JP3996035B2 - エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3996035B2
JP3996035B2 JP2002310596A JP2002310596A JP3996035B2 JP 3996035 B2 JP3996035 B2 JP 3996035B2 JP 2002310596 A JP2002310596 A JP 2002310596A JP 2002310596 A JP2002310596 A JP 2002310596A JP 3996035 B2 JP3996035 B2 JP 3996035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end fence
feeding
biasing
recording medium
urging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002310596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004142892A (ja
Inventor
俊明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002310596A priority Critical patent/JP3996035B2/ja
Priority to CNB200310102472XA priority patent/CN1275780C/zh
Priority to EP03024500A priority patent/EP1413533B1/en
Priority to DE60328950T priority patent/DE60328950D1/de
Priority to US10/692,794 priority patent/US6916019B2/en
Publication of JP2004142892A publication Critical patent/JP2004142892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996035B2 publication Critical patent/JP3996035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/26Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with auxiliary supports to facilitate introduction or renewal of the pile
    • B65H1/266Support fully or partially removable from the handling machine, e.g. cassette, drawer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/50Machine elements
    • B65H2402/51Joints, e.g. riveted or magnetic joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1111Bottom with several surface portions forming an angle relatively to each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1117Bottom pivotable, e.g. around an axis perpendicular to transport direction, e.g. arranged at rear side of sheet support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/112Rear, i.e. portion opposite to the feeding / delivering side
    • B65H2405/1124Rear, i.e. portion opposite to the feeding / delivering side pivotable, details therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において使用されている給送カセットは、図14に示すように、カセット本体101、支点部102を中心として上下方向へ回動自在な底板103、スライド自在及び任意位置固定自在なエンドフェンス104、カセット本体101内に収納される記録媒体S(底板103上に載置される記録媒体S)の給送方向先端部を揃える記録媒体先端規制部105等により構成されている。底板103は板バネやその他の手段により、収納した記録媒体Sの給送方向先端部側が上方向きに回動するように付勢されている。エンドフェンス104は、収納した記録媒体Sの給送方向に沿った方向へスライド自在に設けられている。
【0003】
カセット本体101内に記録媒体Sを収納する場合には、収納する記録媒体Sの給送方向先端部を記録媒体先端規制部105に当接させ、その後、エンドフェンス104をスライドさせて収納した記録媒体Sの給送方向後端部に当接させ、記録媒体先端規制部105とエンドフェンス104とで記録媒体Sの給送方向に沿った方向の収納位置を位置決めしている。
【0004】
このようにして位置決めされた記録媒体Sが給送され、カセット本体101内に収納されている記録媒体Sが少なくなると、記録媒体Sの減少に伴って底板103が支点部102を中心として上方へ回動する。この回動に伴ってカセット本体101内に収納されている記録媒体S(底板103上に載置されている記録媒体S)の給送方向先端部側が持ち上げられ、最上位の記録媒体Sは給送ローラ106の外周面に当接する状態を維持される。
【0005】
しかし、底板103が上方へ回動するにつれて底板103上に載置されている記録媒体Sの給送方向先端部と記録媒体先端規制部105との距離が次第に広くなり、やがて、図14(b)に示すように給送ローラ106と最上位の記録媒体Sとの当接が不良となり、給送ミスが発生するようになる。
【0006】
そこで、そのような給送ミスの発生を防止するため、図15に示すように、カセット本体101内に収納された記録媒体Sの給送方向後端部を給送方向前方(記録媒体先端規制部105側)に向けて押圧する押し当て体107を備えたエンドフェンス108を使用することが提案され、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。押し当て体107は、支点部109を中心として記録媒体Sの給送方向に沿った方向へ回動自在に設けられており、スプリング等の付勢体(図示せず)により給送方向前方である記録媒体先端規制部105側に向けて常時付勢されている。押し当て体107が記録媒体Sに当接されていないときや収納されている記録媒体Sが少なくなった場合には、押し当て体107は図15(a)(c)に示すように、記録媒体Sの給送方向前方に向けて突出している。
【0007】
このエンドフェンス108を備えたカセット本体101内へ記録媒体Sを収納する場合には、収納する記録媒体Sの給送方向先端部を記録媒体先端規制部105に当接させ、ついで、エンドフェンス108を給送方向前方へスライドさせることにより押し当て体107を記録媒体Sの給送方向後端部に当接させ、その位置でエンドフェンス108を位置固定している。このとき、押し当て体107を記録媒体Sの給送方向後端部へ強く当接させることにより、図15(b)に示すように、押し当て体107を付勢手段の付勢力に抗して引込位置(給送方向前方へ突出しない位置)へ回動させている。
【0008】
このようにして収納された記録媒体Sが給送されてカセット本体101内の記録媒体Sが少なくなると、図15(c)に示すように、記録媒体Sの減少に伴って底板103が支点部102を中心として上方へ回動し、この回動に伴ってカセット本体101内に収納されている記録媒体Sの給送方向先端部側が持ち上げられる。また、記録媒体Sの給送方向後端部には付勢体により付勢されている押し当て体107が当接されており、この押し当て体107からの付勢力により記録媒体Sは給送方向前方へ押される。このため、底板103上の記録媒体Sが少なくなって底板103が支点部102を中心として上方へ回動した場合でも、記録媒体Sの給送方向先端部と記録媒体先端規制部105との距離が一定に維持され、給送ローラ106と最上位の記録媒体Sとの当接状態が一定に維持され、安定した給送が行われる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−95356公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図15に示したエンドフェンス108を備えた場合でも、カセット本体101内への記録媒体Sの収納作業が不慣れな場合や、不注意等により、エンドフェンス108の固定位置が不適切な位置となる場合がある。具体的には、エンドフェンス108を記録媒体Sの給送方向前方へスライドさせることにより押し当て体107を記録媒体Sの給送方向後端部に当接させたとき、図16(a)に示すように、付勢手段の付勢力により記録媒体Sの給送方向前方へ回動している押し当て体107が記録媒体Sの給送方向後端部に当接した位置でスライド操作を停止してしまい、その位置でエンドフェンス108を固定してしまう場合である。
