JP4576029B2 - 熱可塑性クロロトリフルオロエチレンパーハロゲン化(共)重合体組成物 - Google Patents

熱可塑性クロロトリフルオロエチレンパーハロゲン化(共)重合体組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改良された機械的特性を有する熱可塑性パーハロゲン化重合体組成物に関する。
より詳細には、本発明は、パーフルオロアルキルビニルエーテルで改質することによって、CTFE単独重合体(PCTFE)固有の機械的特性よりも、室温における破断応力が高く、実質的に破断歪が降伏応力の影響を受けないという優れた機械的特性を有する熱可塑性クロロトリフルオロエチレン(CTFE)重合体に関する。
本発明の重合体は上記の特性を有するパイプ、シート、フィルムなどの製品を得るために使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、PCTFEは、気体や蒸気、とりわけ酸素、窒素および水蒸気に対する良好な不透過性とともに非常に優れた耐薬品性を有するフッ素化された樹脂であることが知られていた。しかし、PCTFEは典型的な脆性材料の機械的特性、すなわち、弾性率が高く、破断応力と破断歪の値が低いという特性を有する。
【0003】
公知のように、高い粘度を有するPCTFE重合体(すなわち、メルトフローインデックス(MFI)が低く高分子量のもの)は、低い粘度を有するもの(すなわち、メルトフローインデックスが高く低分子量のもの)よりもよい機械的特性を示す。しかし、非常に高い粘度を有するPCTFEを、パイプ、シート、フィルムなどの成形品を得るためにフッ素化された熱可塑性処理工程において使用することは、極めて難しいか不可能である。フィルム製造においては、低粘度のPCTFEが、その特性により、食品または医薬品の包装における多層系で広汎に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
USP 5,145,925号公報には、0.01〜1モル%の量のパーフルオロアルキルビニルエーテル、好ましくはパーフルオロプロピルビニルエーテル(FPVE)が共重合されたCTFE共重合体が記載されている。すべての例証されたFPVE/CTFE共重合体は、コモノマー共重合比が低い(0.05モル%)ものであっても高い(1.1モル%)ものであっても、単独重合体よりも破断応力が低いことが示されている。
【0005】
さらに、1モル%未満のFPVEを含む重合体は100%よりも小さい破断伸びを示した。上記の伸びはFPVEの増加によって改良され、降伏応力が減少するが、CTFE単独重合体と比較した場合に、重合体の機械的特性が全体的に改良されることは記載されていない。
単独重合体固有の特性(耐薬品性および不透過性)以外の特性を有する熱可塑性パーハロゲン化PCTFEであって、単独重合体と比較して、破断応力と破断伸びが改良されており、実質的に降伏応力を低下させないという特性を有する重合体が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、意外なことに、以下に記載する特別のコモノマーを使用することによって、最適な機械的特性を有し、単独重合体および従来技術において記載された共重合体よりも高い破断応力を有し、共重合体のMFIと改質剤含量とによって特徴付けられるCTFE熱可塑性共重合体が得られることを発見した。
【0007】
本発明は、以下の重合体成分(I)および(II)からなる熱可塑性クロロトリフルオロエチレン(CTFE)パーハロゲン化重合体組成物を提供する。
(I)10〜90重量%のクロロトリフルオロエチレン(CTFE)単独重合体
(II)90〜10重量%の、下記式で表されるパーフルオロアルキルビニルエーテルの少なくとも1種からなるコモノマー(a)で改質されたCTFE共重合体
【0008】
【化3】
Figure 0004576029
【0009】
(式中、RfはC2〜C5のパーフルオロアルキル基を表す。)。
上記重合体組成物は、最終重合体成分(I)+(II)の合計量に基づき、0.2〜5モル%の上記コモノマー(a)単位と、99.8〜95モル%のCTFE単位とを含む。
