JP2001113214A - 薄膜の形成方法、及び形成装置 - Google Patents

薄膜の形成方法、及び形成装置

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JP2001113214A
JP2001113214A JP29739499A JP29739499A JP2001113214A JP 2001113214 A JP2001113214 A JP 2001113214A JP 29739499 A JP29739499 A JP 29739499A JP 29739499 A JP29739499 A JP 29739499A JP 2001113214 A JP2001113214 A JP 2001113214A
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solution
die
thin film
glass substrate
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Tomomi Iihama
智美 飯浜
Tomoyuki Shirasaki
友之 白嵜
Norihiko Kaneko
紀彦 金子
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Casio Computer Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/12Deposition of organic active material using liquid deposition, e.g. spin coating
    • H10K71/13Deposition of organic active material using liquid deposition, e.g. spin coating using printing techniques, e.g. ink-jet printing or screen printing
    • H10K71/135Deposition of organic active material using liquid deposition, e.g. spin coating using printing techniques, e.g. ink-jet printing or screen printing using ink-jet printing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さが均一な有機薄膜を形成する。 【解決手段】 移動機構180は、ヒータ110を所定
方向に移動させる。ヒータ110は、有機溶液2の塗布
対象であるガラス基板1を保持して、所定温度に加熱す
る。ダイ130は、所定温度に加熱されたガラス基板1
上に有機溶液を供給する。センサ130bは、ガラス基
板1とダイ130との距離を測定する。コントローラ1
90は、センサ130bの測定結果に応じて、移動機構
180を制御し、ガラス基板1とダイ130との距離を
一定に保ちながら、所定速度でヒータ110を移動させ
て、ガラス基板1上に有機溶液2を塗布して有機薄膜を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜の形成方法、
及び、形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機溶液等を基板上に塗布して薄膜を形
成する湿式形成法には、例えばスピンコート、ディップ
コート、ロールコート、ナイフコート、ダイコート等と
呼ばれる方法が知られている。また、薄膜の成膜とパタ
ーニングとを同時に行うことのできる技術には、フレキ
ソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等の印刷技術が
知られている。さらに、近年ではインクジェットプリン
タ等で有機溶液を噴出して、薄膜を所定のパターンで成
膜する技術も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した各技
術には、以下に示すような問題がある。スピンコートに
よる成膜では、基板上に塗布された材料(有機溶液)
は、材料を滴下する滴下点を中心に円形に広がる。この
ため、滴下点までの距離が等しくない端部を有する四角
い基板上全面に成膜する場合には、図10に示すよう
に、材料の一部が基板からはみ出してしまう。即ち、材
料の利用効率が悪くなる。特に、発光層を有機材料によ
