JP4081720B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像形成処理の制御に関する。
例えば、通信端末から送信された印刷データに基づき印刷動作を行うプリンタのなかには、下記特許文献1にも開示されているように、いわゆるセキュアプリント機能を備えたものがある。このセキュアプリント機能は、上記通信端末側で機密指定された特定の印刷データについては、ユーザがプリンタ側の操作パネルで所定のパスワードを入力しなければ印刷処理が実行されないようにする機能である。これにより、例えば極秘文書など他人に見られたくないような情報を印刷する際のセキュリティーを高めることができる。
特開2003−186657公報
ところで、上記所定のパスワードが入力され機密指定された特定の印刷データの印刷処理が開始された後に、例えば紙詰まりや用紙切れなどによって上記印刷処理が中断されることがある。この場合、従来のプリンタでは、中断が解消された後は、たとえ機密指定された特定の印刷データであっても常にそのまま印刷されてしまう構成になっている。従って、例えば中断の解消作業を特定データを印刷要求した本人以外の者が行った場合には、そのまま印刷が再開され、上記本人以外の者に特定データの内容が知られてしまうという問題が生じ得る。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、特定データについて画像形成処理の中断事由が生じてもその内容が他人に知られることを防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、画像形成手段と、ユーザを認証する認証用情報が入力される認証情報入力手段と、機密指定された特定データについて、当該特定データの画像形成処理の実行を許可するか否かを、前記認証情報入力手段に入力された認証用情報に基づいて判断する実行許可判断手段と、前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記特定データの画像形成処理を前記画像形成手段に実行させる実行制御手段とを備えた画像形成装置において、前記実行許可判断手段で許可すると判断された後に前記特定データの画像形成処理が中断した場合、その中断事由が解消されたか否かを判断する中断解消判断手段と、前記中断解消判断手段で中断事由が解消されたと判断された場合、前記認証情報入力手段に認証用情報が再度入力されたか否かを判断する再入力判断手段と、前記中断事由の種類を識別する識別手段と、前記再入力判断手段で認証用情報が再入力されたと判断され、かつ、この再入力された認証用情報に基づき前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記画像形成手段に前記特定データの画像形成処理を再開させる条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを、前記識別手段で識別された中断事由の種類に基づき決める第2決定手段とを備え、前記実行制御手段は、前記第2決定手段での決定に基づき前記条件付き再開処理または前記条件なし再開処理を選択的に実行することを特徴とする。
なお、本発明で「認証用情報」としては、例えばパスワード等の識別情報の他に、指紋、虹彩等、画像形成要求者を特定するための特定情報であってもよい。
また、「認証情報入力手段」としては、画像形成装置自体に設けられユーザによる入力操作によって情報が入力されるものの他に、例えば人間の指紋や虹彩などを取得する取得手段を備え、この取得手段で取得された情報が入力されるものであってもよい。また、例えば通信回線(有線、無線問わず)を介して外部機器(端末装置等)から送信された情報が入力されるものであってもよい。
請求項2の発明は、画像形成手段と、ユーザを認証する認証用情報が入力される認証情報入力手段と、機密指定された特定データについて、当該特定データの画像形成処理の実行を許可するか否かを、前記認証情報入力手段に入力された認証用情報に基づいて判断する実行許可判断手段と、前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記特定データの画像形成処理を前記画像形成手段に実行させる実行制御手段とを備えた画像形成装置において、前記実行許可判断手段で許可すると判断された後に前記特定データの画像形成処理が中断した場合、その中断事由が解消されたか否かを判断する中断解消判断手段と、前記中断解消判断手段で中断事由が解消されたと判断された場合、前記認証情報入力手段に認証用情報が再度入力されたか否かを判断する再入力判断手段と、前記画像形成処理の中断からその中断事由が解消されるまでの経過時間を計時する解消計時手段と、前記再入力判断手段で認証用情報が再入力されたと判断され、かつ、この再入力された認証用情報に基づき前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記画像形成手段に前記特定データの画像形成処理を再開させる条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを、前記解消計時手段での計時結果に基づき決める第1決定手段と、前記中断事由の種類を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された中断事由の種類に基づき、前記条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを決める第2決定手段とを備え、前記実行制御手段は、前記第2決定手段で前記条件なし再開処理を実行すると決定された場合であっても、前記第1決定手段で前記条件付き再開処理を実行すると決定された場合には、当該条件付き再開処理を実行することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記各中断事由を、前記特定データの画像形成要求をした者が前記画像形成装置本体から離れることなく対処できる可能性が高い第1中断事由と、その第1中断事由以外の第2中断事由とに分類した分類情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された分類情報に基づき前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものか、前記第2中断事由に属するものかを判別する判別手段とを備え、前記第2決定手段は、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものであると判別されたときには、前記条件なし再開処理の実行と決定する一方で、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第2中断事由に属するものであると判断されたときには、前記条件付き再開処理の実行と決定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記各中断事由を、前記画像形成装置本体に対し、消耗品を補給する必要がある第3中断事由と、その第3中断事由以外の第4中断事由とに分類した分類情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された分類情報に基づき前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第3中断事由に属するものか、前記第4中断事由に属するものかを判別する判別手段とを備え、前記第2決定手段は、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第4中断事由に属するものであると判別されたときには、前記条件なし再開処理の実行と決定する一方で、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第3中断事由に属するものであると判断されたときには、前記条件付き再開処理の実行と決定することを特徴とする。
なお、上記請求項3,4の構成を組み合わせた下記の構成であってもよい。
即ち、「請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記各中断事由を、前記特定データの画像形成要求をした者が、前記画像形成装置本体から離れることなく対処可能な第1中断事由と、前記画像形成装置本体から離れ消耗品を補給する必要がある第3中断事由とに分類した分類情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された分類情報に基づき前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものか、前記第3中断事由に属するものかを判別する判別手段とを備え、前記第2決定手段は、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものであると判別されたときには、前記条件なし再開処理の実行と決定する一方で、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第3中断事由に属するものであると判断されたときには、前記条件付き再開処理の実行と決定することを特徴とする構成。」
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記画像形成処理の中断を指示するための中断指示情報が入力される中断指示入力手段が設けられ、前記画像形成手段は、前記中断指示入力手段に前記中断指示情報が入力されることで前記特定データの画像形成処理を中断することを特徴とする。
