JP2000061429A - 有機物処理装置 - Google Patents

有機物処理装置

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JP2000061429A
JP2000061429A JP10238422A JP23842298A JP2000061429A JP 2000061429 A JP2000061429 A JP 2000061429A JP 10238422 A JP10238422 A JP 10238422A JP 23842298 A JP23842298 A JP 23842298A JP 2000061429 A JP2000061429 A JP 2000061429A
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tank
port
stirring
processing tank
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JP10238422A
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English (en)
Inventor
Norimasa Sakamoto
憲正 坂本
Yasuhiro Ishida
泰啓 石田
Tadanori Munezuka
任功 宗塚
Hiromi Nanjo
博己 南條
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 攪拌手段の回転方向により、処理状態に応じ
た移送や効率的な排出が可能となる有機物処理装置を提
供する。 【解決手段】 投入される生ゴミ等の有機物を処理する
処理槽11と、この処理槽11の側壁間に横架されて正
逆回転駆動される攪拌軸71と、この攪拌軸11に立設
された複数の攪拌翼70a〜70eと、前記処理槽11
をそれぞれ攪拌翼を有する複数の槽(第1槽11a,第
2槽11b)に仕切る仕切板12と、この仕切板の攪拌
軸71に対して一方の上部に形成された移送口12a
と、前記仕切板に対向する処理槽11の側壁に、前記移
送口12aとは攪拌軸に対して反対側に位置して形成さ
れた開閉自在な排出口13aと、前記移送口12aに取
り付けられ処理物に押されて前記排出口方向にのみ開放
する移送扉12bとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、生ゴミ等の有機
物を処理する有機物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生ゴミ等の有機物を処理する有機物処理
装置としては、処理槽内に有機物を分解する微生物の担
体を収納し、処理槽内を微生物の活性化温度(例えば約
60℃前後)に維持して発酵させて有機物を分解処理す
るものや、微生物は用いずに処理槽内の有機物をより高
温で加熱乾燥させて分解処理するものがある。
【0003】図23は、この種の有機物処理装置とし
て、例えばコンビニエンスストア等で用いられる業務用
の有機物処理装置の基本的構成を示す概略構成図であ
る。
【0004】この有機物処理装置は、有機物を分解する
微生物の担体を収納し、投入される生ゴミ等の有機物を
微生物担体と攪拌混合しながら分解処理する二重底構造
の処理槽1と、この処理槽1内からフィルタ1bを介し
て排出される排気ガスをヒータ2と触媒3を用いて加熱
脱臭する脱臭機構4と、この脱臭機構4からの高温排気
ガスを通す内筒5aと処理槽1内に供給する外気を通す
外筒5bから成る二重筒構造の熱交換器5と、この熱交
換器5の内筒5aを介して処理槽1の二重底部1aに供
給される排気ガスを吸引して外部に排出するファン6と
から構成されている。
【0005】この有機物処理装置においては、処理槽1
内に収納された微生物の担体と投入される生ゴミ等の有
機物が攪拌混合されると共に、処理槽1内からフィルタ
1bを介して排出される排気ガスが脱臭機構4に供給さ
れて、ヒータ2により約300℃以上に加熱され、加熱
された排気ガスが触媒3を通ることにより脱臭される。
脱臭機構4を通って250℃前後になった高温排気ガス
は二重筒構造の熱交換器5の内筒5a側に入って、外筒
5b側を通る外気と熱交換することにより外気をプレヒ
ートとして60℃前後に暖め、暖められた外気が処理槽
1内に供給される。一方、熱交換器5の内筒5a側を通
った高温排気ガスは150℃〜200℃の温度を保って
