JP2002103701A - 画像形成装置および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および記憶媒体

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JP2002103701A
JP2002103701A JP2000298203A JP2000298203A JP2002103701A JP 2002103701 A JP2002103701 A JP 2002103701A JP 2000298203 A JP2000298203 A JP 2000298203A JP 2000298203 A JP2000298203 A JP 2000298203A JP 2002103701 A JP2002103701 A JP 2002103701A
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JP2000298203A
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English (en)
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Masaki Tsurui
政樹 鶴井
Koji Ishigaki
好司 石垣
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー機能中断状態のままでコピー機能に係
る画像データにメモリユニットが占有され、メモリユニ
ットを共有する他の機能を使用できない状態が長く続い
てしまうことを回避する。 【解決手段】 コピー機能のジョブが継続できずに中断
状態になった場合、ファクシミリ機能やプリンタ機能等
の各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモリ
ユニットに記憶されたままのコピー機能に係る画像デー
タを消去する(ステップS43)。これにより、コピー
機能中断状態のままでコピー機能に係る画像データにメ
モリユニットが占有され、メモリユニットを共有する他
の機能を使用できない状態が長く続いてしまうことを回
避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機能に加え
て、ファクシミリ機能やプリンタ機能等の少なくとも1
以上の他の機能の搭載が可能なデジタル複写機等の画像
形成装置、および、その画像形成装置に設けられたコン
ピュータにインストールされるプログラムを格納した記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術の向上および各種装
置の小型化等によって、1台の複写機で、コピーモー
ド、ファクシミリモード、プリンタモード等の多機能
(マルチファンクション)動作が可能なデジタル複写機
が提供されている。このようなデジタル複写機の一つと
しては、例えば、コピーアプリケーションに加えて、フ
ァクシミリアプリケーションやプリンタアプリケーショ
ン等の複数のアプリケーションと、複写機を構成する各
部を機能単位で共有資源として管理し、1つの共有資源
を複数のアプリケーションで同時に使用する際の調停を
行うシステムコントローラとを有するマルチタスク型の
デジタル複写機がある。
【0003】図14は、従来のマルチタスク型のデジタ
ル複写機のソフト構成例を示しており、マルチタスク型
のデジタル複写機は、複数のアプリケーション(または
アプリと記載する)を配置するためのアプリケーション
層100と、システム全体の管理および各種コントロー
ラの制御を行うためのシステム制御層200と、複写機
に搭載された各種機器に対する入出力制御を行うための
デバイス層300とから構成される。
【0004】マルチタスク型のシステムを構成するため
には、機能単位を共有資源(またはリソース:実資源)
として扱い、1つの共有資源を複数のアプリケーション
で共有するための管理を行う必要があり、この管理を行
うのがシステム制御層200である。
【0005】また、デバイス層300は、システム制御
層200からのコマンド、制御信号等の論理的指示に応
じ、実際に装置を動かすためにクラッチ、センサ、モー
タ等の機械的入出力を駆動、入力する変換を行ってい
る。
【0006】さらに、アプリケーション層100には、
コピーアプリの他に拡張機能として、プリンタアプリ、
FAX(ファクシミリ)アプリ等の複数のアプリが存在
しており、システム制御層200から提供される機能に
よって共存可能となっている。
【0007】なお、図示を省略するが、多機能のデジタ
ル複写機においては、各アプリがメモリおよび該メモリ
のコントローラ(制御ソフト)を有しており、データの
受信および受信したデータのビットマップへの展開を各
アプリ側で行った後、ビットマップデータをシステム制
御層200(システムコントローラおよび画像形成装置
コントローラ)を介して画像形成部(図示せず)へ送っ
て印刷している。このとき、画像データ(ビットマップ
データ)に対して回転・ソート・縮小等の修正・加工を
行う必要がある場合には、各アプリ側でこれらの修正・
加工を行っている。換言すれば、各アプリ側には画像の
修正・加工を行うためのプログラムが格納されているこ
とになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、システムコントローラの調停によっ
て1つの共有資源を複数のアプリケーションで共有する
ことができるものの、メモリユニットに関しては共有資
源として扱われておらず、各アプリケーションがそれぞ
れメモリユニットを有して画像の修正・加工等を行って
いるため、システム全体から見た場合に、メモリユニッ
ト、プログラム等の重複が起こり、装置コストの上昇を
招来するという問題点や高価なメモリユニットを有効に
活用していないという問題点があった。
【0009】そこで、1つのメモリユニットを複数のア
プリケーションで共有する共有資源として扱うことが考
えられるが、その場合には以下に示すような問題が発生
する。
【0010】例えば、コピーモードでのコピー動作中に
おいて、 1:ペーパエンド停止 2:トナーエンド停止 3:画像形成装置の紙づまり(JAM)中断 4:画像読取装置の紙づまり(JAM)中断 5:ストップキー等の押下による一時停止 6:自己診断機能による異常状態検出 等が発生した場合には、そのコピー動作が中断または停
止することになる。そして、このようにコピー動作が中
断または停止した場合、メモリユニットには画像データ
が記憶保持されたままになっている。
【0011】ところが、このようにメモリユニットに画
像データがそのまま記憶保持されている状態で、メモリ
ユニットを共有する他のアプリケーションでのFAX受
信データ出力やプリンタ出力等が実行された場合には、
コピーアプリに係る画像データによってメモリユニット
が占有されているためにその出力ができないことがあ
る。特に、コピー動作が中断または停止した状態のまま
オペレータが立ち去った場合には、メモリユニットに画
像データが記憶保持された状態で放置されることになる
ので、いつまでたってもFAX受信データ出力やプリン
タ出力が行われないことになる。
【0012】本発明の目的は、コピー機能中断状態のま
までコピー機能に係る画像データにメモリユニットが占
有され、メモリユニットを共有する他の機能を使用でき
ない状態が長く続いてしまうことを回避することであ
る。
【0013】本発明の目的は、中断事由が解消された時
点から規定期間内であればコピー機能のジョブを継続す
ることができるようにすることである。
【0014】本発明の目的は、中断状態になった時点か
ら規定期間内であればコピー機能のジョブを継続するこ
とができるようにすることである。
【0015】本発明の目的は、中断事由が解消されてか
らジョブ継続が可能な状態になるまでの期間が長くなる
中断事由ほど、メモリユニットに記憶されたままのコピ
ー機能に係る画像データを消去するまでの規定期間を長
く設定することができるようにすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、複数の機能を搭載している画像形成装置
において、前記複数の機能に係る画像データを記憶保持
する単一のメモリユニットと、一の機能に係るジョブが
中断状態になった場合、前記メモリユニットに記憶され
ている前記一の機能に係る画像データを消去する消去手
段と、を備える。
【0017】したがって、複数の機能の内、一の機能の
ジョブが継続できずに中断状態になった場合にメモリユ
ニットに記憶されたままの一の機能に係る画像データが
消去手段によって消去されることにより、中断状態のま
まの一の機能に係る画像データにメモリユニットが占有
され、メモリユニットを共有する他の機能を使用できな
い状態が長く続いてしまうことを回避することが可能に
なる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記消去手段は、中断事由が解消
された時点から規定期間経過後に画像データを消去す
る。
【0019】したがって、中断事由が解消された時点か
ら規定期間内であれば一の機能に係る画像データはメモ
リユニットに記憶されたままであることにより、その期
間内に例えばスタートキー等を操作することで、一の機
能のジョブを継続することが可能になる。また、中断事
由が解消された時点から期間の計測を始めるので、中断
事由の解消に手間取っている間に画像データが消去され
ることがない。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記消去手段は、前記一の機能の
ジョブが継続できずに中断状態になった時点から規定期
間経過後に画像データを消去する。
【0021】したがって、中断状態になった時点から規
定期間内であれば一の機能に係る画像データはメモリユ
ニットに記憶されたままであることにより、その期間内
に中断事由を解消するとともに例えばスタートキー等を
操作することで、一の機能のジョブを継続することが可
能になる。更に、中断状態のまま長時間放置された場合
でも、規定時間経過後には画像データを消去すること
で、他の機能によるメモリユニットの使用が可能とな
る。
【0022】請求項4記載の発明の画像形成装置は、コ
ピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能等
の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な画像形成
装置において、前記各機能に係る画像データを記憶保持
する単一のメモリユニットと、前記コピー機能のジョブ
が継続できずに中断状態になった場合、または、前記コ
ピー機能がユーザによって明示的に中断された場合、そ
の中断事由が解消されたか否かを判断する中断事由解消
判断手段と、この中断事由解消判断手段により中断事由
が解消されたと判断された場合、期間計測手段による期
間計測を開始する計測開始手段と、この計測開始手段に
より計測された期間が規定期間に達したか否かを判断す
る規定期間到達判断手段と、この規定期間到達判断手段
によって規定期間に到達したと判断された場合、前記メ
モリユニットに記憶されている前記コピー機能に係る画
像データを消去するコピーデータ消去手段と、を備え
る。
【0023】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、中断事由
が解消された時点から規定期間経過後に消去される。こ
れにより、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係
る画像データにメモリユニットが占有され、メモリユニ
ットを共有する他の機能を使用できない状態が長く続い
てしまうことを回避することが可能になる。また、中断
事由が解消された時点から規定期間内であればコピー機
能に係る画像データはメモリユニットに記憶されたまま
であることにより、その期間内に例えばスタートキー等
を操作することで、コピー機能のジョブを継続すること
が可能になる。
【0024】請求項5記載の発明の画像形成装置は、コ
ピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能等
の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な画像形成
装置において、前記各機能に係る画像データを記憶保持
する単一のメモリユニットと、前記コピー機能のジョブ
が継続できずに中断状態になった場合、または、前記コ
ピー機能がユーザによって明示的に中断された場合、期
間計測手段による期間計測を開始する計測開始手段と、
この計測開始手段により計測された期間が規定期間に達
したか否かを判断する規定期間到達判断手段と、この規
定期間到達判断手段によって規定期間に到達したと判断
された場合、前記メモリユニットに記憶されている前記
コピー機能に係る画像データを消去するコピーデータ消
去手段と、を備える。
【0025】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、中断状態
になった時点から規定期間経過後に消去される。これに
より、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係る画
像データにメモリユニットが占有され、メモリユニット
を共有する他の機能を使用できない状態が長く続いてし
まうことを回避することが可能になる。また、中断状態
になった時点から規定期間内であればコピー機能に係る
画像データはメモリユニットに記憶されたままであるこ
とにより、その期間内に中断事由を解消するとともに例
えばスタートキー等を操作することで、コピー機能のジ
ョブを継続することが可能になる。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の画像形成装置において、前記規定期間到達判断手
段は、前記コピー機能の中断事由を取得する中断事由取
得手段と、この中断事由取得手段によって取得した前記
中断事由に応じて規定期間を可変とする第一規定期間可
変手段と、を有する。
【0027】したがって、中断事由に応じて規定期間を
可変とすることが可能であることから、中断事由が解消
されてからジョブ継続が可能な状態になるまでの期間が
長くなる中断事由ほど、メモリユニットに記憶されたま
まのコピー機能に係る画像データを消去するまでの規定
期間を長く設定することが可能になる。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載の画像形成装置において、前記規定期間到達判断手
段は、電源投入時に選択される機能を取得する立上時機
能取得手段と、この立上時機能取得手段によって取得さ
れた電源投入時に選択される機能に応じて規定期間を可
変とする第二規定期間可変手段と、を有する。
【0029】したがって、電源投入時に選択される機能
に応じた規定期間の設定が可能になる。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成装置において、前記第二規定期間可変手段は、前
記ファクシミリ機能が電源投入時に選択される機能であ