本発明はまた、有機溶媒もしくは水の懸濁重合法、または水性乳化重合法にて、ラジカル重合開始剤の存在下に、−20℃〜150℃、好ましくは0℃〜100℃、さらに好ましくは10℃〜70℃で、上記重合体成分(I)および(II)にそれぞれ対応する単量体を(共)重合させることを特徴とする上記重合体組成物の製造方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の重合体は、0.3より小さいかまたは3より大きいRMFI、好ましくは0.2より小さいか5より大きいRMFI、さらに好ましくは0.05より小さいか20より大きいRMFIを有する。
MFIは、ASTM D 1238−88法に従い、265℃、負荷10kgで測定した重合体成分(I)のメルトフローインデックスと重合体組成物(成分(I)と(II)とを合わせたもの)のメルトフローインデックスとの比である。
【0011】
本発明の重合体組成物の中でも、RMFIが0.3未満、好ましくは0.2未満、さらに好ましくは0.05未満であって、重合体成分(II)が1モル%を超えるコモノマー(a)であるパーフルオロアルキルビニルエーテルを含むものであることが好ましい。
式(a)で表されるパーフルオロアルキルビニルエーテルのうち、パーフルオロエチルビニルエーテルおよびパーフルオロプロピルビニルエーテル(FPVE)が好ましい。
【0012】
本発明の重合体組成物はまた、0.1g/10分より大きい、好ましくは0.5g/10分より大きい、さらに好ましくは2g/10分より大きいMFIを有する。
本発明の重合体組成物中の重合体成分(I)の量は、30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%の範囲である。
本発明の重合体は、粉末またはラテックス状の重合体成分(I)と(II)とをブレンドすることによって得ることができる。
【0013】
重合体成分(I)と(II)とは、有機溶媒もしくは水中での懸濁重合法、または水性乳化重合法により、ラジカル重合開始剤の存在下に、−20℃〜150℃、好ましくは0℃〜100℃、さらに好ましくは10℃〜70℃で、重合体成分(I)および(II)にそれぞれ対応する単量体を(共)重合させることによって得ることができる。反応圧は1.5〜80バール、好ましくは3〜37バール、さらに好ましくは4〜26バールである。
【0014】
重合開始剤としては選択された(共)重合温度において活性なラジカルを発生させることができるものであればいかなるものをも使用することができる。ラジカル重合開始剤は、下記の(i)〜(iii)からなる群から選ばれるものである:
(i)式(Rf−CO−O)2で表されるビス−アシル過酸化物(式中、RfはC1〜C10の(パー)ハロアルキル基(例えば、EP 185,242号公報およびUSP 4,513,129号公報を参照されたい)、またはパーフルオロポリオキシアルキレン基(例えば、EP 186,215号公報およびUSP 5,021,516号公報を参照されたい);これらのうち、ビス−トリクロロアセチル過酸化物およびビス−ジクロロフルオロアセチル過酸化物(USP 5,569,728号公報を参照されたい)が特に好ましい;
【0015】
(ii)一価のカチオンとなる過硫酸塩または過リン酸塩などの水に可溶な無機の過酸化物;これらの中でも、過硫酸ナトリウムおよび過硫酸カリウムが特に好ましい;
(iii)過硫酸カリウム/亜硫酸ナトリウム、t−ブチルヒドロ過酸化物(terbutylhydroperoxide)/アルカリ金属のメタ重亜硫酸塩(alikaline metal metabisulphite)などの有機または無機のレドックス(USP 5,453,477号公報を参照されたい。)。
【0016】
懸濁(共)重合の場合には、反応溶媒は有機相で構成されるが、反応中に生じる熱の発散を助けるために、しばしば水を加える。有機相は、溶媒を加えることなく単量体それ自身で構成されるか、または適当な有機溶媒に溶解した単量体によって構成することができる。有機溶媒としては、CCl22(CFC−12)、CCl3F(CFC−11)、CCl2FCClF2(CFC−113)、CClF2CClF2(CFC−114)などのクロロフルオロカーボンが、通常、使用される。
【0017】
これらの溶媒は成層圏に存在するオゾンを破壊するから、代わりに、USP 5,182,342号公報に記載された炭素、フッ素、水素のみを含む化合物、および所望により酸素を含む化合物を使用することが提案されている。とりわけ、−CF2H、−CF2CF2H、−CF(CF3)H型のうちの少なくとも1つの水素化末端基、好ましくは2つの水素化末端基を有するフルオロポリエーテルを、好適に使用することができる。
【0018】
