JP3989975B2 - 水素含有熱可塑性フッ化ポリマーの製造のための懸濁重合方法 - Google Patents

水素含有熱可塑性フッ化ポリマーの製造のための懸濁重合方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、水素含有熱可塑性フッ化ポリマーを製造するための懸濁(共)重合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々のタイプの熱可塑性水素含有フッ化ポリマーがこの分野で知られている。第1のクラスは、ハロゲン非含有オレフィンとペル(ハロ)フルオロオレフィン(per(halo)fluoroolefins)の共重合体から構成され、例えばエチレンとテトラフルオロエチレン(TFE)またはクロロトリフルオロエチレン(CTFE)共重合体であり、任意に第3のフッ化コモノマー(fluorinated comonomer)を0.1から10モル%含む(例えば、米国特許第3,624,250号参照)。このような共重合体の製造は、一般的に懸濁中(in suspension)で行われ、特にCTFE/エチレン共重合体のためには、好ましくは低温で(30℃より低い)行われる。低い重合温度は、モノマー交互(monomer alternation)を促進するために必要であり、機械的性質の劣化(worsening)の原因となり製品を熱不安定化するエチレンブロック(ethylene blocks)の形成を防ぐ。
【0003】
別のクラスの水素含有熱可塑性フッ化ポリマーは、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)から、および少量(0.1−10モル%)の他のフッ化コモノマーで修飾されたPVDFから構成される。このようなポリマーは懸濁(共)重合により製造することができ、これは例えば欧州特許第526,216号に記載されている。また適当な懸濁剤の存在下で、例えばポリビニルアルコールまたは水溶性セルロース誘導体の存在下で製造することが好ましく、これは米国特許第4,524,194号に記載されている。使用される開始剤の種類によって、広い温度範囲で行うことが可能であり、30℃より低い温度でも可能である。低温で行うことにより、高い構造規則性を得ることができ、特にモノマーの転化(inversions)の減少およびその結果高い結晶比率(crystallinity percentage)を得ることができ、そのため、周知のごとく、より高い二次溶融温度が得られ、そのためにより高いレーティング(rating)温度が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、低温で反応させることは、自動的に高い熱安定性を保証するわけではない。なぜなら後者は、重合開始剤に由来する鎖末端基の性質にも依存するからである。実際にそのような末端基がそれ自体不安定であることがあり、またその分解が、ポリマー鎖に沿って順に脱ハロゲン化水素反応(dehydrohalogenation reactions)を引き起こすことが知られており、ハロゲン化酸(halogenidric acids)を増加させ、二重結合を形成する。このことは、製品に望ましくない色を与え(いわゆる”変色(discoloration)”の現象)、巨大分子の破壊(macromolecule breakage)のための優先的な点(preferential points)を構成する。
【0005】
反応温度が低いために、上記方法において使用できるラジカル開始剤としては、やや制限されたクラスから選択されることができる。最も広く用いられるのは、化学式(Rf-CO-O)2で表されるビス-アシルペルオキシドであり、ここでRfは(ペル)ハロアルキルC1−C10である(例えば欧州特許第185,242号および米国特許第3,624,250号参照)。その中で、ビス-トリクロロアセチルペルオキシド(TCAP)は特に好ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
出願人は、驚くべきことに上記ビス-アセチルペルオキシドのクラスの中から、ビス-ジクロロフルオロアセチルペルオキシド(CFCl2-CO-O)2(DCFAP)を用いた場合には、ビス-トリクロロアセチルペルオキシドを用いた場合よりも、著しく高い熱安定性が付与された水素含有熱可塑性フッ化ポリマーを製造することが可能であることを見いだした。特に、得られた(共)重合体は、脱ハロゲン化水素(dehydrohalogenation)に高い耐性を示し、したがって特に高温製造工程の間、変色現象を示さない。
【0007】
したがって、本発明の対象は、水素含有熱可塑性フッ化ポリマーを製造するための懸濁(共)重合方法であって、ビス-ジクロロフルオロアセチルペルオキシド(CFCl2-CO-O)2(DCFAP)を重合開始剤として使用するものである。
【0008】
DCFAPは、例えば、J. Org. Chem., 47, 2009-2013 (1982)において、Z. Chengxueによって記載されたような方法で、対応するアシル-ハロゲン化物(acyl-halide)をアルカリ媒質内で酸化することにより製造することができる。
【0009】
本発明の方法(process object)で使用されるDCFAPの量は、モノマー全量に対して、通常0.005から20重量%の量であり、好ましくは0.05から2重量%の量である。反応媒質への添加は、反応の初めに1度に入れてもよく、または重合の間、漸次的に(gradually)、連続的に(continuously)または非連続的に(in discrete amounts)入れてもよい。
【0010】
本発明の方法は、通常、反応温度が−30℃から+30℃で行われ、好ましくは−10℃から+20℃で行われる。反応圧力の制限範囲は広く、通常5から100bar、好ましくは10から40barの範囲である。
