JP2019076849A - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することが可能な塗布方法を提供する。【解決手段】この塗布方法は、塗布材料を吐出するノズル12を含む塗布ヘッド11と、基板2とを相対移動させ、基板2の塗布領域21に画素P単位で塗布材料を吐出する塗布方法であって、所定の画素Pに対して、ノズル12により、第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、所定の画素Pに対して、ノズル12により、第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、を備える。【選択図】図3

Description

この発明は、塗布方法および塗布装置に関する。
従来、塗布方法および塗布装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、塗布材料を吐出するノズルを含む塗布ヘッドと、被塗布物とを相対移動させ、被塗布物の塗布領域に画素単位で塗布材料を吐出する塗布方法および塗布装置が開示されている。
ここで、上記特許文献1のような従来の塗布方法では、塗布ヘッドを被塗布物に対して相対移動させながら塗布材料を塗布する場合に、同じ画素列の複数の画素に対して、同じノズルにより塗布材料を塗布するように構成されている。
特開2002−273868号公報
しかしながら、上記特許文献1のような従来の塗布方法では、同じ画素列の複数の画素に対して、同じノズルにより塗布材料を塗布するように構成されているため、同じ画素列に対しては、塗布材料の吐出量を揃えることができるものの、吐出量の僅かな差により、異なる画素列間においては、塗布材料の吐出量に差が発生するという不都合がある。このため、異なる塗布材料の量の画素列が隣接することになるため、被塗布物に塗布材料のスジ状の塗布ムラ(いわゆるスジムラ)が発生するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することが可能な塗布方法および塗布装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による塗布方法は、塗布材料を吐出する第1ノズルを含む塗布ヘッドと、被塗布物とを相対移動させ、被塗布物の塗布領域に画素単位で塗布材料を吐出する塗布方法であって、所定の画素に対して、第1ノズルにより、第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、所定の画素に対して、第1ノズルにより、第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、を備える。
この第1の局面による塗布方法では、所定の画素に対して、第1ノズルにより、第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップを設ける。これにより、複数の条件により塗布材料を塗布することができるので、被塗布物への塗布材料の塗布量を各画素間において平準化することができる。これにより、画素列間においても塗布材料の塗布量を平準化することができるので、隣接する画素列における塗布材料の塗布量に差が発生するのを抑制することができる。その結果、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することができる。
上記第1の局面による塗布方法において、好ましくは、第1ノズルにより第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、被塗布物に対する塗布ヘッドの往路の移動時に、第1塗布量の塗布材料を第1ノズルから所定の画素に吐出し、第1ノズルにより第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、被塗布物に対する塗布ヘッドの復路の移動時に、第1塗布量とは異なる第2塗布量の塗布材料を第1ノズルから所定の画素に吐出する。このように構成すれば、塗布ヘッドを被塗布物に対して相対移動させる往路と復路との両方において、互いに異なる条件により塗布材料を塗布することができるので、往路または復路のみで塗布材料を塗布する場合と比べて、効率よく塗布材料を塗布しつつ、各画素間において塗布材料の塗布量に差が発生するのを抑制することができる。