る場合には、前記コピー機能が電源投入時に選択される
機能である場合に比べて規定期間を短くする。
【0031】したがって、電源投入時に選択される機能
がファクシミリ機能である場合には、ファクシミリ機能
が優先される可能性が高いことから、メモリユニットに
記憶されたままのコピー機能に係る画像データを消去す
るまでの規定期間を短く設定し、コピー機能によるメモ
リ占有状態を短くすることが可能になる。
【0032】請求項9記載の発明は、請求項4または5
記載の画像形成装置において、前記規定期間到達判断手
段は、前記コピー機能による出力比率を取得する出力比
率取得手段と、この出力比率取得手段によって取得され
た出力比率に応じて規定期間を可変とする第三規定期間
可変手段と、を有する。
【0033】したがって、コピー機能による出力比率に
応じた規定期間の設定が可能になる。
【0034】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
画像形成装置において、前記第三規定期間可変手段は、
前記コピー機能による出力比率が低い場合には、前記コ
ピー機能による出力比率が高い場合に比べて規定期間を
短くする。
【0035】したがって、コピー機能による出力比率が
低い場合には、コピー機能を利用する機会が少ないもの
として、メモリユニットに記憶されたままのコピー機能
に係る画像データを消去するまでの規定期間を短く設定
し、コピー機能によるメモリ占有状態を短くすることが
可能になる。
【0036】請求項11記載の発明は、請求項4または
5記載の画像形成装置において、前記規定期間到達判断
手段は、前記コピー機能以外の機能が搭載されているか
否かを判断する他機能搭載判断手段と、この他機能搭載
判断手段によって前記コピー機能以外の機能が搭載され
ていると判断された場合、その搭載されている機能に応
じて規定期間を可変とする第四規定期間可変手段と、を
有する。
【0037】したがって、コピー機能以外の機能が搭載
されていると判断された場合、その搭載されている機能
に応じた規定期間の設定が可能になる。
【0038】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、前記第四規定期間可変手段
は、前記ファクシミリ機能が搭載されている場合には、
前記ファクシミリ機能が搭載されていない場合に比べて
規定期間を短くする。
【0039】したがって、コピー機能のみが搭載されて
いればメモリユニットに記憶されたままのコピー機能に
係る画像データを消去するまでの規定期間は長く設定さ
れていても問題はないが、ファクシミリ機能が搭載され
ている場合には、メモリユニットに記憶されたままのコ
ピー機能に係る画像データを消去するまでの規定期間を
短く設定し、コピー機能によるメモリ占有状態を短くす
ることが可能になる。
【0040】請求項13記載の発明は、請求項4記載の
画像形成装置において、前記規定期間到達判断手段によ
る判断の際に、前記コピー機能が中断状態になっている
か否かを判断する中断状態判断手段と、この中断状態判
断手段によって前記コピー機能が中断状態にあると判断
した場合に、前記期間計測手段による期間計測を一時停
止する期間計測停止手段と、前記中断状態判断手段によ
って前記コピー機能が中断状態にないと判断した場合
に、前記期間計測手段による期間計測を再開する期間計
測再開手段と、を備える。
【0041】したがって、中断事由が解消された後にド
アオープン等によって中断事由が発生した場合には、期
間計測手段による期間計測が一時的に停止され、その中
断事由の解消後に期間計測手段による期間計測が再開さ
れる。これにより、メモリユニットに記憶されたままの
コピー機能に係る画像データを消去するまでの規定期間
をそれほど長くする必要がなくなる。
【0042】請求項14記載の発明の画像形成装置は、
コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能
等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な画像形
成装置において、前記各機能に係る画像データを記憶保
持する単一のメモリユニットと、前記コピー機能のジョ
ブが継続できずに中断状態になった場合、または、前記
コピー機能がユーザによって明示的に中断された場合、
前記コピー機能以外の機能に切り替えられたか否かを判
断する機能切替判断手段と、この機能切替判断手段によ
り前記コピー機能以外の機能に切り替えられたと判断し
た場合に、前記メモリユニットに記憶されている前記コ
ピー機能に係る画像データを消去するコピーデータ消去
手段と、を備える。
【0043】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、ユーザの
意図によってコピー機能以外の機能に切り替えられた場
合に消去される。これにより、コピー機能中断状態のま
までコピー機能に係る画像データにメモリユニットが占
有され、メモリユニットを共有する他の機能を使用でき
ない状態が長く続いてしまうことを回避することが可能
になる。また、コピー機能以外の機能に切り替えない限
りコピー機能に係る画像データはメモリユニットに記憶
されたままであることにより、コピー機能のままで中断
事由を解消するとともに例えばスタートキー等を操作す
ることで、コピー機能のジョブを継続することが可能に
なる。
【0044】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像形成装置において、前記コピーデータ消去手段
は、切り替えられた前記コピー機能以外の機能のジョブ
の実行が可能であることを条件として前記メモリユニッ
トに記憶されている前記コピー機能に係る画像データを
消去する。
【0045】したがって、切り替えられたコピー機能以
外の機能のジョブの実行が不可能であるにも拘わらず、
メモリユニットに記憶されているコピー機能に係る画像
データが消去されてしまうことが防止される。
【0046】請求項16記載の発明は、請求項4ないし
15のいずれか一記載の画像形成装置において、前記メ
モリユニットに記憶されている前記コピー機能に係る画
像データが消去された場合であっても、前記コピー機能
で設定されていた操作モードは保持される。
【0047】したがって、コピー機能のジョブ継続が容
易になる。
【0048】請求項17記載の発明は、請求項4ないし
16のいずれか一記載の画像形成装置において、前記メ
モリユニットに記憶されている前記コピー機能に係る画
像データを消去した場合、画像データが消去された旨を
報知する報知手段を備える。
【0049】したがって、ユーザはコピー機能に係る画
像データが消去されたことを知ることができるので、使
い勝手を向上させることが可能になる。
【0050】請求項18記載の発明の記憶媒体は、コピ
ー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能等の
少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であって、前
記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモリ
ユニットを備える画像形成装置に設けられたコンピュー
タにインストールされ、前記コンピュータに、前記コピ
ー機能のジョブが継続できずに中断状態になった場合、
または、前記コピー機能がユーザによって明示的に中断
された場合、その中断事由が解消されたか否かを判断す
る中断事由解消判断機能と、中断事由が解消されたと判
断された場合、期間計測手段による期間計測を開始する
計測開始機能と、計測された期間が規定期間に達したか
否かを判断する規定期間到達判断機能と、規定期間に到
達したと判断された場合、前記メモリユニットに記憶さ
れている前記コピー機能に係る画像データを消去するコ
ピーデータ消去機能と、を実行させるプログラムを格納
する。
【0051】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、中断事由
が解消された時点から規定期間経過後に消去される。こ
れにより、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係
る画像データにメモリユニットが占有され、メモリユニ
ットを共有する他の機能を使用できない状態が長く続い
てしまうことを回避することが可能になる。また、中断
事由が解消された時点から規定期間内であればコピー機
能に係る画像データはメモリユニットに記憶されたまま
であることにより、その期間内に例えばスタートキー等
を操作することで、コピー機能のジョブを継続すること
が可能になる。
【0052】請求項19記載の発明の記憶媒体は、コピ
ー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能等の
少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であって、前
記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモリ
ユニットを備える画像形成装置に設けられたコンピュー
タにインストールされ、前記コンピュータに、前記コピ
ー機能のジョブが継続できずに中断状態になった場合、
または、前記コピー機能がユーザによって明示的に中断
された場合、期間計測手段による期間計測を開始する計
測開始機能と、計測された期間が規定期間に達したか否
かを判断する規定期間到達判断機能と、規定期間に到達
したと判断された場合、前記メモリユニットに記憶され
ている前記コピー機能に係る画像データを消去するコピ
ーデータ消去機能と、を実行させるプログラムを格納す
る。
【0053】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、中断状態
になった時点から規定期間経過後に消去される。これに
より、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係る画
像データにメモリユニットが占有され、メモリユニット
を共有する他の機能を使用できない状態が長く続いてし
まうことを回避することが可能になる。また、中断状態
になった時点から規定期間内であればコピー機能に係る
画像データはメモリユニットに記憶されたままであるこ
とにより、その期間内に中断事由を解消するとともに例
えばスタートキー等を操作することで、コピー機能のジ
ョブを継続することが可能になる。
【0054】請求項20記載の発明の記憶媒体は、コピ
ー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ機能等の
少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であって、前
記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモリ
ユニットを備える画像形成装置に設けられたコンピュー
タにインストールされ、前記コンピュータに、前記コピ
ー機能のジョブが継続できずに中断状態になった場合、
または、前記コピー機能がユーザによって明示的に中断
された場合、前記コピー機能以外の機能に切り替えられ
たか否かを判断する機能切替判断機能と、前記コピー機
能以外の機能に切り替えられたと判断した場合に、前記
メモリユニットに記憶されている前記コピー機能に係る
画像データを消去するコピーデータ消去機能と、を実行
させるプログラムを格納する。
【0055】したがって、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データが、ユーザの
意図によってコピー機能以外の機能に切り替えられた場
合に消去される。これにより、コピー機能中断状態のま
までコピー機能に係る画像データにメモリユニットが占
有され、メモリユニットを共有する他の機能を使用でき
ない状態が長く続いてしまうことを回避することが可能
になる。また、コピー機能以外の機能に切り替えない限
りコピー機能に係る画像データはメモリユニットに記憶
されたままであることにより、コピー機能のままで中断
事由を解消するとともに例えばスタートキー等を操作す
ることで、コピー機能のジョブを継続することが可能に
なる。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態は、画像
形成装置として、複写機としての機能の他、ファクシミ
リ及びプリンタとしての機能も有する複合機であるデジ
タル複写機へ適用した例である。なお、このデジタル複
写機は、基本構成としては複写機としての機能のみを備
えており、選択的に搭載可能なファクシミリ機能及びプ
リンタ機能は後から搭載されたものである。
【0057】図1は、デジタル複写機の構成を概略的に
示す縦断正面図である。本実施の形態におけるデジタル
複写機の基本的な構成及びその作用を図1に基づいて説
明する。このデジタル複写機は、構造的には、画像入力
手段として機能する読取ユニット1と画像形成手段とし
て機能する作像部2とを主体として構成されている。
【0058】まず、読取ユニット1はコンタクトガラス
3上に載置された原稿の画像を走査光学系4により光学
的に読み取るものである。この走査光学系4は、露光ラ
ンプ5、第1ミラー6、第2,3ミラー7,8、結像レ
ンズ9及びイメージセンサ、例えばライン型のCCD
(Charge Coupled Device)10により構成されてい
る。露光ランプ5と第1ミラー6とは第1キャリッジ
(図示せず)上に搭載され、第2,3ミラー7,8は第
2キャリッジ(図示せず)上に搭載され、原稿画像読取
時には光路長が変わらないように第1キャリッジと第2
キャリッジとは2:1の速度比で同一方向に機械的に走
査される。これらの第1,2キャリッジの駆動はスキャ
ナ駆動モータ(図示せず)により行われる。ここに、コ
ンタクトガラス3上の原稿画像は、走査光学系4による
読取走査を受けることにより、CCD10上に縮小結像
され、光電変換処理を経て電気信号となるように読み取
られる。
【0059】このような読取ユニット1のコンタクトガ
ラス3上には自動原稿送り装置(ADF)11が搭載さ
れている。このADF11は、原稿台12と、給紙ロー
ラ13と、給紙搬送ベルト14と、排紙ローラ15と、
原稿排紙トレイ16とにより構成されている。原稿台1
2の入り口付近には原稿セット検知センサ17が設けら
れている。これにより、原稿台12上に画像面を上向き
にして積載された原稿束は、後述する操作パネル上のプ
リントキーが押下されると、最下位の原稿から給紙ロー
ラ13、給紙搬送ベルト14によりコンタクトガラス3
上の所定位置に給紙搬送されて停止する。この際、原稿
の給紙搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を
有している。コンタクトガラス3上に給紙搬送された原
稿は、読取ユニット1による読取に供された後、読取が
終了すると、給紙搬送ベルト14及び排紙ローラ15に
より原稿排紙トレイ16上に排紙される。この際、原稿
セット検知センサ17が後続の原稿を検知していれば、
先行した原稿の場合と同様に、原稿台12上の原稿をコ
ンタクトガラス3上に給紙搬送させる。ここに、ADF