【0011】
すると、底板103上の記録媒体Sが少なくなるとともに底板103が上方向きに回動したとき、既に突出位置に回動している押し当て体107は底板103上の記録媒体Sを給送方向前方(記録媒体先端規制部105側)へ押すことができない。これにより、図14に示した場合と同じように、底板103が上方へ回動するにつれて底板103上に載置されている記録媒体Sの給送方向先端部と記録媒体先端規制部105との距離が次第に広くなり、やがて、図14(b)に示すように給送ローラ106と最上位の記録媒体Sとの当接が不良となり、給送ミスが発生するようになる。
【0012】
このような給送ミスの発生を防止するため、記録媒体Sのサイズに応じたエンドフェンス108の固定位置を示すマークをカセット本体101に付けたものもある。しかし、不定形サイズの記録媒体Sを使用する場合には、そのようなマークは役にたたない。
【0013】
また、定形サイズの記録媒体Sであっても、記録媒体Sの製造メーカーの違い等によって記録媒体Sのサイズが微妙に異なる場合があり、記録媒体Sのサイズに応じた固定位置を示すマークの箇所にエンドフェンス108を位置固定した場合でも、エンドフェンス108の固定位置が最適な位置とならない場合がある。
【0014】
本発明の目的は、エンドフェンス本体に設けられて記録媒体Sを載置している底板が上方へ回動した場合でも記録媒体Sの給送を安定して行わせることができるエンドフェンス、そのエンドフェンスを備えた給送カセット、給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のエンドフェンスは、上方向きに付勢されて上下方向回動自在な底板を備えた給送カセットに取付けられ、前記底板上に載置されたシート材の給送方向に沿った方向へ移動自在なエンドフェンス本体と、前記エンドフェンス本体を前記給送カセットの任意の位置で固定する固定手段と、前記シート材の給送方向に沿った方向へ移動自在に前記エンドフェンス本体に設けられ、前記シート材の給送方向前方へ移動したときに前記エンドフェンス本体より給送方向前方へ突出する押し当て体と、前記押し当て体を前記シート材の給送方向前方に移動する向きに付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力が前記押し当て体に作用する付勢状態と作用しない非付勢状態とに切替える付勢力切替手段とを有し、前記付勢力切替手段は、前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定の切替に連動して、付勢状態と非付勢状態を切り替える
【0016】
したがって、給送カセット内にシート材を収納するとき、付勢手段の付勢力が押し当て体に作用しない非付勢状態に付勢力切替手段を切替えておくことにより、エンドフェンス本体をシート材の給送方向前方へ移動させてシート材の給送方向後端部に当接させたとき、付勢体の付勢力によりシート材の給送方向前方へ突出した状態の押し当て体がシート材の給送方向後端部に当接したためにエドフェンス本体の停止位置が適正な停止位置からずれるということを防止でき、エンドフェンス本体をシート材の給送方向後端部に最も近接した適正な停止位置まで確実に移動させることができ、特に、不定形サイズのシート材の場合でもそのサイズに応じた適正な停止位置まで確実に移動させることができる。その適正な停止位置において固定手段によるエンドフェンス本体の位置固定と付勢力切替手段の付勢状態への切替えとを行うことにより、付勢体の付勢力が作用した押し当て体がシート材の給送方向後端部へ当接される。これにより、シート材の給送により底板上のシート材が減少して底板が上方へ回動したときには、付勢体に付勢された押し当て体によってシート材の給送方向後端部を押すことができ、底板が上方へ回動した場合でもシート材の給送方向先端部の位置を略一定に維持することができ、安定した給送を行える。
【0017】
ここで、押し当て体はシート材の給送方向に沿った方向へ移動自在に設けられているが、この移動とは、押し当て体が回動動作により移動する場合、スライド動作により移動する場合等が含まれる。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段は、切替操作される切替操作部と、この切替操作部の切替操作に伴って前記押し当て体に付勢力を作用させる付勢位置又は前記押し当て体に付勢力を作用させない非付勢位置へ前記付勢手段を移動させる移動体とを有する。
【0019】
したがって、付勢力切替手段の切替操作は、切替操作部を操作して移動体により付勢手段を付勢位置又は非付勢位置へ移動させることにより行われる。
【0020】
切替操作部の操作により移動体によって付勢手段を付勢位置へ移動させた場合には、付勢手段の付勢力が押し当て体に作用し、付勢手段に付勢された押し当て体がシート材の給送方向後端部に当接される。一方、切替操作部の操作により移動体によって付勢手段を非付勢位置へ移動させた場合には、付勢手段の付勢力は押し当て体に作用せず、付勢手段に付勢された押し当て体がシート材の給送方向後端部へ当接することが生じない。
【0021】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段を非付勢状態から付勢状態へ自動的に復帰させる自動復帰手段が設けられている。
【0022】
したがって、付勢力切替手段を非付勢状態に切替えてエンドフェンス本体を移動させた後、付勢力切替手段は自動復帰手段により付勢状態へ自動的に復帰する。これにより、エンドフェンス本体を移動させた後、付勢力切替手段を付勢状態に戻す操作を忘れるという誤操作の発生が確実に防止され、そのような誤操作が原因となるシート材の給送不良が防止される。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段は、前記給送カセットを所定の押し込み位置へ押し込むことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させるとともに、前記給送カセットを所定の引き出し位置へ引き出すことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させないようにした。
【0024】
したがって、付勢力切替手段による切替操作は、給送カセットを所定の押し込み位置へ押し込み、及び、給送カセットを所定の引き出し位置へ引き出すことにより行える。このため、シート材を給送カセットに収納する際に行う給送カセットの押し込み操作及び引き出し操作に連動して付勢力切替手段の切替を自動的に行えるので、付勢力切替手段の切替操作を単独で行うことが不要となる。
【0025】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一記載のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段による付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定とを同時に行わせ、及び、前記付勢力切替手段による非付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定解除とを同時に行わせる連動手段が設けられている。
【0026】
したがって、固定手段によるエンドフェンス本体の位置固定を解除してエンドフェンス本体を移動させる際には付勢力切替手段を非付勢状態へ切替える必要があり、エンドフェンス本体の移動操作が終了した後に固定手段によるエンドフェンス本体の位置固定と付勢力切替手段の付勢状態への切替えを行う必要があるが、連動手段を設けることにより固定手段の切替操作と付勢力切替手段の切替操作とを同時に行うことができ、操作性が良くなる。
【0027】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に取付けられている。
【0028】
したがって、エンドフェンス本体と押し当て体とは別個に形成して連結された構造であり、簡単な構造となっている。
【0029】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に一体に形成されている。
【0030】
したがって、部品点数が少なくなる。
【0031】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させる板バネである。
【0032】
したがって、付勢手段の構造が簡単なものとなる。
【0033】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記板バネは、前記押し当て体に一体に形成されている。
【0034】
したがって、部品点数が少なくなる。
【0035】
請求項10記載の発明は、請求項8記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記板バネは、前記エンドフェンス本体に取付けられている。
【0036】
