JP3982919B2 - 有機物処理装置 - Google Patents

有機物処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3982919B2
JP3982919B2 JP23701898A JP23701898A JP3982919B2 JP 3982919 B2 JP3982919 B2 JP 3982919B2 JP 23701898 A JP23701898 A JP 23701898A JP 23701898 A JP23701898 A JP 23701898A JP 3982919 B2 JP3982919 B2 JP 3982919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
tank
organic matter
treatment tank
processing tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23701898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000061436A (ja
Inventor
憲正 坂本
泰啓 石田
任功 宗塚
博己 南條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP23701898A priority Critical patent/JP3982919B2/ja
Priority to TW088112853A priority patent/TW558456B/zh
Priority to CN99118062A priority patent/CN1120760C/zh
Priority to KR1019990035304A priority patent/KR100328623B1/ko
Publication of JP2000061436A publication Critical patent/JP2000061436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3982919B2 publication Critical patent/JP3982919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/02Filters adapted for location in special places, e.g. pipe-lines, pumps, stop-cocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/16Cleaning-out devices, e.g. for removing the cake from the filter casing or for evacuating the last remnants of liquid
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、生ゴミ等の有機物を処理する有機物処理装置に係わり、特に処理槽内で飛散する生ゴミ等の微粉が排気口から流出するのを防ぐフィルタ機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生ゴミ等の有機物を処理する有機物処理装置としては、処理槽内に有機物を分解する微生物の担体を収納し、処理槽内を微生物の活性化温度(例えば約60℃前後)に維持して発酵させて有機物を分解処理するものや、微生物は用いずに処理槽内の有機物をより高温で加熱乾燥させて分解処理するものがある。
【0003】
これらのいずれのものにおいても、生ゴミ等の有機物に含まれる水分を蒸発させ、水蒸気を含んだ排気ガスして外部に排出するようにしているが、この排気ガスには有機物の分解時に発生する悪臭が含まれる。
【0004】
上記のような生ゴミ等の有機物の分解時に発生する悪臭のように、臭いの成分や量が一様ではなく、高濃度である場合の脱臭方法としては、臭いを含む排気ガスを約300℃以上に加熱し、触媒と接触させて、酸化分解を行う方法が有効である。
【0005】
従来より、上記のような脱臭機構で加熱された排気ガスを有効利用して、処理槽底部を加熱すると共に、処理槽内に供給する外気を加熱して、処理槽内全体を微生物の活性化温度に維持して生ゴミ等の有機物を分解処理する装置が知られている。
【0006】
図23は、この種の有機物処理装置として、例えばコンビニエンスストア等で用いられる業務用の有機物処理装置の基本的構成を示す概略構成図である。
【0007】
この有機物処理装置は、有機物を分解する微生物の担体を収納し、投入される生ゴミ等の有機物を微生物担体と攪拌混合しながら分解処理する二重底構造の処理槽1と、この処理槽1内からフィルタ1bを介して排出される排気ガスをヒータ2と触媒3を用いて加熱脱臭する脱臭機構4と、この脱臭機構4からの高温排気ガスを通す内筒5aと処理槽1内に供給する外気を通す外筒5bから成る二重筒構造の熱交換器5と、この熱交換器5の内筒5aを介して処理槽1の二重底部1aに供給される排気ガスを吸引して外部に排出するファン6とから構成されている。
【0008】
