JP3202797B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3202797B2
JP3202797B2 JP19761492A JP19761492A JP3202797B2 JP 3202797 B2 JP3202797 B2 JP 3202797B2 JP 19761492 A JP19761492 A JP 19761492A JP 19761492 A JP19761492 A JP 19761492A JP 3202797 B2 JP3202797 B2 JP 3202797B2
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー機能、ファクシ
ミリ機能、ファイル機能、プリンター機能および画像加
工機能のうち少なくとも一つのアプリケーション機能を
有する画像形成装置に関し、より詳細には、キーカー
ド、キーカウンタ、暗証コードまたはコインラックを用
いて装置の使用者を制限する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置にあっては、コピー
機能、ファクシミリ機能、プリンター機能等の複数のア
プリケーション機能を有するものが開発されている。こ
のような画像形成装置では、一般に、コピー機能を有す
るユニット(コピー機能ユニット)を装置の本体(ベー
スユニット)とし、各種アプリケーション機能を持たせ
たユニットをベースユニットに接続することにより、複
数のアプリケーション機能を持たせている。また、この
各種アプリケーション機能ユニットは、オプションとし
てユーザが任意に選択できるようになっており、これに
より、装置本体のコストを抑えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
各種アプリケーション機能を有する画像形成装置によれ
ば、装置の電源を投入することにより装置が立ち上がっ
た後、装置は常に使用可能状態となっているため、誰も
が装置を任意に使用することができ、会社等においては
部外者等に装置を勝手に使用されることがあり、管理効
率が悪いという問題点があった。
【0004】例えば、会社等において複写機は、部外者
による複写機の使用を禁止し、部門毎のコピー枚数を管
理するために、キーカウンタ、キーカード等を用いて使
用者を制限する機能(使用者制限機能)を持たせたもの
が多くなっており、また、このような使用者制限機能を
有する複写機は、店頭におけるコピーサービスに使用さ
れる場合も多い。各種アプリケーション機能を有する画
像形成装置においても同様に、部外者による装置の使用
を禁止し、部門毎、或いは個人の装置の使用状況を管理
できることが望まれている。
【0005】また、使用者制限機能による装置の使用制
限、使用制限解除は、一般に、簡易な操作により行うこ
とができ、この操作を装置の使用中に使用者が誤って、
或いは偶然に行うことが考えられる。このとき、例え
ば、画像形成動作を直ちに中止すると、プリント中の記
録紙は画像形成が終了していない状態で排紙されること
になり、記録紙の浪費を招き、再度のプリントを行う場
合にはそのための操作を行わなければならず不便であ
り、使用者における作業効率を低下させることになると
いう問題点があった。
【0006】また、外部から取り込んだ大量のデータを
用いてプリントを行っているときに装置が使用制限さ
れ、装置の使用制限により取り込んだデータを破棄する
と、プリントを継続させる際には再度データを取り込ま
なければならず、不便であると共にデータの転送等に長
い時間がかかることから、使用者が迅速な対処を行うこ
とができず、作業効率を低下させることになるという問
題点があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、各種アプリケーション機能を有する装置の使用者を
制限し、装置の使用状況を管理して、装置の管理効率を
向上させることを第1の目的とする。
【0008】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、装置の使用状況に対応して、装置の使用制限
状態に移行させることにより、使用者の利便性を向上さ
せ、作業効率を向上させることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、コピー機能、ファクシミリ機能、ファイ
ル機能、プリンター機能、画像加工機能のうち少なくと
も一つのアプリケーション機能を有する画像形成装置に
