JP4073990B2 - 塗布膜形成方法および塗布装置 - Google Patents

塗布膜形成方法および塗布装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイコータを用い、均一な塗布膜を得る方法に関し、特に、ダイと塗布される基板とのギャップを精確に制御して塗布を行う塗布膜形成方法と、塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラズマディスプレイパネル(以下PDPとも記す)は、その奥行きの薄いこと、軽量であること、更に鮮明な表示と液晶パネルに比べ視野角が広いことにより、種々の表示装置に利用されつつある。
一般に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、2枚の対向するガラス基板にそれぞれ規則的に配列した一対の電極を設け、その間にネオン、キセノン等を主体とするガスを封入した構造となっている。そして、これらの電極間に電圧を印加し、電極周辺の微小なセル内で放電を発生させることにより、各セルを発光させて表示を行うようにしている。特に情報表示をするためには、規則的に並んだセルを選択的に放電発光させている。
【0003】
ここで、PDPの構成を、図9に示すAC型PDPの1例を挙げて説明しておく。
図9はPDP構成斜視図であるが、分かり易くするため前面板(ガラス基板910)、背面板(ガラス基板920)とを実際より離して示してある。
図9に示すように、2枚のガラス基板910、920が互いに平行に且つ対向して配設されており、両者は背面板となるガラス基板920上に互いに平行に設けられた障壁(セル障壁とも言う)930により、一定の間隔に保持されている。
前面板となるガラス基板910の背面側には、放電維持電極である透明電極940とバス電極である金属電極950とで構成される複合電極が互いに平行に形成され、これを覆って、誘電体層960が形成されており、更にその上に保護層(MgO層)970が形成されている。
また、背面板となるガラス基板920の前面側には前記複合電極と直交するように障壁930間に位置してアドレス電極980が互いに平行に形成されており、更に障壁930の壁面とセル底面を覆うように螢光面990が設けられている。
障壁930は放電空間を区画するためのもので、区画された各放電空間をセルないし単位発光領域と言う。
このAC型PDPは面放電型であって、前面板上の複合電極間に交流電圧を印加して放電させる構造である。
この場合、交流をかけているために電界の向きは周波数に対応して変化する。
そして、この放電により生じる紫外線により螢光体990を発光させ、前面板を透過する光を観察者が視認できるものである。
なお、DC型PDPにあっては、電極は誘電体層で被膜されていない構造を有する点でAC型と相違するが、その放電効果は同じである。
また、図9に示すものは、ガラス基板920の一面に下地層967を設けその上に誘電体層965を設けた構造となっているが、下地層967、誘電体層965は必ずしも必要としない。
【0004】
そして、従来、上記PDPに使用する背面板の障壁の形成方法としては、ガラス基板上に障壁形成材料を障壁パターン形状に、スクリーン印刷にて複数回繰り返して重ねて印刷して所要の高さに積み上げ、乾燥させる第1の方法(スクリンー印刷法と呼ばれる)、あるいは、ガラス基板上に障壁形成材料を全面に塗布した後、塗布面上にサンドブラストに耐性を有するレジストを所定形状にパターニング形成し、該レジストをマスクとしてサンドブラストにより障壁形成材料を所定形状に形成する第2の方法(サンドブラスト法と呼ばれる)が採られていた。
しかし、上記第1の方法によるPDPに使用する障壁の形成においては、障壁としての所定の厚さを得るには、数回〜10数回程度のペーストのスクリーン印刷が必要で手間がかかる上に、印刷精度の管理が必要となり、品質的にも満足のいくものを得ることが難しく、現在では、第2の方法が主流となっている。
【0005】
第2の方法によるPDPに使用する背面板の障壁形成においては、通常、背面板となるガラス板面上に図2に示すようなストレートマニホールド型Tダイによりペースト状の障壁形成用材料を塗布した後、ガラス板上の障壁形成用材料をサンドブラストに耐性のあるマスクで覆い、ノズルからガラスビーズ等の研磨砂を高圧空気にて吹きつけ、マスクから露出した部分を選択的に切削して、障壁を形成していた。
尚、図2(b)、図2(c)はそれぞれ、図2(a)のB1−B2、B3−B4における断面図であり、図2(a)中、一点鎖線は塗液拡散部(マニホールド)の位置を示したものである。
【0006】
