JP4042730B2 - 強誘電体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、強誘電体メモリおよびその製造方法に関する。
近年、キャパシタの誘電体層として強誘電体層を設けた強誘電体メモリ(FRAM:ferroelectric random access memory)の開発が進んでいる。強誘電体は、電圧を印加したときに起こる分極が印加を止めても残留し、この残留分極が数十年は保持されるという特徴を有する。また、強誘電体の分極は数nsという非常に短い時間で起こり、電界を印加することで分極の向きが変わるという特徴を有する。従って、強誘電体メモリは情報の保持特性の高い不揮発性メモリであり、キャパシタに対する書き込みと読み出しを高速に実行することができる。
強誘電体メモリの構造として、トランジスタのソースドレイン領域とキャパシタの下部電極とをコンタクトプラグで直結する「スタック型」がある。スタック型の強誘電体メモリは、セル面積を小さくできる点で有効である。従来のスタック型の強誘電体メモリは、キャパシタの上部電極上にプレート線との接続用のコンタクトプラグが形成されている。これらのコンタクトプラグの材料としては抵抗の低いタングステンが好適である。タングステンプラグの形成方法としては、フッ化タングステンと水素を原料として反応を生じさせるCVD法が一般的である。
一方、強誘電体層の材料としては、PZT(Pb(Zrx Ti(1-x) )O3 )やSBT(SrBi2 Ta2 9 )等があるが、これらの材料は水素によって還元されやすく、還元されると分極特性が低下する。強誘電体層の分極特性が低下すると強誘電体メモリの特性が低下するため、強誘電体層に水素が入ることを防止する必要がある。そのために、従来より、強誘電体キャパシタの側面や上面(上部電極の上面)を絶縁性の水素バリア層で覆うことが提案されている。
しかしながら、強誘電体キャパシタの上部電極の上にタングステンプラグを形成する工程は、上部電極の上面に設けた水素バリア層にコンタクトホールを開けて、上部電極を露出した状態で行う必要がある。そのため、強誘電体キャパシタの側面や上面(上部電極の上面)を絶縁性の水素バリア層で覆ったとしても、この工程で上部電極が水素に晒されるため、強誘電体層への水素の進入を確実に防止することはできない。
下記の特許文献1には、スタック型の強誘電体メモリの強誘電体層に水素が入ることを防止する方法として、強誘電体キャパシタの下部電極とコンタクトプラグとの間に導電性水素バリア層を設け、同じプレート線に接続する(ワード線方向に並ぶ)複数のキャパシタの上部電極と強誘電体層を共通に形成する(薄膜形成後のパターニングをしない)とともに、隣り合う下部電極の間を絶縁性水素バリア層で埋め、上部電極の上にも共通の絶縁性水素バリア層を形成することが提案されている。
特開2003−174145号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、同じプレート線に接続する(ワード線方向に並ぶ)複数の誘電体キャパシタの上部電極と強誘電体層を共通に形成しているため、前記複数の誘電体キャパシタ間に寄生容量が生じるという問題点がある。
本発明は、上記特許文献1に記載された方法と比較して、複数の誘電体キャパシタ間に寄生容量が生じ難い方法で、強誘電体メモリの強誘電体層に水素が入ることを確実に防止することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の強誘電体キャパシタとこれに接続されたトランジスタを備え、強誘電体キャパシタの下部電極と対応するトランジスタのソースドレイン領域とが、それぞれコンタクトプラグで直結されているスタック型の強誘電体メモリにおいて、前記複数の強誘電体キャパシタの下部電極の下に第1の水素バリア層が形成され、前記複数の強誘電体キャパシタの上面と側面が第2の水素バリア層で覆われ、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極が、前記第2の水素バリア層の上に形成された上部配線層で接続され、前記上部配線層の上に、第3の水素バリア層が前記第2の水素バリア層を囲うように形成され、前記第3の水素バリア層の端部が全て、前記第1の水素バリア層と接触し、前記上部配線層と前記プレート線が、前記第1の水素バリア層の下側の絶縁層に設けた下部配線を介して接続されていることを特徴とする強誘電体メモリを提供する。
