JP4046952B2 - 液体噴出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダ下端を、不透明とした容器体の上部内に位置させて、ヘッド押下げ操作式の液体噴出ポンプを容器体上部へ装着させ、又容器下部の内面には摺動底板を、かつ外面には固定底板をそれぞれ嵌合させ、上記ヘッドの操作で容器体内液体が上記ヘッドが有するノズルから噴出可能に設けた液体噴出容器が知られている。
【0003】
尚容器体を不透明とするのは容器体内に紫外線等が入って容器体内液体に悪影響を及ぼすことを避けるために行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の液体噴出容器にあっては、上方付勢されたヘッドの押下げ操作で容器体内液体が噴出され、その噴出による容器体内液体減少による負圧化で摺動底板が上昇してその負圧状態を解消するが、容器体を不透明としているため、摺動底板の位置を容器体を透して見ることが出来ず、そのため容器体内に残る液体量を知ることが出来なかった。そのため摺動底板が上限まで上昇して液体噴出が不能となっているのに、そのことに気付かないことがあった。
【0005】
本発明は、上記摺動底板に固体を付設させておき、摺動底板が上限に達して容器体内液体が無くなると、上記固体が落ちるようにすることで、液体が無くなった後は容器を振ると容器体底部内に落ちた固体が底部内面に当って音を発し、液体が無くなったことを知ることが出来るよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、シリンダ2下端を不透明な容器体1の上部内に位置させてヘッド押下げ操作式の液体噴出ポンプ3を容器体上部へ装着させ、又容器体下部の内面には摺動底板7を、かつ外面には固定底板8をそれぞれ嵌合させて、上記ヘッド4の操作で容器体内液体が上記ヘッドが有するノズル6から噴出可能に設けた液体噴出容器において、
上記摺動底板7下方に固体18を付設しておき、該摺動底板が上限に達してシリンダ2下端面へ圧接し、弾性変形することで、上記固体が摺動底板7から離れて容器体底板部内へ落下可能に形成した。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記摺動底板7の中央部を上方へ張出す弾性弯曲板部15に形成すると共に、該弯曲板部の周壁部分下面から垂下させた数本の脚板17で固体18を挾持させ、
上記シリンダ2下端への圧接により弾性弯曲板部15が弾性変形することで、上記各足板下部が拡開して固体18が落下可能に形成した。
【0008】
第3の手段として、上記第2の手段を有すると共に、上記摺動底板7の中央部を、上方へ張出す弾性変形可能な凸状部31に形成すると共に、該凸状部を囲む底板部分から垂下させた数本の脚板17で固体18を挾持させておき、上記シリンダ下端への圧接により凸状部31が押下げられ、該頂部下面が固体18を脚板17下方へ突落し可能に形成した。
【0009】
第4の手段として、上記第3の手段を有すると共に、上記凸状部31を、肉薄ヒンジ33を介して上方へ張出す弾性反転可能な球面状部34に形成して、シリンダ下端への圧接により下方へ押下げられたとき、肉薄ヒンジを中心として下方へ弾性反転可能に形成した。
【0010】
第5の手段として、上記第2、第3、又は第4の手段を有すると共に、摺動底板7が下限に位置する状態において、固定底板8から起立させた囲成筒21の内面に、上記各脚板17外面を上方抜出しが可能に当接させた。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、まず図1が示す実施形態について説明する。まず公知の部分について簡単に説明すると、1は胴部の下端面を開口する、不透明とした容器体で、その上部には、シリンダ2下端を容器体上部内に位置させて、ヘッド押下げ操作式の液体噴出ポンプ3を装着させている。そのヘッド4はシリンダ内から上方付勢させて起立させたステム5上端に嵌合させてあり、付勢に抗し下方へ押下げることでシリンダ内に吸込みされている液体が吐出弁を介してノズル6から噴出し、又押下げ解放によるステム5の上昇で吸込み弁が開いてシリンダ下端から容器体内液体をシリンダ内へ吸込みするよう設けられている。
【0012】
上記容器体の下部内には摺動底板7が、又下部外面へは固定底板8がそれぞれ嵌合させてあり、上記液体噴出により容器体内液体が減少すると、摺動底板7が上昇するよう設けられている。尚固定底板8には外気吸入孔9が設けられていて、摺動底板上昇により固定底板8と摺動底板7との間隙が大きくなると、外気が流入するよう設けられている、
図示例において摺動底板7は、容器体胴部内面へ嵌合させた筒部11の上下両端から先端部をやや大外径とした弾性シール筒12を突出すると共に、筒部の上部から内向きフランジ13を介して下端面閉塞の内筒14を垂下しているが、それ等内向きフランジおよび内筒は必ずしも必要ではない。
【0013】
上記構成において、本発明にあっては、摺動底板7の中央部を、上方へ張出す、弾性弯曲板部15に形成すると面に、その弾性弯曲板の周壁部分16下面からほぼ等間隔に数本の脚板17を垂下させ、それ等脚板により球形の固体18を挾持させた。
【0014】
弾性弯曲板部15は図示のように上部小径のテーパ状周壁部19a と該周壁上面を閉塞する水平な頂板19b とで形成し、テーパ状周壁部19a の上端と下端とにはそれぞれ肉薄部を周設するとよい。このように形成することで摺動底板7が上昇してシリンダ2下端へ頂板19b が圧接することで頂板19b がテーパ状周壁部19a をほぼ水平となるまで押下げることとなり、すると脚板17下部は下外方へ拡開することとなって固体18は落下する。脚板17の下部内面にはそれぞれ固体係止用の突部20を付設している。