しかし、第2の方法の、PDPに使用する背面板の障壁の形成において良い品質を得るには、障壁形成用材料を背面板の障壁形成領域全体にわたり均一に塗布形成することが前提となる。
そして、ダイを用いて障壁形成用材料を均一に塗布するには、脈動のない塗液の供給、均一な吐出ダイ、ダイと基板のギャップの維持等が重要であるが、特に大型基板を塗布する場合には基板のソリ、厚みムラの為、ギャップの維持が難しく、塗布時のギャップの急激な変化に伴う塗布ムラ(以降段差ムラとも言う)が発生し、品質的にその対応が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、プラズマディスプレイ用背面板の障壁形成用材料の塗布を図2に示すようなダイを用いて行う場合においては、塗布時のギャップの急激な変化に伴う塗布ムラ(段差ムラとも言う)が発生し、これが品質的にも問題となっており、この対応が求められていた。
本発明は、これに対応するもので、図2に示すようなダイを用いてプラズマディスプレイ用背面板の障壁形成用材料の塗布する場合に、即ち品質的に問題となる塗布膜の段差ムラの発生が無い塗布方法、および塗布装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の塗布膜形成方法は、塗液の注入口と、塗液の拡散部と、塗液を一定の厚さで押し出すためのスリット部と、スリット部に塗布幅を調整するためのシム板を有するダイを、ステージ上に固定して載置された基板に対し相対的に走行させながら基板に100P以上の高い粘度の塗液を塗布する塗布方法であって、塗布前にダイの走行方向の複数箇所におけるダイとステージ上に載置された基板間のギャップをギャップ測定部により実質的に予め測定しておき、測定された測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間において、ダイの幅方向の両端部を基板面に略直交する方向でそれぞれ独立に昇降させることにより、所定ギャップに補正しながら塗布するもので、塗布時には、前記測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間においてダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて連続的にギャップを変化させるもので、前記ギャップ測定部は、ダイと実質的に一体的に固定され、且つダイ幅方向中心位置の両側に設けられた一対の位置検出センサーにより、基板面位置を測定することにより間接的にダイとステージ上に載置された基板間のギャップを測定するもので、且つ、ダイと一体となり塗布する基板上を往復走行できるもので、往路走行により走行方向の位置に対応させてギャップを測定を測定した後、復路走行により測定の結果にもとづき所定ギャップに補正しながら塗布を行うものであり、前記ギャップの補正は、隣接する測定点Pn−1、Pn間において、制御されるダイのヘッド部の昇降速度Sn−1としたとき、Cn−1、Cnを、それぞれ、n−1番目、n番目の測定点の基板からの高さを示すステッピングモータパルス値とし、Ln−1、Stn−1、Pwを、それぞれ、測定点Pn−1、Pnとの距離、ダイのヘッド部の移動速度、ステッピングモータの1パルス当たりの移動量として、
Sn−1=〔(Cn−1−Cn)×Pw〕/(Ln−1/Stn−1) (1)(1)式で規定される、ダイのヘッド部の昇降速度で補正して行うことを特徴とするものである。
そして、上記におけるステージは、基板の一部ないし全面を吸着して基板を固定して載置するものであることを特徴とするものである。
そしてまた、上記における塗布方法は、プラズマディスプレイ用の背面板の障壁形成用材料の塗布に適用されるものであることを特徴とするものである。
【0009】
本発明に係わる塗布装置は、基板を固定して載置するためのステージと、塗液を供給する塗液供給部と、塗液の注入口と塗液の拡散部と塗液を一定の厚さで押し出すためのスリット部とスリット部に塗布幅を調整するためのシム板を有するダイとを備えて、ダイをステージ上に固定して載置された基板に対し相対的に走行させながら基板に塗液を塗布する塗布装置であって、少なくとも、ダイの走行方向の複数箇所における、ダイとステージ上に載置された基板間のギャップを実質的に測定するためのギャップ測定部と、ギャップ測定部の測定結果にもとづきダイの幅方向の両端部を基板面に略直交する方向でそれぞれ独立に昇降させることによりギャップを連続的に変更する昇降部とを備えたことを特徴とするものである。