11における給紙ローラ13、給紙搬送ベルト14及び
排紙ローラ15は、図示しない搬送モータによって駆動
される。
【0060】次に、作像部2について説明する。この作
像部2は、機械的なハードウエア上は、ドラム状の感光
体21を中心とし、この感光体21の周囲に電子写真プ
ロセスに従い、帯電チャージャ(図示せず)、書込ユニ
ット22、現像装置23、転写チャージャ(図示せず)
等のプロセス部材・手段を順に配設させることにより構
成されている。前記書込ユニット22は、レーザ出力ユ
ニット(レーザダイオード、ポリゴンミラー等を内蔵)
24、結像レンズ25、ミラー26等によるレーザ書込
光学系として構成されている。
【0061】また、作像部2内の下部側には、各々被画
像形成媒体となる転写紙27を収納した第1〜3トレイ
28〜30が引出自在に装着されている。各トレイ28
〜30の給紙側には第1〜3給紙装置31〜33が設け
られており、共通な縦搬送ユニット34を介して感光体
21の転写位置側に転写紙27を給紙搬送可能とされて
いる。さらに、感光体21の転写位置よりも搬送方向下
流側には、搬送ベルト35、定着装置36、排紙ローラ
37を含む排紙ユニット38、後処理装置としてフィニ
ッシャ装置39が順に設けられている。また、第1トレ
イ28の上方には両面トレイ40を含む両面給紙ユニッ
ト41が配設されており、排紙ユニット38中には転写
紙27の搬送経路をフィニッシャ装置39側とその両面
トレイ40側とで切り替える切替爪42が設けられてい
る。両面給紙ユニット41の再給紙側は縦搬送ユニット
34に連通している。
【0062】これにより、第1〜3トレイ28〜30に
収納された転写紙27は、第1〜3給紙装置31〜33
によって選択的に給紙され、縦搬送ユニット34により
感光体21の転写位置まで搬送される。一方、感光体2
1側では、書込ユニット22による光書込を受けて感光
体21に静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置
23による現像を受けてトナー像として形成される。縦
搬送ユニット34により搬送された転写紙27はこのト
ナー像先端と同期を取りながら、感光体21と同速で駆
動される搬送ベルト35によって搬送され、トナー像の
転写を受ける。転写後の転写紙27は定着装置36によ
る定着を受けた後、排紙ローラ37によってフィニッシ
ャ装置39側に排紙される。
【0063】フィニッシャ装置39は、排紙ローラ37
によって搬送された転写紙27を、通常のスタッカ搬送
ローラ43の方向とステープル処理部方向とに切替板4
4の切り替えにより導くことができる。具体的には、切
替板44を上向きに切替えることにより、通常のスタッ
カ排紙ローラ45を経て通常のスタッカトレイ46側に
排紙させることができる。一方、切替板44を下向きに
切替えることにより、ステープル用搬送ローラ47及び
ステープル用排紙ローラ48を経てステープル台49上
に搬送させることができる。ステープル台49上に積載
された転写紙27は、1枚排紙される毎に紙揃え用ジョ
ガ50によって紙端面が揃えられ、一部のコピー(画像
形成)が完了した時点でステープラ51によって綴じら
れる。ステープラ51により綴じられた転写紙群は、そ
の自重によってステープル完了トレイ52に収納され
る。
【0064】一方、通常のスタッカトレイ46は、紙面
前後方向に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎あるい
は画像メモリによって電子ソーティングされたコピー部
毎に前後に移動させることにより、排紙されてくるコピ
ー済み転写紙27を簡易的に仕分けし得る機能を有す
る。
【0065】図2は、操作パネル61を示す正面図であ
る。図2に基づいて操作パネル61の構成について説明
する。本実施の形態のデジタル複写機には操作パネル6
1が備えられており、この操作パネル61には、タッチ
パネル機能を備えたLCD(Liquid Crystal Display)
などの表示デバイス62と、省エネモードへの移行及び
通常モードへの復帰を使用者の意思で行わせるための電
源キー63と、画像形成動作の開始を宣言するためのス
タートキー64と、画像形成動作の強制停止を宣言する
ためのストップキー65と、置数入力を行うためのテン
キー群66とが設けられている。また、割込みキー6
7、予熱キー68、プログラムキー69、アプリケーシ
ョン切替キー群70、エラー等を表示するLED表示エ
リア71等も、操作パネル61に設けられている。
【0066】ここで、図3はデジタル複写機の各部の電
気的接続を示すブロック図、図4はソフトウェアの構成
を示す説明図である。本実施の形態のデジタル複写機に
は、そのデジタル複写機における各アプリケーション間
のマネージメント及び主要な画像処理等を行うシステム
コントローラ53が設けられている。このシステムコン
トローラ53は、コンピュータを構成するCPU(Cent
ral Processing Unit)54、プログラム等を記憶する
記憶媒体である図示しないROM(Read Only Memory)、
CPU54のワークエリアとして使用される図示しない
RAM(RandomAccess Memory)、図示しない不揮発性メ
モリ、期間計測手段として機能する図示しないタイマー
等を備え、デジタル複写機全体のタイミング制御、操作
パネル61の入出力制御、各種アプリケーション(ファ
クシミリアプリケーション(以下、FAXアプリと記載
する)F、プリンタアプリケーション(以下、プリンタ
アプリと記載する)P、コピーアプリケーション(以
下、コピーアプリと記載する)C)とのI/Fや動作制
御、画像データの画像処理(変倍、フィルタ、γ)、メ
モリユニットMを使用した画像データの記憶/蓄積制御
を行う。
【0067】マルチタスク型のシステムを構成するため
には、アプリケーション(機能)単位を共有資源として
扱い、1つの共有資源を複数のアプリケーション(機
能)で共有するための管理を行う必要がある。この管理
を行うのが図4に示すシステム制御層aである。本実施
の形態では、共有資源(リソース)として、図3に示す
ように、操作パネル61、作像部2、読取ユニット1、
メモリユニットMおよび図示しない周辺機が搭載されて
いるため、システム制御層aには、図4に示すように、
複数のアプリケーションで各共有資源を共有するための
調停を行うシステムコントローラ53に加え、各共有資
源に対応したコントローラ(操作パネルコントローラ5
5、周辺機コントローラ56、作像部コントローラ5
7、読取ユニットコントローラ58、メモリコントロー
ラ59)が配設されている。
【0068】また、デバイス制御層bは、システム制御
層aからのコマンド、制御信号等の論理的指示に応じ、
実際に装置を動かすためにクラッチ、センサ、モータ等
の機械的入出力を駆動制御するとともに、メモリユニッ
トMに対して画像データの入出力を制御する。ここで、
デバイス制御層bによって入出力を駆動制御されるセン
サとしては、第1〜3トレイ28〜30内に設けられて
いるペーパエンドセンサ、現像装置23内に設けられて
いるトナーエンドセンサ、第1〜3給紙装置31〜3
3,縦搬送ユニット34,排紙ユニット38,両面給紙
ユニット41等の転写紙27の搬送経路に設けられてい
る転写紙JAMセンサ、ADF11内に設けられている
原稿JAMセンサ等(いずれも図示せず)がある。
【0069】さらに、アプリケーション層cは、コピー
アプリC、プリンタアプリP、FAXアプリF等の複数
のアプリケーションがシステム制御層aから提供される
機能により共存可能となる層である。
【0070】なお、図3では、コピーアプリC、プリン
タアプリP、FAXアプリF毎にCPUを備え、システ
ム制御層a、デバイス制御層bを1つのCPUで制御し
ているが、これに限らず、各アプリケーション、システ
ム制御、各共有資源にCPUを備え、システムコントロ
ーラ53から各コントローラへのコマンドを制御信号線
で伝達するようにしても良い。
【0071】前述したように、本実施の形態のデジタル
複写機では、メモリユニットMを共有資源として配設
し、各アプリケーションによって共有する構成である。
各アプリケーションは、システムコントローラ53に対
してメモリ入力要求を出し、システムコントローラ53
は、要求を受けたときにメモリユニットMが使用されて
いなければ各アプリケーションからのデータをメモリユ
ニットMに入力する。
【0072】なお、図3に示したプリンタアプリP、F
AXアプリFに設けられたページメモリは、各アプリケ
ーションが専用に使用するメモリであり、外部装置であ
るホストコンピュータや、相手先ファクシミリ装置から
受信したデータを蓄積したり、また蓄積したデータをビ
ットマップに展開して記憶保持する際に使用される。
【0073】次に、図5を参照して、共有資源であるメ
モリユニットMの構成について説明する。メモリユニッ
トMは、IDデータ(アプリケーションIDや画像デー
タのページナンバー等)に対応付けられた画像データを
記憶保持するページメモリであるDRAM74(コネク
タで増設可能な構成)と、画像データの入出力を制御す
るIBC(イメージバッファコントローラ)72と、D
RAM74に記憶保持された画像データの符号化(圧縮
処理、伸張処理)を制御するDICEP73と、により
構成されている。このようなメモリユニットMは、図4
に示されているメモリコントローラ59によって制御さ
れる。
【0074】ここに、各アプリケーションC,P,F
は、使用したい共有資源が発生した時点でシステム制御
層aに使用要求を送信する。システム制御層aでは、そ
の時点での共有資源使用状況から判断し、その判断結果
を要求元のアプリケーション(機能)へと送信する。要
求元のアプリケーション(機能)では、その送信結果に
基づいて使用可/不可を判断し、使用可能であれば処理
を実行する。基本的には、同等の手順で実行権管理を行
う。これにより、メモリユニットMを複数のアプリケー
ション(機能)で共有することが可能となる。
【0075】ところで、プリンタアプリPでは、ホスト
コンピュータ等の外部装置から送られてくる画像データ
はPDL(ページ記述言語:Page Description Languag
e )形式のデータであり、FAXアプリFでは、MH
(Modified Huffman)やMR(Modified Read )形式で
圧縮されたデータであるため、どちらも受信したデータ
をビットマップデータに展開する必要がある。この際、
各アプリケーションのページメモリに蓄積した受信デー
タを読み出し、展開しながらシステムコントローラ53
を介してメモリユニットMに書き込むことになる。
【0076】ところが、その時点でメモリユニットMが
使用されている場合には、システムコントローラ53
は、アプリケーションからの使用要求を受け付けない。
これは、例えば、コピー動作中において、 1:ペーパエンド停止 2:トナーエンド停止 3:作像部2の紙づまり(JAM)中断 4:読取ユニット1の紙づまり(JAM)中断 5:ストップキー65等の押下による一時停止 6:自己診断機能による異常状態検出 等が発生してそのコピー動作に係るジョブが中断または
停止し、メモリユニットMのDRAM74に画像データ
がそのまま記憶保持されている場合でも同様である。こ
こで、ジョブとは、コンピュータで処理する仕事の単位
であって、コピー動作に係るジョブとしては画像印刷処
理や画像読取処理が含まれる。
【0077】そこで、本実施の形態のデジタル複写機で
は、コピー動作に係るジョブが中断または停止した場合
において、メモリユニットMに記憶保持された画像デー
タを所定の条件の下に消去する消去手段を有している。
以下に、システムコントローラ53によって実行される
本実施の形態のデジタル複写機が有する特徴的な機能で
ある消去手段を実現するデータクリア処理について説明
する。
【0078】まず、前提条件として、コピー動作が中断
する際の処理の流れについて図6を参照して説明する。
図6に示すように、システムコントローラ53は、コピ
ー動作中に(ステップS1のY)、ペーパエンドが発生
しているか否か(ステップS2)、トナーエンドが発生
しているか否か(ステップS3)、転写紙JAMが発生
しているか否か(ステップS4)、原稿JAMが発生し
ているか否か(ステップS5)、ストップキー65が操
作されたか否か(ステップS6)を監視する。
【0079】第1〜3トレイ28〜30内に設けられて
いるペーパエンドセンサからの信号に基づいてペーパエ
ンドが発生していると判断した場合には(ステップS2
のY)、中断フラグを“1”にセットするとともにPエ
ンドフラグを“1”にセットする(ステップS7)。
【0080】現像装置23内に設けられているトナーエ
ンドセンサからの信号に基づいてトナーエンドが発生し
ていると判断した場合には(ステップS3のY)、中断
フラグを“1”にセットするとともにTエンドフラグを
“1”にセットする(ステップS8)。
【0081】第1〜3給紙装置31〜33、縦搬送ユニ
ット34、排紙ユニット38、両面給紙ユニット41等
の転写紙27の搬送経路に設けられている転写紙JAM
センサからの信号に基づいて転写紙JAMが発生してい
ると判断した場合には(ステップS4のY)、中断フラ
グを“1”にセットするとともにP_JAMフラグを
“1”にセットする(ステップS9)。
【0082】ADF11内に設けられている原稿JAM
センサからの信号に基づいて原稿JAMが発生している
と判断した場合には(ステップS5のY)、中断フラグ
を“1”にセットするとともにS_JAMフラグを
“1”にセットする(ステップS10)。
【0083】操作パネル61のストップキー65が操作
されたと判断した場合には(ステップS6のY)、中断
フラグを“1”にセットするとともにstopフラグを
“1”にセットする(ステップS11)。
【0084】ステップS12においては、中断フラグが
“1”であるか否かを判断し、中断フラグが“1”であ
る場合には(ステップS12のY)、中断事由が発生し
ているものとしてコピー動作を中断するとともに中断フ
ラグをリセットする(ステップS13)。
【0085】図7は、データクリア処理の流れを概略的
に示すフローチャートである。データクリア処理は、コ
ピー動作が中断したことを条件として実行が開始され、
図7に示すように、まず、その中断事由の検索を行う
(ステップS21)。ここに、中断事由取得手段の機能
が実行される。
【0086】続くステップS22においては、中断事由
が解消されたか否かをデバイス制御層bからの各部の状
態検出に基づいて判断する。ここに、中断事由解消判断
手段の機能が実行される。
【0087】中断事由が解消されない場合には(ステッ
プS22のN)、ステップS23に進み、その中断事由
に応じた操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバ
イス62に表示し、中断事由の解消に待機する。操作パ
ネル61の表示デバイス62に表示される操作ガイダン
スとしては、“用紙を補充して下さい”、“トナーカー
トリッジを交換して下さい”、“ドアを開けて用紙を除
去して下さい”等がある。
【0088】ところで、中断事由が解消された場合であ
っても、中断事由によっては、作像部2が即座にジョブ
継続可能にならないもの(装置状態が“Ready”状態で
