JP2003178677A - プラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置

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JP2003178677A
JP2003178677A JP2001376010A JP2001376010A JP2003178677A JP 2003178677 A JP2003178677 A JP 2003178677A JP 2001376010 A JP2001376010 A JP 2001376010A JP 2001376010 A JP2001376010 A JP 2001376010A JP 2003178677 A JP2003178677 A JP 2003178677A
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nozzle
plasma display
display panel
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Masayoshi Watanabe
正芳 渡邊
Kazuyuki Kawakami
和志 川上
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Tatsumo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装
置において、吐出孔の固体差による蛍光体の吐出量のバ
ラツキを分散化することにより、充填むら(輝度むら)
を防止し、また、蛍光体をパネル背面板の溝に精度良く
充填できる。 【解決手段】 上CCDカメラ7で基板6の溝6bの傾
きを検出し、テーブル1を支軸41を中心に回転させ
て、その傾きを補正する。また、下CCDカメラ13で
塗布ユニット8の180°反転時の位置ずれ量を検出
し、ガントリー2をX軸方向に移動させて、そのずれ量
を補正する。塗布ユニット8には、複数の吐出孔36が
溝6bの6本間隔で設けられており、各吐出孔36から
蛍光体を吐出しながら塗布ユニット8をY軸方向に移動
させて、6本間隔の複数の溝6bに蛍光体を塗布し、そ
の後、塗布ユニット8を反転させ、溝6bの所定本数分
だけX軸方向にずらした状態で、同様に蛍光体を塗布す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの製造工程において、パネル背面板上のリブ
間の溝に蛍光体ペーストを塗布し充填するプラズマディ
スプレイパネルの蛍光体充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光体を充填したガラスパネル背
面板上の任意の部位に紫外線を照射することで、蛍光体
を発光させ所定の画像を表示させるプラズマディスプレ
イと呼ばれる表示装置がある。このプラズマディスプレ
イのパネル背面板は、一定ピッチで一方向に延びる凸状
リブにより一定ピッチで複数の溝が形成されており、こ
れらの各溝1本ずつに赤、青、緑の順で蛍光体が充填さ
れた構造となっている。
【0003】このようなプラズマディスプレイのパネル
背面板に蛍光体を充填する装置としては、1列に配列さ
れた複数の吐出孔を有するノズルを備え、ノズルの各吐
出孔から蛍光体を吐出しながらノズルを溝に沿った方向
へ移動させることで、パネル背面板上の溝に蛍光体を塗
布し充填する装置が一般的に知られている。この蛍光体
充填装置は、ノズルの吐出孔がパネル背面板の溝のピッ
チの3倍の間隔でn本配列されており、一度の塗布工程
により3本間隔でn本の溝に蛍光体を充填するようにな
っている。
【0004】この蛍光体充填装置により赤、青、緑の3
色の蛍光体を各溝1本ずつに充填するには、まず、1色
目の蛍光体について、1度目の塗布工程でn本の溝に蛍
光体を充填し、次の塗布工程で次のn本の溝に蛍光体を
充填し、以降、全ての溝に蛍光体を充填するまで同様の
工程を行う。1色目の蛍光体を全ての溝に蛍光体を充填
し終えると、溝を1本ずらして、2色目の蛍光体につい
て同様の工程を行う。2色目の蛍光体を全ての溝に蛍光
体を充填し終えると、さらに溝を1本ずらして、3色目
の蛍光体について同様の工程を行い、これにより、赤、
青、緑の3色の蛍光体が各溝1本ずつに充填される。
【0005】ところで、このような蛍光体充填装置で
は、ノズルの各吐出孔から吐出される吐出量にバラツキ
があると、パネル背面板上の溝に充填される蛍光体の量
が異なってしまい、このため、プラズマディスプレイに
画像を表示させたときに輝度むらが発生することにな
る。特に、各吐出孔からの吐出量が吐出孔の配列方向に
勾配をもって変化するような場合、塗布工程の異なる領
域の境界において隣接する溝に対する充填量が大きく異
なってしまい、境界部分ですじ状の輝度むらが明確に現
れたり、また、同じ塗布工程の領域内においてグラデー
ション的な輝度むらが現れてしまう。
【0006】そこで、このような輝度むらの発生を防ぐ
ために、例えば、特開2000−33289号公報に記
載されているように、隣接する吐出孔の穴径や長さを変
えたノズルを使用したり、1溝飛ばしのピッチで吐出孔
を配列した吐出特性の異なる2種類のノズルを併用する
装置が知られている。これらは、隣接する溝毎に蛍光体
の充填量を若干変えることで、人の目で輝度むらを認識
できないようにし、これにより輝度むらを抑制するよう
にしたものである。
【0007】また、例えば、特開2001−15021
号公報に記載されているように、一度の塗布工程毎に、
ノズルと基板とを相対的に180°反転させる装置が知
られている。これは、塗布工程の異なる領域の境界を挟
んで隣接する2つの溝を、同じ吐出孔から吐出される蛍
光体ペーストで充填することで、境界において隣接する
溝に対する充填量のバラツキを抑制し、これにより、塗
布工程の異なる領域の境界における輝度むらを抑制する
ようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の隣接する吐出孔の穴径や長さを変えたノズルを使用
する装置では、吐出孔の穴径や長さを微妙に変えて所望
の吐出特性を持つノズルを製作しなければならず、この