おいて、装置の使用者を制限する使用者制限手段と、前
記使用者制限手段の操作により装置の使用における使用
制限制御を実行する制御手段と、を具備し、前記制御手
段は、前記使用者制限手段により画像形成処理が終了す
る前に装置の使用が制限されたとき、現在給紙されてい
る記録紙に対する画像形成処理を完了させることを特徴
とするものである。
【0010】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、コピー機能、ファクシミリ機能、ファイル機能、プ
リンター機能、画像加工機能のうち少なくとも一つのア
プリケーション機能を有する画像形成装置において、装
置の使用者を制限する使用者制限手段と、前記使用者制
限手段の操作により装置の使用における使用制限制御を
実行する制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記
使用者制限手段により画像形成処理が終了する前に装置
の使用が制限されたとき、現在給紙されている記録紙に
対する画像形成処理が完了後に継続する画像形成処理を
中断するものである。
【0011】なお、前述した構成において、前記制御手
段は、前記画像形成処理の中断時、当該画像形成処理を
継続するか否かの選択指示を表示することが望ましい。
【0012】また、前記制御手段は、前記使用者制限手
段により画像形成処理が未終了のまま装置の使用を制限
した場合、前記画像形成処理を継続して行うための全デ
ータを保持することが望ましい。
【0013】また、前記制御手段は、前記使用者制限手
段により画像形成処理が未終了のまま装置の使用を制限
した場合、画像形成処理用のデータであってイメージデ
ータを除いたヘッダだけを保持することが望ましい。
【0014】また、前記制御手段は、前記画像形成処理
の中断後、所定の期間使用制限が解除されなかった場
合、前記保持されたデータを破棄することが望ましい。
【0015】また、前記制御手段は、前記画像形成処理
の中断後、次に使用者制限が解除されたとき、当該使用
者制限解除時の使用者と前記中断された画像形成処理の
使用者が異なった場合には前記保持されたデータを破棄
することが望ましい。
【0016】また、前記使用者制限手段は、暗証コー
ド、キーカード、キーカウンタ、コインラックのうちの
少なくとも一つを用いることにより装置の使用者を制限
することが望ましい。
【0017】
【作用】本発明による画像形成装置は、キーカード、キ
ーカウンタ等を用いた使用者制限機能により、装置の使
用者を制限し、装置の使用状況を確実に管理すると共
に、使用者制限手段により装置が使用制限されると、使
用制限されたときの装置の使用状況に対応させて、装置
の使用制限状態に移行させ、使用者制限手段により装置
の使用制限が解除されると、前回使用制限状態に移行さ
せた際の装置の使用状況により保持した情報を用いて、
各種処理を行う。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。実施例1による画像形成装置は、装
置本体に対し、アプリケーション機能ユニットを接続す
ることにより、複数のアプリケーション機能を持たせる
ものである。図1は、本実施例による画像形成装置の概
略構成を示すブロック図である。
【0019】画像形成装置は、図1に示す如く、装置本
体であるコピー機能ユニット101と、後述する各種ア
プリケーション機能ユニットにおける共通部分で構成さ
れたアプリケーション・コントロール・ユニット102
と、各種アプリケーション機能における操作等を行うた
めの操作ユニット103と、オン/オフラインプリンタ
ー機能ユニット104と、ファクシミリ機能ユニット1
05と、ファイル機能ユニット106と、LAN用のオ
ンライン機能ユニット107と、キーカードを用いて装
置の使用者を制限するためのカードユニット108とか
ら構成されている。
【0020】以上の構成において、各ユニット102〜
106はそれぞれ独立した1つの制御基板上に形成され
ており、アプリケーション機能を追加する際は、コピー
機能ユニット101に対し、アプリケーション・コント
ロール・ユニット102、及び操作ユニット103を取
り付け、所望のアプリケーション機能ユニットを取り付
ける。従って、ファクシミリ機能を追加する際は、前述
した構成にファクシミリ機能ユニット105を取り付け
れば良く、ファクシミリ機能の他にFDプリンター機能
を追加する際は、オン/オフラインプリンター機能ユニ
ット104を更に取り付ける。また、本実施例では、カ
