JPH10421A - ダイコータの塗布方法 - Google Patents
ダイコータの塗布方法Info
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- JPH10421A JPH10421A JP8156699A JP15669996A JPH10421A JP H10421 A JPH10421 A JP H10421A JP 8156699 A JP8156699 A JP 8156699A JP 15669996 A JP15669996 A JP 15669996A JP H10421 A JPH10421 A JP H10421A
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- die coater
- coating
- substrate
- gap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 「うねり」、「そり」、「厚みむら」を有す
るガラス基板Wに対して、均一な厚みにフォトレジスト
液7を塗布する。 【解決手段】 平坦なテーブル12上にガラス基板Wを
載置し、ガラス基板Wに対してダイコータ1を相対的に
移動させてガラス基板W上に塗布を行うに際し、ダイコ
ータ1に非接触式距離測定センサ3を設けてダイコータ
1とガラス基板Wとの実ギャップを全塗布域で予め測定
し、該全塗布域で実ギャップと基準ギャップHとの偏差
を演算した後、塗布時該演算値に基づいてダイコータ1
をガラス基板Wに対して基準ギャップHを一定に維持す
るように昇降させながら塗布する。
るガラス基板Wに対して、均一な厚みにフォトレジスト
液7を塗布する。 【解決手段】 平坦なテーブル12上にガラス基板Wを
載置し、ガラス基板Wに対してダイコータ1を相対的に
移動させてガラス基板W上に塗布を行うに際し、ダイコ
ータ1に非接触式距離測定センサ3を設けてダイコータ
1とガラス基板Wとの実ギャップを全塗布域で予め測定
し、該全塗布域で実ギャップと基準ギャップHとの偏差
を演算した後、塗布時該演算値に基づいてダイコータ1
をガラス基板Wに対して基準ギャップHを一定に維持す
るように昇降させながら塗布する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイコータの塗布
方法に関し、特に、「うねり」、「そり」、「厚みむ
ら」を有する基板に塗液を一定の厚みで塗布する方法に
関する。
方法に関し、特に、「うねり」、「そり」、「厚みむ
ら」を有する基板に塗液を一定の厚みで塗布する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えば、ガラス基板にフォトレジスト液を塗布する方法
として、ガラス基板を回転させてフォトレジスト液を塗
布するスピンコータが知られている。しかし、上記スピ
ンコータでは、フォトレジスト液の95%がガラス基板
に塗布されずに、しかも再利用されることなく廃棄され
るため、塗液の歩留まりが非常に悪くなる。そこで、塗
液の歩留まりが良いダイコータによる塗布方法が着目さ
れている。
例えば、ガラス基板にフォトレジスト液を塗布する方法
として、ガラス基板を回転させてフォトレジスト液を塗
布するスピンコータが知られている。しかし、上記スピ
ンコータでは、フォトレジスト液の95%がガラス基板
に塗布されずに、しかも再利用されることなく廃棄され
るため、塗液の歩留まりが非常に悪くなる。そこで、塗
液の歩留まりが良いダイコータによる塗布方法が着目さ
れている。
【0003】ところで、ダイコータは基板自体が平坦で
あれば塗装ムラを発生することなく均一な塗布を実施す
ることができる。しかし、ほとんどのガラス基板は、そ
れ自体に「うねり」、「そり」、「厚みむら」を有する
ので、ガラス基板表面とダイコータとのギャップが上記
「厚みむら」等により変化して塗膜に濃淡の縞が発生し
ていた。
あれば塗装ムラを発生することなく均一な塗布を実施す
ることができる。しかし、ほとんどのガラス基板は、そ
れ自体に「うねり」、「そり」、「厚みむら」を有する
ので、ガラス基板表面とダイコータとのギャップが上記
「厚みむら」等により変化して塗膜に濃淡の縞が発生し
ていた。
【0004】このため、ガラス基板が「厚みむら」等を
有する場合、「厚みむら」等により変化するダイ先端部
(ノズル)とガラス基板の表面との距離、すなわち、実