ようなノズルを製作すること自体が困難であり、コスト
高になる。また、2種類の吐出特性の異なるノズルを併
用する装置では、使用する吐出孔数の増加に伴いノズル
詰まりの発生頻度が高くなり、メンテナンスが頻繁に必
要となるという問題があった。
【0009】また、一度の塗布工程毎にノズルと基板と
を相対的に180°反転させる装置では、ノズルと基板
とを相対的に180°反転させると、基板上の溝とノズ
ルの吐出孔の位置関係がずれてしまう。このため、吐出
された蛍光体がリブを乗り越えて隣接する溝にまで充填
されてしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、吐出孔の固体差による蛍光体の吐出量
のバラツキを分散化することにより、充填むら(輝度む
ら)を防止し、また、吐出孔から吐出される蛍光体をリ
ブで形成される溝に精度良く充填できるプラズマディス
プレイパネルの蛍光体充填装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、プラズマディスプレイパネル背面
板上のリブ間の溝に、複数の吐出孔から成るノズルを用
いて、前記ノズルを所定方向に移動させながら前記吐出
孔から蛍光体を吐出して充填する装置において、前記プ
ラズマディスプレイパネル背面板上のリブの方向と前記
ノズルの移動する方向の成す角度を検出する角度検出手
段と、前記角度検出手段の検出した角度に基づいて、前
記リブの方向と前記ノズルの移動する方向の成す角度を
補正する角度補正手段とを備えたプラズマディスプレイ
パネルの蛍光体充填装置である。
【0012】この構成においては、プラズマディスプレ
イパネル背面板上のリブの方向とノズルの移動する方向
の成す角度が検出され、リブの方向とノズルの移動する
方向とが平行となるように補正される。これにより、ノ
ズルの吐出孔がリブ間の溝から位置ずれすることがな
い。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、角
度検出手段は、CCDカメラによる画像処理で角度を検
出するものである。この構成においては、プラズマディ
スプレイパネル背面板上のリブの方向とノズルの移動す
る方向との成す角度が、プラズマディスプレイパネル背
面板に直接触れることなく検出される。
【0014】請求項3の発明は、請求項1に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、角
度検出手段は、レーザ式光電スイッチを用いて角度を検
出するものである。この構成においては、プラズマディ
スプレイパネル背面板上のリブの方向とノズルの移動す
る方向との成す角度が、プラズマディスプレイパネル背
面板に直接触れることなく検出される。
【0015】請求項4の発明は、請求項1に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、角
度補正手段は、プラズマディスプレイパネル背面板を載
置するテーブルを旋回させるテーブル旋回手段である。
この構成においては、プラズマディスプレイパネル背面
板を回転させることで、リブの方向とノズルの移動する
方向とが平行となるように補正されるため、角度補正手
段はプラズマディスプレイパネル背面板を回転させるだ
けでよい。
【0016】請求項5の発明は、請求項1に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、角
度補正手段は、ノズルを蛍光体の充填方向に移動させる
と同時にノズルをリブと直交する方向に移動させるもの
である。この構成においては、ノズルの移動方向を調整
することで、リブの方向とノズルの移動する方向とが平
行となるように補正されるため、リブの方向を変えるた
めにプラズマディスプレイパネル背面板を動かす必要が
ない。
【0017】請求項6の発明は、プラズマディスプレイ
パネル背面板上のリブ間の溝に、複数の吐出孔から成る
ノズルを用いて、前記ノズルを所定方向に移動させなが
ら前記吐出孔から蛍光体を吐出して蛍光体を充填する装
置において、前記ノズルを前記プラズマディスプレイパ
ネル背面板上で水平に180°反転させる反転手段と、
前記ノズルを反転する前と反転した後との前記吐出孔の
位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段とを備えたプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置である。
【0018】この構成においては、ノズルを180°反
転させる前後の吐出孔の位置ずれが検出される。これに
より、ノズルを吐出孔を180°反転させた後、その位
置ずれ量を補正することで、ノズルの吐出孔がリブ間の
溝から位置ずれすることがない。
【0019】請求項7の発明は、請求項6に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、位
置ずれ検出手段は、CCDカメラで撮像した画像を処理
する画像認識装置である。この構成においては、ノズル
を180°反転させる前後の吐出孔の位置ずれが、ノズ
ルの吐出孔へのメカ的な接触なしで検出される。
【0020】請求項8の発明は、請求項6に記載のプラ
ズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置において、ノ
ズルは、吐出孔がリブピッチPの6m倍(mは自然数)
のピッチでn(nは2以上の自然数)本配列され、装置
各部の動作を制御する制御手段を備え、制御手段は、n
本の吐出孔からなるノズルをリブと平行方向に移動させ
ながらリブ間のn本の溝に同時に蛍光体を充填し、次
に、ノズルをリブと直交する方向に(n+1)×6m×
P(P:リブピッチ、m:自然数)移動させ、ノズルを
移動方向と逆方向に移動させながらリブ間のn本の溝に
同時に蛍光体を充填し、プラズマディスプレイパネル背
面板の端の溝にまで蛍光体を充填した後、反転手段によ
りノズルをプラズマディスプレイパネル背面板上で水平
に180°旋回させ、ノズルをリブと直交する方向にリ
ブピッチPの3倍分移動させると共に位置ずれ検出手段
により検出した吐出孔の位置ずれ量分移動させ、それま
