JP2008183528A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出量不均一性を持ったインクジェットノズルを使用した場合であっても、インクジェットヘッドのインクジェットノズルによる塗布材の供給を行って良品を製造する。
【解決手段】スキャンカメラ9による撮像データを入力としてカラー材料の面積、直径、または体積を算出する画像処理装置11、算出された面積、直径、または体積を保持するメモリ12、メモリ12に保持されている面積、直径、または体積を考慮して動作させるべきインクジェットノズルを選択するためにインクジェットヘッドバー5を制御する制御装置13を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、保持ステージに保持された塗布対象物に対して、複数のインクジェットノズルを有するインクジェットヘッドによって塗布材を供給する塗布装置に関する。
従来から、インクジェットヘッドを用いてガラス基板上にカラーフィルタを製造する方法が提案されている(特許文献1参照)。
具体的には、ガラス基板上に透明な着色材受容層を少なくとも設け、異なった色の画素間となるべき領域を撥着色材性を持った非着色領域とし、同一色となるべき画素同士が隣り合う箇所では、該同一色となるべき複数の画素部分を画素間領域も含めて切れ目なく着色材を付与することで着色してカラーフィルタを製造するようにしている。
特開平9−68611号公報
インクジェットヘッドでは、一般的に、インクジェットノズルの各々が吐出量の不均一性(ばらつき)を持っているので、インクジェットノズルに吐出量の不均一性を持たせたままでカラーフィルタを製造すると、塗布量のむらが生じてしまうという問題がある。
ここで、吐出量の不均一性とは、複数のインクジェットノズルの間で、同条件における各々のインクジェットノズルの吐出量が2%(±1%)以上のばらつきを有することを意味する。
この問題を防止するためには、装置の立ち上げ時、またはインクジェットヘッドの交換時に、装置に搭載された各インクジェットノズルの吐出量を均一にする調整を行う必要があるが、従来の調整方法(特開2002−347224号公報参照)ではインクジェットノズルを1つづつ調整するために、インクジェットヘッドの調整が完了するまでに著しく長時間がかかることになる。そして、調整作業が完了するまでは、カラーフィルタを製造することができないという問題がある。
また、全てのインクジェットノズルを一度には調整することができないので、より多くのばらつきを有することになってしまうという問題もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、吐出量不均一性を持つインクジェットノズルを使用した場合であっても、塗布材の供給を行って良品を製造することができ、かつ、装置の立ち上げ時、またはインクジェットヘッド交換時の調整作業を速やかに行うことができる塗布装置を提供することを目的としている。
本発明の塗布装置は、塗布対象物を保持する保持ステージと、前記塗布対象物に塗布材を供給する複数のインクジェットノズルを有するインクジェットヘッドと、前記塗布対象物に各インクジェットノズルから1回の動作で供給された塗布材の量を計測する計測手段と、各インクジェットノズル毎の計測された量を保持する保持手段と、保持手段の保持データを参照して、前記塗布対象物に塗布材を供給するためのインクジェットノズルを選択するよう前記インクジェットヘッドを制御する制御手段とを備えるものである。
この場合には、保持ステージに保持された塗布対象物に対してインクジェットヘッドの複数のインクジェットノズルによって塗布材を供給した場合に、計測手段によって、前記塗布対象物に各インクジェットノズルから1回の動作で供給された塗布材の量を計測し、各インクジェットノズル毎の計測された量を保持手段に保持する。
次に保持ステージに保持された塗布対象物に対してインクジェットヘッドの複数のインクジェットノズルによって塗布材を供給する場合には、制御手段によって、保持手段の保持データを参照して、前記塗布対象物に塗布材を供給するためのインクジェットノズルを選択するよう前記インクジェットヘッドを制御する。
したがって、計測手段により計測された量に基づいて各インクジェットノズルの吐出量不均一性(ばらつき)を認識することができる。
そして、この各インクジェットノズルの吐出量不均一性(ばらつき)データを参照して、制御手段によってインクジェットノズルを選択し、インクジェットヘッドを制御することによって、各インクジェットノズルの吐出量不均一性(ばらつき)に影響されることなく、高品質の塗布動作を達成することができる。
