JP3137419B2 - 空気タイヤのための高いモジユラス低いヒステリシスのゴムコンパウンド - Google Patents

空気タイヤのための高いモジユラス低いヒステリシスのゴムコンパウンド

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JP3137419B2 JP04105286A JP10528692A JP3137419B2 JP 3137419 B2 JP3137419 B2 JP 3137419B2 JP 04105286 A JP04105286 A JP 04105286A JP 10528692 A JP10528692 A JP 10528692A JP 3137419 B2 JP3137419 B2 JP 3137419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高いモジュラスおよび低いヒス
テリシスを有する新規な加硫性ゴムコンパウンドに関す
る。このようなコンパウンドは空気タイヤ、とくに空気
安全タイヤの種々の構成成分において利用することがで
き、このようなタイヤは壁剛性を有し、こうしてタイヤ
が走行しているとき、タイヤは車の荷重を支えて、適切
な修理またはタイヤの交換を行うことができるまで、比
較的長い距離にわたって高い速度を続けることができ
る。より詳しくは、本発明のコンパウンドは少なくとも
12.7cm(5インチ)の断面高さをもつ高いプロフ
ィルを有する安全タイヤの構成成分において使用するこ
とができる。1つのこのようなタイヤの構成成分は側壁
のインサートである。本発明のコンパウンドは、現在商
業的に入手可能な多数の成分からなる。
【0002】タイヤを空気入れ不十分または空気入れし
ていない状態、例えば、バンクしそして空気が失われた
後状態で、延長した時間の間比較的高い速度で走行させ
て、車の操縦者が修理またはパンクしたタイヤの交換に
ついて適当な場所に車を安全に運転できるようにするこ
とができる、種々のタイヤの構成成分が長い間考案され
てきている。これらの安全タイヤのあるものは、「平ら
に走行するタイヤ(run flat tier)」と
呼ばれ、ある種の応用およびある種の型のタイヤの構成
成分について成功してきている。平らに走行するタイヤ
の大部分は、内部の空気圧が完結に失われたときでさ
え、タイヤが車の重量を支えることができるようにす
る、強化層または比較的剛性のエラストマー材料をタイ
ヤの側壁に配置することによって、平らに走行する性質
を達成する。
【0003】種々の先行技術の平らに走行するタイヤの
構成の例は、次の特許にに記載されている:米国特許第
3,911,987号は、空気圧がほとんどないか、あ
るいはまったくない状態でタイヤが短い期間の間膨張し
たままであるように、エラストマーの内部の強化材を有
する、低いプロフィルの車のタイヤを開示している。強
化層は少なくとも45、好ましくは60〜90の範囲の
ショアーA硬度を有し、そして2つのタイヤ本体のカー
カスプライの外側に位置するか、あるいは2つのカーカ
スプライの内部に位置する。この弾性強化材は変化する
厚さで構成され、そして側壁および強化層の有効硬度の
突然の変化を排除する断面を有する。
【0004】米国特許第3,949,798号は、タイ
ヤの側壁の内部のライナーと本体のプライとの間に位置
する内部のストリップの間に位置する強化ゴムのインサ
ートのストリップを有する、低いプロフィルのタイヤの
ための他の平らに走行するタイヤ構成を開示している。
【0005】米国特許第3,954,131号は、タイ
ヤ内に空気圧がほとんどないか、あるいはまったくない
状態で短い期間タイヤを使用することができるようにす
る、エラストマーの内部の強化材を側壁の中に有する安
全タイヤを開示している。エラストマーの側面の強化材
は種々の厚さを有し、そしてタイヤのカーカスの外側に
位置する。
【0006】米国特許第4,067,372号は、その
側壁の中に内部の強化材を有する空気ラジアルタイヤを
開示しており、この強化材は硬質ゴムから形成されてお
り、そして本体のカーカスプライおよびタイヤのビード
のゴムインサートと組み合わせて使用して、タイヤの柔