【0011】
反応媒質は、有機相(an organic phase)で構成され、該反応媒質には通常、反応の間生じる熱を分散しやすいように水が添加される。上記有機相はモノマー自体から構成され、溶剤が添加されなくてもよく、または適当な有機溶媒に溶解されたモノマーから構成されていてもよい。塩化フッ化炭素、例えばCCl22(CFC-12)、CCl3F(CFC-11)、CCl2FCClF2(CFC-113)、CClF2CClF2(CFC-114)等は、従来有機溶媒として使用されている。これらの製品は成層圏のオゾンを破壊するために、代替製品が最近提案されており、例えば、米国特許第5,182,342号に記載されているように、炭素、フッ素、水素、および任意に酸素のみから構成される化合物である。有効な代替物としては、欧州特許第612,767号に記載されているように、6から25の炭素原子を有しかつメチル基の数と炭素原子の数の比が0.5より高い分枝鎖炭化水素であり、例えば2,3-ジメチルブタン、2,3-ジメチルペンタン、2,2,4-トリメチルペンタン、2,2,4,6,6-ペンタメチルヘプタン、2,2,4,4,6-ペンタメチルヘプタン等あるいはそれらの混合物である。
【0012】
最終製品の分子量を制御するためには、適当な連鎖移動剤を上記反応媒質に添加することができ、例えば、3から10の炭素原子を有するケトン、エステル、エーテルまたは脂肪族アルコール;1から6の炭素原子を有する炭化水素またはハロゲン化炭化水素;アルキルが1から5の炭素原子を有する、ビス(アルキル)-カーボネート等である。これらの中で、クロロホルム、メチルシクロペンタンが特に好ましい。水素含有フッ化(共)重合体を低温で製造するための方法において、連鎖移動剤として、メチルシクロペンタンを使用すること、およびより一般的には1つ以上のC1−C6アルキルでアルキル置換されたシクロペンタンを使用することは、本出願人の名での同時継続特許出願(イタリア国特許出願第000520 MI94A、1994年3月21日出願)に記載されている。連鎖移動剤は、反応器内に反応の初めに供給され、または重合の間、連続的に、または非連続的(in discrete amounts)に供給される。用いられる連鎖移動剤の量の制限範囲はかなり広く、使用されるモノマーのタイプ、反応温度、および所望の分子量による。その量は、反応器に供給されるモノマー全量に対して、通常0.01から30重量%、好ましくは0.05から10重量%である。
【0013】
ここで、水素含有熱可塑性フッ化ポリマーとは、水素含有フルオロオレフィンの単独重合により、あるいは後者とペルフルオロ(perfluorinated)モノマーとの共重合により、あるいはペル(ハロ)フルオロオレフィンと完全に水素化されたオレフィンとの共重合により、得られる熱可塑性を有するポリマー全てを意味する。特に、本発明の方法は、以下のもののために有利に用いられることができる:
(1)C2−C8ペル(ハロ)フルオロオレフィン、例えばテトラフルオロエチレン(TFE)またはクロロトリフルオロエチレン(CTFE)、と
ハロゲン原子非含有C2−C8オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、またはイソブチレン、との間の共重合体であって、
ハロゲン原子非含有オレフィンとペル(ハロ)フルオロオレフィンとのモル比が40:60から60:40であり、
任意に少量の、通常0.1から10モル%の1種以上のフッ化コモノマーを含むものであり、該フッ化コモノマーとしては、例えば化学式CX2=CFRfで表され、XはHまたはF、RfはC2−C10フッ化アルキルであり、任意に1つ以上のエーテル基を含む(例えば米国特許第4,513,129号、米国特許第3,624,250号参照)ような化合物から選択され、あるいはペルフルオロジオキソール(perfluorodioxols)(例えば米国特許第3,865,845号、米国特許第3,978,030号、欧州特許第73,087号、欧州特許第76,581号、欧州特許第80,187号)から選択される;
(2)ポリフッ化ビニリデン、または少量の、通常0.1から10モル%の1つ以上のフッ化コモノマーで修飾されたポリフッ化ビニリデンであって、例えばフッ化ビニル、クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン等(例えば米国特許第4,524,194号および米国特許第4,739,024号参照)。
【0014】
VDF(共)重合体(クラス(2))の場合、好ましくは反応媒質に適当な懸濁剤、例えばポリビニルアルコール、または水溶性セルロース誘導体、例えばアルキル-またはアルキルヒドロキシアルキル-セルロースを、通常使用するモノマー全量に対して、1000重量当たり0.1から5、好ましくは1000重量当たり0.5から2の量で添加する。
【0015】
以下、実施例を示すが、これは単に例示のためであり、本発明自体の範囲を制限するものではない。
【0016】
【実施例】
(実施例1)
900rpmで作動する攪拌器(a stirrer)を備えた500ml容のオートクレーブを空にし(evacuated)、脱塩水225mlとtert-ブタノール(tertbutanol)15mlを含む溶液をその中に導入した。オートクレーブは、0℃まで冷やし、再度空にした。ついで65gのクロロトリフルオロエチレン(CTFE)と2mlのメチルシクロペンタンを導入した(charged)。ついで上記オートクレーブは、10℃の反応温度とし、エチレンにより14barの反応圧力とした。次に、−15℃に保たれ0.09g/mlの濃度でイソオクタン中に溶解されたビス-ジクロロフルオロアセチルペルオキシド(DCFAP)を、漸次的にオートクレーブ内に導入した。約0.1gのDCFAPを最初に供給し、ついで重合の間、1時間ごとに0.1gずつ2回(twice 0.1g each hour)供給した。圧力は、連続的にエチレンを供給することにより、反応の間通して一定に保持した。185分後、約30gの乾燥ポリマーを得、これはモルで49.7%のエチレンと50.3%のCTFEを含んでいた(炭素元素分析で得られたデータによる)。この製品について、示差走査熱量測定(DSC)で測定した二次溶融温度T2fは240.4℃、メルトフローインデックス(MFI)(ASTM D 3275-89)は1.7g/10′であった。