本発明の強誘電体メモリによれば、第1の水素バリア層で強誘電体キャパシタの下部電極側が保護され、第2の水素バリア層で強誘電体キャパシタの側面が保護され、第2の水素バリア層と第3の水素バリア層により強誘電体キャパシタの上部電極側が保護され、第3の水素バリア層の端部が全て第1の水素バリア層に接触しているため、強誘電体キャパシタの強誘電体層に水素が導入されることが確実に防止される。
本発明はまた、複数の強誘電体キャパシタとこれに接続されたトランジスタを備え、強誘電体キャパシタの下部電極と対応するトランジスタのソースドレイン領域とが、それぞれコンタクトプラグで直結されているスタック型の強誘電体メモリを製造する方法において、前記複数の強誘電体キャパシタの下部電極の下側となる位置に第1の水素バリア層を形成する工程と、前記複数の強誘電体キャパシタの下部電極の下側となる位置に、第1の水素バリア層を形成する工程と、下部電極用薄膜、誘電体薄膜、および上部電極用薄膜を積層した後にパターニングすることにより、下部電極、強誘電体層、および上部電極からなる強誘電体キャパシタを、前記各コンタクトプラグ上に形成する工程と、前記工程で形成された複数の強誘電体キャパシタの上面と側面を、第2の水素バリア層で覆う工程と、前記第1の水素バリア層の下側となる位置に形成された絶縁層に、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極を接続する上部配線層と前記プレート線との接続用の下部配線を形成する工程と、前記上部配線層を、前記第2の水素バリア層の上に、前記上部電極および前記下部配線の所定部分と接続するように形成する工程と、前記上部配線層の上に第3の水素バリア層を、前記第2の水素バリア層を囲うように、且つ、端部が全て前記第1の水素バリア層と接触するように形成する工程と、前記下部配線の前記プレート線の下方となる位置にコンタクトプラグを形成する工程と、前記コンタクトプラグ上に前記プレート線を形成する工程と、を備えたことを特徴とする強誘電体メモリの製造方法を提供する。前記下部配線の所定部分とは、前記プレート線の下方となる位置と重ならない部分である。
本発明の強誘電体メモリの製造方法では、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極を上部配線層で接続し、この上部配線層を、強誘電体キャパシタより下側に設けた下部配線を介してプレート線と接続する。そのため、上部電極を露出した状態で水素雰囲気に晒されることがない。すなわち、強誘電体キャパシタの上部電極の上にタングステンプラグを形成する工程が不要となるため、強誘電体キャパシタの強誘電体層に水素が入ることが確実に防止される。
また、前記上部配線層の上に第3の水素バリア層を、その端部が全て前記第1の水素バリア層と接触するように形成するため、得られた強誘電体メモリの強誘電体層に水素が入ることが確実に防止される。
さらに、本発明の強誘電体メモリの製造方法では、下部電極用薄膜、誘電体薄膜、および上部電極用薄膜を積層した後にパターニングすることにより、強誘電体キャパシタを前記各コンタクトプラグ上に形成するため、上記特許文献1に記載された方法(同じプレート線に接続する複数の誘電体キャパシタの上部電極と強誘電体層を共通に形成する方法)と比較して、同じプレート線に接続された複数の誘電体キャパシタ間に寄生容量が生じ難い。
本発明の強誘電体メモリの製造方法においては、前記第3の水素バリア層を二層の絶縁性膜の間に導電性膜を挟んだ積層構造とすることが好ましい。これによれば、導電性膜の存在により、前記第3の水素バリア層を形成した後の製造工程中に、キャパシタに光、電磁波、電荷等が入ることが防止されて、キャパシタの特性が確保できる。
本発明の強誘電体メモリの製造方法においては、前記下部配線上に形成する前記上部配線層との接続用コンタクトホールの平面形状を、プレート線に平行な方向の寸法がプレート線に直交する方向の寸法より小さいものとすることが好ましい。
これによれば、前記コンタクトホールのアスペクト比がプレート線に平行な方向と直交する方向とで異なるため、コンタクトホールの面積を小さくしても、前記寸法の大きな(すなわち、アスペクト比の小さい)方でコンタクトホールに対する上部配線層のステップカバレッジを良好にして、前記下部配線と上部配線層との接続を確実にすることができる。また、プレート線に平行な方向の寸法(すなわち、上部配線層で接続するキャパシタ間に沿った寸法)を小さくすることで、キャパシタ間を狭くして省スペース化できる。
本発明の強誘電体メモリの製造方法の具体例としては、下記の(1) 〜(20)の工程をこの順に行うことを特徴とする方法が挙げられる。
(1) ゲートおよびソースドレイン領域からなる電界効果トランジスタが形成された半導体基板上に、第1の絶縁膜を形成する工程。
