JP2014199032A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダBに対して上方付勢状態で上下動可能に装着した作動部材Eを備え、作動部材は、ステムE1に対して相対上下動が可能に装着された環状のピストンE3を備え、作動部材の上下動により容器体100内の液を汲み上げ吐出するポンプであって、第2逆止弁構造を改良し、作動部材の押し下げを極力軽く行なえるポンプを提案する。【解決手段】ステムの下端部を内筒部40及び外筒部41で構成し、内筒部の下端部に嵌着した嵌着基部より外筒部下方位置に第2逆止弁座54を突設したピストンガイドE2を設け、ピストンを、内筒部と離間位置を上下動し、上端部を外筒部内周に嵌合させ、第2逆止弁座とで第2逆止弁を構成する内部摺動部60と、シリンダ内周に摺動させる外部摺動部61とを、連結部62により連結して構成し、内筒部に、第2逆止弁を介してシリンダ内とステム内とを連通させる上下方向幅広の開口部45を開口させた。【選択図】図1

Description

本発明はポンプに関し、詳しくは、容器体に嵌着したシリンダに対し、上方付勢状態で上下動可能に装着した作動部材を備え、作動部材の上下動により容器体内の液を汲み上げ吐出する所謂縦型のポンプに関する。
従来のシャンプーやリンス用のポンプは押し圧を低減するための流路を確保するため、第1逆止弁に樹脂弁を採用し、第2逆止弁にボール弁を採用した簡易ポンプ構造になっている。これらは使用を開始すると容器を浴室内の温度変化や容器をスクイズする等の外力が加わった時に、容器内圧が上昇し、ノズルから液が垂れることがあった。この様な不都合を解消する目的で、ピストン可動タイプのポンプが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記ピストン可動タイプのポンプは、上端に吐出ヘッドを嵌着してシリンダ内に上方付勢状態で上下動可能に装着されたステムに対して、相対上下動が可能に環状のピストンが装着された作動部材を備え、この環状のピストンによりシリンダ内からステム内への一方的に流通する第2逆止弁を構成している。
上記したポンプでは、ステムに嵌着したピストンガイドを備え、このピストンガイドに環状ピストンを相対上下動可能に装着している。ピストンガイドは、ステムの内面に下方から上部を差し込み嵌合させた筒部を備え、筒部の下端外周より弁座を突設している。そして、このピストンガイドの筒部外周に内周縁部を摺動可能に嵌合させた環状のピストンの内周下端部と弁座とで第2逆止弁を構成し、弁座上方の筒部に穿設した開口部を介してシリンダ内とステム内とを連通させる如く構成している。そして、作動部材の押し下げ時に、シリンダ内液圧によりステムに対してピストンが上昇して第2逆止弁を開き、加圧液をステム内に導入し、また、押し下げ下降状態の作動部材が上方付勢力により上昇する際に、シリンダ内の負圧力でステムに対してピストンが相対下降して第2逆止弁が閉じ、一方、容器体内の液がシリンダ下端部に設けた第1逆止弁を開いてシリンダ内に導入される構成となっている。
特開平10−235242号公報
従来のこの種のポンプでは、上記した第2逆止弁構造のため第2逆止弁近傍の流路が制限され、充分な流路の確保が困難であり、そのため作動部材の押し下げが比較的重くなるという傾向がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、第2逆止弁構造を改良し、液垂れの防止を図れ、作動部材の押し下げを極力軽く行なえるポンプを提案するものである。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体100内に垂下するシリンダBと、シリンダBに対して上方付勢状態で上下動可能に装着した作動部材を備え、作動部材Eは、上端に吐出ヘッドE4を嵌着して、下端部をシリンダB内に上方付勢状態で上下動可能に挿入したステムE1と、外周をシリンダBに摺動可能に嵌合させるとともに、ステムE1に対して相対上下動が可能に装着され、且つ、シリンダB内からステムE1内へ一方的に流通する第2逆止弁V2を構成する環状のピストンE3とを備え、作動部材の上下動により容器体100内の液を汲み上げ吐出するポンプであって、
ステムE1の下端部を内筒部40及び外筒部41で構成するとともに、内筒部40の下端部に嵌着した嵌着基部より外筒部41下方位置に至る第2逆止弁座54を突設したピストンガイドE2を設け、
