JP4109324B2 - 空気入りタイヤのための高弾性率低ヒステリシスゴムコンパウンド - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、高い弾性率及び低いヒステリシスを有する、新規な硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドに関する。このようなコンパウンドは、空気入りタイヤの種々の部材において、そして特に走っている間にタイヤがパンクした時に、適切な修理又はタイヤ交換を行うことができるまで、タイヤが車両の荷重に耐えて比較的長い距離の間、継続した高速を可能にすることができるような壁剛性を有する空気入り安全タイヤにおいて利用することができる。更に特別には、本発明のコンパウンドは、少なくとも5インチの断面高さを持つ高いプロフィールを有する安全タイヤの部材において用いることができる。一つのこのようなタイヤ部材はサイドウォールインサートである。本発明のコンパウンドは現在商業的に入手できる成分から成って良いけれども、それらが使用される特別な組み合わせ及び割合は以前には知られていなかった。
【0002】
【発明の背景】
パンク及び空気の損失を受けた後のようなふくらませかたが足りない又はふくらませていない状態で、時間の長い期間の間そして比較的高速でタイヤが走ることを可能にし、車両の運転手がパンクしたタイヤの修理又は交換のために車両を適切な場所まで安全に運転することを可能にする種々のタイヤ構造様式が何年にもわたって工夫されてきた。“パンクしても走る(run flat)タイヤ”と呼ばれるこれらの安全タイヤのある種のものは、ある種の用途のためには成功してきてそして種々のタイプのタイヤ構造様式を具体化している。多くのこのようなパンクしても走るタイヤは、タイヤのサイドウォール領域中への比較的堅いエラストマー状材料の強化する層又は部材の設置によってそれらのパンクしても走る特性を達成し、このサイドウォール領域においては、これらの強化する層又は部材は、内部空気圧力の完全な損失においてさえもタイヤが車両重量を支持することを可能にする。
【0003】
種々の先行技術のパンクしても走るタイヤの構造様式の例は、以下の特許中に述べられている:
米国特許第3,911,987号は、殆ど又は全く空気圧力なしで短い期間の間タイヤをふくらませたままにしておくことを可能にするエラストマー状内部強化材を有する、低いプロフィールのオートバイタイヤを開示している。この強化する層は、少なくとも45の、好ましくは60〜90の範囲内のショアA硬度を有し、そして2枚のタイヤ本体カーカスプライの外に向かってか又は2枚のカーカスプライの間に位置付けられる。この弾性的強化材は、サイドウォール及び強化する層の効果的な硬度の急激な変化を排除するために種々の厚さで構成されそして二分されている(is cross−sectioned)。
【0004】
米国特許第3,949,798号は、タイヤのサイドウォールのインナーライナーと本体プライカーカスの間に位置付けられたインナーストリップの間に位置付けられた強化するゴムインサートストリップを有する低いプロフィールのタイヤのためのもう一つのパンクしても走るタイヤ構造様式を開示している。
【0005】
米国特許第3,954,131号は、タイヤ内に殆ど又は全く空気圧力なしで短い期間の間タイヤを使用することを可能にする、サイドウォール中にエラストマー状内部強化材を有する安全タイヤを開示している。これらのエラストマー状側部強化材は、種々の厚さのものでありそしてタイヤカーカスの外に向かって位置付けられている。
【0006】
米国特許第4,067,372号は、硬質ゴムから作られていてそして本体カーカスプライ及びタイヤビードゴムインサートと組み合わせて使用されてタイヤの柔軟な部分に付加的な剛性を与える内部強化材をそのサイドウォール中に有する空気入りラジアルタイヤを開示している。本体カーカスプライは、ゴムインサートの外に向かって位置付けられていてそして数枚のコード布ラジアルプライから作られていて、そしてタイヤのビード領域まで完全に延びている。
【0007】
米国特許第4,202,393号は、パンクしても走る状態を可能にするサイドウォール強化材を有する低いプロフィールのオートバイタイヤを開示しているが、強化材は弾性的充填剤の回り全体に位置付けられた強化するプライを有する弾性的充填剤から成る。
【0008】
米国特許第4,203,481号は、タイヤの強化するカーカスプライの内に向かって位置付けられている、高弾性率、低ヒステリシスのゴムコンパウンドから作られた強化するインサートを有するパンクしても走るタイヤの構造様式を開示している。
【0009】
米国特許第4,261,405号は、ふくらませられていない状態で車両を支持するために必要とされる剛性を達成するために、タイヤのサイドウォール中のインナーライナーと本体プライカーカスとの間に装着された特別に構成されたゴムインサートを有する、低いプロフィールのタイヤのためのもう一つのパンクしても走るタイヤの構造様式を示している。
【0010】
米国特許第4,287,924号は、サイドウォールを強化する部材を有する、もう一つのパンクしても走る安全タイヤを開示している。これらの部材は2つの構成要素から作られていて、それらの一つは他の一つよりも柔軟であって、70よりも大きい硬度評価を有し、そして他の一つは80〜95の硬度評価を有する。これらの強化する部材は、タイヤのカーカスプライ中に入れられていてそして、支持する部材の最も厚い部分における加熱問題を和らげるために、支持する部材の2つの構成要素の間に位置付けられた熱伝導層を有する。
【0011】
米国特許第4,365,659号は、タイヤの内側保護層と外側カーカスプライとの間に位置付けられている、低い熱蓄積ゴムから作られたサイドウォール強化材を有するパンクしても走る安全タイヤを開示している。
【0012】
米国特許第4,917,164号は、殆ど又は全く空気圧力なしでタイヤが短い期間の間走ることを可能にするために、タイヤのサイドウォール中の三日月形の強化する層の使用を開示している。これらの強化する層は、種々の厚さのものでありそして65〜85のショアA硬度を有し、そしてタイヤのインナーライナーとカーカスプライの間に位置付けられている。これらの強化する部材の壁厚さは、1〜12ミリメートルである。
【0013】
上に引用された特許中に述べられたこれらのパンクしても走るタイヤの構造様式の多くはある種の応用のためには成功することを証明したけれども、すべてのこれらの構造様式は、低いプロフィールのタイヤ、即ち5インチ未満の断面高さを有しそして通常は高性能車両(例えばレーシングカー)又はオートバイに見い出されるタイプのものであるタイヤに関し、そしてふくらませられていないタイヤに支持を与えるためにはエラストマー状インサートの剛性に殆ど完全に依存している。更にまた、これらの高性能及びオートバイタイヤは、もっと高い断面高さのタイヤを使用するもっと大きな車によって運ばれるもっと大きな重量と比較した時に比較的小さな荷重を運ぶ。