軟部分に追加の剛性を与える。本体のカーカスプライは
ゴムのインサートの外側に位置し、そしていくつかのコ
ードのファブリックのラジアルプライから作られ、そし
てタイヤのビード区域に完全に延びている。
【0007】米国特許第4,202,393号は、平ら
に走行する状態を可能とする側壁の強化材を有する、低
いプロフィルの車のタイヤを開示しており、ここで強化
材は弾性充填材から構成されており、強化プライの位置
は弾性充填材を完全に取り囲んでいる。
【0008】米国特許第4,203,481号は、高い
モジュラス、低いヒステリシスのゴムコンパウンドから
作られ、タイヤの強化カーカスプライの内側に位置す
る、強化インサートを有する平らに走行するタイヤの構
成を開示している。
【0009】米国特許第4,261,405号は、タイ
ヤの内側のライナーと側壁中の本体のプライのカーカス
との間に設置されて、非膨張状態で車を支持するために
要求される剛性を達成するように、特別に構成されたゴ
ムのインサートを有する、低いプロフィルのタイヤのた
めの他の平らに走行するタイヤの構成を開示している。
【0010】米国特許第4,287,924号は、側壁
の強化部材をもつ他の平らに走行する安全タイヤを開示
している。これらの部材は2つの構成成分から構成され
ており、それらの一方は他方より柔軟であり、70より
大きい硬度の等級を有し、そして他方は80〜95の硬
度の等級を有する。これらの強化部材はタイヤのカーカ
スプライの中に入れられており、そして支持部材の2つ
の構成成分の間に位置し、支持部材の最も厚い部分にお
ける加熱の問題を軽減する、熱伝導性層を有する。
【0011】米国特許第4,365,659号は、低い
熱発生性ゴムから作られ、タイヤの内部の保護層と外側
のカーカスプライとの間に位置する、側壁の強化材を有
する平らに走行する安全タイヤを開示している。
【0012】米国特許第4,917,164号は、三日
月形の強化層をタイヤの側壁において使用して、空気圧
がほとんどないか、あるいはまったくない状態で短い期
間タイヤを走行させることを開示している。強化層は変
化する厚さをもち、65〜85のショアーA硬度を有
し、そしてタイヤの内側のライナーとカーカスプライと
の間に位置する。強化部材の側壁厚さは1〜12mmで
ある。
【0013】前述の特許に記載されている、これらの平
らに走行するタイヤの構成の多くはある種の応用に有望
であることが証明されたが、これらの構成のすべては低
いプロフィルのタイヤ、すなわち、12.7cm(5イ
ンチ)より小さい断面高さを有するタイヤに関し、高い
性能の車に通常見いだされる型であり、そしてエラスト
マーのインサートの剛性に完全に頼って、膨張していな
いタイヤの支持を提供している。さらに、これらの高い
性能のタイヤおよび車のタイヤは、より高い断面高さの
タイヤを使用して大型の車が支持するより高い重量と比
較するとき、比較的より小さい荷重を支持する。
【0014】従来、高いプロフィルのタイヤの構成、す
なわち、12.7cm(5インチ)またはそれより大き
い断面高さを有するタイヤの構成を提供することは、そ
のタイヤを非膨張状態で適切に支持してタイヤが比較的
長い距離にわたって高い速度で走行できるようにするこ
とが要求される、比較的大きい側壁の強化部材のため
に、成功しないことが証明された。要求される比較的大
きいゴムのインサートはタイヤの重量を許容されえない
限界に増加させ、そしてタイヤの使用特性を著しく減ず
る。これらの比較的大きい側壁インサートにおける材料
の量または種類を減少または変化させて、タイヤの重量
を少なくしかつ断面高さのタイヤのための使用特性を改
良する場合、平らに走行する状態の間に過剰の熱がイン
サート内に発生し、タイヤを急速に破壊し、ほとんどの
乗用車のこのようなタイヤについて満足すべき使用のた
めの通常高い速度において、所望の平らに走行する状態
の達成を妨害する。
【0015】そのうえ、空気タイヤの種々の構成成分に
おける使用するために十分に高いモジュラスを有し、得
られるタイヤが平らに走行する特性を有することができ
る、加硫性ゴムコンパウンドは先行技術において記載さ
れていない。こうして、空気安全タイヤまたは平らに走
行するタイヤ、とくに高いプロフィルのタイヤ、すなわ
