JP2008155486A - 印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラム、および印刷装置 - Google Patents

印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラム、および印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷装置の電源制御、特に電源オフの制御条件をユーザの機器使用環境やユーザの希望に応じて詳細に設定できるようにし、ユーザに大きな負担を強いることなく印刷装置の電源を容易に自動遮断できるようにする。
【解決手段】ホスト装置として動作する外部サーバ110から印刷装置の電源を遮断するに際し、外部サーバ110から印刷装置に印刷ジョブデータとともに電源オフコマンドを送信し、印刷ジョブの印刷後、電源オフコマンドで指定した実行条件、たとえば、引き続き実行した印刷ジョブの個数、経過時間、印刷装置に送信された電源オフコマンドの数などの条件に応じて印刷装置の電源を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホスト装置から印刷装置の電源を遮断するための印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラム、およびその印刷装置に関するものである。
従来より、印刷装置(プリンタ)はPC(パーソナルコンピュータ)などのホスト装置の周辺機器として広く用いられており、ホスト装置側から印刷装置の電源を遠隔操作する技術が種々提案されている。
たとえば、ホスト装置のユーザーインターフェースを介して印刷装置などの周辺機器の電源をユーザが操作できるようにした構成(たとえば下記の特許文献1)が知られている。
また、印刷装置の電源オン/オフを遠隔操作により、所定の制御条件、たとえば印刷装置の過去の電源オン/オフ履歴などに基づき、自動的に制御する構成も提案されている(たとえば下記の特許文献2)。
特開2000−148312号公報 特開2004−252500号公報
上記の従来技術のうち、特許文献2のように印刷装置の電源を自動制御する技術では、たとえば印刷装置の過去の電源オン/オフ履歴などに基づき電源オン/オフを行なう。しかし、このような自動的な制御がユーザの意図が反映されていない固定的な条件で行なわれる場合には、ユーザの機器使用環境に必ずしも適した制御を行なえるとは限らない。
一方、特許文献1のように、ホスト装置側からユーザ操作に応じて印刷装置の電源を制御する構成は、ユーザの機器使用環境に柔軟に対応できる、という点で基本的には好ましいと考えられる。
しかしながら、特許文献1のような構成では、ユーザ操作に応じて直ちに電源オン/オフを行なうだけであり、電源オンの場合はこれでも大きな問題がないが、電源オフについては、ユーザ操作に応じて直ちに電源オフを行なえるだけでは必ずしも充分ではない。
たとえば、あと30分したら印刷装置のジョブ受付を締切り、印刷終了後、電源をオフにしたい、あるいはこの文書、あるいはこの文書と次の文書1つをプリントしたら印刷装置の電源をオフにしたい、といったユーザの需要はそれほど珍しいものではない、と考えられる。
このようなユーザの需要を考慮する際、重要と思われるのは、ユーザの終業時刻や、残っている印刷文書数などの条件は明確である一方、残りの印刷に要する時間はそれほど明瞭にはユーザが把握できない点である。
このような条件下において、ホスト装置側からユーザ操作に応じて直ちに電源オフを行なえるだけでは、ユーザは印刷装置の印刷動作終了を待ち、これを確認した上で、印刷装置の電源遮断操作を行なわなければならない。
印刷装置がホスト装置から離れた位置に設置してある場合は、印刷動作終了の確認を行なう作業は面倒である。また、印刷装置とホスト装置の距離によっては印刷動作終了の確認が実質上、不可能、あるいは困難な場合も考えられる(たとえばホスト装置のユーザがネットワーク経由で別の事業所にある印刷装置を用いて印刷する場合など)。
以上のように、従来では、印刷装置の電源制御、特に電源オフをユーザの機器使用環境やユーザの希望に応じて自動制御する技術が存在しない。