【0014】
これまでのところ、高いプロフィールのタイヤ構造様式を有するパンクしても走るタイヤ、即ち、5インチ以上の断面高さを有するパンクしても走るタイヤを供給することは、タイヤが高速度で比較的長い距離の間を走ることを可能にするために、ふくらませられていない状態でタイヤを適切に支持するために必要とされるであろう比較的大きなサイドウォール強化部材のために成功しないことが証明されてきた。必要とされる比較的大きなゴムインサートは、タイヤの重量を受け入れられない限度まで増加させそしてその乗車特性を大いに落とすであろう。これらの比較的大きなサイドウォールインサート中の材料の量又はタイプを減らし又は変えて、タイヤの重量を減らしそしてその乗車特性を改善しようとする場合には、パンクしても走る運転の間にインサート内で過剰の熱が発生し、結果としてタイヤの急速な破壊をもたらし、かくして所望のパンクしても走る状態が、大抵の乗用車に取り付けられたこのようなタイヤに関する満足な使用のための通常の高速道路の速度で達成されることを妨げるであろう。
【0015】
また、複数の特許が、有機酸の金属塩のゴム組成物への添加に向けられてきた。例えば、米国特許第4,076,255号は、シス−ポリブタジエンエラストマー、及びこのエラストマーとグラフトすることができるモノマーを含み、そして不飽和カルボン酸の金属塩及び多塩基不飽和カルボン酸のポリオールエステル又は無水物を含む中心コアを有するゴルフボールを開示している。
【0016】
米国特許第4,824,899号は、タイヤのビード充填剤における使用のために適切なゴム組成物を開示しているが、この組成物はアクリル酸の金属塩を含み、述べられていないがアクリル酸は天然か又は合成ジエンゴムとのブレンドかのどちらかであるゴムにグラフトされている。
【0017】
米国特許第4,929,684号は、天然ゴム、付加重合された合成ゴム及びこれらのブレンドと亜鉛ジメタクリレートとから成る空気入りタイヤのためのサイドウォールを開示している。ゴム原料の静的引張弾性率を増加させるための強化する充填剤としてこの金属塩だけが用いられているので、述べられていないがグラフトが行われている。この特許によって開示されたこの目的のための代わりの添加材は、細断セルロース及びスチレンアクリロニトリル樹脂を含む。
【0018】
それにもかかわらず、生成するタイヤがパンクしても走る特性を有することを可能にするために十分に高い弾性率を有する、タイヤ部材又は構造要素における使用のための硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドは、先行する技術においては述べられていない。部材例えば高いプロフィールの空気入り安全又はパンクしても走るタイヤのためのサイドウォールインサートにおける使用のためのゴムコンパウンドに対するニーズが存在してきた。このニーズは、既知のゴムコンパウンドによっては満たされなかった。
【0019】
【発明の要約】
かくして、本発明の一つの目的は、加硫の後で高い弾性率、低いヒステリシス、及び特定の高い範囲内のショアA硬度を有する、硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドを提供することである。
【0020】
もう一つの目的は、パンクしても走る特性を示す空気入りタイヤの部材又は構造要素を製造するために用いることができる、上のような硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドを提供することである。
【0021】
本発明の更にもう一つの目的は、5インチ以上の断面高さを有する空気入りタイヤの部材を製造するために用いることができる、上のような硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドを提供することである。
【0022】
本発明のなおもう一つの目的は、空気入りタイヤの構造部材例えばサイドウォールインサート、ビード充填剤構造体、高速インサート構造体及び類似物を製造するために有用である、硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドを提供することである。
【0023】
本発明の更にもう一つの目的は、空気入りタイヤの建造において有用であり、そしてパンクしても走る状態でタイヤが車両を支持することを可能にするために要求される必要な強化する効果を与える、高い弾性率、低いヒステリシス及び十分な剛性を有する、硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドを提供することである。
【0024】
少なくとも1以上の上述の目的は、後に続く明細書から明らかになるであろう、既知のゴムコンパウンドを凌ぐそれらの利点及び空気入りタイヤにおけるそれらの使用と一緒に、本明細書中で後で述べられそして特許請求される本発明によって達成される。
【0025】
一般に、本発明は、合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン;合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー(ここで、これらのゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる);100部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤;並びに100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の硫黄を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドに関する。
【0026】
本発明はまた、合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン;合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー(ここで、これらのゴムポリマーの少なくとも一つの一部は、フリーラジカル開始剤として効果的な量のアゾ−ビス−イソブチロニトリルを使用する方法によってα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる);100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤;並びに100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを提供する。