り形成している有機EL(エレクトロルミネッセンス)
素子では、特に材料が高価であるため、材料の利用効率
が低いと成膜のコストが高くなってしまうという問題が
ある。
【0004】インクジェットプリンタを用いた成膜技術
では、材料を基板上に噴出させるため、均一な厚さで膜
を形成することが困難であるという問題がある。また、
有機溶液を用いると、インクジェットプリンタの吐出ヘ
ッドが詰まりやすい等、装置の耐久性が悪いという問題
がある。また、スピンコート及びインクジェットプリン
タ以外の上記技術では、厚さが100nm以下の薄膜を
基板上に形成することが困難であるという問題がある。
従って、本発明は、低コストで成膜することが可能な薄
膜の形成方法及び形成装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかる薄膜の形成方法は、溶
液の塗布対象である基板を所定の温度に加熱する加熱工
程と、所定の温度に加熱された前記基板と、前記溶液を
供給するダイの先端に供給された溶液とを接触させる接
触工程と、前記基板を所定の速度で移動させて、該基板
上の所定領域に前記溶液を塗布する塗布工程と、を備え
ることを特徴とする。この発明によれば、基板を所定温
度、例えば基板に塗布する溶液が直ちに乾燥し、且つ乾
きむらが生じないような温度に加熱することができる。
これによって、基板上への溶液の塗布後、溶液を直ちに
乾燥し、乾きむらのない均一な薄膜を形成することがで
きる。また、溶液を基板上の所定領域に塗布するので、
溶液を効率よく使用することができる。
【0006】前記接触工程の後、前記基板の表面と前記
ダイの先端との距離が所定の値となるように、該基板と
該ダイとの相対位置を調整する位置調整工程をさらに備
え、前記塗布工程は、前記基板の表面と前記ダイの先端
との距離を所定の値に保ちながら、前記溶液を該基板上
に塗布する工程を備えてもよい。このようにすると、基
板に塗布される溶液の厚さを制御することができる。即
ち、基板上に所定の厚さ(例えば、100nm以下)の
薄膜を形成することができる。前記塗布工程は、前記溶
液として有機エレクトロルミネッセンス材を含む溶液を
使用する工程を備えてもよい。
【0007】本発明の第2の観点にかかる薄膜の形成装
置は、溶液の塗布対象である基板を所定の温度に加熱す
る加熱手段と、所定の温度に加熱された前記基板上に前
記溶液を供給するダイと、前記基板を所定の速度で移動
させて、前記ダイによって供給された前記溶液を該基板
上の所定領域に塗布する塗布手段と、を備えることを特
徴とする。この発明によっても、基板を所定温度、例え
ば基板に塗布する溶液が直ちに乾燥し、且つ乾きむらが
生じないような温度に加熱することができる。これによ
って、基板上への溶液の塗布後、溶液を直ちに乾燥し、
乾きむらのない均一な薄膜を形成することができる。ま
た、溶液を基板上の所定領域に塗布するので、溶液を効
率よく使用することができる。
【0008】前記基板と前記ダイの先端との距離が所定
の値となるように、該基板と該ダイとの相対位置を調整
する位置調整手段をさらに備え、前記塗布手段は、前記
基板の表面と前記ダイの先端との距離を所定の値に保ち
ながら、前記溶液を該基板上に塗布してもよい。前記ダ
イは、前記溶液を吐出するための複数の開口を有しても
よい。前記ダイは、毛細管現象を利用して前記溶液を前
記基板上に供給してもよい。前記塗布手段は、前記溶液
として有機エレクトロルミネッセンス材を含む溶液を使
用してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
にかかる有機薄膜の形成方法について図面を参照して説
明する。図1は、第1の実施の形態にかかる形成方法で
使用される形成装置(ダイコータ)の構成図である。ダ
イコータは、図1に示すように、ヒータ110と、材料
容器120と、ダイ130と、フィルタ140と、バル
ブ150と、ポンプ160と、バッファ170と、移動
機構180と、コントローラ190と、から構成されて
いる。
【0010】ヒータ110は、真空チャック等を備えて
表面にITO等のアノード電極(図示せず)が成膜され
たガラス基板1を吸着し又は支持部材でガラス基板1を
固定し、ガラス基板1を所定温度に保持する。材料容器
120は、ガラス基板1上に形成する有機薄膜の材料
(有機溶液)2を保持し、ダイ130に供給する。ダイ
130は、材料容器120から供給された有機溶液2
を、先端のノズル部130aから吐出してガラス基板1
上に塗布する。また、ノズル部130aは、図1に示す
ように、その先端に傾斜(段差)を有する。なお、ノズ