でとは反対方向にリブと直交する方向にノズルを(n+
1)×6m×P移動させながらプラズマディスプレイパ
ネル背面板の反対側の基板端の溝にまで蛍光体を充填す
る制御を行なうものである。
【0021】この構成においては、まず、基板の一方の
端の溝から他方の端の溝まで、6m本間隔で同色の蛍光
体が充填される。基板の端の溝まで6m本間隔に同色の
蛍光体が充填されると、ノズルが180°反転されて吐
出孔の配列が逆向きにされた状態で、ノズルが溝の3本
分ずらされ、他方の溝の端から一方の溝の端まで6m本
間隔の複数の溝に同色の蛍光体が充填される。このた
め、プラズマディスプレイパネル背面板背面板の溝へ
は、ノズルの吐出孔の配列どおりに蛍光体が充填され
ず、吐出孔の固体差による蛍光体の吐出量のバラツキが
分散化される。また、ノズルが180°反転したとき、
ノズルが180°反転したことによる吐出孔とリブ間の
溝との位置ずれが補正されるため、ノズルの反転後もノ
ズルの吐出孔がリブ間の溝から位置ずれすることがな
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について図面を参照して説明する。まず、本実施形態
によるプラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置の
概略構成を図1に示す。蛍光体充填装置100は、テー
ブル1にプラズマディスプレイパネル背面板6を載置
し、塗布ユニット8によりプラズマディスプレイパネル
背面板背面板6のリブ6a間の溝に蛍光体を塗布する装
置である。プラズマディスプレイパネル背面板6は、図
2の断面図に示すように、パネル背面板6上に複数のリ
ブ6aが形成されており、これら複数のリブ6a間の溝
6bに、赤、青、緑の並び順で蛍光体が充填されるもの
である。
【0023】テーブル1は、不図示の真空吸着部によ
り、パネル背面板6をテーブル1上に真空吸着するよう
になっている。テーブル1には、上方向(Z軸プラス方
向)を撮像する下CCDカメラ(位置ずれ検出手段)1
3とターゲット14が固定されている。このテーブル1
は、図3に示すように、ベース12に固定されたローラ
40により支持されると共に、ベース12に固定された
回転可能な支軸41によりベース12に連結されてい
る。また、テーブル1は、θ軸モータ(角度補正手段)
42に接続されたθ軸ボールネジ43とナット形状のθ
軸回転機構44によりベース12に連結されており、θ
軸モータ42が回転することにより、支軸41を中心に
水平面(X−Y平面)内で回転可能となっている。テー
ブル1が水平面内で回転することにより、パネル背面板
6が水平面内で回転される。
【0024】塗布ユニット8は、ブラケット11を介し
てガントリー2に取付けられている。また、下方向(Z
軸マイナス方向)を撮像する上CCDカメラ(角度検出
手段)7も、ブラケット11を介してガントリー2に取
付けられている。ガントリー2は、ベース12上に敷設
された一対のX軸レール上に設けられると共に、X軸ボ
ールネジ4にナット形状のX軸ブロック15を介して連
結され、X軸モータ5がX軸ボールネジ4を回転させる
ことによりX軸方向を自在に移動することができる。ガ
ントリー2がX軸方向に移動することにより、塗布ユニ
ット8が上CCDカメラと共にX軸方向に移動される。
また、塗布ユニット8は、旋回モータ10のモータ軸で
ブラケット11に連結されており、旋回モータ10によ
りパネル背面板6上の水平面(X−Y平面)内で180
°反転可能になっている。
【0025】上記ブラケット11は、図4に示すよう
に、昇降ブラケット21を介してガントリー2に取付け
られている。昇降ブラケット21は、ガントリー2に固
定されたY軸レール24にY軸スライドブロック23を
介して連結されている。また、昇降ブラケット21は、
Y軸ボールネジ9にナット形状のY軸ブロック26を介
して連結されており、Y軸モータ91がY軸ボールネジ
9を回転させることにより、Y軸方向に自在に移動する
ことができる。昇降ブラケット21がY軸方向に移動す
ることにより、塗布ユニット8がY軸方向に移動され
る。
【0026】また、ブラケット11は、昇降ブラケット
21に固定されたZ軸レール27上をスライドするZ軸
スライドブロック22とZ軸ブロック28により、昇降
ブラケット21に連結されている。Z軸ブロック28
は、ナット形状になっており、Z軸ボールネジ29と連
結されている。これにより、ブラケット11は、Z軸モ
ータ20がZ軸ボールネジ29を回転させることによ
り、Z軸上を自在に昇降することができる。ブラケット
11がZ軸方向に移動することにより、塗布ユニット8
がZ軸方向に移動される。
【0027】塗布ユニット8は、図4に示すように、蛍
光体ペースト35を供給するための供給ユニット8a
と、この供給ユニット8aから供給される蛍光体を吐出
するノズル8bとから構成されている。供給ユニット8
a内には、蛍光体ペースト35が補充されるタンク31
と、タンク31に蛍光体ペースト35を補給する補給経
路を開閉する補給バルブ33と、タンク31の蛍光体ペ
ースト35を圧送する加圧経路を開閉する加圧電磁弁3
2と、タンク31からノズル8bに蛍光体ペースト35
を供給する供給経路を開閉するメインバルブ34が配置
されている。ノズル8bは、複数本の吐出孔36を備え
ている。
【0028】ノズル8bに備えられている複数本の吐出
孔36は、図5に示すように、n本の吐出孔36−1、
36−2、・・・、36−n−1、36−nから構成さ
れており、これらn本の吐出孔36−1、36−2、・
・・、36−n−1、36−nは、パネル背面板6に形
成されているリブ6aのピッチPの6倍のピッチ6Pで
配列されている。供給ユニット8aから供給される蛍光
体ペースト35は、これらの吐出孔36−1、36−
2、・・・、36−n−1、36−nに分配されて、各
吐出孔36−1、36−2、・・・、36−n−1、3
6−nから吐出される。このような構成のノズル8bに
よるプラズマディスプレイ背面板6への蛍光体ペースト
35塗布方法の詳細については後述する。
【0029】次に、本実施形態による蛍光体充填装置1
00の電気的ブロック構成を図6に示す。蛍光体充填装
置100は、蛍光体充填装置100の動作を制御する制