ないもの)がある。つまり、中断事由によって“Read
y”状態になるまでの期間が異なるものがある。例え
ば、前述した中断事由を例にとると、 1:ペーパエンド停止の場合は、転写紙27を補充した
時点で即座に“Ready”状態になる 2:トナーエンド停止の場合は、トナー容器(図示せ
ず)から現像装置23内への補給動作/攪拌動作が必要
となるために、トナー補給の1〜3分後に“Ready”状
態になる 3:作像部2の紙づまり(JAM)中断の場合は、JA
M期間中においては定着装置36をOFFにしているこ
とから、紙づまりを起こした用紙の除去後、JAM期間
中にOFFしていた定着装置36を所定温度に上昇させ
た後に“Ready”状態になる 4:読取ユニット1の紙づまり(JAM)中断の場合
は、紙づまりを起こした用紙の除去後、即座に“Read
y”状態になる 5:ストップキー65等の押下による一時停止の場合
は、ストップキー65が押下され一時停止すると、即座
に“Ready”状態になる 6:自己診断機能による異常状態検出の場合には、装置
異常でありジョブ継続は不可能である。このように、ト
ナーを補給するなどして中断の原因を解消しても数分間
ジョブを再開できない場合があるため、中断事由によっ
ては、ジョブ継続を所望するユーザもデジタル複写機か
ら離れてしまい、そのまま長時間放置されてしまう可能
性がある。
【0089】そこで、中断事由が解消された場合には
(ステップS22のY)、以降の処理において、メモリ
ユニットMに記憶保持された画像データをクリアするま
での期間の閾値を解消された中断事由に応じて変更す
る。
【0090】まず、中断事由が解消された場合には(ス
テップS22のY)、タイマーによる計時をスタートし
てから(ステップS24)、ステップS25に進む。こ
こに、計測開始手段の機能が実行される。
【0091】続くステップS25〜S34においては、
ステップS21で検索した中断事由に基づいてメモリユ
ニットMに記憶保持された画像データをクリアするまで
の期間の閾値を決定する。stopフラグが“1”にセ
ットされていれば(ステップS25のY)、タイマー閾
値を“5分”にセットし(ステップS30)、S_JA
Mフラグが“1”にセットされていれば(ステップS2
6のY)、タイマー閾値を“5分”にセットし(ステッ
プS31)、Pエンドフラグが“1”にセットされてい
れば(ステップS27のY)、タイマー閾値を“5分”
にセットし(ステップS32)、P_JAMフラグが
“1”にセットされていれば(ステップS28のY)、
タイマー閾値を“10分”にセットし(ステップS3
3)、Tエンドフラグが“1”にセットされていれば
(ステップS29のY)、タイマー閾値を“15分”に
セットする(ステップS34)。つまり、本実施の形態
においては、中断事由が解消されてから“Ready”状態
になるまでの期間が長くなる中断事由ほど、メモリユニ
ットMに記憶保持された画像データをクリアするまでの
期間の閾値が長く設定されているとともに、複数の中断
事由により中断した場合には最も長い閾値が設定される
ことになる。ステップS25〜S34において、第一規
定期間可変手段の機能が実行される。
【0092】続くステップS35では、ステップS30
〜S34においてセットされたタイマー閾値とタイマー
により計時された期間とを比較する。ここに、規定期間
到達判断手段の機能が実行される。タイマーにより計時
された期間よりもタイマー閾値の方が大きい場合には
(ステップS35のN)、ステップS36に進み、操作
パネル61の表示デバイス62にジョブの継続を宣言さ
せるための“スタートキーを押して下さい”を表示し、
スタートキー64の押下に待機する(ステップS3
7)。
【0093】ステップS25〜S34においてセットさ
れたタイマー閾値内でスタートキー64が押下された場
合には(ステップS37のY)、処理を終了し、メモリ
ユニットMに記憶保持されている画像データの画像形成
動作が開始される。
【0094】また、ステップS25〜S34においてセ
ットされたタイマー閾値内でスタートキー64がまだ押
下されていない場合には(ステップS37のN)、中断
事由が解消されているか否かをデバイス制御層bからの
各部の状態検出に基づいて判断する(ステップS3
8)。このように中断事由が解消されているか否かを再
度判断するのは、ステップS22において中断事由が解
消されたと判断されても、その後にドアオープン等によ
って中断事由が生じる場合もあるからである。ここに、
中断状態判断手段の機能が実行される。
【0095】中断事由が再び発生して解消されていない
場合には(ステップS38のN)、タイマーによる計時
を一時停止し(ステップS39)、その中断事由に応じ
た操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバイス6
2に表示する(ステップS40)。ここに、期間計測停
止手段の機能が実行される。
【0096】また、中断事由が再発していない場合や中
断事由が解消された場合には(ステップS38のY)、
ステップS41に進み、タイマーによる計時が一時的に
停止されているか否かを判断する。ステップS39にお
いてタイマーによる計時が一時的に停止された場合には
(ステップS41のY)、ステップS42に進み、タイ
マーによる計時を再開して、ステップS35に戻る。こ
こに、期間計測再開手段の機能が実行される。タイマー
による計時が継続している場合には(ステップS41の
N)、そのままステップS35に戻る。
【0097】以上のように、ステップS22において中
断事由が解消されたと判断されても、その後にドアオー
プン等によって中断事由が発生した場合にはタイマーに
よる計時が一時的に停止し、その中断事由の解消後にタ
イマーによる計時を再開することで、タイマー閾値の期
間設定をそれほど長くする必要がなくなる。
【0098】一方、ステップS25〜S34においてセ
ットされたタイマー閾値内でスタートキー64が押下さ
れなかった場合には(ステップS35のY)、ステップ
S43に進み、コピーのジョブ継続よりもメモリユニッ
トMの他のアプリケーションへの開放を優先させるため
に、メモリユニットMに記憶保持されている画像データ
とその画像データに付されているIDデータ等をクリア
するとともに、操作パネル61の表示デバイス62に表
示されている操作ガイダンスを“データがクリアされま
した”等の画像データが消去された旨を報知する表示に
変更し、処理を終了する。ここに、コピーデータ消去手
段の機能および報知手段の機能が実行される。なお、画
像データが消去された旨を報知する報知手段としては、
音声、光等であっても良い。
【0099】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0100】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断事由が解消された時点から規定期間経過後に消去され
る。これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコ
ピーアプリCに係る画像データにメモリユニットMが占
有され、メモリユニットMを共有する他のアプリケーシ
ョンを使用できない状態が長く続いてしまうことを回避
することが可能になる。また、中断事由が解消された時
点から規定期間内であればコピーアプリCに係る画像デ
ータはメモリユニットMに記憶されたままであることに
より、その期間内に例えばスタートキー64等を操作す
ることで、コピーアプリCのジョブを継続することが可
能になる。
【0101】次に、本発明の第二の実施の形態を図8に
基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態に
おいて説明した部分と同一部分については同一符号を用
い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の形
態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53に
よって実行されるデータクリア処理の流れが異なるもの
である。
【0102】図8は、本実施の形態のデータクリア処理
の流れを概略的に示すフローチャートである。データク
リア処理は、コピー動作が中断したことを条件として実
行が開始され、図8に示すように、まず、中断事由が解
消されたか否かをデバイス制御層bからの各部の状態検
出に基づいて判断する(ステップS51)。ここに、中
断事由解消判断手段の機能が実行される。
【0103】中断事由が解消されない場合には(ステッ
プS51のN)、ステップS52に進み、その中断事由
に応じた操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバ
イス62に表示し、中断事由の解消に待機する。操作パ
ネル61の表示デバイス62に表示される操作ガイダン
スとしては、“用紙を補充して下さい”、“トナーカー
トリッジを交換して下さい”、“ドアを開けて用紙を除
去して下さい”等がある。
【0104】一方、中断事由が解消された場合には(ス
テップS51のY)、タイマー閾値を“10分”にセッ
トし(ステップS53)、ステップS54に進む。
【0105】ステップS54では、本実施の形態のデジ
タル複写機の電源投入時(立上げ時)に選択されるアプ
リケーションがFAXアプリFか否かが判断される。立
上げ時のアプリケーションがFAXアプリFである場合
には(ステップS54のY)、タイマー閾値を“5分”
にセットし(ステップS55)、ステップS56に進
む。一方、立上げ時のアプリケーションがFAXアプリ
Fでない場合には(ステップS54のN)、そのままス
テップS56に進む。これは、立上げ時のアプリケーシ
ョンがFAXアプリFである場合は、FAX送信専用機
とかFAX優先の使用Dutyの可能性が高いのでメモ
リ占有状態となる期間が短くなるように設定するためで
ある。ステップS54〜S55において、立上時機能取
得手段の機能および第二規定期間可変手段の機能が実行
される。
【0106】続くステップS56では、作像部2の出力
チェックを行い、その出力チェックの結果、コピーアプ
リCにおける出力比率が30%以下である場合には(ス
テップS57のY)、コピー機能を利用する機会が少な
いものと判断し、タイマー閾値を“5分”にセットし
(ステップS58)、メモリ占有状態となる期間を短く
設定する。これにより、メモリ占有による各アプリの動
作不可状態の回避が可能となる。ステップS56〜S5
8において、出力比率取得手段の機能および第三規定期
間可変手段の機能が実行される。なお、コピーアプリC
における出力比率は、例えば、各アプリC,F,P毎に
出力枚数カウンタ(ソフトカウンタ)を備えるととも
に、その出力枚数を各アプリC,F,P毎に不揮発性メ
モリに記憶することにより、不揮発性メモリに記憶され
た各アプリC,F,P毎の出力枚数に基づいて算出され
ることになる。
【0107】その後、タイマーによる計時をスタートし
(ステップS59:計測開始手段)、セットされたタイ
マー閾値とタイマーにより計時された期間とを比較する
(ステップS60:規定期間到達判断手段)。
【0108】タイマーにより計時された期間よりもタイ
マー閾値の方が大きい場合には(ステップS60の
N)、ステップS61に進み、操作パネル61の表示デ
バイス62にジョブの継続を宣言させるための“スター
トキーを押して下さい”を表示し、スタートキー64の
押下に待機する(ステップS62)。
【0109】セットされたタイマー閾値内でスタートキ
ー64が押下された場合には(ステップS62のY)、
処理を終了し、メモリユニットMに記憶保持されている
画像データの画像形成動作が開始される。
【0110】また、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64がまだ押下されていない場合には(ステッ
プS62のN)、中断事由が解消されているか否かをデ
バイス制御層bからの各部の状態検出に基づいて判断す
る(ステップS63)。このように中断事由が解消され
ているか否かを再度判断するのは、ステップS51にお
いて中断事由が解消されたと判断されても、その後にド
アオープン等によって中断事由が生じる場合もあるから
である。ここに、中断状態判断手段の機能が実行され
る。
【0111】中断事由が再び発生して解消されていない
場合には(ステップS63のN)、タイマーによる計時
を一時停止し(ステップS64)、その中断事由に応じ
た操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバイス6
2に表示する(ステップS65)。ここに、期間計測停
止手段の機能が実行される。
【0112】また、中断事由が再発していない場合や中
断事由が解消された場合には(ステップS63のY)、
ステップS66に進み、タイマーによる計時が一時的に
停止されているか否かを判断する。ステップS64にお
いてタイマーによる計時が一時的に停止された場合には
(ステップS66のY)、ステップS67に進み、タイ
マーによる計時を再開して、ステップS60に戻る。こ
こに、期間計測再開手段の機能が実行される。タイマー
による計時が継続している場合には(ステップS66の
N)、そのままステップS60に戻る。
【0113】以上のように、ステップS51において中
断事由が解消されたと判断されても、その後にドアオー
プン等によって中断事由が発生した場合にはタイマーに
よる計時が一時的に停止し、その中断事由の解消後にタ
イマーによる計時を再開することで、タイマー閾値の期
間設定をそれほど長くする必要がなくなる。
【0114】一方、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64が押下されなかった場合には(ステップS
60のY)、ステップS68に進み、コピーのジョブ継
続よりもメモリユニットMの他のアプリケーションへの
開放を優先させるために、メモリユニットMに記憶保持
されている画像データとその画像データに付されている
IDデータ等をクリアするとともに、操作パネル61の
表示デバイス62に表示されている操作ガイダンスを
“データがクリアされました”等の画像データが消去さ
れた旨を報知する表示に変更し、処理を終了する。ここ
に、コピーデータ消去手段の機能および報知手段の機能
が実行される。なお、画像データが消去された旨を報知
する報知手段としては、音声、光等であっても良い。
【0115】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0116】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断事由が解消された時点から規定期間経過後に消去され
る。これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコ
ピーアプリCに係る画像データにメモリユニットMが占
有され、メモリユニットMを共有する他のアプリケーシ
ョンを使用できない状態が長く続いてしまうことを回避
することが可能になる。また、中断事由が解消された時
点から規定期間内であればコピーアプリCに係る画像デ
ータはメモリユニットMに記憶されたままであることに
より、その期間内に例えばスタートキー64等を操作す