ル部130aの傾斜は、ダイ130とガラス基板1との
間の距離が、ガラス基板1の進行方向の方で大きくなる
ような傾斜である。また、ダイ130は、その先端部
に、ガラス基板1とダイ130の先端との間の距離を測
定するセンサ130bを備えている。センサ130b
は、ガラス基板1への有機溶液2の塗布時に、測定結果
をコントローラ190に出力する。
【0011】フィルタ140、バルブ150、ポンプ1
60、及び、バッファ170は、図1に示すように、材
料容器120とダイ130との間に設置されている。フ
ィルタ140は、材料容器120から供給された有機溶
液2の不純物を取り除き、バルブ150は、有機溶液2
の流量を制御する。ポンプ160は、ダイ130に供給
される有機溶液2に圧力を加えることによって、有機溶
液2をダイ130のノズル部130aから吐出させる。
バッファ170は、有機溶液2がノズル部130aから
一定の割合で吐出され、均一な厚さの有機薄膜が形成さ
れるように、ダイ130内の圧力を調整するために設け
られている。
【0012】移動機構180は、ヒータ110を保持
し、ヒータ110を水平方向、垂直方向に移動させる。
コントローラ190は、予め提供されたプログラム等に
基づいて、ヒータ110、バルブ150、ポンプ16
0、及び、移動機構180等の動作を制御する。特に有
機溶液2をガラス基板1上に塗布する際、コントローラ
190は、センサ130bからの測定結果に応じて移動
機構180の動作を制御する。
【0013】次に、以上に示した構成のダイコータを用
いた有機薄膜の形成方法について説明する。なお、以下
の説明では省略するが、ダイコータを構成する各部の動
作は、コントローラ190によって制御されている。ま
た、以下では、厚さが50〜100nmの有機薄膜を形
成する場合について説明する。始めに、有機薄膜の形成
で使用する有機溶液2を用意する。有機薄膜の形成で使
用される有機溶液2は、例えば以下に示す2種類の方法
で生成される。
【0014】第1の方法では、ホモミキサー中で、水と
水に不溶性のチオフェン誘導体とをポリアクリル酸アン
モニウム塩で混ぜ合わせることによって、エマルジョン
化する。その後、エマルジョン化した液体に過硫酸物等
を加えて懸濁重合(パール重合)し、0.1〜10wt
%(固形分濃度)の重合体溶液を生成する。そして、こ
の溶液を2倍の量のイソプロピルアルコールで希釈して
有機溶液2を生成する。第2の方法では、ホモミキサー
中で、水と水に不溶性のアニリン誘導体をポリスルホン
酸ナトリウムで混ぜ合わせることによって、エマルジョ
ン化する。その後、エマルジョン化した溶液に酸化剤で
ある塩化鉄(III) を加えて懸濁重合(パール重合)
し、0.1〜10wt%(固形分濃度)の重合体溶液を
生成する。そして、この溶液を2倍の量のイソプロピル
アルコールで希釈して有機溶液2を生成する。
【0015】有機薄膜の形成では、有機薄膜の使用目的
等に応じて、以上のようにして生成された有機溶液2を
材料容器120に充填する。そして、処理対象であるガ
ラス基板1をヒータ110の所定位置に設置する。な
お、処理対象であるガラス基板1の表面は、予め、有機
洗浄液で洗浄された後、酸素プラズマによってさらに洗
浄されている。なお、酸素プラズマを用いた洗浄処理
は、250Wの電力で約7分間行われる。ガラス基板1
をヒータ110に設置した後、以下に示す塗布条件で、
図2に示すようにして有機薄膜が形成される。
【0016】ガラス基板1の温度:115℃ 有機溶液2の塗布速度(ヒータ110の移動速度):2
mm/s 有機溶液2の供給速度:0.05ml/min コーティングギャップ:0.1mm なお、コーティングギャップとは、有機溶液2を塗布し
ている間の、ガラス基板1とダイ130との間の最短距
離のことである。また、上記塗布条件は厚さが50〜1
00nmの有機薄膜を形成する場合の条件であり、特に
厚さが65nmの有機薄膜の形成に最適な条件である。
【0017】ガラス基板1が上記温度になった後、移動
機構180は、ヒータ110を水平方向に移動させ、図
2(a)に示すように、ガラス基板1を所定位置に配置
する。そして、移動機構180は、ヒータ110を垂直
方向に移動して、図2(b)に示すように、ガラス基板
1を有機溶液2に接触させる。このときダイ130はガ
ラス基板1と離間している。
【0018】そして、移動機構180は、コーティング
ギャップを0.5mm以下(具体的には、0.1mm)
に位置調整して保持しながら、上記塗布速度でヒータ1
10を所定の方向に移動させることによってガラス基板
1を移動させ、図2(c)に示すように、ガラス基板1
上に有機溶液2を塗布する。また、有機溶液2の塗布中
