JP2000070905A - 有機物処理装置 - Google Patents

有機物処理装置

Info

Publication number
JP2000070905A
JP2000070905A JP10239750A JP23975098A JP2000070905A JP 2000070905 A JP2000070905 A JP 2000070905A JP 10239750 A JP10239750 A JP 10239750A JP 23975098 A JP23975098 A JP 23975098A JP 2000070905 A JP2000070905 A JP 2000070905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing tank
exhaust gas
double bottom
deodorizing
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10239750A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Sakamoto
憲正 坂本
Yasuhiro Ishida
泰啓 石田
Tadanori Munezuka
任功 宗塚
Hiromi Nanjo
博己 南條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10239750A priority Critical patent/JP2000070905A/ja
Priority to TW090212965U priority patent/TW482041U/zh
Priority to CN99111611A priority patent/CN1100628C/zh
Priority to KR1019990035302A priority patent/KR100317344B1/ko
Publication of JP2000070905A publication Critical patent/JP2000070905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/40Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving thermal treatment, e.g. evaporation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重筒構造のような熱交換器が不要となって
部品点数の削減による低コスト化、装置の小型化を図る
ことができ、また処理槽を加熱した後に無駄に排熱され
ていた熱を有効利用して、熱効率の向上を図ることがで
きる有機物処理装置を提供する。 【解決手段】 投入される生ゴミ等の有機物を処理する
二重底構造の処理槽11と、その排気ガスを加熱手段
(ヒータ20)と触媒30を用いて加熱脱臭する脱臭機
構40と、加熱脱臭された高温排気ガスを処理槽11の
二重底部11dに通して処理槽11を加熱した後に外部
に排出するファン60とを備えると共に、処理槽11内
に外気を供給する伝熱性配管(フレキシブルダクト4
4)、処理槽11からの排気ガスを脱臭機構40に供給
する伝熱性配管(フレキシブルダクト19)を処理槽1
1の二重底部11dを通して配管した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、生ゴミ等の有機
物を処理する有機物処理装置に係わり、特に有機物の処
理時に発生する水蒸気や悪臭を含んだ排気ガスを加熱脱
臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】生ゴミ等の有機物を処理する有機物処理
装置としては、処理槽内に有機物を分解する微生物の担
体を収納し、処理槽内を微生物の活性化温度(例えば約
60℃前後)に維持して発酵させて有機物を分解処理す
るものや、微生物は用いずに処理槽内の有機物をより高
温で加熱乾燥させて分解処理するものがある。
【0003】これらのいずれのものにおいても、生ゴミ
等の有機物に含まれる水分を蒸発させ、水蒸気を含んだ
排気ガスして外部に排出するようにしているが、この排
気ガスには有機物の分解時に発生する悪臭が含まれる。
【0004】上記のような生ゴミ等の有機物の分解時に
発生する悪臭のように、臭いの成分や量が一様ではな
く、高濃度である場合の脱臭方法としては、臭いを含む
排気ガスを約300℃以上に加熱し、触媒と接触させ
て、酸化分解を行う方法が有効である。
【0005】従来より、上記のような脱臭機構で加熱さ
れた排気ガスを有効利用して、処理槽底部を加熱すると
共に、処理槽内に供給する外気を加熱して、処理槽内全
体を微生物の活性化温度に維持して生ゴミ等の有機物を
分解処理する装置が知られている。
【0006】図25は、この種の有機物処理装置とし
て、例えばコンビニエンスストア等で用いられる業務用
の有機物処理装置の基本的構成を示す概略構成図であ
る。
【0007】この有機物処理装置は、有機物を分解する
微生物の担体を収納し、投入される生ゴミ等の有機物を
微生物担体と攪拌混合しながら分解処理する二重底構造
の処理槽1と、この処理槽1からの排気ガスをヒータ2
と触媒3を用いて加熱脱臭する脱臭機構4と、この脱臭
機構4からの高温排気ガスを通す内筒5aと処理槽1内
に供給する外気を通す外筒5bから成る二重筒構造の熱
交換器5と、この熱交換器5の内筒5aを介して処理槽
1の二重底部1aに供給される排気ガスを吸引して外部
に排出するファン6とから構成されている。
【0008】この有機物処理装置においては、処理槽1
内からフィルタ1bを介して排出される排気ガスが脱臭
機構4に供給されて、ヒータ2により約300℃以上に
加熱され、加熱された排気ガスが触媒3を通ることによ
り脱臭される。脱臭機構4を通って250℃前後になっ
た高温排気ガスは二重筒構造の熱交換器5の内筒5a側
に入って、外筒5b側を通る外気と熱交換することによ
り外気をプレヒートとして60℃前後に暖め、暖められ
た外気が処理槽1内に供給される。一方、熱交換器5の
内筒5a側を通った高温排気ガスは150℃〜200℃
の温度を保って処理槽1の二重底部1aに供給され、処
理槽1を加熱した後、ファン6により外部に排出される
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来装置においては、二重筒構造の熱交換器5が必要と
なるので、部品点数の増加により装置がコスト高となる
と共に、熱交換器5を配置するためのスペースを確保し
なければならないため、その分、装置が大型化する等の
課題があった。
【0010】また、脱臭機構4からの高温排気ガスは1
50℃〜200℃を保って処理槽1の二重底部1aに供
給されているが、処理槽1内を例えば60℃前後に保つ
には加熱し過ぎが生じる場合があると共に、処理槽1を
加熱した後はファン6により外部に無駄に排熱されてお
り、熱効率が余り良くなかった。
【0011】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、従来の二重筒構造のよ
うな熱交換器が不要となって部品点数の削減による低コ
スト化を図ることができ、また省スペースにより装置の
小型化を図ることができる有機物処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0012】また、処理槽を加熱した後に無駄に排熱さ
れていた熱を有効利用して、熱効率の向上を図ることを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、投入される生ゴミ等の有機物
を処理する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの排
気ガスを加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構
と、前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記
処理槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に
排出するファンとを備えると共に、前記処理槽内に外気
を供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通して