ギャップを一定に保つようにして塗布することが必要に
なる。塗布時における実ギャップを一定に保持しながら
塗布する方法として、特開平7−328513号公報
「処理液塗布装置」に開示されたものがある。
有する場合、「厚みむら」等により変化するダイ先端部
(ノズル)とガラス基板の表面との距離、すなわち、実
ギャップを一定に保つようにして塗布することが必要に
なる。塗布時における実ギャップを一定に保持しながら
塗布する方法として、特開平7−328513号公報
「処理液塗布装置」に開示されたものがある。
【0005】この方法は、ダイコータ本体にセンサを設
け、塗布時に上記センサによりダイコータ本体のノズル
と基板との間隔を測定し、かつ、測定値により上記ノズ
ルと基板とを相対的に接近・離反させて、間隔を一定値
に制御するものである。
け、塗布時に上記センサによりダイコータ本体のノズル
と基板との間隔を測定し、かつ、測定値により上記ノズ
ルと基板とを相対的に接近・離反させて、間隔を一定値
に制御するものである。
【0006】しかしながら、測定と同時にノズルまたは
基板を移動させるこの方法では、実ギャップの測定に必
要な時間および実ギャップと基準ギャップ(所望の塗膜
厚を得るために予め設定したギャップ)との偏差の演算
に必要な時間を充分に確保できないので、塗布速度に対
して実ギャップの制御が追従できず、均一な厚みに塗液
を塗布できないという問題があった。
基板を移動させるこの方法では、実ギャップの測定に必
要な時間および実ギャップと基準ギャップ(所望の塗膜
厚を得るために予め設定したギャップ)との偏差の演算
に必要な時間を充分に確保できないので、塗布速度に対
して実ギャップの制御が追従できず、均一な厚みに塗液
を塗布できないという問題があった。
【0007】また、特開平5−185022号公報「金
属板への樹脂の直接塗布方法」に開示されているような
塗布位置の上流側で実ギャップを測定して上記演算時間
を確保する方法では、図4に示すように、センサ30で
基板Wとのギャップを測定する実ギャップ測定位置での
基板載置面31とダイコータ32による塗布位置での基
板載置面33とで高さ方向に数ミクロンの誤差34(レ
ベル差)が存在しても、この誤差34を測定するのは非
常に困難であり、このため零点補正することができない
ので、制御器35によりダイコータ32を基板Wに接近
・離反するモータ36を駆動させても実ギャップを所望
の基準ギャップに保持できないという問題があった。
属板への樹脂の直接塗布方法」に開示されているような
塗布位置の上流側で実ギャップを測定して上記演算時間
を確保する方法では、図4に示すように、センサ30で
基板Wとのギャップを測定する実ギャップ測定位置での
基板載置面31とダイコータ32による塗布位置での基
板載置面33とで高さ方向に数ミクロンの誤差34(レ
ベル差)が存在しても、この誤差34を測定するのは非
常に困難であり、このため零点補正することができない
ので、制御器35によりダイコータ32を基板Wに接近
・離反するモータ36を駆動させても実ギャップを所望
の基準ギャップに保持できないという問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、「うねり」、「そり」、「厚みむ
ら」を有する基板に対して、均一な厚みに塗液を塗布す
るダイコータの塗布方法を提供することを目的としてい
る。
れたものであって、「うねり」、「そり」、「厚みむ
ら」を有する基板に対して、均一な厚みに塗液を塗布す
るダイコータの塗布方法を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平坦なテーブル上に基板を載置し、該基
板に対してダイコータを相対的に移動させて上記基板上
に塗布を行うに際し、上記ダイコータに距離測定器を設
けて上記ダイコータと基板との実ギャップを全塗布域で
予め測定し、該全塗布域で上記実ギャップと基準ギャッ
プとの偏差を演算した後、塗布時該演算値に基づいて上
記ダイコータを基板に対して昇降させながら塗布するこ
とを特徴としている。
に、本発明は、平坦なテーブル上に基板を載置し、該基
板に対してダイコータを相対的に移動させて上記基板上
に塗布を行うに際し、上記ダイコータに距離測定器を設
けて上記ダイコータと基板との実ギャップを全塗布域で
予め測定し、該全塗布域で上記実ギャップと基準ギャッ
プとの偏差を演算した後、塗布時該演算値に基づいて上
記ダイコータを基板に対して昇降させながら塗布するこ