御部110を備えており、この制御部110には、上述
したX軸モータ5と、Y軸モータ91と、Z軸モータ2
0と、旋回モータ10と、θ軸モータ42と、上CCD
カメラ7と、下CCDカメラ13と、補給バルブ33
と、加圧電磁弁32と、メインバルブ34が接続されて
いる。
【0030】X軸モータ5は、制御部110での制御に
より駆動され、これにより、ガントリー2がX軸方向に
移動され、塗布ユニット8が上CCDカメラ7と共にX
軸方向に移動される。Y軸モータ91は、制御部110
での制御により駆動され、これにより、ブラケット11
がY軸方向に移動され、塗布ユニット8が上CCDカメ
ラ7と共にY軸方向に移動される。Z軸モータ20は、
制御部110での制御により駆動され、これにより、昇
降ブラケット21がZ軸方向に移動され、塗布ユニット
8が上CCDカメラ7と共にZ軸方向に移動される。旋
回モータ10は、制御部110での制御により駆動さ
れ、これにより、塗布ユニット8がX−Y平面内で回転
される。θ軸モータ42は、制御部110での制御によ
り駆動され、これにより、テーブル1がX−Y平面内で
回転され、テーブル1に載置されるパネル背面板6がX
−Y平面内で回転される。
【0031】上CCDカメラ7は、塗布ユニット8と共
に移動され、Z軸マイナス方向を撮像する。下CCDカ
メラ13は、ターゲット14越しにZ軸プラス方向を撮
像する。制御部110は、これら上CCDカメラ7及び
下CCDカメラ13が撮像した画像を基に、パネル背面
板6の溝6bの位置や傾き、ノズル8bを180°反転
したときの吐出孔36の位置ずれ量等を計測する。
【0032】補給バルブ33、加圧電磁弁32、及びメ
インバルブ34は、それぞれ制御部110での制御によ
り開閉され、これにより、ノズル8bの吐出孔36から
の蛍光体ペースト35の吐出が制御される。
【0033】上記構成の蛍光体充填装置100によるプ
ラズマディスプレイパネル背面板6への蛍光体ペースト
35の塗布は、まず、図7に示すように、パネル背面板
6の溝6bがY軸と平行になるように、パネル背面板6
をテーブル1に載置する。この状態では、塗布ユニット
8は、原点位置にあり、パネル背面板6の右端の溝6b
は、塗布ユニット8の原点位置における右端の吐出孔3
6−1からX軸方向にXoの距離だけ離れている。そし
て、塗布ユニット8をX軸方向に移動させて、ノズル8
bの右端の吐出孔36−1をパネル背面板6の右端の溝
6bの上へ位置させ、蛍光体ペースト35を吐出しなが
ら塗布ユニット8をY軸方向へ移動させることで、パネ
ル背面板6の溝6bへの蛍光体ペースト35の塗布が行
われる。
【0034】このとき、塗布ユニット8をX軸方向に距
離Xoだけ移動させて、ノズル8bの右端の吐出孔36
−1をパネル背面板6の右端の溝6bの上へ位置させる
には、予め距離Xoを検出しておく必要がある。また、
図8に示すように、パネル背面板6をテーブル1に載置
したとき、溝6bがY軸(塗布軸)に対して角度θ1だ
け傾いている場合、テーブル1を旋回させて溝6bとY
軸とを平行にするために、溝6bとY軸との成す角度θ
1を検出しておく必要がある。以下、これら距離Xo、
及び角度θ1の検出について説明する。
【0035】まず、距離Xoの検出について説明する。
上CCDカメラ7が原点に位置するときの上CCDカメ
ラ7の座標原点と、上CCDカメラ7がパネル背面板6
の右端の溝6bの上に位置するときの上CCDカメラ7
の座標原点との距離は、図7に示すようにD3である。
また、塗布ユニット8の右端の吐出孔36−1の位置
と、上CCDカメラ7上の座標原点とは、図7,図9に
示すように、X軸方向に距離D2だけずれたものとなっ
ている。従って、距離D3と距離D2との差が、距離X
oとなる。
【0036】そこで、まず距離D2の検出について説明
する。上CCDカメラを原点位置から移動させて上CC
Dカメラ7の座標原点をターゲット14の重心上に位置
させる場合と、塗布ユニット8を原点位置から移動させ
てノズル8bの右端の吐出孔36−1をターゲット14
の重心上に位置させる場合とでは、距離D2の分だけ、
両者の移動量に差がある。そこで、距離D2の検出は、
次のように行う。まず、上CCDカメラ7による視野中
にターゲット14の重心が入る地点へガントリー2(塗
布ユニット8及び上CCDカメラ7)を移動させる。い
ま、図10に示すように、上CCDカメラ7の視野98
内にターゲット14が撮像されたとすると、その重心座
標(Xtu,Ytu)を画像処理にて計測する。この計
測により得られたX座標Xtuに、原点位置から計測地
点までのガントリー2の移動量を加えることで、上CC
Dカメラ7の座標原点Oをターゲット14の重心上に位
置させるのに必要な原点位置からのX軸方向の移動量を
検出する。
【0037】次に、下CCDカメラ13による視野中に
右端の吐出孔36−1が入る地点へガントリー2を移動
させる。いま、図11に示すように、下CCDカメラ1
3の視野99内にターゲット14と右端の吐出孔36−
1が撮像されたとすると、そのターゲット14の重心座
標(Xtd,Ytd)と右端の吐出孔36−1の重心座
標(Xdd1,Ydd1)を画像処理にて計測する。こ
の計測により得られたX座標XtdとXdd1との差
に、原点位置からこの計測地点までのガントリー2の移
動量を加えることで、右端の吐出孔36−1をターゲッ
ト14の重心上に位置させるのに必要な原点位置からの
X軸方向の移動量を検出する。
【0038】距離D2は、このようにして検出された上
CCDカメラ7の座標原点Oをターゲット14の重心上
に位置させるのに必要な原点位置からのX軸方向の移動
量と、右端の吐出孔36−1をターゲット14の重心上
に位置させるのに必要な原点位置からのX軸方向の移動
量との差を算出することによって検出する。
【0039】また、距離D3の検出は、次のように行わ
れる。まず、上CCDカメラ7の視野中にパネル背面板
6の右端の溝6bが入る地点へ上CCDカメラ2を移動
させる。いま、図13に示すように、上CCDカメラ7
の視野98内に右端の溝6bが撮像されたとすると、そ
の溝6bのX座標を画像処理にて計測する。このX座標
の値に、原点位置からこの計測地点までの上CCDカメ
ラ7のX軸方向の移動量を加えることで、距離D3を検