ることで、コピーアプリCのジョブを継続することが可
能になる。
【0117】次に、本発明の第三の実施の形態を図9に
基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態に
おいて説明した部分と同一部分については同一符号を用
い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の形
態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53に
よって実行されるデータクリア処理の流れが異なるもの
である。
【0118】図9は、本実施の形態のデータクリア処理
の流れを概略的に示すフローチャートである。データク
リア処理は、コピー動作が中断したことを条件として実
行が開始され、図9に示すように、まず、中断事由が解
消されたか否かをデバイス制御層bからの各部の状態検
出に基づいて判断する(ステップS71)。ここに、中
断事由解消判断手段の機能が実行される。
【0119】中断事由が解消されない場合には(ステッ
プS71のN)、ステップS72に進み、その中断事由
に応じた操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバ
イス62に表示し、中断事由の解消に待機する。操作パ
ネル61の表示デバイス62に表示される操作ガイダン
スとしては、“用紙を補充して下さい”、“トナーカー
トリッジを交換して下さい”、“ドアを開けて用紙を除
去して下さい”等がある。
【0120】一方、中断事由が解消された場合には(ス
テップS71のY)、タイマー閾値を“5分”にセット
し(ステップS73)、ステップS74に進む。
【0121】ステップS74では、本実施の形態のデジ
タル複写機はFAXアプリFを搭載しているか否かが判
断される。FAXアプリFを搭載している場合には(ス
テップS74のY)、そのままステップS76に進む。
一方、FAXアプリFを搭載していない場合には(ステ
ップS74のN)、タイマー閾値を“30分”にセット
し(ステップS75)、ステップS76に進む。これ
は、コピー機能のみを有しているデジタル複写機の場合
にはメモリ共有となる他のアプリケーションがないため
に、タイマーも閾値を無限大(ここでは、30分)に設
定しても問題はなく、FAXアプリFを搭載している場
合にはメモリ占有状態となる期間を短くなるように設定
するためである。ステップS75〜S76において、他
機能搭載判断手段の機能および第四規定期間可変手段の
機能が実行される。
【0122】その後、タイマーによる計時をスタートし
(ステップS76:計測開始手段)、セットされたタイ
マー閾値とタイマーにより計時された期間とを比較する
(ステップS77:規定期間到達判断手段)。
【0123】タイマーにより計時された期間よりもタイ
マー閾値の方が大きい場合には(ステップS77の
N)、ステップS78に進み、操作パネル61の表示デ
バイス62にジョブの継続を宣言させるための“スター
トキーを押して下さい”を表示し、スタートキー64の
押下に待機する(ステップS79)。
【0124】セットされたタイマー閾値内でスタートキ
ー64が押下された場合には(ステップS79のY)、
処理を終了し、メモリユニットMに記憶保持されている
画像データの画像形成動作が開始される。
【0125】また、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64がまだ押下されていない場合には(ステッ
プS79のN)、中断事由が解消されているか否かをデ
バイス制御層bからの各部の状態検出に基づいて判断す
る(ステップS80)。このように中断事由が解消され
ているか否かを再度判断するのは、ステップS71にお
いて中断事由が解消されたと判断されても、その後にド
アオープン等によって中断事由が生じる場合もあるから
である。ここに、中断状態判断手段の機能が実行され
る。
【0126】中断事由が再び発生して解消されていない
場合には(ステップS80のN)、タイマーによる計時
を一時停止し(ステップS81)、その中断事由に応じ
た操作ガイダンス等を操作パネル61の表示デバイス6
2に表示する(ステップS82)。ここに、期間計測停
止手段の機能が実行される。
【0127】また、中断事由が再発していない場合や中
断事由が解消された場合には(ステップS80のY)、
ステップS83に進み、タイマーによる計時が一時的に
停止されているか否かを判断する。ステップS81にお
いてタイマーによる計時が一時的に停止された場合には
(ステップS83のY)、ステップS84に進み、タイ
マーによる計時を再開して、ステップS77に戻る。こ
こに、期間計測再開手段の機能が実行される。タイマー
による計時が継続している場合には(ステップS83の
N)、そのままステップS60に戻る。
【0128】以上のように、ステップS71において中
断事由が解消されたと判断されても、その後にドアオー
プン等によって中断事由が発生した場合にはタイマーに
よる計時が一時的に停止し、その中断事由の解消後にタ
イマーによる計時を再開することで、タイマー閾値の期
間設定をそれほど長くする必要がなくなる。
【0129】一方、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64が押下されなかった場合には(ステップS
77のY)、ステップS85に進み、コピーのジョブ継
続よりもメモリユニットMの他のアプリケーションへの
開放を優先させるために、メモリユニットMに記憶保持
されている画像データとその画像データに付されている
IDデータ等をクリアするとともに、操作パネル61の
表示デバイス62に表示されている操作ガイダンスを
“データがクリアされました”等の画像データが消去さ
れた旨を報知する表示に変更し、処理を終了する。ここ
に、コピーデータ消去手段の機能および報知手段の機能
が実行される。なお、画像データが消去された旨を報知
する報知手段としては、音声、光等であっても良い。
【0130】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0131】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断事由が解消された時点から規定期間経過後に消去され
る。これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコ
ピーアプリCに係る画像データにメモリユニットMが占
有され、メモリユニットMを共有する他のアプリケーシ
ョンを使用できない状態が長く続いてしまうことを回避
することが可能になる。また、中断事由が解消された時
点から規定期間内であればコピーアプリCに係る画像デ
ータはメモリユニットMに記憶されたままであることに
より、その期間内に例えばスタートキー64等を操作す
ることで、コピーアプリCのジョブを継続することが可
能になる。
【0132】次に、本発明の第四の実施の形態を図10
に基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態
において説明した部分と同一部分については同一符号を
用い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の
形態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53
によって実行されるデータクリア処理の流れが異なるも
のである。
【0133】図10は、本実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。データ
クリア処理は、コピー動作が中断したことを条件として
実行が開始され、図10に示すように、まず、ステップ
S91〜S92において操作パネル61のアプリケーシ
ョン切替キー群70の押下に待機する。ここに、機能切
替判断手段の機能が実行される。
【0134】アプリケーション切替キー群70のFAX
切替キーが押下された場合には(ステップS91の
Y)、ステップS93に進み、読取ユニット1が“Read
y”状態にあるか否かをデバイス制御層bからの各部の
状態検出等に基づいて判断する。読取ユニット1が“Re
ady”状態にある場合には(ステップS93のY)、ス
テップS94に進み、コピーのジョブ継続よりもメモリ
ユニットMのFAXアプリケーションへの開放を優先さ
せるために、メモリユニットMに記憶保持されている画
像データとその画像データに付されているIDデータ等
をクリアするとともに、コピーモードをリセットし、操
作パネル61の表示デバイス62をFAX画面に切り替
え、処理を終了する。ここに、コピーデータ消去手段の
機能が実行される。
【0135】また、読取ユニット1が“Ready”状態に
ない場合には(ステップS93のN)、ステップS95
に進み、所定のエラー処理を実行し、処理を終了する。
【0136】一方、アプリケーション切替キー群70の
プリンタ切替キーが押下された場合には(ステップS9
2のY)、ステップS96に進み、作像部2が“Read
y”状態にあるか否かをデバイス制御層bからの各部の
状態検出等に基づいて判断する。作像部2が“Ready”
状態にある場合には(ステップS96のY)、ステップ
S97に進み、コピーのジョブ継続よりもメモリユニッ
トMのプリンタアプリケーションへの開放を優先させる
ために、メモリユニットMに記憶保持されている画像デ
ータとその画像データに付されているIDデータ等をク
リアするとともに、コピーモードをリセットし、操作パ
ネル61の表示デバイス62をプリンタ画面に切り替
え、処理を終了する。ここに、コピーデータ消去手段の
機能が実行される。
【0137】また、作像部2が“Ready”状態にない場
合には(ステップS96のN)、ステップS98に進
み、所定のエラー処理を実行し、処理を終了する。
【0138】ここに、コピー動作の中断中に他のアプリ
ケーション機能への切替要求があった場合には、動作途
中のコピー機能よりも優先度が高いと判断して、画面切
替と合わせて共有メモリを開放(クリア)し、切替先の
アプリケーション動作の確保を優先させることが可能に
なる。
【0139】ただし、例えばFAX機能に切り替える際
に、読取ユニット1が“Ready”状態ではないのにメモ
リユニットMを開放(クリア)すると、FAX機能は機
能せず、メモリユニットMのみを開放してしまうことに
なるので、本実施の形態においては、コピー機能中断中
のアプリ切替は、その使用リソースが“Ready”状態を
前提条件として切り替えるようにしている。これによ
り、不用意にメモリユニットMに記憶保持されている画
像データを消去/開放しない構成としている。
【0140】次に、本発明の第五の実施の形態を図11
に基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態
において説明した部分と同一部分については同一符号を
用い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の
形態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53
によって実行されるデータクリア処理の流れが異なるも
のである。
【0141】図11は、本実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。データ
クリア処理は、コピー動作が中断したことを条件として
実行が開始され、図11に示すように、まず、その中断
事由の検索を行う(ステップT1)。ここに、中断事由
解消判断手段の機能が実行される。
【0142】ところで、中断事由が解消された場合であ
っても、中断事由によっては、作像部2が即座にジョブ
継続可能にならないもの(装置状態が“Ready”状態で
ないもの)がある。つまり、中断事由によって“Read
y”状態になるまでの期間が異なるものがある。例え
ば、前述した中断事由を例にとると、 1:ペーパエンド停止の場合は、転写紙27を補充した
時点で即座に“Ready”状態になる 2:トナーエンド停止の場合は、トナー容器(図示せ
ず)から現像装置23内への補給動作/攪拌動作が必要
となるために、トナー補給の1〜3分後に“Ready”状
態になる 3:作像部2の紙づまり(JAM)中断の場合は、JA
M期間中においては定着装置36をOFFにしているこ
とから、紙づまりを起こした用紙の除去後、JAM期間
中にOFFしていた定着装置36を所定温度に上昇させ
た後に“Ready”状態になる 4:読取ユニット1の紙づまり(JAM)中断の場合
は、紙づまりを起こした用紙の除去後、即座に“Read
y”状態になる 5:ストップキー65等の押下による一時停止の場合
は、スタートキー64の操作後、即座に“Ready”状態
になる 6:自己診断機能による異常状態検出の場合には、装置
異常でありジョブ継続は不可能である。つまり、中断事
由によっては、ジョブ継続を所望するユーザもデジタル
複写機から離れてしまう可能性がある。
【0143】そこで、以降の処理において、メモリユニ
ットMに記憶保持された画像データをクリアするまでの
期間の閾値を中断事由に応じて変更する。
【0144】まず、タイマーによる計時をスタートして
から(ステップT2)、ステップT3に進む。ここに、
計測開始手段の機能が実行される。
【0145】続くステップT3〜T12においては、ス
テップT1で検索した中断事由に基づいてメモリユニッ
トMに記憶保持された画像データをクリアするまでの期
間の閾値を決定する。stopフラグが“1”にセット
されていれば(ステップT3のY)、タイマー閾値を
“5分”にセットし(ステップT8)、S_JAMフラ
グが“1”にセットされていれば(ステップT4の
Y)、タイマー閾値を“5分”にセットし(ステップT
9)、Pエンドフラグが“1”にセットされていれば
(ステップT5のY)、タイマー閾値を“5分”にセッ
トし(ステップT10)、P_JAMフラグが“1”に
セットされていれば(ステップT6のY)、タイマー閾
値を“10分”にセットし(ステップT11)、Tエン
ドフラグが“1”にセットされていれば(ステップT7
のY)、タイマー閾値を“15分”にセットする(ステ
ップT12)。つまり、本実施の形態においては、中断
事由が解消されてから“Ready”状態になるまでの期間
が長くなる中断事由ほど、メモリユニットMに記憶保持
された画像データをクリアするまでの期間の閾値が長く
設定されているとともに、複数の中断事由により中断し
た場合には最も長い閾値が設定されることになる。ステ
ップT3〜T12において、第一規定期間可変手段の機
能が実行される。
【0146】続くステップT13では、ステップT8〜
T12においてセットされたタイマー閾値とタイマーに
より計時された期間とを比較する。ここに、規定期間到
達判断手段の機能が実行される。タイマーにより計時さ
れた期間よりもタイマー閾値の方が大きい場合には(ス
テップT13のN)、ステップT14に進み、操作パネ
ル61の表示デバイス62にジョブの継続を宣言させる
ための“スタートキーを押して下さい”を表示し、スタ
ートキー64の押下に待機する(ステップT15)。
【0147】ステップT3〜T12においてセットされ