上記第1の局面による塗布方法において、好ましくは、第1ノズルにより第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第1ノズルに所定の電圧を印加して所定の画素に塗布材料を塗布し、第1ノズルにより第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、所定の画素に対する第1条件による塗布材料の吐出量と、目標吐出量との差に基づいて、第1ノズルに印加する電圧を調整して、第1ノズルに電圧を印加して所定の画素に塗布材料を塗布する。このように構成すれば、第1条件による塗布材料の吐出量が目標吐出量よりも小さい場合には、第2条件による塗布材料の吐出量を目標吐出量よりも大きくするように印加電圧を調整し、第1条件による塗布材料の吐出量が目標吐出量よりも大きい場合には、第2条件による塗布材料の吐出量を目標吐出量よりも小さくするように印加電圧を調整することにより、所定の画素に対する塗布材料の合計の塗布量を目標の量に近づけることができる。その結果、各画素間において塗布材料の塗布量に差が発生するのを効果的に抑制することができるので、隣接する画素列においても塗布材料の塗布量に差が発生するのを効果的に抑制することができる。
上記第1の局面による塗布方法において、好ましくは、第1ノズルにより第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第1液滴数の塗布材料を第1ノズルから所定の画素に吐出し、第1ノズルにより第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第2液滴数の塗布材料を第1ノズルから所定の画素に吐出する。このように構成すれば、第1条件による第1液滴数の塗布材料と、第2条件による第2液滴数の塗布材料とを組み合わせることにより、被塗布物への塗布材料の塗布量を容易に平準化することができるので、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを容易に抑制することができる。
この場合、好ましくは、塗布ヘッドの相対移動方向に沿って配列された複数の画素間において、第1条件の第1液滴数と、第2条件の第2液滴数との組み合わせを、互いに異ならせて塗布するステップを備える。このように構成すれば、同じ画素列における画素間において、互いに異なる条件により塗布材料を塗布することができるので、同じ画素列における画素間において全く同じ条件により塗布材料を塗布する場合と異なり、画素列にスジが発生するのを抑制することができる。つまり、隣接する画素列との間で塗布量がわずかに異なる場合でも、同じ画素列の画素間においても塗布量を多少異ならせることができるので、塗布量のムラを2次元的に分散させることができる。その結果、1次元的なムラであるスジムラが発生するのを抑制することができる。
上記第1の局面による塗布方法において、好ましくは、塗布ヘッドは、塗布材料を吐出する第2ノズルをさらに含み、所定の画素に対して、第1ノズルにより塗布材料を塗布した後、第2ノズルにより塗布材料を塗布するステップをさらに備える。このように構成すれば、第1ノズルによる塗布材料の塗布と、第2ノズルによる塗布材料の塗布とを組み合わせることにより、被塗布物への塗布材料の塗布量を画素間において所定範囲内で互いにバラつかせることができるので、スジムラの発生を効果的に抑制することができる。
この発明の第2の局面による塗布装置は、塗布材料を吐出する第1ノズルを含む塗布ヘッドを備え、塗布ヘッドにより上記第1の局面による塗布方法を実施する。
この第2の局面による塗布装置では、上記のように、第1の局面による塗布方法を実施することにより、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することが可能な塗布装置を提供することができる。
本発明によれば、上記のように、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することが可能な塗布方法および塗布装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による塗布方法を実施する塗布装置の概略を示した図である。 塗布ヘッドの各ノズルと画素との位置関係を示した図である。 ノズルによる塗布材料の塗布の第1例を説明するための図である。 ノズルに印加される電圧を説明するための図である。 ノズルによる塗布材料の塗布の第2例を説明するための図である。 ノズルによる塗布材料の塗布の第3例を説明するための図である。 比較例によるスジムラが形成される状況を示した図である。 塗布ヘッドを傾斜させる変形例を示した図である。 塗布ヘッドを複数設ける変形例を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7を参照して、一実施形態による塗布方法について説明する。
(塗布方法の概要)
本実施形態による塗布方法は、塗布材料を吐出するノズル12を含む塗布ヘッド11と、被塗布物とを相対移動させ、被塗布物の塗布領域21に画素P単位で塗布材料を吐出する塗布方法である。たとえば、塗布方法は、インクジェット方式などの印刷技術を用いて、被塗布物である基板2に塗布材料を塗布することにより、液晶表示装置、EL表示装置などの表示装置の表示基板を作製するための塗布方法である。