この有機物処理装置においては、処理槽1内からフィルタ1bを介して排出される排気ガスが脱臭機構4に供給されて、ヒータ2により約300℃以上に加熱され、加熱された排気ガスが触媒3を通ることにより脱臭される。脱臭機構4を通って250℃前後になった高温排気ガスは二重筒構造の熱交換器5の内筒5a側に入って、外筒5b側を通る外気と熱交換することにより外気をプレヒートとして60℃前後に暖め、暖められた外気が処理槽1内に供給される。一方、熱交換器5の内筒5a側を通った高温排気ガスは150℃〜200℃の温度を保って処理槽1の二重底部1aに供給され、処理槽1を加熱した後、ファン6により外部に排出されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来装置においては、フィルタ1bが処理槽1内に開口する排気口を覆うように装着されるように構成されているため、フィルタ1bに付着した生ゴミ等の微粉を洗浄等によって取り除くためには、処理槽1内に手を入れてフィルタ1bを脱着しなければならず、脱着しにくかった。
【0010】
また、この種の装置に用いられるフィルタ1bには、処理槽1側のフィルタ面に比較的大きな埃やゴミが付着しやすいが、これらはフィルタ1bを取り外してから取り除かなければならず、また、取り除いた比較的大きな埃やゴミは処理槽1内に戻すと良いが、これらは手間が掛かる作業となる。
【0011】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、フィルタの脱着が処理槽内に手を挿入することなく容易にできる有機物処理装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
また、フィルタに付着する比較的大きな埃やゴミを自動的に取り除いて処理槽内に戻すことができるようにすることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、投入される生ゴミ等の有機物を処理する処理槽と、前記処理槽を収納する本体ケースと、前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とするものである。
【0014】
また、有機物を分解する微生物の担体を収納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する処理槽と、前記処理槽を収納する本体ケースと、前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とするものである。
【0015】
また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾燥処理する処理槽と、前記処理槽を収納する本体ケースと、前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とするものである。
【0016】
さらに、前記フィルタの処理槽側の面に摺接して、フィルタ取り外し時にフィルタ面の付着物を掻き取って処理槽内に落下させる摺接部材を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
また、前記処理槽の投入口を開閉する蓋体の開閉状態を検知する蓋体検知部と、前記蓋体検知部で蓋体の開放状態が検知されると前記ファンを含む運転を停止状態に制御する制御部とを備えると共に、前記蓋体が閉鎖状態のときには蓋体が障害物となって前記フィルタが取り外せないように構成したことを特徴とするものである。
【0018】
さらに、前記蓋体の閉鎖状態において前記フィルタの未装着状態を検知するフィルタ検知部を備え、前記制御部は、前記フィルタ検知部でフィルタの未装着状態が検知されると前記ファンを含む運転を停止状態に制御するようにしたことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記フィルタを前記処理槽からの排気ガスの排出流路に対して斜め方向に装着するように構成したことを特徴とするものである。
【0020】
また、前記フィルタの枠体を舟形状に形成したことを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態を図1〜図20を参照して詳細に説明する。
【0022】
この有機物処理装置は、例えばコンビニエンスストア等において業務用に用いられるもので、本体ケース10内には、側断面が略U字形状で底部が二重底構造に形成された処理槽11が収納されている。この処理槽11は、図6等に示すように、微生物の担体(通常おが屑等の木質細片)が収納されて、投入される生ゴミを分解処理する容量の大きな第1槽11aと、この第1槽11aで処理された処理物が排出のために移送される容量の小さな第2槽11bとに仕切板12により仕切られている。
【0023】
上記仕切板12の一方側の上部には、第1槽11a内の処理物を第2槽11bに移送するための移送口12aが形成されており、この移送口12aには、その上部にヒンジ等により開閉自在に取り付けられた移送扉12bが設けられている。この移送扉12bは、仕切板12の第2槽11b側に設けられて、図17等に示すように移送口12aよりも大きく形成されており、第1槽11aから第2槽11bへの移送時のみ図20に示すように開いて処理物Dが移送され、移送された処理物Dは第1槽11aへは戻らないようになっている。
【0024】
また、第2槽11bの側壁には、前記移送口12aとは反対側下部に位置して、処理物を排出するための排出口13aが形成されている。この排出口13aには、図10〜図12等に示すように、その両側縁に形成された摺動枠13bに上下動自在にシャッター13cが取り付けられており、レバー13dを操作することにより開閉可能となっている。