処理槽1の二重底部1aに供給され、処理槽1を加熱し
た後、ファン6により外部に排出されるようになってい
る。
【0006】また、特開平9−57235号公報(B0
9B 3/00)には、攪拌手段を備えた発酵槽(処理
槽)の内部を複数の区画に仕切って該発酵槽の一方の端
の区画に投入された有機廃棄物を攪拌しつつ他方の区画
にオーバーフローにより順次移送させるようにしたもの
が開示されている。また、この装置においては、オーバ
ーフローにより順次移送されたものが最終的に攪拌手段
を有しないストッカー内に落下し、ストッカーに設けら
れた排出扉から回収されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された従来装置においては、攪拌手段の回転方向に
はかかわらずオーバーフローにより順次移送させる構成
であるため、移送がもっぱら投入量によって左右される
ので、まだ十分に処理されていない未処理物が排出のた
めのストッカーに移送されたり、十分に処理された処理
物がなかなかストッカーに移送されないといった不具合
が生じる可能性がある。また、ストッカーに落下した処
理物は排出扉を開けて掻き出すようにして排出しなけれ
ばならないので、効率よく回収することが困難である。
【0008】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、攪拌手段の回転方向に
より、処理状態に応じた移送や効率的な排出が可能とな
る有機物処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、投入される生ゴミ等の有機物
を処理する処理槽と、前記処理槽の側壁間に横架されて
正逆回転駆動される攪拌軸と、前記攪拌軸に立設された
複数の攪拌翼と、前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有する
複数の槽に仕切る仕切板と、前記仕切板の攪拌軸に対し
て一方の上部に形成された移送口と、前記仕切板に対向
する処理槽の側壁に、前記移送口とは攪拌軸に対して反
対側に位置して形成された開閉自在な排出口と、前記移
送口に取り付けられ処理物に押されて前記排出口方向に
のみ開放する移送扉とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】また、有機物を分解する微生物の担体を収
納し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する処理
槽と、前記処理槽の側壁間に横架されて正逆回転駆動さ
れる攪拌軸と、前記攪拌軸に立設された複数の攪拌翼
と、前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有する複数の槽に仕
切る仕切板と、前記仕切板の攪拌軸に対して一方の上部
に形成された移送口と、前記仕切板に対向する処理槽の
側壁に、前記移送口とは攪拌軸に対して反対側に位置し
て形成された開閉自在な排出口と、前記移送口に取り付
けられ処理物に押されて前記排出口方向にのみ開放する
移送扉とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、投入される生ゴミ等の有機物を加熱
乾燥処理する処理槽と、前記処理槽の側壁間に横架され
て正逆回転駆動される攪拌軸と、前記攪拌軸に立設され
た複数の攪拌翼と、前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有す
る複数の槽に仕切る仕切板と、前記仕切板の攪拌軸に対
して一方の上部に形成された移送口と、前記仕切板に対
向する処理槽の側壁に、前記移送口とは攪拌軸に対して
反対側に位置して形成された開閉自在な排出口と、前記
移送口に取り付けられ処理物に押されて前記排出口方向
にのみ開放する移送扉とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0012】さらに、前記攪拌軸に、通常運転又は排出
のための正転時には処理物が移送口から離れる方向に移
動し、移送のための逆転時には処理物が移送口に近づく
方向に移動するような螺旋状に攪拌翼を立設したことを
特徴とするものである。
【0013】また、前記攪拌翼を前記移送口に向かって
間隔が狭くなるように配置したことを特徴とするもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図1
〜図20を参照して詳細に説明する。