ち、12.7cm(5インチ)またはそれより大きい断
面高さを有するタイヤ、これらは従来既知のゴムコンパ
ウンドの使用により達成されてきていない、における側
壁のインサートのような構成成分として使用するための
ゴムコンパウンドが要求されてきている。
【0016】こうして、本発明の1つの目的は、高いモ
ジュラス、低いヒステリシスおよび特定のショアーA硬
度の範囲を有する、加硫性ゴムコンパウンドを提供する
ことである。
【0017】他の目的は、平らに走行する特性を有する
空気タイヤの構成成分の製作に使用することができる、
前述の加硫性ゴムコンパウンドを提供することである。
【0018】本発明のなお他の目的は、12.7cm
(5インチ)またはそれより大きい断面高さを有する空
気タイヤの構成成分の製作に使用することができる、前
述の加硫性ゴムコンパウンドを提供することである。
【0019】本発明のさらに他の目的は、側壁のインサ
ート、ビード充填材、高い速度のインサート材料などを
包含する、空気タイヤの構成成分の製作に有用である加
硫性ゴムコンパウンドを提供することである。
【0020】本発明のなお他の目的は、高いモジュラ
ス、低いヒステリシスおよび空気タイヤの構成において
有用でありかつ平らに走行する状態を支持するために要
求される必要な強化作用を提供するために十分な剛性を
有する加硫性ゴムコンパウンドを提供することである。
【0021】前述の目的の少なくとも1つ、ならびに以
後の説明から明らかになる、既知のゴムコンパウンドを
越えたそれらの利点および空気タイヤにおけるそれらの
使用は、下に記載する本発明により達成される。
【0022】一般に、本発明は、約0〜65重量部のポ
リイソプレン、約25〜35重量部の高スチレン樹脂、
SBRのマスターバッチおよび約0〜65重量部のポリ
ブタジエン、合計の100重量部に対して、約50〜6
0重量部の強化充填材/100重量部のゴム、および少
なくとも5重量部の硫黄/100重量部のゴム、からな
る、高いモジュラスおよび低いヒステリシスを有する加
硫性ゴムコンパウンドに関する。
【0023】本発明は、また、約0〜65重量部のポリ
イソプレン、約25〜35重量部の高スチレン樹脂、S
BRのマスターバッチ、および約0〜65重量部のポリ
ブタジエン、合計の100重量部に対して、約50〜6
0重量部の強化充填材/100重量部のゴム、および少
なくとも5重量部の硫黄/100重量部のゴム、からな
る、高いモジュラス、低いヒステリシスの空気タイヤの
ためのゴムコンパウンドからなる空気タイヤのためのコ
ンパウンドを提供する。
【0024】最後に、本発明は、約0〜65重量部のポ
リイソプレン、約25〜35重量部の高スチレン樹脂、
SBRのマスターバッチ、および約0〜65重量部のポ
リブタジエン、合計の100重量部に対して、約50〜
60重量部の強化充填材/100重量部のゴム、および
少なくとも5重量部の硫黄/100重量部のゴム、から
なる、高いモジュラス、低いヒステリシスの空気タイヤ
のためのゴムコンパウンドからなる少なくとも1種のコ
ンパウンドにより付与された平らに走行する性質を有す
る空気タイヤを提供する。
【0025】前述したように、本発明は、高いモジュラ
ス、低いヒステリシスおよび特定の硬度範囲を有して、
空気タイヤ、とくに平らに走行する特性を有する安全タ
イヤにおける実用性を有する加硫性ゴムコンパウンドに
関する。平らに走行するタイヤの構成成分のために必要
でありそして本発明のゴムコンパウンドがを有する物理
学的性質は、剛性、低い熱の発生およびすぐれた耐熱性
を包含する。剛性は、高いモジュラスおよび高い硬度に
より決定され、平らに走行する、または膨張が不十分で
ある状態における側壁の変位を最小にするために必要で
ある。低い熱の発生は低いヒステリシスに起因し、走行
温度がより低くそして平らに走行する状態のタイヤの作
動の寿命を増加する。最後に、すぐれた耐熱性は、ま
た、平らに走行する状態のタイヤの作動の寿命を増加す
る。すぐれた耐熱性のためには、コンパウンドがすぐれ
た老化および戻り抵抗の性質を有することが必要であ
る。
【0026】本発明によるゴムコンパウンドは、3つの
エラストマーのポリマーのブレンドからなる:ポリイソ
