JP2000118082A - 画像形成装置の制御方法及びその装置 - Google Patents

画像形成装置の制御方法及びその装置

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JP2000118082A
JP2000118082A JP10297105A JP29710598A JP2000118082A JP 2000118082 A JP2000118082 A JP 2000118082A JP 10297105 A JP10297105 A JP 10297105A JP 29710598 A JP29710598 A JP 29710598A JP 2000118082 A JP2000118082 A JP 2000118082A
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Kazuya Sakamoto
和弥 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のオペレータが操作可能な画像形成装置で
あって、その複数のオペレータの操作を管理することの
可能な、高品質の画像形成装置及びその制御方法を提供
すること。 【解決手段】パネル操作部107からの入力ヘッド交換
コマンドは、操作禁止用優先順位管理部106に渡さ
れ、その操作禁止用優先順位を検証される。その操作禁
止用優先順位が高い場合は、パスワード要求を出す。オ
ペレータがパネルパスワードを入力すると、操作禁止用
パスワード照合部105が操作禁止用パスワード記憶部
103に登録されたパスワードと照合する。入力パスワ
ードが正しければ、ヘッド交換コマンドはプリンタ制御
部111に渡され、印字中であったとしても、印字デー
タの受信をきりの良いところで止め、ヘッド交換開始の
動作を始める。逆に、パスワードが正しくなければ、制
御コマンドは無視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続され、複数のオペレータによって操作可能な画像形成
装置の制御方法及びその画像形成装置に関し、例えば、
ホストコンピュータ等の外部機器から送信された制御デ
ータを受信して制御部により処理し、その処理した制御
データに基づいて印刷を行う画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネットワークに接続され、多
くの人に使用される画像形成装置として、例えば、ネッ
トワークプリンタと呼ばれるものが存在する。これは、
ネットワーク上からプリントの支持を送ることができる
ものであるが、同時に、プリンタ本体に備えられた操作
パネルを操作してプリンタに指示を与えることもでき、
さらに、ヘッド交換などのプリンタメンテナンスを行わ
せることが可能である。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置においては、装置本体に対する
直接の操作を制限する手段が何も無かった。そのため、
ネットワーク上のオペレータが指示した印刷の最中であ
っても、直接、装置に対してヘッド交換操作が行えた。
この場合、ネットワーク上のオペレータがその直接の操
作を認識することすらできず、そのオペレータの望む印
刷、その他の操作が十分に達成できない場合があった。
【0003】例えば、ネットワーク上のオペレータから
カラーヘッド用の印刷データを作成し印刷している最中
でも、他のオペレータが直接装置の記録ヘッドをモノク
ロヘッドに交換することが可能となっていた。従って、
ネットワーク上のオペレータが出力した文書がプリンタ
本体で色変換されてモノクロ文書となってしまったり、
或いは、印刷データにヘッドが一致していないことをプ
リンタ本体が検出してエラー停止してしまったりすると
いうことがあった。
【0004】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、複数
のオペレータが操作可能な画像形成装置であって、その
複数のオペレータの操作を管理することの可能な、高品
質の画像形成装置及びその制御方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ネットワークに接続され、複数のオペレ
ータによって操作可能な画像形成装置の制御方法であっ
て、オペレータが前記画像形成装置に対して行なおうと
する操作を認識する操作認識工程と、前記操作認識工程
において認識された操作の前記画像形成装置に与える影
響を判断する影響判断工程と、前記影響判断工程におい
て、前記画像形成装置に与える影響が高いと判断された
操作については、所定の条件を要求する条件要求工程
と、前記影響判断工程において、前記画像形成装置に与
える影響が低いと判断された場合、及び、前記条件要求
工程において要求する条件を満たした場合に、その操作
を許可する操作許可工程と、前記条件要求工程において
要求する条件を満たさない場合にその操作を禁止する操
作禁止工程と、を有することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、ネットワークに接続さ
れ、複数のオペレータによって操作可能な画像形成装置
であって、オペレータが前記画像形成装置に対して行な
おうとする操作を認識する操作認識手段と、前記操作認