とを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明に
係るダイコータの塗布方法が適用されるダイコータ1を
示している。上記ダイコータ1は、該ダイコータ1の長
手方向の上部中央にサーボモータとノンバックラッシュ
のボールネジ機構からなる昇降装置2および長手方向中
央部に非接触式距離測定センサ3を備えている。上記昇
降装置2と上記センサ3とは制御装置4を介して接続さ
れている。また、ダイコータ1には塗布液供給ポンプ6
を介して塗液であるフォトレジスト液7が入ったタンク
8が接続されている。なお、上記センサ3は非接触式の
ものに限らず、接触式であってもよい。
に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明に
係るダイコータの塗布方法が適用されるダイコータ1を
示している。上記ダイコータ1は、該ダイコータ1の長
手方向の上部中央にサーボモータとノンバックラッシュ
のボールネジ機構からなる昇降装置2および長手方向中
央部に非接触式距離測定センサ3を備えている。上記昇
降装置2と上記センサ3とは制御装置4を介して接続さ
れている。また、ダイコータ1には塗布液供給ポンプ6
を介して塗液であるフォトレジスト液7が入ったタンク
8が接続されている。なお、上記センサ3は非接触式の
ものに限らず、接触式であってもよい。
【0011】ダイコータ1のダイ先端部11にはテーブ
ル12が対向配置されている。上記テーブル12の上面
は2μm以下の平面度を有し、かつ、その上面に格子状
の溝13が形成され、これら溝13は貫通孔14を介し
て真空ポンプ(図示せず)に接続されている。上記テー
ブル12に載置されたガラス基板Wは、真空ポンプで吸
引することにより上記テーブル12上に吸着保持され
て、「そり」、「うねり」が矯正できるようになってい
る。
ル12が対向配置されている。上記テーブル12の上面
は2μm以下の平面度を有し、かつ、その上面に格子状
の溝13が形成され、これら溝13は貫通孔14を介し
て真空ポンプ(図示せず)に接続されている。上記テー
ブル12に載置されたガラス基板Wは、真空ポンプで吸
引することにより上記テーブル12上に吸着保持され
て、「そり」、「うねり」が矯正できるようになってい
る。
【0012】次に、上記ダイコータ1の塗布方法につい
て説明する。フォトレジスト液7は、粘度μが0.06
Pa・s、表面張力σが30×10 -3N/mのものを使
用し、ガラス基板Wは、大きさを550mm×650m
m、厚みを1.1mm±10μmに加工した可撓性を有
するものを使用する。また、塗布速度Uを10mm/
s、塗布膜厚hを10μmとする。
て説明する。フォトレジスト液7は、粘度μが0.06
Pa・s、表面張力σが30×10 -3N/mのものを使
用し、ガラス基板Wは、大きさを550mm×650m
m、厚みを1.1mm±10μmに加工した可撓性を有
するものを使用する。また、塗布速度Uを10mm/
s、塗布膜厚hを10μmとする。
【0013】この場合、ダイコータ1と基板W表面との
基準ギャップHは、たとえば、「Chemical E
ngineering Science、Vol.4
7、No.7 pp1703−1713、1992」に
開示されているLeeらの実験によるキャピラリー数と
無次元最小塗布膜の関係(図2)を利用して求めた最大
ギャップと最小ギャップとによって決定する。すなわ
ち、所定の塗布膜厚で塗布できる基準ギャップHの範囲
は、塗布液の物性値および塗布速度を「数1」に代入し
て求めたキャピラリー数Caを図2に適用して決まる無
次元最小塗布膜厚tを「数2」に代入して求めた最大ギ
ャップと、図2から求まるキャピラリー数Caの臨界値
0.1から決まる無次元最小塗布膜厚tを「数2」に代
入して求めた最小ギャップとの間に存在する。
基準ギャップHは、たとえば、「Chemical E
ngineering Science、Vol.4
7、No.7 pp1703−1713、1992」に
開示されているLeeらの実験によるキャピラリー数と
無次元最小塗布膜の関係(図2)を利用して求めた最大
ギャップと最小ギャップとによって決定する。すなわ
ち、所定の塗布膜厚で塗布できる基準ギャップHの範囲
は、塗布液の物性値および塗布速度を「数1」に代入し
て求めたキャピラリー数Caを図2に適用して決まる無
次元最小塗布膜厚tを「数2」に代入して求めた最大ギ
ャップと、図2から求まるキャピラリー数Caの臨界値