配管したことを特徴とするものである。
【0014】また、有機物を分解する微生物の担体を収
納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重
底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガスを加熱手
段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前記脱臭機
構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽の二重底
部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出するファン
とを備えると共に、前記処理槽内に外気を供給する伝熱
性配管を前記処理槽の二重底部を通して配管したことを
特徴とするものである。
【0015】また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱
乾燥処理する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの
排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機
構と、前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前
記処理槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部
に排出するファンとを備えると共に、前記処理槽内に外
気を供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通し
て配管したことを特徴とするものである。
【0016】一方、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前
記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽
の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出す
るファンとを備えると共に、前記処理槽の二重底部を伝
熱性隔壁で区画して、前記処理槽内に供給する外気を通
す通気路を形成したことを特徴とするものである。
【0017】また、有機物を分解する微生物の担体を収
納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重
底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガスを加熱手
段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前記脱臭機
構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽の二重底
部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出するファン
とを備えると共に、前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁
で区画して、前記処理槽内に供給する外気を通す通気路
を形成したことを特徴とするものである。
【0018】また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱
乾燥処理する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの
排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機
構と、前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前
記処理槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部
に排出するファンとを備えると共に、前記処理槽の二重
底部を伝熱性隔壁で区画して、前記処理槽内に供給する
外気を通す通気路を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0019】さらに、前記処理槽からの排気ガスを前記
脱臭機構に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部
を通して配管したことを特徴とするものである。
【0020】また、前記脱臭機構から前記処理槽の二重
底部に供給される高温排気ガスが前記処理槽の二重底部
に通された伝熱性配管に直接当たるように構成したこと
を特徴とするものである。
【0021】一方、前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁
で区画して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排
気ガスを通す通気路を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0022】また、前記脱臭機構から前記処理槽の二重
底部に供給される高温排気ガスが前記処理槽の二重底部
を伝熱性隔壁で区画して形成された通気路に直接当たる
ように構成したことを特徴とするものである。
【0023】一方、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前
記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽
の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出す
るファンとを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽
内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、
かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機構に供給す
る伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通して配管した
ことを特徴とするものである。
【0024】また、有機物を分解する微生物の担体を収
納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重
底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガスを加熱手
段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前記脱臭機
構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽の二重底
部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出するファン
とを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽内に外気
を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、かつ前記
処理槽からの排気ガスを前記脱臭機構に供給する伝熱性
配管を前記処理槽の二重底部を通して配管したことを特
徴とするものである。
【0025】また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱
乾燥処理する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの
排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機
構と、前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前
記処理槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部
に排出するファンとを本体ケース内に備えると共に、前
記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開