ードユニット108により装置に追加されたアプリケー
ション機能の使用制限、使用状況の管理を行っており、
このため、例えば、店頭におけるコピーサービスのよう
に、アプリケーション機能のサービスを行うことができ
る。
【0021】コピー機能ユニット101は、コピー機能
ユニット101の全体の制御、アプリケーション・コン
トロール・ユニット102及び操作ユニット103との
通信等を行うメインコントローラ109と、図示しない
スキャナを制御するスキャナコントーラ110と、画像
処理を行うイメージプロセスユニット(IPU)111
と、電子写真プロセスによるプリント動作を制御するプ
ロセスコントローラ112と、各種キー及び表示を配設
した操作パネル113とから構成される。
【0022】また、前述したメインコントローラ109
は、CPU114と、ROM115と、RAM116
と、カードユニット108、スキャナコントーラ11
0、IPU111等との交信に使用するSCI117
と、アプリケーション・コントロール・ユニット102
との交信に使用するSCI118と、操作ユニット10
3との交信に使用するSCI119と、イメージデータ
の入出力インターフェースであるビデオI/F120と
から構成される。
【0023】アプリケーション・コントロール・ユニッ
ト102は、コピー機能ユニット101とのイメージデ
ータの入出力インターフェースであるビデオI/F12
1と、イメージデータを格納するイメージメモリ122
と、コピー機能ユニット101との交信に使用するSC
I123と、各ユニット間のデータの流れの制御等を実
行するCPU124と、基本制御における基本制御プロ
グラムを格納したROM125と、基本制御に使用する
データ等を格納したRAM126と、CPUイベント監
視用のタイマー127と、割り込みコントローラ128
と、画像圧縮/伸長用のLSIであるCEP129と、
拡張コピー機能等で使用する90度、180度、270
度画像回転用LSIである回転プロセッサ130と、イ
メージバス調停回路であるバスアービター131と、シ
ステムバス側のDMAコントローラ132と、イメージ
バス側のDMAコントローラ133とから構成される。
【0024】操作ユニット103は、各種アプリケーシ
ョン機能を使用する際に用いるものであり、CPU13
4と、ROM135と、RAM136と、タッチセンサ
が配設されたタッチパネル137をコントロールするタ
ッチパネルコントローラ138と、液晶表示器(LC
D)139をコントロールするLCDコントローラ14
0と、液晶表示器139に出力する画像のイメージデー
タを格納したCGメモリ141と、液晶表示器139に
画像を出力するためのVRAM142と、オンライン機
能ユニット107との交信に使用するI/F143とか
ら構成される。
【0025】ここで、図2及び図3を参照して、操作ユ
ニット103の操作パネル200について説明する。図
2は、操作ユニット103の操作パネル200の構成を
示す平面図であり、複数のアプリケーション機能に関わ
る入力を実現するためのタッチパネル137、及び液晶
表示器139と、液晶表示器139の画面表示を初期メ
ニューに戻すメニューキー201と、液晶表示器139
の画面表示の範囲を移動するためのスクロールキー20
2と、ファクシミリ機能における受信状態と付属電話器
(図示せず)による通話の切り換え等に使用する受信/
電話キー203と、フロッピーに登録されているデータ
のタイトルを表示するためのユーティリティキー204
と、ヘルプメッセージの表示を行うためのガイダンスキ
ー205と、現在作業中の機能を示す拡張機能表示ラン
プ206と、液晶表示器139の明るさを調整するコン
トラスト調整つまみ207とを備えている。
【0026】操作パネル200は、通常のコピー機能以
外のアプリケーション機能を利用する場合にも用いるも
のであり、本実施例による画像形成装置は、図3に示す
初期メニュー表示のように、通常のコピー機能以外に、
拡張コピー機能として、原稿に網をかけたり、画像の輪
郭だけを残したり、画像を加工してコピーすることが可
能な編集コピー(画像加工)機能、所定のフォーマット
シートに手書きしたデータからグラフを作成したり、原
稿中の手書きの表や図形を清書するAI(人工知能)コ
ピー機能を有し、アプリケーション機能ユニットを取り
付けることにより、ファクシミリ機能、FDプリンター
機能等を持たせることができるものである。
【0027】オン/オフラインプリンター機能ユニット
104は、フロッピーディスク144の内容(文書)、