【0027】
本発明はまた、合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン;合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー(ここで、これらのゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる);100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤;並びに100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の硫黄を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを含んで成る、空気入りタイヤのための部材又は構造要素を提供する。
【0028】
最後に、本発明は、合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン;合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー(ここで、これらのゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる);100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤;並びに100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の硫黄を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率、低いヒステリシス及び高い圧縮屈曲疲れ特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを含んで成る少なくとも一つの構造部材によってそれに賦与されるパンクしても走る特性を有する空気入りタイヤを提供する。
【0029】
【本発明を実施するための好ましい態様】
本明細書中で上に記したように、本発明は、高いアスペクト比の空気入りタイヤ、特にパンクしても走る特徴を有する安全タイヤの製造において有用である、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率、低いヒステリシス及び特定の硬度範囲を有する硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドに向けられる。パンクしても走るタイヤの構造部材のために必要であるそして本発明のコンパウンドが有する物理的特性は、剛性、低い熱蓄積及び熱に対する良好な耐性を含む。高い弾性率及び高い硬度によって決定される剛性は、パンクしても走る、又はふくらませられていない状態におけるサイドウォールの変位を最小にするために必要である。低い熱蓄積は、低いヒステリシス特性に起因し、そしてより涼しく走るそしてパンクしても走る運転状態下で増加したタイヤ寿命を賦与するコンパウンドを結果としてもたらす。最後に、良好な耐熱性はまた、パンクしても走る状態下で運転されるタイヤの寿命を増加させるために必要である。良好な耐熱性のためには、コンパウンドが良好な耐老化性及び耐戻り性特性を有することが必要である。
【0030】
本発明によるゴムコンパウンドは、天然又は合成ポリイソプレン(ここで、天然ポリイソプレンが好ましい)、並びにエラストマー状ジエンポリマー例えばポリブタジエン及び共役ジエンモノマーと少なくとも一種のモノオレフィンモノマーとのコポリマーを含んで成る。これらのゴムコンパウンドは必要とされる低いヒステリシス及び低い熱蓄積特性を与えるが、ポリブタジエンゴムは低いヒステリシス及び低い圧縮永久歪を与え、そしてポリイソプレンは低いヒステリシス及び高い引張強さを与える。適切なポリブタジエンゴムは、エラストマー状でありそして約1〜3%の1,2−ビニル含量及び約96〜98%のシス−1,4含量を有する。約12%までの1,2−含量を有するその他の高ビニルブタジエンゴムもまた、他の成分のレベルの適切な調節によって適切である可能性があり、そしてかくして、実質的に任意の高ビニルエラストマー状ポリブタジエンを用いることができる。前記コポリマーは、共役ジエン例えば1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,2−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン及び類似物、並びにこれらのジエンの混合物から誘導することができる。好ましい共役ジエンは1,3−ブタジエンである。モノオレフィン性モノマーに関しては、ビニル芳香族モノマー例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルピリジン及び類似物並びにこれらのモノオレフィンの混合物が含まれる。これらのコポリマーは、コポリマーの総重量を基にして50重量%までのモノオレフィンを含んで良い。好ましいコポリマーは、共役ジエン、殊にブタジエンと、ビニル芳香族炭化水素、殊にスチレンとのコポリマーである。好ましくは、本発明のゴムコンパウンドのジエンポリマー含量は、約25重量%までの、好ましくは7〜10重量%のスチレン−ブタジエンランダムコポリマーを構成して良い。
【0031】
上で述べた共役ジエンのコポリマー及びそれらの製造方法は、ゴム及びポリマー技術において良く知られている。多くのポリマー及びコポリマーが商業的に入手できる。本発明の実施は本明細書中で上に含めた又は排除した特定のゴムに限定されないことが理解されるべきである。
【0032】
EPDMターポリマーゴムもまた、本発明のグラフトコポリマーの幹部分を生成させるために利用することができる。“EPDM”という術語は、ASTM−D−1418−64中に見い出されるようなその定義の意味において使用され、そしてエチレン、プロピレン及びジエンモノマーのターポリマーを意味することを意図している。このようなターポリマーを製造するための例示の方法は、それらの開示が引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許第3,280,082号及び英国特許第1,030,289号中に見い出される。好ましいターポリマーは約40〜約80重量%のエチレン及び約1〜約10重量%のジエンを含み、そしてターポリマーの残りはプロピレンである。
【0033】