(2) 前記第1の絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールを前記ソースドレイン領域の上に形成する工程。
(3) 前記第1のコンタクトホール内に導電性材料を充填して下部コンタクトプラグを形成する工程。
(4) 前記下部コンタクトプラグおよび前記第1の絶縁膜上に導電性薄膜を形成した後パターニングして、前記下部コンタクトプラグ上に、上部コンタクトプラグとの接続用電極であるプラグ接続部を、前記第1の絶縁膜上の所定位置に、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極を接続する上部配線層と前記プレート線との接続用配線である下部配線を、それぞれ形成する工程。
(5) 前記プラグ接続部、前記下部配線、および前記第1の絶縁膜上に、第2の絶縁膜を形成した後、第2の絶縁膜の上面を平坦にする工程。
(6) 前記第2の絶縁膜の上に第1の水素バリア層を形成する工程。
(7) 前記第1の水素バリア層の上に第3の絶縁膜を形成する工程。
(8) 前記第2の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第3の絶縁膜を貫通する第2のコンタクトホールを、前記プラグ接続部上に形成する工程。
(9) 前記第2のコンタクトホール内に導電性材料を充填して上部コンタクトプラグを形成する工程。
(10)前記上部コンタクトプラグおよび第3の絶縁膜の上に、下部電極用薄膜、強誘電体薄膜、および上部電極用薄膜を順に形成する工程。
(11)前記下部電極用薄膜、誘電体薄膜、および上部電極用薄膜をパターニングして、下部電極、強誘電体層、および上部電極からなる強誘電体キャパシタを前記上部コンタクトプラグ上に形成する工程。
(12)前記強誘電体キャパシタの側面と前記上部電極の上面を、第2の水素バリア層で覆う工程。
(13)前記第2の水素バリア層および前記第3の絶縁膜の上に、第4の絶縁膜を形成する工程。
(14)前記第4の絶縁膜および前記第2の水素バリア層を貫通する第3のコンタクトホールを前記上部電極の上に形成し、前記第2の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第3の絶縁膜を貫通する第4のコンタクトホールを、前記下部配線上の、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタ間となる部分に形成する工程。
(15)前記第3および第4のコンタクトホールの底面および側面と、前記第4の絶縁膜の上に導電性膜を形成してパターニングすることにより、前記上部配線層を、前記上部電極および前記下部配線の所定部分と接続するように形成する工程。
(16)前記上部配線層の上に第3の水素バリア層を、前記第2の水素バリア層を囲うように、且つ端部の全てが前記第1の水素バリア層と接触するように形成する工程。
(17)前記第3の水素バリア層の上に第5の絶縁膜を形成する工程。
(18)前記第5の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第2の絶縁膜を貫通する第5のコンタクトホールを、前記下部配線上の前記プレート線の下方となる位置に形成する工程。
(19)前記第5のコンタクトホール内に導電性材料を充填して、プレート線接続用コンタクトプラグを形成する工程。
(20)前記第5の絶縁膜の上に導電性薄膜を形成した後にパターニングすることにより、前記プレート線接続用コンタクトプラグ上にプレート線を形成する工程。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1〜4は、この実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する断面図である。図5は、この実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する平面図である。図1〜3は、図5のA−A断面に対応する図であり、メモリのワード線に平行な断面図に相当する。図4は、図5のB−B断面に対応する図であり、メモリのビット線に平行な(ワード線およびプレート線に直交する)断面図に相当する。また、図5の「C」は、電界効果トランジスタのゲートとビット線とを接続するためのコンタクトホールを示す。
先ず、図1(a)に示すように、電界効果トランジスタが形成されたシリコンウエハ(半導体基板)1上にSiO2 からなる第1の絶縁膜2を形成する。図1(a)において、符号11はLOCOS膜からなる素子分離領域であり、符号12は一方のソースドレイン領域である。なお、電界効果トランジスタのゲートと他方のソースドレイン領域は、図1の紙面に垂直な断面方向に存在する。
