JPH052505Y2 - - Google Patents

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JPH052505Y2
JPH052505Y2 JP1062787U JP1062787U JPH052505Y2 JP H052505 Y2 JPH052505 Y2 JP H052505Y2 JP 1062787 U JP1062787 U JP 1062787U JP 1062787 U JP1062787 U JP 1062787U JP H052505 Y2 JPH052505 Y2 JP H052505Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電子写真技術を応用した複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置に用いられる転写材給送装
置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
複写機等の画像形成装置においては本体に常備
される給紙カセツトの他に、オプシヨンとして、
OHP紙(オーバーヘツドプロジエクタ用のフイ
ルム)、葉書、ラベル紙といつた特殊紙に印字す
るためオートペーパーフイーダ(A.P.F)と呼ば
れる自動給紙装置を備えたものがある。
転写材給送装置は通常、転写材を積載板上に積
載し、転写材に圧接する給紙ロールを回転させる
ことによつて順次複写機本体へ給送するよう構成
されている。そして、積載板上の給紙ロールと対
向する面には、転写材の給送を最後まで確実に行
うための摩擦部材が設けられている。例えば普通
紙を例にとつて、摩擦部材と普通紙との間の摩擦
力をF1、普通紙と普通紙との間の摩擦力をF2
普通紙と給紙ロール間の摩擦力をF3としたとき、
F3>F1>F2となるように配設すると確実な給送
が行える。しかし、A.P.Fの場合には、上述の様
に各種の特殊紙が使用されることや、また、オペ
レータが給紙カセツトに収納されている用紙を
A.P.Fに収納して使用する場合もある。そこで、
単に同様な摩擦部材を配設したのでは問題が生じ
る。すなわち、用紙によつて表面の滑かさは夫々
異なり、上述の摩擦部材と用紙との摩擦の大きさ
は種々異なるものとなる。従つて、例えばOHP
紙等の摩擦係数の小さな用紙を最後まで円滑に給
送するために、摩擦部材とOHP紙間の摩擦力を
f1、OHP紙どうしの摩擦力をf2、OHP紙と給紙
ロールの摩擦力をf3としたとき、前記同様にf3
f1>f2となるように摩擦部材を転写材給送装置に
使用すると、普通紙を収納し給送した場合に、普
通紙と摩擦部材との摩擦力は適正値以下となり、
用紙の重送を生じてしまう。つまり、この時の摩
擦部材と普通紙との摩擦力をf′とすると、F3>F2
>f′となるため重送が生ずるものである。また、
逆に普通紙の給送に適した摩擦部材を使用する
と、OHP紙等の特殊紙では、例えば摩擦力は適
正値以上となり、最後の一枚が給送できずに残つ
てしまうという欠点が存在する。つまり、この場
合の摩擦部材の特殊紙間の摩擦力をF′とすると、
F′>f3>f2となるためである。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、転写材の材
質にかかわらず、確実な給送が可能な転写材給送
装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は本考案によれば、転写材を積載する
積載台と、積載された転写材の最上位の転写材表
面と係合接触して所定方向へ給送する給送部材
と、前記積載台の前記給送部材に対向する面に固
定された摩擦部材とを備えた転写材給送装置にお
いて、前記積載台上に摺動自在に支持され給送す
べき転写材の材質に応じて前記摩擦部材と前記給
送部材との対向部に進入及び後退可能な板状部材
を設けたことを特徴とする転写材給送装置によつ
て達成される。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説
明する。
第2図は本考案の転写材給送装置が用いられる
プリンタ1の全体構成図を示すものである。プリ
ンタ1は感光体ドラム3と、その周囲に配設され
た感光体ドラム3表面を均一に帯電する帯電器4
と、記録情報に対応して感光体ドラム3表面に静
電潜像を形成する光学ヘツド5と、感光体ドラム
3の表面に形成された静電潜像をトナーで現像す
る現像装置6と、搬送された用紙の裏面からコロ
ナ放電を行い画像転写を行う転写器8と、感光体
ドラム3上の残留トナーを除去するクリーナ9と
を有する。
また、感光体ドラム3と転写器8との間の転写
部には、給紙カセツト11から給紙コロ12によ
り搬出された用紙が搬送ガイド11aを介して待
機ロール7により搬入される場合と、オートペー
パーフイーダ(A.P.F)2から搬出された用紙が
搬送ロール15を介して待機ロール7により転写
部へ搬入される場合とに構成されている。
更に、転写部で前述のようにトナー像が転写さ
れた用紙は定着器10で熱定着された後、機外へ
排出されるように構成されている。
第3図は上述のA.P.F2の外観図であり、第4
図はプリンタ1にA.P.F2を装着した状態の断面
図である。第3図に示すように、A.P.F2は用紙
を積載するトレイ17と、用紙をセツトすに際下
方へ押下げるレバー19と、用紙の巾を合わせる
ための側部規制板23と、後述する摩擦部材や積
載板を内部に有する筐体25で構成されている。
そして、第4図に示すように、用紙をセツトする
ために、上述のレバー19を押下げると積載板1
6はレバー19に設けられた積載板支持部19a
により一点鎖線の位置に移動される構成である。
また、この時図示しない内蔵されたスイツチがオ
フとなりプリンタ1を印字不能とする。また、用
紙をセツトした後レバー19を解除すると積載板
16は積載板16と筐体25の下面25a間に設
けられたバネ18により上方に押上げられ、セツ
ト用紙を押圧する。この時上述の内蔵スイツチも
オンとなり印字可能状態となる。上記トレイ17