【0025】
上記シャッター13cの側縁の上下には、それぞれリードスイッチON/OFF用のマグネットMG1,MG2が取り付けられている。これに対応して、摺動枠13bには、シャッター13c閉鎖時に上側のマグネットMG1と対向してONとなるリードスイッチSW1と、シャッター13c開放時に下側のマグネットMG2と対向してONとなるリードスイッチSW2が設けられており、これらを図示しない制御部で検知することによりシャッター13cの開閉を検知できるようになっている。
【0026】
一方、上記本体ケース10の上面は、前部が背が低く後部が背が高い段違い構成になっており、背の低い前部には処理槽11の上部開口に対応して開口し、微生物担体や生ゴミ等を投入するための投入口14が形成され、この投入口14には、ヒンジ等により開閉自在に構成された上蓋(蓋体)15が設けられている。図8に示すように、上蓋15の周縁所定位置には上蓋開閉検知用のマグネットMG3が取り付けられ、これに対応する本体ケース10上部に上記マグネットMG3と共に蓋体検知部を構成するリードスイッチSW3が取り付けられており、このリードスイッチSW3のON/OFFを制御部で検知することにより、上蓋15の開閉状態を検知できるようになっている。また、本体ケース10の下面側の四隅には脚部10aが取り付けられている。
【0027】
上記処理槽11の一方(図1では右側)の上部には、外気を処理槽11内に吸気するための吸気口16が形成されると共に、中央上部には、排気ガスを処理槽11外に排出するための排気口17が形成され、当該排気口17には処理槽11内で飛散する担体や生ゴミ等の微粉が排気口17から流出するのを防ぐフィルタ18が装着されている。
【0028】
上記フィルタ18は、図2,図8等に示すように、排気口17からの排気流路の立上り部17aに外側より斜め下向きに挿入されるように構成されており、前記上蓋15の閉鎖時には、図2に示すようにフィルタ18の把手18aが閉鎖した上蓋15の側壁に当たって取り外せないようになっている。
【0029】
また、このフィルタ18は、図9等に示すように、舟形状の枠体18bの底面側にメッシュ状の網18cが張られ、その上に不織布等を載せて使用されるもので、枠体18bを舟形とするとともに、ガイド18fを設けることにより、本体ケース10上面の段違いのコーナー部分に形成される挿入口18dに挿入しやすくなっている。
【0030】
また、排気口17からの排気流路の立上り部17aに斜め方向に挿入配置する構成であるので、排気流路に対してフィルタ面積を大きく取ることができ、フィルタ効率を向上することができると共に、通風抵抗を低減することができるようになっている。
【0031】
また、従来のように処理槽11内に手を入れてフィルタ18を脱着する必要がなくなるので、取り扱いが極めて簡単になる。
【0032】
さらに、上記排気口17の上部前壁には、上記フィルタ18底面のメッシュ状の網18cに摺接するスクレーパー(摺接部材)18eが取り付けられており、フィルタ18の取り外し時にフィルタ18底面側のメッシュ状の網18cに付着した比較的大きな埃やゴミを手を触れずに自動的に処理槽11内に掻き落とすことができるようになっている。
【0033】
また、図13に示すように、上記フィルタ18の把手18aの一部には、リードスイッチON/OFF用のマグネットMG4が取り付けられており、上蓋15の対応する部位には上記マグネットMG4と共にフィルタ検知部を構成するリードスイッチSW4が取り付けられている。これにより、上蓋15の閉鎖状態におけるフィルタ18の未装着を制御部で検知できるようになっており、フィルタ18未装着のままでの運転開始を未然に防ぐことができるようになっている。また、上述したように上蓋15を開けないと機械的にフィルタ18が取り外せない構造であり、上蓋15を開けると装置の運転が停止し、送風も止まるので、送風が止まってからフィルタ18が取り外されることにより、処理槽11内の微粉が後述する脱臭機構に流入して、そのヒータにより燃える恐れや、触媒が目詰まりする等の不具合を防ぐことができるようになっている。
【0034】
上記排気口17の立上り部17aには、ステンレス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブルダクト19が接続され、このダクト19は処理槽11の二重底部11dを通されてから脱臭機構40に接続されている。
【0035】
上記脱臭機構40は、排気ガスの流入口側にヒータ20が配置され、このヒータ20の下流側に触媒30が配置された構成となっており、流入する排気ガスがヒータ20によって加熱され、この加熱された排気ガスが触媒30を通ることにより触媒30も加熱されて、排気ガスに含まれる悪臭成分の分解反応が促進されるようになっている。
【0036】
上記ヒータ20は、本実施形態では、図4に示すように、石英やセラミック製の直方体21に複数の通気孔22を形成して、その中にニクロム線23を通したもので、断熱材24を介して脱臭機構40のケース41内に収納されている。また、触媒30は、ハニカム形状の細かな通気孔31が形成された円柱状のもので、断熱材32を介してケース41内に収納されている。
【0037】