次に、第1の絶縁膜2を貫通する第1のコンタクトホール21を、フォトリソ・エッチング法によりソースドレイン領域12の上に形成し、第1のコンタクトホール21内に下部コンタクトプラグ22としてタングステンプラグを形成する。
次に、下部コンタクトプラグ22および第1の絶縁膜2上に、導電性薄膜を形成した後、これをパターニングする。ここでは、導電性薄膜として、Ti膜を厚さ15nmでTiN膜を厚さ100nmで、この順に形成した。これにより、下部コンタクトプラグ22の上に、上部コンタクトプラグとの接続用電極であるプラグ接続部31を形成し、第1の絶縁膜2上の所定位置に、強誘電体キャパシタ7の上部電極とプレート線Pとの接続用電極である下部配線32を形成する(図4および図5も参照)。図1(a)は、ここまでの工程後の図である。
次に、図1(b)に示すように、プラグ接続部31、下部配線32、および第1の絶縁膜2上に第2の絶縁膜4を形成し、第2の絶縁膜4の上面を平坦にした後に、第2の絶縁膜4の上に第1の水素バリア層5を形成する。ここでは、第2の絶縁膜4として、テトラエトキシシラン(TEOS)を主原料としたプラズマCVD法により、SiO2 膜を500nmの厚さで形成した。第1の水素バリア層5としては、水素バリア性能を有する絶縁性膜であるSiNX 膜を、プラズマCVD法により100nmの厚さで形成した。
次に、第1の水素バリア層5の上に、第3の絶縁膜6を形成する。ここでは、第3の絶縁膜6として、テトラエトキシシラン(TEOS)を主原料としたプラズマCVD法により、SiO2 膜を200nmの厚さで形成した。
次に、第2の絶縁膜4、第1の水素バリア層5、および第3の絶縁膜6を貫通する第2のコンタクトホール61を、プラグ接続部31上に形成する。次に、第2のコンタクトホール61内に導電性材料を充填して、上部コンタクトプラグ62を形成する。ここでは、第2のコンタクトホール61内に、Ti膜を厚さ15nmでTiN膜を厚さ100nmでこの順に形成した後、タングステンを600nm堆積し、CMP法で第3の絶縁膜6が露出するまで研磨することにより、ウエハ上面を平坦化した。図1(b)は、ここまでの工程後の図である。
次に、図1(c)に示すように、上部コンタクトプラグ62および第3の絶縁膜6の上に、下部電極用薄膜71、強誘電体薄膜72、および上部電極用薄膜73をこの順に形成する。ここでは、下部電極用薄膜71として、酸素バリア性能を有するTiAlN膜を厚さ100nmで、Pt膜を厚さ200nmで、それぞれスパッタリング法により形成した。強誘電体薄膜72の形成は、PZT膜を150nmの厚さでスピンコート法により形成した後、700℃で15分間焼成処理することにより行った。上部電極用薄膜73としては、Pt膜を厚さ200nmでスパッタリング法により形成した。
次に、図1(d)に示すように、下部電極用薄膜71、強誘電体薄膜72、および上部電極用薄膜73を、フォトリソ・エッチング法によりパターニングして、各上部コンタクトプラグ62の上に、下部電極7a、誘電体層7b、および上部電極7cからなる強誘電体キャパシタ7を形成した。
次に、図2(a)に示すように、強誘電体キャパシタ7の側面と上部電極7cの上面を第2の水素バリア層8で覆う。第2の水素バリア層8の形成は、図1(d)の状態のウエハに、水素バリア性能を有する絶縁性膜であるAl2 3 膜を、厚さ60nmで反応性スパッタリング法により形成した後、フォトリソ・エッチング法によりパターニングすることで行った。
次に、図2(b)に示すように、第2の水素バリア層8および第3の絶縁膜6の上に第4の絶縁膜81を形成した後、フォトリソ・エッチング法によりパターニングすることで、第3のコンタクトホール82および第4のコンタクトホール83を形成する(図4および図5も参照)。
第4の絶縁膜81としては、テトラエトキシシラン(TEOS)を主原料としたプラズマCVD法により、SiO2 膜を200nmの厚さで形成した。
第3のコンタクトホール82は、第4の絶縁膜81および第2の水素バリア層8を貫通して、上部電極7cに至る。第4のコンタクトホール83は、第2の絶縁膜4、第1の水素バリア層5、第3の絶縁膜6、および第3の絶縁膜81を貫通して、下部配線32に至る。第4のコンタクトホール83の平面形状は、図5に示すように、プレート線Pに平行な方向を短辺とする長方形である。なお、フォトマスクを長方形としても、実際の第4のコンタクトホール83の平面形状は、長方形の角が丸くなった長円形に形成される。