0.1から決まる無次元最小塗布膜厚tを「数2」に代
入して求めた最小ギャップとの間に存在する。
【0014】
【数1】Ca=μU/σ
【0015】
【数2】t=h/H なお、μ:粘度(Pa・S) U:塗布速度(m/s) σ:表面張力(N/m) h:最小塗布膜厚(μm) H:ギャップ(μm)である。
【0016】なお、上記最大ギャップとは、それ以上ギ
ャップを広げると塗布液の表面張力が保持できずダイコ
ータと基板との間にメニスカスが形成できなくなる限界
値であり、最小ギャップとは、それ以上ギャップを狭め
るとギャップが狭すぎてメニスカスが形成できなくなる
限界値であり、最大ギャップと最小ギャップとの間であ
れば、塗布液(メニスカス)の表面張力がショックアブ
ソーバの役目を果たしてギャップの変動を吸収して所定
の膜厚を形成することになる。
ャップを広げると塗布液の表面張力が保持できずダイコ
ータと基板との間にメニスカスが形成できなくなる限界
値であり、最小ギャップとは、それ以上ギャップを狭め
るとギャップが狭すぎてメニスカスが形成できなくなる
限界値であり、最大ギャップと最小ギャップとの間であ
れば、塗布液(メニスカス)の表面張力がショックアブ
ソーバの役目を果たしてギャップの変動を吸収して所定
の膜厚を形成することになる。
【0017】具体的には、ダイコータ1のダイ先端11
とガラス基板Wとの基準ギャップHの最大値は、フォト
レジスト液7の粘度μ(0.06Pa・s)、表面張力
σ(30×10-3N/m)、塗布速度U(10mm/
s)を上記「数1」に代入してキャピラリー数(毛管
数)Ca(0.02)を求め、この値を図2のグラフに
当てはめて無次元最小塗布膜厚t(0.15)を読み取
り、上記「数2」を変形した「数3」に上記無次元最小
塗布膜厚t(0.15)と塗布膜厚h(10μm)を代
入して66μmに決定される。
とガラス基板Wとの基準ギャップHの最大値は、フォト
レジスト液7の粘度μ(0.06Pa・s)、表面張力
σ(30×10-3N/m)、塗布速度U(10mm/
s)を上記「数1」に代入してキャピラリー数(毛管
数)Ca(0.02)を求め、この値を図2のグラフに
当てはめて無次元最小塗布膜厚t(0.15)を読み取
り、上記「数2」を変形した「数3」に上記無次元最小
塗布膜厚t(0.15)と塗布膜厚h(10μm)を代
入して66μmに決定される。
【0018】
【数3】H=h/t
【0019】また、基準ギャップHの最小値は、キャピ
ラリー数Caの臨界値が0.1なので、図2および「数
3」より塗布膜厚h(10μm)に対して16μmに決
定される。したがって、基準ギャップHは塗布可能な基
準ギャップ範囲16〜66μm間の任意の値に設定す
る。
ラリー数Caの臨界値が0.1なので、図2および「数
3」より塗布膜厚h(10μm)に対して16μmに決
定される。したがって、基準ギャップHは塗布可能な基
準ギャップ範囲16〜66μm間の任意の値に設定す
る。
【0020】そして、塗布するに際し、まず、ガラス基
板Wをテーブル12上に真空ポンプで吸着保持してガラ
ス基板Wの「そり」と「うねり」を矯正する。これによ
り、塗布膜厚を一定に塗布することについて、阻害する
要因はガラス基板の「厚みむら」のみとなる。
板Wをテーブル12上に真空ポンプで吸着保持してガラ
ス基板Wの「そり」と「うねり」を矯正する。これによ
り、塗布膜厚を一定に塗布することについて、阻害する
要因はガラス基板の「厚みむら」のみとなる。
【0021】図3(a)に示すように、ダイ先端11と
ガラス基板Wとの基準ギャップHを16〜66μmの間
の任意位置に設定した後、図3(b)に示すように、図
示しない移動機構によりダイコータ1を移動してガラス
基板Wのフォトレジスト液7が塗布される全塗布域15
について、非接触式距離測定センサ3によりダイ先端1
1とガラス基板W表面との距離、すなわち実ギャップを
塗布前に予め測定する。そして、測定した実ギャップの
データに基づき実ギャップと基準ギャップとの偏差を制
御装置4で演算する。このとき、実ギャップ測定位置で
のテーブル12の載置面と塗布位置でのテーブル12の
載置面とは同一なので、実ギャップ測定位置と塗布位置
とで載置面のレベル差の補正は不要である。
ガラス基板Wとの基準ギャップHを16〜66μmの間
の任意位置に設定した後、図3(b)に示すように、図
示しない移動機構によりダイコータ1を移動してガラス
基板Wのフォトレジスト液7が塗布される全塗布域15
