JPH08252558A - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH08252558A JPH08252558A JP6102295A JP6102295A JPH08252558A JP H08252558 A JPH08252558 A JP H08252558A JP 6102295 A JP6102295 A JP 6102295A JP 6102295 A JP6102295 A JP 6102295A JP H08252558 A JPH08252558 A JP H08252558A
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- JP
- Japan
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- air
- gas
- fermenter
- deodorizing device
- fermentation tank
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発生ガスの廃熱を利用した厨芥処理装置を提
供する。 【構成】 厨芥物12が発酵分解する時に発生するガス
の臭気成分を分解する脱臭装置17は、加熱ヒータ19
により加熱される高温触媒18を有し、その廃熱を発酵
槽3内に送り発酵槽3が加温される。発生したガスは、
循環風路16、23により再び脱臭装置17に送られ
る。ガスの温度調節は空気取り入れ口21から外気を取
り入れて行なう。 【効果】 発酵槽への温風加温で槽内温度が均一化する
ため効率のより発酵ができる。
供する。 【構成】 厨芥物12が発酵分解する時に発生するガス
の臭気成分を分解する脱臭装置17は、加熱ヒータ19
により加熱される高温触媒18を有し、その廃熱を発酵
槽3内に送り発酵槽3が加温される。発生したガスは、
循環風路16、23により再び脱臭装置17に送られ
る。ガスの温度調節は空気取り入れ口21から外気を取
り入れて行なう。 【効果】 発酵槽への温風加温で槽内温度が均一化する
ため効率のより発酵ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家庭、事務所、飲食
店等で発生する生ごみを分解し、大幅に減量化させるこ
とによって、ごみだしをほとんど不要にする厨芥処置装
置に関するものである。
店等で発生する生ごみを分解し、大幅に減量化させるこ
とによって、ごみだしをほとんど不要にする厨芥処置装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭、レストラン等で発生する生ごみを
微生物製剤を使って分解処理する方法は、減量が大きい
ことから注目されている。従来においても、これに対す
る装置として、例えば実開昭62−126337号公
報、図2に示す特開平5−221766号公報がある。
図2において、1は装置本体、2は上蓋、3は発酵槽、
4は微生物製剤、5は撹拌装置、12は厨芥物(生ご
み)、17は脱臭装置、30は発酵槽を加熱する加熱装
置である。従来の装置は、発酵槽3内でに設けた撹拌装
置5により好気性発酵菌類の発酵を進行させるため、撹
拌装置6などにより厨芥物12と微生物製剤4を撹拌さ
せる。また、この発酵を効率よく行なうために、加熱手
段30を設けて発酵槽内を高温に保ち温度制御しながら
堆肥化するものである。また、発酵の際に生じる臭気に
関しては、発酵槽内に吹き込まれる空気により厨芥物の
堆積層を上から下に向けて流通した後、発酵槽底部に設
けたチャンバ内に流出し、脱臭装置を経て外部に排出す
ることで、脱臭を行なっている。
微生物製剤を使って分解処理する方法は、減量が大きい
ことから注目されている。従来においても、これに対す
る装置として、例えば実開昭62−126337号公
報、図2に示す特開平5−221766号公報がある。
図2において、1は装置本体、2は上蓋、3は発酵槽、
4は微生物製剤、5は撹拌装置、12は厨芥物(生ご
み)、17は脱臭装置、30は発酵槽を加熱する加熱装
置である。従来の装置は、発酵槽3内でに設けた撹拌装
置5により好気性発酵菌類の発酵を進行させるため、撹
拌装置6などにより厨芥物12と微生物製剤4を撹拌さ
せる。また、この発酵を効率よく行なうために、加熱手
段30を設けて発酵槽内を高温に保ち温度制御しながら
堆肥化するものである。また、発酵の際に生じる臭気に
関しては、発酵槽内に吹き込まれる空気により厨芥物の
堆積層を上から下に向けて流通した後、発酵槽底部に設
けたチャンバ内に流出し、脱臭装置を経て外部に排出す
ることで、脱臭を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の厨芥処理装置は