【0015】この有機物処理装置は、例えばコンビニエ
ンスストア等において業務用に用いられるもので、本体
ケース10内には、側断面が略U字形状で底部が二重底
構造に形成された処理槽11が収納されている。この処
理槽11は、図6等に示すように、微生物の担体(通常
おが屑等の木質細片)が収納されて、投入される生ゴミ
を分解処理する容量の大きな第1槽11aと、この第1
槽11aで処理された処理物が排出のために移送される
容量の小さな第2槽11bとに仕切板12により仕切ら
れている。
【0016】上記仕切板12の一方側の上部には、第1
槽11a内の処理物を第2槽11bに移送するための移
送口12aが形成されており、この移送口12aには、
その上部にヒンジ等により開閉自在に取り付けられた移
送扉12bが設けられている。この移送扉12bは、仕
切板12の第2槽11b側に設けられて、図17等に示
すように移送口12aよりも大きく形成されており、第
1槽11aから第2槽11bへの移送時のみ図20に示
すように開いて処理物Dが移送され、移送された処理物
Dは第1槽11aへは戻らないようになっている。
【0017】また、第2槽11bの側壁には、前記移送
口12aとは反対側下部に位置して、処理物を排出する
ための排出口13aが形成されている。この排出口13
aには、図10〜図12等に示すように、その両側縁に
形成された摺動枠13bに上下動自在にシャッター13
cが取り付けられており、レバー13dを操作すること
により開閉可能となっている。
【0018】上記シャッター13cの側縁の上下には、
それぞれリードスイッチON/OFF用のマグネットM
G1,MG2が取り付けられている。これに対応して、
摺動枠13bには、シャッター13c閉鎖時に上側のマ
グネットMG1と対向してONとなるリードスイッチS
W1と、シャッター13c開放時に下側のマグネットM
G2と対向してONとなるリードスイッチSW2が設け
られており、これらを図示しない制御部で検知すること
によりシャッター13cの開閉を検知できるようになっ
ている。
【0019】一方、上記本体ケース10の上面は、前部
が背が低く後部が背が高い段違い構成になっており、背
の低い前部には処理槽11の上部開口に対応して開口
し、微生物担体や生ゴミ等を投入するための投入口14
が形成され、この投入口14には、ヒンジ等により開閉
自在に構成された上蓋15が設けられている。図8に示
すように、上蓋15の周縁所定位置には上蓋開閉検知用
のマグネットMG3が取り付けられ、これに対応する本
体ケース10上部にリードスイッチSW3が取り付けら
れており、このリードスイッチSW3のON/OFFを
制御部で検知することにより、上蓋15の開閉状態を検
知できるようになっている。また、本体ケース10の下
面側の四隅には脚部10aが取り付けられている。
【0020】上記処理槽11の一方(図1では右側)の
上部には、外気を処理槽11内に吸気するための吸気口
16が形成されると共に、中央上部には、排気ガスを処
理槽11外に排出するための排気口17が形成され、当
該排気口17には処理槽11内で飛散する担体や生ゴミ
等の微粉が排気口17から流出するのを防ぐフィルタ1
8が装着されている。
【0021】上記フィルタ18は、図2,図8等に示す
ように、排気口17からの排気流路の立上り部17aに
外側より斜め下向きに挿入されるように構成されてお
り、前記上蓋15の閉鎖時には、図2に示すようにフィ
ルタ18の把手18aが閉鎖した上蓋15の側壁に当た
って取り外せないようになっている。
【0022】また、このフィルタ18は、図9等に示す
ように、舟形状の枠体18bの底面側にメッシュ状の網
18cが張られ、その上に不織布等を載せて使用される
もので、枠体18bを舟形とするとともに、ガイド18
fを設けることにより、本体ケース10上面の段違いの
コーナー部分に形成される挿入口18dに挿入しやすく
なっている。
【0023】また、排気口17からの排気流路の立上り
部17aに斜め方向に挿入配置する構成であるので、排
気流路に対してフィルタ面積を大きく取ることができ、
フィルタ効率を向上することができると共に、通風抵抗
を低減することができるようになっている。
【0024】また、従来のように処理槽11内に手を入
れてフィルタ18を脱着する必要がなくなるので、取り
扱いが極めて簡単になる。
【0025】さらに、上記排気口17の上部前壁には、
上記フィルタ18底面のメッシュ状の網18cに摺接す
るスクレーパー18eが取り付けられており、フィルタ