ラジカル重合開始剤の使用量は、フッ素化オレフィン系単量体の(共)重合のために標準的に使用される量であり、通常、(共)重合された単量体の合計量に対して0.003〜10重量%である。
乳化(共)重合の場合には、安定な乳化物とするために、反応は適当な界面活性剤の存在下で行う。例えば、USP 4,360,652号公報およびUSP 4,025,709号公報に記載された界面活性剤を参照されたい。これらの界面活性剤は通常フッ素化されており、下記の式で表される化合物の中から選ばれる:
【0019】
【化4】
Figure 0004576029
【0020】
(式中、Rf はC5〜C14の(パー)フルオロアルキル鎖または(パー)フルオロポリオキシアルキレン鎖であり、X-は−COO-または−SO3 -であり、M+は、H+またはアルカリ金属イオンのなかから選ばれる。)
これらのうち、通常使用できるものとして、パーフルオロオクタン酸ナトリウム;1以上のカルボキシル基を末端に有する(パー)フルオロポリオキシアルキレン;式Rf ’’−C24SO3Hで表されるスルホン酸塩(式中、Rf ’’はC4〜C10パーフルオロアルキル基(USP 4,025,709号公報を参照されたい))などが挙げられる。
【0021】
好ましい界面活性剤は、M+がNa+およびK+、好ましくはK+である界面活性剤であり、Na+またはK+、好ましくはK+である無機重合開始剤と組合せたときに、変色しない重合体を与える。
重合体成分(I)と(II)とからなる重合体組成物の分子量を制御するために好適な方法は以下の通りである。
【0022】
I’)反応溶媒中のフリーラジカルの濃度の制御;重合中にフリーラジカルの濃度が上昇すると粘度の低下(MFIの上昇)を招く、逆にフリーラジカル濃度の低下は粘度上昇を招く。
II’)重合温度の制御;温度の上昇は粘度の低下(MFIの上昇)を招く、逆に重合温度の低下は粘度の上昇を招く。
または、(I’)と(II’)との組合わせ。
高分子量を有する(MFIが低い)重合体を得るためには、重合開始剤から生ずるフリーラジカルの濃度を下げて重合温度を低くする(10℃〜30℃)ことが好ましい;逆に、低分子量の重合体を得るためには、重合開始剤から生ずるフリーラジカルの濃度を上げて重合温度を高くする(60℃〜80℃)ことが好ましい。
【0023】
低分子量の重合体を得るために連鎖移動剤を使用する場合には、例えば、クロロホルムまたはHCFC 123のようなハロゲン化炭化水素およびエタンまたはメタンなどを使用することが好ましい。連鎖移動剤の量は、反応温度および目的とする分子量に応じて広い範囲で選定することができる。通常、反応容器中に供給された単量体の総量に対して0.001〜5重量%、好ましくは0.05〜1重量%の範囲である。
【0024】
本発明の製造方法はまた、パーフルオロポリオキシアルキレン分散体、乳化物または微細乳化物の存在下に、USP 4,789,717号公報およびUSP 4,864,006号公報に従って、有利に実施することができる。または、USP 5,498,680号公報に従い、水素化末端基および/または水素化繰返し単位を有するフルオロポリオキシアルキレン微細乳化物の存在下に行うことができる。
【0025】
重合は、可視光線−紫外線照射下にて、有機溶媒もしくは水中での懸濁重合、または乳化重合/微細乳化重合のいずれかの方法で、本出願人による欧州特許EP 650,982号公報およびEP 697,766号公報に従って、ラジカル光重合開始剤を用いて行うことができる。これらの公報は、本明細書の記載の一部としてここに引用する。
操作の観点から重合温度において、また室温においても熱的に安定な光重合開始剤を使用することが好ましく、それらの中でも、パーハロゲン化有機過酸化物または過硫酸カリウムまたは過硫酸ナトリウムなどの無機過酸化物を使用することが好ましい。
【0026】
本発明の方法は、界面活性剤としてNa+またはK+塩、好ましくはK+塩を用いて調製した(パー)フルオロポリオキシアルキレン微細乳化物中で、また、無機のNa+またはK+重合開始剤、好ましくは過硫酸カリウムの存在下に行うことが好ましい。
本発明の重合体組成物の好ましい製造方法においては、上記のような重合体成分(II)または重合体成分(I)の存在下に、重合体成分(I)または重合体成分(II)にそれぞれ対応する単量体を重合する。上記のような重合体成分(I)の存在下に成分(II)を合成する方法が最も好ましい本発明の重合方法である。
【0027】
既に述べたように、本発明の重合体組成物は成形品、特にパイプ、シートおよびフィルムを製造するために使用される。