以上のように構成されているので、発酵槽内に発生する
臭気ガスが、装置外へ排出されるため、装置周辺に悪臭
が発生する恐れがある。したがって、室内に設置する装
置としては、不都合である。また、加熱手段のみで発酵
槽を加熱するので消費電力が多くなり、経済的にも問題
があった。
以上のように構成されているので、発酵槽内に発生する
臭気ガスが、装置外へ排出されるため、装置周辺に悪臭
が発生する恐れがある。したがって、室内に設置する装
置としては、不都合である。また、加熱手段のみで発酵
槽を加熱するので消費電力が多くなり、経済的にも問題
があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、発酵槽から発生する臭気ガス
の処理を効率的に行ない、臭気発生を防止するとともに
脱臭装置の廃熱利用することによって省エネルギーを実
現できる厨芥処理装置を提供することを目的とする。
るためになされたもので、発酵槽から発生する臭気ガス
の処理を効率的に行ない、臭気発生を防止するとともに
脱臭装置の廃熱利用することによって省エネルギーを実
現できる厨芥処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る厨芥処理装
置において、厨芥と分解菌等の微生物製剤とが撹拌され
る発酵槽と、発酵槽内に発生するガスを脱臭する脱臭装
置と、発酵槽と連通しガスを脱臭装置へ導く第1の風路
と、脱臭装置を通過したガスを発酵槽内へ導く第2の風
路とを備え、脱臭装置は、ガスと接触する触媒部とこの
触媒部を加熱する加熱ヒータを有し、加熱ヒータに基づ
き前記発酵槽が温度制御されるものである。
置において、厨芥と分解菌等の微生物製剤とが撹拌され
る発酵槽と、発酵槽内に発生するガスを脱臭する脱臭装
置と、発酵槽と連通しガスを脱臭装置へ導く第1の風路
と、脱臭装置を通過したガスを発酵槽内へ導く第2の風
路とを備え、脱臭装置は、ガスと接触する触媒部とこの
触媒部を加熱する加熱ヒータを有し、加熱ヒータに基づ
き前記発酵槽が温度制御されるものである。
【0006】また、第1の風路または第2の風路に連結
して設けられガスの温度調節を行なう空気取り入れ口を
備えたものである。
して設けられガスの温度調節を行なう空気取り入れ口を
備えたものである。
【0007】
【作用】上記のように構成される厨芥処置装置は、脱臭
後の排気ガスを再び発酵へ戻す循環式の風路系となって
いるため、臭気ガスを何度も高温触媒に接触させるので
臭気ガス濃度が低くなる。また、脱臭装置へ流入する臭
気ガスは温風となっており、高温触媒の表面温度を著し
く低下させることを防ぐ。また、排気ガスは脱臭装置の
加熱手段により適宜加熱されて発酵槽へ戻るため、発酵
槽内を加温することができる。
後の排気ガスを再び発酵へ戻す循環式の風路系となって
いるため、臭気ガスを何度も高温触媒に接触させるので
臭気ガス濃度が低くなる。また、脱臭装置へ流入する臭
気ガスは温風となっており、高温触媒の表面温度を著し
く低下させることを防ぐ。また、排気ガスは脱臭装置の
加熱手段により適宜加熱されて発酵槽へ戻るため、発酵
槽内を加温することができる。
【0008】また、空気取り入れ口から空気を取り入れ
ることで、風路内のガスの温度調節をする。
ることで、風路内のガスの温度調節をする。
【0009】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本実施例による厨芥処理装置を示す断面図で
あり、図において、1は装置本体、2は上蓋で閉じた時
は天板を兼用している。3は微生物製剤4を収納する発
酵槽、5は撹拌羽根で、撹拌モータ6からの回転力をチ
ェーン7により伝達される。8はドア開閉検知スイッ
チ、9は排気ファン、10は温度検知器であり発酵槽3
に固定される。11は制御基板、12は厨芥物、13は
プラグコード、14は上蓋2内部に設け内ふた、15は
フィルターが取付けられている排気口、16は第1の風
路である排気用送風管であり排気口15と連結してい
る。17は脱臭装置であり、18は臭気と接触する高温
触媒、19は中央部に設けられ高温触媒18を加熱する
加熱ヒータ、20は加熱ヒータを制御する高温用サーミ
スタである。21は空気取入口で、装置本体1に着脱自
在に取付けられている。22は流入空気調節弁で、ねじ
式に構成され空気取入口21からの風量を調節する。2
3は流入用送風管で発酵槽に設けた排気戻り口24と連
結されている。25は排出空気調節弁、26は排気孔、
27は保温材、28は微生物製剤を装置本体外へ排出す
る取出口である。また、29は運転モニターである。
る。図1は本実施例による厨芥処理装置を示す断面図で
あり、図において、1は装置本体、2は上蓋で閉じた時