18の取り外し時にフィルタ18底面側のメッシュ状の
網18cに付着した比較的大きな埃やゴミを手を触れず
に自動的に処理槽11内に掻き落とすことができるよう
になっている。
【0026】また、図13に示すように、上記フィルタ
18の把手18aの一部には、リードスイッチON/O
FF用のマグネットMG4が取り付けられており、上蓋
15の対応する部位にはリードスイッチSW4が取り付
けられている。これにより、上蓋15の閉鎖状態におけ
るフィルタ18の未装着を制御部で検知できるようにな
っており、フィルタ18未装着のままでの運転開始を未
然に防ぐことができるようになっている。また、上述し
たように上蓋15を開けないと機械的にフィルタ18が
取り外せない構造であり、上蓋15を開けると装置の運
転が停止し、送風も止まるので、送風が止まってからフ
ィルタ18が取り外されることにより、処理槽11内の
微粉が後述する脱臭機構に流入して、そのヒータにより
燃える恐れや、触媒が目詰まりする等の不具合を防ぐこ
とができるようになっている。
【0027】上記排気口17の立上り部17aには、ス
テンレス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブル
ダクト19が接続され、このダクト19は処理槽11の
二重底部11dを通されてから脱臭機構40に接続され
ている。
【0028】上記脱臭機構40は、排気ガスの流入口側
にヒータ20が配置され、このヒータ20の下流側に触
媒30が配置された構成となっており、流入する排気ガ
スがヒータ20によって加熱され、この加熱された排気
ガスが触媒30を通ることにより触媒30も加熱され
て、排気ガスに含まれる悪臭成分の分解反応が促進され
るようになっている。
【0029】上記ヒータ20は、本実施形態では、図4
に示すように、石英やセラミック製の直方体21に複数
の通気孔22を形成して、その中にニクロム線23を通
したもので、断熱材24を介して脱臭機構40のケース
41内に収納されている。また、触媒30は、ハニカム
形状の細かな通気孔31が形成された円柱状のもので、
断熱材32を介してケース41内に収納されている。
【0030】また、上記脱臭機構40の出口側はフレキ
シブルダクト42を介して処理槽11の二重底部11d
の一側に接続され、脱臭機構40からの高温排気ガス
が、処理槽11の二重底部11dに通されて処理槽11
からの排気ガスを通す前記フレキシブルダクト19に直
接当たるように構成されている。そして、二重底部11
dの他側の排出口にはフレキシブルダクト43を介して
本体ケース10の後側上部に配置されたファン60に接
続され、排気ガスが外部に排出されるようになってい
る。
【0031】一方、処理槽11の吸気口16にはステン
レス等の伝熱性配管から成る蛇腹状のフレキシブルダク
ト44が接続され、このダクト44は処理槽11の二重
底部11dを通されて外気を吸引するようになってい
る。
【0032】上記のように構成することにより、処理槽
11の二重底部11dに通された上記フレキシブルダク
ト44を介して処理槽11内に供給される外気と脱臭機
構40から処理槽11の二重底部11dに供給される高
温排気ガスとが熱交換して、処理槽内11に供給される
外気が60℃前後に加熱されるので(一次プレヒー
ト)、従来のような二重筒構造の熱交換器が不要となっ
て、部品点数の削減による低コスト化を図ることができ
る。また、従来のような独立した熱交換器を配置するス
ペースが不要となるので、その分、装置の小型化を図る
ことができる。さらに、脱臭機構40からの高温排気ガ
スが熱交換器を介さずに処理槽11の二重底部11dに
直接入るので、熱効率が良くなる。
【0033】一方、処理槽11の二重底部11dに通さ
れた前記フレキシブルダクト19を介して脱臭機構40
に供給される処理槽11からの排気ガス(60℃前後)
と脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給
される高温排気ガス(250℃前後)とが熱交換して、
脱臭機構40に供給される排気ガスが150℃前後に加
熱されるので(二次プレヒート)、脱臭機構40におけ
るヒータ20の通電率が下がり、電気代が安くなって、
ランニングコストを低く抑えることができる。加えて、
脱臭機構40から処理槽11の二重底部11dに供給さ
れる高温排気ガスが処理槽11の二重底部11dに通さ
れた上記フレキシブルダクト19に直接当たるように構