出する。そして、この距離D3と先に検出した距離D2
との差を算出することで、塗布ユニット8が原点位置に
あるときの右端の吐出孔36−1からパネル背面板6の
右端の溝6bまでのX軸方向の距離Xo、すなわち、ノ
ズル8bの右端の吐出孔36−1をパネル背面板6の右
端の溝6bの上へ位置させるときの移動量Xoを検出す
る。
【0040】次に、パネル背面板6をテーブル1に載置
したときの、溝6bとY軸との成す角度θ1の検出につ
いて説明する。角度θ1の検出は、パネル背面板6のリ
ブ6aの傾きを検出することで行う。まず、上CCDカ
メラ7の視野中に上パネル背面板6の右端のリブ6aの
上側エッジ61が入る地点へ上CCDカメラ7を移動さ
せる。いま、図14に示すように、上CCDカメラ7の
視野98内に右端のリブ6aの上側エッジ61が撮像さ
れたとすると、その上側エッジ61のX座標を画像処理
にて計測する。
【0041】続いて、上CCDカメラ7の視野中にパネ
ル背面板6の右端のリブ6aの下側エッジ62が入る地
点へ上CCDカメラ7を移動させる。いま、図13に示
すように、上CCDカメラ7の視野98内に右端のリブ
6aの下側エッジ62が撮像されたとすると、その下側
エッジ62のX座標を画像処理にて計測する。そして、
これら両者のX座標及び上CCDカメラ7のY軸方向の
移動距離に基づいて、リブ6aの傾きを検出する。リブ
6aと溝6bは平行であるので、このリブ6aの傾き
が、溝6bとノズル8bの塗布軸との成す角度θ1とな
る。
【0042】なお、検出する上側エッジ61、下側エッ
ジ62は精度向上のためリブ6aの上下端に近いほうが
望ましい。また、検出対象はリブ6aに平行なものなら
何でもよく、例えばリブ6aを形成する際に位置決め用
に使用されるアライメントマークでもよい。
【0043】また、上記構成の蛍光体充填装置100
は、ノズル8bを旋回モータ10により水平面(X−Y
平面)内で180°反転させ、これにより、複数の吐出
孔36の配列を逆向きにして、蛍光体ペースト35を塗
布できるようになっている。このとき、ノズル8bの反
転前後で吐出孔36の位置がずれるので、このノズル8
bを180°反転させる前後での吐出孔36の位置ずれ
量D1を検出する必要がある。以下、このずれ量D1の
検出について説明する。
【0044】ずれ量D1は、まず、下CCDカメラ13
の視野中にノズル8bの右端の吐出孔36−1が入る地
点へ移動させる。いま、図11に示すように、下CCD
カメラ13の視野99内にターゲット14と右端の吐出
孔36−1が撮像されたとすると、右端の吐出孔36−
1の重心座標(Xdd1,Ydd1)を画像処理にて計
測する。次に、ノズル8bを180°反転させる。この
とき、図12に示すように、下CCDカメラ13の視野
99内に反対側(ノズル8bを反転させる前の左端)の
吐出孔36−nが撮像されたとすると、その吐出孔36
−nの重心座標(Xdd2,Ydd2)を画像処理にて
計測する。これら計測されたX座標Xdd2とXdd1
との差を求めることで、ノズル8bを180°反転させ
る前後での吐出孔36の位置ずれ量D1を検出する。
【0045】次に、上記構成の蛍光体充填装置100に
よるプラズマディスプレイパネル背面板6への蛍光体ペ
ースト35の塗布方法について説明する。蛍光体充填装
置100のノズル8bには、上述したように、n本の吐
出孔36−1、36−2、・・・、36−n−1、36
−nが、パネル背面板6に形成されているリブ6aのピ
ッチPの6倍のピッチ6Pで設けられている。そして、
供給ユニット8aから供給される蛍光体ペースト35
は、これらの吐出孔36−1、36−2、・・・、36
−n−1、36−nに分配されて、各吐出孔36−1、
36−2、・・・、36−n−1、36−nから吐出さ
れる。すなわち、蛍光体ペースト35を吐出しながらノ
ズル8bをY軸方向に移動させることで、一度に6本間
隔でn本の溝6bに蛍光体ペースト35が塗布される。
【0046】ここで、ノズル8bの吐出孔36がn本で
あるのに対して、パネル背面板6に形成されている溝6
bが24n本である場合について説明すると、このパネ
ル背面板6の24n本の溝6bから成る塗布領域90
は、図15に示すように、N1からN4の4つの小領域
に分けられる。これらN1からN4の各小領域は、それ
ぞれ6n本の溝6bから成っており、ノズル8bをY軸
方向へ移動させることで、一度に6本間隔で蛍光体ペー
スト35が塗布される領域である。パネル背面板6へ
は、まず、赤色の蛍光体ペースト35について、ノズル
8bを図中からで示す順に移動させて塗布し、次
に、青色、緑色の順で、同様にノズル8bを図中から
で示す順に移動させて塗布することで、全ての塗布領
域90において、溝6bに赤、青、緑の並び順で蛍光体
ペースト35を塗布する。この塗布方法について、図1
6を参照して以下に説明する。
【0047】まず、小領域N1において、赤色の蛍光体
ペースト35を各吐出孔36−1、36−2、・・・、
36−n−1、36−nから吐出しながら、ノズル8b
をY軸プラス方向に移動させることで、上記の工程を
行う。これにより、小領域N1において、図16(a)
に示すように、赤色の蛍光体ペースト35が6本間隔で
n本の溝に塗布された状態となる。続いて、同様に、上
記からの工程を行い、これにより、全ての塗布領域
90において、赤色の蛍光体ペースト35が6本間隔で
n本の溝に塗布された状態となる。
【0048】上記の工程を終えると、ノズル8bを1
80°反転させ、ノズル8bをX軸方向に既に蛍光体ペ
ースト35を塗布した溝6bから溝3本分ずらして、同
様に上記からの工程を行う。これにより、全ての塗
布領域90において、赤色の蛍光体ペースト35が3本
間隔でn本の溝に塗布された状態となる。小領域N1に
おけるこの状態を図16(b)に示す。
【0049】次に、蛍光体ペースト35の色を青色に替
え、ノズル8bをX軸方向に溝6bの1本分ずらして、
同様に上記からの工程を行う。これにより、全ての
塗布領域90において、既に赤色の蛍光体ペースト35
が塗布された溝6bの隣の溝6bに、青色の蛍光体ペー
スト35が塗布された状態となる。小領域N1における
この状態を図16(c)に示す。次に、蛍光体ペースト
35の色を緑に替え、ノズル8bをX軸方向に溝6bの