たタイマー閾値内でスタートキー64が押下された場合
には(ステップT15のY)、処理を終了し、メモリユ
ニットMに記憶保持されている画像データの画像形成動
作が開始される。
【0148】一方、ステップT3〜T12においてセッ
トされたタイマー閾値内でスタートキー64が押下され
なかった場合には(ステップT13のY)、ステップT
16に進み、コピーのジョブ継続よりもメモリユニット
Mの他のアプリケーションへの開放を優先させるため
に、メモリユニットMに記憶保持されている画像データ
とその画像データに付されているIDデータ等をクリア
するとともに、操作パネル61の表示デバイス62に表
示されている操作ガイダンスを“データがクリアされま
した”等の画像データが消去された旨を報知する表示に
変更し、処理を終了する。ここに、コピーデータ消去手
段の機能および報知手段の機能が実行される。なお、画
像データが消去された旨を報知する報知手段としては、
音声、光等であっても良い。
【0149】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0150】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断状態になった時点から規定期間経過後に消去される。
これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコピー
アプリCに係る画像データにメモリユニットMが占有さ
れ、メモリユニットMを共有する他のアプリケーション
を使用できない状態が長く続いてしまうことを回避する
ことが可能になる。また、中断状態になった時点から規
定期間内であればコピーアプリCに係る画像データはメ
モリユニットMに記憶されたままであることにより、そ
の期間内に例えばスタートキー64等を操作すること
で、コピーアプリCのジョブを継続することが可能にな
る。
【0151】次に、本発明の第六の実施の形態を図12
に基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態
において説明した部分と同一部分については同一符号を
用い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の
形態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53
によって実行されるデータクリア処理の流れが異なるも
のである。
【0152】図12は、本実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。データ
クリア処理は、コピー動作が中断したことを条件として
実行が開始され、図12に示すように、まず、タイマー
閾値を“10分”にセットし(ステップT21)、ステ
ップT22に進む。
【0153】ステップT22では、本実施の形態のデジ
タル複写機の電源投入時(立上げ時)に選択されるアプ
リケーションがFAXアプリFか否かが判断される。立
上げ時のアプリケーションがFAXアプリFである場合
には(ステップT22のY)、タイマー閾値を“5分”
にセットし(ステップT23)、ステップT24に進
む。一方、立上げ時のアプリケーションがFAXアプリ
Fでない場合には(ステップT22のN)、そのままス
テップT24に進む。これは、立上げ時のアプリケーシ
ョンがFAXアプリFである場合は、FAX送信専用機
とかFAX優先の使用Dutyの可能性が高いのでメモ
リ占有状態となる期間が短くなるように設定するためで
ある。ステップT22〜T23において、立上時機能取
得手段の機能および第二規定期間可変手段の機能が実行
される。
【0154】続くステップT24では、作像部2の出力
チェックを行い、その出力チェックの結果、コピーアプ
リCにおける出力比率が30%以下である場合には(ス
テップT25のY)、コピー機能を利用する機会が少な
いものと判断し、タイマー閾値を“5分”にセットし
(ステップT26)、メモリ占有状態となる期間を短く
設定する。これにより、メモリ占有による各アプリの動
作不可状態の回避が可能となる。ステップT24〜T2
6において、出力比率取得手段の機能および第三規定期
間可変手段の機能が実行される。なお、コピーアプリC
における出力比率は、例えば、各アプリC,F,P毎に
出力枚数カウンタ(ソフトカウンタ)を備えるととも
に、その出力枚数を各アプリC,F,P毎に不揮発性メ
モリに記憶することにより、不揮発性メモリに記憶され
た各アプリC,F,P毎の出力枚数に基づいて算出され
ることになる。
【0155】その後、タイマーによる計時をスタートし
(ステップT27:計測開始手段)、セットされたタイ
マー閾値とタイマーにより計時された期間とを比較する
(ステップT28:規定期間到達判断手段)。
【0156】タイマーにより計時された期間よりもタイ
マー閾値の方が大きい場合には(ステップT28の
N)、ステップT29に進み、操作パネル61の表示デ
バイス62にジョブの継続を宣言させるための“スター
トキーを押して下さい”を表示し、スタートキー64の
押下に待機する(ステップT30)。
【0157】セットされたタイマー閾値内でスタートキ
ー64が押下された場合には(ステップT30のY)、
処理を終了し、メモリユニットMに記憶保持されている
画像データの画像形成動作が開始される。
【0158】一方、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64が押下されなかった場合には(ステップT
28のY)、ステップT31に進み、コピーのジョブ継
続よりもメモリユニットMの他のアプリケーションへの
開放を優先させるために、メモリユニットMに記憶保持
されている画像データとその画像データに付されている
IDデータ等をクリアするとともに、操作パネル61の
表示デバイス62に表示されている操作ガイダンスを
“データがクリアされました”等の画像データが消去さ
れた旨を報知する表示に変更し、処理を終了する。ここ
に、コピーデータ消去手段の機能および報知手段の機能
が実行される。なお、画像データが消去された旨を報知
する報知手段としては、音声、光等であっても良い。
【0159】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0160】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断状態になった時点から規定期間経過後に消去される。
これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコピー
アプリCに係る画像データにメモリユニットMが占有さ
れ、メモリユニットMを共有する他のアプリケーション
を使用できない状態が長く続いてしまうことを回避する
ことが可能になる。また、中断状態になった時点から規
定期間内であればコピーアプリCに係る画像データはメ
モリユニットMに記憶されたままであることにより、そ
の期間内に例えばスタートキー64等を操作すること
で、コピーアプリCのジョブを継続することが可能にな
る。
【0161】次に、本発明の第七の実施の形態を図13
に基づいて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態
において説明した部分と同一部分については同一符号を
用い、説明も省略する。本実施の形態は、第一の実施の
形態とは、デジタル複写機のシステムコントローラ53
によって実行されるデータクリア処理の流れが異なるも
のである。
【0162】図13は、本実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。データ
クリア処理は、コピー動作が中断したことを条件として
実行が開始され、図13に示すように、まず、タイマー
閾値を“5分”にセットし(ステップT41)、ステッ
プT42に進む。
【0163】ステップT42では、本実施の形態のデジ
タル複写機はFAXアプリFを搭載しているか否かが判
断される。FAXアプリFを搭載している場合には(ス
テップT42のY)、そのままステップT44に進む。
一方、FAXアプリFを搭載していない場合には(ステ
ップT42のN)、タイマー閾値を“30分”にセット
し(ステップT43)、ステップT44に進む。これ
は、コピー機能のみを有しているデジタル複写機の場合
にはメモリ共有となる他のアプリケーションがないため
に、タイマーも閾値を無限大(ここでは、30分)に設
定しても問題はなく、FAXアプリFを搭載している場
合にはメモリ占有状態となる期間を短くなるように設定
するためである。ステップT42〜T43において、他
機能搭載判断手段の機能および第四規定期間可変手段の
機能が実行される。
【0164】その後、タイマーによる計時をスタートし
(ステップT44:計測開始手段)、セットされたタイ
マー閾値とタイマーにより計時された期間とを比較する
(ステップT45:規定期間到達判断手段)。
【0165】タイマーにより計時された期間よりもタイ
マー閾値の方が大きい場合には(ステップT45の
N)、ステップT46に進み、操作パネル61の表示デ
バイス62にジョブの継続を宣言させるための“スター
トキーを押して下さい”を表示し、スタートキー64の
押下に待機する(ステップT47)。
【0166】セットされたタイマー閾値内でスタートキ
ー64が押下された場合には(ステップT47のY)、
処理を終了し、メモリユニットMに記憶保持されている
画像データの画像形成動作が開始される。
【0167】一方、セットされたタイマー閾値内でスタ
ートキー64が押下されなかった場合には(ステップT
45のY)、ステップT48に進み、コピーのジョブ継
続よりもメモリユニットMの他のアプリケーションへの
開放を優先させるために、メモリユニットMに記憶保持
されている画像データとその画像データに付されている
IDデータ等をクリアするとともに、操作パネル61の
表示デバイス62に表示されている操作ガイダンスを
“データがクリアされました”等の画像データが消去さ
れた旨を報知する表示に変更し、処理を終了する。ここ
に、コピーデータ消去手段の機能および報知手段の機能
が実行される。なお、画像データが消去された旨を報知
する報知手段としては、音声、光等であっても良い。
【0168】なお、コピーデータ消去手段によってメモ
リユニットMに記憶されているコピー機能に係る画像デ
ータが消去された場合であっても、コピー機能で設定さ
れていた操作モードは保持されている。これにより、コ
ピー機能のジョブ継続を容易に行うことができる。
【0169】ここに、コピーアプリCのジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットMに記
憶されたままのコピーアプリCに係る画像データが、中
断状態になった時点から規定期間経過後に消去される。
これにより、コピーアプリCが中断状態のままでコピー
アプリCに係る画像データにメモリユニットMが占有さ
れ、メモリユニットMを共有する他のアプリケーション
を使用できない状態が長く続いてしまうことを回避する
ことが可能になる。また、中断状態になった時点から規
定期間内であればコピーアプリCに係る画像データはメ
モリユニットMに記憶されたままであることにより、そ
の期間内に例えばスタートキー64等を操作すること
で、コピーアプリCのジョブを継続することが可能にな
る。
【0170】なお、各実施の形態においては、プログラ
ムを記憶した記憶媒体としてシステムコントローラ53
に設けられたROMを適用したが、これに限るものでは
なく、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−R/
W,DVD−ROM,DVD−RAMなど)、光磁気デ
ィスク(MO)、メモリカード等の半導体メモリであっ
ても良い。また、記憶媒体には、コンピュータと独立し
た媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送
されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記
憶した記憶媒体も含まれる。
【0171】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、複数の機能を搭載している画像形成装置におい
て、前記複数の機能に係る画像データを記憶保持する単
一のメモリユニットと、一の機能に係るジョブが中断状
態になった場合、前記メモリユニットに記憶されている
前記一の機能に係る画像データを消去する消去手段と、
を備えることにより、複数の機能の内、一の機能のジョ
ブが継続できずに中断状態になった場合にメモリユニッ
トに記憶されたままの一の機能に係る画像データを消去
手段によって消去することができるので、中断状態のま
まの一の機能に係る画像データにメモリユニットが占有
され、メモリユニットを共有する他の機能を使用できな
い状態が長く続いてしまうことを回避することができ
る。
【0172】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記消去手段は、中断事由
が解消された時点から規定期間経過後に画像データを消
去することにより、中断事由が解消された時点から規定
期間内であれば一の機能に係る画像データはメモリユニ
ットに記憶されたままであるので、その期間内に例えば
スタートキー等を操作することで、一の機能のジョブを
継続することができる。また、中断事由が解消された時
点から期間の計測を始めるので、中断事由の解消に手間
取っている間に画像データが消去されることがない。
【0173】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記消去手段は、前記一の
機能のジョブが継続できずに中断状態になった時点から
規定期間経過後に画像データを消去することにより、中
断状態になった時点から規定期間内であれば一の機能に
係る画像データはメモリユニットに記憶されたままであ
るので、その期間内に中断事由を解消するとともに例え
ばスタートキー等を操作することで、コピー機能のジョ
ブを継続することができる。更に、中断状態のまま長時
間放置された場合でも、規定時間経過後には画像データ
を消去することで、他の機能によるメモリユニットの使
用を可能にすることができる。
【0174】請求項4記載の発明の画像形成装置によれ
ば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ
機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な画
像形成装置において、前記各機能に係る画像データを記
憶保持する単一のメモリユニットと、前記コピー機能の
ジョブが継続できずに中断状態になった場合、または、
前記コピー機能がユーザによって明示的に中断された場
合、その中断事由が解消されたか否かを判断する中断事
由解消判断手段と、この中断事由解消判断手段により中
断事由が解消されたと判断された場合、期間計測手段に
よる期間計測を開始する計測開始手段と、この計測開始
手段により計測された期間が規定期間に達したか否かを
判断する規定期間到達判断手段と、この規定期間到達判
断手段によって規定期間に到達したと判断された場合、