プレン、天然または合成、天然は好ましい;高スチレン
樹脂、SBR(スチレンブタジエンゴム)のマスターバ
ッチ;およびエラストマーのポリブタジエン。スチレン
樹脂、SBRのマスターバッチは高いモジュラスおよび
低いヒステリシスの性質を提供する。このような樹脂の
マスターバッチは、乳濁液のマスターバッチであり、そ
して約40〜48重量%の乳濁液のSBRおよび60〜
52重量%のスチレン樹脂からなり、樹脂のマスターバ
ッチの生成物中の有効スチレンの合計重量は約56〜6
0重量%の範囲である。これらの材料はアメリポル・シ
ンポル・カンパニー(Ameripol Synpol
Company)、ユニロイヤル・グッドリッチ・タ
イヤ・カンパニー(Uniroyal Goodric
h Tier Company)のディビジョン、から
商品名1903および1904で入手可能である。19
03材料は、48重量%SBR1502(BR Tg約
−100℃、スチレンTg約+100℃)および52重
量%の高スチレン樹脂(Tg約+100℃)からなり、
生成物中の合計の有効スチレンは56重量%である。1
904材料は、40重量%SBR1502(BR Tg
約−100℃、スチレンTg約+100℃)および60
重量%の高スチレン樹脂(Tg約+100℃)からな
り、生成物中の合計の有効スチレンは60重量%であ
る。
【0027】本発明のコンパウンドの低いヒステリシス
および低い熱の発生の性質は、低いヒステリシスおよび
低い圧縮永久歪を提供するポリブタジエンゴム、および
低いヒステリシスおよび高い引張り強さを提供するポリ
イソプレンに起因する。適当なポリブタジエンはエラス
トマーであり、そして約1〜3%の1,2−(ビニル)
含量および約96〜98%のシス−1,4含量を有す
る。他の高いビニルのブタジエンは、約12%までの
1,2−含量を有し、また、高いスチレンのSBRマス
ターバッチのレベルを調節すると、適当なであることが
できそして、こうして、実質的に任意の高いビニルの、
エラストマーのポリブタジエンを使用することができ
る。
【0028】本発明のコンパウンドは、合計の100重
量部のゴムコンパウンドに対して(phr)、約0〜6
5重量部のポリイソプレン、約25〜35重量部の高ス
チレン樹脂、SBRのマスターバッチ、および約0〜6
5重量部のポリブタジエンゴムからなる。さらに、本発
明のコンパウンドは、低いヒステリシスの充填材料とし
て約50〜60phrのカーボンブラックからなる。と
くにFEF(ファースト押出ファーネス)、比較的高い
構造および大きい粒子のカーボンブラックは有用であ
る。このようなカーボンブラックのそれ以上の説明は文
献の中に見いだすことができる。参照、例えば、ザ・バ
ンダービルト・ラバー・ハンドブック(The Van
derbilt Rubber Handbook)、
pp.408−424、RTバンダービルト・カンパニ
ー(Vanderbilt Co.)、コネチカット州
06855ノーウォーク(1979)。コンパウンド
は、過酸化物よりむしろ硫黄により硬化し、こうして硫
黄または硫黄のドナーを必要とする。最小には、少なく
とも5phrの硫黄または等しい量のドナーを添加して
高いモジュラスを得る。普通の促進剤を、また、使用し
て、硬化の間に速いモジュラスを提供する。また、約1
〜2phrの普通のタイプの酸化防止剤およびオゾン防
止剤は通常量ですぐれた耐熱性に寄与する。
【0029】本発明のゴムコンパウンドの物理学的性質
に関すると、約1800psi〜4000psiの機械
的モジュラスは適当であり、好ましい範囲は約2600
psi〜2800psiであり、ほぼ2700psiは
最も好ましい。これらのモジュラスは平らに走行する状
態(0psi)においてでありそして15%の歪み範囲
において測定する。硬度の範囲はショアーA硬度の目盛
りで23℃において約80〜97であり、好ましい範囲
は約85〜91であり、88は最も好ましい。同様に、
ヒステリシスは、100℃、10ヘルツおよび7%の橈
みにおいて測定したとき、0.03〜0.20のTan
デルタ(δ)を有し、好ましい範囲は0.03〜0.1
1、最も好ましくは0.03〜0.07である。
【0030】本発明による高いモジュラス、低いヒステ