或いはオンライン入力したデータをプリントするもので
あり、エミュレーションカードデッキ145、フォント
カードデッキ146が増設可能である。具体的には、フ
ロッピーディスク144のデータの読み取りに関して制
御するフロッピーディスクコントローラ147と、CG
ROM転送用コントローラ148と、56ドット漢字を
生成するCGROM149と、プリンターコントロール
用の制御ROM150と、セントロニクスRS−232
C等からなり、オンライン入力を行うためのI/F15
1とから構成される。
【0028】ファクシミリ機能ユニット105は、ファ
クシミリ通信制御用CPU152と、ファクシミリ制御
用のROM153と、図示しないバッテリーにバックア
ップされたRAM154と、ファクシミリ送信する原稿
データを一時メモリに蓄えてから送信(所謂、メモリ送
信)する場合に使用する一時記憶用RAM155と、公
衆回線接続コントローラであるCCU156とから構成
される。ここで、ファクシミリ送信における画像処理
(例えば、画像圧縮/伸長)は、アプリケーション・コ
ントロール・ユニット102内において行われる。
【0029】ファイル機能ユニット106は、光ディス
クデッキ157、ハードディスクドライブ158により
ファイルを行うものであり、SCSIコントローラ15
9と、画像拡大/縮小用LSI(ラインデータコンバー
タ)160と、ファイルコントロール用ROM161と
から構成される。
【0030】以上の構成において、FDプリンター機能
によりフロッピーディスク144のデータをプリントす
る場合を例にとって、その動作を説明する。オン/オフ
ラインプリンター機能ユニット104には、オン/オフ
ラインプリンター機能に固有な素子のみが組み込まれて
おり、その他の必要な部分に関しては各アプリケーショ
ン機能の共通部分としてアプリケーション・コントロー
ル・ユニット102内に組み込まれている。操作パネル
200を操作することにより、FDプリンター機能を選
択すると、フロッピーディスクコントローラ147によ
り読み出されたフロッピーディスク144のコードデー
タは、CGROM転送用コントローラ148によりイメ
ージデータに変換される。CGROM転送用コントロー
ラ148が変換したイメージデータは、バスアービター
411に出力され、その後、バスアービター411から
イメージバス、イメージメモリ122、ビデオI/F1
21を介してコピー機能ユニット101に転送される。
コピー機能ユニット101は、転送されたイメージデー
タを用いてプリント動作を行い、記録紙上に画像を出力
する。
【0031】次に、本実施例による使用制限制御につい
て説明する。使用制限制御は、カードユニット108か
らキーカードが抜かれた際に、通常のコピー機能を除く
アプリケーション機能の使用を禁止するときのもの(使
用制限移行制御)と、カードユニット108にキーカー
ドが挿入された際に、装置のアプリケーション機能の使
用禁止を解除するときのもの(使用制限解除制御)とが
あり、コピー機能ユニット101のメインコントローラ
109により実行される。図4は、使用制限移行制御動
作を示すフローチャートである。
【0032】先ず、カードユニット108からキーカー
ドが抜かれたか否か、即ち、装置の使用が禁止されたか
否か判断し(S401)、キーカードが抜かれていない
と判断すると、ここで一連の処理を終了し、反対にキー
カードが抜かれたと判断すると、現在プリントを行って
いるか否か判断する(S402)。プリントを行ってい
ないと判断すると、ここで一連の処理を終了し、反対に
プリントを行っていると判断すると、現在給紙されてい
る記録紙(用紙)に対してプリントが終了するまで待つ
(S403)。プリントが終了し、装置内に給紙されて
いる記録紙が排紙されると、プリントが途中で終了した
旨をLCD139に表示することにより、キーカードの
挿入を要求した後(S404)、一連の処理を終了す
る。
【0033】ここで、プリントを行っていない際にキー
カードが抜かれたときは、この制御が終了すると装置を
初期状態に移行させ、プリントを行っている際にキーカ
ードが抜かれたときは、この制御が終了すると装置を中
断状態に移行させる。
【0034】このように、装置の使用が制限されても、
現在プリントが行われている記録紙に対するプリントを
完了させるため、誤ってキーカードを抜いたときでもこ
のときプリントしているものを再度プリントするような
ことがなく、利便性が良く、操作者の作業効率の向上に
効果がある。また、プリントが途中で中断した旨を表示