口させ、かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機構
に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通して
配管したことを特徴とするものである。
【0026】一方、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前
記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽
の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出す
るファンとを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽
内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、
かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前
記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通す通
気路を形成したことを特徴とするものである。
【0027】また、有機物を分解する微生物の担体を収
納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重
底構造の処理槽と、前記処理槽からの排気ガスを加熱手
段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、前記脱臭機
構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽の二重底
部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出するファン
とを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽内に外気
を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、かつ前記
処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前記処理槽
から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通す通気路を形
成したことを特徴とするものである。
【0028】また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱
乾燥処理する二重底構造の処理槽と、前記処理槽からの
排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機
構と、前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前
記処理槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部
に排出するファンとを本体ケース内に備えると共に、前
記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開
口させ、かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画
して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガス
を通す通気路を形成したことを特徴とするものである。
【0029】さらに、前記処理槽の二重底部を伝熱性隔
壁で上下に区画して、その上部側に前記脱臭機構で加熱
脱臭された高温排気ガスを通す通気路を形成し、下部側
に前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通
す通気路を形成したことを特徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図1
〜図20を参照して詳細に説明する。
【0031】この有機物処理装置は、例えばコンビニエ
ンスストア等において業務用に用いられるもので、本体
ケース10内には、側断面が略U字形状で底部が二重底
構造に形成された処理槽11が収納されている。この処
理槽11は、図6等に示すように、微生物の担体(通常
おが屑等の木質細片)が収納されて、投入される生ゴミ
を分解処理する容量の大きな第1槽11aと、この第1
槽11aで処理された処理物が排出のために移送される
容量の小さな第2槽11bとに仕切板12により仕切ら
れている。
【0032】上記仕切板12の一方側の上部には、第1
槽11a内の処理物を第2槽11bに移送するための移
送口12aが形成されており、この移送口12aには、
その上部にヒンジ等により開閉自在に取り付けられた移
送扉12bが設けられている。この移送扉12bは、仕
切板12の第2槽11b側に設けられて、図17等に示
すように移送口12aよりも大きく形成されており、第
1槽11aから第2槽11bへの移送時のみ図20に示
すように開いて処理物Dが移送され、移送された処理物
Dは第1槽11aへは戻らないようになっている。
【0033】また、第2槽11bの側壁には、前記移送
口12aとは反対側下部に位置して、処理物を排出する
ための排出口13aが形成されている。この排出口13
aには、図10〜図12等に示すように、その両側縁に
形成された摺動枠13bに上下動自在にシャッター13
cが取り付けられており、レバー13dを操作すること
により開閉可能となっている。
【0034】上記シャッター13cの側縁の上下には、
それぞれリードスイッチON/OFF用のマグネットM
G1,MG2が取り付けられている。これに対応して、
摺動枠13bには、シャッター13c閉鎖時に上側のマ
グネットMG1と対向してONとなるリードスイッチS
W1と、シャッター13c開放時に下側のマグネットM
G2と対向してONとなるリードスイッチSW2が設け
られており、これらを図示しない制御部で検知すること
によりシャッター13cの開閉を検知できるようになっ
ている。
【0035】一方、上記本体ケース10の上面は、前部
が背が低く後部が背が高い段違い構成になっており、背
の低い前部には処理槽11の上部開口に対応して開口
し、微生物担体や生ゴミ等を投入するための投入口14
が形成され、この投入口14には、ヒンジ等により開閉
自在に構成された上蓋15が設けられている。図8に示
すように、上蓋15の周縁所定位置には上蓋開閉検知用
のマグネットMG3が取り付けられ、これに対応する本
体ケース10上部にリードスイッチSW3が取り付けら
れており、このリードスイッチSW3のON/OFFを
制御部で検知することにより、上蓋15の開閉を検知で
きるようになっている。また、本体ケース10の下面側
の四隅には脚部10aが取り付けられている。
【0036】上記処理槽11の一方(図1では右側)の
上部には、外気を処理槽11内に吸気するための吸気口
16が形成されると共に、中央上部には、排気ガスを処
理槽11外に排出するための排気口17が形成され、当
該排気口17には処理槽11内で飛散する担体や生ゴミ
等の微粉が排気口17から流出するのを防ぐフィルタ1
8が装着されている。
【0037】上記フィルタ18は、図2,図8等に示す
ように、排気口17の立上り部17aに外側より斜め下
向きに挿入されるように構成されており、前記上蓋15
の閉鎖時には、図2に示すようにフィルタ18の把手1
8aが閉鎖した上蓋15の側壁に当たって取り外せない
ようになっている。
【0038】また、このフィルタ18は、図9等に示す
ように、舟形状の枠体18bの底面側にメッシュ状の網
18cが張られ、その上に不織布等を載せて使用される
もので、枠体18bを舟形とするとともに、ガイド18
fを設けることにより、本体ケース10上面の段違いの
コーナー部分に形成される挿入口18dに挿入しやすく
なっている。
【0039】また、排気口17からの立上り部17aに
斜め方向に挿入配置する構成であるので、排気流路に対
してフィルタ面積を大きく取ることができ、フィルタ効
率を向上することができると共に、通風抵抗を低減する
ことができるようになっている。
【0040】また、従来のように処理槽11内に手を入
れてフィルタ18を脱着する必要がなくなるので、取り
扱いが極めて簡単になる。
【0041】さらに、上記排気口17の上部前壁には、