したがって、板バネの形状や構造、及び、取付位置等に関する自由度が高くなる。
【0037】
請求項11記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させるコイルスプリングである。
【0038】
したがって、「へたり」などによる付勢力の低下が発生せず、長期間に渡って良好な付勢力を維持することができる。
【0039】
請求項12記載の発明の給送カセットは、シート材が収納可能であるカセット本体と、前記カセット本体の底面部に配置され、上方向きに付勢されて上下方向に回動自在な底板と、請求項1ないし11のいずれか一記載のエンドフェンスと、を有する。
【0040】
したがって、この給送カセットは、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【0041】
請求項13記載の発明の給送装置は、請求項13記載の給送カセットと、前記カセット本体内に収納された前記シート材を一枚ずつ分離給送する給送手段と、を有する。
【0042】
したがって、この給送装置は、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【0043】
請求項14記載の発明の画像形成装置は、請求項13記載の給送装置と、給送された前記シート材に対して画像を形成する画像形成部と、を有する。
【0044】
したがって、この画像形成装置は、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【0045】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。図1は画像形成装置の一例としてのプリンタを示すもので、プリンタの本体ケース1内には、抜き差し自在である給送カセット2、給送カセット2内に収納されたシート材である記録媒体Sを一枚ずつ分離給送する給送手段である給送コロ3、分離給送される記録媒体S上に画像を形成する画像形成部4、記録媒体Sを画像形成部4に給送するタイミングを図るレジストローラ5、記録媒体S上に形成された画像(トナー画像)を定着させる定着部6等が設けられている。
【0046】
画像形成部4は、光書込み部7からの露光により静電潜像が書き込まれる感光体8、露光前の感光体8の表面を一様に帯電させる帯電器9、トナーを供給して感光体8上の静電潜像をトナー像として顕像化する現像器10、トナー像を記録媒体Sに転写させる転写器11、転写終了後の感光体8上の残留トナーを回収するクリーニング器12等により構成されている。
【0047】
本体ケース1の上面部には、定着部6においてトナー像が定着された記録媒体Sが排紙される排紙部13が形成されている。本体ケース1の側面部には、記録媒体Sを手差しすることができる手差トレイ14が開閉自在に設けられている。
【0048】
給送カセット2は、上方が開放されて記録媒体Sが収納可能である箱状のカセット本体15、カセット本体15内に配置されて支点部16を中心として上下方向回動自在に設けられた底板17、収納された記録媒体Sの給送方向先端部を揃える記録媒体先端規制部18、記録媒体Sの給送方向に沿った方向へスライド自在に設けられて収納された記録媒体Sの給送方向後端部を揃えるエンドフェンス19、給送コロ3の外周面に当接されて給送コロ3と共に記録媒体Sを分離給送する摩擦分離パッド20等により構成されている。底板17は押し上げ式又は引き上げ式のスプリング(図示せず)により、底板17上に載置された記録媒体Sの給送方向先端側を給送コロ3の外周面に当接させる向きに回動するように上向きに付勢されている。
【0049】
エンドフェンス19は、エンドフェンス本体21、固定手段22、押し当て体23、付勢手段である板バネ24、付勢力切替手段25、連動手段26等により構成されている。
【0050】
エンドフェンス本体21は、カセット本体15内に収納された記録媒体Sの給送方向に沿った方向へスライド可能な部材である。エンドフェンス本体21の下面部にはスライド用凸部27が形成され、このスライド用凸部27がカセット本体15の底面部15aに形成されたガイド溝28にスライド自在に嵌合されている。ガイド溝28は給送カセット2に収納された記録媒体Sの給送方向に沿った方向に直線状に形成されている。
【0051】
固定手段22は、記録媒体Sの給送方向に沿ってスライドしたエンドフェンス本体21を任意の位置で固定する手段であり、上下方向に摺動してエンドフェンス本体21の下面部から出没自在な棒状の摺動体22aと、摺動体22aの下端部外周面に形成された噛合い歯部22bとにより形成されている。カセット本体15の底面部15aには、ガイド溝28と平行に位置するとともに摺動体22aに対向して位置する直線状の固定用溝29が形成され、固定用溝29の縁部には噛合い歯部22bと噛合うラック形状の噛合い歯部30が形成されている。摺動体22aをエンドフェンス本体21の下面側から突出する位置へ摺動させ、噛合い歯部22bと噛合い歯部30とを噛合わせることによりエンドフェンス本体21が固定される。
【0052】
押し当て体23は、板状の部材であり、支軸31を支点として回動自在にエンドフェンス本体21に取付けられている。押し当て体23の回動方向は、カセット本体15内に収納されている記録媒体Sの給送方向に沿った方向であり、押し当て体23が記録媒体Sの給送方向前方(記録媒体先端規制部18側)へ回動したとき、押し当て体23の外側面(記録媒体先端規制部18に対向する面)はエンドフェンス本体21よりも給送方向前方へ突出する。支軸31は撓み部32を介して押し当て体23に一体に形成され、エンドフェンス本体21に形成された取付穴33に係合されている。押し当て体23のエンドフェンス本体21への取付けは、撓み部32を内側に撓ませた状態で支軸31を取付穴33に対向させ、撓み部32の撓みを開放して支軸31を取付穴33に弾性的に係合させることにより行われている。
【0053】
付勢手段である板バネ24は、押し当て体23の内側面(記録媒体先端規制部18に対向する面の裏面)に一体に形成され、一端が押し当て体23に固定されるとともに他端側が押し当て体23から離反する向きに弧状に湾曲している(図3(c)、図4(c)、図6参照)。この板バネ24の付勢力は、押し当て体23を記録媒体Sの給送方向前方に回動させる向きに付勢する。
【0054】
付勢力切替手段25は、板バネ24の付勢力が押し当て体23に作用する付勢状態(図4参照)と、板バネ24の付勢力が押し当て体23に作用しない非付勢状態(図3参照)とに切替える手段であり、切替操作される切替操作部34と、この切替操作部34の切替操作に伴って押し当て体23に付勢力を作用させる付勢位置(図4(c)参照)又は押し当て体23に付勢力を作用させない非付勢位置(図3(c)参照)へ板バネ24を移動させる移動体35とを有する。移動体35は棒状部材であり、切替操作部34における支軸36を挟んだ一端側に一体に形成されている。
【0055】
切替操作部34の切替操作により移動体35が付勢位置へ移動したときには(図4参照)、移動体35は板バネ24の先端側に当接し(図4(c)参照)、板バネ24を押し当て体23側へ撓ませる。この板バネ24の撓みにより、板バネ24の付勢力が押し当て体23に作用し、この付勢力が作用した押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ回動する(図2(b)、図4(a)参照)。一方、切替操作部34の切替操作により移動体35が非付勢位置へ移動したときには(図3参照)、移動体35は板バネ24の固定部側に当接し(図3(c)参照)、板バネ24の押し当て体23側への撓みが解消され、押し当て体23に対して板バネ24の付勢力が作用しなくなり、押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ回動しなくなる(図2(a)、図3(a)参照)。
【0056】
切替操作部34は、支軸36を支点として付勢位置又は非付勢位置へ回動自在であり、付勢位置と非付勢位置とのそれぞれの回動位置において位置固定される。この位置固定は、切替操作部34に一体に形成されたピン37のエンドフェンス本体21に形成されたダルマ状穴38への係合位置が切り替わることにより行われる。
【0057】
切替操作部34における支軸36を挟んだ他端側には、固定手段22を構成する摺動体22aが一体に形成されている。切替操作部34と摺動体22aとの連結部は、摺動体22aの上端部を肉厚を薄くして可撓性を有するように形成され、切替操作部34を支軸36を中心として切替操作することにより、摺動体22aが上下方向に摺動するように構成されている。エンドフェンス本体21には、摺動体22aが上下方向へ摺動するように摺動体22aの下端部をガイドするガイド穴39が形成されている。
【0058】
付勢力切替手段25を付勢状態へ切替えたときに摺動体22aがエンドフェンス本体21より下方へ突出する位置へ摺動し(図4(a)、(b)参照)、摺動体22aの噛合い部22bと固定用溝29の噛合い部30とが噛合うことにより(図7(b)参照)、エンドフェンス本体21が位置固定される。一方、付勢力切替手段25を非付勢位置へ切替えたときには摺動体22aはエンドフェンス本体21の下端面より上方へ摺動し(図3(a)、(b)参照)、摺動体22aの噛合い部22bと固定用溝29の噛合い部30との噛合いが解除されることにより(図7(a)参照)、エンドフェンス本体21が位置固定が解除され、エンドフェンス本体21が記録媒体Sの給送方向に沿った方向へスライド自在となる。