リシス、硬質の加硫性ゴムコンパウンドは表Iに、コン
パウンド1として、記載した。高スチレン樹脂、SBR
マスターバッチは、表Iにおいて、高いスチレン/SB
Rと表示する。すべてのゴム以外の部分は、ゴムの10
0重量部当たり(phr)の重量部に基づいて表す。コ
ンパウンド1の右に、表Iは各成分について適当な量の
範囲を記載する。本発明のコンパウンドは、コンパウン
ド1についてに示すように、普通の酸化防止剤、抗オゾ
ン剤および促進剤を含有することができる。このような
成分は当業者によく知られおり、本発明はいかなる特定
の酸化防止剤、抗オゾン剤または促進剤の使用、あるい
はそれらの量に限定されないことを理解すべきである。
同様に、本発明の実施は、また、コンパウンド1の特定
の配合物に限定されない。
【0031】
【表1】 表I 高いモジュラス、低いヒステリシス、硬質の加硫性ゴムコンパウンド コンパウンド 範囲 天然ゴム 25.0 0〜65 高いスチレン/SBR 35.0 25〜35 ポリブタジエン 40.0 0〜65 FEFカーボンブラック 50.0 50〜60 亜鉛酸化物 5.0 3〜5 ステアリン酸 1.0 1 ナフテン酸 2.5 2〜4 酸化防止剤a 2.0 1〜2 抗オゾン剤b 1.0 1〜2 硫黄 6.0 5〜8 促進剤c 1.5 1〜2 促進剤d 1.0 0〜1 a)1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリ
ン(TMQ) b)N’−フェニル−p−フェニレンジアミン c)2−(モルホリノチオ)ベンゾチアゾールスルフェ
ンアミド(MBS) d)テトラメチルチウラムモノサルファイド(TMT
M) コンパウンド1を149℃において40分間硬化し、次
いで物理学的性質を測定し、そして表IIに報告する。
【0032】
【表2】 表II コンパウンド1の物理学的性質 モジュラス(未老化) 引張り強さ(psi) 1863 伸び%(破断点) 66.79 モジュラス(老化) 引張り強さ(psi) 2158 伸び%(破断点) 66.79 モジュラス(低い伸び)(psi) 1% 42.0 5% 155.0 10% 256.0 ジュロメーターショアーA 23℃ 86 66℃ 82 MTS Tanδ (100℃、10Mz、7%橈み) 0.07 (23℃、10Mz、7%橈み) 0.16 (66℃、10Mz、7%橈み) 0.18 振子のリバウンド 23℃ 60 66℃ 62 動的モジュラス 150℃ 10Mz 4.3×107ダイン/cm2 表IIに報告する結果から明らかなように、本発明のゴ
ムコンパウンドは高いモジュラス、低いヒステリシスお
よび比較的高いショアーA硬度を提供した。
【0033】前述したように、本発明のゴムコンパウン
ドを使用して空気タイヤの構成成分を製作することがで
きる。図面に関すると、タイヤの断面図が示されてお
り、高いプロフィルの空気タイヤの典型的な構成成分を
描写する。数字1により全体的示すタイヤは、トレッド
部分5を包含し、これは1対の側壁4に隣接して1対の
トレッドの肩3において終わり、側壁4は軸方向の外側
の肩3から半径方向に6で全体的に示す1対のビード部
分に伸びる。典型的な空気タイヤにおけるように、タイ
ヤの内部は高い空気不透過性の材料から形成された内側
のライナー7を、タイヤのカーカスを形成する1対の本
体のプライ8および9と組み合わせて包含する。本体の
プライ8および9はビード部分6のまわりに延びそし
て、それぞれ、ターンアップエンド10および11にお
いて終わる。各ビード部分6は、通常の環状ビードワイ
ヤ13および全体的に三角形のビード充填材14から成
る。摩耗性ガムのストリップ16は、好ましくは、仕上
げられたタイヤとともに成形し、そしてタイヤを取り付
けるべきホイールリムの各フランジに隣接して位置す
る。
【0034】通常のワイヤおよび/またはファブリック
の強化ベルト12は、本体のカーカスプライ8および9
とトレッド部分2との間に位置する。これらのタイヤの
すべては、タイヤの側壁を形成する、一体的に形成され
た内部および外部のゴムのケーシング内に含有される。
タイヤの断面高さは「H」で示されており、そして本発
明の目的に従い、少なくとも12.7cm(5インチ)
またはそれより大きい高さを考え、ここにおいて高いプ