EPDMターポリマーを生成させる際に利用されるジエンモノマーは、好ましくは非共役ジエンである。用いることができる非共役ジエンの例示の例は、ジシクロペンタジエン、アルキルジシクロペンタジエン、1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、1,4−ヘプタジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエン、シクロオクタジエン、1,4−オクタジエン、1,7−オクタジエン、5−エチリエン−2−ノルボルネン、5−n−プロピリドネン−2−ノルボルネン、5−(2−メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネン及び類似物である。典型的なEPDMは、約40のムーニー粘度(ML、1+8、100℃)を有しそして50重量%のエチレン、45重量%のプロピレン及び5.0重量%の5−エチリデン−2−ノルボルネンを有し、そして約47,000のGPCによって測定されたMn及び約174,000のGPCによって測定されたMnを有するターポリマーである、Viatalon2504(Exxon Chemical Co.)である。
【0034】
好ましいEPDMは、約50のムーニー粘度(ML/4/100℃)を有しそして50重量%のエチレン、43重量%のプロピレン及び6.6重量%のエチリデンノルボルネンを有するターポリマーである、Royalene(R)521(Uniroyal Chemical Co.)である。
【0035】
高い弾性率及び高い硬度の特性は、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸のある種の重合可能な金属塩から誘導されるモノマーを使用することによって得ることができる。これらのモノマーは、式
(RCO2)xM
[式中、
Rは、2〜約7の炭素原子を有するα,β−エチレン性不飽和非環式部分例えばアクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸及びクロトン酸であり(これらの中でアクリル酸及びメタクリル酸が好ましい)、
Mは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、バリウム、アルミニウム、スズ、ジルコニウム、リチウム及びカドミウムから成る群から選ばれた金属イオンであり(これらの中で亜鉛及びマグネシウムが好ましい)、そして
xは、Mの原子価に対応する整数である]
を有する。この用途のための特に好ましいモノマーは亜鉛ジメタクリレートであり、これはあるいはまた金属塩と呼ぶことができる。
【0036】
本発明においては、亜鉛ジメタクリレート又はその他のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の金属塩は、本明細書中で上で開示されたゴムポリマーの少なくとも一つと、金属塩のポリマーがポリマーの幹の上にグラフトされるようなグラフト反応で結合される。更に詳細には、ポリ亜鉛ジメタクリレートは、好ましくは、本明細書中で下で議論されるようなフリーラジカルグラフト共重合によってゴムポリマーにグラフトされる。充填剤又は増量剤としてのこのような金属塩のゴムコンパウンドへの添加を講じた現存の最も進んだ技術とは異なって、本発明は、少なくとも一つのゴムポリマーからグラフトされる、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の金属塩から誘導されたポリマーの製造を要求する。
【0037】
グラフトコポリマーは、比較的簡単な手順によって製造することができる。かくして、グラフトコポリマーは、まず上で述べたタイプの不飽和炭化水素ゴム例えばポリブタジエンを溶媒例えばヘキサン中に溶かし、次に不飽和カルボン酸のモノマー状金属塩例えば亜鉛ジメタクリレートをこのポリマー溶液に添加し、フリーラジカル開始剤例えばアゾ−ビス−イソブチロニトリルをこのポリマー溶液に添加し、そして次にこの反応混合物を約40〜約150℃の温度で約0.1〜約100時間の期間の間加熱して、グラフトコポリマーを生成させることによって製造することができるが、このグラフトコポリマーは製造の性質によって自由に加工可能でそして未硬化である。
【0038】
グラフトコポリマーの製造において用いることができる炭化水素溶媒は、それらの中にゴムポリマーが可溶性である芳香族及び脂肪族炭化水素を含む。適切な炭化水素溶媒は、ヘキサン、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロペンタン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン及びトルエンを含む。好ましい炭化水素溶媒はヘキサン及びトルエンである。
【0039】
モノマー状金属塩(例えば、亜鉛ジメタクリレート)は、好ましくは、細かい粉末の形で撹拌しながらそして窒素雰囲気下で、適切な反応器中に入れられた生成したゴムポリマー溶液に添加されて、ゴムポリマー溶液中の金属塩の分散液を生成させる。必須ではないが、ポリマー溶液中の金属塩の一層安定な分散液を供給するために、金属塩と一緒に界面活性剤をポリマー溶液に添加することがしばしば望ましくそして好ましい。この目的のために好ましい界面活性剤は、Triton X−15、Triton X−45及びTriton X−100という名前の下でRohm and Haas Companyから入手できるノニオン性オクチルフェノキシポリエトキシエタノール界面活性剤である。
【0040】
指示されたように、次に、フリーラジカル開始剤が金属塩を含むゴムポリマー溶液に添加されて、ポリマー幹への金属塩のグラフト重合が行われる。ポリマー溶液及び分散された金属塩を含む反応器を開始剤を添加するのに先立って密封し、そして次に液体の形の開始剤を圧力下で反応器に添加することが一般には好ましい。この目的のためにゴムポリマー溶液に添加することができる適切なフリーラジカル開始剤は、ジ−sec.−ブチルペルオキシジカーボネート、t−アミルペルオキシピバレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイル−ペルオキシ)ヘキサン、t−アミルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチル−2−エチルヘキサノエート、2,2−アゾ−ビス−(2−メチルプロピオニトリル)及びその他の炭化水素溶液を含む。
【0041】
フリーラジカル開始剤の添加が完了した後で、反応混合物を約40〜約150℃の温度で約0.1〜約100時間の期間の間加熱して、グラフトコポリマーを製造する。
【0042】
グラフトコポリマーは、種々の慣用的方法例えばアルコール凝固、スチーム脱溶媒化(desolventization)、熱的脱溶媒化及び類似方法によって反応媒体から回収することができる。加えて、溶媒は、ドラム乾燥、押出機乾燥、真空乾燥及び類似方法によってグラフトコポリマーから除去することができる。
【0043】