上記フィルタ18底面のメッシュ状の網18cに摺接す
るスクレーパー18eが取り付けられており、フィルタ
18の取り外し時にフィルタ18底面側のメッシュ状の
網18cに付着した比較的大きなほこりやゴミを手を触
れずに自動的に処理槽11内に掻き落とすことができる
ようになっている。
【0042】また、図13に示すように、上記フィルタ
18の把手18aの一部には、リードスイッチON/O
FF用のマグネットMG4が取り付けられており、上蓋
15の対応する部位にはリードスイッチSW4が取り付
けられている。これにより、フィルタ18の未装着を制
御部で検知できるようになっており、フィルタ18未装
着のままでの運転開始を未然に防ぐことができるように
なっている。また、上述したように上蓋15を開けない
と機械的にフィルタ18が取り外せない構造であり、上
蓋15を開けると装置の運転が停止し、送風も止まるの
で、送風が止まってからフィルタ18が取り外されるこ
とにより、処理槽11内の微粉が後述する脱臭機構に流
入して、そのヒータにより燃える恐れや、触媒が目詰ま
りする等の不具合を防ぐことができるようになってい
る。
【0043】上記排気口17の立上り部17aには、ス
テンレス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブル
ダクト19が接続され、このダクト19は処理槽11の
二重底部11dを通されてから脱臭機構40に接続され
ている。
【0044】上記脱臭機構40は、排気ガスの流入口側
にヒータ20が配置され、このヒータ20の下流側に触
媒30が配置された構成となっており、流入する排気ガ
スがヒータ20によって加熱され、この加熱された排気
ガスが触媒30を通ることにより触媒30も加熱され
て、排気ガスに含まれる悪臭成分の分解反応が促進され
るようになっている。
【0045】上記ヒータ20は、本実施形態では、図4
に示すように、石英やセラミック製の直方体21に複数
の通気孔22を形成して、その中にニクロム線23を通
したもので、断熱材24を介して脱臭機構40のケース
41内に収納されている。また、触媒30は、ハニカム
形状の細かな通気孔31が形成された円柱状のもので、
断熱材32を介してケース41内に収納されている。
【0046】また、上記脱臭機構40の出口側はフレキ
シブルダクト42を介して処理槽11の二重底部11d
の一側に接続され、脱臭機構40からの高温排気ガス
が、処理槽11の二重底部11dに通されて処理槽11
からの排気ガスを通す前記フレキシブルダクト19に直
接当たるように構成されている。そして、二重底部11
dの他側の排出口にはフレキシブルダクト43を介して
本体ケース10の後側上部に配置されたファン60に接
続され、排気ガスが外部に排出されるようになってい
る。
【0047】一方、処理槽11の吸気口16にはステン
レス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブルダク
ト44が接続され、このダクト44は処理槽11の二重
底部11dを通されて外気を吸引するようになってい
る。
【0048】上記のように構成することにより、処理槽
11の二重底部11dに通された上記フレキシブルダク
ト44を介して処理槽11内に供給される外気と脱臭機
構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高
温排気ガスとが熱交換して、処理槽内11に供給される
外気が60℃前後に加熱されるので(一次プレヒー
ト)、従来のような二重筒構造の熱交換器が不要となっ
て、部品点数の削減による低コスト化を図ることができ
る。また、従来のような独立した熱交換器を配置するス
ペースが不要となるので、その分、装置の小型化を図る
ことができる。さらに、脱臭機構40からの高温排気ガ
スが熱交換器を介さずに処理槽11の二重底部11dに
直接入るので、熱効率が良くなる。
【0049】一方、処理槽11の二重底部11dに通さ
れた前記フレキシブルダクト19を介して脱臭機構40
に供給される処理槽11からの排気ガス(60℃前後)
と脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給
される高温排気ガス(250℃前後)とが熱交換して、
脱臭機構40に供給される排気ガスが150℃前後に加
熱されるので(二次プレヒート)、脱臭機構40におけ
るヒータ20の通電率が下がり、電気代が安くなって、
ランニングコストを低く抑えることができる。加えて、
脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給さ
れる高温排気ガスが処理槽11の二重底部11dに通さ
れた上記フレキシブルダクト19に直接当たるように構
成されているので、脱臭機構40に供給される排気ガス
の温度をより上昇しやすくしている。
【0050】また、脱臭機構40から処理槽11の二重
底部11dに供給される高温排気ガス(250℃前後)
の温度が上述した熱交換により下がるので、処理槽11
への熱の加え過ぎが抑制される。
【0051】これらは、従来、無駄に排出されていた排
熱を有効利用することにより可能となったものである。
【0052】一方、図5,図6等に示すように、上記処
理槽11内には、両側壁間に、複数の攪拌翼70a〜7
0e(ここでは第1槽11a内に4本、第2槽11b内
に1本)を備えた攪拌軸71が正逆回転可能に設けられ
ている。この攪拌軸71は両端側が処理槽11側壁の軸
受72によって支持されると共に、その一方の軸端に取
り付けられた大歯車73がチェーン74を介して攪拌用
モータ75の小歯車76に連結され、攪拌用モータ75
の回転が減速されて伝達され、回転駆動されるようにな
っている。
【0053】上記攪拌用モータ75は、例えば、処理槽
11内に生ゴミが投入されて上蓋15が閉められたとき
や、通常運転モード時の4分間毎に1回、それぞれ2分
間ぐらいずつ間欠的に回転駆動される(正転)。また、
処理物の第1槽11aから第2槽11bへの移送時に
は、図18,図19に示す如く攪拌翼70a〜70dで
処理物Dを移送口12aに向けて掻き上げる方向に回転
駆動され(逆転)、処理物の排出時及び上記通常運転時
には、図15,図16に示す如く第2槽11bにおいて
は攪拌翼70eで処理物Dを排出口13aに向けて掻き
上げる方向であると共に、第1槽11aにおいては攪拌
翼70a〜70dで被処理物Dを移送口12aから遠ざ
ける方向に回転駆動される(正転)。
【0054】一般に、この種の攪拌翼は攪拌軸上に等間
隔に備えられるものであるが、本実施形態においては、
第1槽11a内の処理物の第2槽11bへの移送効率を
向上させるために、移送口12aに向かって段々間隔が
狭くなるように配置されている(図15で、A>B>C
となる)。
【0055】また、第1槽11aの各攪拌翼70a〜7
0dは、攪拌軸71に螺旋状に立設されている。この捩
れ方向は、通常運転時と排出時の正転時には被処理物D
が移送口12aとは反対側(奥側)に移動し、第1槽1
1aから第2槽11bへ移送する逆転時には処理物Dが
移送口12a側に移動するような方向である。
【0056】さて、以上の構成において、本装置の使用
開始時には、予め一定量の微生物担体を処理槽11の第
1槽11a内に投入しておく。そして、生ゴミを処理す
るときは、上蓋15を開けて投入口14から処理槽11
の第1槽11a内に生ゴミを投入し、図示しない運転ス
イッチをONにして上蓋15を閉じる。上蓋15を閉じ
ると、これをリードスイッチSW3で検知し、その出力
と、排出口13aのシャッター13cが閉じていること
を示すリードスイッチSW1のON出力、及び排気口1
7にフィルタ18が装着されていることを示すリードス
イッチSW4のON出力に基づいて、制御部が脱臭機構
用ヒータ20、排気用ファン60、攪拌用モータ75に
通電する。
【0057】攪拌用モータ75への通電制御により、複
数の攪拌翼70a〜70eが立設された攪拌軸71が間
欠的に正回転して第1槽11aに投入された担体と生ゴ
ミを攪拌混合する。この正転時には、前述したように攪
拌翼70a〜70dが図16に矢印で示した方向(時計
方向)に回転するので、担体と生ゴミが攪拌混合された
第1槽11a内の処理物Dは、同図や図15に示すよう
に移送口12aからは離れる方向にあるので、未処理の
処理物Dが第2槽11bに移送されることはない。
【0058】また、排気用ファン60への通電制御によ
り、処理槽11内の水蒸気及び悪臭を含んだ空気(排気