は天板を兼用している。3は微生物製剤4を収納する発
酵槽、5は撹拌羽根で、撹拌モータ6からの回転力をチ
ェーン7により伝達される。8はドア開閉検知スイッ
チ、9は排気ファン、10は温度検知器であり発酵槽3
に固定される。11は制御基板、12は厨芥物、13は
プラグコード、14は上蓋2内部に設け内ふた、15は
フィルターが取付けられている排気口、16は第1の風
路である排気用送風管であり排気口15と連結してい
る。17は脱臭装置であり、18は臭気と接触する高温
触媒、19は中央部に設けられ高温触媒18を加熱する
加熱ヒータ、20は加熱ヒータを制御する高温用サーミ
スタである。21は空気取入口で、装置本体1に着脱自
在に取付けられている。22は流入空気調節弁で、ねじ
式に構成され空気取入口21からの風量を調節する。2
3は流入用送風管で発酵槽に設けた排気戻り口24と連
結されている。25は排出空気調節弁、26は排気孔、
27は保温材、28は微生物製剤を装置本体外へ排出す
る取出口である。また、29は運転モニターである。
【0010】次に、動作について説明する。おがくず等
の水分調整材と分解菌である高温菌と含む微生物製剤4
を発酵槽3に入れ、プラグコード13をコンセントに挿
入すると撹拌モータ6が回転し、チェーン7によって撹
拌羽根5に回転力が伝達され発酵槽3内で一定時間回転
し、微生物製剤を撹拌する。上蓋2を開けるとドア開閉
検知スイッチ8が入り、撹拌モータ6が回転している場
合は通電をストップさせ回転を停止させる。また、上蓋
2の開時は撹拌モータ6への通電はしない。厨芥物12
の投入合計量は例えば1日1kg以下を目安にして適宜
発酵槽に投入する。厨芥物12を投入後は、上蓋2を閉
めるとドア開閉検知スイッチ8がオフし、撹拌モータ6
に通電されて撹拌羽根5が回転して微生物製剤4と厨芥
物12を混合する。撹拌時は運転モニター28に運転状
態が表示される。撹拌は一定時間の間欠で行なわれ、微
生物製剤4中の分解菌は好気性のため撹拌時に必要な空
気を摂取する。発酵槽内で厨芥物12は発酵過程をへて
水と炭酸ガスに分解され、水は微生物整材に吸収され一
部は水蒸気になり炭酸ガスとともに排気ファン9により
発酵槽外へ排出される。排気ファンは撹拌羽根が回転中
に送風するように制御されており、これは温風による微
生物製剤の温度均一化や高温菌への酸素供給の効率を良
くするためである。厨芥物12はそのほとんどが発酵分
解されるが、無機質である窒素、りん酸、カリウム等が
残土として残り肥料として有効な成分となる。これたの
残土分を含んだ微生物製剤4は約3か月程で水分の含水
能力がおちるため新しい微生物製剤と交換する必要があ
る。取出口28より排出された微生物製剤は有効な有機
堆肥として使用可能である。
の水分調整材と分解菌である高温菌と含む微生物製剤4
を発酵槽3に入れ、プラグコード13をコンセントに挿
入すると撹拌モータ6が回転し、チェーン7によって撹
拌羽根5に回転力が伝達され発酵槽3内で一定時間回転
し、微生物製剤を撹拌する。上蓋2を開けるとドア開閉
検知スイッチ8が入り、撹拌モータ6が回転している場
合は通電をストップさせ回転を停止させる。また、上蓋
2の開時は撹拌モータ6への通電はしない。厨芥物12
の投入合計量は例えば1日1kg以下を目安にして適宜
発酵槽に投入する。厨芥物12を投入後は、上蓋2を閉
めるとドア開閉検知スイッチ8がオフし、撹拌モータ6
に通電されて撹拌羽根5が回転して微生物製剤4と厨芥
物12を混合する。撹拌時は運転モニター28に運転状
態が表示される。撹拌は一定時間の間欠で行なわれ、微
生物製剤4中の分解菌は好気性のため撹拌時に必要な空
気を摂取する。発酵槽内で厨芥物12は発酵過程をへて
水と炭酸ガスに分解され、水は微生物整材に吸収され一
部は水蒸気になり炭酸ガスとともに排気ファン9により
発酵槽外へ排出される。排気ファンは撹拌羽根が回転中
に送風するように制御されており、これは温風による微
生物製剤の温度均一化や高温菌への酸素供給の効率を良
くするためである。厨芥物12はそのほとんどが発酵分
解されるが、無機質である窒素、りん酸、カリウム等が
残土として残り肥料として有効な成分となる。これたの
残土分を含んだ微生物製剤4は約3か月程で水分の含水
能力がおちるため新しい微生物製剤と交換する必要があ
る。取出口28より排出された微生物製剤は有効な有機
堆肥として使用可能である。
【0011】厨芥物12は発酵分解されて水と炭酸ガス
に変化するが、この分解過程においてアンモニア、アミ
ノ等の悪臭の臭気ガスが代表的なものとして排出され
る。これら臭気ガスを除去するため、排気ファン9が回
転すると、排気口15から臭気ガスを含む空気が排出用
送風管16をとおって脱臭装置17に入る。脱臭装置1
7は、内部に加熱ヒータ19と加熱ヒータ19を囲むよ