【0015】
又固定底板8からは、囲成筒21を起立させ、その囲成筒21内面に各脚板17外面を上方抜出し可能に当接させた。囲成筒21の下部内面にはほぼ等間隔に突条22を縦設しており、これ等突条を介して囲成筒内面へ脚板17が接するよう設けている。
【0016】
図2は第2実施形態を示す。該実施形態では、摺動底板7の中央部を、上方へ張出す凸状部31に形成し、該凸状部を囲む底板部分から数本の脚板17を垂下させてこれ等脚板により固体18を挾持させた。凸状部31は摺動底板7が上限に達したときシリンダ下端によりその頂部が押下げられて、該頂部下面が固体18を押下げ脚板17から突落しするよう設けている。その頂部下面からは固体突落し用の突部32を垂下させてもよい。
【0017】
上記凸状部31は、図示のように肉薄ヒンジ33を介して上方へ張出す弾性球面状部34に形成し、その頂部をシリンダ下端で押下げられたとき、その弾性球面状部34が下方へ弾性反転するよう、又該弾性反転によりその頂部下面が固体18を下方へ突落しするよう設けることが望ましい。尚該第2実施形態の場合は、第1実施形態の場合と異り、各脚板17下部は拡開せず、下方への垂下状態を保つ。
【0018】
以上述べた相違点のほかは、第1、第2実施形態は同一であり、同一符号を付することで説明を省略する。
【0019】
上記のほか固体保持方法として、例えば摺動底板中央部を上方へ張出す半球面状壁としてその下内面に固体を嵌合させておき、シリンダ下端に半球面状壁頂部が圧接して弾性変形することで、固体が落下するようにすることも考えられる。
【0020】
既述実施形態において、ヘッドを付勢に抗して押下げするとシリンダ内液体はノズルを通って噴出し、ヘッドを離すとステムおよびヘッドの上昇でシリンダ内が負圧化し、該負圧化によりシリンダ2下端から容器体内液体をシリンダ内に吸込む。又このとき容器体内液体減少による負圧化で、摺動底板7が上昇する。容器体内液体が無くなったとき摺動底板7は上限まで移動していてシリンダ2下端へ弾性弯曲壁部15ないし凸状部31の頂面が圧接することとなり、よって図1の場合は弾性弯曲板部15が弾性変形し、脚板17下部が拡開することで固体18が落下し、又図2の場合は凸状部31が押下げられ、該凸状部の頂部下面が固体18を突落しすることで、固体18は容器体底部内へ移動する。よって該状態で容器を振れば固体18が容器底部内を転動することで音を発して容器体内液体が無くなったことを知らせることとなる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1記載のようにすることで、液体が無くなり、摺動底板7が上限まで上昇してシリンダ下端に圧接したとき、固体が落下し、該状態で容器を振ると固体が容器体底部内壁面にぶつかることで音を発するから、該音で液体が無くなったことを知ることが出来る。
【0022】
請求項2、3、4のようにすることで、摺動底板による固体の保持および摺動底板がシリンダ下端に圧接した際の固体解放を確実とすることが出来る。
【0023】
請求項5のようにすることで、容器使用前における市場流通時において摺動底板から固体が外れることを確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の断面図である。
【図2】 別実施形態で示す、その容器の断面図である。
【符号の説明】
2…シリンダ 3…液体噴出ポンプ
7…摺動底板 15…弾性弯曲板部
17…脚板 18…固体
31…凸状部

Claims (5)

  1. シリンダ2下端を、不透明な容器体1の上部内に位置させてヘッド押下げ操作式の液体噴出ポンプ3を容器体上部へ装着させ、又容器体下部の内面には摺動底板7を、かつ外面には固定底板8をそれぞれ嵌合させて、上記ヘッド4の操作で容器体内液体が上記ヘッドが有するノズル6から噴出可能に設けた液体噴出容器において、
    上記摺動底板7下方に固体18を付設しておき、該摺動底板が上限に達してシリンダ2下端面へ圧接し、弾性変形することで、上記固体が摺動底板7から離れて容器体底板部内へ落下可能に形成した
    ことを特徴とする液体噴出容器。
  2. 上記摺動底板7の中央部を上方へ張出す弾性弯曲板部15に形成すると共に、該弯曲板部の周壁部分下面から垂下させた数本の脚板17で固体18を挾持させ、
    上記シリンダ2下端への圧接により弾性弯曲板部15が弾性変形することで、上記各脚板下部が拡開して固体18が落下可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の液体噴出容器。
  3. 上記摺動底板7の中央部を、上方へ張出す弾性変形可能な凸状部31に形成すると共に、該凸状部を囲む底板部分から垂下させた数本の脚板17で固体18を挾持させておき、上記シリンダ下端への圧接により凸状部31が押下げられ、該頂部下面が固体18を脚板17下方へ突落し可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の液体噴出容器。
  4. 上記凸状部31を、肉薄ヒンジ33を介して上方へ張出す弾性反転可能な球面状部34に形成して、シリンダ下端への圧接により下方へ押下げられたとき、肉薄ヒンジを中心として下方へ弾性反転可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項3記載の液体噴出容器。
  5. 摺動底板7が下限に位置する状態において、固定底板8から起立させた囲成筒21の内面に、上記各脚板17外面を上方抜出しが可能に当接させた
    ことを特徴とする、請求項2、3又は4記載の液体噴出容器。
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