前記メモリユニットに記憶されている前記コピー機能に
係る画像データを消去するコピーデータ消去手段と、を
備えることにより、コピー機能のジョブが継続できずに
中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶された
ままのコピー機能に係る画像データを中断事由が解消さ
れた時点から規定期間経過後に消去することができるの
で、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係る画像
データにメモリユニットが占有され、メモリユニットを
共有する他の機能を使用できない状態が長く続いてしま
うことを回避することができる。また、中断事由が解消
された時点から規定期間内であればコピー機能に係る画
像データはメモリユニットに記憶されたままであること
により、その期間内に例えばスタートキー等を操作する
ことで、コピー機能のジョブを継続することができる。
【0175】請求項5記載の発明の画像形成装置によれ
ば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ
機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な画
像形成装置において、前記各機能に係る画像データを記
憶保持する単一のメモリユニットと、前記コピー機能の
ジョブが継続できずに中断状態になった場合、または、
前記コピー機能がユーザによって明示的に中断された場
合、期間計測手段による期間計測を開始する計測開始手
段と、この計測開始手段により計測された期間が規定期
間に達したか否かを判断する規定期間到達判断手段と、
この規定期間到達判断手段によって規定期間に到達した
と判断された場合、前記メモリユニットに記憶されてい
る前記コピー機能に係る画像データを消去するコピーデ
ータ消去手段と、を備えることにより、コピー機能のジ
ョブが継続できずに中断状態になった場合等にメモリユ
ニットに記憶されたままのコピー機能に係る画像データ
を中断状態になった時点から規定期間経過後に消去する
ことができるので、コピー機能中断状態のままでコピー
機能に係る画像データにメモリユニットが占有され、メ
モリユニットを共有する他の機能を使用できない状態が
長く続いてしまうことを回避することができる。また、
中断状態になった時点から規定期間内であればコピー機
能に係る画像データはメモリユニットに記憶されたまま
であることにより、その期間内に中断事由を解消すると
ともに例えばスタートキー等を操作することで、コピー
機能のジョブを継続することができる。
【0176】請求項6記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の画像形成装置において、前記規定期間到達
判断手段は、前記コピー機能の中断事由を取得する中断
事由取得手段と、この中断事由取得手段によって取得し
た前記中断事由に応じて規定期間を可変とする第一規定
期間可変手段と、を有することにより、中断事由に応じ
て規定期間を可変とすることができるので、中断事由が
解消されてからジョブ継続が可能な状態になるまでの期
間が長くなる中断事由ほど、メモリユニットに記憶され
たままのコピー機能に係る画像データを消去するまでの
規定期間を長く設定することができる。
【0177】請求項7記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の画像形成装置において、前記規定期間到達
判断手段は、電源投入時に選択される機能を取得する立
上時機能取得手段と、この立上時機能取得手段によって
取得された電源投入時に選択される機能に応じて規定期
間を可変とする第二規定期間可変手段と、を有すること
により、電源投入時に選択される機能に応じて規定期間
を設定することができる。
【0178】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の画像形成装置において、前記第二規定期間可変手段
は、前記ファクシミリ機能が電源投入時に選択される機
能である場合には、前記コピー機能が電源投入時に選択
される機能である場合に比べて規定期間を短くすること
により、電源投入時に選択される機能がファクシミリ機
能である場合には、ファクシミリ機能が優先される可能
性が高いことから、メモリユニットに記憶されたままの
コピー機能に係る画像データを消去するまでの規定期間
を短く設定し、コピー機能によるメモリ占有状態を短く
することができる。
【0179】請求項9記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の画像形成装置において、前記規定期間到達
判断手段は、前記コピー機能による出力比率を取得する
出力比率取得手段と、この出力比率取得手段によって取
得された出力比率に応じて規定期間を可変とする第三規
定期間可変手段と、を有することにより、コピー機能に
よる出力比率に応じた規定期間を設定することができ
る。
【0180】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の画像形成装置において、前記第三規定期間可変手
段は、前記コピー機能による出力比率が低い場合には、
前記コピー機能による出力比率が高い場合に比べて規定
期間を短くすることにより、コピー機能による出力比率
が低い場合には、コピー機能を利用する機会が少ないも
のとして、メモリユニットに記憶されたままのコピー機
能に係る画像データを消去するまでの規定期間を短く設
定し、コピー機能によるメモリ占有状態を短くすること
ができる。
【0181】請求項11記載の発明によれば、請求項4
または5記載の画像形成装置において、前記規定期間到
達判断手段は、前記コピー機能以外の機能が搭載されて
いるか否かを判断する他機能搭載判断手段と、この他機
能搭載判断手段によって前記コピー機能以外の機能が搭
載されていると判断された場合、その搭載されている機
能に応じて規定期間を可変とする第四規定期間可変手段
と、を有することにより、コピー機能以外の機能が搭載
されていると判断された場合、その搭載されている機能
に応じた規定期間を設定することができる。
【0182】請求項12記載の発明によれば、請求項1
1記載の画像形成装置において、前記第四規定期間可変
手段は、前記ファクシミリ機能が搭載されている場合に
は、前記ファクシミリ機能が搭載されていない場合に比
べて規定期間を短くすることにより、コピー機能のみが
搭載されていればメモリユニットに記憶されたままのコ
ピー機能に係る画像データを消去するまでの規定期間は
長く設定されていても問題はないが、ファクシミリ機能
が搭載されている場合には、メモリユニットに記憶され
たままのコピー機能に係る画像データを消去するまでの
規定期間を短く設定し、コピー機能によるメモリ占有状
態を短くすることができる。
【0183】請求項13記載の発明によれば、請求項4
記載の画像形成装置において、前記規定期間到達判断手
段による判断の際に、前記コピー機能が中断状態になっ
ているか否かを判断する中断状態判断手段と、この中断
状態判断手段によって前記コピー機能が中断状態にある
と判断した場合に、前記期間計測手段による期間計測を
一時停止する期間計測停止手段と、前記中断状態判断手
段によって前記コピー機能が中断状態にないと判断した
場合に、前記期間計測手段による期間計測を再開する期
間計測再開手段と、を備えることにより、中断事由が解
消された後にドアオープン等によって中断事由が発生し
た場合には、期間計測手段による期間計測を一時的に停
止し、その中断事由の解消後に期間計測手段による期間
計測を再開することができるので、メモリユニットに記
憶されたままのコピー機能に係る画像データを消去する
までの規定期間をそれほど長くする必要がない。
【0184】請求項14記載の発明の画像形成装置によ
れば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリン
タ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能な
画像形成装置において、前記各機能に係る画像データを
記憶保持する単一のメモリユニットと、前記コピー機能
のジョブが継続できずに中断状態になった場合、また
は、前記コピー機能がユーザによって明示的に中断され
た場合、前記コピー機能以外の機能に切り替えられたか
否かを判断する機能切替判断手段と、この機能切替判断
手段により前記コピー機能以外の機能に切り替えられた
と判断した場合に、前記メモリユニットに記憶されてい
る前記コピー機能に係る画像データを消去するコピーデ
ータ消去手段と、を備えることにより、コピー機能のジ
ョブが継続できずに中断状態になった場合等にメモリユ
ニットに記憶されたままのコピー機能に係る画像データ
をユーザの意図によってコピー機能以外の機能に切り替
えた場合に消去することができるので、コピー機能中断
状態のままでコピー機能に係る画像データにメモリユニ
ットが占有され、メモリユニットを共有する他の機能を
使用できない状態が長く続いてしまうことを回避するこ
とができる。また、コピー機能以外の機能に切り替えな
い限りコピー機能に係る画像データはメモリユニットに
記憶されたままであることにより、コピー機能のままで
中断事由を解消するとともに例えばスタートキー等を操
作することで、コピー機能のジョブを継続することがで
きる。
【0185】請求項15記載の発明によれば、請求項1
4記載の画像形成装置において、前記コピーデータ消去
手段は、切り替えられた前記コピー機能以外の機能のジ
ョブの実行が可能であることを条件として前記メモリユ
ニットに記憶されている前記コピー機能に係る画像デー
タを消去することにより、切り替えられたコピー機能以
外の機能のジョブの実行が不可能であるにも拘わらず、
メモリユニットに記憶されているコピー機能に係る画像
データが消去されてしまうことを防止することができ
る。
【0186】請求項16記載の発明によれば、請求項4
ないし15のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記メモリユニットに記憶されている前記コピー機能に
係る画像データが消去された場合であっても、前記コピ
ー機能で設定されていた操作モードは保持されることに
より、コピー機能のジョブ継続を容易に行うことができ
る。
【0187】請求項17記載の発明によれば、請求項4
ないし16のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記メモリユニットに記憶されている前記コピー機能に
係る画像データを消去した場合、画像データが消去され
た旨を報知する報知手段を備えることにより、ユーザは
コピー機能に係る画像データが消去されたことを知るこ
とができるので、使い勝手を向上させることができる。
【0188】請求項18記載の発明の記憶媒体によれ
ば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ
機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であ
って、前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一
のメモリユニットを備える画像形成装置に設けられたコ
ンピュータにインストールされ、前記コンピュータに、
前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
的に中断された場合、その中断事由が解消されたか否か
を判断する中断事由解消判断機能と、中断事由が解消さ
れたと判断された場合、期間計測手段による期間計測を
開始する計測開始機能と、計測された期間が規定期間に
達したか否かを判断する規定期間到達判断機能と、規定
期間に到達したと判断された場合、前記メモリユニット
に記憶されている前記コピー機能に係る画像データを消
去するコピーデータ消去機能と、を実行させるプログラ
ムを格納することにより、コピー機能のジョブが継続で
きずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶
されたままのコピー機能に係る画像データを中断事由が
解消された時点から規定期間経過後に消去することがで
きるので、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係
る画像データにメモリユニットが占有され、メモリユニ
ットを共有する他の機能を使用できない状態が長く続い
てしまうことを回避することができる。また、中断事由
が解消された時点から規定期間内であればコピー機能に
係る画像データはメモリユニットに記憶されたままであ
ることにより、その期間内に例えばスタートキー等を操
作することで、コピー機能のジョブを継続することがで
きる。
【0189】請求項19記載の発明の記憶媒体によれ
ば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ
機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であ
って、前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一
のメモリユニットを備える画像形成装置に設けられたコ
ンピュータにインストールされ、前記コンピュータに、
前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
的に中断された場合、期間計測手段による期間計測を開
始する計測開始機能と、計測された期間が規定期間に達
したか否かを判断する規定期間到達判断機能と、規定期
間に到達したと判断された場合、前記メモリユニットに
記憶されている前記コピー機能に係る画像データを消去
するコピーデータ消去機能と、を実行させるプログラム
を格納することにより、コピー機能のジョブが継続でき
ずに中断状態になった場合等にメモリユニットに記憶さ
れたままのコピー機能に係る画像データを中断状態にな
った時点から規定期間経過後に消去することができるの
で、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係る画像
データにメモリユニットが占有され、メモリユニットを
共有する他の機能を使用できない状態が長く続いてしま
うことを回避することができる。また、中断状態になっ
た時点から規定期間内であればコピー機能に係る画像デ
ータはメモリユニットに記憶されたままであることによ
り、その期間内に中断事由を解消するとともに例えばス
タートキー等を操作することで、コピー機能のジョブを
継続することができる。
【0190】請求項20記載の発明の記憶媒体によれ
ば、コピー機能に加えて、ファクシミリ機能やプリンタ
機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載が可能であ
って、前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一
のメモリユニットを備える画像形成装置に設けられたコ
ンピュータにインストールされ、前記コンピュータに、
前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