上記ピストンE3を、内筒部40と離間位置を上下動するとともに、上端部を外筒部41内周に摺動可能に嵌合させ、且つ、第2逆止弁座54とで第2逆止弁V2を構成する内部摺動部60と、シリンダB内周に摺動可能に嵌合させた外部摺動部61とを、連結部62により連結して構成し、上記内筒部40に、第2逆止弁V2を介してシリンダB内とステムE1内とを連通させる上下方向幅広の開口部45を開口させた。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、ステムE1は、筒状のステム本体部42の下端部より、外向きのフランジ部43を介して外筒部41を、内向きのフランジ部44を介して内筒部40を、それぞれ垂設し、内向きのフランジ部44から内筒部40下方へ至る上下方向幅広の開口部45を穿設した。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段に於いて、外向きのフランジ部43を外方へ下るテーパ状に形成するとともに、内筒部40の少なくとも上部を内方へ下るテーパ状に形成した。
本発明によれば、シリンダB内から第2逆止弁V2を介してステムE1内に至る充分広い流路を確保でき、第2逆止弁V2を介してのステムE1内の加圧液の導入を円滑に行なえて、作動部材Eの押し下げ操作を軽く行なえ、液体吐出操作をより簡便に行なえるという利点がある。また、ノズル74からの液垂れを防止できるという特徴がある。
ステムE1は、筒状のステム本体部42の下端部より、外向きのフランジ部43を介して外筒部41を、内向きのフランジ部44を介して内筒部40を、それぞれ垂設し、内向きのフランジ部44から内筒部40下方へ至る上下方向幅広の開口部45を穿設した場合には、開口部45の上下方向の開口幅をより大きく採り易く、より小さな力での作動部材Eの押し下げを操作を行なえ、液体吐出操作をより簡便に行なえる。
外向きのフランジ部43を外方へ下るテーパ状に形成するとともに、内筒部40の少なくとも上部を内方へ下るテーパ状に形成した場合には、外向きのフランジ部43下面の傾斜面により、ステムE1内への液の導入を行ない易く、また、内筒部40に形成する開口部45をより開口面積の広いものが容易に形成でき、軽い作動部材Eの押し下げを行なえ、液体吐出操作をより簡便に行なえるという。
ポンプの縦断面図である。(第1実施例) 図1の二点鎖線X部分の要部拡大断面図である。(第1実施例) 作動部材を押し下げ係止した状態のポンプの縦断面図である。(第1実施例) 図3の二点鎖線Y部分の要部拡大断面図である。(第1実施例)
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は本発明のポンプの第1実施例を示す。ポンプ1は、装着キャップAと、シリンダBと、補助キャップCと、逆止弁部材Dと、作動部材Eと、を備えている。尚、説明の便宜上、図1の左方を前部、右方を後部、手前を右部、奥方を左部として説明する。
装着キャップAは、ポンプ1を容器体100に固定するためのもので、容器体100の口頸部101外周に嵌合させる周壁10の上端よりフランジ状の頂壁11を延設している。
シリンダBは、口頸部101上にパッキンpを介して載置するフランジ20を周壁部21の外周上部より突設し、周壁部21の下端縁より中央を開口した底壁部22を延設し、底壁部22の中央開口周縁より筒状の第1逆止弁座23を立設している。周壁部21は、下端部の第1周壁部21aと、第1周壁部21a上端より段差を介して拡径した第2周壁部21bと、第2周壁部21b上端より段部を介して更に拡径した第3周壁部21cと、第3周壁部21c上端より段部を介して更に拡径した第4周壁部21dとで構成しており、第2周壁部21bの上部には外気導入孔24を穿設している。また、底壁部22下面中央部よりパイプ嵌合筒25を一体に垂設し、パイプ嵌合筒25に吸上用のパイプ26の上端を嵌着し、その下端を容器体100内下端部に垂下させている。
補助キャップCは、シリンダBの上端部に嵌着したもので、シリンダBの周壁部21の外周上端部に、上方への抜け出しを防止して嵌合させた外嵌合筒と、周壁部21の内周上端部に、回動を防止して嵌合させた内嵌合筒とを頂板で連結した装着基部30を有し、装着基部30の頂板内周縁部分より螺筒31を起立している。そして、装着キャップAの頂壁11の内周縁部を、装着基部30の外嵌合筒下面とシリンダBのフランジ20との間に挿入して、装着キャップAをシリンダBに対して回動可能に且つ抜け出しを防止して装着している。
逆止弁部材Dは、シリンダB内下端部には装着している。逆止弁部材Dは、シリンダBの周壁部21内周下端部に嵌着した嵌合筒35の上端よりフランジ部36を延設し、該フランジ部36を介して台座37を立設している。嵌合筒35外面はシリンダBの周壁部21内周に突設したアンダーカットに圧接係止されている。嵌合筒35の下端部には、周方向複数の切欠きを設け、この切欠きと連通する隙間を嵌合筒35の外面と周壁部21の内面との間に形成している。また、嵌合筒35の内周より周方向複数の弾性片38を突設し、各弾性片38を介して、第1逆止弁座23上に圧接する第1逆止弁体39を支持しており、この第1逆止弁体39と第1逆止弁座23とで第1逆止弁V1を形成している。