ここで、前記制御手段は、塗布材の供給量を一定量にすべくインクジェットノズルを選択するよう前記インクジェットヘッドを制御するものであってもよく、塗布材の供給量を許容誤差範囲内にすべくインクジェットノズルを選択するよう前記インクジェットヘッドを制御するものであってもよい。前者の場合には、塗布品質を著しく高めることができる。逆に、後者の場合には、塗布品質の維持と使用可能なインクジェットノズルの数の増加とを両立させることができる。
また、前記計測手段は、各インクジェットノズルから塗布材が供給された前記塗布対象物を撮像して撮像データを生成する撮像手段と、撮像データを入力として、前記塗布対象物に各インクジェットノズルから供給された塗布材の面積、直径、または体積を算出する画像処理手段を備えていることが好ましい。この場合には、前記塗布対象物に各インクジェットノズルから供給された塗布材の面積、直径、または体積によって塗布材の量を計測することができる。ここで、前記撮像手段はラインスキャンカメラであってもよく、二次元CCDカメラであってもよい。
さらに、前記インクジェットヘッドにおける吐出ヘッドの数は、前記塗布対象物に対する塗布材の供給に必要な数よりも10%以上多い数であることが好ましく、吐出ヘッドの選択の幅を十分に確保することができる。
本発明の塗布装置は、塗布材の供給がインクジェットノズルの吐出量不均一性(ばらつき)に影響されることなく、高品質の塗布動作を達成することができるという特有の効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、本発明の塗布装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下においては、カラーフィルタ製造装置を例にとって説明している。
図1はカラーフィルタ製造装置の一実施形態を示す斜視図である。
このカラーフィルタ製造装置は、機台1上に吸着テーブル3、塗布ガントリー4、カメラガントリー6などを支承している。
吸着テーブル3は、ガラス基板2を吸着保持するものであり、このガラス基板2の位置決めを達成するために、図示しない駆動機構、ガイド機構によって、回転駆動されるとともに、Y方向に駆動される。
塗布ガントリー4は、インクジェットヘッドバー5を保持するものであり、ガラス基板2にカラー材料を塗布するために、図示しない駆動機構、ガイド機構によって、X方向に駆動される。また、ガラス基板2に対する相対位置を調整するために、図示しない駆動機構、ガイド機構によって、Z方向、Y方向に駆動される。
カメラガントリー6は、ガラス基板2のアラインメントのためのアラインメントカメラ7、8、およびガラス基板2に供給されたカラー材料を検出するためのスキャンカメラ9を保持するものであり、アラインメント、カラー材料検出のために、図示しない駆動機構、ガイド機構によって、X方向に駆動される。また、図示しない駆動機構、ガイド機構によって、アラインメントカメラ7、8、スキャンカメラ9をY方向に駆動する。
アラインメントカメラ7、8はガラス基板2のマーク(図示せず)を検出するものであり、アラインメントカメラ7、8によるマーク検出結果に基づいて吸着テーブル3を回転させ、および/またはY方向に移動させることにより、ガラス基板2のアラインメントを達成することができる。X方向のアライメント誤差は吐出タイミングを調整することで達成することができる。
ただし、スキャンカメラ9に代えて二次元CCDカメラを採用することもできる。
なお、X、Yは、吸着テーブル3により吸着保持されたガラス基板2の上面と平行な平面を規定すべく設定された互いに直交する方向を表し、Zは、X、Yにより規定された平面と直交する方向を表している。
図2はインクジェットヘッドバー5の構成を示す概略図である。
このインクジェットヘッドバー5は、複数個のインクジェットヘッド51を整列させてなるものであり、各インクジェットヘッド51は、複数個のインクジェットノズル52を整列させてなるものである。そして、複数個のインクジェットヘッド51を整列は、全てのインクジェットノズル52のX方向の間隔、Y方向の間隔がそれぞれ所定の間隔となるように設定されている。
ここで、インクジェットノズル52の必要数は、次のように定められる。