的に中断された場合、前記コピー機能以外の機能に切り
替えられたか否かを判断する機能切替判断機能と、前記
コピー機能以外の機能に切り替えられたと判断した場合
に、前記メモリユニットに記憶されている前記コピー機
能に係る画像データを消去するコピーデータ消去機能
と、を実行させるプログラムを格納することにより、コ
ピー機能のジョブが継続できずに中断状態になった場合
等にメモリユニットに記憶されたままのコピー機能に係
る画像データをユーザの意図によってコピー機能以外の
機能に切り替えられた場合に消去することができるの
で、コピー機能中断状態のままでコピー機能に係る画像
データにメモリユニットが占有され、メモリユニットを
共有する他の機能を使用できない状態が長く続いてしま
うことを回避することができる。また、コピー機能以外
の機能に切り替えない限りコピー機能に係る画像データ
はメモリユニットに記憶されたままであることにより、
コピー機能のままで中断事由を解消するとともに例えば
スタートキー等を操作することで、コピー機能のジョブ
を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のデジタル複写機の
構成を概略的に示す縦断正面図である。
【図2】操作パネルを示す正面図である。
【図3】デジタル複写機の各部の電気的接続を示すブロ
ック図である。
【図4】ソフトウェアの構成を示す説明図である。
【図5】メモリユニットの構成を示す説明図である。
【図6】コピー動作が中断する際の処理の流れを概略的
に示すフローチャートである。
【図7】データクリア処理の流れを概略的に示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の第二の実施の形態のデータクリア処理
の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】本発明の第三の実施の形態のデータクリア処理
の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図10】本発明の第四の実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図11】本発明の第五の実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図12】本発明の第六の実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図13】本発明の第七の実施の形態のデータクリア処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図14】従来のマルチタスク型のデジタル複写機のソ
フトウェアの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
C コピー機能 F ファクシミリ機能 M メモリユニット P プリンタ機能
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AB01 AC08 BA02 BA03 BB03 BC04 BC07 BD06 BD22 BD40 CB02 CB12 DA01 DA10 2C187 AC07 AD03 AE01 AF01 DC01 HA17 5B021 AA01 AA05 AA19 DD12 NN16 5C062 AB17 AB22 AB40 AB42 AC04 AC22 AC23 5C073 AA02 BA02 BB02 BD03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機能を搭載している画像形成装置に
    おいて、 前記複数の機能に係る画像データを記憶保持する単一の
    メモリユニットと、 一の機能に係るジョブが中断状態になった場合、前記メ
    モリユニットに記憶されている前記一の機能に係る画像
    データを消去する消去手段と、を備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記消去手段は、中断事由が解消された
    時点から規定期間経過後に画像データを消去することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記消去手段は、前記一の機能のジョブ
    が継続できずに中断状態になった時点から規定期間経過
    後に画像データを消去することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機能
    やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載
    が可能な画像形成装置において、 前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモ
    リユニットと、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、その中断事由が解消されたか否か
    を判断する中断事由解消判断手段と、 この中断事由解消判断手段により中断事由が解消された
    と判断された場合、期間計測手段による期間計測を開始
    する計測開始手段と、 この計測開始手段により計測された期間が規定期間に達
    したか否かを判断する規定期間到達判断手段と、 この規定期間到達判断手段によって規定期間に到達した
    と判断された場合、前記メモリユニットに記憶されてい
    る前記コピー機能に係る画像データを消去するコピーデ
    ータ消去手段と、を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機能
    やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭載
    が可能な画像形成装置において、 前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモ
    リユニットと、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、期間計測手段による期間計測を開
    始する計測開始手段と、 この計測開始手段により計測された期間が規定期間に達
    したか否かを判断する規定期間到達判断手段と、 この規定期間到達判断手段によって規定期間に到達した
    と判断された場合、前記メモリユニットに記憶されてい
    る前記コピー機能に係る画像データを消去するコピーデ
    ータ消去手段と、を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記規定期間到達判断手段は、前記コピ
    ー機能の中断事由を取得する中断事由取得手段と、この
    中断事由取得手段によって取得した前記中断事由に応じ
    て規定期間を可変とする第一規定期間可変手段と、を有
    することを特徴とする請求項4または5記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記規定期間到達判断手段は、電源投入
    時に選択される機能を取得する立上時機能取得手段と、
    この立上時機能取得手段によって取得された電源投入時
    に選択される機能に応じて規定期間を可変とする第二規
    定期間可変手段と、を有することを特徴とする請求項4
    または5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第二規定期間可変手段は、前記ファ
    クシミリ機能が電源投入時に選択される機能である場合
    には、前記コピー機能が電源投入時に選択される機能で
    ある場合に比べて規定期間を短くすることを特徴とする
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記規定期間到達判断手段は、前記コピ
    ー機能による出力比率を取得する出力比率取得手段と、
    この出力比率取得手段によって取得された出力比率に応
    じて規定期間を可変とする第三規定期間可変手段と、を
    有することを特徴とする請求項4または5記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記第三規定期間可変手段は、前記コ
    ピー機能による出力比率が低い場合には、前記コピー機
    能による出力比率が高い場合に比べて規定期間を短くす
    ることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記規定期間到達判断手段は、前記コ
    ピー機能以外の機能が搭載されているか否かを判断する
    他機能搭載判断手段と、この他機能搭載判断手段によっ
    て前記コピー機能以外の機能が搭載されていると判断さ
    れた場合、その搭載されている機能に応じて規定期間を
    可変とする第四規定期間可変手段と、を有することを特
    徴とする請求項4または5記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第四規定期間可変手段は、前記フ
    ァクシミリ機能が搭載されている場合には、前記ファク
    シミリ機能が搭載されていない場合に比べて規定期間を
    短くすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記規定期間到達判断手段による判断
    の際に、前記コピー機能が中断状態になっているか否か
    を判断する中断状態判断手段と、この中断状態判断手段
    によって前記コピー機能が中断状態にあると判断した場
    合に、前記期間計測手段による期間計測を一時停止する
    期間計測停止手段と、前記中断状態判断手段によって前
    記コピー機能が中断状態にないと判断した場合に、前記
    期間計測手段による期間計測を再開する期間計測再開手
    段と、を備えることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機
    能やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭
    載が可能な画像形成装置において、 前記各機能に係る画像データを記憶保持する単一のメモ
    リユニットと、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、前記コピー機能以外の機能に切り
    替えられたか否かを判断する機能切替判断手段と、 この機能切替判断手段により前記コピー機能以外の機能
    に切り替えられたと判断した場合に、前記メモリユニッ
    トに記憶されている前記コピー機能に係る画像データを
    消去するコピーデータ消去手段と、を備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記コピーデータ消去手段は、切り替
    えられた前記コピー機能以外の機能のジョブの実行が可
    能であることを条件として前記メモリユニットに記憶さ
    れている前記コピー機能に係る画像データを消去するこ
    とを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記メモリユニットに記憶されている
    前記コピー機能に係る画像データが消去された場合であ
    っても、前記コピー機能で設定されていた操作モードは
    保持されることを特徴とする請求項4ないし15のいず
    れか一記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記メモリユニットに記憶されている
    前記コピー機能に係る画像データを消去した場合、画像
    データが消去された旨を報知する報知手段を備えること
    を特徴とする請求項4ないし16のいずれか一記載の画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機
    能やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭
    載が可能であって、前記各機能に係る画像データを記憶
    保持する単一のメモリユニットを備える画像形成装置に
    設けられたコンピュータにインストールされ、前記コン
    ピュータに、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、その中断事由が解消されたか否か
    を判断する中断事由解消判断機能と、 中断事由が解消されたと判断された場合、期間計測手段
    による期間計測を開始する計測開始機能と、 計測された期間が規定期間に達したか否かを判断する規
    定期間到達判断機能と、 規定期間に到達したと判断された場合、前記メモリユニ
    ットに記憶されている前記コピー機能に係る画像データ
    を消去するコピーデータ消去機能と、を実行させるプロ
    グラムを格納する記憶媒体。
  19. 【請求項19】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機
    能やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭
    載が可能であって、前記各機能に係る画像データを記憶
    保持する単一のメモリユニットを備える画像形成装置に
    設けられたコンピュータにインストールされ、前記コン
    ピュータに、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、期間計測手段による期間計測を開
    始する計測開始機能と、 計測された期間が規定期間に達したか否かを判断する規
    定期間到達判断機能と、 規定期間に到達したと判断された場合、前記メモリユニ
    ットに記憶されている前記コピー機能に係る画像データ
    を消去するコピーデータ消去機能と、を実行させるプロ
    グラムを格納する記憶媒体。
  20. 【請求項20】 コピー機能に加えて、ファクシミリ機
    能やプリンタ機能等の少なくとも1以上の他の機能の搭
    載が可能であって、前記各機能に係る画像データを記憶
    保持する単一のメモリユニットを備える画像形成装置に
    設けられたコンピュータにインストールされ、前記コン
    ピュータに、 前記コピー機能のジョブが継続できずに中断状態になっ
    た場合、または、前記コピー機能がユーザによって明示
    的に中断された場合、前記コピー機能以外の機能に切り
    替えられたか否かを判断する機能切替判断機能と、 前記コピー機能以外の機能に切り替えられたと判断した
    場合に、前記メモリユニットに記憶されている前記コピ
    ー機能に係る画像データを消去するコピーデータ消去機
    能と、を実行させるプログラムを格納する記憶媒体。
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