本発明の課題は、上記の問題を解決し、印刷装置の電源制御、特に電源オフの制御条件をユーザの機器使用環境やユーザの希望に応じて詳細に設定できるようにし、ユーザに大きな負担を強いることなく印刷装置の電源を容易に自動遮断できるようにすることにある。
たとえば、印刷装置に送信する印刷ジョブデータ内の制御言語の一部に、該印刷物の印刷後に該印刷装置の電源を切断する、といった命令コマンドを付加し、その条件を詳細に設定できるようにする。そして、ユーザが該印刷物の印刷終了後に、別途、該印刷装置の電源切断命令コマンドを該印刷装置に送信することなく、自動的に該印刷装置の電源を切断できるようにする。
上記課題を解決するため、本発明は、ホスト装置から印刷装置の電源を遮断するための印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラム、およびその印刷装置において、前記ホスト装置から前記印刷装置に印刷ジョブデータとともに電源オフコマンドを送信し、前記印刷ジョブの印刷後、前記電源オフコマンドで指定した実行条件に応じて印刷装置の電源を遮断する構成を採用した。
あるいはさらに、前記電源オフコマンドが印刷装置の印刷動作を制御するPDL言語により記述される構成を採用した。
あるいはさらに、前記電源オフコマンドにより、印刷装置で実行を許可する後続のジョブの印刷の個数を指定する構成を採用した。
あるいはさらに、前記電源オフコマンドにより、印刷装置の電源オフを実行するまでの時間を指定する構成を採用した。
あるいはさらに、複数個の電源オフコマンドが印刷装置に送信されたことを条件として印刷装置の電源遮断制御を開始する構成を採用した。
あるいはさらに、印刷装置に複数個の電源オフコマンドが送信された場合、最後または最初に受信した電源オフコマンドで指定された条件で印刷装置の電源を遮断する構成を採用した。
以上の構成によれば、ホスト装置から印刷装置に印刷ジョブデータとともに電源オフコマンドを送信し、前記印刷ジョブの印刷後、前記電源オフコマンドで指定した実行条件、たとえば、引き続き実行した印刷ジョブの個数、経過時間、印刷装置に送信された電源オフコマンドの数などの条件に応じて、印刷装置の電源を遮断することができ、印刷装置の電源制御、特に電源オフの制御条件をユーザの機器使用環境やユーザの希望に応じて詳細に設定でき、ユーザに印刷装置の状態を監視させるなどの大きな負担を強いることなく、印刷を印刷装置に指令するタイミングで印刷装置の電源を容易に自動遮断できる、という優れた効果がある。
あるいはさらに、前記電源オフコマンドが印刷装置の印刷動作を制御するPDL言語により記述される構成によれば、印刷ジョブの一部として容易に電源オフコマンドを記述することができる。
あるいはさらに、印刷装置に複数個の電源オフコマンドが送信された場合、最後または最初に受信した電源オフコマンドで指定された条件で印刷装置の電源を遮断する構成によれば、電源オフの制御シーケンスを一旦開始した後でも新たな条件で電源オフの制御シーケンスを開始し直す、あるいはジョブの実行よりも電源OFFの実行を優先させるなどの柔軟な制御が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明を実施するための最良の形態の一例として、印刷装置、および印刷装置のホスト装置として機能する外部サーバを含む印刷システムに関する実施例を示す。
図1は本発明を採用した印刷装置およびこの印刷装置を含む印刷システムの構成を示している。
図1において、コントローラ100は内部バス101、ホストI/F103、CPU104、記憶手段105、エンジンインターフェイス(以下I/Fと略記する)106、およびパネルI/F107などで構成され、外部ネットワーク102と接続された外部サーバ110から画像データが送信される。
外部サーバ110は、いわゆるプリンタサーバなどとして動作するサーバ装置か、あるいはユーザが操作するPCなどから構成される。なお、外部サーバ110は図1の印刷装置に対しては印刷を指令する、という点では、ホスト装置として考えることもできる。
CPU104は、記憶手段105にあらかじめ記憶させたプログラム、パネル装置109からのモード指示、あるいは外部サーバ110からコマンド(命令)によってコントローラ100全体を制御する中央処理装置である。