うに配設されたハニカム状の高温触媒18により構成さ
れ、高温触媒18はヒータ19によって加温され高温サ
ーミスタ20により制御されて一定温度を保持してい
る。ここで高温触媒19中を通過した臭気ガスは、高温
触媒と反応して臭気成分が分解される。脱臭装置17か
ら排出された排気ガスは、触媒及びヒータによって暖め
られて排気ファンに吸引される。
に変化するが、この分解過程においてアンモニア、アミ
ノ等の悪臭の臭気ガスが代表的なものとして排出され
る。これら臭気ガスを除去するため、排気ファン9が回
転すると、排気口15から臭気ガスを含む空気が排出用
送風管16をとおって脱臭装置17に入る。脱臭装置1
7は、内部に加熱ヒータ19と加熱ヒータ19を囲むよ
うに配設されたハニカム状の高温触媒18により構成さ
れ、高温触媒18はヒータ19によって加温され高温サ
ーミスタ20により制御されて一定温度を保持してい
る。ここで高温触媒19中を通過した臭気ガスは、高温
触媒と反応して臭気成分が分解される。脱臭装置17か
ら排出された排気ガスは、触媒及びヒータによって暖め
られて排気ファンに吸引される。
【0012】脱臭装置17から排出された空気は高温の
ためにそのままの温度で送風循環すると発酵槽3内の温
度が上昇しすぎるため、排気ファン内に入る前に空気取
り入れ口21より装置外から常温の空気を取り入れて排
気ファン内でミキシングして適度な温度にする。発酵槽
内に戻る排気ガスの温度は温度検知器10の検知結果に
より流入空気調節弁22で調節することができる。そし
て排気ファンにてミキシングされた適度な温風は流入送
風管23を通って排気戻り口24で広角的に発酵槽へ流
入して、発酵槽3内の微生物製剤4を適温に保つ。保温
材27は発酵槽3の冷却を防ぐ。また、排気空気調節弁
25は循環風量と排気風量比を調節可能にし排気孔26
への風量を調節している。また、排気孔より排出する風
量分だけ空気取り入れ口21より新鮮な空気が入り、高
温菌への酸素供給を充分なものにしている。
ためにそのままの温度で送風循環すると発酵槽3内の温
度が上昇しすぎるため、排気ファン内に入る前に空気取
り入れ口21より装置外から常温の空気を取り入れて排
気ファン内でミキシングして適度な温度にする。発酵槽
内に戻る排気ガスの温度は温度検知器10の検知結果に
より流入空気調節弁22で調節することができる。そし
て排気ファンにてミキシングされた適度な温風は流入送
風管23を通って排気戻り口24で広角的に発酵槽へ流
入して、発酵槽3内の微生物製剤4を適温に保つ。保温
材27は発酵槽3の冷却を防ぐ。また、排気空気調節弁
25は循環風量と排気風量比を調節可能にし排気孔26
への風量を調節している。また、排気孔より排出する風
量分だけ空気取り入れ口21より新鮮な空気が入り、高
温菌への酸素供給を充分なものにしている。
【0013】本実施例は、循環式の風路系となっている
ため、脱臭装置へ流入する臭気ガスは温風となっており
高温触媒の表面温度を低下させないため、脱臭分解の効
率が良く、かつ高温触媒を加温するヒータの通電率も下
げられ省エネルギーとなる。また、手記ガス濃度も循環
中に何度も高温触媒に接触するので濃度が薄くなり脱臭
効率が向上する。風路を循環風路とすることにより脱臭
効率向上と熱ロスを最小限に押されるものである。
ため、脱臭装置へ流入する臭気ガスは温風となっており
高温触媒の表面温度を低下させないため、脱臭分解の効
率が良く、かつ高温触媒を加温するヒータの通電率も下
げられ省エネルギーとなる。また、手記ガス濃度も循環
中に何度も高温触媒に接触するので濃度が薄くなり脱臭
効率が向上する。風路を循環風路とすることにより脱臭
効率向上と熱ロスを最小限に押されるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、家庭、飲
食店、レストラン等からでる厨芥を微生物製剤により分
解する際に生じる臭気ガスを触媒部と加熱ヒータを有す
る脱臭装置を通して脱臭させて再び発酵槽内に戻し、廃
熱を循環するように構成されているので、発酵槽を加熱
する専用の加熱ヒータが不要となるとともに、温風加温
により発酵槽内部温度の均一化による発酵分解の安定促
進、脱臭効率の向上と省エネルギーを実現できる。
食店、レストラン等からでる厨芥を微生物製剤により分
解する際に生じる臭気ガスを触媒部と加熱ヒータを有す
る脱臭装置を通して脱臭させて再び発酵槽内に戻し、廃
熱を循環するように構成されているので、発酵槽を加熱
する専用の加熱ヒータが不要となるとともに、温風加温
により発酵槽内部温度の均一化による発酵分解の安定促
進、脱臭効率の向上と省エネルギーを実現できる。
【0015】また、送風管中の排気ガスと空気取り入れ
口から取り入れた空気により、温度調整が容易に実現で