はヒンジ部20を中心として矢印a方向へ回転可
能であり、A.P.F2を使用しない場合にはトレイ
17をa方向へ回動して折りたたんでおける構成
である。
更に、第1図a,bは本実施例のA.P.F2の要
部斜視図である。上述の積載板16の上面には積
載板16の前方(プリンタ1側)に固定された摩
擦部材21と、前記積載板16に対して矢印b,
b′方向に摺動可能に取付けられた板状部材22
と、凹部16c上にある長穴16bを貫通して積
載板16の裏面で摺動自在に取付けられた用紙の
巾を規制する側部規制板23とを有している。積
載板16には板状部材22と係合する突起16a
が有る。板状部材22は端部を折り曲げ、摺動自
在に積載板16に取付けられており突起16aと
係合する穴22a,22bと2つの穴の間の突起
22cがある。
以上のような構成のA.P.F2において普通紙を
給送する場合の動作を説明する。先ず、操作者
は、普通紙の大きさを確認して側部規制板23を
第3図の矢印c方向に移動して普通紙の横巾に合
わせる。次に、操作者は板状部材22をわずかに
上方に持ち上げ、第1図bの矢印b′方向に移動さ
せ、突起16aを乗り越えさせると第1図aのよ
うに突起16aに穴22aが固定され、摩擦部材
21が直接用紙に接触可能となる。その後レバー
19を押下げると、積載板16が積載板支持部1
9aにより、押下げられるので、積載板16上に
普通紙をセツトする。そして、レバー19を上方
に上げて解除すると、摩擦部材21は普通紙をバ
ネ圧により、給紙ロール14に圧接する。次にプ
リント操作を行うと給紙ロール14が回転し、最
上位の普通紙をプリンタ1の搬送ロール15を介
し、待機ロール7方向へ搬送する。このようにし
て普通紙が順次給送されるが、摩擦部材21があ
るため用紙は積載板16上で確実に保持され、重
送されることがない。また、残り枚数が1枚にな
つた場合にも、摩擦部材21と普通紙との間の摩
擦力より給紙ロール14と普通紙の間の摩擦力が
大きいため確実に給送できる。
一方、特殊紙を給紙する場合、第1図bに示す
如く操作者が板状部材22を矢印b方向に移動さ
せると、突起22cは突起16aを乗り越え突起
16aは穴22bに固定される。板状部材22は
給紙ロール14と、摩擦部材21の間に固定さ
れ、前述と同様、レバー19を押下げて特殊紙を
セツトすると、特殊紙は小さな摩擦係数の板状部
材22上に積載されて給紙ロール14に圧接す
る。そして、上述と同様プリント動作を行うと、
板状部材22と特殊紙との間の摩擦力より、給紙
ロール14と特殊紙との間の摩擦力の方が大きい
ため、最後の一枚まで確実に給送できる。
尚、実施例はオプシヨンとして使用されるA.
P.F2の例で説明したがこれに限らず、本体に装
着される通常の給紙カセツト11の積載板にも使
用できる。また、板状部材22は金属に限ること
なく、プラスチツク等の材料で構成してもよい。
また、摩擦部材21をおおう板状部材22の形
状は必ずしも面状でなくとも良く、給紙ロール1
4と積載板16の圧接部のわずかな巾を覆うこと
のできる形状であればよい。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案の転写材
給送装置によれば、積載板上の板状部材を移動さ
せ用紙を給紙ロールに圧接する部材を切換えるこ
とにより用紙を適正な摩擦力で給紙ロールに圧接
することができ、転写材が異なつても最後の一枚
まで確実に給送することができる。また、板状部
材は簡単な構成のため安価に製造でき、使用者が
簡単に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例を示す斜視
図、第2図はプリンタの全体構成図、第3図は
A.P.Fの外観図、第4図はプリンタにA.P.Fを装
着した状態の断面図である。 1……プリンタ、2……A.P.F(自動給紙装
置)、3……感光体ドラム、4……帯電器、5…
…光学ヘツド、6……現像装置、7……待機ロー
ル、8……転写器、9……クリーナ、10……定
着器、11……給紙カセツト、12……給紙コ
ロ、13……装着部、14……給紙ロール、15
……搬送ロール、16……積載板、16a……突
起、16b……長穴、16c……凹部、17……
トレイ、18……バネ、19……レバー、20…
…ヒンジ、21……摩擦部材、22……板状部
材、23……側部規制板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 転写材を積載する積載台と、積載された転写材
    の最上位の転写材表面と係合接触して所定方向へ
    給送する給送部材と、前記積載台の前記給送部材
    に対向する面に固定された摩擦部材とを備えた転
    写材給送装置において、 前記積載台上に摺動自在に支持され給送すべき
    転写材の材質に応じて前記摩擦部材と前記給送部
    材との対向部に進入及び後退可能な板状部材を設
    けたことを特徴とする転写材給送装置。
JP1062787U 1987-01-27 1987-01-27 Expired - Lifetime JPH052505Y2 (ja)

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JP1062787U JPH052505Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JP1062787U JPH052505Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JPS63119554U JPS63119554U (ja) 1988-08-02
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JP2007314258A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置

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