【0059】
ここで、切替操作部34における支軸36を挟んだ他端側に摺動体22aを可撓性を持たせて一体に形成した構成により、連動手段26が形成されている。この連動手段26を設けることにより、付勢力切替手段25による付勢状態への切替と固定手段22によるエンドフェンス本体21の位置固定とが同時に行われ、及び、付勢力切替手段25による非付勢状態への切替と固定手段22によるエンドフェンス本体21の位置固定解除とが同時に行われる。
【0060】
このような構成において、切替操作部34を操作して付勢力切替手段25を付勢状態に切替えることにより、板バネ24に付勢された押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ突出する位置へ回動する(図2(b)、図4(a)参照)とともに、噛合い部22aと噛合い部30とが噛合うことによりエンドフェンス本体21が位置固定される(図7(b)参照)。一方、切替操作部34を操作して付勢力切替手段25を非付勢状態に切替えることにより、押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ突出しなくなる(図2(a)、図3(a)参照)とともに、噛合い部22aと噛合い部30との噛合いが解除されることによりエンドフェンス本体21が記録媒体Sの給送方向に沿ってスライド自在となる(図7(a)参照)。
【0061】
カセット本体15内へ記録媒体Sを収納する作業は、以下の手順で行う。切替操作部34を操作することにより付勢力切替手段25を非付勢状態に切替え、エンドフェンス本体21を記録媒体Sの収納作業の邪魔にならない位置へスライドさせておき、カセット本体15内へ記録媒体Sを収納する。収納した記録媒体Sの給送方向先端部を記録媒体先端規制部18に当接させ、収納した記録媒体Sの給送方向先端部を揃える。その後、エンドフェンス本体21を記録媒体Sの給送方向前方(記録媒体先端規制部18側)へスライドさせ、エンドフェンス本体21を収納された記録媒体Sの給送方向後端部に当接させる。
【0062】
このとき、押し当て体23には板バネ24の付勢力が作用していないので、板バネ24の付勢力により記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接するということが起こらず、記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接したためにエンドフェンス本体21のスライド停止位置が本来の適正な停止位置からずれるということを防止でき、エンドフェンス本体21を記録媒体の給送方向後端部に最も近接した適正な停止位置まで確実にスライドさせることができる。
【0063】
その適正な停止位置までエンドフェンス本体21をスライドさせた後、切替操作部34を操作することにより付勢力切替手段25を付勢状態に切替え、押し当て体23に板バネ24の付勢力を作用させるとともにエンドフェンス本体21を位置固定する(図8(a)参照)。この図8(a)に示す押し当て体23は、板バネ24により記録媒体Sの給送方向前方へ回動する向きに付勢されているが、多量の記録媒体Sに当接して回動動作が規制されるので、外見上の回動位置は図2(a)の場合と略同じになっている。
【0064】
このようにしてカセット本体15内に記録媒体Sを収納した後、収納した記録媒体Sを一枚ずつ給送して画像形成を行う。画像形成の実行に伴ってカセット本体15内の記録媒体Sの量が少なくなると、底板17は最上位の記録媒体Sが給送コロ3の外周面に当接する状態を維持すべく上方へ回動し、及び、それに伴って板バネ24に付勢されている押し当て体23が記録媒体Sの給送方向前方へ回動し、記録媒体Sが給送方向前方へ押される(図8(b)参照)。このようにして底板17上の記録媒体Sが給送方向前方へ押されることにより、記録媒体Sの給送方向先端部の位置が略一定に維持され、収納された記録媒体Sの量が少なくなるとともに底板17が上方へ回動した場合でも給送コロ3と最上位の記録媒体Sとの当接状態が一定に維持され、記録媒体Sは最後の一枚まで安定して給送される。
【0065】
なお、本実施の形態では、板バネ24を押し当て体23に一体に形成した場合を例に挙げて説明したが、この板バネ24を押し当て体23とは別個に形成し、貼付け、ネジ止め等により固定してもよい。
【0066】
また、本実施の形態では、付勢力切替手段25の切替操作と固定手段22の切替操作とを連動手段26で連動させる場合を例に挙げて説明したが、このような連動手段26を設けず、付勢力切替手段25の切替操作と固定手段22の切替操作とを独立して行う構成としてもよい。
【0067】
つぎに、本発明の第2の実施の形態を図9に基づいて説明する。なお、図1ないし図8において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
【0068】
本実施の形態では、エンドフェンス本体21と押し当て体23とが一体に形成されている。押し当て体23とエンドフェンス本体21との連結部には肉厚を薄くした可撓部41が形成されており、押し当て体23はこの可撓部41を中心として記録媒体Sの給送方向に沿った方向へ回動自在となっている。
【0069】
このような構成において、エンドフェンス本体21と押し当て体23とが一体に形成されることにより、部品点数が少なくなり、安価な構造となる。
【0070】
つぎに、本発明の第3の実施の形態を図10及び図11に基づいて説明する。本実施の形態のエンドフェンス42は、エンドフェンス本体21、固定手段22、押し当て体23、付勢手段であるコイルスプリング43、付勢力切替手段44、連動手段45、自動復帰手段であるコイルスプリング46等により構成されている。
【0071】
付勢手段であるコイルスプリング43は、一端をエンドフェンス本体21の内側面に固定して他端を押し当て体23に向けて突出させた支軸47の外周部に取付けられ、一端を押し当て体23の内側面に当接させることにより押し当て体23を記録媒体Sの給送方向前方に回動させる向きに付勢している。
【0072】
付勢力切替手段44は、コイルスプリング43の付勢力が押し当て体23に作用する付勢状態(図10参照)と、コイルスプリング43の付勢力が押し当て体23に作用しない非付勢状態(図11参照)とに切替える手段であり、切替操作される切替操作部48と、この切替操作部48の切替操作に伴って押し当て体23に付勢力を作用させる付勢位置(図10(d)参照)又は押し当て体23に付勢力を作用させない非付勢位置(図11(d)参照)へコイルスプリング43を移動させる移動体49とを有する。切替操作部48は、コイルスプリング43の外周部分を覆うようにして支軸47の周りに回動自在に取付けられており、切替操作部48と移動体49とは一体に形成されている。移動体49は、押し当て体23の内側面に固定されたカム部50に当接する位置に配置されている。
【0073】
自動復帰手段であるコイルスプリング46は、付勢力切替手段44を非付勢状態から付勢状態へ自動的に復帰させる手段であり、一端がエンドフェンス本体21に係止されて他端が移動体49に係止されている。
【0074】
切替操作部48の切替操作により移動体49が非付勢位置へ回動したときには(図11参照)、移動体49のカム部50に対する当接位置が変化し(図10(d)、図11(d)参照)、押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ突出しない位置へ回動する。このとき、コイルスプリング46は引き伸ばされ、付勢力切替手段44に対し付勢位置へ自動復帰させる向きの力を作用させる。
【0075】
固定手段22を構成する摺動体22aの上端部にはピン51が固定され、このピン51が切替操作部48に形成された弧状の長穴52にスライド自在に嵌合されている。
【0076】
付勢力切替手段44を付勢状態へ切替えたときに、ピン51が長穴52の上端側縁部に当接して下向きに押されることにより摺動体22aがエンドフェンス本体21より下方へ突出する位置へ摺動し(図10(b)参照)、摺動体22aの噛合い部22bと固定用溝29の噛合い部30とが噛合うことにより(図7(b)参照)、エンドフェンス本体21が位置固定される。一方、付勢力切替手段44を非付勢位置へ切替えたときには、ピン51が長穴52の下端側縁部に当接して上向きに押されることにより摺動体22aがエンドフェンス本体21の下端面より上方へ摺動し(図11(b)参照)、摺動体22aの噛合い部22bと固定用溝29の噛合い部30との噛合いが解除されることにより(図7(a)参照)、エンドフェンス本体21が位置固定が解除され、エンドフェンス本体21が記録媒体Sの給送方向に沿った方向へスライド自在となる。
【0077】
ここで、切替操作部48に形成された長穴51に摺動体22aの上端部に固定したピン52をスライド自在に嵌合させた構成により、連動手段45が形成されている。この連動手段45を設けることにより、付勢力切替手段44による付勢状態への切替と固定手段22によるエンドフェンス本体21の位置固定とが同時に行われ、及び、付勢力切替手段44による非付勢状態への切替と固定手段22によるエンドフェンス本体21の位置固定解除とが同時に行われる。
【0078】