について、非接触式距離測定センサ3によりダイ先端1
1とガラス基板W表面との距離、すなわち実ギャップを
塗布前に予め測定する。そして、測定した実ギャップの
データに基づき実ギャップと基準ギャップとの偏差を制
御装置4で演算する。このとき、実ギャップ測定位置で
のテーブル12の載置面と塗布位置でのテーブル12の
載置面とは同一なので、実ギャップ測定位置と塗布位置
とで載置面のレベル差の補正は不要である。
【0022】なお、上記演算においては、塗布速度とダ
イ先端11の昇降速度とのタイムラグも考慮される。
イ先端11の昇降速度とのタイムラグも考慮される。
【0023】上記のように演算が終了したところで、図
3(c)に示すように、ダイコータ1を移動して、塗布
液供給ポンプ6によりタンク8からフォトレジスト液7
をダイコータ1に供給して塗布を開始する。塗布動作の
際、昇降装置2によりダイコータ1を昇降させ、ダイ先
端11とガラス基板Wの表面との距離(実ギャップ)を
常に基準ギャップHと同一に維持し、塗布膜を10μm
の厚みに均一に塗布する。このように、塗布動作の際、
ダイ先端11をガラス基板Wに対して昇降させる信号を
出力するための演算は塗布開始前に終了しており、か
つ、ダイコータ1を昇降する速度についても塗布速度と
のタイムラグを考慮してあるので基板全域にわたって均
一な塗膜厚を容易に得ることができる。なお、非接触式
距離測定センサ3により実ギャップを測定する際には、
測定精度を向上させるためにダイコータ1の移動速度を
塗布速度より低速に設定してもよい。
3(c)に示すように、ダイコータ1を移動して、塗布
液供給ポンプ6によりタンク8からフォトレジスト液7
をダイコータ1に供給して塗布を開始する。塗布動作の
際、昇降装置2によりダイコータ1を昇降させ、ダイ先
端11とガラス基板Wの表面との距離(実ギャップ)を
常に基準ギャップHと同一に維持し、塗布膜を10μm
の厚みに均一に塗布する。このように、塗布動作の際、
ダイ先端11をガラス基板Wに対して昇降させる信号を
出力するための演算は塗布開始前に終了しており、か
つ、ダイコータ1を昇降する速度についても塗布速度と
のタイムラグを考慮してあるので基板全域にわたって均
一な塗膜厚を容易に得ることができる。なお、非接触式
距離測定センサ3により実ギャップを測定する際には、
測定精度を向上させるためにダイコータ1の移動速度を
塗布速度より低速に設定してもよい。
【0024】ところで、上記ダイコータ1の塗布方法で
は、塗布速度とダイ先端11の昇降速度とのタイムラグ
も考慮して制御装置4で演算されているので、たとえば
生産量の増加により塗布速度が速くなって塗布可能な基
準ギャップ範囲が狭くなっても、実ギャップは常に基準
ギャップHと同一に維持できる。すなわち、ダイコータ
1を昇降する速度についても塗布速度とのタイムラグを
考慮しているので塗布速度は自由に設定できる。
は、塗布速度とダイ先端11の昇降速度とのタイムラグ
も考慮して制御装置4で演算されているので、たとえば
生産量の増加により塗布速度が速くなって塗布可能な基
準ギャップ範囲が狭くなっても、実ギャップは常に基準
ギャップHと同一に維持できる。すなわち、ダイコータ
1を昇降する速度についても塗布速度とのタイムラグを
考慮しているので塗布速度は自由に設定できる。
【0025】なお、基板は上記ガラス基板Wのように可
撓性を有するものに限らず、硬質樹脂等の剛体であって
もよい。この場合、基板はテーブル12に吸着しなくて
もよい。
撓性を有するものに限らず、硬質樹脂等の剛体であって
もよい。この場合、基板はテーブル12に吸着しなくて
もよい。
【0026】さらに、上記ダイコータ1には、昇降装置
2及び非接触式距離測定センサ3をそれぞれ1つずつ設
けてあるが、昇降装置2はダイコータ1の上部幅方向の
両端にそれぞれ1つずつ計2つ、非接触式距離測定セン
サ3も2つの昇降装置2にそれぞれ対応してダイコータ
1の側部幅方向の両端に1つずつ計2つ取り付けてもよ
い。上記構成のダイコータ1では、ダイ先端11を幅方
向でガラス基板Wに対して昇降できるので、ガラス基板
の幅方向の「厚みむら」について、基準ギャップHを一
定に維持することができる。
2及び非接触式距離測定センサ3をそれぞれ1つずつ設
けてあるが、昇降装置2はダイコータ1の上部幅方向の
両端にそれぞれ1つずつ計2つ、非接触式距離測定セン
サ3も2つの昇降装置2にそれぞれ対応してダイコータ
1の側部幅方向の両端に1つずつ計2つ取り付けてもよ