ロフィルのタイヤと呼ぶ。乗用車のタイヤの命名法、例
えば、P225/60R16において、数225はタイ
ヤの断面の幅(mm)を表し、16はタイヤの直径(イ
ンチ)を表し、そして60はタイヤの断面の幅に関する
断面の高さの比(%)を表す。こうしてこれまで、前述
のタイヤの構成は変化することができる一般の空気タイ
ヤの構成の例示である。
【0035】さらに、図面に描写するタイヤは、高いプ
ロフィルの空気安全タイヤの提供を促進する、いくつか
の新しい構成成分を包含する。これらの1つは側壁のイ
ンサートであり、これは21に示す1対の一般に三日月
形のエラストマーの強化部材からなり、これらは内側の
ライナー7と本体のプライ8および9との間に取り付け
られ、そしてトレッド部分2の隣接するトレッドの肩3
からタイヤの側壁に沿ってビード充填材14の先端22
に一般に隣接する位置に延びる。他の構成成分は、側壁
4と本体のカーカスプライ8および9との間に位置す
る、1対のバイアスした強化ストリップまたはプライ2
5、およびエラストマーの強化部材21からなり、後者
はタイヤの側壁に沿ってビード充填材14の先端22よ
り下の位置に延びる。このようなタイヤ構成、とくに平
らに走行する作動のために安全タイヤとして設計された
タイヤ構成のより詳細な説明について、参照、本出願人
による同時継続米国出願第 号、その主題を
ここに引用によって加える。本発明のゴムコンパウンド
は側壁のインサート21に対する特定の応用可能性を有
する。さらに、それらはビード充填材14において使用
することができる。もちろん、当業者にとって明らかな
ように、本発明のコンパウンドの使用は空気タイヤのた
めの構成成分の製作にのみ限定されず、高いモジュラス
khおよび比較的高いショアーA硬度を有するゴムコン
パウンドを望む場合において利用することができる。
【0036】本発明のゴムコンパウンドの物理学的性質
に関すると、約1800psi〜4000psiの機械
的モジュラスは適当であり、好ましい範囲は約2600
psi〜2800psiであり、ほぼ2700psiは
最も好ましい。これらのモジュラスは平らに走行する作
動の状態においてであり、そして15%の歪み範囲にお
いて測定する。硬度の範囲はショアーA硬度の目盛りで
約80〜97であり、好ましい範囲は約85〜91であ
り、88は最も好ましい。同様に、ヒステリシスは、1
00℃、10ヘルツおよび7%の橈みにおいて測定した
とき、0.03〜0.11、最も好ましくは0.03〜
0.07のTan δを有する。
【0037】結論すると、前の実施例および明細書の開
示から明らかなように、本発明のコンパウンドは改良さ
れた物理学的性質を有し、これらの物理学的性質は、引
き続いて、その中に組み込まれる構成成分の製作に使用
するとき、空気タイヤの平らに走行する性能を改良す
る。本発明の実施はここにおいてまたはそこで提供され
る典型的なゴムのポリマーの開示により例示したコンパ
ウンド1を含有する天然ゴムの配合物に限定されないこ
と、および実施例は本発明の実施を単に実証するために
提供されたことを理解すべきである。当業者は、上でな
した開示に従う他の高いモジュラス、低いヒステリシス
のゴムコンパウンドを容易に選択し、そして配合するこ
とができる。
【0038】そのうえ、前述したように、本発明は空気
タイヤのための側壁のインサートとしてこのようなゴム
コンパウンドの使用に限定されず、あるいは空気タイヤ
それ自体にさえ限定されない。こうして、ここに開示お
よび記載した本発明の範囲から逸脱しないで、可変の実
施態様のいずれをも決定およびコントロールすることが
できと信じられる。そのうえ、本発明の範囲は本発明の
範囲内に入る、すべての変更および変動を包含する。
【0039】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0040】1、約0〜65重量部のポリイソプレン、
約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスタ
ーバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエン、
合計の100重量部に対して、約50〜60重量部の強