基板2は、ガラス基板のみならず、金属または樹脂などからなる基板、金属または樹脂などからなるフィルムであってもよい。基板2は、平面状形状でも曲面状形状でもよく、湾曲(屈曲)または伸縮するものであってもよい。基板2は、特許請求の範囲の「被塗布物」の一例である。被塗布物としては、基板2以外の立体物(非板状物体)でもよい。
塗布材料は、表示装置の画素を形成するためのディスプレイ用材料である。より具体的には、塗布材料は、各画素におけるRGB等(色数は任意である)の各色の発色用材料または発光用材料を含む。塗布材料は、たとえばカラーフィルタ材料、量子ドット材料、EL発光材料などである。
基板2には、塗布ヘッド11を用いて塗布を行う対象となる塗布領域21が設けられている。塗布領域21には、ブラックマトリクスなどにより区画された複数の画素領域(画素Pが形成される領域)が形成されている。画素Pは、略同一形状、略同一ピッチで縦横にマトリクス状に配列される。マトリクス状配列の互いに直交する2方向を、それぞれX方向、Y方向とする。
本実施形態の塗布方法は、所定の画素Pに対して、ノズル12(第1ノズル)により、第1条件の塗布により塗布材料を塗布する。また、所定の画素Pに対して、第1条件により塗布材料を塗布したノズル12と同じノズル12(第1ノズル)により、第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布する。具体的には、本実施形態の塗布方法は、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、基板2に対する塗布ヘッド11の往路の移動時に、第1塗布量の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出し、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、基板2に対する塗布ヘッド11の復路の移動時に、第1塗布量とは異なる第2塗布量の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出する。
つまり、本実施形態の塗布方法は、複数の画素Pの各々の画素Pについて、同じノズル12により複数の条件により塗布材料を塗布する。また、複数の画素Pの各々の画素Pについて、それぞれ、第1条件および第2条件が設定される。各々の画素Pの第1条件および第2条件は、塗布データとして、コンピュータ3の演算処理により作成される。塗布段階では、作成された塗布データに従って、塗布ヘッド11を備える塗布装置1によって実施される。
(塗布装置)
図1に示すように、塗布装置1は、塗布材料を吐出するノズル12を複数含む塗布ヘッド11を備える。塗布装置1は、塗布ヘッド11により、本実施形態の塗布方法を実施するように構成されている。
具体的には、塗布装置1は、インクジェット方式の塗布装置であり、インクの液滴をノズル12から吐出することにより基板2に塗布を行う。塗布装置1は、複数のノズル12が設けられた塗布ヘッド11を備える。
塗布ヘッド11は、基板2に対して水平方向に相対移動し、基板2に設定された塗布領域21の任意の位置に塗布を行うことが可能である。具体的には、塗布ヘッド11は、水平方向に移動可能なヘッドユニット13に設けられている。塗布ヘッド11が設けられたヘッドユニット13は、基板2に対して水平方向(XY方向)に移動可能に構成されている。
複数のノズル12には、図2に示すように、各々に電圧を印加する印加部12aが設けられている。複数のノズル12は、個別に設けられた印加部12aにより、個別に電圧を印加することが可能である。つまり、複数のノズル12は、互いに異なる電圧を印加することが可能である。また、複数のノズル12は、互いに異なるタイミングで電圧を印加することが可能である。これにより、複数のノズル12の各々に対して、個別に塗布材料の吐出量、吐出タイミングを設定することが可能である。複数のノズル12は、いわゆるドライブパーノズルである。
塗布装置1は、図1に示すように、塗布ヘッド11の移動および吐出を制御する制御部14を備える。制御部14が、塗布データに基づいて塗布ヘッド11を制御することにより、基板2への塗布材料の塗布が行われる。
塗布ヘッド11(ヘッドユニット13)は、たとえばリニアステージなどの直動機構の組み合わせによって移動可能に構成されている。すなわち、塗布装置1は、塗布ヘッド11(ヘッドユニット13)をX軸方向に移動させるX軸移動機構15と、塗布ヘッド11(ヘッドユニット13)をY軸方向に移動させるY軸移動機構16と、を備える。各軸の移動機構はエンコーダ(図示せず)を備えており、制御部14は、エンコーダの出力信号(出力パルス数)に基づいて塗布ヘッド11の位置制御を行う。
図2に示すように、塗布ヘッド11の各ノズル12は、塗布を行う対象となる画素Pのピッチ(ここでは、Y方向のピッチ)に合わせた所定間隔で配列されている。このため、図2の場合、塗布ヘッド11は、X方向の画素列Lxに対してそれぞれ1つのノズル12を割り当てて、対応するノズル12により、X方向の画素列Lxに含まれる各画素Pに対する塗布を行うことが可能である。各ノズル12は、塗布ヘッド11に直線状に配列され、塗布ヘッド11は、直線状のノズル12の列が走査方向(X方向)と直交するY方向に沿うように配置されている。