なお、以下において、「ピクセル内顔料膜厚」はピクセル内に必要な顔料膜厚[μm]であり、「ピクセル面積」はピクセル1つ当りの面積[μm]であり、「インク顔料濃度」はインク内の顔料濃度[%]であり、「ノズル平均吐出量」はインクジェットノズルが1回で吐出する量の平均値[pl]であり、「ピクセルに対するノズル吐出回数」はピクセル1つ当りにインクジェットノズル1つが吐出を行う回数[回]であり、「ピクセル1つの必要インク量」はピクセル1つ当りに必要なインクの塗布量であり、「ノズル必要数」はピクセルを塗布するために必要なインクジェットノズルの数[個]である。
ピクセル1つの必要インク量は次の式で算出される。
ピクセル1つの必要インク量=(ピクセル内顔料膜厚×ピクセル面積×100)/(インク顔料濃度×1000)=(ピクセル内顔料膜厚×ピクセル面積)/(インク顔料濃度×10)
ここで、「×100」はインク顔料濃度の単位が%であることに対応しており、「×1000」は[μm]を[pl]に単位変換するためのものである。
これから、ノズル必要数は次の式で算出される。
ノズル必要数=(ピクセル1つの必要インク量)/(ノズル平均吐出量×ピクセルに対するノズル吐出回数)
上の両式から、ノズル必要数は次のように算出される。
ノズル必要数=(ピクセル内顔料膜厚×ピクセル面積)/(インク顔料濃度×ノズル平均吐出量×ピクセルに対するノズル吐出回数×10)
そして、本実施形態においては、上記のように算出されたノズル必要数よりも10%以上多い数のインクジェットノズルを設けている。
さらに説明する。
インクジェットノズルが1回で吐出する量の平均値を20pl、ピクセルの必要塗布量を200plとすると、ピクセルに対するインクジェットノズルの必要数が10個となるので、ノズル必要数よりも10%以上多い数は11以上となる。そして、インクジェットノズルの数を必要数よりも多くすることにより、インクジェットノズル選択の選択肢を拡げることができる。
ただし、1つのインクジェットノズルから2滴吐出する場合には、上記の条件下でのノズル必要数が5個であるから、インクジェットノズルの数を6個以上(ノズル必要数よりも20%以上多い数)とすることにより、インクジェットノズル選択の選択肢を拡げることができる。
ピクセルに対してノズル必要数が10個である場合においては、通常のインクジェットノズルの配置が図12に#1〜#10で示すようになり、インクジェットノズルの配置は、dpi表記すると、762以上、846.6667以下となる。インクジェットノズルはピクセルに対して10個のみが対応しており、必要数だけ存在している。
例えば、ピクセルに対応しているインクジェットノズル#1〜#10の吐出量が表1に示すようになっている場合(各インクジェットノズルに10%の吐出量ばらつきが存在している場合)には、ピクセルに対しての塗布量が198.3223plとなり、ピクセルの必要塗布量200plに対する誤差は1.677702plとなる。
Figure 2008183528
しかし、図13に示すように、ピクセルに対応するインクジェットノズルを11個とした場合(ノズル必要数よりも10%多いインクジェットノズル#1〜#11を配置した場合)には、インクジェットノズルの配置は、dpi表記すると、846.6667以上、931.3333以下となる。そして、ピクセルに対するノズル必要数が10個であるから、使用可能なインクジェットノズルの組み合わせは、表2に示すように、11通りになる。表2において、最も左のノズル番号は、使用されないインクジェットノズルの番号であり、その右の吐出量は、使用されないインクジェットノズルの吐出量であり、その右の合計は使用される全てのインクジェットノズルによる総吐出量であり、最も右の欄は使用される全てのインクジェットノズルの番号の組み合わせである。
Figure 2008183528
表2から分かるように、使用される10個のインクジェットノズルの組み合わせによって総吐出量が変化し、ピクセルの必要塗布量200plに近い総吐出量が実現できる可能性が高くなり、インクジェットノズル#1〜#9、#11の組み合わせを採用すれば、誤差が0.445066plとなり、ピクセルの必要塗布量200plに最も近くなる。
図14は1440dpiでインクジェットノズルが配置されたインクジェットヘッドの一例を示す概略図である。
1440dpiで配置されたインクジェットノズルのY方向の間隔は、
25.4[mm]/1440[dpi]=0.017639[mm]=17.63889[μm]となり、Y方向の長さが300[μm]のピクセルに対して16個のインクジェットノズル#1〜#16が対応することになる。
したがって、ノズル必要数よりも60%多い数のインクジェットノズルが存在することになる。そして、16個のインクジェットノズルから10個のインクジェットノズルを選択する組み合わせは、1610=8008通り存在することになる。