そして、上記において、ギャップ測定部の測定結果にもとづき、塗布時における各隣接する測定箇所間においてダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて連続的にギャップを変化させるための各条件を算出する演算処理部を備えていることを特徴とするものである。
そして、上記におけるギャップ測定部は、ダイと実質的に一体的に固定され、且つダイ幅方向中心位置の両側側に設けられた一対の位置検出センサーにより、基板面位置を測定することにより間接的にダイとステージ上に載置された基板間のギャップを測定するものであることを特徴とするものである。そしてまた、上記において、昇降部は、ダイと一体的に連結され、且つダイ幅の両外側の位置に設けられた一対の移動部を、それぞれ独立して基板方向に略直交する方向に移動させることにより、ダイを移動させるものであることを特徴とするものであり、該昇降部の移動部の駆動はステッピングモータにて行われることを特徴とするものである。
そして、上記におけるステージは、基板の一部ないし全面を吸着する吸着部を設けたものであることを特徴とするものである。
また、上記において、プラズマディスプレイ用の背面板の障壁形成用材料の塗布に適用されるものであることを特徴とするものである。
【0010】
尚、ここでは、ダイとステージ上に載置された基板間のギャップを実質的に測定するとは、直接的にダイと基板間のギャップを測定する他に、ダイと基板間のギャップを間接的に測定することも含まれる。
例えば、ダイと一体的に連結された位置検出センサーにより位置検出センサーと基板面との間隔(ギャップ)を測定した場合には、測定されたデータから所定のオフセット量を除くことにより、ダイと基板間のギャップを間接的に得ることができる。
ダイの位置制御においては、位置検出センサーにより得られた値をこの所定のオフセット量を除くことはかならずしも必要でないため、ここでは、広い意味でこの所定のオフセット量を含んだ測定をダイとステージ上に載置された基板間のギャップ測定と言っている。
【0011】
また、ダイと実質的に一体的に固定された位置検出センサーとは、ダイと外観的に一体的に連結されたものを含め、外観的に一体的でないものでも、基板の所定位置におけるダイと位置検出センサーとの相対的な位置関係が所定のオフセット量をもって一定であるセンサーのことを言っている。
また、各隣接する測定箇所間において、ダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて、連続的にギャップを変化させていることは、測定箇所間において、ダイの昇降による段差ムラが発生しない程度のダイの昇降位置変化で、ダイ進行方向移動時間にダイの昇降位置変化量が略比例するようにしてギャップを変化させることを言う。
【0012】
【作用】
本発明の塗布膜形成方法は、このような構成にすることにより、ダイを用いてプラズマディスプレイ用背面板の障壁形成用材料の塗布する場合等、100P以上の高粘度の塗布液を塗布する場合において、品質的に問題となる塗布膜の段差ムラ(膜厚差)の発生が無い塗布が行える塗布方法の提供を可能としている。
即ち、基板のソリや厚ムラに対応して、塗布時にダイと基板面とのギャップを精確に調整しながら塗布を行う塗布方法の提供を可能としている。
詳しくは、塗液の注入口と、塗液の拡散部と、塗液を一定の厚さで押し出すためのスリット部と、スリット部に塗布幅を調整するためのシム板を有するダイを、スステージ上に固定して載置された基板に対し相対的に走行させながら基板に塗液を塗布する塗布方法であって、塗布前にダイの走行方向の複数箇所におけるダイとステージ上に載置された基板間のギャップをギャップ測定部により実質的に予め測定しておき、測定された測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間において、ダイの幅方向の両端部を基板面に略直交する方向でそれぞれ独立に昇降させることにより、所定ギャップに補正しながら塗布するもので、塗布時には、前記測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間においてダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて連続的にギャップを変化させることにより、これを達成している。
ギャップ測定部としては、ダイと実質的に一体的に固定され、且つダイ幅方向中心位置の両側側に設けられた一対の位置検出センサーにより、基板面位置を測定することにより間接的にダイとステージ上に載置された基板間のギャップを求めるものが、比較的簡単に実施可能である。