することにより、操作者はプリントが終了したか否かを
知ることができ、確実な作業を行ううえで効果がある。
【0035】次に、使用制限解除制御について説明す
る。プリントを行っている際にキーカードが抜かれたと
きは、装置を中断状態に移行させるが、このときにメニ
ューキー201が押下されると、装置は初期状態、即
ち、コピー機能の使用可能状態に移行する。この使用制
限解除制御は、装置が中断状態のときにメニューキー2
01が押下されなかった際に行われるものである。図5
は、使用制限解除制御動作を示すフローチャートであ
る。
【0036】先ず、装置が中断状態のときにメニューキ
ー201が押下されたか否か判断し(S501)、メニ
ューキー201が押下されたと判断すると、ここで一連
の処理を終了し、反対にメニューキー201が押下され
なかったと判断すると、次にキーカードが抜かれた際に
プリントを行っていたか否か、即ち、プリントが終了し
ていたか否か判断する(S502)。プリントを行って
いなかったと判断すると、ここで一連の処理を終了し、
反対にプリントを行っていたと判断すると、LCD13
9に中断したプリント動作を継続させるか否かの指示を
要求する表示をし(S503)、及びそのためのタッチ
キーを表示させる。
【0037】ここで、本実施例による使用制限移行制御
におけるデータの管理について説明する。プリントを中
断させて装置が使用制限状態へ移行するときは、操作者
が誤ってキーカードを抜き取ったこと等が考えられる。
装置を使用制限状態へ移行させた際にイメージデータ、
プリント条件指定等のプリント用のデータを破棄する
と、操作者はまた最初から操作を行わなければならない
こともあり、不便である。このため、本実施例では、プ
リントを行っていた状況に応じて、データの管理を行っ
ている。
【0038】プリント用のデータは、アプリケーション
・コントロール・ユニット102内のRAM126に格
納されている。図6(a)及び(b)は、プリント状況
によるデータの管理を示す説明図である。
【0039】図6(a)に示すように、RAM126に
格納されているプリント用のデータは、ファイル名、プ
リント条件指定等のデータが格納されているヘッダと、
イメージデータとに区分される。このようなプリント用
のデータは、本実施例において、フロッピーディスク1
44等の記憶媒体から転送されたものと、ホストコンピ
ュータ等の外部の装置から転送されたものとに区分し、
この区分に従ってデータの管理を行うものである。
【0040】外部の装置から転送されたデータは、破棄
したデータの再度の転送が困難、或いは、時間がかかる
ものが多いと考えられる。このため、この区分にあては
まるデータは、図6(a)に示すようにそのまま保持す
ることにより、前述したような不具合を回避することが
でき、利便性、及び作業効率を向上させることができ
る。また、記憶媒体から転送されたデータは、その記憶
媒体からデータを読み出すことができるので、図6
(b)に示すように、ヘッダだけを保持してイメージデ
ータを破棄する。このとき、ヘッダにプリントが中断し
た際にプリントしていたページ数等の中断情報を新たに
追加することにより、プリントを再開させたときに必要
なものだけを自動的にプリントさせることができるの
で、利便性、及び作業効率を向上させることができ、更
に、破棄したイメージデータが占めていた領域を他の用
途に使用できるという効果もある。なお、この中断情報
は、外部の装置から転送されたデータに対して追加して
も良い。
【0041】ステップS503のプリント動作指示要求
を行うと、操作者によるキー操作が行われるまで待ち
(S504)、キー操作が行われると、このキー操作が
プリントを再開させるものであったか否か判断する(S
505)。プリントを再開させるものでなかったと判断
すると、ここで一連の処理を終了し、反対にプリントを
再開させるものであったと判断すると、キー操作による
指示に従ってプリント動作をスタートさせて(S50
6)、一連の処理を終了する。なお、プリントを行って
いる際にキーカードが抜かれることにより保持されたデ
ータは、プリント動作を再開させない際は、この処理が
終了後に破棄される。
【0042】プリント動作をスタートさせるための操作
は、プリント用のデータが前述したように管理されてい
るため、簡易であり、また、迅速にプリント動作をスタ
ートさせることができる。また、このとき、装置が中断
状態を維持しているので、更に迅速にプリント動作をス
タートさせるうえで効果的である。
【0043】なお、本実施例では、プリントを中断させ