また、CPU104は、記憶手段105に記憶された印刷データを解析し、印刷ジョブデータ、および印刷装置制御コマンドの解析を行なう。CPU104の制御には、RAM104aがワークエリアとして用いられる。
記憶手段105は、パネル装置109からのモード指示の内容や、印刷ジョブデータなどを保持することが可能な記憶装置である。記憶手段105は、たとえばHDD(ハードディスクドライブ)などから構成される。
エンジンI/F106は、エンジン108とコマンドおよびステータスや印刷データの通信を行なうインターフェース、エンジン108は、任意の印刷方式、たとえば電子写真方式やインクジェット方式などにより構成されたプリンタエンジンである。
パネルI/F107は、パネル装置109とコマンドおよびステータスの通信を行なうインターフェースである。パネル装置109は、キーボードや表示装置などを含み、オペレータがモード指示を行ったり、オペレータに現在の印刷装置の状態を知らせたりするために用いられる。
また、ホストI/F103は、外部サーバ110と通信を行なうインターフェースであり、ネットワークI/F、あるいはUSB、IEEE1394、セントロニクスなどのインターフェース仕様に沿って構成される。
コントローラ100は、外部サーバ110から印刷すべき文字情報や画像情報を受信する。これら印刷データは所定の印刷ジョブ(ジョブデータ)形式で送信され、記憶手段105などに記憶される。コントローラ100は、受信した印刷データを解析して、記録紙1ページ分ずつのプリントデータを生成し、記憶手段105に記憶する。生成された記録紙1ページ分ずつのプリントデータは、エンジンI/F106からエンジン108に出力され、記録紙に印刷される。
図2は、外部サーバ110から図1の印刷装置のコントローラ100に送信される印刷ジョブデータの構造を示した図である。
図2に示すように、本実施例では、印刷ジョブデータの先頭に機器制御プロトコル201が記述され、その一部として、たとえばこの印刷ジョブデータの印刷終了後に該印刷装置の電源を自動的に切断する電源OFFコマンド202を含む。その後に、この印刷ジョブで印刷すべき画像データの詳細が記述されたPDL言語203が配置されている。
電源OFFコマンド202の書式は任意であるが、たとえばこの印刷装置の印刷データを記述するPDL言語の言語仕様の一部に含めることができる。これにより、印刷ジョブの一部として容易に電源オフコマンドを記述することができる。
また、図3は印刷ジョブデータの異なる構造を示している。図3のように、該印刷ジョブデータの印刷終了後に印刷装置の電源を切断する電源OFFコマンド202は印刷ジョブデータの最後に付加する形態でも、実施可能である。
図4は、図2あるいは図3に示した電源OFFコマンドの構成例を示している。
図示のように、電源OFFコマンドの先頭にはコマンドID301が配置され、その付加情報として、電源OFFモード情報302が配置されている。
電源OFFモード情報302としては、たとえば、次のようなモードを指定できるようにする。
まず、ここでは、電源OFFが指定された後、後続の印刷ジョブデータが該印刷装置に送信された場合、指定した個数の印刷ジョブの印刷を許可し、その後電源を遮断するモードをAとする。
また、該印刷ジョブが終了し、任意の時間が経過した場合、電源を遮断するモードをBとする。
さらに、モードCはモードAとモードBの複合で、該印刷ジョブデータの印刷中に他の印刷ジョブデータが印刷装置に送信された場合、指定した個数の印刷ジョブの印刷を許可し、かつ最後のジョブが印刷された後、任意の時間が経過した場合に自動的に該印刷装置の電源を自動的に切断するモードである。
上記の電源OFFコマンドを含み送信される印刷ジョブデータに後続してさらに印刷ジョブデータが送信されると、これら印刷ジョブデータも記憶手段105に記憶される。
図4の電源OFFコマンドでは、後続のジョブ印刷を許可する場合、付加情報として、何個まで後続のジョブ印刷を許可するかを決定する後続ジョブ印刷数303を記述することができる。たとえば、後続ジョブ印刷数を3に設定した場合、当該電源OFFコマンドを含み送信される印刷ジョブデータの印刷後、最大3つまでの後続ジョブの印刷を許可する。