成されているので、脱臭機構40に供給される排気ガス
の温度をより上昇しやすくしている。
【0034】また、脱臭機構40から処理槽11の二重
底部11dに供給される高温排気ガス(250℃前後)
の温度が上述した熱交換により下がるので、処理槽11
への熱の加え過ぎが抑制される。
【0035】これらは、従来、無駄に排出されていた排
熱を有効利用することにより可能となったものである。
【0036】一方、図5,図6等に示すように、上記処
理槽11内には、両側壁間に、複数の攪拌翼70a〜7
0e(ここでは第1槽11a内に4本、第2槽11b内
に1本)を備えた攪拌軸71が正逆回転可能に設けられ
ている。この攪拌軸71は両端側が処理槽11側壁の軸
受72によって支持されると共に、その一方の軸端に取
り付けられた大歯車73がチェーン74を介して攪拌用
モータ75の小歯車76に連結され、攪拌用モータ75
の回転が減速されて伝達され、回転駆動されるようにな
っている。
【0037】上記攪拌用モータ75は、例えば、処理槽
11内に生ゴミが投入されて上蓋15が閉められたとき
や、通常運転モード時の4分間毎に1回、それぞれ2分
間ぐらいずつ間欠的に回転駆動される(正転)。また、
処理物の第1槽11aから第2槽11bへの移送時に
は、図18,図19に示す如く攪拌翼70a〜70dで
処理物Dを移送口12aに向けて掻き上げる方向に回転
駆動され(逆転)、処理物の排出時及び上記通常運転時
には、図15,図16に示す如く第2槽11bにおいて
は攪拌翼70eで処理物Dを排出口13aに向けて掻き
上げる方向であると共に、第1槽11aにおいては攪拌
翼70a〜70dで被処理物Dを移送口12aから遠ざ
ける方向に回転駆動される(正転)。
【0038】一般に、この種の攪拌翼は攪拌軸上に等間
隔に備えられるものであるが、本実施形態においては、
第1槽11a内の処理物の第2槽11bへの移送効率を
向上させるために、移送口12aに向かって段々間隔が
狭くなるように配置されている(図15で、A>B>C
となる)。
【0039】また、第1槽11aの各攪拌翼70a〜7
0dは、攪拌軸71に螺旋状に立設されている。この捩
れ方向は、通常運転時と排出時の正転時には被処理物D
が移送口12aとは反対側(奥側)に移動し、第1槽1
1aから第2槽11bへ移送する逆転時には処理物Dが
移送口12a側に移動するような方向である。
【0040】さて、以上の構成において、本装置の使用
開始時には、予め一定量の微生物担体を処理槽11の第
1槽11a内に投入しておく。そして、生ゴミを処理す
るときは、上蓋15を開けて投入口14から処理槽11
の第1槽11a内に生ゴミを投入し、図示しない運転ス
イッチをONにして上蓋15を閉じる。上蓋15を閉じ
ると、これをリードスイッチSW3で検知し、その出力
と、排出口13aのシャッター13cが閉じていること
を示すリードスイッチSW1のON出力、及び排気口1
7にフィルタ18が装着されていることを示すリードス
イッチSW4のON出力に基づいて、制御部が脱臭機構
用ヒータ20、排気用ファン60、攪拌用モータ75に
通電する。
【0041】攪拌用モータ75への通電制御により、複
数の攪拌翼70a〜70eが立設された攪拌軸71が間
欠的に正回転して第1槽11aに投入された担体と生ゴ
ミを攪拌混合する。この正転時には、前述したように攪
拌翼70a〜70dが図16に矢印で示した方向(時計
方向)に回転するので、担体と生ゴミが攪拌混合された
第1槽11a内の処理物Dは、同図や図15に示すよう
に移送口12aからは離れる方向にあるので、未処理の
処理物Dが第2槽11bに移送されることはない。
【0042】また、排気用ファン60への通電制御によ
り、処理槽11内の水蒸気及び悪臭を含んだ空気(排気
ガス)を排気口17、フィルタ18、処理槽11の二重
底部11dに通したフレキシブルダクト19、脱臭機構
40、処理槽11の二重底部11d及びファン60を介
して外部へ排出し、処理槽11内が高湿度状態となるの
を防止すると共に、処理槽11内の空気が外部に排出さ
れるのに伴い、処理槽11の一側上部に形成した吸気口
16から処理槽11の二重底部11dを通したフレキシ
ブルダクト44を介して新鮮な外気を取り入れ、処理槽
11内に微生物の活性化に必要な酸素を供給する。
【0043】さらに、脱臭機構40のヒータ20への通
電制御により、上記のようにして排気口17から排出さ
れた排気ガスが約300℃以上の触媒反応温度に加熱さ
れて触媒30に供給される。触媒30内に供給された高
温の排気ガスは、触媒30を同温度に加熱して、その触