作動部材Eは、シリンダBに対して上方付勢状態で上下動可能に組み付けしたもので、ステムE1と、ピストンガイドE2と、環状のピストンE3と、吐出ヘッドE4と、外気導入孔開閉部材E5とを備えている。
ステムE1は、上端に吐出ヘッドE4を嵌着して、下端部をシリンダB内に上方付勢状態で上下動可能に挿入し、下端部に相対上下動が可能に環状のピストンE3を装着した筒状をなし、シリンダB内の液を吐出ヘッドE4内に導入する導管の役割を果たす。
本発明では、ステムE1の下端部を内筒部40及び外筒部41で構成するとともに、内筒部40の下端部に後述するピストンガイドE2を嵌着している。尚、本例では内筒部40を中空に形成しているが、内筒部40の少なくとも下端部は中実であっても良く、また、内筒部40は円形であっても多角形であっても良い。
第1実施例のステムE1は、筒状のステム本体部42の下端部より、外向きのフランジ部43を介して外筒部41を、内向きのフランジ部44を介して内筒部40を、それぞれ垂設し、内向きのフランジ部44から内筒部40下方へ至る上下方向幅広の開口部45を穿設している。内筒部40は、上部が内方へテーパ状に窄まり下端部が垂直筒状をなしており、内向きのフランジ部44から内筒部40のテーパ状部分に至る縦長な開口部45を、対向位置に一対穿設している。尚、この開口部45は一対設ける場合に限らず、一箇所であっても三箇所以上であっても良い。また、外筒部41は、ステム本体部42の下端部より外方へ傾斜下降する外向きのフランジ部43を介して垂設している。
ピストンガイドE2は、内筒部40の下端部に嵌着した嵌着基部より外筒部41下方位置に至る第2逆止弁座54を突設している。第1実施例に於いて、嵌着基部は、内筒部40の外周下端部に嵌合させた嵌着筒50と、嵌着筒50の下端より延設し、内筒部40の下端開口を閉塞する、牽いてはステムE1の下端開口を閉塞する底板51と、底板51の上面中央部より突設して、内筒部40の内周下部に嵌着させた棒状突起52とで構成している。また、棒状突起52の外周上部には各開口部45の下縁に係合する係合突部53を突設している。
第2逆止弁座54は、嵌着筒50の外周より一体に突設し、基端部が外方へ下り外周部が水平状をなし、外周縁部に起立壁を立設している。また、第1実施例では、第2逆止弁座54の下面周縁部より下方に案内筒部55を一体に垂設し、案内筒部55の外周に周方向複数の案内突起56を突設している。上記第2逆止弁座54下面と逆止弁部材Dのフランジ部36との間にコイルスプリングsを介在させて、ステムE1を、牽いては作動部材Eを常時上方に付勢させている。
環状のピストンE3は、筒状の内部摺動部60と、筒状の外部摺動部61とを、それぞれの対向する上下中間部を連結部62で連結した断面H状をなす環状に形成されている。内部摺動部60は第2逆止弁座54とで第2逆止弁V2を構成するもので、ステムE1の内筒部40と離間位置を上下動するとともに、上端部を外筒部41内周に摺動可能に嵌合させている。また、外部摺動部61はシリンダB内周に摺動可能に嵌合させている。従って、ピストンE3は第2逆止弁体を兼用する内部摺動部60の下端部が第2逆止弁座54に圧接する位置から、連結部62の上面が外筒部41下面に当接する位置までの間を、ステムE1に対して相対上下動が可能に装着されている。
吐出ヘッドE4はステムE1の内周上端部に下端部を嵌合させた縦筒70を頂板71裏面より垂設し、頂板71の周縁部から外周壁72を垂設し、外周壁72内方の頂板71裏面より内周壁73垂下している。また、縦筒70の上端部に基端を開口したノズル74を前方へ突設し、その先端に吐出口75を開口している。また、内周壁73の内面に螺状を設けており、図3に示す如く、不使用時に作動部材Eを押し下げて内周壁73を補助キャップCの螺筒31に螺合可能に構成しており、作動部材Eの押し下げ状態での係止を可能に構成している。
外気導入孔開閉部材E5は、ステムE1の外周上部に、ステムE1に対して相対上下動が可能に装着している。外気導入孔開閉部材E5は、ステムE1外周に上端部を、外気の導入が可能な程度の隙間をあけて摺動可能に嵌合させた基筒部80を備えており、ステムE1と基筒部80との隙間からの液の浸入を極力防止できる構造となっている。また、基筒部80の下端より、外気導入孔24を開閉する開閉筒部81を突設している。そして、使用時の作動部材Eが最上昇位置にある場合には、或いは液の吐出のために作動部材Eを押し下げた際には、図1に示す如く、開閉筒部81が外気導入孔24上方位置にあり外気導入孔24を開放している。尚、図示していないが、液の吐出のための作動部材Eの押し下げ位置では、縦筒70上部の下向き段部76が基筒部80の上面を押圧しない。また、図3にある如く、作動部材Eの押し下げ係止時には開閉筒部81が外気導入孔24を閉塞する如く構成している。