識手段によって認識された操作の前記画像形成装置に与
える影響を判断する影響判断手段と、前記影響判断手段
によって、前記画像形成装置に与える影響が高いと判断
された操作については、所定の条件を要求する条件要求
手段と、前記影響判断手段によって前記画像形成装置に
与える影響が低いと判断された場合、及び、前記条件要
求手段の要求する条件を満たした場合に、その操作を許
可する操作許可手段と、前記条件要求手段の要求する条
件を満たさない場合にその操作を禁止する操作禁止手段
と、を有することを特徴とする。
【0007】ここで、所定の条件は、所定のパスワード
の入力であることは好適である。
【0008】さらに、本発明は、ネットワークに接続さ
れ、複数のオペレータによって操作可能な画像形成装置
の制御プログラムを格納したコンピュータ可読メモリで
あって、オペレータが前記画像形成装置に対して行なお
うとする操作を認識する操作認識工程のプログラムコー
ドと、前記操作認識工程において認識された操作の前記
画像形成装置に与える影響を判断する影響判断工程のプ
ログラムコードと、前記影響判断工程において、前記画
像形成装置に与える影響が高いと判断された操作につい
ては、所定の条件を要求する条件要求工程のプログラム
コードと、前記影響判断工程において、前記画像形成装
置に与える影響が低いと判断された場合、及び、前記条
件要求工程において要求する条件を満たした場合に、そ
の操作を許可する操作許可工程のプログラムコードと、
前記条件要求工程において要求する条件を満たさない場
合にその操作を禁止する操作禁止工程のプログラムコー
ドと、を含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
要素の相対配置、数式、数値等は、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0010】(一実施の形態)本発明の一実施の形態と
しての画像形成装置は、オペレータが行ないうる操作、
特にメンテナンス用の操作のそれぞれについて、その操
作が画像形成装置に与える影響に応じて、予め操作禁止
用優先順位というパラメータを設定するものである。そ
して、その操作禁止用優先順位の低い操作については、
一般のオペレータでも自由に行なうことができるが、そ
れが高い操作についてネットワーク管理者等の限られた
者のみ可能とするものである。
【0011】[画像形成装置の構成]図1は本発明の一
の実施の形態としての画像形成システムの概略構成を示
すブロック図である。
【0012】ここで、10は、ネットワークBJプリン
タであり、100,101はEthernetなどのネットワー
クインタフェースでプリンタに接続されている第1、第
2ホストコンピュータである。
【0013】102は第1ホストコンピュータと第2ホ
ストコンピュータとプリンタ本体を接続するネットワー
ク、103はネットワーク管理者によって入力されたパ
スワードを記憶する操作禁止用パスワード記憶部、10
4はネットワーク102を介して各ホストコンピュータ
から送信された制御コマンドを分類するネットワークイ
ンタフェース制御部、105はオペレータが入力したパ
スワードを照合しネットワーク管理者かどうかを決定す
る操作禁止用パスワード照合部、107はユーザの操作
を制御コマンドに変換するパネル操作部、106はネッ
トワークインタフェース制御部104やパネル操作部1
07等から渡された制御コマンドの優先順位を調べ、許
可できるものかどうか判断する操作禁止用優先順位管理
部(以下管理部と称する)である。
【0014】108は操作禁止用優先順位管理部106
から許可できる制御コマンドのみ渡され、解析して印刷
用制御コマンドと他の制御コマンドに分け、それぞれ担
当するブロックに渡す制御コマンド解析部である。11
0は制御コマンド解析部108で解析・分離された印刷
用制御コマンドに付随した印字データを解析しプリンタ
制御部111に送る印字データ解析部、111は印刷用
制御コマンドや他の制御コマンドを解釈して各デバイス
制御部間の調停や制御を行い用紙に印刷を行うプリンタ
制御部、109は制御コマンド解析部108から渡され
たプリンタ各部の情報を基に、プリンタの全体情報をユ
ーザに知らせるパネル表示部である。
【0015】112は印刷ヘッドの走査方向への駆動用
のキャリッジモータを制御するキャリッジモータ制御
部、113は用紙の副走査方向への搬送用のLFモータ
を制御するLFモータ制御部、114は印字データ解析
部110が生成したデータを基に印字ヘッドを制御して
用紙にインクを吐出し印刷を行う印字ヘッド制御部であ
る。さらに、115は印字ヘッド保護のためにプリンタ
メンテナンスとしてのヘッドクリーニングを行う動作を
担当するクリーニングモータ制御部である。
【0016】[画像形成装置の動作]次に、画像形成装
置の動作の例として、第1ホストコンピュータ100か
らプリンタ10の操作を指示する制御コマンドが送信さ
れた場合について説明する。制御コマンドが第1ホスト
コンピュータ100からネットワークインタフェース1
02を介してネットワークインタフェース制御部104
に送られると、ネットワークインタフェース制御部10
4は、Ethernetなどのネットワークインタフェースを制
御して自分宛てのパケットとして受信し、展開した上で