て装置を使用制限したとき、次に装置の使用制限が解除
された際にプリント用データの破棄を行うようにしてい
るが、キーカードを用いて使用者制限を行っていること
から、使用制限された際のキーカードと使用制限解除し
たキーカードが異なったときにデータを破棄するように
しても良い。また、このデータの破棄は、所定の期間装
置の使用制限が解除されなかったときに行うようにして
も良く、このときには同時に装置を初期状態に復帰させ
ることが望ましい。
【0044】次に、その他の実施例について説明する。
この実施例は、使用者制限を暗証コードにより行うもの
であり、カードユニット108が取り付けられていない
他は前述した実施例と略同じ構成である。暗証コードは
コピー機能ユニット101の操作パネル113上に配設
されたテンキー(図示せず)により入力され、図7は、
この実施例による使用制限解除制御動作を示すフローチ
ャートである。
【0045】先ず、LCD139に暗証コード入力を要
求する表示を行い(S701)、暗証コードが入力され
るまで待ち(S702)、暗証コードが入力されると、
入力された暗証コードが正しいか否か判断する(S70
3)。暗証コードが正しくないと判断すると、ここで一
連の処理を終了し、反対に暗証コードが正しいと判断す
ると、装置の使用制限が解除され、操作者のキー操作に
よりアプリケーションが開始されて(S704)、一連
の処理が終了する。なお、アプリケーションが開始し、
所定の操作により装置が使用制限状態に移行すると、前
述したような制限解除制御が行われる。このように、暗
証コードを用いた使用者制限機能であっても、同様な効
果を得ることができる。
【0046】なお、本実施例、及びその他の実施例で
は、使用者制限機能としてキーカード、暗証コードを用
いたものだが、このほか、キーカウンタ、コインラック
等を用いてもよく、コインラックを用いたものは、投入
した金額の確認等を忘れ易いことから、本発明による効
果が大きいと考えられる。また、装置の使用制限はコピ
ー機能以外のアプリケーション機能に対して行っている
が、装置の有する全ての機能に対して行っても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は、コピー機能、ファクシミリ機能、ファイル機能、
プリンター機能、画像加工機能のうち少なくとも一つの
アプリケーション機能を有する画像形成装置において、
装置の使用者を制限する使用者制限手段と、使用者制限
手段の操作により装置の使用における使用制限制御を実
行する制御手段と、を具備し、制御手段は、使用者制限
手段により画像形成処理が終了する前に装置の使用が制
限されたとき、現在給紙されている記録紙に対する画像
形成処理を完了させることにより、各種アプリケーショ
ン機能を有する装置の使用者を制限し、装置の使用状況
を管理して装置の管理効率を向上させることができる。
【0048】また、本発明の画像形成装置は、コピー機
能、ファクシミリ機能、ファイル機能、プリンター機
能、画像加工機能のうち少なくとも一つのアプリケーシ
ョン機能を有する画像形成装置において、装置の使用者
を制限する使用者制限手段と、使用者制限手段の操作に
より装置の使用における使用制限制御を実行する制御手
段と、を具備し、制御手段は、使用者制限手段により画
像形成処理が終了する前に装置の使用が制限されたと
き、現在給紙されている記録紙に対する画像形成処理が
完了後に継続する画像形成処理を中断するため、各種ア
プリケーション機能を有する装置の使用者を制限し、装
置の使用状況を管理して装置の管理効率を向上させるこ
とができ、更に、装置の使用状況に対応して、装置の使
用制限状態に移行させることにより、使用者の利便性を
向上させ、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による画像形成装置の制御系の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】操作ユニットの操作パネルの構成を示す平面図
である。
【図3】操作パネルに表示された初期メニュー表示を示
す説明図である。
【図4】本実施例による使用制限移行制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】本実施例による使用制限解除制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】本実施例によるプリント状況によりRAMに保
持されるデータの管理を示す説明図である。