亜鉛金属、又はその他の金属、及びα,β−エチレン性不飽和カルボン酸をゴムポリマーに添加することによって本発明を実施することは不可能である。そうではなくて、前に述べたように、酸の金属塩をゴムの溶液に添加して、ゴムポリマーとのポリ亜鉛ジメタクリレート又はその他のポリマーのグラフトを生成させなければならない。更にまた、生成するグラフトコポリマーゴムは未硬化でなければならず、これはゴムの利用性にとって重要である。例えば、タイヤ又はその他の加硫可能なゴム物品の製造においては、特別なタイヤ成分を構成するグラフトゴムは、その他の成分の混合を可能にしそしてまた一緒に加硫されてタイヤ又はその他のゴム物品を生成させる周囲の成分への良好かつ完全な接着を確実にするために未硬化で留まらなければならない。
【0044】
亜鉛ジメタクリレートは、増量剤としてある種のゴムコンパウンドに添加される時に、高い弾性率及び高い硬度特性を賦与することが知られてきた。しかしながら、この金属塩をグラフト反応の際にゴムポリマーに添加する時には、亜鉛ジメタクリレートを単に増量剤として添加したコンパウンドと比較して、優れた特性例えば屈曲疲れもまたゴムコンパウンドに賦与される。改善された圧縮屈曲疲れは、ASTM試験手順D−623に従って測定される。文書にでている譲受人が所有しそしてその主題が引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許第4,465,829号中に述べられたように、約95〜約150分の範囲の破裂(blow−out)時間が、好ましくはASTM試験によって測定されそして屈曲疲れと関係付けられる。本発明の目的のためには、180分(3時間)を越える破裂時間が、パンクしても走るタイヤの一つの部材としての使用のために満足であるように思われる。
【0045】
本発明のゴムコンパウンドは、合計100重量部のゴムに対して(phr)約25〜55重量部のポリイソプレン、並びに約45〜75重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマーを含んで成る。これらのゴムポリマーの少なくとも一つの一部はグラフトポリマーとして存在する。言い換えると、全体のゴムコンパウンドは、グラフトされていないポリイソプレン及びポリブタジエン又はジエンコポリマーの部分、並びにグラフトされたポリマーの一部になった部分を含む。グラフトされた部分は、ゴムポリマー部分か又は両者の一部のどちらかから取ることができる。
【0046】
本発明によるグラフトされたゴムコポリマーは、未硬化でありそして約60〜80重量%のベース(即ち、基体)ポリマー、並びに約40〜20重量%の亜鉛ジメタクリレートポリマー又は関連する金属及び/若しくは関連するα,β−エチレン性不飽和カルボン酸から誘導される別のモノマーのポリマーから成る。
【0047】
加えて、本発明のコンパウンドは、低ヒステリシス充填剤材料として約50〜70phrのカーボンブラックを含む。特に有用なのは、FEF(急速押出炉)ブラック、即ち比較的高い構造及び大きな粒径のカーボンブラック、即ちそれぞれ40mm及び40m2/gの粒径及び表面積のものである。このようなカーボンブラックの一層の議論は、文献中に見い出すことができる。例えば、The Vanderbilt Rubber Handbook,pp 408〜424,RT Vanderbilt Co.,Norwalk,CT 06855(1979)及びRubber Technology,2d ed.,pp 51〜59,Van Nostrand Reinhold Corporation(1973)を参照せよ。
【0048】
本発明のコンパウンドは、ペルオキシドよりもむしろ硫黄によって硬化され、そしてかくして、硫黄硬化剤例えば硫黄又は硫黄供与体が必要とされる。高い弾性率を供給するためには、最小でも少なくとも約4phrの硫黄、又は当量の供与体をコンパウンドに添加する。本発明においては、オイルブレンド中の硫黄の添加が好ましく、そしてこの混合物は約80重量%の硫黄及び20重量%のオイルから成る。用いられるオイルは慣用のゴム加工オイルである。硬化の間に速い弾性率発生を与えるために、慣用の硬化促進剤もまた用いられる。本発明のコンパウンドはまた、コンパウンドに良好な耐熱性を賦与するために約1〜3phrの慣用のタイプの酸化防止剤及びオゾン亀裂防止剤(通常の量で用いられる)を含む。
【0049】
当業者なら理解するであろうように、本発明のコンパウンドは硫黄によって硬化されるので、それらは、ペルオキシド硬化剤又はその他のペルオキシド成分を含まない。後者の一つがゴム配合物中に存在すると仮定した場合には、混合及びコンパウンディングの間に遭遇する比較的高い温度が、ゴムを硬化させて、塊を所望のゴム部材の製造のために不適切にするのに多分十分であろう。これは、最終的には配合物中に存在する硫黄又は他の硫黄供与体を活性化するために、別の熱で開始される加硫にかけられる。
【0050】
本発明のゴムコンパウンドの物理的特性に関しては、約1400psi〜4000psiの正規化された機械的静的弾性率が適切であり、好ましい範囲は約2600psi〜2800psiであり、そして約2700psiが最も好ましい。これらの弾性率は、パンクしても走る運転状態(0psi膨張)においてであり、そして15%歪みで測定される。硬度の範囲は23℃でショアA硬度スケールで約72〜97内でなければならず、好ましい範囲は約72〜90であり、そして88が最も好ましい。同様に、100℃で10ヘルツ及び7%撓みで測定する時のヒステリシスは約0.03〜約0.20のtan デルタ(δ)を有し、好ましい範囲は0.03〜0.11、そして最も好ましくは0.03〜0.08に入る。
【0051】
本発明による高い弾性率、低いヒステリシスの、硬い硫黄で加硫可能な、ペルオキシドを含まないゴムコンパウンドの一つの例として、コンパウンド1として表1中にゴムブレンド配合物を与えた。亜鉛ジメタクリレートグラフトされたポリブタジエンは、表1中でZn(Ma)2PBdと記されている。すべてのゴムではない部は、100重量部のゴムあたりの重量部(phr)を基にして提示されている。コンパウンド1の右に、表1は、各々の成分に関する適切な量の範囲をリストしている。特に、ポリイソプレン及びポリブタジエンに関してリストされた範囲は、単独で及びグラフトされたポリマーの一部として用いられるポリイソプレン及びポリブタジエンを含む。それ故、亜鉛メタクリレートポリマーそれ自体に関しては範囲が示されない。
【0052】
本発明のコンパウンドは、コンパウンド1に関して示されるように、慣用的な酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤及び促進剤を含むことができる。このような成分は当業者には良く知られていてそしてかくして、本発明は何らかの特別な酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤若しくは促進剤の使用、又はこれらの量に限定されないことが理解されるべきである。同様に、本発明の実際はまた、コンパウンド1の特定の配合に限定されない。