このような構成において、切替操作部48を操作して付勢力切替手段44を非付勢状態に切替えることにより、移動体49とカム部50との当接位置が変化し、押し当て体23は記録媒体Sの給送方向前方へ突出しなくなる位置へ回動する(図11参照)とともに、噛合い部22aと噛合い部30との噛合いが解除されることによりエンドフェンス本体21が記録媒体Sの給送方向に沿ってスライド自在となる(図11(b)、図7(a)参照)。一方、切替操作部48に対する回動操作を終了すると、付勢力切替手段44はコイルスプリング46の付勢力により非付勢状態から付勢状態へ自動的に復帰する(図10参照)とともに、噛合い部22aと噛合い部30とが噛合うことによりエンドフェンス本体21が位置固定される(図10(b)、図7(b)参照)。
【0079】
カセット本体15内へ記録媒体Sを収納する作業は、以下の手順で行う。切替操作部48を回動操作して付勢力切替手段44を非付勢状態に切替えるとともにエンドフェンス本体21をスライド自在とし、エンドフェンス本体21を記録媒体Sの収納作業の邪魔にならない位置へスライドさせておき、カセット本体15内へ記録媒体Sを収納する。なお、エンドフェンス本体21をスライドさせる場合には切替操作部48を回動位置へ回動させた状態に押圧し続ける必要があり、その押圧操作を止めることにより付勢力切替手段44は付勢状態に自動的に復帰するとともにエンドフェンス本体21は位置固定される。収納した記録媒体Sの給送方向先端部を記録媒体先端規制部18に当接させ、収納した記録媒体Sの給送方向先端部を揃える。その後、再度切替操作部48を回動操作して付勢力切替手段44を非付勢状態に切替えるとともにエンドフェンス本体21をスライド自在とし(図11参照)、エンドフェンス本体21を記録媒体Sの給送方向前方へスライドさせ、エンドフェンス本体21を収納された記録媒体Sの給送方向後端部に当接させる。
【0080】
このとき、押し当て体23にはコイルスプリング43の付勢力が作用していないので、コイルスプリング43の付勢力により記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接するということが起こらず、記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接したためにエンドフェンス本体21のスライド停止位置が本来の適正な停止位置からずれるということを防止でき、エンドフェンス本体21を記録媒体の給送方向後端部に最も近接した適正な停止位置まで確実にスライドさせることができる。
【0081】
その適正な停止位置までエンドフェンス本体21をスライドさせた後、切替操作部48の押圧操作を止めることにより付勢力切替手段44が付勢状態に自動的に復帰する。これにより、コイルスプリング43の付勢力が押し当て体23に作用するとともに、摺動体22aがエンドフェンス本体21の下面部より下方へ突出することによりエンドフェンス本体21が位置固定される(図10参照)。
【0082】
このようにしてカセット本体15内に記録媒体Sを収納した後、収納した記録媒体Sを一枚ずつ給送して画像形成を行う。画像形成の実行に伴ってカセット本体15内の記録媒体Sの量が少なくなると、底板17は最上位の記録媒体Sが給送コロ3の外周面に当接する状態を維持すべく上方へ回動し、及び、それに伴ってコイルスプリング43に付勢されている押し当て体23が記録媒体Sの給送方向前方へ回動し、記録媒体Sが給送方向前方へ押される(図8等参照)。このようにして底板17上の記録媒体Sが給送方向前方へ押されることにより、記録媒体Sの給送方向先端部の位置が略一定に維持され、収納された記録媒体Sの量が少なくなるとともに底板17が上方へ回動した場合でも給送コロ3と最上位の記録媒体Sとの当接状態が一定に維持され、記録媒体Sは最後の一枚まで安定して給送される。
【0083】
ここで、本実施の形態では、付勢力切替手段44を非付勢状態に切替えてエンドフェンス本体21をスライドさせた後、付勢力切替手段44はコイルスプリング46の付勢力により付勢状態へ自動的に復帰するので、エンドフェンス本体21をスライドさせた後、付勢力切替手段44を付勢状態に戻す操作を忘れるという誤操作の発生が確実に防止され、そのような誤操作が原因となる記録媒体Sの給送不良が防止される。
【0084】
つぎに、本発明の第4の実施の形態を図12に基づいて説明する。本実施の形態のエンドフェンス54は、エンドフェンス本体21、固定手段(図示せず)、押し当て体23、付勢手段である板バネ55、付勢力切替手段である押圧体56等により構成されている。
【0085】
付勢手段である板バネ55は、支軸57を支点として回動自在にエンドフェンス本体21に取付けられ、板バネ55が所定位置に回動したときに板バネ55の一端が押し当て体23の内側面に当接するように位置決めされている。
【0086】
付勢力切替手段である押圧体56は、支軸58を支点として回動自在にエンドフェンス本体21に取付けられた部材であり、カセット本体15(図1参照)を本体ケース1(図1参照)内の所定の押し込み位置へ押し込むことにより板バネ55を押し当て体23に付勢力を作用させる付勢位置へ移動させるとともに(図12(b)参照)、カセット本体15を所定の引き出し位置へ引き出すことにより板バネ55を押し当て体23に付勢力を作用させない非付勢位置へ移動させる(図12(a)参照)。
【0087】
押圧体56が押し当て体23を付勢位置に移動させる動作は、カセット本体15を本体ケース1内の所定位置へ押し込むことにより、本体ケース1の収納部底面59が押圧体56に当接することにより押圧体56が支軸58の周りに矢印a方向へ回動し、回動した押圧体56の先端部が板バネ55を押圧することにより板バネ55が矢印b方向へ回動し、板バネ55の一端が押し当て体23の内側面に押圧されて押し当て体23が矢印c方向へ回動することにより行われる(図12(b)参照)。
【0088】
押圧体56が押し当て体23を非付勢位置に移動させる動作は、カセット本体15を所定の引き出し位置へ引き出すことにより、本体ケース1の収納部底面59と押圧体56との当接が解除され、押圧体56が支軸58の周りに自重によって矢印d方向へ回動し、その回動に伴って押し当て体23が板バネ55を押しながら矢印e方向へ回動することにより行われる(図12(a)参照)。
【0089】
このような構成において、カセット本体15を押し込み位置から所定の引き出し位置へ引き出すと、図12(a)に示すように押し当て体23に対し板バネ55の付勢力が作用しなくなる。そこで、カセット本体15内に記録媒体Sを収納した後、固定手段によるカセット本体15の固定状態を解除してカセット本体15をスライドさせ、カセット本体15を収納された記録媒体Sの給送方向後端部に当接される。
【0090】
このとき、押し当て体23には板バネ55の付勢力が作用していないので、板バネ55の付勢力により記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接するということが起こらず、記録媒体Sの給送方向前方へ突出した状態の押し当て体23が記録媒体Sの給送方向後端部に当接したためにエンドフェンス本体21のスライド停止位置が本来の適正な停止位置からずれるということを防止でき、エンドフェンス本体21を記録媒体の給送方向後端部に最も近接した適正な停止位置まで確実にスライドさせることができる。
【0091】
エンドフェンス本体21を適正な停止位置までスライドさせた後は、固定手段を操作してエンドフェンス本体21を位置固定し、カセット本体15を押し込み位置へ押し込む。カセット本体15が押し込み位置へ押し込まれることにより、図12(b)に示すように、押し当て体23は板バネ55により記録媒体Sの給送方向へ回動する向きに付勢される。
【0092】
ここで、本実施の形態の押圧体56と板バネ55と押し当て体23とは、カセット本体15を引き出し位置から押し込み位置へ押し込むことにより、板バネ55の付勢力が押し当て体23に作用するように自動的に切替え、及び、カセット本体15を押し込み位置から引き出し位置へ引き出すことにより、板バネ55の付勢力が押し当て体23に作用しないように自動的に切替える自動切替手段として機能する。これにより、本実施の形態では、記録媒体Sの収納作業を行うオペレータは、付勢力切替手段である押圧体56の切替操作を意識して行う必要がなく、板バネ55の付勢力の切替操作を忘れるということも発生しない。
【0093】
なお、本実施の形態では、押圧体56を板バネ55と別個に形成した場合を例に挙げて説明したが、図13に示すように、押圧体56aを板バネ55の一部として板バネ55と一体に形成してもよい。
【0094】
この場合には、カセット本体15を押し込み位置へ押し込むことにより収納部底面59が押圧体56aに当接し、押し当て体23は板バネ55により記録媒体Sの給送方向へ回動する向きに付勢される(図13(b))。カセット本体15を引き出し位置へ引き出すことにより、押圧体56a収納部底面59が押圧体56aから離反し、押し当て体23に対し板バネ55の付勢力が作用しなくなる(図13(a))。