管理部106に渡す。管理部106では、受け取った制
御コマンドの操作禁止用優先順位を検証する。例えば、
制御コマンドがヘッドクリーニングコマンドであって操
作禁止用優先順位が低いコマンドとして設定されている
と、そのまま制御コマンド解析部108に渡される。
【0017】一方、オペレータがパネルを操作すること
によって入力された制御コマンドは、パネル操作部10
7から管理部106に渡され、さらに、制御コマンド解
析部108に渡される。
【0018】制御コマンド解析部108は、制御コマン
ドが、印字データの入力を示す印刷用制御コマンドかど
うか検証する。ヘッドクリーニングコマンドであれば、
印字データの入力を示すものではないので、プリンタ制
御部111にわたす。印刷用制御コマンドであれば、印
字データ解析部110に渡され、印字データを解析され
た上でプリンタ制御部111に渡される。
【0019】プリンタ制御部111はヘッドクリーニン
グコマンドが入力されたことを解釈すると、装置が印字
中であるかどうか確認する。印字中の場合には、印字デ
ータ解析部110からの印字データの受信を、ページ間
などきりの良いところで止める。そして、さらに、印刷
中断処理の一連のシーケンスの完了信号を待って、ヘッ
ドクリーニング開始の動作を始めるためにキャリッジモ
ータ制御部112に対してヘッドクリーニング位置移動
指示を出す。記録ヘッドが、ヘッドクリーニング位置に
移動したことを示す完了信号を受信すると、次に、ヘッ
ドクリーニングモータ制御部115に対してヘッドクリ
ーニング開始指示を出し、ヘッドクリーニングの完了信
号を待つ。ヘッドクリーニングが完了したことを示す完
了信号がきたら、ヘッドクリーニング開始前に印刷中で
あった場合は、中断した印刷を再開する。
【0020】次に、操作禁止用優先順位が高く設定され
た制御コマンドの例として、ヘッド交換コマンドが入力
された場合について説明する。
【0021】管理部106に入力されるまでは、上記し
たヘッドクリーニングコマンドの場合と同様であるが、
管理部106は、受け取ったヘッド交換コマンドの操作
禁止用優先順位を検証し、ヘッド交換コマンドは操作禁
止用優先順位が高いと判断すると、そのまま制御コマン
ド解析部108に渡さずに、制御コマンド解析部108
に対してパスワード要求を出し、パスワードの受信を待
つ。一方、ヘッド交換コマンドが、オペレータのパネル
操作によって入力された場合も同様である。
【0022】ヘッド交換を行う際には、オペレータが本
体側にいることが明白なのでネットワークには通知せ
ず、パネル表示のみ行う。制御コマンド解析部108は
受信したパスワード要求をパネル表示部109に渡す。
パスワード要求を受けたパネル表示部109はパネルに
「パスワードを入力してください」等の表示を行ない、
オペレータに対してパスワードの入力を促す。オペレー
タはこの表示を見てパスワードの入力を行い、パネル操
作部107は入力されたパスワードを管理部106に渡
す。
【0023】管理部106は受信したパスワードを操作
禁止用パスワード照合部105に渡し、パスワードの照
合を要求して結果を待つ。パスワード照合要求を受け取
った操作禁止用パスワード照合部105は操作禁止用パ
スワード記憶部から登録されているネットワーク管理者
用パスワードを取り出し、管理部106から受け取った
パスワードと比べ、結果を管理部106に通知する。管
理部106は受け取った結果が正しければ、ヘッド交換
の制御コマンドを制御コマンド解析部108に渡す。逆
に、管理部106が受け取った結果が正しくなければ、
制御コマンドは無視する。なお、パスワード再入力をオ
ペレータに通知する方式も考えられる。
【0024】制御コマンド解析部108は印字データか
どうかを検証し、そうでないヘッド交換コマンドはプリ
ンタ制御部111に渡す。プリンタ制御部111はヘッ
ド交換コマンドであることを解釈して、印字中であった
ら印字データ解析部110からの印字データの受信をペ
ージ間などきりの良いところで止め、一連のシーケンス
の完了をもって、ヘッド交換開始の動作を始めるために
キャリッジモータ制御部112に対してヘッド交換位置
移動指示を出し完了信号を待つ。完了信号を受信した
ら、オペレータがヘッド交換作業可能となる。ヘッド交
換作業の終了を示すなんらかの操作(例えば、フロント
パネルを閉じる操作等、ホストコンピュータからの操作
でもよい)が行なわれると、そのような操作を示すコマ
ンドの形にしてプリンタ制御部111に送る。
【0025】例えば、フロントパネルが閉じられたこと
をパネル操作部107が認識すると、ヘッド交換終了コ
マンドを作成し制御コマンド解析部108に渡す。制御
コマンド解析部108からプリンタ制御部111に渡さ
れると、プリンタ制御部111はヘッド交換が終了した
と認識し、ヘッド交換開始前に印刷中であったならば、
中断した印刷を再開する。
【0026】次に、図2を用いて、本実施の形態として
のプリンタの詳細な処理について説明する。図2は操作
禁止用優先順位管理部106で行われる優先順位別操作
禁止処理を示すフローチャートである。
【0027】まず、パネル操作部107からのヘッド交
換などの制御コマンドを受信すると(S201)、受信
した制御コマンドの操作禁止用優先順位を、内部で管理
している一覧表でチェックする(S202)。ヘッドク
リーニングなどの優先順位の低い制御コマンドは、その