【0053】
【表1】
【0054】
* 35phrのポリブタジエン及び17phrの亜鉛メタクリレートを含む
a)1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン(TMQ)
b)N−オクチル,N’−フェニル−p−フェニレンジアミン
c)2−(モルホリノチオ)ベンゾチアゾールスルフェンアミド(MBS)
d)テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)
e)ベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)
コンパウンド1に170℃で15分間の硬化を施し、その後で物理的特性を測定したが、それらを表2中に報告する。
【0055】
表2中に報告された結果から、本発明のゴムコンパウンドが高い弾性率、低いヒステリシス及び比較的高いショアA硬度を与えたことは明らかである。
【0056】
高い弾性率、低いヒステリシス、硬い硫黄で加硫可能な、ペルオキシドを含まない本発明によるゴムコンパウンドの更なる例として、付加的なゴムブレンド配合物を、コンパウンド2〜7として表3中に与えた。亜鉛ジメタクリレートポリマーを、ポリブタジエン(コンパウンド2〜5及び7)、ポリイソプレン(コンパウンド3)、EPDM(コンパウンド5)並びにSBR(コンパウンド7)の上にグラフトさせた。加えて、どれかのゴムにグラフトされたポリマーとしてではなく充填剤としてだけ亜鉛ジメタクリレート(ZDMA)を含んでいた対照コンパウンドを提示する。すべてのゴムではない部は、100重量部のゴムあたりの重量部(phr)を基にして提示される。表1とは違って、表3はまた各々の処方箋におけるゴムの本当の部をリストする。
【0057】
本発明のコンパウンドは、表3中に提示されているように、慣用の酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤及び促進剤を含むことができる。再び、このような成分は当業者には良く知られていてそしてかくして、本発明は何らかの特別な酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤若しくは促進剤の使用、又はこれらの量に限定されないことが理解されるべきである。従って、本発明の実際もまた、コンパウンド2〜7の特定の配合に限定されない。
【0058】
コンパウンド2〜7に170℃で15分間の硬化を施し、その後で物理的特性を測定したが、それらを表4中に報告する。
【0059】
【表2】
【0060】
表4中のタイヤ試験と記された部分は、コンパウンド5〜7を利用して行われた。コンパウンド5及び7によって作られた実験用タイヤは、表4中に報告された程度までパンクしても走る状態で成功であった。コンパウンド6によって作られた実験用タイヤは、ソリッドトレッドタイヤにおいてアスペクト比が60から55へ50へと変わるように、即ち、トレッドパターンではなく作られた。この構造は、予期されたように非常に低いマイル数を与えた。しかしながら、パンクしても走るマイル数は、60のベースアスペクト比から、それぞれ、55及び50のアスペクト比へ行くと30及び64%だけ増加した。他のゴムコンパウンドに関しては、実際のマイル数及びローリング損失は報告されずそして実施されなかった。
【0061】
本明細書中で上に記したように、本発明のゴムコンパウンドは、空気入りタイヤの部材を製造するために用いることができる。図面を参照して説明すると、高いプロフィールの空気入りタイヤの典型的な部材を図示するタイヤ断面図が提示された。数字1によって全体として示されるタイヤは、一対のサイドウォール4の隣の一対のトレッド肩3で終わるトレッド部分2を含み、そしてこの一対のサイドウォール4は、軸方向外側の肩3から全体として6で示される一対のビード部分に半径方向に延びている。典型的な空気入りタイヤにおけるように、タイヤの内部は、タイヤのカーカスを形成する一対の本体プライ8及び9と組み合わせて、高い空気を通さない材料から作られたインナーライナー7を含む。本体プライ8及び9は、ビード部分6の回りを延びそしてそれぞれ折り返し端10及び11で終わる。各々のビード部分6は、通常の環状ビードワイヤ13及び、全体として三角形の形の断面のビード充填材14から成る。研摩剤ガムストリップ16は、好ましくは、仕上げられたタイヤと共に成形されそして、その上にタイヤが装着される予定のホイールリムの各々のフランジの隣に位置付けられるのに適切である。
【0062】
通常のワイヤ及び/又は布の強化するベルト12は、本体カーカスプライ8及び9とトレッド部分2との間に位置付けられる。これらのタイヤ部材は、すべて、タイヤのサイドウォールを形成する、統合的に形成された内側及び外側ゴムケーシング内に含まれている。タイヤ断面高さは“H”で示され、そして本発明の目的に従って、少なくとも5インチ以上の高さが意図される。このようなタイヤは、本明細書中では高いプロフィールのタイヤと呼ばれる。P225/60R16のような乗用車タイヤ命名法においては、数225はミリメートルでのタイヤの断面幅を表し、16はインチでのタイヤの径を表し、そして60は断面幅に対するタイヤ断面高さのパーセントでの比、即ちアスペクト比を表す。これまでのところ、上で引用したタイヤ構造は、変化することができる一般的な空気入りタイヤ構造に関して例示的である。
【0063】
加えて、図面中に図示したタイヤは、高いプロフィールの空気入り安全タイヤを供給するのを助ける数種の新しい部材を含む。これらの一つは、インナーライナー7と本体プライ8及び9との間に装備されそしてトレッド部分2の隣のトレッド肩3からタイヤのサイドウォールに沿ってビード充填材14の先端22に全体として隣り合う位置まで延びる、21で示された一対の全体として三日月形のエラストマー状の強化する部材から成るサイドウォールインサートである。別の部材は、サイドウォール4と本体カーカスプライ8及び9との間に位置付けられる一対の偏らされた強化するストリップ又はプライ25、並びにエラストマー状の強化する部材21から成り、そして後者は、タイヤのサイドウォールに沿ってビード充填材14の先端22の下の位置まで延びる。このようなタイヤ構造、特に安全タイヤとしてパンクしても走る運転のために設計されたものの更に詳細な説明に関しては、その主題が引用によって本明細書中に組み込まれる本明細書中に記録の譲受人によって所有された同時に係属中の出願である、米国特許連番第07/680,714号を参照せよ。