したがって、10個のインクジェットノズルの最適な組み合わせを選択することによって、ピクセルの必要塗布量200plに非常に近い塗布量を実現することができる。
なお、インクジェットノズル52は、所定個数を単位として斜め方向に配列されているので、塗布ガントリー4をX方向に駆動しながら、インクジェットノズル52を順次動作させることによって、Y方向に直線的に整列させた状態でカラー材料を塗布することができる。
図2に示すインクジェットヘッドバー5は、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラー材料のいずれかを塗布するためのものであり、特には図示していないが、他のカラー材料を塗布するためのインクジェットヘッドバーも設けられている。
図3はインクジェットノズル52を選択するためにインクジェットヘッドバー5を制御するための構成を示す概略ブロック図である。
図3に示す構成は、スキャンカメラ9による撮像データ(例えば、全てのインクジェットノズル52を動作させた状態に対応する撮像データ)を入力としてカラー材料の面積、直径、または体積を算出する画像処理装置11、算出された面積、直径、または体積を保持するメモリ(吐出データテーブル)12、メモリ12に保持されている面積、直径、または体積を考慮して動作させるべきインクジェットノズル52を選択するためにインクジェットヘッドバー5を制御する制御装置13を有している。
したがって、インクジェットヘッドバー5による塗布動作を行う毎にメモリ12に保持されている面積、直径、または体積を更新することができ、インクジェットヘッドバー5による次の塗布動作を行うに当って、最新の面積、直径、または体積を考慮して動作させるべきインクジェットノズル52を選択するためにインクジェットヘッドバー5を制御することができる。
なお、制御装置13は、カラー材料の供給量を一定量にすべくインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御するものであってもよく、カラー材料の供給量を許容誤差範囲内にすべくインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御するものであってもよい。
前者の場合には、カラー材料の塗布品質を著しく高めることができる。逆に、後者の場合には、カラー材料の塗布品質の維持と使用可能なインクジェットノズルの数の増加とを両立させることができる。
次いで、上記の構成のカラーフィルタ製造装置の作用を説明する。
図4はカラー材料塗布処理およびテストパターン検査処理を説明するタイミングチャート、図9はカラーフィルタ製造処理を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、図示しない搬入ロボットなどによる吸着テーブル3へのガラス基板2の搬入が行われた後に、ステップSP2において、カメラガントリー6を往動させてガラス基板2のマークを検出し、検出結果に応じて搬入ロボットなどを動作させることによって、ガラス基板2の位置決めを達成する。そして、ステップSP3において、吸着テーブル3によりガラス基板2を吸着し、その後、ステップSP4において、カメラガントリー6を往動させ、ステップSP5において、ガラス基板2のアラインメントを行い、ステップSP6において、カメラガントリー6を復動させる。
次いで、ステップSP7において、塗布ガントリー4を往動/復動させるとともに、X座標値を出力し、しかも、制御装置13によって、必要なインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御し、ステップSP8において、X座標値に基づいて塗布が終端まで行われたか否かを判定する。ここで、必要なインクジェットノズル52の選択は、カラー材料の供給量を一定量にすべくインクジェットノズル52を選択するよう行ってもよく、カラー材料の供給量を許容誤差範囲内にすべくインクジェットノズル52を選択するよう行ってもよい。前者の場合には、塗布品質を著しく高めることができる。逆に、後者の場合には、塗布品質の維持と使用可能なインクジェットノズル52の数の増加とを両立させることができる。
なお、X座標値を検出する場合には、塗布ガントリー4とガラス基板2との相対移動を停止しておく。したがって、インクジェットノズル52穴直下の着弾痕はノズル孔配列を転写し、吐出時の曲がりなどの影響で微妙なずれが発生するが、実際の着弾痕に基づく検出が行われるので、問題は生じない。