化充填材/100重量部のゴム、および少なくとも5重
量部の硫黄/100重量部のゴム、からなる、高いモジ
ュラスおよび低いヒステリシスを有する加硫性ゴムコン
パウンド。
【0041】2、機械的モジュラスは15%の歪み範囲
において約1800〜4000psiの範囲である、上
記第1項記載の加硫性ゴムコンパウンド。
【0042】3、100℃、7%の橈みおよび10Hz
において測定して、約0.03〜0.20のTan δ
を有する、上記第1項記載の加硫性ゴムコンパウンド。
【0043】4、約80〜97のショアーA硬度を有す
る、上記第1項記載の加硫性ゴムコンパウンド。
【0044】5、約25重量部のポリイソプレン、約3
5重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスターバッチ、
および約40重量部のポリブタジエン、および約50重
量部の強化充填材/100重量部のゴムからなる、上記
第1項記載の加硫性ゴムコンパウンド。
【0045】6、強化充填材はカーボンブラックからな
る、上記第5項記載の加硫性ゴムコンパウンド。
【0046】7、さらに6重量部の硫黄/100重量部
のゴムからなる、上記第6項記載の加硫性ゴムコンパウ
ンド。
【0047】8、約0〜65重量部のポリイソプレン、
約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスタ
ーバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエン、
合計の100重量部に対して、約50〜60重量部の強
化充填材/100重量部のゴム、および少なくとも5重
量部の硫黄/100重量部のゴム、からなる、高いモジ
ュラス、低いヒステリシスの加硫性ゴムコンパウンドか
らなる空気タイヤのための成分。
【0048】9、前記ゴムコンパウンドの機械的モジュ
ラスは15%の歪み範囲において約1800〜4000
psiの範囲である、上記第8項記載の空気タイヤのた
めの成分。
【0049】10、前記ゴムコンパウンドのTan δ
は、100℃、7%の橈みおよび10Hzにおいて測定
して、約0.03〜0.20の範囲である、上記第8項
記載の空気タイヤのための成分。
【0050】11、前記ゴムコンパウンドのショアーA
硬度は約80〜97の範囲である、上記第8項記載の空
気タイヤのための成分。
【0051】12、約25重量部のポリイソプレン、約
35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスターバッ
チ、および約40重量部のポリブタジエン、および約5
0重量部の強化充填材/100重量部のゴムからなる、
上記第8項記載の空気タイヤのための成分。
【0052】13、強化充填材はカーボンブラックから
なる、上記第12項記載の空気タイヤのための成分。
【0053】14、さらに6重量部の硫黄/100重量
部のゴムからなる、上記第13項記載の空気タイヤのた
めの成分。
【0054】15、側壁のインサートを含む、上記第8
項記載の空気タイヤのための成分。16、ビード充填材
を含む、上記第8項記載の空気タイヤのための成分。
【0055】17、約0〜65重量部のポリイソプレ
ン、約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマ
スターバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエ
ン、合計の100重量部に対して、約50〜60重量部
の強化充填材/100重量部のゴム、および少なくとも
5重量部の硫黄/100重量部のゴム、からなる、高い
モジュラス、低いヒステリシスの加硫性ゴムコンパウン
ドからなる少なくとも1種の成分により付与された平ら
に走行する性質を有する空気タイヤ。
【0056】18、前記ゴムコンパウンドの機械的モジ
ュラスは15%の歪み範囲において約1800〜400
0psiの範囲である、上記第17項記載の空気タイ
ヤ。
【0057】19、前記ゴムコンパウンドのTan δ
は、100℃、7%の橈みおよび10Hzにおいて測定
して、約0.03〜0.20の範囲である、上記第17
項記載の空気タイヤ。