【0064】
本発明の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンドは、サイドウォールインサート21の形成に特別な適用性を有する。加えて、それらは、ビード充填材14の形成に用いることができる。勿論、本発明のコンパウンドの使用は、空気入りタイヤのための部材の製造だけに限定されず、当業者には明らかであろうように、加硫後に高い弾性率、低いヒステリシス及び比較的高いショアA硬度特性を有する硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドが望まれるところにはどこでも、これらは利用することができる。
【0065】
結論として、本発明のコンパウンドは改善された物理的特性を有し、そしてこれらの特性が今度は、空気入りタイヤ中に組み込まれる部材を作るためにそれらが使用される時に、空気入りタイヤのパンクしても走る性能を改善することができることが、上述の実施例及び明細書開示から明らかであるはずである。本発明の実際は、本明細書中で例示されたコンパウンド1の天然ゴム配合物に、又は本明細書中で与えられた典型的なゴムポリマーの開示によって限定されないこと、及び実施例は本発明の実際を示すためにのみ与えられたことが理解されるべきである。当業者は、本明細書中で上で行われた開示に従って、他の高い弾性率、低いヒステリシスの硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを容易に選択しそして調合することができる。
【0066】
更にまた、本明細書中で上に記したように、本発明は、空気入りタイヤのためのサイドウォールとしてのこのようなゴムコンパウンドの使用に、又は空気入りタイヤそれ自体の部材にさえ限定されてはならない。かくして、本明細書中で開示された任意の変数は、本明細書中で開示されそして説明された本発明の範囲から逸脱することなく容易に決定しそして制御することができると信じられる。更にまた、本発明の範囲は、添付された特許請求の範囲の範囲内に入るすべての改質及び改変を含むべきである。
【0067】
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
【0068】
1.合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンド。
【0069】
2.該加硫されたゴムコンパウンドの機械的静的弾性率が15%歪みで約1400〜4000psiの範囲にある、上記1記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0070】
3.加硫の後で100℃、7%撓み及び10Hzで測定して約0.03〜0.20のtan δを有する、上記1記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0071】
4.加硫の後で約72〜97のショアA硬度を有する、上記1記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0072】
5.該グラフトコポリマーが、
約60〜約80重量%の少なくとも一種の該ポリイソプレン及び該ジエンポリマー、並びに
約20〜40重量%の該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩
を含んで成る、上記1記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0073】
6.該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩がポリ亜鉛ジメタクリレートである、上記5記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0074】
7.該強化する充填剤がカーボンブラックを含んで成る、上記1記載の硫黄で加硫可能なペルオキシドを含まないゴムコンパウンド。
【0075】
8.合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部は、フリーラジカル開始剤として効果的な量のアゾ−ビス−イソブチロニトリルを使用する方法によってα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンド。
【0076】
9.合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを含んで成る、空気入りタイヤのための構造部材。
【0077】
10.該加硫されたゴムコンパウンドの該ゴムコンパウンドの機械的静的弾性率が15%歪みで約1400〜4000psiの範囲にある、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0078】
11.該ゴムコンパウンドのtan δが加硫の後で100℃、7%撓み及び10Hzで測定して約0.03〜0.20の範囲にある、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0079】
12.該ゴムコンパウンドのショアA硬度が加硫の後で約72〜97の範囲にある、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0080】
13.該グラフトコポリマーが、
約60〜約80重量%の少なくとも一種の該ポリイソプレン及び該ジエンポリマー、並びに
約20〜40重量%の該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩
を含んで成る、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0081】
14.該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩がポリ亜鉛ジメタクリレートである、上記13記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0082】
15.該強化する充填剤がカーボンブラックを含んで成る、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0083】
16.三日月形断面を有するサイドウォールインサートを含んで成る、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0084】
17.ビード充填剤を含んで成る、上記9記載の空気入りタイヤのための構造部材。
【0085】
18.合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