また、上記脱臭機構40の出口側はフレキシブルダクト42を介して処理槽11の二重底部11dの一側に接続され、脱臭機構40からの高温排気ガスが、処理槽11の二重底部11dに通されて処理槽11からの排気ガスを通す前記フレキシブルダクト19に直接当たるように構成されている。そして、二重底部11dの他側の排出口にはフレキシブルダクト43を介して本体ケース10の後側上部に配置されたファン60に接続され、排気ガスが外部に排出されるようになっている。
【0038】
一方、処理槽11の吸気口16にはステンレス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブルダクト44が接続され、このダクト44は処理槽11の二重底部11dを通されて外気を吸引するようになっている。
【0039】
上記のように構成することにより、処理槽11の二重底部11dに通された上記フレキシブルダクト44を介して処理槽11内に供給される外気と脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高温排気ガスとが熱交換して、処理槽内11に供給される外気が60℃前後に加熱されるので(一次プレヒート)、従来のような二重筒構造の熱交換器が不要となって、部品点数の削減による低コスト化を図ることができる。また、従来のような独立した熱交換器を配置するスペースが不要となるので、その分、装置の小型化を図ることができる。さらに、脱臭機構40からの高温排気ガスが熱交換器を介さずに処理槽11の二重底部11dに直接入るので、熱効率が良くなる。
【0040】
一方、処理槽11の二重底部11dに通された前記フレキシブルダクト19を介して脱臭機構40に供給される処理槽11からの排気ガス(60℃前後)と脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高温排気ガス(250℃前後)とが熱交換して、脱臭機構40に供給される排気ガスが150℃前後に加熱されるので(二次プレヒート)、脱臭機構40におけるヒータ20の通電率が下がり、電気代が安くなって、ランニングコストを低く抑えることができる。加えて、脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高温排気ガスが処理槽11の二重底部11dに通された上記フレキシブルダクト19に直接当たるように構成されているので、脱臭機構40に供給される排気ガスの温度をより上昇しやすくしている。
【0041】
また、脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高温排気ガス(250℃前後)の温度が上述した熱交換により下がるので、処理槽11への熱の加え過ぎが抑制される。
【0042】
これらは、従来、無駄に排出されていた排熱を有効利用することにより可能となったものである。
【0043】
一方、図5,図6等に示すように、上記処理槽11内には、両側壁間に、複数の攪拌翼70a〜70e(ここでは第1槽11a内に4本、第2槽11b内に1本)を備えた攪拌軸71が正逆回転可能に設けられている。この攪拌軸71は両端側が処理槽11側壁の軸受72によって支持されると共に、その一方の軸端に取り付けられた大歯車73がチェーン74を介して攪拌用モータ75の小歯車76に連結され、攪拌用モータ75の回転が減速されて伝達され、回転駆動されるようになっている。
【0044】
上記攪拌用モータ75は、例えば、処理槽11内に生ゴミが投入されて上蓋15が閉められたときや、通常運転モード時の4分間毎に1回、それぞれ2分間ぐらいずつ間欠的に回転駆動される(正転)。また、処理物の第1槽11aから第2槽11bへの移送時には、図18,図19に示す如く攪拌翼70a〜70dで処理物Dを移送口12aに向けて掻き上げる方向に回転駆動され(逆転)、処理物の排出時及び上記通常運転時には、図15,図16に示す如く第2槽11bにおいては攪拌翼70eで処理物Dを排出口13aに向けて掻き上げる方向であると共に、第1槽11aにおいては攪拌翼70a〜70dで被処理物Dを移送口12aから遠ざける方向に回転駆動される(正転)。
【0045】
一般に、この種の攪拌翼は攪拌軸上に等間隔に備えられるものであるが、本実施形態においては、第1槽11a内の処理物の第2槽11bへの移送効率を向上させるために、移送口12aに向かって段々間隔が狭くなるように配置されている(図15で、A>B>Cとなる)。
【0046】
また、第1槽11aの各攪拌翼70a〜70dは、攪拌軸71に螺旋状に立設されている。この捩れ方向は、通常運転時と排出時の正転時には被処理物Dが移送口12aとは反対側(奥側)に移動し、第1槽11aから第2槽11bへ移送する逆転時には処理物Dが移送口12a側に移動するような方向である。
【0047】
さて、以上の構成において、本装置の使用開始時には、予め一定量の微生物担体を処理槽11の第1槽11a内に投入しておく。そして、生ゴミを処理するときは、上蓋15を開けて投入口14から処理槽11の第1槽11a内に生ゴミを投入し、図示しない運転スイッチをONにして上蓋15を閉じる。上蓋15を閉じると、これをリードスイッチSW3で検知し、その出力と、排出口13aのシャッター13cが閉じていることを示すリードスイッチSW1のON出力、及び排気口17にフィルタ18が装着されていることを示すリードスイッチSW4のON出力に基づいて、制御部が脱臭機構用ヒータ20、排気用ファン60、攪拌用モータ75に通電する。
【0048】