図11はインクジェットノズル52からの着弾痕の一例を示す図である。
図11には、ノズル列、ノズル番号により定まる着弾痕を示しており、Pは画素ピッチ、L1〜L5はノズル列塗布方向間隔である。
また、この処理とは別に、ステップSP16において、テストパターンのインク(カラー材料)着弾痕から検出した位置情報(座標値)と、インク着弾痕の面積、直径または体積を入力し、ステップSP17において、ガラス基板2上の全画素の位置情報(座標値)と、インク着弾痕の面積、直径または体積を入力し、ステップSP18において、その他のパラメータを入力する。そして、ステップSP19において、データテーブルの演算を行い、ステップSP20において、位置情報(座標値)と、インク着弾痕の面積、直径または体積と、演算結果を吐出データテーブルに記憶しておく。
図10は吐出データテーブルの一例を示す図であり、塗布走査回数、塗布方向画素番号、塗布方向画素位置、ノズル列、塗布ガントリーX座標値、全ノズルの吐出パターンが設定されている。なお、X0は初期移動量、Pgは画素ピッチ、L1〜Lnはノズル列塗布方向間隔、mは2以上の自然数である。
そして、ステップSP8において塗布が終端までは行われていないと判定された場合には、ステップSP13において、塗布ガントリー4のX座標値出力と吐出データテーブルとを比較し、ステップSP14において、X座標値と吐出データとが一致しているか否かを判定し、一致していれば、ステップSP15において、インクジェットノズル52を動作させてインクを吐出する。
そして、ステップSP14においてX座標値と吐出データとが一致していないと判定された場合、またはステップSP15の処理が行われた場合には、再びステップSP7の処理を行う。
また、ステップSP8において塗布が終端まで行われたと判定された場合には、ステップSP9において、所定回数の塗布が行われたか否かを判定する。
ステップSP9において塗布回数が所定回数に達していないと判定された場合には、ステップ12において、インクジェットヘッドバー5をY方向に移動させ、再びステップSP7の処理を行う。なお、Y方向の移動距離は、着弾痕とほぼ等しい距離であればよい。
また、ステップSP9において所定回数の塗布が行われたと判定された場合には、ステップSP10において、塗布処理を終了し、ステップSP11において、図示しない搬出ロボットなどによりガラス基板2を搬出し、そのまま一連の処理を終了する。
以上を要約すれば、
吸着テーブル3へのガラス基板2の搬入が行われた後に、カメラガントリー6を往動させてガラス基板2のマークを検出し、検出結果に応じて吸着テーブル3を動作させることによって、ガラス基板2のアラインメントを達成する。その後、カメラガントリー6を復動させる。
次いで、塗布ガントリー4を往動させ、かつ吐出データテーブルを参照して必要なインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御して1回目の往路塗布を行う。
その後、塗布ガントリー4をY方向に僅かに移動させた状態で復動させ、かつ吐出データテーブルを参照して必要なインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御することによって1回目の復路塗布を行い、この間に、カメラガントリー6を往動させてスキャンカメラ9によりガラス基板2のテストパターンの検査を行い、その後、カメラガントリー6を復動させる。また、検査結果を用いて吐出データテーブルを更新する。
その後、塗布ガントリー4をY方向に僅かに移動させた状態で往動させ、かつ吐出データテーブルを参照して必要なインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御することによって、2回目の往路塗布を行う。
その後、塗布ガントリー4をY方向に僅かに移動させた状態で復動させ、かつ吐出データテーブルを参照して必要なインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御することによって2回目の復路塗布を行う。
その後、ガラス基板2の吸着保持を停止し、吸着テーブル3から搬出する。
その後、上記の一連の処理を反復的に行うことによって、所望枚数のカラーフィルタを製造することができる。
すなわち、一度のカラー材料の塗布を行った場合には、インクジェットノズル52同士の間隔と等しい間隔でカラー材料が付着するので、カラー材料を連続的に塗布した状態にはならない。