1本分ずらして、同様に上記からの工程を行う。こ
れにより、全ての塗布領域90において、溝6bに赤、
青、緑の並び順で蛍光体ペースト35が塗布された状態
となる。小領域N1におけるこの状態を図16(d)に
示す。
【0050】次に、本実施形態による蛍光体充填装置1
00の動作について、図17及び図18のフローチャー
トを参照して説明する。ここに、ノズル8bの吐出孔3
6がn本であるのに対し、パネル背面板6の溝6bが2
4本である場合について説明する。まず、蛍光体充填装
置100の各部の原点復帰後(#1)、上CCDカメラ
7をターゲット14の上方に移動させ、上CCDカメラ
7にて、ターゲット14の重心座標(Xtu,Ytu)
を計測する(#2)。次に、塗布ユニット8を右端の吐
出孔36−1がターゲット14の上方に位置するように
移動させ、下CCDカメラ13にて、ターゲット14の
重心座標(Xtd,Ytd)と右端の吐出孔36−1の
重心座標(Xdd1,Ydd1)を計測する(#3)。
また、塗布ユニット8を180°反転させ(#4)、下
CCDカメラ13にて、そのとき撮像される吐出孔36
の重心座標(Xdd2,Ydd2)を画像処理にて計測
する(#5)。
【0051】そして、計測したX座標Xdd1とXdd
2とに基づいて、ノズル8bを180°反転したときの
吐出孔36の位置ずれ量D1を算出すると共に、計測し
たX座標Xtu、Xtd、及びXdd1と上CCDカメ
ラ7及び塗布ユニット8の移動距離とに基づいて、上C
CDカメラ7の座標原点と吐出孔36との距離D2を算
出する(#6)。
【0052】次に、パネル背面板6をテーブル1に載置
して真空吸着によって保持し、上CCDカメラ7をパネ
ル背面板6のリブ6aの上側エッジ61の上方へ移動さ
せ、上CCDカメラ7にて、リブ6aの上側エッジ61
のX座標位置を計測すると共に、上CCDカメラ7をパ
ネル背面板6のリブ6aの下側エッジ62の上方へ移動
させ、上CCDカメラ7にて、リブ6aの下側エッジ6
2のX座標位置を計測する(#7)。そして、これら計
測したX座標と上CCDカメラ7のY軸方向の移動距離
とに基づいて、リブ6aとノズル8bの塗布軸との成す
角度θ1を算出し(#8)、その角度が0°となるよう
にテーブル1を旋回させる(#9)。
【0053】次に、再度、上CCDカメラ7をパネル背
面板6のリブ6aの上側エッジ61の上方へ移動させ、
上CCDカメラ7にて、パネル背面板6の右端の溝6b
のX座標を計測する(#10)。そして、計測したX座
標と上CCDカメラ7の移動距離と上記#6で算出した
距離D2とに基づいて、原点位置に塗布ユニット8があ
るときの右端の吐出孔36−1からパネル背面板6の右
端の溝6bまでの距離Xo(X軸方向における蛍光体ペ
ースト35の塗布開始点)を算出する(#11)。
【0054】次に、塗布ユニット8を塗布開始点Xoへ
移動させ(#12)、塗布ユニット8を吐出孔36とリ
ブ6aの頂点のクリアランスが予め定められた距離にな
るまで下降させる(#13)。なお、吐出孔36とリブ
6aの頂点のクリアランスは0.1〜0.2mmにする
ことが望ましい。そして、供給ユニット8aのメインバ
ルブ34を“開”にすると共に、加圧電磁弁32を
“開”にして、ノズル8bの吐出孔36から蛍光体ペー
スト35を吐出する(#14)。なお、ノズル8b及び
供給ユニット8aのタンク31には、予め蛍光体ペース
ト35が充填されているので、メインバルブ34及び加
圧電磁弁32を“開”の状態にすると即座に蛍光体ペー
スト35の吐出が開始される。
【0055】そして、吐出孔36から蛍光体ペースト3
5を吐出した状態で、塗布ユニット8をY軸マイナス方
向に移動させ(#15)、予め設定されている距離だけ
移動させた後、吐出バルブ34を“閉”にして蛍光体ペ
ースト35の吐出を停止し、塗布ユニット8を所定の高
さまで上昇させる(#16)。これにより、図15中に
で示す塗布工程が完了し、パネル背面板6の小領域N
1において、赤色の蛍光体ペースト35が6本間隔で複
数の溝6bに充填された状態となる。
【0056】この段階では、まだ蛍光体ペースト35を
最端の溝6bまで塗布し終えておらず(#17でN
O)、従って、塗布ユニット8をリブ6aと直交する方
向(X軸方向)にリブピッチPの6倍のピッチ6P分移
動させ(#18)、上記#15における移動方向がY軸
プラス方向であることを除いて、上記#13から#16
の動作を行う。これにより、図15中にで示す塗布工
程が完了し、パネル背面板6の小領域N2において、赤
色の蛍光体ペーストが6本間隔で複数の溝6bに充填さ
れた状態となる。
【0057】同様にして、図15中にで示す塗布工程
が完了するまで、上記#13から#18の動作を繰り返
す。図15中にで示す塗布工程が完了すると、蛍光体
ペースト35を最端溝6bまで塗布し終えたことになり
(#17でYES)、6本間隔で、パネル背面板6の全
ての領域の溝6bに赤色の蛍光体ペースト35が充填さ
れた状態となる。
【0058】この段階では、まだ、3本間隔で、全ての
領域の溝に赤色の蛍光体ペースト35が充填されておら
ず(#19でNO)、塗布ユニット8を旋回モータ10
により180°反転させ(#20)、塗布ユニット8を
X軸プラス方向にリブピッチPの3倍のピッチ3P分移
動させ(#21)、また、上記#6で算出したノズル8
bを180°反転したときの吐出孔36の位置ずれ量D
1分移動させて(#22)、以降、上記#18における
塗布ユニット8の移動方向がX軸マイナス方向であるこ
とを除いて、上記#13から#18の動作を、図15中
にで示す塗布工程が完了するまで繰り返す。
【0059】図15中にで示す塗布工程が完了する
と、3本間隔で、パネル背面板6の全ての領域の溝6b
に赤色の蛍光体ペースト35が充填された状態となり
(#19でYES)、赤色の蛍光体ペースト35のパネ
ル背面板6への塗布工程が完了する。
【0060】その後、蛍光体ペースト35の色を青色、
緑色と変えて、同様の処理を繰り返す。なお、青色(2
色目)及び緑色(3色目)の蛍光体ペースト35を塗布
する場合、上記#10において算出した最端の溝6bの
X座標にリブピッチP及びその2倍のピッチ2Pを加え
ることで、上記#11において青色(2色目)及び緑色
(3色目)のX軸方向における蛍光体ペースト35の塗