塗布ヘッド11は、塗布領域21をX軸方向に走査(スキャン)して、ノズル数に応じた複数画素列分の塗布を行う。また、塗布ヘッド11は、X軸方向に往復走査して、同一画素列Lxの塗布を複数回に分けて行うことも可能である。また、塗布ヘッド11は、Y軸方向に所定量シフトして、次の複数画素列分の塗布を行う。この動作を繰り返すことにより、塗布装置1は、塗布領域21の全体にわたる塗布作業を実行する。
コンピュータ3は、CPUなどのプロセッサ(図示せず)と、プログラムや各種データを記憶する記憶装置(図示せず)とを含む。コンピュータ3は、記憶装置に記憶されたプログラムをプロセッサにより実行することにより、塗布データを生成する。コンピュータは、塗布装置1の制御部14であってもよい。この場合、塗布装置1の制御部14に必要なデータを提供するだけで、塗布データを作成して塗布作業を実施できる。図1の例では、コンピュータ3は、塗布装置1(制御部14)とは別個に設けられたコンピュータである。塗布データは、塗布領域21において、塗布の対象となる画素Pを特定する情報と、画素P毎に、塗布に使用するノズル12または塗布を行う塗布ヘッド11を特定する情報とを含む。また、塗布データは、画素P毎の塗布材料を塗布する条件(第1条件および第2条件)の情報を含む。
(塗布方法の詳細内容)
図3に示すように、第1例の塗布方法は、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、ノズル12(第1ノズル)に所定の電圧を印加して所定の画素Pに塗布材料を塗布する。また、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、所定の画素Pに対する第1条件による塗布材料の吐出量と、目標吐出量との差に基づいて、ノズル12(第1ノズル)に印加する電圧を調整して、ノズル12(第1ノズル)に電圧を印加して所定の画素Pに塗布材料を塗布する。
ここで、複数のノズル12は、個々に印加電圧を調整可能に構成されている。また、図4に示すように、ノズル12は、電圧Vaを印加し、その後、電圧−Vbを印加することにより、塗布材料を吐出する。具体的には、時間t1から時間t2まで、電圧Vaが印加される。この際に、ノズル12に接続される塗布材料を貯留する空間が広げられる。そして、時間t2から時間t3まで、電圧Vaとは符号が異なる電圧−Vbが印加される。この際に、塗布材料を貯留する空間が狭められる。これにより、ノズル12から塗布材料が吐出される。時間t3から電圧の印加が停止され、時間t4において、状態が収束する。時間t1から時間t4までを1波形として、塗布材料の吐出(塗布)毎にこの動作が繰り返される。また、電圧Vaおよび電圧−Vbの値を調整することにより、ノズル12から吐出される塗布材料の量を調整することが可能である。たとえば、電圧Vaおよび電圧−Vbの値の絶対値を小さくすることにより、吐出量が小さくされる。また、電圧Vaおよび電圧−Vbの値の絶対値を大きくすることにより、吐出量が大きくされる。
また、各ノズル12は、印加する電圧と塗布材料の吐出量との関係が取得されている。印加する電圧と塗布材料の吐出量との関係は、テーブルとして取得されてもよいし、式として取得されてもよい。印加する電圧と塗布材料の吐出量との関係は、制御部14に記憶されている。ここで、各ノズル12から塗布材料を塗布する場合に、印加する電圧の精度の関係で、目標の吐出量から誤差が生じる。つまり、全てのノズル12の吐出量を目標吐出量に精度よく揃えることは困難である。しかし、ある程度の誤差を許容して、各ノズル12の吐出量を目標吐出量に近づけることは可能である。この場合、各ノズル12の吐出量を目標吐出量よりわずかに大きくしたり、わずかに小さくしたりすることが可能である。
図3に示す第1例の塗布方法の例では、1回目の塗布時に、N番、N+1番、N+4番、N+6番のノズル12は、吐出量が目標吐出量よりも大きく設定されている。また、1回目の塗布時に、N+2番、N+3番、N+5番、N+7番のノズル12は、吐出量が目標吐出量よりも小さく設定されている。そして、2回目の塗布時には、N番、N+1番、N+4番、N+6番のノズル12は、目標吐出量と、1回目の吐出量とを考慮して、吐出量が目標吐出量よりも小さく設定されている。また、2回目の塗布時には、N+2番、N+3番、N+5番、N+7番のノズル12は、目標吐出量と、1回目の吐出量とを考慮して、吐出量が目標吐出量よりも大きく設定されている。
つまり、2回目の塗布時において、電圧を変更する際に、1回目の吐出量と目標吐出量との差の分だけ、2回目の吐出量を目標吐出量に対して加減して、塗布材料が吐出される。つまり、1回目の塗布と、2回目の塗布とにより、各ノズル12から吐出される塗布材料の量が目標吐出量に揃うように構成されている。