さらに図3の電源OFFコマンドでは、付加情報として、電源切断までの時間を指定する情報304を付加することができる。
この情報は、当該電源OFFコマンドを含み送信される印刷ジョブデータの印刷後、何分後に該印刷装置の電源を切断するかを決定する情報である。たとえば、電源切断までの時間を指定する情報304を30分と設定した場合、該印刷ジョブデータの印刷後、30分後に、印刷装置の電源を自動的に遮断する。
以上に説明したこれらの付加情報は、図1の印刷装置のパネルI/F107から入力し、機器の情報として保持することも可能である。
図5は、本実施例における印刷処理手順を示したものである。図5の制御手順は図1のCPU104の主導により実行されるもので、CPU104の制御プログラムとして記憶手段105(あるいは不図示のROMなど)に格納しておく。
図5の制御手順は、図1の印刷装置が外部サーバ110から印刷ジョブを受信した場合の処理として記述されている。
図5において、印刷装置が印刷ジョブデータを受信すると、この印刷ジョブデータに電源OFFコマンドが含まれているか否かを判定する(ステップS11)。印刷ジョブデータに電源OFFコマンドが含まれていない場合は、受信した印刷ジョブデータに基づき印刷処理を行なう(ステップS17)。
一方、電源OFFコマンドを受信した場合は、電源OFFモードの判定を行なう(ステップS12)。すなわち、受信した電源OFFコマンドの電源OFFモード情報302を解析し、時間条件で電源OFFを行なうモードBか、後続印刷ジョブ数に応じて電源OFFを行なうモードAのいずれが指定されているかを判定する。
ここで時間条件電源OFFモードBが指定されている場合は、ステップS13でその指定時間をカウントする不図示の電源OFFタイマをスタートさせる。この電源OFFタイマは、設定された時間をカウントしてタイムアップすると、たとえば割込み処理などを起動してCPU104に電源遮断処理を実行させる。なお、CPU104にタイマ割込みがかかった時、印刷処理を実行中である場合は直ちに電源をOFFすることも考えられるが、たとえばCPU104は実行中の印刷ジョブを終了してから電源遮断処理を実行するようにしてもよい。
一方、ステップS12の判定で、後続印刷ジョブ数に応じて電源OFFを行なうモードAの場合は、ステップS14で後続ジョブが到来するのを待つ。ここで後続ジョブが受信された場合は、ステップS15でこの後続ジョブを印刷して良いかどうか判定する。すなわち、ステップS15では、受信済みの電源OFFコマンドで指定された後続ジョブ印刷数(303)だけ印刷を既に実行済みか否かを調べ、この数のジョブを印刷していなければ後続ジョブの印刷を許可(ステップS17へ移行)する。指定された数の後続ジョブ印刷を既に実行している場合には、ステップS16で電源を遮断する。
なお、ステップS15の制御は、後続ジョブ印刷数303で指定された数を不図示のジョブ数カウンタなどに設定しておき、ジョブ実行ごとにダウンカウントするなどの制御を行なうことによっても実現できる。
また、電源OFFモードで、上記モードAとモードBの複合モードであるモードCが指定されている場合は、たとえばステップS13でタイマがスタートされた後、ステップS14以降の動作を行なえばよい。
また、ステップS12の判定で、電源OFFの条件指定がない(モードA〜Cのいずれのモードも指定されていない)場合には、ステップS16に移行して直ちに電源を遮断する。
以上のようにして、図1の印刷装置に対して印刷ジョブとともに電源OFFコマンドを送信して、その後の電源遮断処理を自動的に制御することができる。その場合、ユーザは、直ちに電源OFFを行なわせることができる他、指定した数の印刷ジョブを実行した後電源OFFを行なうモードA、所定時間後に電源OFFを行なうモードB、モードAとBの複合モードCを指定することができる。これにより、ユーザの作業に適したモードA〜Cのいずれかにより印刷装置の電源を自動的に遮断することができる。そして、上記実施例によれば、従来のようにユーザに印刷装置の動作状況を確認させるような負担を強いることなく、印刷を印刷装置に指令するタイミングで自動的に印刷装置の電源を遮断することができる。
