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉操作を必要とするケーブル類Cの点検保守作業やケーブル収容空間拡張アーム130の取り付け作業等を簡便に達成できる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設された丸ピン状の係止軸133aが、側板110の開閉端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させる開閉係止溝112aに係止自在に軸支されている。
したがって、保護案内時にケーブル類Cの内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アーム130にヒンジ支持溝上下方向へ飛び出すような力が発生した際にも、前後一対の係止軸133aが前後一対の開閉係止溝112a、112aに連結長手方向の前後2ヶ所で軸支されて強固な係合力を発揮するので、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133のヒンジ支持溝上下方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
また、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向する開閉端側係止爪片133bが、側板110の開閉端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設された開閉端側係止溝112bに係合自在に係止されている。
したがって、保護案内時にケーブル類Cの内部移動に起因してケーブル収容空間拡張アーム130に連結幅方向へ飛び出すような力が発生した際にも、横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向した状態でヒンジ端側係止爪片132bがヒンジ端側係止溝111bに係合して強固な係合力を側板110の連結長手方向の中央位置で発揮するので、ケーブル収容空間拡張アーム130の開閉端133の連結幅方向への不用意な外れを完全に阻止できる。
そして、左右一対の側板110、110が、屈曲外周側で横架状態を呈する連結板120によって一体成形されている。
したがって、ケーブル類Cを屈曲させながら保護案内する際に、幅方向に押し潰されるような剪断力を受けた場合であっても左右一対の側板110、110に横架された連結板120がケーブル収容空間Rを強固に確保するので、長期にわたる屈曲伸長動作においても優れた寸法安定性と耐久性を発揮することができるなど、その効果は甚大である。
本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置の全体概要図。 ケーブル類保護案内装置の全体平面図。 ケーブル類保護案内装置の連結状態を示す斜視図。 ケーブル収容空間拡張アームの斜視図。 ケーブル収容空間拡張アームの組み付け状態を示す説明図。 ケーブル収容空間拡張アームの組み付け直前状態を示す拡大図。 ケーブル収容空間拡張アームの嵌入開始状態を示す拡大図。 ケーブル収容空間拡張アームの旋回状態を示す拡大図。 ケーブル収容空間拡張アームの組み付け完了状態を示す拡大図。
符号の説明
100 ・・・ ケーブル類保護案内装置
110 ・・・ 側板
111 ・・・ ヒンジ端嵌着凹部
111a ・・・ ヒンジ支持溝
111b ・・・ ヒンジ端側係止溝
111c ・・・ 支持壁
112 ・・・ 開閉端嵌着凹部
112a ・・・ 開閉係止溝
112b ・・・ 開閉端側係止溝
112c ・・・ 支持壁
120 ・・・ 連結板
130 ・・・ ケーブル収容空間拡張アーム
131 ・・・ アーム本体
132 ・・・ ヒンジ端
132a ・・・ ヒンジ軸
132b ・・・ ヒンジ端側係止爪片
132c ・・・ 支持突起
133 ・・・ 開閉端
133a ・・・ 係止軸
133b ・・・ 開閉端側係止爪片
133c ・・・ 支持突起
133d ・・・ 開閉指示マーク
C ・・・ ケーブル類
R ・・・ ケーブル収容空間

Claims (5)

  1. 離間配置された左右一対の側板を連結長手方向に多数連結するとともに該側板の屈曲内周側または屈曲外周側の少なくともいずれか一方にケーブル収容空間拡張アームをそれぞれ横架して、該ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側を中心に開閉端側を旋回させて開閉自在に形成されるケーブル収容空間内に多数のケーブル類を連結長手方向に沿って収容して案内保護するケーブル類保護案内装置において、
    前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設されて横架状態でケーブル収容空間側を切り欠いてなるDピン状のヒンジ軸が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させるヒンジ支持溝に装着自在に軸支されているとともに、
    前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向するヒンジ端側係止爪片が、前記側板のヒンジ端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設されたヒンジ端側係止溝に係合自在に係止されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記ケーブル収容空間拡張アームのヒンジ端と開閉端との相互間隔が、前記左右一対の側板の相互間隔より狭小状態に設定されていることを特徴とする請求項1記載のケーブル類保護案内装置。
  3. 前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉操作可能位置を表示する開閉指示マークが、前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブル類保護案内装置。
  4. 前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凸設された丸ピン状の係止軸が、前記側板の開閉端対応側で連結長手方向の前後位置にそれぞれ凹設されて連結幅方向外側から嵌入させる開閉係止溝に係止自在に軸支されているとともに、
    前記ケーブル収容空間拡張アームの開閉端側で連結長手方向の中央位置に凸設されて横架状態で連結幅方向への外れを阻止する方向に指向する開閉端側係止爪片が、前記側板の開閉端対応側で連結長手方向の中央位置に凹設された開閉端側係止溝に係合自在に係止されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のケーブル類保護案内装置。
  5. 前記左右一対の側板が、屈曲内周側または屈曲外周側で横架状態を呈する連結板によって一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のケーブル類保護案内装置。
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