媒作用により促進された悪臭の酸化分解反応によって脱
臭化されてゆき、触媒30を通過する間にほぼ完全に無
臭化される。無臭化された高温排気ガスは250℃前後
の温度を保って処理槽11の二重底部11dに導入さ
れ、処理槽11及び処理槽11に供給する外気を通すフ
レキシブルダクト44と脱臭機構40に供給する排気ガ
スを通すフレキシブルダクト19を加熱し、その後、本
体ケース10の後側上部に設けられたファン60を介し
て外部に排出される。
【0044】上述したように、処理槽11に供給する外
気を通すフレキシブルダクト44は処理槽11の二重底
部11dに通されているので、上記のヒータ20への通
電制御により加熱された脱臭機構40からの高温排気ガ
スと外気が熱交換して(一次プレヒート)、約60℃前
後に暖められた外気が処理槽11内に供給される。ま
た、脱臭機構40に供給する排気ガスを通すフレキシブ
ルダクト19も処理槽11の二重底部11dに通されて
いるので、上記のヒータ20への通電制御により加熱さ
れた脱臭機構40からの高温排気ガスと処理槽11から
の排気ガスが熱交換して(二次プレヒート)、約150
℃前後に暖められた排気ガスが脱臭機構40内に供給さ
れる。
【0045】このように、脱臭機構40のヒータ20に
入る空気が2段にプレヒートされることにより、ヒータ
20による温度上昇は設計上、約300℃−約150℃
=約150℃に抑えることができ、従来の約300℃−
約60℃=約240℃に比べて約90℃少なくて済むの
で、その分ヒータ20の通電率を下げることができ、電
気代が安くなって、ランニングコストが低く押さえられ
る。
【0046】以上のように制御することにより、処理槽
11内全体の温度を微生物の活性化に最適な範囲(約6
0℃前後)に維持して発酵させ、担体に培養される微生
物により生ゴミを二酸化炭素と水に分解して堆肥化す
る。
【0047】上記のような処理を例えば18時間以上行
い、処理物Dの堆肥化がほぼ終了すると、制御部は攪拌
用モータ75を逆回転駆動する。この逆転時には、前述
したように第1槽11a内の攪拌翼70a〜70dが図
19に矢印で示した方向(反時計方向)に回転するの
で、第1槽11a内で堆肥化した処理物Dは、同図や図
18に示すように移送口12aに向けて掻き上げられ、
図20に示すように処理物Dが移送扉12bを押し開け
て第2槽11bに移送される。
【0048】本実施形態では、移送口12aに向かって
攪拌翼70a〜70dの間隔が徐々に狭くなっているの
で、第1槽11a内の処理物Dを短時間で効率良く第2
槽11bへ移送することができる。
【0049】上記のようにして堆肥化し第2槽11bに
移送された処理物Dを取り出す時は、排出口13aのシ
ャッター13cをレバー13dで操作することにより、
図12に示す如く開放する。シャッター13cが図12
の如く開放すると、リードスイッチSW2がONとなる
ので、これを制御部が検知して、攪拌用モータ75を正
転駆動する。この正転時には、上記通常運転時と同様に
攪拌翼70a〜70eが図16に示す如く回転するの
で、第2槽11bに移送された処理物Dが排出口13a
に向けて掻き上げられ、効率よく排出口13aから外部
に取り出される。取り出された処理物Dは有機肥料とし
て、有効利用できる。なお、排出時に第1槽11a内に
ある処理物Dは、前述した通常運転時と同様に図15に
示す如く移送口12aからは離れる方向にあるので、未
処理の処理物Dが第2槽11bに移送されることはな
い。
【0050】上記のような処理を繰り返し行っている
と、フィルタ18が目詰まりして排気や吸気の効率が低
下するので、フィルタ18の洗浄等のメンテナンスが必
要になる。特に、この種の有機物処理装置においては、
処理の進行に伴って処理槽11内が乾燥してくると、生
ゴミや担体の微粉が多量に飛散して、フィルタ18の目
詰まりが生じやすいので、フィルタ18の洗浄等のメン
テナンスを頻繁に行わなければならないが、本装置にお
いては、フィルタ18の脱着が処理槽11内に手を挿入
することなく外側から容易に行えるため、取り扱いが極
めて簡単になる。
【0051】また、上記のようにフィルタ18を外側か
ら取り外せるようにしたことによって装置の運転中に誤
ってフィルタ18が取り外されることにより、処理槽1
1内の微粉が脱臭機構40に流入して、そのヒータ20
により燃える恐れや、触媒30が目詰まりする等の不具
合が生じることが考えられるが、本実施形態において
は、上蓋15が閉鎖状態のときにはフィルタ18が取り