攪拌用モータ75への通電制御により、複数の攪拌翼70a〜70eが立設された攪拌軸71が間欠的に正回転して第1槽11aに投入された担体と生ゴミを攪拌混合する。この正転時には、前述したように攪拌翼70a〜70dが図16に矢印で示した方向(時計方向)に回転するので、担体と生ゴミが攪拌混合された第1槽11a内の処理物Dは、同図や図15に示すように移送口12aからは離れる方向にあるので、未処理の処理物Dが第2槽11bに移送されることはない。
【0049】
また、排気用ファン60への通電制御により、処理槽11内の水蒸気及び悪臭を含んだ空気(排気ガス)を排気口17、フィルタ18、処理槽11の二重底部11dに通したフレキシブルダクト19、脱臭機構40、処理槽11の二重底部11d及びファン60を介して外部へ排出し、処理槽11内が高湿度状態となるのを防止すると共に、処理槽11内の空気が外部に排出されるのに伴い、処理槽11の一側上部に形成した吸気口16から処理槽11の二重底部11dを通したフレキシブルダクト44を介して新鮮な外気を取り入れ、処理槽11内に微生物の活性化に必要な酸素を供給する。
【0050】
さらに、脱臭機構40のヒータ20への通電制御により、上記のようにして排気口17から排出された排気ガスが約300℃以上の触媒反応温度に加熱されて触媒30に供給される。触媒30内に供給された高温の排気ガスは、触媒30を同温度に加熱して、その触媒作用により促進された悪臭の酸化分解反応によって脱臭化されてゆき、触媒30を通過する間にほぼ完全に無臭化される。無臭化された高温排気ガスは250℃前後の温度を保って処理槽11の二重底部11dに導入され、処理槽11及び処理槽11に供給する外気を通すフレキシブルダクト44と脱臭機構40に供給する排気ガスを通すフレキシブルダクト19を加熱し、その後、本体ケース10の後側上部に設けられたファン60を介して外部に排出される。
【0051】
上述したように、処理槽11に供給する外気を通すフレキシブルダクト44は処理槽11の二重底部11dに通されているので、上記のヒータ20への通電制御により加熱された脱臭機構40からの高温排気ガスと外気が熱交換して(一次プレヒート)、約60℃前後に暖められた外気が処理槽11内に供給される。また、脱臭機構40に供給する排気ガスを通すフレキシブルダクト19も処理槽11の二重底部11dに通されているので、上記のヒータ20への通電制御により加熱された脱臭機構40からの高温排気ガスと処理槽11からの排気ガスが熱交換して(二次プレヒート)、約150℃前後に暖められた排気ガスが脱臭機構40内に供給される。
【0052】
このように、脱臭機構40のヒータ20に入る空気が2段にプレヒートされることにより、ヒータ20による温度上昇は設計上、約300℃−約150℃=約150℃に抑えることができ、従来の約300℃−約60℃=約240℃に比べて約90℃少なくて済むので、その分ヒータ20の通電率を下げることができ、電気代が安くなって、ランニングコストが低く押さえられる。
【0053】
以上のように制御することにより、処理槽11内全体の温度を微生物の活性化に最適な範囲(約60℃前後)に維持して発酵させ、担体に培養される微生物により生ゴミを二酸化炭素と水に分解して堆肥化する。
【0054】
上記のような処理を例えば18時間以上行い、処理物Dの堆肥化がほぼ終了すると、制御部は攪拌用モータ75を逆回転駆動する。この逆転時には、前述したように第1槽11a内の攪拌翼70a〜70dが図19に矢印で示した方向(反時計方向)に回転するので、第1槽11a内で堆肥化した処理物Dは、同図や図18に示すように移送口12aに向けて掻き上げられ、図20に示すように処理物Dが移送扉12bを押し開けて第2槽11bに移送される。
【0055】
本実施形態では、移送口12aに向かって攪拌翼70a〜70dの間隔が徐々に狭くなっているので、第1槽11a内の処理物Dを短時間で効率良く第2槽11bへ移送することができる。
【0056】
上記のようにして堆肥化し第2槽11bに移送された処理物Dを取り出す時は、排出口13aのシャッター13cをレバー13dで操作することにより、図12に示す如く開放する。シャッター13cが図12の如く開放すると、リードスイッチSW2がONとなるので、これを制御部が検知して、攪拌用モータ75を正転駆動する。この正転時には、上記通常運転時と同様に攪拌翼70a〜70eが図16に示す如く回転するので、第2槽11bに移送された処理物Dが排出口13aに向けて掻き上げられ、効率よく排出口13aから外部に取り出される。取り出された処理物Dは有機肥料として、有効利用できる。なお、排出時に第1槽11a内にある処理物Dは、前述した通常運転時と同様に図15に示す如く移送口12aからは離れる方向にあるので、未処理の処理物Dが第2槽11bに移送されることはない。
【0057】
上記のような処理を繰り返し行っていると、フィルタ18が目詰まりして排気や吸気の効率が低下するので、フィルタ18の洗浄等のメンテナンスが必要になる。特に、この種の有機物処理装置においては、処理の進行に伴って処理槽11内が乾燥してくると、生ゴミや担体の微粉が多量に飛散して、フィルタ18の目詰まりが生じやすいので、フィルタ18の洗浄等のメンテナンスを頻繁に行わなければならないが、本装置においては、フィルタ18の脱着が処理槽11内に手を挿入することなく外側から容易に行えるため、取り扱いが極めて簡単になる。
【0058】