具体的には、ギャップ測定部としてダイと一体となり塗布する基板上を往復走行できるものを用い、往路走行により基板面位置をギャップ測定部で測定した後、復路走行によりギャップ測定部の測定結果にもとづき所定ギャップに補正しながら塗布を行う方法、あるいは、ギャップ測定部としてダイと一体となり塗布する基板上を走行できるものを用い、走行方向のダイより前側に位置しており、走行により基板面位置を測定しながら、ギャップ測定部の測定結果にもとづき所定ギャップに略リアルタイムに補正しながら塗布を行う方法がある。
また、昇降する手段としては、ダイと一体的に連結され、且つダイ幅の両外側の位置に設けられた一対の移動部を、それぞれ独立して基板方向に略直交する方向に移動させることにより、ダイを移動させるものが挙げられる。
特に、プラズマディスプレイ用の背面板の障壁形成用材料のように高粘度(100P以上)のものの塗布には有効である。
【0013】
また、本発明に係わる塗布装置は、このような構成にすることにより、本発明の塗布方法の実施を可能とするもので、高粘度の塗布液においても、更には大型基板においても、均一な塗布をすることができる。
特に、プラズマディスプレイ用の背面板の障壁形成用材料のように高粘度(100P以上)のものの塗布には有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の塗布膜形成方法とこれに係わる塗布装置を図に基づいて説明する。
図1(a)は本発明に係わる塗布装置の1例を示した上面図で、図1(b)は、図1(a)のA1−A2側からみた断面図で、図2はダイおよび塗液供給部を示した図で、図3は本発明の塗布膜形成方法の実施の形態の1例におけるフローを示した概略図であり、図4は往路走行、復路走行における状態を示した図で、図5は本発明に係わる塗布装置の他の1例の特徴部のみを示した図で、図6は隣接する各測定点間における昇降部の昇降動作を示すための図で、図7はギャップ補正量や昇降部の補正のための移動量の演算方法を説明するための図で、図8は位置検出センサーの1例を示した図である。尚、図1は説明を分かり易くするために塗布部のみを示し、塗布液供給部、演算処理部、制御部等は省略してある。
また、図1(b)中、昇降部130、130Aは分かり易くするために透視して示してある。
また、図2(b)、図2(c)は、それぞれ図2(a)のB1−B2、B3−B4における断面である。
図1〜図7中、100、105は塗布装置、110はダイ、111はダイのヘッド部、113は塗液の注入口、115は拡散部、117はスリット部、119はシム板、120はギャプ測定部、123、125は位置検出センサー、130は昇降部、131はZ軸ステージ(移動部)、132はZ軸ボールネジ、133はステッピングモータ、137は支持軸(板)、140はホルダー(支持軸)、150はステージ(定盤)、153は走行レール、155は移動ステージ、160はボールネジモータ、165はボールネジ、170は塗液供給部、175は塗液供給管、180は基板である。
図1に示す塗布装置100は、PDP用の背面板の障壁形成用材料等の100P以上の高粘度の塗液を塗布する装置で、基板を固定して載置するステージ150と、図2に示す塗液の注入口113と塗液の拡散部115と塗液を一定の厚さで押し出すためのスリット部117とスリット部に塗布幅を調整するためのシム板119とを有するダイ(ストレートマニホールド型のTダイ)110、および塗液を供給する塗液供給部170とを備えており、ステージを静止させた状態でダイ110をステージ150に設けられた走行レール153に沿い走行させ、ステージ150上に固定して載置された基板180に対してダイ150を相対的に走行させながら、基板180に塗液を塗布する塗布装置である。
そして、ダイ110の走行方向(図1(a)の点線矢印の方向)の複数箇所における、ダイ110とステージ150上に載置された基板180間のギャップを実質的に測定するためのギャップ測定部120と、該ギャップ測定部120の測定結果にもとづき、塗布時における各隣接する測定箇所間において、ダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて、連続的にギャップを変化させるための種々の条件を算出する演算処理部(図示していない)と、演算処理部の結果にもとづきダイ両端部を基板方向に略直交する方向でそれぞれ独立に昇降させることにより、ギャップを連続的に変更する昇降部130、装置全体や各部を制御する制御部(図示していない)を備えている。
図1に示す装置100においては、位置検出センサー123、125は、ダイ110と一体となり塗布する基板180上を往復走行できるもので、往路走行により基板面位置を測定した後、復路走行により位置検出センサー123、125の測定の結果にもとづく所定ギャップに補正しながら塗布を行う。