は、ダイ130から上記供給速度で有機溶液2がガラス
基板1上に供給される。なお、上記したように、有機溶
液2の塗布時は、コントローラ190が、センサ130
bの測定結果によって、上記コーティングギャップを保
持するように移動機構180を制御している。有機溶液
2のガラス基板1上への塗布が終了すると、即ち、ガラ
ス基板1が所定距離だけ移動すると、移動機構180
は、ヒータ110を垂直方向に移動させて、図2(d)
に示すように、有機溶液2をガラス基板1から離脱させ
る。次いで有機溶液2の乾燥後、Ca等のカソード電極
を成膜する。
【0019】以上のようにして、ガラス基板1上に有機
溶液2が塗布される。また、以上のようにしてガラス基
板1を加熱しながら有機溶液2を塗布するので、有機溶
液2を速く乾燥させることができる。さらに、以上のよ
うにして、コーティングギャップを保持しながら一定の
塗布速度で有機溶液2をガラス基板1上に塗布するの
で、有機溶液2の乾燥にむらがなく、厚さが均一な有機
薄膜を形成することができる。また、上記したように有
機溶液2がガラス基板1上の所定領域にのみ塗布される
ので、材料の利用効率が高く、成膜コストを抑えること
ができる。特に、有機EL(エレクトロルミネッセン
ス)材のような高価な材料を使用した場合、この効果が
大きい。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
有機薄膜の形成方法について図面を参照して説明する。
図3は、第2の実施の形態にかかる形成方法で使用され
る形成装置(ダイコータ)の構成図である。ダイコータ
は、図3に示すように、ヒータ210と、ダイ230
と、移動機構280と、コントローラ290と、から構
成されている。
【0021】ヒータ210は、真空チャック等を備えて
表面にITO等のアノード電極(図示せず)が成膜され
たガラス基板1を吸着し又は支持部材でガラス基板1を
固定し、ガラス基板1を所定温度に保持する。また、ヒ
ータ210は、ガラス基板1を吸着する側に、ガラス基
板1とダイ230の先端との距離を測定するセンサ21
0aを備えている。そして、センサ210aは、ガラス
基板1への有機溶液2の塗布時に、測定結果をコントロ
ーラ290に出力する。ダイ230は、その内部に、ガ
ラス基板1上に形成する有機薄膜の材料である有機溶液
2を保持する。また、ダイ230は、その内部に上下移
動が可能なノズル部230aと、その上部に開閉可能な
蓋230bと、を備えている。そして、ダイ230は、
後述するようにして、ガラス基板1上に有機溶液2を塗
布し、有機薄膜を形成する。
【0022】移動機構280は、ヒータ210を保持
し、ヒータ210を水平方向に移動させることによっ
て、ガラス基板1を移動させる。コントローラ290
は、予め提供されたプログラム等に基づいて、ヒータ2
10、ノズル部230a、及び、移動機構280等の動
作を制御する。特に有機溶液2をガラス基板1に塗布す
る際、コントローラ290は、センサ210aからの測
定結果に応じて、ノズル部230a及び移動機構280
の動作を制御する。
【0023】次に、以上に示した構成のダイコータを用
いた有機薄膜の形成方法を説明する。なお、以下の説明
では省略するが、ダイコータを構成する各部の動作は、
コントローラ290によって制御されている。また、使
用する有機溶液2は、第1の実施の形態と同様の方法で
生成される。始めに、第1の実施の形態と同様に、予め
表面を洗浄されたガラス基板1がヒータ210の所定位
置に設置される。
【0024】そして、ガラス基板1が所定温度(例え
ば、115℃)になった後、移動機構280は、ヒータ
210を移動させ、図4(a)に示すように、ガラス基
板1を所定位置に配置する。ガラス基板1が所定位置に
配置された後、図4(b)に示すように、蓋230bが
解放され、ノズル部230aが上昇する。ノズル部23
0aが上昇すると、ダイ230内の有機溶液2は、毛細
管現象によってノズル部230aの先端まで供給され
る。そして、移動機構280は、ヒータ210の移動を
開始する。なお、図4(b)中では、ヒータ210の移
動方向を矢印で示している。
【0025】ヒータ210が移動し、図4(c)に示す
ように、ガラス基板1がノズル部230a先端の有機溶
液2に接触すると、コーティングギャップが所定の値
(例えば、0.1mm)となるように、ノズル部230
aが上下移動する。なお、上記したように、ガラス基板
1とノズル部230a先端との距離は、センサ210a
によって測定される。そして、コントローラ290は、
センサ210aからの測定結果により、ノズル部230