ガス)を排気口17、処理槽11の二重底部11dに通
したフレキシブルダクト19、脱臭機構40、処理槽1
1の二重底部11d及びファン60を介して外部へ排出
し、処理槽11内が高湿度状態となるのを防止すると共
に、処理槽11内の空気が外部に排出されるのに伴い、
処理槽11の一側上部に形成した吸気口16から処理槽
11の二重底部11dを通したフレキシブルダクト44
を介して新鮮な外気を取り入れ、処理槽11内に微生物
の活性化に必要な酸素を供給する。
【0059】さらに、脱臭機構40のヒータ20への通
電制御により、上記のようにして排気口17から排出さ
れた排気ガスが約300℃以上の触媒反応温度に加熱さ
れて触媒30に供給される。触媒30内に供給された高
温の排気ガスは、触媒30を同温度に加熱して、その触
媒作用により促進された悪臭の酸化分解反応によって脱
臭化されてゆき、触媒30を通過する間にほぼ完全に無
臭化される。無臭化された高温排気ガスは250℃前後
の温度を保って処理槽11の二重底部11dに導入さ
れ、処理槽11に供給する外気を通すフレキシブルダク
ト44と脱臭機構40に供給する排気ガスを通すフレキ
シブルダクト19を加熱し、その後、本体ケース10の
後側上部に設けられたファン60を介して外部に排出さ
れる。
【0060】上述したように、処理槽11に供給する外
気を通すフレキシブルダクト44は処理槽11の二重底
部11dに通されているので、上記のヒータ20への通
電制御により加熱された脱臭機構40からの高温排気ガ
スと外気が熱交換して(一次プレヒート)、約60℃前
後に暖められた外気が処理槽11内に供給される。ま
た、脱臭機構40に供給する排気ガスを通すフレキシブ
ルダクト19も処理槽11の二重底部11dに通されて
いるので、上記のヒータ20への通電制御により加熱さ
れた脱臭機構40からの高温排気ガスと排気ガスが熱交
換して(二次プレヒート)、約150℃前後に暖められ
た排気ガスが脱臭機構40内に供給される。
【0061】このように、脱臭機構40のヒータ20に
入る空気が2段にプレヒートされることにより、ヒータ
20による温度上昇は設計上、約300℃−約150℃
=約150℃に抑えることができ、従来の約300℃−
約60℃=約240℃に比べて約90℃少なくて済むの
で、その分ヒータ20の通電率を下げることができ、電
気代が安くなって、ランニングコストが低く押さえられ
る。
【0062】以上のように制御することにより、処理槽
11内全体の温度を微生物の活性化に最適な範囲(約6
0℃前後)に維持して発酵させ、担体に培養される微生
物により生ゴミを二酸化炭素と水に分解して堆肥化す
る。
【0063】上記のような処理を例えば18時間以上行
い、処理物Dの堆肥化がほぼ終了すると、制御部は攪拌
用モータ75を逆回転駆動する。この逆転時には、前述
したように第1槽11a内の攪拌翼70a〜70dが図
19に矢印で示した方向(反時計方向)に回転するの
で、第1槽11a内で堆肥化した処理物Dは、同図や図
18に示すように移送口12aに向けて掻き上げられ、
図20に示すように処理物Dが移送扉12bを押し開け
て第2槽11bに移送される。
【0064】本実施形態では、移送口12aに向かって
攪拌翼70a〜70dの間隔が徐々に狭くなっているの
で、第1槽11a内の処理物Dを短時間で効率良く第2
槽11bへ移送することができる。
【0065】上記のようにして堆肥化し第2槽11bに
移送された処理物Dを取り出す時は、排出口13aのシ
ャッター13cをレバー13dで操作することにより、
図12に示す如く開放する。シャッター13cが図12
の如く開放すると、リードスイッチSW2がONとなる
ので、これを制御部が検知して、攪拌用モータ75を正
転駆動する。この正転時には、上記通常運転時と同様に
攪拌翼70a〜70eが図16に示す如く回転するの
で、第2槽11bに移送された処理物Dが排出口13a
に向けて掻き上げられ、効率よく排出口13aから外部
に取り出される。取り出された処理物Dは有機肥料とし
て、有効利用できる。なお、排出時に第1槽11a内に
ある処理物Dは、前述した通常運転時と同様に図15に
示す如く移送口12aからは離れる方向にあるので、未
処理の処理物Dが第2槽11bに移送されることはな
い。
【0066】図21は他の実施形態を示す要部構成図で
あり、前記実施形態の図3と対応し、それと同一符号は
同一、又は相当部分を示している。
【0067】本実施形態では、処理槽11の二重底部1
1d内の前後角部をステンレス等から成る伝熱性隔壁1
1e,11fで区画して、処理槽11から脱臭機構40
に供給する排気ガスを通す通気路19aと、処理槽11
内に供給する外気を通す通気路44aとを形成したもの
である。
【0068】上記のように構成しても、前記実施形態と
同様な作用効果が得られると共に、ダクトよりも流路面
積を大きくとれることにより、外気や排気ガスを一時的
に滞留させることができるので、熱交換効率を向上する
ことができる。また、本実施形態においても、脱臭機構
40からフレキシブルダクト42を介して処理槽11の
二重底部11dに供給される高温排気ガスが、処理槽1
1内からの排気ガスを通す通気路19aを形成する伝熱
性隔壁11eに直接当たるように構成すれば、脱臭機構
40に供給される排気ガスの温度をより上昇しやすくす
ることができる。
【0069】なお、上記各実施形態では、処理槽11内
に供給する外気と処理槽11から脱臭機構40に供給す
る排気ガスの両方とも、処理槽11の二重底部11a内
にダクトを通すか、又は伝熱性隔壁による通気路を形成
するかしたが、いずれか一方をダクトを通して、他方を
伝熱性隔壁により通気路を形成するようにしても良い。
【0070】図22は前記図1に示した実施形態の変形
例を示す要部構成図であり、前記図1と同一符号は同
一、又は相当部分を示している。
【0071】この変形例は、本体ケース10内には処理
槽11、脱臭機構40、ファン60、撹拌用モータ75
及びダクト19,42,43等の発熱体があって本体ケ
ース10内の空気は相当な温度に暖められる点に着目し
たものであり、この本体ケース10内空気温度が設計上
あるいは実測により60℃前後あれば、前記図1の実施
形態のように処理槽11の吸気口16にフレキシブルダ
クト44を接続して当該ダクト44を処理槽11の二重
底部11dに通す必要が無くなるわけである。
【0072】従って、この変形例では、前記図1の実施
形態で処理槽11の二重底部11dに通していたフレキ
シブルダクト44を図22に示すように無くして、処理
槽11の吸気口16を本体ケース10内に直接開口させ
たものである。
【0073】このように構成することにより、図1の実
施形態と同様な効果が得られると共に、フレキシブルダ
クト44が不要となるので、更なる低コスト化及び小型
化を図ることができる。
【0074】図23は上記と同様の着目点に基づく前記
図21に示した実施形態の変形例を示す要部構成図であ
り、前記図21と同一符号は同一、又は相当部分を示し
ている。
【0075】この変形例では、処理槽11の二重底部1
1dを、二重底部11dと同様な広い面積を有するステ
ンレス等の伝熱性隔壁11gを用いて上下に区画してい
る。その上部側には、前記図21と同様に脱臭機構40
からのフレキシブルダクト42とファン60へのフレキ
シブルダクト43を対角線上に接続して脱臭機構40で
加熱脱臭された高温排気ガスを通す通気路42aを形成
している。そして、下部側には、処理槽11の排気口1
7からと脱臭機構40へのフレキシブルダクト19,1
9を対角線上に接続して、処理槽11から脱臭機構40
に供給する排気ガスを通す前記実施形態よりも広い流路
面積の通気路19bを形成している。
【0076】このように構成することにより、前記図2
1の実施形態と同様な効果が得られると共に、脱臭機構
40で加熱脱臭された高温排気ガスを通す通気路42a
は前記実施形態のように本体ケース10に接しないので
熱効率が向上し、また、広い面積の伝熱性隔壁11gを
介して処理槽11から脱臭機構40に供給する排気ガス
を通す通気路19bと接しているので、熱交換効率も向
上する。
【0077】なお、上記各実施形態では、移送口12a
の移送扉12bがその上部をヒンジ等で取り付けられた
ものについて示したが、図24に示すように、下部がヒ
ンジ等で取り付けられて、バネ等により移送口12aを
閉鎖する方向に付勢されるように構成しても良い。
【0078】また、上記各実施形態では、主に業務用に
用いられる大容量の有機物処理装置に本願発明を適用し