図4に示すように、第2例の塗布方法は、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第1液滴数の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出し、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第2液滴数の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出する。具体的には、往路による塗布材料の塗布の液滴数を第1液滴数とし、復路による塗布材料の塗布の液滴数を第2液滴数とする。第1液滴数と第2液滴数とは、異なることが多いが、同数であってもよい。また、第1液滴数および第2液滴数は、それぞれ、1以上である。
また、1回目(往路)の吐出量と2回目(復路)の吐出量とを把握しておき、必要塗布量(膜厚)±許容膜厚誤差の範囲に収まるように、ノズル12による塗布材料の吐出の分配が行われる。往路塗布液滴数と復路塗布液滴数を変化させることにより、塗布進行において塗布量の異なる画素Pを形成することが可能である。また、全てのノズル12の平均吐出量より数%程度プラスの吐出量を有するノズル12と、平均吐出量より数%程度マイナスの吐出量を有するノズル12とを組み合わせて塗布材料を塗布してもよい。
また、第2例の塗布方法は、塗布ヘッド11の相対移動方向に沿って配列された複数の画素P間において、第1条件の第1液滴数と、第2条件の第2液滴数との組み合わせを、互いに異ならせて塗布するステップを備える。つまり、同じ画素列Lxの複数の画素Pにおいて、異なる条件により塗布材料が塗布される。なお、一般的に、液滴数の組み合せに比べて、同一画素列Lxにおける画素Pの数の方が多い。したがって、同一の画素列Lxにおいて、液滴数の組合せが互いに同一となる画素Pも存在する。たとえば、一つの画素Pに対して吐出される液滴数は、数滴であり、同一の画素列Lxにおける画素Pの数は、数百〜数千である。
図6に示すように、第3例の塗布方法は、所定の画素Pに対して、ノズル12(第1ノズル)により塗布材料を塗布した後、第1ノズルとは異なるノズル12(第2ノズル)により塗布材料を塗布するステップを備える。具体的には、図6(A)の1スキャン目(往路)および(B)の2スキャン目(復路)の塗布と、図6(C)の3スキャン目(往路)および(D)の4スキャン目(復路)の塗布とでは、塗布材料を塗布するノズル12を変えている。たとえば、1スキャン目および2スキャン目において、N番目のノズル12を用いて塗布材料を塗布した画素列Lxは、3スキャン目および4スキャン目において、N+1番目のノズル12を用いて塗布材料が塗布される。また、第3例の塗布方法は、塗布ヘッド11の相対移動方向に沿って配列された複数の画素P間において、スキャン毎の液滴数の組合せを互いに異ならせている。複数のノズル12により、同一の画素列Lxの画素Pに対して塗布材料を塗布することで、条件の組合せ数を増やすことが可能である。
(本実施形態の効果)
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、上記のように、所定の画素Pに対して、ノズル12(第1ノズル)により、第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップを設ける。これにより、複数の条件により塗布材料を塗布することができるので、基板2への塗布材料の塗布量を各画素P間において平準化することができる。これにより、画素列Lx間においても塗布材料の塗布量を平準化することができるので、隣接する画素列Lxにおける塗布材料の塗布量に差が発生するのを抑制することができる。その結果、被塗布物に塗布材料のスジムラが発生するのを抑制することができる。
ここで、図7(比較例)に示すように、スジムラは、(1)塗布量が一致する画素ラインが形成されること、(2)隣接する画素ライン間で塗布量が異なること、によって形成される。すなわち、個々のノズルによる吐出量のばらつきを反映して、たとえばある画素列Lxに対応するN番目のノズルの目標吐出量に対する誤差がK%の場合に、隣接する画素列Lxに対応する(N−1)番目のノズルの誤差が(K+α)%、(N+1)番目のノズルの誤差が(K+β)%であり、各々のノズルによる塗布量が一定であるとする。この場合、たとえば(N、N+1)の画素列Lx間では、β%分の塗布量のムラが発生する。この画素列間の塗布量のムラが、塗布領域21の全体では、スジムラUとして視認される。