第二融点(T2f)および結晶化温度(Txx)は、示差走査熱分析(DSC)によって決定する。
単量体の組成は19F−NMRで決定した。
ASTM D 1708によって得た、圧縮成形試験片の機械的特性を表1に示す。
【0028】
変色は265℃でのMFI装置中の溶融樹脂の滞留時間20分、40分および60分で得られたストランドの観察によって決定する。変色とは押出された重合体の着色を意味する。変色していない重合体は無色または白色である。変色した重合体は、通常、黄色がかっているかまたは茶色である。当業者は、また、例えば、白色インデックスおよび/または黄色インデックスのようなカラーインデックスを用いる方法によっても変色の度合いを測定することができる。
【0029】
【実施例】
以下に、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1
400rpmで回転する攪拌機を備えた2LのAISI 316オートクレーブの側壁に石英の窓を設け、HanauTMのTQ−150型UV灯をその窓の位置に置いた。これは、240〜600nmの範囲で照射が可能な高圧水銀灯であり、240〜330nmの範囲での照射には13.2ワットの電力を要する。
【0030】
オートクレーブ内の気体を排気し、下記のものを順に導入した。
−1200gの脱イオン水
−14gの微細乳化物;この乳化物は、20重量%の下記式で表されるGaldenTM D02と;
【0031】
【化5】
Figure 0004576029
【0032】
(式中、m/n=20であり、平均分子量は450である)
40重量%の下記式で表される界面活性剤と、
【0033】
【化6】
Figure 0004576029
【0034】
(式中、m1/n1=82.7であり、平均分子量は527である。)
残部がH2Oとで構成されている。
−200gの脱イオン水に溶解した3.0gの過硫酸カリウム
次いで、単独重合体成分(I)の合成のために、オートクレーブ中に、200gのCTFEを1〜5℃の温度で導入した。オートクレーブを反応温度である20℃に加熱した。次いで、UV灯のスイッチを入れた。285分後、圧が4絶対バールに達した後に、UV灯のスイッチを切った。次いで、共重合体成分(II)の合成のために、さらに200gのCTFEと33gのパーフルオロプロピルビニルエーテルとを供給した。オートクレーブを50℃に加熱した。
【0035】
およそ795分後に、圧力が4絶対バールに達した。未反応の単量体を除去し、273g/Lの濃度を有するラテックスをオートクレーブから室温で取り出した。このラテックスを極低温で凝固させ、次いで重合体を分離し、水で洗浄して150℃で約16時間乾燥した。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0036】
【表1】
Figure 0004576029
【0037】
単独重合体成分(I)のMFIの決定
単独重合体成分(I)の合成を繰り返した。300分後圧力が4絶対バールに達した後に、UV灯のスイッチを切った。未反応単量体を除去し、126g/Lの濃度を有するラテックスを室温でオートクレーブから取出した。このラテックスを極低温で凝固させた。ついで、重合体を分離し、150℃で約16時間乾燥した。得られたMFIは0.0g/10分であった。
265℃におけるMFI装置中の滞留時間60分後に得られたストランドには、変色は見られなかった。
【0038】
実施例2
400rpmで回転する攪拌機を備えた2LのAISI 316オートクレーブの側壁に石英の窓を設け、HanauTMのTQ−150型UV灯をその窓の位置に置いた。これは、240〜600nmの範囲で照射が可能な高圧水銀灯であり、240〜330nmの範囲での照射には13.2ワットの電力を要する。
オートクレーブ内の気体を排気し、下記のものを順に導入した。
−1200gの脱イオン水
−14gの微細乳化物;この乳化物は、20重量%の下記式で表されるGaldenTM D02と;
【0039】
【化7】
Figure 0004576029
【0040】
(式中、m/n=20であり、平均分子量は450である)
40重量%の下記式で表される界面活性剤、および残部がH2Oで構成されている。
【0041】
【化8】
Figure 0004576029
【0042】
(式中、m1/n1=82.7であり、平均分子量は527である。)
−200gの脱イオン水に溶解した3.0gの過硫酸カリウム