布開始点Xoを算出する。これにより赤色、青色、緑色
の蛍光体ペースト35が、各溝1本ずつ順番に全ての溝
6bに充填される。
【0061】上記のように構成された蛍光体充填装置1
00によれば、まず、6本間隔で同色の蛍光体ペースト
35が充填される。そして、その後、ノズル8bが18
0°反転されて吐出孔36の配列が逆向きにされ、ノズ
ル8bが既に蛍光体ペースト35が塗布された溝6bか
ら溝6bの3本分ずらされた状態で6本間隔で同色の蛍
光体ペースト35が充填される。これにより、パネル背
面板6の溝6bには、吐出孔の配列とは異なる配列で3
本間隔で同色の蛍光体が充填され、吐出孔36の固体差
による蛍光体ペースト35の充填量のバラツキが分散化
される。また、ノズル8bが180°反転したとき、ノ
ズル8bが180°反転したことによる吐出孔36と溝
6bとの位置ずれを補正しているため、ノズル8bの反
転後も、蛍光体ペースト35は溝6bに精度良く充填さ
れる。
【0062】なお、本発明は、上記実施形態の構成に限
られず、種々の変形が可能である。例えば、吐出孔36
のピッチを6P×m(mは2以上)としてもよい。この
場合、図9中にで示す塗布工程が完了後、さらに、#
21から#22の動作を行い、以降、3本間隔で、パネ
ル背面板6の全ての領域の溝6bに同色の蛍光体ペース
ト35が充填された状態となるまで、上記#13から#
22の動作を繰り返せばよい。
【0063】また、上記実施形態において、上CCDカ
メラ7に代えて、図19に示すように、レーザ式光電ス
イッチ(角度検出手段)80を用いて、プラズマディス
プレイパネル背面板6上のリブ6aの方向とノズル8b
の移動する方向の成す角度を検出するようにしてもよ
い。また、上記実施形態において、テーブル1の旋回に
代えて、塗布ユニット8をY軸方向に移動させると共に
X軸方向に移動させることで、プラズマディスプレイパ
ネル背面板6上のリブ6aの方向とノズル8bの移動す
る方向の成す角度を補正するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、リブとノズル塗布軸とが平行になるよう補正を行
うため、吐出孔と溝との位置ずれが無く、蛍光体ペース
トをリブ間の溝に精度良く充填することができ、安定し
た充填品質のプラズマディスプレイパネルを得ることが
できる。
【0065】請求項2の発明によれば、プラズマディス
プレイパネル背面板上のリブとノズル塗布軸との成す角
度の検出は、プラズマディスプレイパネル背面板に直接
触れることなく行われるため、プラズマディスプレイパ
ネル背面板が傷ついたり損傷することがない。
【0066】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
と同様の効果が得られる。
【0067】請求項4の発明によれば、プラズマディス
プレイパネル背面板上のリブとノズル塗布軸との成す角
度の補正は、プラズマディスプレイパネル背面板を回転
させるだけでよいため、角度補正のための構成を簡素に
できる。
【0068】請求項5の発明によれば、プラズマディス
プレイパネル背面板上のリブとノズル塗布軸との成す角
度の補正は、ノズルの移動方向を調整することで行われ
るため、プラズマディスプレイパネル背面板を動かすた
めの機構が不要である。
【0069】請求項6の発明によれば、ノズルを180
°反転させたことによる吐出孔とリブ間の溝との位置ず
れが発生しないため、蛍光体ペーストをリブ間の溝に精
度良く充填することができ、安定した充填品質のプラズ
マディスプレイパネルを得ることができる。
【0070】請求項7の発明によれば、ノズルを180
°反転させる前後の吐出孔の位置ずれの検出は、ノズル
の吐出孔へのメカ的な接触なしで行われるため、位置ず
れを検出するための複雑なメカ機構を必要としない。
【0071】請求項8の発明によれば、6m本間隔で基
板の端まで同色の蛍光体が充填された後、ノズルを溝の
3本分ずらして、6m本間隔で同色の蛍光体が充填され
るため、ノズルの吐出孔の配列どおりに蛍光体が充填さ
れず、吐出孔の固体差による蛍光体の吐出量のバラツキ
が分散化される。これにより、吐出孔の穴径や長さのバ
ラツキによる輝度むらや、ノズル幅内でのグラデーショ
ン的な輝度むら、及びノズル境界における輝度むら等を
目立たなくすることができる。しかも、6m本間隔で基
板の端まで同色の蛍光体が充填された後、ノズルが18
0°反転されて吐出孔の配列が逆向きにされるため、そ
の効果は一層高まる。また、ノズルを180°反転した
ときの吐出孔とリブ間の溝との位置ずれが発生しないた
め、蛍光体ペーストをリブ間の溝に精度良く充填するこ
とができ、安定した充填品質のプラズマディスプレイパ
ネルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるプラズマディスプ
レイパネルの蛍光体充填装置の概略構成を示した斜視
図。
【図2】 同装置により蛍光体が充填されるプラズマデ
ィスプレイパネル背面板の断面図。
【図3】 同装置のテーブルの概略構成を示した斜視
図。
【図4】 層装置の塗布ユニット周りの概略構成を示し
た斜視図。
【図5】 層装置の吐出孔とパネル背面板の溝との位置
関係を表す図。
【図6】 同装置の構成を示す電気的ブロック構成図。
【図7】 同装置のノズルの原点位置での吐出孔とプラ
ズマディスプレイパネル背面板の塗布開始側最端溝との
位置関係を示す図。
【図8】 同装置のノズル塗布軸とプラズマディスプレ
イパネル背面板のリブの方向とが成す角度を示す図。
【図9】 同装置の上CCDカメラの座標原点とノズル
の吐出孔との距離を示す図。
【図10】 同装置の上CCDカメラでターゲットを撮
像したイメージ図。
【図11】 同装置の下CCDカメラでノズルの吐出孔
を撮像したイメージ図。
【図12】 同装置の下CCDカメラでノズル反転時の
吐出孔を撮像したイメージ図。
【図13】 同装置の上CCDカメラでプラズマディス
プレイパネル背面板のリブの下側エッジを撮像したイメ
ージ図。
【図14】 同装置の上CCDカメラでプラズマディス
プレイパネル背面板のリブの上側エッジを撮像したイメ
ージ図。
【図15】 同装置によるプラズマディスプレイパネル
背面板への蛍光体の塗布順序を示す図。