【図7】その他の実施例による使用制限解除制御動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 コピー機能ユニット 102 アプリケーション・コントロール・ユニット 103 操作ユニット 104 オン/オフラインプリンター機能ユニット 105 ファクシミリ機能ユニット 107 ファ
イル機能ユニット 108 カードユニット 109 メイ
ンコントローラ 114 124 134 CPU 115 125
135 ROM 116 126 136 RAM 117 SC
I 137 タッチパネル 138 タッ
チパネルコントローラ 139 液晶表示器 140 LC
Dコントローラ 141 CGメモリ 142 VR
AM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 B41J 29/00 - 29/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー機能、ファクシミリ機能、ファイ
    ル機能、プリンター機能、画像加工機能のうち少なくと
    も一つのアプリケーション機能を有する画像形成装置に
    おいて、 装置の使用者を制限する使用者制限手段と、 前記使用者制限手段の操作により装置の使用における使
    用制限制御を実行する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、前記使用者制限手段により画像形成処
    理が終了する前に装置の使用が制限されたとき、現在給
    紙されている記録紙に対する画像形成処理を完了させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 コピー機能、ファクシミリ機能、ファイ
    ル機能、プリンター機能、画像加工機能のうち少なくと
    も一つのアプリケーション機能を有する画像形成装置に
    おいて、 装置の使用者を制限する使用者制限手段と、 前記使用者制限手段の操作により装置の使用における使
    用制限制御を実行する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、前記使用者制限手段により画像形成処
    理が終了する前に装置の使用が制限されたとき、現在給
    紙されている記録紙に対する画像形成処理が完了後に継
    続する画像形成処理を中断することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像形成処理の中
    断時、当該画像形成処理を継続するか否かの選択指示を
    表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記使用者制限手段に
    より画像形成処理が未終了のまま装置の使用を制限した
    場合、前記画像形成処理を継続して行うための全データ
    を保持することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記使用者制限手段に
    より画像形成処理が未終了のまま装置の使用を制限した
    場合、画像形成処理用のデータであってイメージデータ
    を除いたヘッダだけを保持することを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記画像形成処理の中
    断後、所定の期間使用制限が解除されなかった場合、前
    記保持されたデータを破棄することを特徴とする請求項
    4または5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記画像形成処理の中
    断後、次に使用者制限が解除されたとき、当該使用者制
    限解除時の使用者と前記中断された画像形成処理の使用
    者が異なった場合には前記保持されたデータを破棄する
    ことを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記使用者制限手段は、暗証コード、キ
    ーカード、キーカウンタ、コインラックのうちの少なく
    とも一つを用いることにより装置の使用者を制限するこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画
    像形成装置。
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