い。上記構成のダイコータ1では、ダイ先端11を幅方
向でガラス基板Wに対して昇降できるので、ガラス基板
の幅方向の「厚みむら」について、基準ギャップHを一
定に維持することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るダイコータの塗布方法では、上記センサによって
基板の塗布部分とダイ先端との実ギャップを塗布動作前
に予め測定し、この実ギャップと基準ギャップとの偏差
を塗布前に演算し、塗布動作の際に上記演算結果に基づ
いて、ダイコータを基板に対して昇降させているので、
塗布動作時には、ダイ先端を昇降させるだけでよく、従
来のように、測定・演算・ダイ先端の昇降を同時に行う
必要が無いことから、塗布速度が速い場合であっても基
準ギャップを維持するようにダイ先端を昇降することが
できる。したがって、基板が「うねり」、「そり」、
「厚みむら」を有する場合であっても、塗布速度にかか
わらず、基板とダイ先端とは常に基準ギャップが維持さ
れるので、塗布膜の厚みが10μm程度の厚みであっ
て、しかも膜厚の精度が±5%以内であるような精密な
塗布条件下であっても所望の塗布膜を形成することがで
きる。また、ダイコータに非接触式距離測定センサが一
体的に取り付けてあるので、ダイ先端とセンサのそれぞ
れの基準面のズレが無く、実ギャップの測定が正確に行
える。
に係るダイコータの塗布方法では、上記センサによって
基板の塗布部分とダイ先端との実ギャップを塗布動作前
に予め測定し、この実ギャップと基準ギャップとの偏差
を塗布前に演算し、塗布動作の際に上記演算結果に基づ
いて、ダイコータを基板に対して昇降させているので、
塗布動作時には、ダイ先端を昇降させるだけでよく、従
来のように、測定・演算・ダイ先端の昇降を同時に行う
必要が無いことから、塗布速度が速い場合であっても基
準ギャップを維持するようにダイ先端を昇降することが
できる。したがって、基板が「うねり」、「そり」、
「厚みむら」を有する場合であっても、塗布速度にかか
わらず、基板とダイ先端とは常に基準ギャップが維持さ
れるので、塗布膜の厚みが10μm程度の厚みであっ
て、しかも膜厚の精度が±5%以内であるような精密な
塗布条件下であっても所望の塗布膜を形成することがで
きる。また、ダイコータに非接触式距離測定センサが一
体的に取り付けてあるので、ダイ先端とセンサのそれぞ
れの基準面のズレが無く、実ギャップの測定が正確に行
える。
【0028】また、上記基板が可撓性である場合、吸引
機構を備えた平坦なテーブルに吸着保持した状態で塗液
を塗布するようにすれば、基板の「うねり」と「そり」
が矯正されるので、基板には、より精密に所望の厚みの
塗布膜を形成することができる。
機構を備えた平坦なテーブルに吸着保持した状態で塗液
を塗布するようにすれば、基板の「うねり」と「そり」
が矯正されるので、基板には、より精密に所望の厚みの
塗布膜を形成することができる。
【図1】 本発明に係るダイコータの塗布方法が適用さ
れるダイコータの断面図である。
れるダイコータの断面図である。
【図2】 毛管数Caと無次元最小塗布膜厚tとの関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図3】 (a)、(b)、(c)は塗布動作説明図で
ある。
ある。
【図4】 従来のダイコータの塗布方法を示す説明図で
ある。
ある。
1…ダイコータ、2…昇降装置、3…非接触式距離測定
センサ、4…制御装置、7…フォトレジスト液、11…
ダイ先端、12…テーブル、H…基準ギャップ、W…ガ
ラス基板。
センサ、4…制御装置、7…フォトレジスト液、11…
ダイ先端、12…テーブル、H…基準ギャップ、W…ガ
ラス基板。
Claims (1)
- 【請求項1】 平坦なテーブル上に基板を載置し、該基
板に対してダイコータを相対的に移動させて上記基板上
に塗布を行うに際し、上記ダイコータに距離測定器を設
けて上記ダイコータと基板との実ギャップを全塗布域で
予め測定し、該全塗布域で上記実ギャップと基準ギャッ
プとの偏差を演算した後、塗布時該演算値に基づいて上
記ダイコータを基板に対して昇降させながら塗布するこ
とを特徴とするダイコータの塗布方法。
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---|---|---|---|
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