次いで、単独重合体成分(I)を合成するために、オートクレーブ中に200gのCTFEを1〜5℃の温度で導入した。オートクレーブを反応温度である50℃に加熱した。205分後に、圧が7絶対バールに達した。次いで、オートクレーブを反応温度20℃とした。次いで、重合体成分(II)を合成するために、さらに200gのCTFEと27gのパーフルオロプロピルビニルエーテルを供給した。次いで、UV灯のスイッチを入れた。
【0043】
およそ1,020分後に、圧力が4絶対バールに達した。UV灯のスイッチを切り、未反応の単量体を除去し、236g/Lの濃度を有するラテックスをオートクレーブから室温で取り出した。このラテックスを極低温で凝固させ、次いで重合体を分離し、水で洗浄して150℃で約16時間乾燥した。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0044】
単独重合体成分(I)のMFIの決定
単独重合体成分(I)の合成を繰り返した。250分後、圧力が7絶対バールに達し、UV灯のスイッチを切った。未反応の単量体を除去し、120g/Lの濃度を有するラテックスを室温でオートクレーブから取出した。このラテックスを極低温で凝固させた。ついで、重合体を分離し、150℃で約16時間乾燥した。得られたMFIは5.2g/10分であった。
【0045】
実施例3
450rpmで回転する攪拌機とバッフルとを備えた18Lのエナメル引きしたオートクレーブ中に、8Lの脱イオン水と4kgのクロロトリフルオロエチレン(CTFE)とを導入した。単独重合体(I)の合成のために、オートクレーブを、初期圧力6絶対バールに相当する反応温度、20℃に加熱した。オートクレーブ中にて、トリクロロアセチル過酸化物(TCAP)をCFC−113溶液(力価0.12g TCAP/ml、−17℃に維持した)として、6ml/hの供給割合で連続的に反応時間である270分間供給した。
【0046】
ついで、共重合成分(II)の重合のために、320gのパーフルオロプロピルビニルエーテルを導入し、重合開始剤の供給割合を15mL/hに上げた。重合は総じて540分で終了した。反応が終了したとき、未反応の単量体を除去し、オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。得られた乾燥生成物の量は、485gであった。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0047】
単独重合体成分(I)のMFIの決定
単独重合体成分(I)の合成を繰り返した。反応の終了後、未反応の単量体を除去し、生成物を室温でオートクレーブから取出した。オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。
得られた乾燥生成物の量は120gであった。得られたMFIは2.1g/10分であった。
【0048】
実施例4(比較例)
実施例1と同じオートクレーブ内の気体を排気し、下記のものを順に導入した。
−1200gの脱イオン水
−14gの微細乳化物;この乳化物は、20重量%の下記式で表されるGaldenTM D02と;
【0049】
【化9】
Figure 0004576029
【0050】
(式中、m/n=20であり、平均分子量は450である)
40重量%の下記式で表される界面活性剤と、
【0051】
【化10】
Figure 0004576029
【0052】
(式中、m1/n1=82.7であり、平均分子量は527である。)
残部がH2Oで構成されている。
−200gの脱イオン水に溶解した3.0gの過硫酸カリウム
400gのCTFEと33gのパーフルオロプロピルビニルエーテルを1〜5℃の温度でオートクレーブに導入した。次いで、オートクレーブを反応温度である50℃に加熱した。500分後、圧が7絶対バールに達した。
【0053】
未反応の単量体を除去し、268g/Lの濃度を有するラテックスをオートクレーブから室温で取り出した。このラテックスを極低温で凝固させ、次いで重合体を分離し、150℃で約16時間乾燥した。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0054】
実施例5(比較例)
300gのCFTE、6.5gのパーフルオロプロピルビニルエーテルを導入し、反応温度を20℃としたほかは実施例4の操作を繰り返した。オートクレーブに設けられた石英の窓に対応する位置にHanauTMのTQ−150型UV灯を置いて、スイッチを入れた。これは、240〜600nmの範囲で照射が可能な高圧水銀灯であり、240〜330nmの範囲での照射には13.2ワットの電力を要する。515分後、圧が4絶対バールに達し、UV灯のスイッチを切った。