また、本実施形態では、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、基板2に対する塗布ヘッド11の往路の移動時に、第1塗布量の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出し、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、基板2に対する塗布ヘッド11の復路の移動時に、第1塗布量とは異なる第2塗布量の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出する。これにより、塗布ヘッド11を基板2に対して相対移動させる往路と復路との両方において、互いに異なる条件により塗布材料を塗布することができるので、往路または復路のみで塗布材料を塗布する場合と比べて、効率よく塗布材料を塗布しつつ、各画素P間において塗布材料の塗布量に差が発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、ノズル12(第1ノズル)に所定の電圧を印加して所定の画素Pに塗布材料を塗布し、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、所定の画素Pに対する第1条件による塗布材料の吐出量と、目標吐出量との差に基づいて、ノズル12(第1ノズル)に印加する電圧を調整して、ノズル12(第1ノズル)に電圧を印加して所定の画素Pに塗布材料を塗布する。これにより、第1条件による塗布材料の吐出量が目標吐出量よりも小さい場合には、第2条件による塗布材料の吐出量を目標吐出量よりも大きくするように印加電圧を調整し、第1条件による塗布材料の吐出量が目標吐出量よりも大きい場合には、第2条件による塗布材料の吐出量を目標吐出量よりも小さくするように印加電圧を調整することにより、所定の画素Pに対する塗布材料の合計の塗布量を目標の量に近づけることができる。その結果、各画素P間において塗布材料の塗布量に差が発生するのを効果的に抑制することができるので、隣接する画素列Lxにおいても塗布材料の塗布量に差が発生するのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ノズル12(第1ノズル)により第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第1液滴数の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出し、ノズル12(第1ノズル)により第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第2液滴数の塗布材料をノズル12(第1ノズル)から所定の画素Pに吐出する。これにより、第1条件による第1液滴数の塗布材料と、第2条件による第2液滴数の塗布材料とを組み合わせることにより、基板2への塗布材料の塗布量を容易に平準化することができるので、基板2に塗布材料のスジムラが発生するのを容易に抑制することができる。
また、本実施形態では、塗布ヘッド11の相対移動方向に沿って配列された複数の画素P間において、第1条件の第1液滴数と、第2条件の第2液滴数との組み合わせを、互いに異ならせて塗布するステップを設ける。これにより、同じ画素列Lxにおける画素P間において、互いに異なる条件により塗布材料を塗布することができるので、同じ画素列Lxにおける画素P間において全く同じ条件により塗布材料を塗布する場合と異なり、画素列Lxにスジが発生するのを抑制することができる。つまり、隣接する画素列Lxとの間で塗布量がわずかに異なる場合でも、同じ画素列Lxの画素P間においても塗布量を多少異ならせることができるので、塗布量のムラを2次元的に分散させることができる。その結果、1次元的なムラであるスジムラが発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、所定の画素Pに対して、ノズル12(第1ノズル)により塗布材料を塗布した後、異なるノズル12(第2ノズル)により塗布材料を塗布するステップを設ける。これにより、ノズル12(第1ノズル)による塗布材料の塗布と、ノズル12(第2ノズル)による塗布材料の塗布とを組み合わせることにより、基板2への塗布材料の塗布量を画素P間において所定範囲内で互いにバラつかせることができるので、スジムラの発生を効果的に抑制することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、直線状のノズル12の列が走査方向(X方向)と直交するY方向に沿うように塗布ヘッド11が配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。図8に示すように、直線状のノズル12の列がY方向に対して所定角度θだけ傾斜するように、塗布ヘッド11を配置してもよい。塗布ヘッド11を傾斜させる配置では、画素PのY方向のピッチD1がノズル12のピッチD2よりも小さい場合にも、角度θの調節によって、各ノズル12のY方向距離(D2×cosθ)をピッチD1に一致させることが可能である。
また、上記実施形態では、塗布ヘッド11を1つ設ける構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。図9に示すように、塗布ヘッド11を複数設けてもよい。この場合、複数の塗布ヘッド11は、走査方向(X方向)に沿って配列してもよい。また、複数の塗布ヘッド11を走査方向と直交する方向(Y方向)に沿って配列してもよい。また、複数の塗布ヘッド11をY方向にずらしながら、X方向に沿って配列してもよい。