【図16】 (a)(b)(c)(d)は、それぞれ同
装置によるプラズマディスプレイパネル背面板への蛍光
体の塗布状態を示す断面図。
【図17】 同装置の動作の流れを示すフローチャー
ト。
【図18】 同装置の動作の流れを示すフローチャー
ト。
【図19】 本発明の別の実施形態を説明する図。
【符号の説明】 6 プラズマディスプレイパネル背面板 6a リブ 6b 溝 7 上CCDカメラ(角度検出手段) 8b ノズル 10 旋回モータ 13 下CCDカメラ(位置ずれ検出手段) 35 蛍光体ペースト 36 吐出孔 42 θ軸モータ(角度補正手段) 80 レーザ式光電スイッチ(角度検出手段) 100 プラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 11/02 H01J 11/02 B 5C040 Fターム(参考) 4D075 AC08 AC09 AC73 AC88 AC93 CA48 CB09 DA07 DA32 DB13 DC24 EA14 EC11 4F041 AA02 AA05 AA17 AB02 BA05 BA13 BA22 BA38 BA56 4F042 AA02 AA10 AA28 BA08 BA10 BA22 BA27 DF32 DH09 5C012 BE01 5C028 FF16 5C040 FA10 GG09 JA13 JA40 MA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネル背面板上の
    リブ間の溝に、複数の吐出孔から成るノズルを用いて、
    前記ノズルを所定方向に移動させながら前記吐出孔から
    蛍光体を吐出して充填する装置において、 前記プラズマディスプレイパネル背面板上のリブの方向
    と前記ノズルの移動する方向の成す角度を検出する角度
    検出手段と、 前記角度検出手段の検出した角度に基づいて、前記リブ
    の方向と前記ノズルの移動する方向の成す角度を補正す
    る角度補正手段とを備えたことを特徴とするプラズマデ
    ィスプレイパネルの蛍光体充填装置。
  2. 【請求項2】 前記角度検出手段は、CCDカメラによ
    る画像処理で前記角度を検出するものであることを特徴
    とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの
    蛍光体充填装置。
  3. 【請求項3】 前記角度検出手段は、レーザ式光電スイ
    ッチを用いて前記角度を検出するものであることを特徴
    とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの
    蛍光体充填装置。
  4. 【請求項4】 前記角度補正手段は、前記プラズマディ
    スプレイパネル背面板を載置するテーブルを旋回させる
    テーブル旋回手段であることを特徴とする請求項1に記
    載のプラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置。
  5. 【請求項5】 前記角度補正手段は、前記ノズルを蛍光
    体の充填方向に移動させると同時に前記ノズルを前記リ
    ブと直交する方向に移動させることを特徴とする請求項
    1にプラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置。
  6. 【請求項6】 プラズマディスプレイパネル背面板上の
    リブ間の溝に、複数の吐出孔から成るノズルを用いて、
    前記ノズルを所定方向に移動させながら前記吐出孔から
    蛍光体を吐出して蛍光体を充填する装置において、 前記ノズルを前記プラズマディスプレイパネル背面板上
    で水平に180°反転させる反転手段と、 前記ノズルを反転する前と反転した後との前記吐出孔の
    位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段とを備えたこと
    を特徴とするプラズマディスプレイパネルの蛍光体充填
    装置。
  7. 【請求項7】 前記位置ずれ検出手段は、CCDカメラ
    で撮像した画像を処理する画像認識装置であることを特
    徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル
    の蛍光体充填装置。
  8. 【請求項8】 前記ノズルは、前記吐出孔が前記リブピ
    ッチPの6m倍(mは自然数)のピッチでn(nは2以
    上の自然数)本配列され、 装置各部の動作を制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、 前記n本の吐出孔からなるノズルを前記リブと平行方向
    に移動させながら前記リブ間のn本の溝に同時に蛍光体
    を充填し、次に、前記ノズルを前記リブと直交する方向
    に(n+1)×6m×P(P:リブピッチ、m:自然
    数)移動させ、前記ノズルを前記移動方向と逆方向に移
    動させながら前記リブ間のn本の溝に同時に蛍光体を充
    填し、 前記プラズマディスプレイパネル背面板の端の溝にまで
    蛍光体を充填した後、前記反転手段により前記ノズルを
    前記プラズマディスプレイパネル背面板上で水平に18
    0°旋回させ、前記ノズルを前記リブと直交する方向に
    リブピッチPの3倍分移動させると共に前記位置ずれ検
    出手段により検出した前記吐出孔の位置ずれ量分移動さ
    せ、それまでとは反対方向に前記リブと直交する方向に
    前記ノズルを(n+1)×6m×P移動させながら前記
    プラズマディスプレイパネル背面板の反対側の基板端の
    溝にまで蛍光体を充填する制御を行なうことを特徴とす
    る請求項6に記載のプラズマディスプレイパネルの蛍光
    体充填装置。
JP2001376010A 2001-12-10 2001-12-10 プラズマディスプレイパネルの蛍光体充填装置 Pending JP2003178677A (ja)

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