しかし、上記のタイミングチャートに従う処理を行った場合には、Y方向の位置を僅かに変化させて塗布を行うのであるから、最終的に、図5、図6に示すように、ガラス基板2上に形成されたブラックマトリックス21の該当する画素領域22内にカラー材料を連続的に塗布することができる。
そして、メモリ(吐出データテーブル)12を参照して、2回の往路塗布、および2回の復路塗布によるカラー材料の供給量を一定量にすべくインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御することにより、カラー材料の塗布品質を高めることができる。また、メモリ(吐出データテーブル)12を参照して2回の往路塗布、および2回の復路塗布によるカラー材料の供給量を許容誤差範囲内にすべくインクジェットノズル52を選択するようインクジェットヘッドバー5を制御することにより、カラー材料の塗布品質と選択可能なインクジェットノズル52の数を両立させることができる。
また、吐出データテーブルを参照して必要なインクジェットノズル52を選択するのであるから、カラー材料の塗布品質を高めることができる。
図7はガラス基板2上に6個のカラーフィルタCFが形成された状態を示しており、しかも、カラーフィルタCFよりも外方の余剰領域に各カラー材料毎のテストパターンTPが形成されている。
図8はテストパターンTP形成部を拡大して示す図であり、カメラガントリー6により検査されるものとして、1回目の往路塗布および1回目の復路塗布によってのみ形成されたテストパターンTPを示している。
したがって、カラー材料同士は互いに離れているとともに千鳥状となっている。
そして、カメラガントリー6のスキャンカメラ9によりテストパターンTPを検査することができ、塗布毎にインクジェットノズルの吐出量不均一(ばらつき)を確認でき、直ちに必要な対処(吐出量確認を行った時点での最適塗布量になるインクジェットノズル52の組み合わせを選択することなど)を行うことができ、不良品が製造されることを最小限にすることができる。
また、千鳥状にすることによって、カラー材料同士の間隔を大きくすることができ、画像処理にゆとりを持たせることができるので、検査精度を高めることができる。
また、カメラガントリー6のスキャンカメラ9によるテストパターンTPの検査は、塗布ガントリー4を動作させることによる塗布動作中に行われるので、テストパターンTPを検査するための時間を余分に必要とすることがなく、タクトタイムが長くなってしまうという不都合を未然に防止することができる。
また、カメラガントリー6のスキャンカメラ9によるテストパターンTPの検査は、ガラス基板2に形成されたテストパターンTPに基づいて行われるので、カラー材料の塗布がどのように行われるかを精度よく検査することができる。
以上には、塗布ガントリー4を吸着テーブル2に対してX方向に移動させるようにした実施形態を説明したが、塗布ガントリー4を固定し、吸着テーブル3を移動させるように構成することが可能である。
以上の実施形態においては、インクジェットノズルを選択することによってピクセルに対する総塗布量を必要塗布量に近づけるようにしているだけであって、インクジェットノズル52から吐出される吐出1回当たりの量を変化させることは全く行っていない。
しかし、インクジェットヘッド51を複数持つインクジェットヘッドバー5を塗布ガントリー4に設け、前記インクジェットヘッド51内のインクジェットノズル52から吐出される吐出1回当たりの量を変化させるノズル制御部(図示せず)と、前記インクジェットヘッド51内の各インクジェットノズル52から吐出される吐出1回当たりの量の合計をインクジェットヘッド51毎に所定量に近づけるようにノズル制御部を制御する上位制御部(図示せず)とをさらに備えていることが好ましい。
前記ノズル制御部は、例えば、インクジェットノズル52に印加する駆動電圧を変化させることによって吐出1回当たりの吐出量を変化させるものである。
前記上位制御部は、例えば、スキャンカメラ9によって得られた吐出量不均一性データ等を入力として、インクジェットヘッド51内の各インクジェットノズル52の吐出1回当たりの吐出量の合計(インクジェットヘッド51の吐出1回当たりの吐出量)を目標とする吐出量に近づけるように、各ノズル制御部に対する動作指令を供給するものである。
この場合には、塗布量をインクジェットヘッド51毎に合わせ込むことができる。さらに説明すると、特定のインクジェットヘッド51がインクの粘度などの影響を受けて吐出量が低くなった場合にも、上位制御部によって各ノズル制御部に対する動作指令を設定し、ノズル制御部によってインクジェットノズル52に印加する駆動電圧等を変えることで、他のインクジェットヘッド51との吐出量ばらつきを抑えることができる。