なお、「中断指示入力手段」としては、画像形成装置自体に設けられユーザの入力操作によって中断指示情報が入力されるものの他に、例えば通信回線(有線、無線問わず)を介して外部機器(端末装置等)から送信された中断指示情報が入力されるものであってもよい。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記中断指示情報の入力による中断を解除するための解除指示情報が入力される解除指示入力手段と、前記解除指示入力手段に前記解除指示情報が入力されたか否かを判断する解除指示判断手段と備え、前記実行制御手段は、前記解除指示判断手段にて前記解除指示情報が入力されたと判断されたことを条件に、前記条件付き再開処理を実行することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記条件付き再開処理において、前記認証情報入力手段に前記認証用情報が入力されるまでの待機時間を計時する待機計時手段と、前記待機計時手段で計時された待機時間が所定時間を越えたか否かを判断する待機時間判断手段と、前記待機時間判断手段にて前記待機時間が前記所定時間を越えたと判断された場合に、そのとき処理の対象となっている特定データ以外のデータを画像形成処理可能な状態へと移行する第1移行手段とを備えたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記特定データの画像形成処理を取り消すための取消指示情報が入力される取消指示入力手段と、前記取消指示入力手段に前記取消指示情報が入力されたか否かを判断する取消指示判断手段と、前記取消指示判断手段にて前記取消指示情報が入力されたと判断された場合、そのとき処理の対象となっている特定データ以外のデータを画像形成処理可能な状態へと移行する第2移行手段とを備えたことを特徴とする。
なお、「取消指示入力手段」としては、画像形成装置自体に設けられユーザの入力操作によって取消指示情報が入力されるものの他に、例えば通信回線(有線、無線問わず)を介して外部機器(端末装置等)から送信された取消指示情報が入力されるものであってもよい。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記認証用情報はパスワードであることを特徴とする。
<請求項1及び請求項9の発明>
本構成によれば、認証用情報(例えばパスワード)が入力され実行許可判断手段で許可すると判断され実行された特定データの画像形成処理が中断し、その中断事由が解消された場合であっても、認証情報入力手段に認証用情報が再度入力され、この認証用情報に基づき実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、特定データの画像形成処理が再開される構成とした。
従って、機密指定された特定データ(例えば機密資料データ)の画像形成要求をした本人が画像形成装置近辺におらず、他の者によって中断事由が解消された場合に、上記特定データの画像形成処理がそのまま再開され、上記他の者に特定データの内容が知られてしまうことを防止できる。
さらに、本構成によれば、画像形成処理の中断事由に基づき条件付き再開処理を実行するか、条件なし再開処理を実行するかを切り替える構成になっている。
より具体的には、中断事由が、例えば紙詰まりなど、その解消までに時間がそれほどかからないと考えられるものである場合、特定データの画像形成要求をした本人がそのまま画像形成装置のそばにいる可能性が高いと考えられる。従って、この場合には、上記条件なし再開処理を実行しても差し支えない。一方、中断事由が、例えばトナー交換や用紙補充などでその交換品等を他の場所に取りに行く必要があり、その解消までにある程度時間がかかる場合、特定データの画像形成要求をした本人が画像形成装置のそばにいない可能性が高いと考えられる。従って、この場合には、条件付き再開処理を実行するように構成した。
請求項2の発明>
例えば中断事由が用紙(記録媒体)サイズエラーであるとき、特定データの画像形成要求をした本人が、用紙を所望のサイズのものに交換して画像形成処理を再実行させる場合と、用紙交換をせずにそのままのサイズの用紙に画像形成処理を強制的に再実行させる場合がある。そして、例えば上記用紙サイズエラーが第2決定手段において条件なし再開処理を実行すると決定される中断事由とされている場合であっても、中断から解消までの経過時間が所定時間内であるときには、上述の強制的な再実行であるとして条件なし再開処理が実行される。一方、上記経過時間が所定時間を越えるときには、用紙サイズの交換のために上記本人が画像形成装置のそばにいない可能性があり、このときには条件付き再開処理を実行するようにした。
請求項3,4の発明>
条件付き再開処理を実行すると決定する中断事由と、条件なし再開処理を実行すると決定する中断事由との分類を、特定データの画像形成要求をした者が画像形成装置本体から離れることなく対処可能な事由かどうかで行ったパターンである。
請求項5の発明>
例えば認証用情報が入力され特定データの画像形成処理の実行途中で、その特定データの画像形成要求をした本人が例えば急用などで画像形成装置から離れざるを得ない事態が生じ得る。そこで、本構成では、特定データの画像形成処理を強制的に中断可能な構成とし、これにより、上記本人が画像形成装置を離れた後に特定データの画像形成処理が続行されてしまうことを防止できる。
請求項6の発明>
本構成によれば、解除指示情報が入力されることで中断指示による中断事由が解消される構成とした。つまり、中断指示情報の入力が本発明の中断事由とされ、解除指示情報の入力が本発明の中断事由の解消とされ、上記請求項1ないし請求項5の各構成が適用されるのである。