また、図1に示す装置においては、載置する基板180全面にわたるように平坦性の良いステージ150に真空吸着用の溝を設け、真空吸着にて基板180を固定して載置するものである。
真空吸着の方法としては、種々あり、これに限定されない。
要は基板全面を均一に平坦性の良いステージ150に固定できれば良いのである。
【0015】
図1に示す装置100においては、ダイ110と、位置検出センサー123、125とは、いずれもホルダー140に固定されているもので、ダイ110と位置検出センサー123、125とは実質的に一体的に固定されている。ダイ幅方向中心位置(P0)の両側に位置検出センサー123、125はそれぞれ1個づつ設けられている。
ホルダー140の両端は、それぞれ独立して駆動ができる昇降部130、130Aにより、その両端においてそれぞれ独立に上下位置を変えることができる。
昇降部130、130Aは、それぞれ、移動ステージ155上に一体的に固定されており、Z軸ボールネジ132、これに沿い移動されるZステージ131、Z軸ボールドネジ132を回転させてZ軸ステージ131を移動させるステッピングモータ(モータ)133等とからなる。そして昇降部130、130A全体は走行レール153上を移動ステージ155の移動とともに移動する。
移動ステージ155は走行レール153に沿い往復走行(移動)できるもので、移動ステージ155の往復走行に伴い、昇降部130、130Aおよびホルダー140、ダイ110と、位置検出センサー123、125とが一体となり往復走行する。
【0016】
図1に示す装置100においては、演算を容易とするため、ダイの幅方向中心P0位置からそれぞれほぼ等しい位置に、一対の位置検出センサー123、125、一対の昇降部130、130Aを配置している。
必ずしもこのように配置しなくても良いが、位置検出センサー123、125とダイ110との相対的な位置関係は一定となるようにしておく。
尚、ステッピングモータ133の駆動によるダイ110の昇降速度としては2〜50000μm/secの範囲の昇降速度を可変で動作できるものが好ましい。
【0017】
図1(a)に示すギャップ測定部120は、ダイ110と一体的に固定され、且つダイ幅方向中心位置の両側に設けられた一対のセンサー123、125により、基板180の面位置を測定し、測定された結果に基づき、間接的に実質的にダイ110とステージ150上に載置された基板180間のギャップを求めることができるものである。位置検出センサー123、125は、それぞれ実際のダイ110と基板180面とのキャップから所定のオフセット量を含む測定値を検出する。
図1に示す装置100においては、予め塗布前に往路走行により位置検出センサー123、125で基板面位置を測定した後、復路走行により位置検出センサー測定の結果にもとづく所定ギャップに補正しながら塗布を行う。
【0018】
位置検出センサー123、125としては、図8に示す共焦点式レーザ変位計が適用できるが、特にこの方式のものに限定はされない。
図8に示す共焦点式レーザ変位計は、簡単には、対物レンズ830を図8の上下方向に移動させ(振動させ)、受光素子850の強度が最大になる位置を音叉位置検出センサ等の位置検出センサ860を用いて検出するもので、試料面890Sの位置変化(変位変化)に合わせ、受光素子850の強度が最大になる位置を用いて検出するものである。即ち、試料面890Sの位置変化を対物レンズ830の位置移動距離としてとらえて、試料面の変位を求めるものである。
図8においては、試料面890SがD0のとき、対物レンズ830の位置がL0のとき受光素子850の光強度が最大になり、試料面890SがD1のとき、対物レンズ830の位置がL1のとき受光素子850の光強度が最大になり、試料面890SがD2のとき、対物レンズ830の位置がL2のとき受光素子850の光強度が最大になる。
即ち、例えば、対物レンズ830のL0位置、試料のD0位置を基準としておけば、レンズがL0からどれだけずれた位置にある場合には、試料面はどれだけD0からずれるかが分かる。
CCDカメラ880は、試料を観察するためのものである。
尚、図3中、800は変位計、810は半導体レーザ(発光素子)、815はレーザ光、820はコリメータレンズ、830は対物レンズ、840、845はハーフミラー、850は受光素子、855はピンホールスリット、857はアンプ、850Sは受光素子出力、860は位置検出センサ、867はアンプ、860Sは位置検出センサ出力、880はCCDカメラ、880SはCCDカメラ出力、、890は試料、890Sは試料面である。
別の方式としては、基板面へ所定の角度で光を入射させ、基板面の位置変化に対応する、基板面からの反射光(検出光)位置変化を受光素子であるCCD素子の位置変化に対応させて、基板面の位置変化を検出する方式のものがある。