次に、図2(b)の状態のウエハ全面に導電性薄膜を形成した後、フォトリソ・エッチング法によりパターニングすることで、上部配線層91を形成する。ここで、導電性薄膜としては、TiN膜を厚さ100nmで形成した。図2(c)はこの状態を示す。この上部配線層91により、同じプレート線Pに接続される複数の強誘電体キャパシタ7の上部電極7cが全て接続され、各キャパシタ7の上面と側面を覆う第2の水素バリア層8が囲われ、全ての上部電極7cが下部配線32と接続される。
次に、図3(a)に示すように、上部配線層91の上に第3の水素バリア層92を、その縁部92a全体(端部の全て)が第1の水素バリア層5と接触するように形成する。第3の水素バリア層92の形成は、図2(c)の状態のウエハに、Al2 3 膜を厚さ60nmで反応性スパッタリング法により形成した後、フォトリソ・エッチング法によりパターニングすることで行った。
次に、図3(b)に示すように、この状態のウエハ全面に第5の絶縁膜93を形成した後、その上面を平坦にする。第5の絶縁膜93としては、テトラエトキシシラン(TEOS)を主原料としたプラズマCVD法により、SiO2 膜を1800nmの厚さで形成した。上面の平坦化はCMP法で行った。
次に、図4に示すように、下部配線32のプレート線Pの下側となる位置に、第5の絶縁膜93、第1の水素バリア層5、および第2の絶縁膜4を貫通して下部配線32に至る第5のコンタクトホール94を形成する。
次に、第5のコンタクトホール94内に導電性材料を充填して、プレート線接続用コンタクトプラグ95を形成する。ここでは、第5のコンタクトホール94内に、Ti膜を厚さ15nmでTiN膜を厚さ100nmでこの順に形成した後、タングステンを600nm堆積し、CMP法で第5の絶縁膜93が露出するまで研磨することにより、ウエハ上面を平坦化した。
次に、第5の絶縁膜93の上に導電性薄膜を形成した後に、フォトリソ・エッチング法でパターニングすることにより、プレート線接続用コンタクトプラグ95上にプレート線Pを形成する。ここでは、導電性薄膜として、Ti膜を厚さ15nmでTiN膜を厚さ100nmで、Al膜を厚さ500nmでこの順に形成した。
このようにして得られた強誘電体メモリは、複数の強誘電体キャパシタ7の下部電極7aの下に第1の水素バリア層5が形成され、複数の強誘電体キャパシタ7の上面と側面が第2の水素バリア層8で覆われている。また、同じプレート線Pに接続される複数の強誘電体キャパシタ7の全ての上部電極7cが、第2の水素バリア層8の上に形成された上部配線層91で接続されている。また、上部配線層91の上に第3の水素バリア層92が第2の水素バリア層8を囲うように形成され、第3の水素バリア層92の縁部92aが全て第1の水素バリア層5と接触している。また、上部配線層91とプレート線Pが、第1の水素バリア層5の下側の絶縁層4に設けた下部配線32を介して接続されている。
すなわち、この実施形態の強誘電体メモリは、第1の水素バリア層5で強誘電体キャパシタ7の下部電極7a側が保護され、第2の水素バリア層8で強誘電体キャパシタ7の側面が保護され、第2の水素バリア層8と第3の水素バリア層92により強誘電体キャパシタ7の上部電極7c側が保護されている。また、第3の水素バリア層92の縁部92aが全て第1の水素バリア層5に接触していることで、強誘電体キャパシタ7の側面の保護も二重となっている。したがって、この実施形態の強誘電体メモリによれば、強誘電体キャパシタ7の強誘電体層7に水素が導入されることが確実に防止される。
この実施形態の方法によれば、同じプレート線Pに接続される複数の強誘電体キャパシタ7の全ての上部電極7cを上部配線層91で接続し、この上部配線層91を、強誘電体キャパシタ7より下側に設けた下部配線32を介してプレート線Pと接続している。そのため、上部電極7cを露出した状態で水素雰囲気に晒されることがない。すなわち、強誘電体キャパシタ7の上部電極7cの上にタングステンプラグを形成する工程が不要となるため、強誘電体キャパシタ7の強誘電体層7bに水素が入ることが確実に防止される。 また、この実施形態の方法によれば、第4のコンタクトホール83の平面形状を、プレート線Pに平行な方向を短辺とする長方形にしているため、第4のコンタクトホール83の面積を小さくしても、この長方形の長辺に沿った方で上部配線層91のステップカバレッジを良好にして、下部配線32と上部配線層91との接続を確実にすることができる。また、プレート線Pに平行な方向の寸法(すなわち、上部配線層91で接続するキャパシタ7間に沿った寸法)を小さくすることで、キャパシタ間を狭くすることができる。