請求項7の発明>
条件付き再開処理状態において所定時間以上経っても認証用情報の入力がされない場合があり、このままでは例えば後続する他のデータの画像形成処理ができなくなる。そこで、本構成では、このような場合に、特定データの画像形成処理を行わずに他のデータを処理可能な状態へと強制的に移行する構成とした。
請求項8の発明>
本構成によれば、例えば特定データの画像形成要求をした本人以外の者でも取消指示入力手段に取消指示情報が入力されることで、条件付き再開処理状態において認証用情報の入力がされない場合であっても、他の者のデータを画像形成処理可能な状態へと強制的に移行することができる。
また、認証用情報が入力され、かつ、実行許可判断手段で許可しないと判断された事態が所定回数継続された場合に取消指示入力手段に取消指示情報を与える構成としてもよい。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1の画像形成装置としてのプリンタについて、図1から図3を用いて説明する。
1.プリンタの構成
まず図1は、第1実施形態のプリンタ10の構成を表すブロック図である。
このプリンタ10は、用紙上への印刷動作を行うエンジン12(本発明の「画像形成手段」に相当)と、外部から入力操作を行うための操作キー及び情報を表示する表示器からなる操作部14と、LAN(ローカルエリアネットワーク)2を介してデータの送受信を行うLANインターフェイス16と、中断検知部18と、これらを制御するメインコントローラ20とを備えている。
そして、メインコントローラ20は、本プリンタ10を作動させるための各種のプログラムを記憶するROM22と、ROM22に記憶されたプログラムに従い動作するCPU30と、CPU30による演算結果等を一時的に記憶するRAM24と、不揮発性のNVRAM26と、データの入出力を仲介するI/Oポート28とを備えている。中断検知部18は、後述する印刷データの印刷動作の中断を検知するとともにその中断事由の種類を識別する。
また、本プリンタ10が接続されるLAN2には、通信端末としての複数のパソコン4,4,…が接続されている。
ここで、各パソコン4では、当該パソコン4上の画像(文書や絵,図等)をプリンタ10に印刷させるために使用者が行う印刷要求操作において、次述する機密印刷を行わせるか否かの設定をさせるようになっている。
具体的には、使用者により印刷要求操作が行われている際、ディスプレイに表示する設定画面に、プリンタ10に機密印刷を行わせるか否かを指定させるためのチェックボックス及び使用者が予め定めた所定のパスワード(例えば、ユーザIDなど)の入力欄を用意する。そして、このチェックボックスがチェックされた場合(即ち、機密印刷を行わせる旨の指定がされた場合)には、パスワードの入力も行わせるようにする。こうして、チェックボックスがチェックされると共に、ユーザIDが入力された状態で印刷要求操作が完了されると、印刷対象の画像を表す印刷データ(本発明の「機密指定された特定データ」に相当。以下、「機密印刷データ」という)と共に、この機密印刷データについて機密印刷の実施を指示する機密印刷指示情報及び入力されたパスワードを、プリンタ10へ送信する。なお、例えばパスワードがユーザIDであって、パソコン4が各個人専用のものである等、ユーザIDを入力しなくてもパソコン4側で使用者のユーザIDを把握している場合には、その把握しているユーザIDを送信することで、ユーザIDの入力を不要にしてもよい。
2.印刷処理
次に、プリンタ10のCPU30が行う印刷処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、本印刷処理は、LANインターフェイス16を介して印刷データが受信されることにより開始される。
この印刷処理が開始されると、まずS1にて、受信された印刷データを、用紙に印刷する直前の状態まで展開する。また、それとともに、受信したパスワードを例えばNVRAM26に記憶する(以下、このパスワードを「認証用パスワード」という)。そして、S2で、この印刷データと共に機密印刷指示情報が受信されたか否かを判定する。つまり、受けた印刷データが機密印刷データか否かを判定する。
ここで機密印刷指示情報が受信されていないと判定した場合(S2で「N」)には、S5で印刷データが表す画像の用紙への印刷をエンジン12に開始させて、本印刷処理を終了する。なお、以下の説明では、印刷データが表す画像の印刷を、単に、印刷データの印刷と表現する。
一方、機密印刷指示情報が受信されたと判定した場合(S2で「Y」)には、操作部14の表示器にパスワード入力を要求する画面を表示させ、パスワード入力(S3)があったときには、この入力されたパスワードがNVRAM26に記憶された上記認証用パスワードと一致するか否かを判断する(S4)。このとき、CPU30は、本発明の「実行許可判断手段」及び「実行制御手段」として機能する。また、操作部14は本発明の「認証情報入力手段」として機能し、ここに入力されるパスワードが「認証用情報」に相当する。そして、一致した場合(S4で「Y」)には、この機密印刷データの印刷を開始する。