100重量部のゴムあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
100重量部のゴムあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率、低いヒステリシス特性を有する、高い圧縮屈曲疲れ、高い弾性率及び低いヒステリシスの硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドを有する少なくとも一つの構造部材によって賦与されるパンクしても走る特性を有する空気入りタイヤ。
【0086】
19.該加硫されたゴムコンパウンドの機械的静的弾性率が15%歪みで約1400〜4000psiの範囲にある、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0087】
20.該加硫されたゴムコンパウンドのtan δが100℃、7%撓み及び10Hzで測定して約0.03〜0.20の範囲にある、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0088】
21.該加硫されたゴムコンパウンドのショアA硬度が約72〜97の範囲にある、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0089】
22.該グラフトコポリマーが、
約60〜約80重量%の少なくとも一種の該ポリイソプレン及び該ジエンポリマー、並びに
約20〜40重量%の該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩
を含んで成る、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0090】
23.該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の該ポリマー状金属塩がポリ亜鉛ジメタクリレートである、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0091】
24.該強化する充填剤がカーボンブラックを含んで成る、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0092】
25.該構造部材が三日月形断面を有するサイドウォールインサートを含んで成る、上記18記載の空気入りタイヤ。
【0093】
26.該構造部材がビード充填剤を含んで成る、上記18記載の空気入りタイヤ。
【図面の簡単な説明】
【図1】その構造が本発明に従ってパンクしても走る運転のために設計されている高いプロフィールのタイヤの断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 トレッド部分
3 トレッド肩
4 サイドウォール
6 ビード部分
7 インナーライナー
8、9 本体プライ
13 ビードワイヤ
14 ビード充填材
21 サイドウォールインサート
25 偏らされた強化するストリップ
Claims (4)
- 合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
合計100重量部のゴムポリマーあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
合計100充填剤のゴムポリマーあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄供与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンド。 - 合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部は、フリーラジカル開始剤として効果的な量のアゾ−ビス−イソブチロニトリルを使用する方法によってα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
合計100重量部のゴムポリマーあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
合計100重量部のゴムポリマーあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄共与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠く、加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンド。 - 合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部は、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
合計100重量部のゴムポリマーあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
合計100重量部のゴムポリマーあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄共与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率及び低いヒステリシス特性を有する、硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドの加硫物から成る、空気入りタイヤのための構造部材。 - 合計100重量部のゴムポリマーに対して約25〜55重量部のポリイソプレン、
合計100重量部のゴムポリマーに対して約75〜45重量部の、共役ジエンモノマーのホモポリマー及びそれらとモノオレフィンモノマーとのコポリマー及びEPDMターポリマーから成る群から選ばれたジエンポリマー、
(ここで、該ゴムポリマーの少なくとも一つの一部はα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のポリマー状金属塩によってグラフトされて未硬化グラフトゴムコポリマーを生成させる)、
合計100重量部のゴムポリマーあたり約50〜70重量部の強化する充填剤、並びに
合計100重量部のゴムポリマーあたり少なくとも約4重量部の、硫黄及び硫黄共与体から成る群から選ばれた硬化剤
を含んで成る、ペルオキシド成分を欠き、そして加硫の後で高い弾性率、低いヒステリシス特性を有する、高い圧縮屈曲疲れ、高い弾性率及び低いヒステリシスの硫黄で加硫可能なゴムコンパウンドの加硫物から成る少なくとも一つの構造部材によって賦与されるパンクしても走る特性を有する空気入りタイヤ。
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