まま制御コマンド解析部108に渡し(S207)、ヘ
ッド交換などの優先順位の高い制御コマンドが入力され
た場合には制御コマンド解析部108に対し、その制御
コマンドを渡す前に、パスワード要求を出す(S20
3)。制御コマンド解析部108はこのパスワード要求
に応じ、パネル表示部109に対してパスワード要求表
示を行わせ、オペレータによるパスワード入力を待つ
(S204)。
【0028】パスワードが入力されると、パネル操作部
107から管理部106に渡される。管理部106は受
信したパスワードと共にパスワード照合要求を操作禁止
用パスワード照合部105に送信し(S205)、パス
ワードの照合を行なう(S206)。照合結果がOKな
らば制御コマンド解析部108に先ほど受信したヘッド
交換の制御コマンドを渡す(S207)。一方、パスワ
ードの照合の結果、パスワードが誤っている場合には、
その制御コマンドを無効とする(S208)。図3は操
作禁止用パスワード照合部で新たなパスワード登録を行
なう場合の動作を示すフローチャートである。ネットワ
ーク管理者が操作パネルを操作してパスワード変更要求
をプリンタ本体に通知すると、パネル操作部107から
管理部106にパスワード変更要求が渡される。管理部
106は、パネル操作部107からパスワード変更要求
を受け取ると、さらに、操作禁止用パスワード照合部1
05へパスワード変更要求を渡す。操作禁止用パスワー
ド照合部105は、パスワード変更要求を受け取ると
(S301)、逆に管理部106にパスワード要求を出
し(S302)、その旨パネル表示部107に表示させ
た上でパスワードの入力を待つ(S303)。パスワー
ドが入力されれば、記憶しているパスワードを操作禁止
用パスワード記憶部から読出し、入力されたパスワード
と照合する(S304)。照合できない場合は処理を中
断し、照合できた場合には新たなパスワードを管理部1
06に要求する(S306)管理部106は、新たなパ
スワードの入力を促す旨の表示をパネル表示部に表示
し、新たなパスワードの入力を待つ(S307)。新た
なパスワードを受信したらそのパスワードを新しいパス
ワードとして登録するために操作禁止用パスワード記憶
部103に要求を出す(S308)。
【0029】なお、パスワードがあっていなかった場合
に、オペレータに対してパスワードの再入力を促すよう
に処理してもよい。
【0030】以上説明したように、ヘッドクリーニング
やヘッド交換などの、プリンタのメインテナンス用の操
作に操作禁止用優先順位を設けて、操作禁止用優先順位
の低いものについては一般のオペレータが自由に操作す
ることができるようにする手段と、操作禁止用優先順位
の高いものはネットワーク管理者のみが操作可能な優先
順位別操作禁止手段を持ち、ヘッド交換操作の操作禁止
用優先順位を高く設定しておくと、ネットワークプリン
タ管理者以外にはヘッド交換操作ができなくなるので、
複数のオペレータで共有している画像形成装置であって
も、第1のオペレータがカラーヘッド用の印刷データを
作成し印刷している最中には、第2のオペレータがモノ
クロヘッドに交換することが不可能になるので、第1の
オペレータが出力した文書がプリンタ本体で色変換され
てモノクロ文書となってしまう課題や、そうでない場合
には、印刷データにヘッドが一致していないことをプリ
ンタ本体が検出してエラー停止してしまうという課題を
解決することができるようになる。
【0031】(他の実施の形態)上記実施の形態では、
画像形成装置として、ネットワークBJプリンタを用い
る場合について示したが、本発明はそれに限定されるも
のではなく、レーザプリンタであってもよい。その場
合、感光ドラムの交換や、トナー、用紙の補給が制御の
対象となる。
【0032】なお、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0033】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0034】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0035】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0037】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、少なくともオペレータが前記画像形成
装置に対して行なおうとする操作を認識する操作認識工
程のプログラムモジュールと、前記操作認識工程におい
て認識された操作の前記画像形成装置に与える影響を判
断する影響判断工程のプログラムモジュールと、前記影
響判断工程において、前記画像形成装置に与える影響が
高いと判断された操作については、所定の条件を要求す
る条件要求工程のプログラムモジュールと、前記影響判
断工程において、前記画像形成装置に与える影響が低い
と判断された場合、及び、前記条件要求工程において要
求する条件を満たした場合に、その操作を許可する操作
許可工程のプログラムモジュールと、前記条件要求工程
において要求する条件を満たさない場合にその操作を禁
止する操作禁止工程のプログラムモジュールの、各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、複数のオペレータが操