aの移動を制御することによって、コーティングギャッ
プを所定値に保つことができる。
【0026】その後、図4(d)に示すように、移動機
構280は、ヒータ210を移動させていき、ガラス基
板1上に有機溶液2が塗布される。ガラス基板1上の所
定領域に有機溶液2が塗布されると、図4(e)に示す
ように、ノズル部230aが下降して有機溶液2をガラ
ス基板1から脱離させる。そして、ノズル部230aが
ダイ230内に収納された後、図4(f)に示すよう
に、蓋230bが閉鎖される。次いで有機溶液2の乾燥
後、Ca等のカソード電極を成膜する。
【0027】以上のようにして、ガラス基板1上に有機
溶液2が塗布される。また、以上のようにしてガラス基
板1を加熱しながら有機溶液2を塗布しているので、有
機溶液2を速く乾燥させることができる。さらに、以上
のようにして、コーティングギャップを保持しながら一
定の塗布速度で有機溶液2をガラス基板1上に塗布する
ので、有機溶液2の乾燥にむらがなく、厚さが均一な有
機薄膜を形成することができる。
【0028】また、上記したように有機溶液2がガラス
基板1上の所定領域にのみ塗布されるので、材料の利用
効率が高く、成膜コストを抑えることができる。特に、
有機EL(エレクトロルミネッセンス)材のような高価
な材料を使用した場合、この効果が大きい。さらに、以
上に示したように、有機溶液2は毛細管現象によってノ
ズル部230aの先端まで供給されるため、ポンプ等を
設ける必要がない。このため、装置の構成が簡単にな
り、装置コストを抑えることができる。
【0029】なお、第1及び第2の実施の形態で示した
ノズル部130a,230aに、例えば図5に示すよう
な開口を形成してもよい。このような開口を形成された
ノズル部330aを有するダイ330を使用すると、例
えば図6に示すように、有機溶液2の塗布領域を複数の
領域に分割することができる。また、第1及び第2の実
施の形態で、ガラス基板1上の複数の領域に有機溶液2
を塗布するようにしてもよい。具体的には、例えば図
7、図8に示すような順序で、ガラス基板1上に有機溶
液2を塗布する。
【0030】始めに、ダイコータ(形成装置)は、第1
及び第2の実施の形態と同様にして、図7(a)〜
(e)に示すように、ガラス基板1の半分の領域に有機
溶液2を塗布する。次に、ダイコータは、第1及び第2
の実施の形態と同様にして、図8(a)〜(e)に示す
ように、ガラス基板1のもう半分の領域に有機溶液2を
塗布する。以上のように、有機溶液2の塗布途中に、ダ
イ330(有機溶液2)とガラス基板1とを引き離すこ
とによって、図6に示したように、有機溶液2をガラス
基板1上に、断続的に塗布することができる。
【0031】また、第1及び第2の実施の形態で示した
ノズル部130a、230aに、図5に示したような開
口を形成し、図7及び図8に示したようにして、有機溶
液2を塗布することによって、図9に示すように、有機
溶液2の塗布領域をさらに多くの領域に分割することが
できる。また、第1及び第2の実施の形態で示した形成
方法を有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子の製
造に適用する場合、有機溶液2を有機EL素子の発光層
の材料であるポリマーの溶液とすればよい。
【0032】また、第2の実施の形態で示したノズル部
230aは、第1の実施の形態で示したノズル部130
aと同様に、その先端に傾斜(段差)を有してもよい。
さらに、以上に示した形成方法及び形成装置は、有機溶
液以外で薄膜を形成する場合にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、基板を所定温度、例えば基板に塗布する溶液
が直ちに乾燥し、且つ乾きむらが生じないような温度に
加熱することができる。これによって、基板上への溶液
の塗布後、溶液を直ちに乾燥し、乾きむらのない均一な
薄膜を形成することができる。また、ダイによって基板
上の所定領域に溶液を塗布するので、溶液(材料)を有
効に利用することができる。さらに、基板への溶液の供
給に毛細管現象を利用することによって、装置の構成を
簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる形成装置(ダイコー
タ)の構成図である。
【図2】図1に示した形成装置による、ガラス基板上へ
の有機溶液の塗布工程を示す図である。
【図3】第2の実施の形態にかかる形成装置(ダイコー
タ)の構成図である。
【図4】図3に示した形成装置による、ガラス基板上へ
の有機溶液の塗布工程を示す図である。
【図5】形成装置を構成するダイの先端部に形成された