たものについて説明したが、家庭用の小容量のものにも
適用可能であり、さらには、微生物を用いずに加熱乾燥
により生ゴミ等の有機物を処理するものにも適用可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、投入さ
れる生ゴミ等の有機物を処理する二重底構造の処理槽
と、この処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用い
て加熱脱臭する脱臭機構と、この脱臭機構で加熱脱臭さ
れた高温排気ガスを処理槽の二重底部に通して処理槽を
加熱した後に外部に排出するファンとを備えると共に、
処理槽内に外気を供給する伝熱性配管を処理槽の二重底
部を通して配管したので、従来のような二重筒構造の熱
交換器が不要となって、部品点数の削減による低コスト
化を図ることができると共に、省スペースにより装置の
小型化を図ることができる。
【0080】上記は、生ゴミ等の有機物を微生物を用い
て分解処理するものに適用してより効果的であるが、微
生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物を処理
するものに適用しても上記と同様な効果が得られる。
【0081】一方、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、この処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、こ
の脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを処理槽の二
重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出するフ
ァンとを備えると共に、処理槽の二重底部を伝熱性隔壁
で区画して、処理槽内に供給する外気を通す通気路を形
成することによっても、上記と同様な効果が得られると
共に、配管よりも流路面積を大きくとれることにより、
外気を一時的に滞留させることができるので、熱交換効
率を向上することができる。
【0082】上記も、生ゴミ等の有機物を微生物を用い
て分解処理するものに適用してより効果的であるが、微
生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物を処理
するものに適用しても上記と同様な効果が得られる。
【0083】さらに、処理槽からの排気ガスを脱臭機構
に供給する伝熱性配管を処理槽の二重底部を通して配管
したので、脱臭機構に供給される排気ガスが従来よりも
高温にプレヒートされるため、脱臭機構における加熱手
段(ヒータ)の通電率等を低くでき、その分電気代が安
くなって、ランニングコストを低く抑えることができ
る。
【0084】また、脱臭機構から処理槽の二重底部に供
給される高温排気ガスが処理槽の二重底部に通された伝
熱性配管に直接当たるように構成したので、脱臭機構に
供給される排気ガスの温度がより上昇しやすくなる。
【0085】一方、処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区
画して、処理槽から脱臭機構に供給する排気ガスを通す
通気路を形成することによっても、前記同様、脱臭機構
に供給される排気ガスが従来よりも高温にプレヒートさ
れるため、脱臭機構における加熱手段(ヒータ)の通電
率等を低くでき、その分電気代が安くなって、ランニン
グコストを低く抑えることができると共に、配管よりも
流路面積を大きくとれることにより、排気ガスを一時的
に滞留させることができるので、熱交換効率を向上する
ことができる。
【0086】また、脱臭機構から処理槽の二重底部に供
給される高温排気ガスが処理槽の二重底部を伝熱性隔壁
で区画して形成された通気路に直接当たるように構成す
ることによっても、前記同様、脱臭機構に供給される排
気ガスの温度がより上昇しやすくなる。
【0087】一方、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、この処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、こ
の脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽
の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出す
るファンとを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽
内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、
かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機構に供給す
る伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通して配管する
ことにより、処理槽や脱臭機構やファン等により暖めら
れる本体ケース内空気を有効利用して、前記で処理槽の
二重底部を通して処理槽内に外気を供給する伝熱性配管
が不要となるので、更なる低コスト化及び小型化を図る
ことができる。
【0088】この場合も、生ゴミ等の有機物を微生物を
用いて分解処理するものに適用してより効果的である
が、微生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物
を処理するものに適用しても上記と同様な効果が得られ
る。
【0089】また、投入される生ゴミ等の有機物を処理
する二重底構造の処理槽と、この処理槽からの排気ガス
を加熱手段と触媒を用いて加熱脱臭する脱臭機構と、こ
の脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理槽
の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出す
るファンとを本体ケース内に備えると共に、前記処理槽
内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に開口させ、
かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前
記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通す通
気路を形成することによっても、上記と同様な効果が得
られる。
【0090】この場合も、生ゴミ等の有機物を微生物を
用いて分解処理するものに適用してより効果的である
が、微生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等の有機物
を処理するものに適用しても上記と同様な効果が得られ
る。
【0091】さらに、前記処理槽の二重底部を伝熱性隔
壁で上下に区画して、その上部側に前記脱臭機構で加熱
脱臭された高温排気ガスを通す通気路を形成し、下部側
に前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通
す通気路を形成することにより、脱臭機構で加熱脱臭さ
れた高温排気ガスを通す通気路は上部側にあって本体ケ
ースに接しないので熱効率が向上し、また、広い面積の
伝熱性隔壁を介して処理槽から脱臭機構に供給する排気
ガスを通す通気路と接しているので、熱交換効率も向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による有機物処理装置の一実施形態の
内部を背面側から見た要部構成図。
【図2】上記有機物処理装置の内部を側面側から見た要
部構成図。
【図3】上記実施形態における二重底構造の処理槽を示
す要部斜視図。
【図4】上記実施形態の脱臭機構の構成図であり、
(a)はその概略縦断面図、(b)は上記(a)のA−
A断面図、(c)は同じくB−B断面図、(d)はヒー
タの斜視図、(e)は触媒の斜視図である。
【図5】上記有機物処理装置の内部を上面側から見た概
略構成図。
【図6】同じく、上記有機物処理装置の内部を正面側か
ら見た概略構成図。
【図7】上記実施形態において上蓋を開けてフィルタを
取り外した状態を正面側から見た概略図。
【図8】同じく上記実施形態において上蓋を開けてフィ
ルタを取り外した状態を側面側から見た概略図。
【図9】上記フィルタとスクレーパーを示す斜視図。