また、上記のようにフィルタ18を外側から取り外せるようにしたことによって装置の運転中に誤ってフィルタ18が取り外されることにより、処理槽11内の微粉が脱臭機構40に流入して、そのヒータ20により燃える恐れや、触媒30が目詰まりする等の不具合が生じることが考えられるが、本実施形態においては、上蓋15が閉鎖状態のときにはフィルタ18が取り外せないように構成したことにより、上記のような不具合を未然に防ぐことができる。
【0059】
また、フィルタ18を取り外すときに、フィルタ18底面側のメッシュ状の網18cに付着した比較的大きな埃やゴミは、スクレーパー18eにより自動的に掻き取られて処理槽11内に落ちるので、従来のような手間が掛からなくなる。
【0060】
さらに、フィルタ18のメンテナンス後に、フィルタ18の装着を忘れて装置を運転しようとしても、運転できないので、上記同様、フィルタ18の未装着により処理槽11内の微粉が脱臭機構40に流入して、そのヒータ20により燃える恐れや、触媒30が目詰まりする等の不具合が生じるのを未然に防ぐことができる。
【0061】
図21は他の実施形態を示す要部構成図であり、前記実施形態の図3と対応し、それと同一符号は同一、又は相当部分を示している。
【0062】
本実施形態では、処理槽11の二重底部11d内の前後角部をステンレス等から成る伝熱性隔壁11e,11fで区画して、処理槽11から脱臭機構40に供給する排気ガスを通す通気路19aと、処理槽11内に供給する外気を通す通気路44aとを形成したものである。
【0063】
上記のように構成しても、前記実施形態と同様な作用効果が得られると共に、ダクトよりも流路面積を大きくとれることにより、外気や排気ガスを一時的に滞留させることができるので、熱交換効率を向上することができる。また、本実施形態においても、脱臭機構40からフレキシブルダクト42を介して処理槽11の二重底部11dに供給される高温排気ガスが、処理槽11内からの排気ガスを通す通気路19aを形成する伝熱性隔壁11eに直接当たるように構成すれば、脱臭機構40に供給される排気ガスの温度をより上昇しやすくすることができる。
【0064】
なお、上記各実施形態では、処理槽11内に供給する外気と処理槽11から脱臭機構40に供給する排気ガスの両方とも、処理槽11の二重底部11a内にダクトを通すか、又は伝熱性隔壁による通気路を形成するかしたが、いずれか一方をダクトを通して、他方を伝熱性隔壁により通気路を形成するようにしても良い。
【0065】
また、上記各実施形態では、移送口12aの移送扉12bがその上部をヒンジ等で取り付けられたものについて示したが、図22に示すように、下部がヒンジ等で取り付けられて、バネ等により移送口12aを閉鎖する方向に付勢されるように構成しても良い。
【0066】
また、上記各実施形態では、主に業務用に用いられる大容量の有機物処理装置に本願発明を適用したものについて説明したが、家庭用の小容量のものにも適用可能であり、さらには、微生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物を処理するものにも適用可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、投入される生ゴミ等の有機物を処理する処理槽と、この処理槽を収納する本体ケースと、前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたので、フィルタの脱着が処理槽内に手を挿入することなく容易にでき、取り扱いが簡単になる。また、上述した構成から明らかなように、フィルタの取り外し時にフィルタに付着した埃やゴミが自然落下しても処理槽内に落とすことができるようになる。
【0068】
上記は、生ゴミ等の有機物を担体に生息する微生物を用いて分解処理するものに適用してより効果的であるが、微生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物を処理するものに適用しても上記と同様な効果が得られる。
【0069】
さらに、前記フィルタの処理槽側の面に摺接して、フィルタ取り外し時にフィルタ面の付着物を掻き取って処理槽内に落下させる摺接部材を備えたことにより、フィルタに付着する比較的大きな埃やゴミを自動的に取り除いて処理槽内に戻すことができ、従来のような手間が掛からなくなる。
【0070】
また、処理槽の投入口を開閉する蓋体の開閉状態を検知する蓋体検知部と、この蓋体検知部で蓋体の開放状態が検知されるとファンを含む運転を停止状態に制御する制御部とを備えると共に、蓋体が閉鎖状態のときには蓋体が障害物となってフィルタが取り外せないように構成したことにより、上記のようにフィルタを外側から取り外せるようにしたことによって装置の運転中に誤ってフィルタが取り外されることにより生じる不具合を未然に防ぐことができる。
【0071】
さらに、蓋体の閉鎖状態においてフィルタの未装着状態を検知するフィルタ検知部を備え、前記制御部は、前記フィルタ検知部でフィルタの未装着状態が検知されるとファンを含む運転を停止状態に制御するようにしたことにより、フィルタ未装着のままでの運転開始を未然に防ぐことができる。
【0072】
また、前記フィルタを処理槽からの排気ガスの排出流路に対して斜め方向に装着するように構成したことにより、排気流路に対してフィルタ面積を大きく取ることができ、フィルタ効率を向上することができると共に、通風抵抗を低減することができる。
【0073】