【0058】20、前記ゴムコンパウンドのショアーA
硬度は約80〜97の範囲である、上記第17項記載の
空気タイヤ。
【0059】21、前記ゴムコンパウンドが、約25重
量部のポリイソプレン、約35重量部の高スチレン樹
脂、SBRのマスターバッチ、および約40重量部のポ
リブタジエン、および約50重量部の強化充填材/10
0重量部のゴムからなる、上記第17項記載の空気タイ
ヤ。
【0060】22、強化充填材はカーボンブラックから
なる、上記第21項記載の空気タイヤ。
【0061】23、さらに6重量部の硫黄/100重量
部のゴムからなる、上記第22項記載の空気タイヤ。
【0062】24、前記成分が、側壁のインサートを含
む、上記第17項記載の空気タイヤ。
【0063】25、前記成分が、ビード充填材を含む、
上記第17項記載の空気タイヤ。
【図面の簡単な説明】
【図1】平らに走行する作動のために設計されたタイヤ
の構成の断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 トレッド部分 3 トレッドの肩 4 1対の側壁 6 1対のビード部分 7 内側のライナー 8 1対の本体のプライ、本体のカーカスプライ 9 1対の本体のプライ、本体のカーカスプライ 10 ターンアップエンド 11 ターンアップエンド 12 ヤイヤおよび/またはファブリックの強化ベルト 13 ビードワイヤ 14 三角形のビード充填材 21 三日月形のエラストマーの強化部材、側壁のイン
サート 22 先端 25 1対のバイアスした強化ストリップまたはプライ H 断面高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 25/10 C08L 25/10 (56)参考文献 特開 昭58−167632(JP,A) 特開 昭54−94544(JP,A) 特開 昭59−164207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 9/00 C08L 25/08 C08L 25/10 C08K 3/04 B60C 1/00 B60C 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約0〜65重量部のポリイソプレン、 約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスタ
    ーバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエン、
    合計の100重量部に対して、 約50〜60重量部の強化充填材/100重量部のゴ
    ム、および少なくとも5重量部の硫黄/100重量部の
    ゴム、からなる、高いモジュラスおよび低いヒステリシ
    スを有する加硫性ゴムコンパウンド。
  2. 【請求項2】 約0〜65重量部のポリイソプレン、 約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスタ
    ーバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエン、
    合計の100重量部に対して、 約50〜60重量部の強化充填材/100重量部のゴ
    ム、および少なくとも5重量部の硫黄/100重量部の
    ゴム、からなる、高いモジュラス、低いヒステリシスの
    加硫性ゴムコンパウンドからなる空気タイヤのための成
    分。
  3. 【請求項3】 約0〜65重量部のポリイソプレン、 約25〜35重量部の高スチレン樹脂、SBRのマスタ
    ーバッチ、および約0〜65重量部のポリブタジエン、
    合計の100重量部に対して、 約50〜60重量部の強化充填材/100重量部のゴ
    ム、および少なくとも5重量部の硫黄/100重量部の
    ゴム、からなる、高いモジュラス、低いヒステリシスの
    加硫性ゴムコンパウンドからなる少なくとも1種の成分
    により付与された平らに走行する性質を有する空気タイ
    ヤ。
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