また、この実施形態の方法によれば、下部電極7aとソースドレイン領域12を直結するコンタクトプラグを、下部コンタクトプラグ22と上部コンタクトプラグ62とがプラグ接続部31で接続された二段構造としている。そのため、一段で深いコンタクトホールを形成する方法と比較して、強誘電体メモリを容易に製造することができる。また、下部コンタクトプラグ22と上部コンタクトプラグ62との間にプラグ接続部31を挟むことで、両プラグの位置合わせが容易にできる。
なお、この実施形態では、第3の水素バリア層92として、一層の絶縁性のAl2 3 膜を形成しているが、第3の水素バリア層を二層の絶縁性膜の間に導電性膜を挟んだ積層構造としてもよい。第3の水素バリア層をこのような積層構造とすることにより、第3の水素バリア層を形成した後の製造工程中に、前記導電性膜により光、電磁波、電荷等がシールドされて、強誘電体キャパシタの特性劣化が防止できる。なお、積層構造の第3の水素バリア層を構成する導電性膜としては、TiAlN膜、TiAl膜、TiN膜等が挙げられる。
実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する断面図。 実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する断面図。 実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する断面図。 実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する断面図。 実施形態の「強誘電体メモリの製造方法」の各工程を説明する平面図。
符号の説明
1…シリコンウエハ(半導体基板)、2…第1の絶縁膜、22…下部コンタクトプラグ、31…プラグ接続部、32…下部配線、4…第2の絶縁膜、5…第1の水素バリア層、6…第3の絶縁膜、62…上部コンタクトプラグ、7…強誘電体キャパシタ、7a…下部電極、7b…強誘電体層、7c…上部電極、8…第2の水素バリア層、81…第4の絶縁膜、91…上部配線層、92…第3の水素バリア層、93…第5の絶縁膜、P…プレート線。

Claims (5)

  1. 複数の強誘電体キャパシタとこれに接続されたトランジスタを備え、強誘電体キャパシタの下部電極と対応するトランジスタのソースドレイン領域とが、それぞれコンタクトプラグで直結されているスタック型の強誘電体メモリにおいて、
    前記複数の強誘電体キャパシタの下部電極の下に第1の水素バリア層が形成され、前記複数の強誘電体キャパシタの上面と側面が第2の水素バリア層で覆われ、
    同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極が、前記第2の水素バリア層の上に形成された上部配線層で接続され、
    前記上部配線層の上に、第3の水素バリア層が前記第2の水素バリア層を囲うように形成され、
    前記第3の水素バリア層の端部が全て、前記第1の水素バリア層と接触し、
    前記上部配線層と前記プレート線が、前記第1の水素バリア層の下側の絶縁層に設けた下部配線を介して接続されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 複数の強誘電体キャパシタとこれに接続されたトランジスタを備え、強誘電体キャパシタの下部電極と対応するトランジスタのソースドレイン領域とが、それぞれコンタクトプラグで直結されているスタック型の強誘電体メモリを製造する方法において、
    前記複数の強誘電体キャパシタの下部電極の下側となる位置に、第1の水素バリア層を形成する工程と、
    下部電極用薄膜、誘電体薄膜、および上部電極用薄膜を積層した後にパターニングすることにより、下部電極、強誘電体層、および上部電極からなる強誘電体キャパシタを、前記各コンタクトプラグ上に形成する工程と、
    前記工程で形成された複数の強誘電体キャパシタの上面と側面を、第2の水素バリア層で覆う工程と、
    前記第1の水素バリア層の下側となる位置に形成された絶縁層に、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極を接続する上部配線層と前記プレート線との接続用の下部配線を形成する工程と、
    前記上部配線層を、前記第2の水素バリア層の上に、前記上部電極および前記下部配線の所定部分と接続するように形成する工程と、
    前記上部配線層の上に第3の水素バリア層を、前記第2の水素バリア層を囲うように、且つ、端部が全て前記第1の水素バリア層と接触するように形成する工程と、
    前記下部配線の前記プレート線の下方となる位置にコンタクトプラグを形成する工程と、
    前記コンタクトプラグ上に前記プレート線を形成する工程と、を備えたことを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