作可能な画像形成装置であって、その複数のオペレータ
の操作を管理することの可能な、高品質の画像形成装置
及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての画像形成システム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】優先順位別操作禁止管理部106における処理
を説明するフローチャートである。
【図3】パスワード再登録の処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 第1のホストコンピュータ 101 第2のホストコンピュータ 102 ネットワーク 103 操作禁止用パスワード記憶部 104 ネットワークインタフェース制御部 105 操作禁止用パスワード照合部 106 操作禁止用優先順位管理部 107 パネル操作部 108 制御コマンド解析部 109 パネル表示部 110 印字データ解析部 111 プリンタ制御部 112 キャリッジモータ制御部 113 LFモータ制御部 114 印字ヘッド制御部 115 ヘッドクリーニングモータ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 BB10 BB15 CL08 HH13 HJ06 HJ07 HJ08 HJ10 HK05 HK11 HN04 HN05 HN15 HQ20 5B021 AA30 DD07 EE01 LG07 NN18 PP04 PP06 5B089 GA13 JA35 KA13 KA17 KB04 KB13 KC54 KC58 LB12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続され、複数のオペレー
    タによって操作可能な画像形成装置の制御方法であっ
    て、 オペレータが前記画像形成装置に対して行なおうとする
    操作を認識する操作認識工程と、 前記操作認識工程において認識された操作の前記画像形
    成装置に与える影響を判断する影響判断工程と、 前記影響判断工程において、前記画像形成装置に与える
    影響が大きいと判断された操作については、所定の条件
    を要求する条件要求工程と、 前記影響判断工程において、前記画像形成装置に与える
    影響が低いと判断された場合、及び、前記条件要求工程
    において要求する条件を満たした場合に、その操作を許
    可する操作許可工程と、 前記条件要求工程において要求する条件を満たさない場
    合にその操作を禁止する操作禁止工程と、 を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  2. 【請求項2】前記所定の条件は、所定のパスワードの入
    力であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置の制御方法。
  3. 【請求項3】ネットワークに接続され、複数のオペレー
    タによって操作可能な画像形成装置であって、 オペレータが前記画像形成装置に対して行なおうとする
    操作を認識する操作認識手段と、 前記操作認識手段によって認識された操作の前記画像形
    成装置に与える影響を判断する影響判断手段と、 前記影響判断手段によって、前記画像形成装置に与える
    影響が大きいと判断された操作については、所定の条件
    を要求する条件要求手段と、 前記影響判断手段によって前記画像形成装置に与える影
    響が低いと判断された場合、及び、前記条件要求手段の
    要求する条件を満たした場合に、その操作を許可する操
    作許可手段と、 前記条件要求手段の要求する条件を満たさない場合にそ
    の操作を禁止する操作禁止手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記所定の条件は、所定のパスワードの入
    力であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】ネットワークに接続され、複数のオペレー
    タによって操作可能な画像形成装置の制御プログラムを
    格納したコンピュータ可読メモリであって、 オペレータが前記画像形成装置に対して行なおうとする
    操作を認識する操作認識工程のプログラムコードと、 前記操作認識工程において認識された操作の前記画像形
    成装置に与える影響を判断する影響判断工程のプログラ
    ムコードと、 前記影響判断工程において、前記画像形成装置に与える
    影響が高いと判断された操作については、所定の条件を
    要求する条件要求工程のプログラムコードと、 前記影響判断工程において、前記画像形成装置に与える
    影響が低いと判断された場合、及び、前記条件要求工程
    において要求する条件を満たした場合に、その操作を許
    可する操作許可工程のプログラムコードと、 前記条件要求工程において要求する条件を満たさない場
    合にその操作を禁止する操作禁止工程のプログラムコー
    ドと、 を含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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