【0019】
ダイ110としては、塗液の流動性に合った内部構造のものを適用するのが適切であるが、図2に示すようなストレートマニホールド型Tダイが汎用性が高い。
塗液拡散部(マニホールド)115は、塗布幅方向全域に跨がり、塗液供給口111、112から塗布液の供給を受けるもので、その断面は図1(b)に示すように、略半円状をしている。尚、断面形状はこれに限定はされない。
塗液の拡散部(マニホールド)113の断面積Smを1〜100cm2 、スリット幅Wsを50〜1000μm、スリット長さLsを5〜100mmとすることにより、幅広い塗液性質に対応可能としできる。これは、塗布条件がある程度変化しても、Tダイの各吐出部において、均一な塗布を可能にすることを意味し、これにより取扱が簡単となる。
ストレートマニホールド型Tダイの各部の材質としては機械的、化学的に実用に耐えるものであれば特に限定はされない。
尚、図2に示すように塗液の注入口113を2箇所設けてあるが、これは塗布の均一性をはかるためのもので、スリット117の幅方向のどの位置においても塗液の注入口113からの距離が、スリット117の幅方向の長さの1/4以内になるようにしている。
【0020】
図4(a)は往路走行にて、基板面の位置検出を位置検出センサー123、125にて行う際のダイ110と位置検出センサー123(125)の状態を示したものであり、図4(b)復路走行にて、基板面の塗布を第110にて行う際のダイ110と位置検出センサー123(125)の状態を示したものである。
基板面の位置検出においては、位置検出センサー123(125)と基板面との距離を大きくとれるが、塗布時には位置検出センサー123(125)はダイ110と一体であるため、基板面に近くなる。
【0021】
次いで、本発明に係わる塗布装置の他の1例を図5にもとづいて説明する。
図5に示す装置105においては、位置検出センサー123(125)、ダイ110とはともに、走行レール153を走る移動ステージ155に別位置にて固定されている。
そして、一体となり塗布する基板上を伴に走行できるもので、位置検出センサー123(125)は走行進行方向においてダイより前側に位置している。
図5(イ)は塗布していない場合の状態、図5(ロ)は塗布しているときの状態を示している。
そして、走行により基板面位置を測定しながら、センサー測定の結果にもとづく所定ギャップに、略リアルタイムに補正しながら塗布を行う。
詳しくは、位置検出センサー123(125)は、移動ステージ155に固定されたスタンド(図示していない)により吊り固定されており、ダイ110は移動ステージ155に固定された支持ホルダー(図1に示す装置の場合と同様)に支持されている。
支持ホルダーの両端には、図1に示す例の装置の場合と同様に、一対のZ軸ステージ(移動部)に固定され、それぞれ独立に昇降することができる。
昇降の駆動は図1に示す例の装置の場合と同様にモーター(ステッピングモータ)にて行う。
【0022】
次に、本発明の塗布膜形成方法の実施の形態の1例におけるフローを図3にもとづい説明する。
図3に示すフローは図1に示す塗布装置を用いて塗布を行った場合のものである。
往路走行にさきたち、予め、ステッピングモータ133により位置検出センサー123(125)の位置を下げて、基準となるステージ面等の位置測定し、ステッピングモータ133、位置検出センサー123(125)のそれぞれ基準となる位置(原点位置とも言う)を把握しておく。(S310)
次いで、位置検出センサー123、125をダイとともに往路走行させ、各位置における基板面の位置を位置検出センサー123、125により測定しておく。(S320)
測定箇所の位置と測定値とを対応つけて蓄積する。
【0023】
次いで、蓄積された測定結果に基づき、一対の位置検出センサー123、125と一対の昇降部130、130A、ダイ110の位置関係から、各位置におけるギャップ(所定のオフセット量を含む)の補正量や昇降部のZ軸ステージ(移動部)の補正のための昇降移動量(補正量)、昇降速度等を演算部(図示していない)により算出する。(S330)
そして、算出結果を測定箇所の位置と対応つけて蓄積する。
各測定箇所において、順にそれぞれダイ位置が目標のギャップGtとなるように調整した場合、図7に示すように、それぞれの位置において、各位置検出センサーの1つ前のデータとの差がGa、Gbとすると、位置検出センサー123、125の中心に位置するダイ中央部の必要移動量Mcは、Mc=Gt−(Ga+Gb)/2(図7の▲3▼式)となる。また、このときの昇降部130、130Aの両Z軸ステージ(移動部)131の必要移動量Ma、Mbは、それぞれ図7の▲4▼式、▲5▼式のようになる。即ち、位置検出データの他に、一対の位置検出センサー123、125間の距離Lps、一対の昇降部130、130Aの両Z軸ステージ(移動部)131間の距離Lzsとを考慮する必要がある。