【0017】
得られた製品は、以下の試験法により熱安定性を調べた:
(A)重量損失(Weight loss)(Δp%)
粉末状のポリマー(約10mg)を、空中温度250℃1時間の(in air at 250℃ for one hour)熱天秤分析(thermogravimetric analysis)に供した。
(B)HFとHClの評価
得られたポリマーを240℃にて成形し、約500μm厚のフィルムを得た。1×0.5cm四方のこのフィルムの標本を、オーブン内において、2時間通して300℃の乾燥窒素気流で加熱した。展開されたガス(developed gases)はアルカリ溶液中に集めた。30分ごとにその溶液を採取し、Cl-およびF-イオン濃度を、イオンカラムクロマトグラフィにより測定した。
得られた結果を表1に示す。
【0018】
(実施例2−比較例)
0.11g/ml濃度でイソオクタン中に溶解したビス-トリクロロアセチルペルオキシド(TCAP)を開始剤に用いた以外は、実施例1と同様の条件で実施した。上記ペルオキシドは、最初に約0.1g量を供給し、ついで重合の間1時間ごとに0.1g量を2回供給した。
【0019】
130分後、約30gのポリマーを得、これはモルで47.4%のエチレンと52.6%のCTFEを含んでいた(炭素元素分析で得られた値)。この製品は、T2f=237.2℃(DSC)、MFI=5.0g/10′であった。
【0020】
得られた製品について、実施例1と同様にして熱安定性を調べた。得られた結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
Figure 0003989975

Claims (14)

  1. −C ペル(ハロ)フルオロオレフィンとハロゲン原子非含有C −C オレフィンとの熱可塑性共重合体(前記ハロゲン原子非含有オレフィンと前記ペル(ハロ)フルオロオレフィンとのモル比は40:60から60:40である)の製造のための懸濁(共)重合方法であって、ビス-ジクロロフルオロアセチルペルオキシド(DCFAP)を重合開始剤として使用することを特徴とする方法。
  2. DCFAPは、モノマー全量に対して、0.005から20重量%の量で使用されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. DCFAPは、モノマー全量に対して、0.05から2重量%の量で使用されることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 反応温度が−30℃から+30℃であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 反応温度が−10℃から+20℃であることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 反応媒質は有機相で構成され、そこに任意に水が添加されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. 上記有機相がモノマーから構成され、溶剤が添加されないことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 塩化フッ化炭素;炭素、フッ素、水素、および任意に酸素のみから構成される化合物;6から25の炭素原子を有しかつメチル基の数と炭素原子の数との比が0.5より高い分枝鎖炭化水素、から選択された有機溶媒に溶解されたモノマーから、上記有機相が構成されたことを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 連鎖移動剤が上記反応媒質に添加されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
  10. 上記連鎖移動剤が、3から10の炭素原子を有するケトン、エステル、エーテルおよび脂肪族アルコール;1から6の炭素原子を有する炭化水素またはハロゲン化炭化水素;アルキルが1から5の炭素原子を有する、ビス(アルキル)カーボネートから選択されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 上記連鎖移動剤がクロロホルムであることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 上記連鎖移動剤がメチルシクロペンタンであることを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 上記ペル(ハロ)フルオロオレフィンがテトラフルオロエチレンとクロロトリフルオロエチレンから選択され、上記ハロゲン原子非含有オレフィンがエチレンであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. 上記共重合体が1種以上のフッ化コモノマーを0.1から10モル%含むことを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の方法。
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