【0095】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のエンドフェンスによれば、給送カセット内にシート材を収納するとき、付勢手段の付勢力が押し当て体に作用しない非付勢状態に付勢力切替手段を切替えておくことにより、エンドフェンス本体をシート材の給送方向前方へ移動させてシート材の給送方向後端部に当接させたとき、付勢体の付勢力により給送方向前方へ突出した状態の押し当て体がシート材の給送方向後端部に当接したためにエドフェンス本体の停止位置が適正な停止位置からずれるということを防止でき、エンドフェンス本体をシート材の給送方向後端部に最も近接した適正な停止位置まで確実に移動させることができ、特に、シート材が不定形サイズの場合でもそのサイズに応じた適正な停止位置まで確実に移動させることができ、その適正な停止位置において固定手段によるエンドフェンス本体の位置固定と付勢力切替手段の付勢状態への切替えとを行うことにより、付勢体の付勢力が作用した押し当て体をシート材の給送方向後端部へ当接されることができる。これにより、シート材の給送により底板上のシート材が減少して底板が上方へ回動したときには、付勢体に付勢された押し当て体によってシート材の給送方向後端部を押すことができ、底板が上方へ回動した場合でもシート材の給送方向先端部の位置を略一定に維持することができ、安定した給送を行える。
【0096】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段は、切替操作される切替操作部と、この切替操作部の切替操作に伴って前記押し当て体に付勢力を作用させる付勢位置又は前記押し当て体に付勢力を作用させない非付勢位置へ前記付勢手段を移動させる移動体とを有するので、付勢力切替手段の切替操作を、切替操作部を操作して移動体により付勢手段を付勢位置又は非付勢位置へ移動させることにより行うことができる。
【0097】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段を非付勢状態から付勢状態へ自動的に復帰させる自動復帰手段が設けられているので、付勢力切替手段を付勢状態に戻す操作を忘れるという誤操作の発生を確実に防止でき、そのような誤操作が原因となるシート材の給送不良を防止できる。
【0098】
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段は、前記給送カセットを所定の押し込み位置へ押し込むことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させるとともに、前記給送カセットを所定の引き出し位置へ引き出すことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させないようにしたので、付勢力切替手段による切替操作を、給送カセットを所定の押し込み位置へ押し込み、及び、給送カセットを所定の引き出し位置へ引き出すことにより自動的に行うことができる。
【0099】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか一記載のエンドフェンスにおいて、前記付勢力切替手段による付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定とを同時に行わせ、及び、前記付勢力切替手段による非付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定解除とを同時に行わせる連動手段が設けられているので、固定手段の切替操作と付勢力切替手段の切替操作とを同時に行うことができ、操作性を向上させることができる。
【0100】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に取付けられているので、エンドフェンス本体と押し当て体とは別個に形成して連結された構造であり、簡単な構造とすることができる。
【0101】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に一体に形成されているので、部品点数を少なくすることができる。
【0102】
請求項8記載の発明によれば、請求項1ないし7のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させる板バネであるので、付勢手段の構造を簡単なものとすることができる。
【0103】
請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記板バネは、前記押し当て体に一体に形成されているので、部品点数を少なくすることができる。
【0104】
請求項10記載の発明によれば、請求項8記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記板バネは、前記エンドフェンス本体に取付けられているので、板バネの形状や構造、及び、取付位置等に関する自由度を高くすることができる。
【0105】
請求項11記載の発明によれば、請求項1ないし7のいずれか一記載の発明のエンドフェンスにおいて、前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させるコイルスプリングであるので、「へたり」などによる付勢力の低下が発生せず、長期間に渡って良好な付勢力を維持することができる。
【0106】
請求項12記載の発明の給送カセットによれば、シート材が収納可能であるカセット本体と、前記カセット本体の底面部に配置され、上方向きに付勢されて上下方向に回動自在な底板と、請求項1ないし11のいずれか一記載のエンドフェンスと、を有するので、この給送カセットは、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【0107】
請求項13記載の発明の給送装置によれば、請求項13記載の給送カセットと、前記カセット本体内に収納された前記シート材を一枚ずつ分離給送する給送手段と、を有するので、この給送装置は、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【0108】
請求項14記載の発明の画像形成装置によれば、請求項13記載の給送装置と、給送された前記シート材に対して画像を形成する画像形成部と、を有するので、この画像形成装置は、請求項1ないし11に記載した発明と同様の作用、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のプリンタを示す概略図である。
【図2】給紙カセットの概略構造を示す側面図である。
【図3】付勢力切替手段を非付勢状態に切替えたエンドフェンスの構造を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)におけるA−A線断面図である。
【図4】付勢力切替手段を付勢状態に切替えたエンドフェンスの構造を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)におけるA−A線断面図である。
【図5】エンドフェンスを示す斜視図である。
【図6】エンドフェンスの内部構造を一部を破断して示す斜視図である。
【図7】付勢力切替手段を非付勢状態と付勢状態とに切替えたときの移動体と摺動体との動作を示す正面図である。
【図8】記録媒体の給送に伴って底板が上昇するとともに押し当て体が記録媒体を給送方向前方へ押す状態を説明する側面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のエンドフェンスを示す斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態のエンドフェンスにおける付勢力切替手段を付勢状態に切替えたエンドフェンスの構造を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は内部構造を示す平面図、(d)は内部構造の一部を示す平面図である。
【図11】付勢力切替手段を非付勢状態に切替えたエンドフェンスの構造を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は内部構造を示す平面図、(d)は内部構造の一部を示す平面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態のエンドフェンスの概略構造を示す側面図であり、(a)は押し当て体に付勢手段(板バネ)の付勢力が作用していない状態を示す側面図、(b)は押し当て体に付勢手段(板バネ)の付勢力が作用している状態を示す側面図である。
【図13】第4の実施の形態の変形例を示すもので、(a)は押し当て体に付勢手段(板バネ)の付勢力が作用していない状態を示す側面図、(b)は押し当て体に付勢手段(板バネ)の付勢力が作用している状態を示す側面図である。
【図14】押し当て体を有しないエンドフェンスの従来例を示す側面図である。
【図15】常時付勢される押し当て体を備えたエンドフェンスの従来例を示す側面図である。
【図16】そのエンドフェンスの不都合な点を説明する側面図である。
【符号の説明】
3 給送手段
4 画像形成部
15 カセット本体
17 底板
19 エンドフェンス
21 エンドフェンス本体
22 固定手段
23 押し当て体
24 付勢手段、板バネ
25 付勢力切替手段
26 連動手段
34 切替操作部
35 移動体
43 付勢手段、コイルスプリング
44 付勢力切替手段
45 連動手段
46 自動復帰手段
48 切替操作部
49 移動体
55 付勢手段、板バネ
56 付勢力切替手段
56a 付勢力切替手段
S シート材

Claims (14)