【0024】
次いで、このようにして各位置毎に、各昇降部のZ軸ステージ(移動部)131の移動量が決められた演算部の算出結果に基づき、各ステッピングモータ133により、昇降部130、130Aの両Z軸ステージ(移動部)131をそれぞれ独立に所定量だけ移動させて塗布する。(S340)
昇降部130、130Aの各ステッピングモータ133は演算部の指示に従い、それぞれ所定のパルス分だけ、所定の速度で(所定の時間内に)Z軸ボールネジ132を回転させて各Z軸ステージ(移動部)131を所定の速度で移動する。
別に、各位置においては予め決められた移動ステージの速度を確保しておくように、ボールネジモーター160を制御する。
次いで、隣接する各測定点間、即ち、隣接するn−1番目の測定点Pn−1とn番目の測定点Pnとの間における各昇降部の昇降動作を図6を基に簡単に説明しておく。
図6において、n番目の測定点の基板180からの高さ(ステッピングモータパルスカウント値)をCn、n−1番目の測定点の基板180からの高さ(ステッピングモータパルスカウント値)をCn−1、測定点Pn−1とPn間の距離をLn−1、昇降移動速度をSn−1、ダイの移動速度(ダイの走行速度)をStn−1、ステッピングモータ133の1パルス当たりの移動量Pwとする。
図6の▲1▼式に示すように、ダイがLn−1だけ移動するのに要する時間tn−1は、Ln−1/Stn−1となる。
昇降動作による塗布膜の段差ムラが発生しないように、隣接するn−1番目の測定点Pn−1とn番目の測定点Pnとの間におけるダイの昇降動作は、Ln−1/Stn−1の時間で距離Cn−1−Cnとを一定の速度で行う。
即ち、この測定点間の昇降速度Sn−1は、図6の▲2▼式に示すようになる。
100P〜1000P程度の高い粘度の塗布液を用いてステージ(定盤)上に固定したガラス基板に塗布を行う場合については、Sn−1は経験的に0.1mm/sec以上、0.7mm/sec以下であることが必要と知られており、昇降速度を平均化することにより、各隣接する測定点間においてダイの昇降速度が大きくならないようにしている。
塗布を行う際のギャップとしては、スリット幅の1/10以上であることが好ましく、装置の上では使用する部材の精度を考慮する必要がある。
一般的なガラス基板上に塗布する場合、膜厚によらず、ギャップ10μm以上が好ましい。
【0025】
【実施例】
更に、実際に、図1に示す構造の装置を用い、PDPの背面板の障壁を形成するためにガラス板に、高粘度で高いチキソ性を有する障壁形成用材料を塗布してみた。
位置検出センサー123、125間の距離Lpsは850cm、昇降部130、130A間の距離Lzsは1300cmで、昇降部としては昇降速度/2〜50000μm/secの範囲で可変のものを用いて、図3に示す塗布膜形成方法にて昇降部130、130Aの各Z軸ステージ(移動部)131の移動量、移動速度を決め、補正して塗布を行った。
図2に示す構造のストレートマニホールド型Tダイとしては、塗液拡散部(マニホールド)の断面積Smを7.5cm2 、スリット幅Wsを500μm、スリットの長さLsを40mmとしたものを用いた。
障壁形成用材料(塗布液)は、アルミナ、ジルコニアなどの無機粉体、低融点ガラス粉末、樹脂を少量含んだ原液を希釈溶剤を加え、所定粘度値にしたものである。
塗布液は、コーンプレート型で回転数が0.1sec−1における粘度η1が891.9P、10sec−1における粘度η2が280.6Pで、η1/η2=3.179と高いチキソ性を示すものである。
塗布後の膜厚分布を、ガラス板に塗布された840mm×580mmの領域内について調べた結果、昇降部のZ軸ステージ(移動部)の昇降動作に起因する塗布膜の段差ムラはみられなかった。
尚、全膜厚測定箇所の膜厚の平均値は157.8μm、バラツキσ(標準偏差)は2.5μmとして得られた。
得られた膜厚分布は実用に十分耐えるものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、ダイを用いてプラズマディスプレイ用背面板の障壁形成用材料の塗布する場合、品質的に問題となる塗布膜の段差ムラ(膜厚差)の発生が無い、即ち精確なギャップで塗布が行える塗布方法の提供を可能とした。
同時にそのような方法を実施できる装置の提供を可能とした。