3.機密印刷データの印刷動作中断時の処理
図3は、機密印刷データの印刷動作中断時の処理を示したフローチャートである。CPU30は、S10で上記中断検知部18での検知信号に基づき機密印刷データの印刷処理が中断したか否かを判断する。そして、何ら中断事由が発生せず中断検知部18から検出信号を受けていないときには(S10で「N」)、そのまま機密印刷データの印刷処理を続行し、この機密印刷データの印刷処理が全て完了するまで中断事由が発生しなければ、このまま印刷処理を終了する(S15)。
一方、何らかの中断事由が発生し機密印刷データの印刷動作が中断して中断検知部18からの検出信号を受けたときには(S10で「Y」)、この検出信号を受けたとき(つまり、中断事由が発生したとき)から中断事由が解消するまでの経過時間のカウントを開始する(S11)。このとき、CPU30は「解消計時手段」として機能する。そして、S12で、上記中断検知部18からの検知信号を依然受けているかどうかを判断する。このとき、CPU30は「中断解消判断手段」として機能する。
そして、中断検知部18からの検知信号を受けなくなったとき(つまり、中断事由が解消されたとき。S12で「Y」)、S13で中断事由発生からの経過時間(以下、単に「中断時間」という)が例えば60秒未満である場合には(S13で「Y」)、当該機密印刷データの印刷処理を再開する(S14)。つまり、本発明でいう「条件なし再開処理」を実行するのである。このように中断時間が短い場合には、機密印刷データの印刷要求をした本人自身が中断事由の解消作業を行いプリンタ10のそばにいる可能性が高いと考えられる。つまり、上記本人自身がプリンタ10の前にいて即座に中断エラーに気付きその解消作業に自ら対処した可能性が高いためである。従って、この場合には、上記条件なし再開処理を実行しても差し支えない。
次に、中断時間が例えば60秒以上5分未満である場合には(S13で「N」かつS16で「Y」)、上述した図2のS3,4と同様に、操作部14の表示器にパスワード入力を要求する画面を表示させ、パスワード入力(S17)があったときには、この入力されたパスワードがNVRAM26に記憶された上記認証用パスワードと一致するか否かを判断する(S18)。このとき、CPU30は、本発明の「再入力判断手段」、「実行許可判断手段」及び「実行制御手段」として機能する。そして、一致した場合(S18で「Y」)には、この機密印刷データの印刷を開始する(S14)。つまり、本発明でいう「条件付き再開処理」を実行するのである。また、このとき、CPU30は「第1決定手段」として機能する。このように中断時間がある程度長い場合には、機密印刷データの印刷要求をした本人自身がプリンタ10のそばにおらず他の者が中断事由の解消作業を行った可能性が高い。従って、この場合には、条件付き再開処理を実行する必要がある。
一方、中断時間が5分以上、或いは5分以上経っても中断が解消されない場合(S16で「N」)、当該機密印刷データの印刷処理をキャンセルし、後続する他の印刷データについて印刷処理可能な状態(READY状態)に移行する(S19)。なお、このとき、キャンセルされた機密印刷データは消去される。このように中断時間が長く放置されている場合には、後続する他の印刷データについて印刷処理可能な状態に移行することが望ましい。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態によれば、機密印刷データの印刷処理が中断し、その中断事由が解消された場合であっても、認証用パスワードと一致するパスワードを再度入力しない限り、当該機密印刷データの印刷処理が再開されない構成とした。従って、機密印刷データの印刷要求をした本人がプリンタ10近辺におらず、他の者によって中断事由が解消された場合に、上記機密印刷データの印刷処理がそのまま再開され、他の者に機密印刷データの内容が知られてしまうことを防止できる。
(2)また、中断時間の長さに応じて条件なし再開処理を実行したり、条件付き再開処理を実行する構成なので、印刷要求をした本人がプリンタ10近辺におり中断時間がある程度短いときには再度のパスワード入力を行うことなく印刷処理を再開することができる。
<実施形態2>
図4は(請求項1の発明に対応する)実施形態2を示す。前記実施形態との相違は、条件付き再開処理を実行するか、或いは、条件なし再開処理を実行するかの決定方法にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
1.中断事由の種類
印刷データの印刷動作の中断事由には例えば次のものがある。
(1)グループ1(その解消までに時間がそれほどかからずその場で解決できる可能性が高い中断事由。「第1中断事由」に相当。請求項4では第4中断事由に含まれる。)
a.例えば、トナーカートリッジ交換などのためにプリンタ10本体に設けられた開閉扉が開いたことによる中断事由。
b.用紙が給紙中に詰まったことによる中断事由(いわゆる紙詰まり)。
c.プリンタ10に着脱可能に設けられた給紙カセットが正規に装着されていないことによる中断事由。
d.印刷済み用紙が排出される排紙トレイに所定量以上の印刷済み用紙が蓄積されたことによる中断事由。