開口の例を示す図である。
【図6】図5のダイによって、有機溶液を塗布されたガ
ラス基板の表面を示す図である。
【図7】有機溶液を塗布する際の、他の塗布工程の前半
を示す図である。
【図8】有機溶液を塗布する際の、他の塗布工程の後半
を示す図である。
【図9】図5のダイによって、図7及び図8に示す塗布
工程で有機溶液を塗布されたガラス基板の表面を示す図
である。
【図10】スピンコートによって塗布された溶液と、四
角い基板との関係を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ガラス基板、2・・・有機溶液、110・・・ヒータ、
120・・・材料容器、130・・・ダイ、130a・・・ノズ
ル部、130b・・・センサ、140・・・フィルタ、150
・・・バルブ、160・・・ポンプ、170・・・バッファ、1
80・・・移動機構、190・・・コントローラ、210・・・
ヒータ、210a・・・センサ、230・・・ダイ、230a
・・・ノズル部、230b・・・蓋、280・・・移動機構、2
90・・・コントローラ、330・・・ダイ、330a・・・ノ
ズル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/10 H05B 33/10 33/14 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB18 CA01 CB01 DA00 EB00 FA00 FA01 FA03 4D075 AC03 AC09 AC78 AC93 AC96 DA06 DC21 4F041 AA05 AB01 CA02 CA12 4F042 AA06 DA09 DF09 DF34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶液の塗布対象である基板を所定の温度に
    加熱する加熱工程と、 所定の温度に加熱された前記基板と、前記溶液を供給す
    るダイの先端に供給された溶液とを接触させる接触工程
    と、 前記基板を所定の速度で移動させて、該基板上の所定領
    域に前記溶液を塗布する塗布工程と、 を備えることを特徴とする薄膜の形成方法。
  2. 【請求項2】前記接触工程の後、前記基板の表面と前記
    ダイの先端との距離が所定の値となるように、該基板と
    該ダイとの相対位置を調整する位置調整工程をさらに備
    え、 前記塗布工程は、前記基板の表面と前記ダイの先端との
    距離を所定の値に保ちながら、前記溶液を該基板上に塗
    布する工程を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜の形成方法。
  3. 【請求項3】前記塗布工程は、前記溶液として有機エレ
    クトロルミネッセンス材を含む溶液を使用する工程を備
    える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜の
    形成方法。
  4. 【請求項4】溶液の塗布対象である基板を所定の温度に
    加熱する加熱手段と、 所定の温度に加熱された前記基板上に前記溶液を供給す
    るダイと、 前記基板を所定の速度で移動させて、前記ダイによって
    供給された前記溶液を該基板上の所定領域に塗布する塗
    布手段と、 を備えることを特徴とする薄膜の形成装置。
  5. 【請求項5】前記基板と前記ダイの先端との距離が所定
    の値となるように、該基板と該ダイとの相対位置を調整
    する位置調整手段をさらに備え、 前記塗布手段は、前記基板の表面と前記ダイの先端との
    距離を所定の値に保ちながら、前記溶液を該基板上に塗
    布する、ことを特徴とする請求項4に記載の薄膜の形成
    装置。
  6. 【請求項6】前記ダイは、前記溶液を吐出するための複
    数の開口を有する、ことを特徴とする請求項4又は5に
    記載の薄膜の形成装置。
  7. 【請求項7】前記ダイは、毛細管現象を利用して前記溶
    液を前記基板上に供給する、ことを特徴とする請求項4
    乃至6の何れか1項に記載の薄膜の形成装置。
  8. 【請求項8】前記塗布手段は、前記溶液として有機エレ
    クトロルミネッセンス材を含む溶液を使用する、ことを
    特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載の薄膜の
    形成装置。
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