また、前記フィルタの枠体を舟形状に形成したことにより、フィルタを本体ケースの外側より装着しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による有機物処理装置の一実施形態の内部を背面側から見た要部構成図。
【図2】上記有機物処理装置の内部を側面側から見た要部構成図。
【図3】上記実施形態における二重底構造の処理槽を示す要部斜視図。
【図4】上記実施形態の脱臭機構の構成図であり、(a)はその概略縦断面図、(b)は上記(a)のA−A断面図、(c)は同じくB−B断面図、(d)はヒータの斜視図、(e)は触媒の斜視図である。
【図5】上記有機物処理装置の内部を上面側から見た概略構成図。
【図6】同じく、上記有機物処理装置の内部を正面側から見た概略構成図。
【図7】上記実施形態において上蓋を開けてフィルタを取り外した状態を正面側から見た概略図。
【図8】同じく上記実施形態において上蓋を開けてフィルタを取り外した状態を側面側から見た概略図。
【図9】上記フィルタとスクレーパーを示す斜視図。
【図10】上記実施形態の排出口とその開閉構造を示す図。
【図11】上記排出口が閉鎖された状態を示す図。
【図12】上記排出口が開放された状態を示す図。
【図13】上記フィルタの装着検知機構を示す図。
【図14】処理槽内の攪拌翼と移送口と排出口の関係を示す図。
【図15】通常運転時及び排出時の動作を示す上面図。
【図16】同じく、通常運転時及び排出時の動作を示す側面図。
【図17】上記移送口が移送扉で閉鎖された状態を示す図。
【図18】移送時の動作を示す上面図。
【図19】同じく、移送時の動作を示す側面図。
【図20】上記移送口の移送扉が押し開けられた状態を示す図。
【図21】他の実施形態における二重底構造の処理槽を示す斜視図。
【図22】移送扉の他の実施形態を示す図。
【図23】従来例の基本的構成を示す概略図。
【符号の説明】
10 本体ケース
11 処理槽
11a 第1槽
11b 第2槽
11d 二重底部
11e,11f 伝熱性隔壁
12 仕切板
12a 移送口
12b 移送扉
13a 排出口
13c シャッター
14 投入口
15 上蓋
16 吸気口
17 排気口
18 フィルタ
18a 把手
18e スクレーパー
19 フレキシブルダクト
19a 通気路
20 ヒータ
23 ニクロム線
30 触媒
40 脱臭機構
42〜44 フレキシブルダクト
44a 通気路
60 ファン
70a〜70e 攪拌翼
71 攪拌軸
75 攪拌用モータ
SW1〜SW4 リードスイッチ
MG1〜MG4 マグネット

Claims (8)

  1. 投入される生ゴミ等の有機物を処理する処理槽と、
    前記処理槽を収納する本体ケースと、
    前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、
    前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とする有機物処理装置。
  2. 有機物を分解する微生物の担体を収納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する処理槽と、
    前記処理槽を収納する本体ケースと、
    前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、
    前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とする有機物処理装置。
  3. 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾燥処理する処理槽と、
    前記処理槽を収納する本体ケースと、
    前記処理槽からの排気ガスを外部に排出するファンと、
    前記処理槽上面に形成された排気口からの排気流路の立上り部に前記本体ケースの外側から脱着可能に装着されるフィルタとを備えたこと特徴とする有機物処理装置。
  4. 前記フィルタの処理槽側の面に摺接して、フィルタ取り外し時にフィルタ面の付着物を掻き取って処理槽内に落下させる摺接部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の有機物処理装置。
  5. 前記処理槽の投入口を開閉する蓋体の開閉状態を検知する蓋体検知部と、
    前記蓋体検知部で蓋体の開放状態が検知されると前記ファンを含む運転を停止状態に制御する制御部とを備えると共に、
    前記蓋体が閉鎖状態のときには蓋体が障害物となって前記フィルタが取り外せないように構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の有機物処理装置。
  6. 前記蓋体の閉鎖状態において前記フィルタの未装着状態を検知するフィルタ検知部を備え、
    前記制御部は、前記フィルタ検知部でフィルタの未装着状態が検知されると前記ファンを含む運転を停止状態に制御するようにしたことを特徴とする請求項5記載の有機物処理装置。
  7. 前記フィルタを前記処理槽からの排気ガスの排出流路に対して斜め方向に装着するように構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の有機物処理装置。
  8. 前記フィルタの枠体を舟形状に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の有機物処理装置。