(2)グループ2(消耗品を補給するなど、その場を一時的に離れなければ解決できない可能性が高い中断事由。「第3中断事由」に相当。請求項3では第2中断事由に含まれる。)
a.給紙カセット内の用紙がなくなったことによる中断事由。
b.トナーがなくなり、トナーカートリッジを交換する必要があることによる中断事由。
c.印刷要求した用紙サイズが給紙カセットになかったりなどのサイズエラーによる中断事由。
d.ユーザによる中断指示による中断事由。本実施形態では、例えば上記操作部14の所定の操作によって、機密印刷データの印刷動作を強制的に中断させるとともに、再開させることができるようになっている。そして、この中断指示による中断事由も上記中断検知部18で検知されそれに応じた検知信号がCPU30に与えられるようになっている。このとき、操作部14は、「中断指示入力手段」及び「解除指示入力手段」として機能し、CPU30は「解除指示判断手段」として機能する。
(3)グループ3(メーカのサービスマンを呼ばないと解決できない重度の中断事由)
本実施形態では、例えばNVRAM26に上記グループ1及びグループ2に属する各中断事由がグループ毎に分類されグループ分類情報として記憶されている。従って、NVRAM26は本発明の「記憶手段」としても機能する。また、上記中断検知部18は、プリンタ10の各部で生じる中断事由をその種類を識別しつつ検知しその中断事由の種類に応じた検出信号をCPU30に与える。従って、中断検知部18は本発明の「識別手段」として機能する。
2.機密印刷データの印刷動作中断時の処理
図4は、機密印刷データの印刷動作中断時の処理を示したフローチャートである。なお、上記実施形態1と同様のステップについては同一符号を付して説明を省略する。CPU30は、何らかの中断事由が発生し機密印刷データの印刷動作が中断して中断検知部18からの検出信号を受けたときには(S10で「Y」)、S20で上記検出信号に基づきその中断事由がグループ1に属するものなのか、グループ2に属するものなのかをNVRAM26に記憶されたグループ分類情報に参照して判別する。このとき、CPU30は「判別手段」として機能する。
そして、グループ1に属する場合(S20で「Y」)には、中断が解消され次第、当該機密印刷データの印刷処理を再開する(S21,22)。つまり、条件なし再開処理を実行するのである。上述したように、グループ1はその場で解決できる軽度の中断事由であり、機密印刷データの印刷要求をした本人が解消作業をしそのままプリンタ10のそばにいる可能性が高いと考えられる。従って、この場合には、上記条件なし再開処理を実行しても差し支えない。
一方、中断事由がグループ2に属する場合(S20で「N」かつS22で「Y」)には、中断が解消され次第、パスワード入力を要求し、その入力したパスワードが認証用パスワードと一致した場合にのみ機密印刷データの印刷処理を再開する条件付き再開処理を実行する(S23,17,18)。従って、CPU30は「第2決定手段」として機能する。上述したように、グループ2は、その場を一時的に離れなければ解決できない中断事由であり、その解消までにある程度時間がかかる場合、機密印刷データの印刷要求をした本人がプリンタ10のそばにいない可能性が高いと考えられる。従って、この場合には、条件付き再開処理を実行する必要がある。
また、中断事由がグループ1及びグループ2のいずれにも属さない場合(S22で「N」)、当該機密印刷データの印刷処理をキャンセルし、後続する他の印刷データについて印刷処理可能な状態(READY状態)に移行する(S19)とともに、例えばメーカのサービスマンを呼び必要がある旨のメッセージを操作部14の表示器に表示する(S24)。
3.本実施形態の効果
(1)本実施形態では、中断事由の種類に応じて条件なし再開処理を実行したり、条件付き再開処理を実行する構成なので、その場で解決できる軽度の中断事由(グループ1)の場合には、印刷要求をした本人がプリンタ10近辺にいる可能性が高く再度のパスワード入力を行うことなく印刷処理を再開することができる。一方、消耗品の交換品を他の場所に取りに行く必要があるなど中程度の中断事由である場合には、上記本人がプリンタ10のそばにいない可能性が高いため、条件付き再開処理を実行する構成とした。
(2)また、操作部14での所定の操作によって機密印刷データの印刷動作を強制的に中断できる構成としたから、当該機密印刷データの印刷要求をした本人が急用でプリンタ10から離れざるを得ない事態が生じても、本人がプリンタ10を離れた後に機密印刷データの印刷処理が続行されてしまうことを防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態1の中断時間に基づく第1決定手段としての処理(図3に示す処理)と、実施形態2の中断事由の種類に基づく第2決定手段としての処理(図4に示す処理)との両方を有し、第2決定手段で条件なし再開処理を実行すると決定された場合であっても、第1決定手段で条件付き再開処理を実行すると決定された場合には、条件付き再開処理を実行する構成としてもよい(請求項2の構成)。このような構成であれば、例えば中断事由が用紙サイズエラーであるとき、機密印刷データの印刷要求をした本人が、用紙を所望のサイズのものに交換して印刷処理を再実行させたい場合と、用紙交換をせずにそのままのサイズの用紙に印刷処理を強制的に再実行させたい場合とに対処することができる。