図6は印刷ジョブデータとともに送信し、印刷装置の電源を自動的に切断するための異なる電源OFFコマンドの構成を示している。なお、図6以外のハードウェアおよびソフトウェア構成は図1〜図5で示したものと同様であるものとする。
図6の電源OFFコマンドは、図1の印刷装置に対してネットワーク経由で複数のホスト装置から複数の電源OFFコマンドを多重的に受信するような状況を考慮したものである。
このため、図6の電源OFFコマンドでは、図4で示した301〜304のコマンドデータの他に、電源OFFコマンドスキップ数情報305を追加してある。
この電源OFFコマンドスキップ数情報305は、たとえば、印刷ジョブキューで複数個の電源OFFコマンドが設定されていた場合、その電源OFFコマンドより前に指定された電源OFFコマンドをいくつスキップ(無効)にできるか、という情報とする。この電源OFFコマンドスキップ数情報305を有効にするかどうかは、同様に電源OFFモード情報302で指定できるようにしておく。
図7に、スキップされる場合の例を説明するための、ジョブキューの状態を示す。
この例では、5個のジョブがキューに存在し、ジョブ3とジョブ5に電源OFFコマンドが設定されている。この場合、ジョブ5の電源OFFコマンドスキップ数情報に0が設定されていた場合、ジョブ5の電源OFFコマンドは無効となる。
一方、ジョブ5の電源OFFコマンドスキップ数情報に1以上の値が設定されていた場合、この電源OFFコマンドは有効となり、ジョブ3の電源OFFコマンドはスキップされ、無効となる。すなわち、ジョブ3の電源OFFコマンドにより開始されていた電源OFF制御(具体的には電源OFFタイマとジョブ数のカウント)が全て停止され、ジョブ5の電源OFFコマンドにより新たな電源OFF制御が開始される。
以上のように、後続の電源OFFコマンドにより、先行する電源OFFコマンドの制御を無効にできる構成により、電源オフの制御シーケンスを一旦開始した後でも新たな条件で電源オフの制御シーケンスを開始し直すことができる。これにより、状況に応じた柔軟な電源制御が可能となる。たとえば、ユーザがある印刷ジョブ終了後に印刷装置の電源をオフしようとしたが、その後、1つあるいは複数の文書の印刷が残っていたことに気がついた、というような状況にも容易に対応できる。
なお、上記の図6、図7の例では、後続の電源OFFコマンドが先行する電源OFFコマンドの制御を無効にする処理を行なうものとしたが、逆に先行する電源OFFコマンドが後続の電源OFFコマンドの制御を無効にする処理を行なうようにしてもよい。このような構成によれば、ジョブの実行よりも電源OFFの実行を優先させたい、というようなユーザの事情にも容易に対応できる。
また、上記のように電源OFFコマンドスキップ数情報によりスキップ(無効に)できる電源OFFコマンドの数を指定する他、先行する、あるいは後続の電源OFFコマンドの制御を全て無効にするような制御情報を電源OFFコマンドで送信できるようにしてもよい。
あるいは、印刷装置に、異なる複数のジョブとともに複数の電源OFFコマンドが送信されたことを条件として初めて電源OFFコマンド(たとえば最後の電源OFFコマンド)により指定された電源オフの制御を開始するような構成を用いてもよい。
また、上記の電源OFFコマンドによる電源OFF、あるいは、図6、図7に示したように、他の電源OFFコマンドの制御を無効にする制御は、セキュリティ上、特定のホスト装置や、ユーザのみが実行できるように制御することが考えられる。
このためには、ホスト装置名(あるいはIPアドレスなど)、ユーザ名などの情報を電源OFFコマンド(または印刷ジョブ)で印刷装置に送信する。そして、あらかじめメモリテーブルなどとして設定しておいたホスト装置名(あるいはIPアドレス)、ユーザ名などと照合し、当該電源OFFコマンドによる制御を許可するかどうかを決定すればよい。さらに、必要であれば、パスワードや公開鍵情報などの認証情報を印刷装置に送信して照合させることによって、より厳重なセキュリティ制御を行なうことができる。
本発明は、印刷装置、および印刷装置のホスト装置を含む印刷システムにおいて実施することができる。本発明を実施するために必要な制御プログラムは、あらかじめ印刷装置およびホスト装置のROMやHDDなどの記憶媒体に格納しておくことができる。また、MOやCD−ROMなどの記憶メディアからインストール/アップデートすることができる。また、印刷装置やホスト装置がネットワークインターフェースを有している場合は、任意のサーバからネットワーク経由で供給することもできる。