【図10】上記実施形態の排出口とその開閉構造を示す
図。
【図11】上記排出口が閉鎖された状態を示す図。
【図12】上記排出口が開放された状態を示す図。
【図13】上記フィルタの装着検知機構を示す図。
【図14】処理槽内の攪拌翼と移送口と排出口の関係を
示す図。
【図15】通常運転時及び排出時の動作を示す上面図。
【図16】同じく、通常運転時及び排出時の動作を示す
側面図。
【図17】上記移送口が移送扉で閉鎖された状態を示す
図。
【図18】移送時の動作を示す上面図。
【図19】同じく、移送時の動作を示す側面図。
【図20】上記移送口の移送扉が押し開けられた状態を
示す図。
【図21】他の実施形態における二重底構造の処理槽を
示す斜視図。
【図22】前記図1の実施形態の変形例を示す要部構成
図。
【図23】前記図21の実施形態の変形例を示す要部構
成図。
【図24】移送扉の他の実施形態を示す図。
【図25】従来例の基本的構成を示す概略図。
【符号の説明】
10 本体ケース 11 処理槽 11a 第1槽 11b 第2槽 11d 二重底部 11e,11f,11g 伝熱性隔壁 12 仕切板 12a 移送口 12b 移送扉 13a 排出口 13c シャッター 14 投入口 15 上蓋 16 吸気口 17 排気口 18 フィルタ 18a 把手 18e スクレーパー 19 フレキシブルダクト 19a,19b 通気路 20 ヒータ 23 ニクロム線 30 触媒 40 脱臭機構 42〜44 フレキシブルダクト 42a,44a 通気路 60 ファン 70a〜70e 攪拌翼 71 攪拌軸 75 攪拌用モータ SW1〜SW4 リードスイッチ MG1〜MG4 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗塚 任功 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 南條 博己 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D048 AA22 AB01 AB03 BB02 CC38 CC52

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入される生ゴミ等の有機物を処理する
    二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する伝熱性配管を前記処理槽
    の二重底部を通して配管したことを特徴とする有機物処
    理装置。
  2. 【請求項2】 有機物を分解する微生物の担体を収納
    し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重底
    構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する伝熱性配管を前記処理槽
    の二重底部を通して配管したことを特徴とする有機物処
    理装置。
  3. 【請求項3】 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾燥
    処理する二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する伝熱性配管を前記処理槽
    の二重底部を通して配管したことを特徴とする有機物処
    理装置。
  4. 【請求項4】 投入される生ゴミ等の有機物を処理する
    二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前記処
    理槽内に供給する外気を通す通気路を形成したことを特
    徴とする有機物処理装置。
  5. 【請求項5】 有機物を分解する微生物の担体を収納
    し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重底
    構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前記処
    理槽内に供給する外気を通す通気路を形成したことを特
    徴とする有機物処理装置。
  6. 【請求項6】 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾燥
    処理する二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを備えると共に、 前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区画して、前記処
    理槽内に供給する外気を通す通気路を形成したことを特
    徴とする有機物処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機
    構に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通し
    て配管したことを特徴とする請求項1ないし請求項6の
    いずれかに記載の有機物処理装置。
  8. 【請求項8】 前記脱臭機構から前記処理槽の二重底部
    に供給される高温排気ガスが前記処理槽の二重底部に通
    された伝熱性配管に直接当たるように構成したことを特
    徴とする請求項7記載の有機物処理装置。
  9. 【請求項9】 前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区
    画して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガ
    スを通す通気路を形成したことを特徴とする請求項1な
    いし請求項6のいずれかに記載の有機物処理装置。
  10. 【請求項10】 前記脱臭機構から前記処理槽の二重底
    部に供給される高温排気ガスが前記処理槽の二重底部を
    伝熱性隔壁で区画して形成された通気路に直接当たるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項9記載の有機物処
    理装置。
  11. 【請求項11】 投入される生ゴミ等の有機物を処理す
    る二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機
    構に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通し
    て配管したことを特徴とする有機物処理装置。
  12. 【請求項12】 有機物を分解する微生物の担体を収納
    し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重底
    構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機
    構に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通し
    て配管したことを特徴とする有機物処理装置。
  13. 【請求項13】 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾
    燥処理する二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽からの排気ガスを前記脱臭機
    構に供給する伝熱性配管を前記処理槽の二重底部を通し
    て配管したことを特徴とする有機物処理装置。
  14. 【請求項14】 投入される生ゴミ等の有機物を処理す
    る二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区
    画して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガ
    スを通す通気路を形成したことを特徴とする有機物処理
    装置。
  15. 【請求項15】 有機物を分解する微生物の担体を収納
    し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する二重底
    構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区
    画して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガ
    スを通す通気路を形成したことを特徴とする有機物処理
    装置。
  16. 【請求項16】 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾
    燥処理する二重底構造の処理槽と、 前記処理槽からの排気ガスを加熱手段と触媒を用いて加
    熱脱臭する脱臭機構と、 前記脱臭機構で加熱脱臭された高温排気ガスを前記処理
    槽の二重底部に通して処理槽を加熱した後に外部に排出
    するファンとを本体ケース内に備えると共に、 前記処理槽内に外気を供給する吸気口を本体ケース内に
    開口させ、かつ前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で区
    画して、前記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガ
    スを通す通気路を形成したことを特徴とする有機物処理
    装置。
  17. 【請求項17】 前記処理槽の二重底部を伝熱性隔壁で
    上下に区画して、その上部側に前記脱臭機構で加熱脱臭
    された高温排気ガスを通す通気路を形成し、下部側に前
    記処理槽から前記脱臭機構に供給する排気ガスを通す通
    気路を形成したことを特徴とする請求項14ないし請求
    項16のいずれかに記載の有機物処理装置。
JP10239750A 1998-08-26 1998-08-26 有機物処理装置 Pending JP2000070905A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239750A JP2000070905A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 有機物処理装置
TW090212965U TW482041U (en) 1998-08-26 1999-07-29 Organic waste treating apparatus
CN99111611A CN1100628C (zh) 1998-08-26 1999-08-23 有机物处理装置
KR1019990035302A KR100317344B1 (ko) 1998-08-26 1999-08-24 유기물처리장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239750A JP2000070905A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 有機物処理装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262248A Division JP3475187B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 有機物処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000070905A true JP2000070905A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17049379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10239750A Pending JP2000070905A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 有機物処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2000070905A (ja)
KR (1) KR100317344B1 (ja)
CN (1) CN1100628C (ja)
TW (1) TW482041U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003024906A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Canon Electronics Inc 廃棄物処理装置及び廃棄物の処理方法
JP2005329319A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Hino Akito 使用済み紙おむつ発酵処理用脱臭処理方法、及び脱臭処理装置
KR102597101B1 (ko) * 2023-05-29 2023-11-01 주식회사 예쓰바이오 친환경 유기성 폐기물 처리장치 및 처리방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160131528A (ko) 2015-05-07 2016-11-16 주식회사 썬빅대성에너텍 태양열 보일러의 축열탱크
KR20170000078A (ko) 2015-06-23 2017-01-02 주식회사 썬빅대성에너텍 보일러의 온수탱크
CN109482612A (zh) * 2018-04-26 2019-03-19 梅启文 餐厨垃圾处理设备节能装置
KR102130588B1 (ko) * 2019-08-12 2020-07-06 엔백 주식회사 스윙 앤 슬라이드 타입 음식물쓰레기 투입장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003024906A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Canon Electronics Inc 廃棄物処理装置及び廃棄物の処理方法
JP2005329319A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Hino Akito 使用済み紙おむつ発酵処理用脱臭処理方法、及び脱臭処理装置
KR102597101B1 (ko) * 2023-05-29 2023-11-01 주식회사 예쓰바이오 친환경 유기성 폐기물 처리장치 및 처리방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR100317344B1 (ko) 2001-12-22
TW482041U (en) 2002-04-01
CN1253044A (zh) 2000-05-17
KR20000017495A (ko) 2000-03-25
CN1100628C (zh) 2003-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000070905A (ja) 有機物処理装置
JP2000061435A (ja) 有機物処理装置
JP2006142298A (ja) 食べ物残り生ゴミの発酵分解消滅化処理方法および装置
JP3475187B2 (ja) 有機物処理装置
JP4766944B2 (ja) 有機性廃棄物分解処理装置
JP3982919B2 (ja) 有機物処理装置
JP2001025751A (ja) 有機物処理装置
JP2000061434A (ja) 有機物処理装置
JP3607109B2 (ja) 生ゴミ等用処理装置
JP2000061429A (ja) 有機物処理装置
KR100216207B1 (ko) 투입보관 건조형 음식물 쓰레기 처리장치
JP2004307308A (ja) 堆肥化処理装置
JPH09117746A (ja) 生ごみ分解処理装置
JP4690570B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP3842930B2 (ja) 有機物処理装置
JP3587108B2 (ja) 生ごみ処理装置
JPH08252558A (ja) 厨芥処理装置
JP4196275B2 (ja) C/n比率管理対応の生ゴミ微生物処理装置
JP2003154340A (ja) 生ゴミ処理機
JPH11333432A (ja) 有機物処理装置
JP2004209428A (ja) 生ごみ処理システム、生ごみ処理方法及び生ごみ処理機
JP2001054776A (ja) 有機物処理装置
JP2001009429A (ja) 有機物処理装置
JPH09132489A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH09118578A (ja) 生ゴミ処理装置