  1. 上方向きに付勢されて上下方向回動自在な底板を備えた給送カセットに取付けられ、前記底板上に載置されたシート材の給送方向に沿った方向へ移動自在なエンドフェンス本体と、
    前記エンドフェンス本体を前記給送カセットの任意の位置で固定する固定手段と、
    前記シート材の給送方向に沿った方向へ移動自在に前記エンドフェンス本体に設けられ、前記シート材の給送方向前方へ移動したときに前記エンドフェンス本体より給送方向前方へ突出する押し当て体と、
    前記押し当て体を前記シート材の給送方向前方に移動する向きに付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力が前記押し当て体に作用する付勢状態と作用しない非付勢状態とに切替える付勢力切替手段とを有し、
    前記付勢力切替手段は、前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定の切替に連動して、付勢状態と非付勢状態を切り替えるエンドフェンス。
  2. 前記付勢力切替手段は、切替操作される切替操作部と、この切替操作部の切替操作に伴って前記押し当て体に付勢力を作用させる付勢位置又は前記押し当て体に付勢力を作用させない非付勢位置へ前記付勢手段を移動させる移動体とを有する請求項1記載のエンドフェンス。
  3. 前記付勢力切替手段を非付勢状態から付勢状態へ自動的に復帰させる自動復帰手段が設けられている請求項1又は2記載のエンドフェンス。
  4. 前記付勢力切替手段は、前記給送カセットを所定の押し込み位置へ押し込むことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させるとともに、前記給送カセットを所定の引き出し位置へ引き出すことにより前記付勢手段によって前記押し当て体に付勢力を作用させないようにした請求項1記載のエンドフェンス。
  5. 前記付勢力切替手段による付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定とを同時に行わせ、及び、前記付勢力切替手段による非付勢状態への切替と前記固定手段による前記エンドフェンス本体の位置固定解除とを同時に行わせる連動手段が設けられている請求項1ないし4のいずれか一記載のエンドフェンス。
  6. 前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に取付けられている請求項1ないし5のいずれか一記載のエンドフェンス。
  7. 前記押し当て体は、前記エンドフェンス本体に一体に形成されている請求項1ないし5のいずれか一記載のエンドフェンス。
  8. 前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させる板バネである請求項1ないし7のいずれか一記載のエンドフェンス。
  9. 前記板バネは、前記押し当て体に一体に形成されている請求項8記載のエンドフェンス。
  10. 前記板バネは、前記エンドフェンス本体に取付けられている請求項8記載のエンドフェンス。
  11. 前記付勢手段は、前記押し当て体に付勢力を作用させるコイルスプリングである請求項1ないし7のいずれか一記載のエンドフェンス。
  12. シート材が収納可能であるカセット本体と、
    前記カセット本体の底面部に配置され、上方向きに付勢されて上下方向に回動自在な底板と、
    請求項1ないし11のいずれか一記載のエンドフェンスと、
    を有する給送カセット。
  13. 請求項12記載の給送カセットと、
    前記カセット本体内に収納された前記シート材を一枚ずつ分離給送する給送手段と、
    を有する給送装置。
  14. 請求項13記載の給送装置と、
    給送された前記シート材に対して画像を形成する画像形成部と、
    を有する画像形成装置。
JP2002310596A 2002-10-25 2002-10-25 エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置 Expired - Lifetime JP3996035B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310596A JP3996035B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置
CNB200310102472XA CN1275780C (zh) 2002-10-25 2003-10-21 端挡板,供纸盒,供纸装置及图像形成装置
EP03024500A EP1413533B1 (en) 2002-10-25 2003-10-24 Sheet feeding cassette including an end fence
DE60328950T DE60328950D1 (de) 2002-10-25 2003-10-24 Blattkassette mit einem Anschlagelement
US10/692,794 US6916019B2 (en) 2002-10-25 2003-10-27 End fence, sheet feeding cassette, sheet feeding device, and image forming apparatus including the end fence

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310596A JP3996035B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004142892A JP2004142892A (ja) 2004-05-20
JP3996035B2 true JP3996035B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=32064375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002310596A Expired - Lifetime JP3996035B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6916019B2 (ja)
EP (1) EP1413533B1 (ja)
JP (1) JP3996035B2 (ja)
CN (1) CN1275780C (ja)
DE (1) DE60328950D1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151609A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Brother Ind Ltd 給紙トレイおよび給紙トレイを備えた画像形成装置
JP2006298509A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Ricoh Co Ltd 給紙装置及びその給紙装置を有する画像形成装置
JP4713451B2 (ja) * 2006-12-07 2011-06-29 株式会社リコー 摺動機構、用紙ガイド、用紙積載装置、手差し給紙トレイ及び画像形成装置
JP2009007121A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置
US20090206544A1 (en) * 2008-02-18 2009-08-20 Xerox Corporation Preventing Overfill Of Media Sheets In a Sheet Feeder
JP5207831B2 (ja) * 2008-05-29 2013-06-12 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
KR101556204B1 (ko) * 2009-01-05 2015-09-30 삼성전자 주식회사 급지유닛
JP2010202287A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置
US8074980B2 (en) * 2009-06-04 2011-12-13 Xerox Corporation Apparatuses for feeding sheets and printing apparatuses
JP5521461B2 (ja) * 2009-09-25 2014-06-11 株式会社リコー 記録媒体供給装置及び画像形成装置
JP5386524B2 (ja) * 2011-02-10 2014-01-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート収納装置および画像形成装置
JP5485248B2 (ja) * 2011-11-17 2014-05-07 シャープ株式会社 給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP6147129B2 (ja) * 2012-09-04 2017-06-14 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