特に、PDPの背面板の障壁を形成する際の、100P以上の高粘度を有する障壁形成材料の良好な塗布を可能とし、結果、良品質のPDPの提供を実用的なものとした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる塗布装置の1例を示した概略図
【図2】 ストレートマニホールド型Tダイを示した図
【図3】 本発明の塗布膜形成方法の実施の形態の1例を示したフロー図
【図4】 往路移動、復路移動におけるダイおよび位置検出センサーの状態を説明するための図
【図5】 本発明に係わる塗布装置の別の例を示した概略図
【図6】 隣接する各測定点間におけるダイの昇降動作を説明するための図
【図7】 ギャップ補正量や昇降部の補正のための移動量の演算方法を説明するための図
【図8】 共焦点式レーザ変位計を示した図
【図9】 PDP基板を説明するための図
【符号の説明】
100、105 塗布装置
110 ダイ(ストレートマニホー
ルド型Tダイ)
111 ダイのヘッド部
113 塗液の注入口
115 塗液拡散部(マニホール
ド)
117 スリット部
119 シム板
120 ギャップ測定部
123、125 位置検出センサー
130 昇降部
131 Z軸ステージ(移動部)
132 Z軸ボールネジ
133 ステッピングモータ
137 支持軸(板)
140 ホルダー(支持軸)
150 ステージ(定盤)
153 走行レール
155 移動ステージ
160 ボールネジモータ
165 ボールネジ
170 塗液供給部
175 塗液供給管
180 基板
800 変位計
810 半導体レーザ(発光素子)
815 レーザ光
820 コリメータレンズ
830 対物レンズ
840、845 ハーフミラー
850 受光素子
855 ピンホールスリット
857 アンプ
850S 受光素子出力
860 位置検出センサ
867 アンプ
870 位置検出センサ出力
880 CCDカメラ
880S CCDカメラ出力
890 試料
890S 試料面
910、920 ガラス基板
930 障壁(セル障壁)
940 透明電極
950 金属電極
960 誘電体層
965 誘電体層
967 下地層
970 保護層(MgO層)
980 アドレス電極
990 螢光体(螢光面)

Claims (3)

  1. 塗液の注入口と、塗液の拡散部と、塗液を一定の厚さで押し出すためのスリット部と、スリット部に塗布幅を調整するためのシム板を有するダイを、ステージ上に固定して載置された基板に対し相対的に走行させながら基板に100P以上の高い粘度の塗液を塗布する塗布方法であって、塗布前にダイの走行方向の複数箇所におけるダイとステージ上に載置された基板間のギャップをギャップ測定部により実質的に予め測定しておき、測定された測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間において、ダイの幅方向の両端部を基板面に略直交する方向でそれぞれ独立に昇降させることにより、所定ギャップに補正しながら塗布するもので、塗布時には、前記測定結果にもとづき各隣接する測定箇所間においてダイ進行方向移動時間とダイ昇降時間とを同調させて連続的にギャップを変化させるもので、前記ギャップ測定部は、ダイと実質的に一体的に固定され、且つダイ幅方向中心位置の両側に設けられた一対の位置検出センサーにより、基板面位置を測定することにより間接的にダイとステージ上に載置された基板間のギャップを測定するもので、且つ、ダイと一体となり塗布する基板上を往復走行できるもので、往路走行により走行方向の位置に対応させてギャップを測定を測定した後、復路走行により測定の結果にもとづき所定ギャップに補正しながら塗布を行うものであり、前記ギャップの補正は、隣接する測定点Pn−1、Pn間において、制御されるダイのヘッド部の昇降速度Sn−1としたとき、Cn−1、Cnを、それぞれ、n−1番目、n番目の測定点の基板からの高さを示すステッピングモータパルス値とし、Ln−1、Stn−1、Pwを、それぞれ、測定点Pn−1、Pnとの距離、ダイのヘッド部の移動速度、ステッピングモータの1パルス当たりの移動量として、
    Sn−1=〔(Cn−1−Cn)×Pw〕/(Ln−1/Stn−1) (1)(1)式で規定される、ダイのヘッド部の昇降速度で補正して行うことを特徴とする塗布膜形成方法。
  2. 請求項1におけるステージは、基板の一部ないし全面を吸着して基板を固定して載置するものであることを特徴とする塗布膜形成方法。
  3. プラズマディスプレイ用の背面板の障壁形成用材料の塗布に適用されるものであることを特徴とする請求項1ないし2に記載の塗布膜形成方法。
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