また、上記実施形態では、塗布ヘッド11の往路と復路との両方において、ノズル12から塗布材料を吐出する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、往路のみまたは復路のみにおいて、ノズル12から塗布材料を吐出してもよい。
また、上記実施形態では、1つの塗布ヘッド11に、1列のノズル12を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば1つの塗布ヘッド11に、2列、3列または4列以上の複数列のノズル12を設けてもよい。
また、上記実施形態では、塗布ヘッド11を基板2に対して移動させて塗布を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。塗布ヘッド11に対して、基板2を移動させて塗布を行ってもよいし、塗布ヘッド11および基板2の両方を移動させて塗布を行ってもよい。
また、上記実施形態では、複数のノズル12により塗布を行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、単数のノズル12により塗布を行ってもよい。
1 塗布装置
2 基板(被塗布物)
11 塗布ヘッド
12 ノズル(第1ノズル、第2ノズル)
21 塗布領域
P 画素

Claims (7)

  1. 塗布材料を吐出する第1ノズルを含む塗布ヘッドと、被塗布物とを相対移動させ、前記被塗布物の塗布領域に画素単位で塗布材料を吐出する塗布方法であって、
    所定の画素に対して、前記第1ノズルにより、第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、
    前記所定の画素に対して、前記第1ノズルにより、前記第1条件とは異なる第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップと、を備える、塗布方法。
  2. 前記第1ノズルにより前記第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、前記被塗布物に対する前記塗布ヘッドの往路の移動時に、第1塗布量の塗布材料を前記第1ノズルから前記所定の画素に吐出し、
    前記第1ノズルにより前記第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、前記被塗布物に対する前記塗布ヘッドの復路の移動時に、前記第1塗布量とは異なる第2塗布量の塗布材料を前記第1ノズルから前記所定の画素に吐出する、請求項1に記載の塗布方法。
  3. 前記第1ノズルにより前記第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、前記第1ノズルに所定の電圧を印加して前記所定の画素に塗布材料を塗布し、
    前記第1ノズルにより前記第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、前記所定の画素に対する前記第1条件による塗布材料の吐出量と、目標吐出量との差に基づいて、前記第1ノズルに印加する電圧を調整して、前記第1ノズルに電圧を印加して前記所定の画素に塗布材料を塗布する、請求項1または2に記載の塗布方法。
  4. 前記第1ノズルにより前記第1条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第1液滴数の塗布材料を前記第1ノズルから前記所定の画素に吐出し、
    前記第1ノズルにより前記第2条件の塗布により塗布材料を塗布するステップとして、第2液滴数の塗布材料を前記第1ノズルから前記所定の画素に吐出する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗布方法。
  5. 前記塗布ヘッドの相対移動方向に沿って配列された複数の画素間において、前記第1条件の第1液滴数と、前記第2条件の第2液滴数との組み合わせを、互いに異ならせて塗布するステップを備える、請求項4に記載の塗布方法。
  6. 前記塗布ヘッドは、塗布材料を吐出する第2ノズルをさらに含み、
    前記所定の画素に対して、前記第1ノズルにより塗布材料を塗布した後、前記第2ノズルにより塗布材料を塗布するステップをさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の塗布方法。
  7. 塗布材料を吐出する前記第1ノズルを含む前記塗布ヘッドを備え、
    前記塗布ヘッドにより請求項1〜6のいずれか1項に記載の塗布方法を実施する、塗布装置。
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