本発明を採用した印刷装置を含む印刷システムの構成を示したブロック図である。 図1の印刷システムで用いられる印刷ジョブデータ構造の一例を示した説明図である。 図1の印刷システムで用いられる印刷ジョブデータ構造の一例を示した説明図である。 図1の印刷システムで用いられる印刷装置の電源OFFコマンドの一例を示した説明図である。 図1の印刷システムにおいて、印刷装置の電源OFFコマンドにより実行される自動電源OFF制御の流れを示したフローチャート図である。 図1の印刷システムで用いられる印刷装置の電源OFFコマンドの異なる構成を示した説明図である。 図6の電源OFFコマンドが適用される印刷状況の一例を示した説明図である。
符号の説明
100 コントローラ
101 内部バス
102 外部ネットワーク
103 ホストI/F
104 CPU
105 記憶手段
106 エンジンI/F
107 パネルI/F
108 エンジン
109 パネル装置
110 外部サーバ
201 機器制御プロトコル
202 電源OFFコマンド
203 PDL言語
301 コマンドID
302 電源OFFモード情報
303 後続ジョブ印刷数情報
304 電源切断までの時間情報
305 電源OFFコマンドスキップ数情報
401 ジョブキュー

Claims (8)

  1. ホスト装置から印刷装置の電源を遮断するための印刷装置の制御方法において、
    前記ホスト装置から前記印刷装置に印刷ジョブデータとともに電源オフコマンドを送信し、
    前記印刷ジョブの印刷後、前記電源オフコマンドで指定した実行条件に応じて印刷装置の電源を遮断することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  2. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法において、前記電源オフコマンドが印刷装置の印刷動作を制御するPDL言語により記述されることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  3. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法において、前記電源オフコマンドにより、印刷装置で実行を許可する後続のジョブの印刷の個数を指定することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  4. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法において、前記電源オフコマンドにより、印刷装置の電源オフを実行するまでの時間を指定することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  5. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法において、複数個の電源オフコマンドが印刷装置に送信されたことを条件として印刷装置の電源遮断制御を開始することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  6. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法において、印刷装置に複数個の電源オフコマンドが送信された場合、最後または最初に受信した電源オフコマンドで指定された条件で印刷装置の電源を遮断することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法を実施すべく、印刷装置の構成ハードウェアを制御することを特徴とする印刷装置の制御プログラム。
  8. 請求項1に記載の印刷装置の制御方法を実施すべく動作する構成ハードウェアを含むことを特徴とする印刷装置。
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