(2)上記各実施形態のS17,18において、パスワード入力要求後、所定時間を超えてもパスワードの入力がされない場合や、認証用パスワードと一致しないパスワードが所定回数入力された場合には、上記READY状態に移行する構成としてもよい(請求項6の構成)。このとき、CPU30は「待機計時手段」、「待機時間判断手段」及び「第1移行手段」として機能する。
(3)また、上記各実施形態において、操作部14の所定の操作によって機密印刷データの印刷要求を取り消すことができる構成とし、取り消された場合には、上記READY状態に移行する構成としてもよい(請求項7の構成)。このとき、操作部14は「取消指示入力手段」として機能し、CPU30は「取消指示判断手段」及び「第2移行手段」として機能する。このような構成であれば、例えば機密印刷データの印刷要求をした本人以外の者でもその印刷要求を取り消すことで、条件付き再開処理状態においてパスワード入力がされない場合であっても、他の者のデータを印刷処理可能な状態へと強制的に移行することができる。
本発明の実施形態1のプリンタの構成を表すブロック図 印刷処理を示すフローチャート 印刷動作中断時の処理を示すフローチャート 実施形態2の印刷動作中断時の処理を示すフローチャート
符号の説明
2…LAN(通信回線)
10…プリンタ(画像形成装置)
12…エンジン(画像形成手段)
14…操作部
18…中断検知部
26…NVRAM(記憶手段)
30…CPU

Claims (9)

  1. 画像形成手段と、
    ユーザを認証する認証用情報が入力される認証情報入力手段と、
    機密指定された特定データについて、当該特定データの画像形成処理の実行を許可するか否かを、前記認証情報入力手段に入力された認証用情報に基づいて判断する実行許可判断手段と、
    前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記特定データの画像形成処理を前記画像形成手段に実行させる実行制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記実行許可判断手段で許可すると判断された後に前記特定データの画像形成処理が中断した場合、その中断事由が解消されたか否かを判断する中断解消判断手段と、
    前記中断解消判断手段で中断事由が解消されたと判断された場合、前記認証情報入力手段に認証用情報が再度入力されたか否かを判断する再入力判断手段と
    前記中断事由の種類を識別する識別手段と、
    前記再入力判断手段で認証用情報が再入力されたと判断され、かつ、この再入力された認証用情報に基づき前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記画像形成手段に前記特定データの画像形成処理を再開させる条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを、前記識別手段で識別された中断事由の種類に基づき決める第2決定手段とを備え、
    前記実行制御手段は、前記第2決定手段での決定に基づき前記条件付き再開処理または前記条件なし再開処理を選択的に実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成手段と、
    ユーザを認証する認証用情報が入力される認証情報入力手段と、
    機密指定された特定データについて、当該特定データの画像形成処理の実行を許可するか否かを、前記認証情報入力手段に入力された認証用情報に基づいて判断する実行許可判断手段と、
    前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記特定データの画像形成処理を前記画像形成手段に実行させる実行制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記実行許可判断手段で許可すると判断された後に前記特定データの画像形成処理が中断した場合、その中断事由が解消されたか否かを判断する中断解消判断手段と、
    前記中断解消判断手段で中断事由が解消されたと判断された場合、前記認証情報入力手段に認証用情報が再度入力されたか否かを判断する再入力判断手段と
    前記画像形成処理の中断からその中断事由が解消されるまでの経過時間を計時する解消計時手段と、
    前記再入力判断手段で認証用情報が再入力されたと判断され、かつ、この再入力された認証用情報に基づき前記実行許可判断手段で許可すると判断されたことを条件に、前記画像形成手段に前記特定データの画像形成処理を再開させる条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを、前記解消計時手段での計時結果に基づき決める第1決定手段と、