【0055】
未反応の単量体を除去し、198g/Lの濃度を有するラテックスをオートクレーブから室温で取り出した。このラテックスを極低温で凝固させ、次いで重合体を分離し、150℃で約16時間乾燥した。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0056】
実施例6(比較例)
450rpmで回転する攪拌機とバッフルとを備えた18Lのエナメル引きしたオートクレーブ中に、8Lの脱イオン水と4kgのクロロトリフルオロエチレン(CTFE)と160gのパーフルオロプロピルビニルエーテルを導入した。
オートクレーブを、初期圧力6絶対バールに相当する反応温度、20℃に加熱した。オートクレーブ中にて、トリクロロアセチル過酸化物(TCAP)をCFC−113溶液(力価0.12g TCAP/ml、−17℃に維持した)として、30ml/hの供給割合で、反応時間である540分間、連続的に供給した。
【0057】
反応が終了したときに、未反応の単量体を除去し、オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。得られた乾燥生成物の量は、950gであった。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0058】
実施例7(比較例)
450rpmで回転する攪拌機とバッフルとを備えた18Lのエナメル引きしたオートクレーブ中に、5Lの脱イオン水と8kgのクロロトリフルオロエチレン(CTFE)を導入した。
オートクレーブを、初期圧力6絶対バールに相当する反応温度、20℃に加熱した。
【0059】
オートクレーブ中にて、トリクロロアセチル過酸化物(TCAP)をCFC−113溶液(力価0.11g TCAP/ml、−17℃に維持した)として、6ml/hの供給割合で重合中(9時間)、連続的に供給した。
オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。得られた乾燥生成物の重量は、550gであった。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0060】
実施例8(比較例)
オートクレーブ中に、トリクロロアセチル過酸化物(TCAP)をCFC−113溶液(力価0.09g TCAP/ml、−17℃に維持した)として、22ml/hの供給割合で重合中ずっと(9時間)、連続的に供給したほかは、実施例7の操作を繰り返した。
オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。得られた乾燥生成物の量は、940gであった。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0061】
実施例9(比較例)
オートクレーブ中に、トリクロロアセチル過酸化物(TCAP)をCFC−113溶液(力価0.11g TCAP/ml、−17℃に維持した)として、32ml/hの供給割合で重合中(9時間)、連続的に供給したほかは、実施例7の操作を繰り返した。
オートクレーブから取出した生成物を120℃で約16時間乾燥した。得られた乾燥生成物の重量は、1,301gであった。
得られた重合体の特性と室温における機械的特性を表1に示した。
【0062】
本発明の重合体と従来の重合体との比較は、同じMFI値およびFPEV含量で行わなければならない。
公知のように、CTFE単独重合体(比較実施例7〜9)ではMFIが上昇したときに機械的特性が非常に低下しているということが表1からも読み取れる。
本発明の重合体はすべて、他の機械的特性を全体的に最適に維持していながらも(特に、降伏応力を維持しつつも)、CTFE単独重合体および実施例4〜6に記載されたCTFE/FPVE共重合体よりも明らかに高い破断応力および破断伸びを有していた。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、パーフルオロアルキルビニルエーテルで改質され、CTFE単独重合体よりも機械的特性、とりわけ、室温における破断応力と、実質的に降伏応力の影響を受けない破断歪とを有する熱可塑性CTFE重合体組成物が提供される。本発明の重合体組成物は、パイプ、シート、フィルムなどの成形品の製造に使用することができる。