きる。
口から取り入れた空気により、温度調整が容易に実現で
きる。
【図1】 本実施例による厨芥処理装置を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】 従来の厨芥処理装置を示す断面図である。
1 装置本体、2 上蓋、3 発酵槽、4 微生物製
剤、5 撹拌羽根、6撹拌モータ、7 チェーン、8
ドア開閉検出スイッチ、9 排気ファン、10温度検知
器、11 制御基板、12 厨芥物、13 プラグコー
ド、14 内ふた、15 排気口、16 排出用送風
管、17 脱臭装置、18 高温触媒、19 ヒータ、
20 高温用サーミスタ、21 空気取入口、22 流
入空気調節弁、23 流入用送風管、24 排気戻り
口、25 排気空気調節弁、26 排気孔、27 保温
材、28 取出口、29 運転モニター、30 加熱装
置。
剤、5 撹拌羽根、6撹拌モータ、7 チェーン、8
ドア開閉検出スイッチ、9 排気ファン、10温度検知
器、11 制御基板、12 厨芥物、13 プラグコー
ド、14 内ふた、15 排気口、16 排出用送風
管、17 脱臭装置、18 高温触媒、19 ヒータ、
20 高温用サーミスタ、21 空気取入口、22 流
入空気調節弁、23 流入用送風管、24 排気戻り
口、25 排気空気調節弁、26 排気孔、27 保温
材、28 取出口、29 運転モニター、30 加熱装
置。
Claims (2)
- 【請求項1】 厨芥と分解菌等の微生物製剤とが撹拌さ
れる発酵槽と、前記発酵槽内に発生するガスを脱臭する
脱臭装置と、前記発酵槽と連通し前記ガスを前記脱臭装
置へ導く第1の風路と、前記脱臭装置を通過したガスを
前記発酵槽内へ導く第2の風路とを備え、前記脱臭装置
は、前記ガスと接触する触媒部とこの触媒部を加熱する
加熱ヒータを有し、前記加熱ヒータに基づき前記発酵槽
が温度制御されることを特徴とする厨芥処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の風路または第2の風路に連結
して設けられ前記ガスの温度調節を行なう空気取り入れ
口を備えたことを特徴とする請求項1記載の厨芥処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102295A JPH08252558A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102295A JPH08252558A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08252558A true JPH08252558A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13159276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6102295A Pending JPH08252558A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08252558A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010076271A (ko) * | 2000-01-17 | 2001-08-11 | 도요사쿠 간다 | 소취장치 |
KR20020094230A (ko) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | 주식회사 상록산업 | 가축분뇨 발효처리장치 및 그 처리방법 |
CN115318806A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-11-11 | 浙江锌芯友好环境材料科技有限公司 | 一种一体式餐厨垃圾发酵除臭装置 |
KR102574971B1 (ko) * | 2023-04-10 | 2023-09-06 | 주식회사 보성바이오 | 산화촉매탈취 구조를 포함하는 미생물발효 음식물처리기 |
CN117844633A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-04-09 | 益海嘉里(连云港)生物科技有限公司 | 一种固定化磷脂酶c催化制备磷脂酰丝氨酸的装置 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6102295A patent/JPH08252558A/ja active Pending
Cited By (6)
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