JP5785968B2 (ja) * 2013-02-21 2015-09-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記録媒体収納カセット及びそれを備えた画像形成装置
US9260262B2 (en) 2014-01-17 2016-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Sheet stacking apparatus, sheet feeding apparatus and image forming apparatus
JP6443733B2 (ja) 2014-11-04 2018-12-26 株式会社リコー 給紙装置、画像形成装置および画像形成システム
US9714146B2 (en) * 2015-01-08 2017-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Sheet storage apparatus and image forming apparatus
JP6459756B2 (ja) * 2015-04-28 2019-01-30 沖電気工業株式会社 媒体収納装置及び媒体取引装置
US9580258B1 (en) * 2016-03-04 2017-02-28 Lexmark International, Inc. Removable media tray having a media restraint with sliding cams and pivoting latching cams operable without the use of pinching
JP6668864B2 (ja) 2016-03-22 2020-03-18 コニカミノルタ株式会社 シート材給送装置及び画像形成装置
JP6690387B2 (ja) 2016-04-28 2020-04-28 コニカミノルタ株式会社 シート材給送装置及び画像形成装置
JP6939290B2 (ja) * 2017-09-07 2021-09-22 株式会社リコー シート積載装置、給紙カセット、画像形成装置及び複合画像形成装置
JP7022372B2 (ja) * 2017-12-25 2022-02-18 株式会社リコー シート端部位置規制部材、シート載置装置、シート給送装置及び画像形成装置
JP7147868B2 (ja) * 2018-11-13 2022-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート収容装置、及びシート収容装置を備える画像処理装置、シート位置決め部材
JP2020083573A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート位置決め部材、シート位置決め部材を備えるシート収容装置、及びシート収容装置を備える画像処理装置
JP7208055B2 (ja) * 2019-02-22 2023-01-18 東芝テック株式会社 手差し給紙装置および画像形成装置
CN111689262B (zh) * 2019-03-11 2022-08-12 株式会社理光 端挡板、供给盒、给送装置及图像形成装置
US11827471B2 (en) 2020-10-19 2023-11-28 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device and image forming apparatus

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09118439A (ja) * 1995-10-24 1997-05-06 Daiwa Seiko Inc 給紙カセット
US5709381A (en) * 1996-11-22 1998-01-20 Hewlett-Packard Company Printer media tray with automatic skewing of stack of media
US5931456A (en) * 1997-09-09 1999-08-03 Hewlett-Packard Company Fine-pitch paper adjustment guide for image forming devices
JP2000095356A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Ricoh Co Ltd 給紙カセット
JP3366597B2 (ja) * 1999-08-06 2003-01-14 京セラミタ株式会社 用紙後端規制部材
JP2002193497A (ja) 2000-10-20 2002-07-10 Ricoh Co Ltd 給紙装置及びその給紙装置を備えた画像形成装置
KR100388996B1 (ko) * 2000-12-30 2003-06-25 삼성전자주식회사 화상형성장치의 용지 카세트
US6793215B2 (en) * 2001-12-24 2004-09-21 Pitney Bowes Inc. Self-adjusting side guide for a mail handling device

Also Published As

Publication number Publication date
US6916019B2 (en) 2005-07-12
CN1498774A (zh) 2004-05-26
EP1413533A1 (en) 2004-04-28
EP1413533A8 (en) 2004-09-08
US20040135306A1 (en) 2004-07-15
DE60328950D1 (de) 2009-10-08
CN1275780C (zh) 2006-09-20
JP2004142892A (ja) 2004-05-20
EP1413533B1 (en) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3996035B2 (ja) エンドフェンス、給送カセット、給送装置及び画像形成装置
USRE44947E1 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
US7513496B2 (en) Sheet supply device and image forming apparatus
US7686292B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JP6415185B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
US10611587B2 (en) Sheet feeding apparatus and image forming apparatus
US5737675A (en) Toner supply device including toner cartridge and guide
US5443252A (en) Sheet supplying apparatus for feeding sheets from cassettes having different sheet holding capacities
US20060255528A1 (en) Sheet separating/conveying mechanism and sheet conveying apparatus therewith
JP2009007121A (ja) 給紙装置、画像形成装置
JP5454167B2 (ja) 給紙装置およびこれを備えた画像形成装置
JP4136781B2 (ja) シート収納装置及び画像形成装置
US11360425B2 (en) Image forming apparatus and sheet storing apparatus
JP7415416B2 (ja) 媒体供給装置及びこれを用いた処理装置並びに位置拘束治具
JPH0616247A (ja) 複写紙カセット
JP3628506B2 (ja) 手差し給紙装置
JPH052505Y2 (ja)
JP3826026B2 (ja) シート給送装置
JPH0511235Y2 (ja)
JPH0124034Y2 (ja)
JP2023081540A (ja) シート給送装置
JP2000219328A (ja) シート収納カセットと該カセットを備えた画像形成装置
JP3604671B2 (ja) 画像形成装置
JP2003176042A (ja) シート供給装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2004091056A (ja) 給紙装置、画像形成装置及び画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041007

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050223

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3996035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term