上記ポンプ1は、図1の状態から、吐出ヘッドE4を押し下げるとシリンダB内の液が加圧され、液圧で押し上げられた環状のピストンE3がステムE1に対して相対的に上昇して第2逆止弁V2が開き、加圧液が第2逆止弁V2、開口部45を介してステムE1内に導入され、次いでノズル74の吐出口75より外部に吐出される。
吐出ヘッドE4の押圧を解除すると、コイルスプリングsの上方付勢力により作動部材Eが上昇し、その際シリンダB内の負圧化によりピストンE3がステムE1に対して相対的に下降して第2逆止弁V2が閉じ、また、第1逆止弁V1が開いて容器体100内の液がパイプ26を介してシリンダB内に導入される。
不使用時には、図3に示す如く、作動部材Eを押し下げて吐出ヘッドE4の内周壁73を補助キャップCの螺筒31に螺着して、作動部材Eの下降状態で係止することができる。この際、外気導入孔開閉部材E5が押し下げられて、開閉筒部81が外気導入孔24を閉塞する。
1:ポンプ
A:装着キャップ
10…周壁、11…頂壁
B:シリンダ
20…フランジ、21…周壁部、21a…第1周壁部、21b…第2周壁部、
21c…第3周壁部、21d…第4周壁部、22…底壁部、23…第1逆止弁座、 24…外気導入孔、25…パイプ嵌合筒、26…吸上用のパイプ
C:補助キャップ
30…装着基部、31…螺筒
D:逆止弁部材
35…嵌合筒、36…フランジ部、37…台座、38…弾性片、39…第1逆止弁体
E:作動部材
E1:ステム
40…内筒部、41…外筒部、42…ステム本体部、43…外向きのフランジ部、
44…内向きのフランジ部、45…開口部
E2:ピストンガイド
50…嵌着筒、51…底板、52…棒状突起、53…係合突部、54…第2逆止弁座、
55…案内筒部、56…案内突起
E3:環状のピストン
60…内部摺動部、61…外部摺動部、62…連結部
E4:吐出ヘッド
70…縦筒、71…頂板、72…外周壁、73…内周壁、74…ノズル、75…吐出口、76…下向き段部
E5:外気導入孔開閉部材
80…基筒部、81…開閉筒部
V1:第1逆止弁 V2:第2逆止弁 p:パッキン
s:コイルスプリング
100:容器体
101…口頸部

Claims (3)

  1. 容器体(100)内に垂下するシリンダ(B)と、シリンダ(B)に対して上方付勢状態で上下動可能に装着した作動部材(E)を備え、作動部材(E)は、上端に吐出ヘッド(E4)を嵌着して、下端部をシリンダ(B)内に上方付勢状態で上下動可能に挿入したステム(E1)と、外周をシリンダ(B)に摺動可能に嵌合させるとともに、ステム(E1)に対して相対上下動が可能に装着され、且つ、シリンダ(B)内からステム(E1)内へ一方的に流通する第2逆止弁(V2)を構成する環状のピストン(E3)とを備え、作動部材の上下動により容器体(100)内の液を汲み上げ吐出するポンプであって、
    ステム(E1)の下端部を内筒部(40)及び外筒部(41)で構成するとともに、内筒部40の下端部に嵌着した嵌着基部より外筒部(41)下方位置に至る第2逆止弁座(54)を突設したピストンガイド(E2)を設け、
    上記ピストン(E3)を、内筒部(40)と離間位置を上下動するとともに、上端部を外筒部(41)内周に摺動可能に嵌合させ、且つ、第2逆止弁座(54)とで第2逆止弁(V2)を構成する内部摺動部(60)と、シリンダ(B)内周に摺動可能に嵌合させた外部摺動部(61)とを、連結部(62)により連結して構成し、上記内筒部(40)に、第2逆止弁(V2)を介してシリンダB内とステム(E1)内とを連通させる上下方向幅広の開口部(45)を開口させたことを特徴とするポンプ。
  2. ステム(E1)は、筒状のステム本体部(42)の下端部より、外向きのフランジ部(43)を介して外筒部(41)を、内向きのフランジ部(44)を介して内筒部(40)を、それぞれ垂設し、内向きのフランジ部(44)から内筒部(40)下方へ至る上下方向幅広の開口部(45)を穿設した請求項1に記載のポンプ。
  3. 外向きのフランジ部(43)を外方へ下るテーパ状に形成するとともに、内筒部(40)の少なくとも上部を内方へ下るテーパ状に形成した請求項2に記載のポンプ。
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