インクジェットヘッド内のインクジェットノズルは当然ばらつきを持っているが、このようなばらつきに対しては、前記の実施形態によって対処することができる。
カラーフィルタ製造装置の一実施形態を示す斜視図である。 インクジェットヘッドバーの構成を概略的に示す拡大図である。 インクジェットノズルを選択するためにインクジェットヘッドバーを制御するための構成を示す概略ブロック図である。 カラー材料塗布処理およびテストパターン検査処理を説明するタイミングチャートである。 カラー材料が塗布された状態の一例を示す概略図である。 4度の塗布動作でカラー材料が塗布された状態を示す概略図である。 ガラス基板上にカラーフィルタとテストパターンが形成された状態を示す概略図である。 テストパターン形成部分を拡大して示す概略図である。 カラーフィルタ製造処理を説明するフローチャートである。 吐出データテーブルの一例を示す図である。 インクジェットノズルからの着弾痕の一例を示す図である。 ノズル必要数と等しい数のインクジェットノズルが配置された状態を示す概略図である。 ノズル必要数より1つ多い数のインクジェットノズルが配置された状態を示す概略図である。 1440dpiでインクジェットノズルが配置されたインクジェットヘッドの一例を示す概略図である。
符号の説明
2 ガラス基板
3 吸着テーブル
5 インクジェットヘッドバー
9 スキャンカメラ
11 画像処理装置
12 メモリ
13 制御装置
51 インクジェットヘッド
52 インクジェットノズル


Claims (8)

  1. 塗布対象物(2)を保持する保持ステージ(3)と、
    前記塗布対象物(2)に塗布材を供給する複数のインクジェットノズル(52)を有するインクジェットヘッド(51)と、
    前記塗布対象物(2)に各インクジェットノズル(52)から1回の動作で供給された塗布材の量を計測する計測手段(9)(11)と、
    各インクジェットノズル毎の計測された量を保持する保持手段(12)と、
    保持手段(12)の保持データを参照して、前記塗布対象物(2)に塗布材を供給するためのインクジェットノズル(52)を選択するよう前記インクジェットヘッド(51)を制御する制御手段(13)と
    を備えることを特徴とする塗布装置。
  2. 前記制御手段(13)は、塗布材の供給量を一定量にすべくインクジェットノズル(52)を選択するよう前記インクジェットヘッド(51)を制御するものである請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記制御手段(13)は、塗布材の供給量を許容誤差範囲内にすべくインクジェットノズル(52)を選択するよう前記インクジェットヘッド(51)を制御するものである請求項1に記載の塗布装置。
  4. 前記計測手段(9)(11)は、各インクジェットノズル(52)から塗布材が供給された前記塗布対象物(2)を撮像して撮像データを生成する撮像手段(9)と、撮像データを入力として、前記塗布対象物(2)に各インクジェットノズル(52)から供給された塗布材の面積、直径、または体積を算出する画像処理手段(11)を備えている請求項1に記載の塗布装置。
  5. 前記撮像手段(9)はラインスキャンカメラである請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記撮像手段(9)は二次元CCDカメラである請求項4に記載の塗布装置。
  7. 前記インクジェットヘッド(51)におけるインクジェットノズル(52)の数は、前記塗布対象物(2)に対する塗布材の供給に必要な数よりも10%以上多い数である請求項1から請求項3の何れかに記載の塗布装置。
  8. 前記インクジェットヘッド(51)を複数持つインクジェットヘッド群と、前記インクジェットヘッド(51)内のインクジェットノズル(52)から吐出される吐出1回当たりの量を変化させるノズル制御手段と、前記インクジェットヘッド(51)内の各インクジェットノズル(52)から吐出される吐出1回当たりの量の合計をインクジェットヘッド(51)毎に所定量に近づけるようにノズル制御手段を制御する上位制御手段とをさらに備えている請求項1から請求項7の何れかに記載の塗布装置。


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