    前記中断事由の種類を識別する識別手段と、
    前記識別手段で識別された中断事由の種類に基づき、前記条件付き再開処理を実行するか、或いは、前記認証用情報の再入力を待たずに前記特定データの画像形成処理を再開させる条件なし再開処理を実行するかを決める第2決定手段とを備え、
    前記実行制御手段は、前記第2決定手段で前記条件なし再開処理を実行すると決定された場合であっても、前記第1決定手段で前記条件付き再開処理を実行すると決定された場合には、当該条件付き再開処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記各中断事由を、前記特定データの画像形成要求をした者が前記画像形成装置本体から離れることなく対処できる可能性が高い第1中断事由と、その第1中断事由以外の第2中断事由とに分類した分類情報が記憶された記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された分類情報に基づき前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものか、前記第2中断事由に属するものかを判別する判別手段とを備え、
    前記第2決定手段は、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第1中断事由に属するものであると判別されたときには、前記条件なし再開処理の実行と決定する一方で、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第2中断事由に属するものであると判断されたときには、前記条件付き再開処理の実行と決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記各中断事由を、前記画像形成装置本体に対し、消耗品を補給する必要がある第3中断事由と、その第3中断事由以外の第4中断事由とに分類した分類情報が記憶された記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された分類情報に基づき前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第3中断事由に属するものか、前記第4中断事由に属するものかを判別する判別手段とを備え、
    前記第2決定手段は、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第4中断事由に属するものであると判別されたときには、前記条件なし再開処理の実行と決定する一方で、前記判別手段にて、前記識別手段で識別された中断事由の種類が前記第3中断事由に属するものであると判断されたときには、前記条件付き再開処理の実行と決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成処理の中断を指示するための中断指示情報が入力される中断指示入力手段が設けられ、
    前記画像形成手段は、前記中断指示入力手段に前記中断指示情報が入力されることで前記特定データの画像形成処理を中断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記中断指示情報の入力による中断を解除するための解除指示情報が入力される解除指示入力手段と、
    前記解除指示入力手段に前記解除指示情報が入力されたか否かを判断する解除指示判断手段と備え、
    前記実行制御手段は、前記解除指示判断手段にて前記解除指示情報が入力されたと判断されたことを条件に、前記条件付き再開処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記条件付き再開処理において、前記認証情報入力手段に前記認証用情報が入力されるまでの待機時間を計時する待機計時手段と、
    前記待機計時手段で計時された待機時間が所定時間を越えたか否かを判断する待機時間判断手段と、
    前記待機時間判断手段にて前記待機時間が前記所定時間を越えたと判断された場合に、そのとき処理の対象となっている特定データ以外のデータを画像形成処理可能な状態へと移行する第1移行手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記特定データの画像形成処理を取り消すための取消指示情報が入力される取消指示入力手段と、
    前記取消指示入力手段に前記取消指示情報が入力されたか否かを判断する取消指示判断手段と、
    前記取消指示判断手段にて前記取消指示情報が入力されたと判断された場合、そのとき処理の対象となっている特定データ以外のデータを画像形成処理可能な状態へと移行する第2移行手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記認証用情報はパスワードであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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