JP23701898A 1998-08-24 1998-08-24 有機物処理装置 Expired - Lifetime JP3982919B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23701898A JP3982919B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 有機物処理装置
TW088112853A TW558456B (en) 1998-08-24 1999-07-29 Organic waste treating device
CN99118062A CN1120760C (zh) 1998-08-24 1999-08-20 处理有机物生物垃圾的有机物处理装置
KR1019990035304A KR100328623B1 (ko) 1998-08-24 1999-08-24 유기물처리장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23701898A JP3982919B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 有機物処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000061436A JP2000061436A (ja) 2000-02-29
JP3982919B2 true JP3982919B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=17009177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23701898A Expired - Lifetime JP3982919B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 有機物処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3982919B2 (ja)
KR (1) KR100328623B1 (ja)
CN (1) CN1120760C (ja)
TW (1) TW558456B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3983078B2 (ja) * 2001-08-21 2007-09-26 三洋電機株式会社 有機物処理装置
CN102274850B (zh) * 2011-08-04 2014-04-09 徐学恩 一种有机垃圾生物消纳设备及方法
DE102017223828A1 (de) * 2017-12-27 2019-06-27 Wilhelm Bruckbauer Dunstabzugsvorrichtung zum Abzug von Kochdünsten nach unten

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000017497A (ko) 2000-03-25
CN1120760C (zh) 2003-09-10
JP2000061436A (ja) 2000-02-29
CN1253046A (zh) 2000-05-17
KR100328623B1 (ko) 2002-03-14
TW558456B (en) 2003-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3982919B2 (ja) 有機物処理装置
JP2000070905A (ja) 有機物処理装置
JP2006142298A (ja) 食べ物残り生ゴミの発酵分解消滅化処理方法および装置
JP2000061435A (ja) 有機物処理装置
JP3475187B2 (ja) 有機物処理装置
JP2000081282A (ja) 含水ゴミ乾燥装置
JP2000061429A (ja) 有機物処理装置
JP2000061434A (ja) 有機物処理装置
JP2007196148A (ja) 有機物処理装置
KR20200111405A (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
JP3729088B2 (ja) 生ゴミ処理機
JP2006223998A (ja) 廃棄物処理装置
KR20100032524A (ko) 음식물쓰레기 처리 장치 및 방법
JPH07136628A (ja) 生ごみ処理機
JP3587108B2 (ja) 生ごみ処理装置
JP4610456B2 (ja) 有機物処理装置
JPH09239347A (ja) 生ごみ処理装置
JP3842930B2 (ja) 有機物処理装置
JP2002066512A (ja) 有機物処理装置
JP3620262B2 (ja) 生ごみ処理装置
JP3727833B2 (ja) 生ごみ処理機
JP3503499B2 (ja) 生ごみ処理装置
JP4690570B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP2003245640A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH09117746A (ja) 生ごみ分解処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3