  3. 前記第3の水素バリア層を二層の絶縁性膜の間に導電性膜を挟んだ積層構造とした請求項2記載の強誘電体メモリの製造方法。
  4. 前記下部配線上に形成する前記上部配線層との接続用コンタクトホールの平面形状を、プレート線に平行な方向の寸法がプレート線に直交する方向の寸法より小さいものとする請求項2記載の強誘電体メモリの製造方法。
  5. ゲートおよびソースドレイン領域からなる電界効果トランジスタが形成された半導体基板上に、第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールを前記ソースドレイン領域の上に形成する工程と、
    前記第1のコンタクトホール内に導電性材料を充填して下部コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記下部コンタクトプラグおよび前記第1の絶縁膜上に導電性薄膜を形成した後パターニングして、前記下部コンタクトプラグ上に、上部コンタクトプラグとの接続用電極であるプラグ接続部を、前記第1の絶縁膜上の所定位置に、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタの全ての上部電極を接続する上部配線層と前記プレート線との接続用配線である下部配線を、それぞれ形成する工程と、
    前記プラグ接続部、前記下部配線、および前記第1の絶縁膜上に、第2の絶縁膜を形成した後、第2の絶縁膜の上面を平坦にする工程と、
    前記第2の絶縁膜の上に第1の水素バリア層を形成する工程と、
    前記第1の水素バリア層の上に第3の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第3の絶縁膜を貫通する第2のコンタクトホールを、前記プラグ接続部上に形成する工程と、
    前記第2のコンタクトホール内に導電性材料を充填して上部コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記上部コンタクトプラグおよび第3の絶縁膜の上に、下部電極用薄膜、強誘電体薄膜、および上部電極用薄膜を順に形成する工程と、
    前記下部電極用薄膜、誘電体薄膜、および上部電極用薄膜をパターニングして、下部電極、強誘電体層、および上部電極からなる強誘電体キャパシタを前記上部コンタクトプラグ上に形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタの側面と前記上部電極の上面を第2の水素バリア層で覆う工程と、
    前記第2の水素バリア層および前記第3の絶縁膜の上に第4の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第4の絶縁膜および前記第2の水素バリア層を貫通する第3のコンタクトホールを前記上部電極の上に形成し、前記第2の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第3の絶縁膜を貫通する第4のコンタクトホールを、前記下部配線上の、同じプレート線に接続される複数の強誘電体キャパシタ間となる部分に形成する工程と、
    前記第3および第4のコンタクトホールの底面および側面と、前記第4の絶縁膜の上に導電性膜を形成してパターニングすることにより、前記上部配線層を、前記上部電極および前記下部配線の所定部分と接続するように形成する工程と、
    前記上部配線層の上に第3の水素バリア層を、前記第2の水素バリア層を囲うように、且つ端部の全てが前記第1の水素バリア層と接触するように形成する工程と、
    前記第3の水素バリア層の上に第5の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第5の絶縁膜、第1の水素バリア層、および第2の絶縁膜を貫通する第5のコンタクトホールを、前記下部配線上の前記プレート線の下方となる位置に形成する工程と、
    前記第5のコンタクトホール内に導電性材料を充填して、プレート線接続用コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第5の絶縁膜の上に導電性薄膜を形成した後にパターニングすることにより、前記プレート線接続用コンタクトプラグ上にプレート線を形成する工程と、
    をこの順に行うことを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
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