Claims (15)

  1. (I)10〜90重量%のクロロトリフルオロエチレン(CTFE)単独重合体と、(II)90〜10重量%の、下記式で表されるパーフルオロアルキルビニルエーテルの少なくとも1種からなるコモノマー(a)で改質されたCTFE共重合体とを含む重合体組成物であって、重合体成分(I)+(II)の合計量に対して、コモノマー(a)単位の量が0.2〜5モル%、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)単位の量が95〜99.8モル%である熱可塑性CTFEパーハロゲン化重合体組成物。
    Figure 0004576029
    (式中、RfはC2〜C5のパーフルオロアルキル基を表す。)
  2. ASTM D 1238−88法に従い、265℃、負荷10kgで測定した重合体成分(I)のメルトフローインデックス(MFI)と重合体組成物(成分(I)と(II)とを合わせたもの)のそれとの比であるメルトフローインデックス比(RMFI)が0.3より小さいかまたは3より大きい請求項1に記載の重合体組成物。
  3. MFIが0.2より小さく、重合体成分(II)が1モル%を超えるパーフルオロアルキルビニルエーテル(a)単位を含む請求項2に記載の重合体組成物。
  4. 式(a)で表されるパーフルオロアルキルビニルエーテルがパーフルオロプロピルビニルエーテル(FPVE)である請求項1〜3のいずれかに記載の重合体組成物。
  5. MFIが0.1g/10分より大きい請求項1〜4のいずれかに記載の重合体組成物。
  6. 重合体組成物中の重合体成分(I)の量が30〜70重量%である請求項1〜5のいずれかに記載の重合体組成物。
  7. 有機溶媒もしくは水中での懸濁重合法、または水性乳化重合法にて、ラジカル重合開始剤の存在下に、−20℃〜150℃で、重合体成分(I)および(II)にそれぞれ対応する単量体を(共)重合させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
  8. ラジカル重合開始剤が、下記の(i)〜(iii)からなる群から選ばれる請求項7に記載の製造方法:
    (i)式(Rf−CO−O)2で表されるビス−アシル過酸化物(式中、RfはC1〜C10の(パー)ハロアルキル基、またはパーフルオロポリオキシアルキレン基である)
    (ii)一価のカチオンとなる水に可溶な無機過酸化物
    (iii)有機または無機のレドックス系。
  9. (共)重合が、下記式で表される化合物から選ばれるフッ素化界面活性剤の存在下に乳化重合法により行われる請求項7または8に記載の製造方法。
    Figure 0004576029
    (式中、Rf’はC5〜C14の(パー)フルオロアルキル鎖または(パー)フルオロポリオキシアルキレン鎖であり、X-は−COO-または−SO3-であり、M+はH+およびアルカリ金属イオンから選ばれる)。
  10. 重合が、パーフルオロポリオキシアルキレン分散体、乳化物もしくは微細乳化物、または水素化末端基および/または水素化繰返し単位を有するフルオロポリオキシアルキレン微細乳化物の存在下で行われることを特徴とする、請求項7〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 重合が、紫外線−可視光線の照射下に、ラジカル光重合開始剤を用いることによって行われる請求項7〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 界面活性剤がNa+またはK+ 塩であり、重合開始剤が無機のNa+またはK+ 塩である請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 請求項1〜6のいずれかに記載の重合体成分(I)および(II)で構成され、重合体成分(II)の存在下に重合体成分(I)を合成するか、または重合体成分(I)の存在下に重合体成分(II)を合成する請求項7〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 物品の製造のための請求項1〜6のいずれかに記載の重合体組成物の使用。
  15. 物品が、パイプ、シートまたはフィルムである請求項14に記載の重合体組成物の使用。
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