外せないように構成したことにより、上記のような不具
合を未然に防ぐことができる。
【0052】また、フィルタ18を取り外すときに、フ
ィルタ18底面側のメッシュ状の網18cに付着した比
較的大きな埃やゴミは、スクレーパー18eにより自動
的に掻き取られて処理槽11内に落ちるので、従来のよ
うな手間が掛からなくなる。
【0053】さらに、フィルタ18のメンテナンス後
に、フィルタ18の装着を忘れて装置を運転しようとし
ても、運転できないので、上記同様、フィルタ18の未
装着により処理槽11内の微粉が脱臭機構40に流入し
て、そのヒータ20により燃える恐れや、触媒30が目
詰まりする等の不具合が生じるのを未然に防ぐことがで
きる。
【0054】図21は他の実施形態を示す要部構成図で
あり、前記実施形態の図3と対応し、それと同一符号は
同一、又は相当部分を示している。
【0055】本実施形態では、処理槽11の二重底部1
1d内の前後角部をステンレス等から成る伝熱性隔壁1
1e,11fで区画して、処理槽11から脱臭機構40
に供給する排気ガスを通す通気路19aと、処理槽11
内に供給する外気を通す通気路44aとを形成したもの
である。
【0056】上記のように構成しても、前記実施形態と
同様な作用効果が得られると共に、ダクトよりも流路面
積を大きくとれることにより、外気や排気ガスを一時的
に滞留させることができるので、熱交換効率を向上する
ことができる。また、本実施形態においても、脱臭機構
40からフレキシブルダクト42を介して処理槽11の
二重底部11dに供給される高温排気ガスが、処理槽1
1内からの排気ガスを通す通気路19aを形成する伝熱
性隔壁11eに直接当たるように構成すれば、脱臭機構
40に供給される排気ガスの温度をより上昇しやすくす
ることができる。
【0057】なお、上記各実施形態では、処理槽11内
に供給する外気と処理槽11から脱臭機構40に供給す
る排気ガスの両方とも、処理槽11の二重底部11a内
にダクトを通すか、又は伝熱性隔壁による通気路を形成
するかしたが、いずれか一方をダクトを通して、他方を
伝熱性隔壁により通気路を形成するようにしても良い。
【0058】また、上記各実施形態では、移送口12a
の移送扉12bがその上部をヒンジ等で取り付けられた
ものについて示したが、図22に示すように、下部がヒ
ンジ等で取り付けられて、バネ等により移送口12aを
閉鎖する方向に付勢されるように構成しても良い。
【0059】また、上記各実施形態では、主に業務用に
用いられる大容量の有機物処理装置に本願発明を適用し
たものについて説明したが、家庭用の小容量のものにも
適用可能であり、さらには、微生物を用いずに加熱乾燥
により生ゴミ等の有機物を処理するものにも適用可能で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、投入さ
れる生ゴミ等の有機物を処理する処理槽と、この処理槽
の側壁間に横架されて正逆回転駆動される攪拌軸と、こ
の攪拌軸に立設された複数の攪拌翼と、前記処理槽をそ
れぞれ攪拌翼を有する複数の槽に仕切る仕切板と、この
仕切板の攪拌軸に対して一方の上部に形成された移送口
と、前記仕切板に対向する処理槽の側壁に、前記移送口
とは攪拌軸に対して反対側に位置して形成された開閉自
在な排出口と、前記移送口に取り付けられ処理物に押さ
れて前記排出口方向にのみ開放する移送扉とを備えたこ
とにより、攪拌翼の回転方向により、処理状態に応じた
移送や効率的な排出が可能となる。
【0061】上記は、生ゴミ等の有機物を担体に生息す
る微生物を用いて分解処理するものに適用してより効果
的であるが、微生物を用いずに加熱乾燥により生ゴミ等
の有機物を処理するものに適用しても上記と同様な効果
が得られる。
【0062】さらに、前記攪拌軸に、通常運転又は排出
のための正転時には処理物が移送口から離れる方向に移
動し、移送のための逆転時には処理物が移送口に近づく
方向に移動するような螺旋状に攪拌翼を立設したので、
通常運転又は排出のための正転時に未処理物が移送され
るような不具合を確実に防ぐことができると共に、移送
のための逆転時には処理物を効率よく移送することがで
きる。
【0063】また、前記攪拌翼を前記移送口に向かって
間隔が狭くなるように配置したことにより、移送効率を
更に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による有機物処理装置の一実施形態の
内部を背面側から見た要部構成図。
【図2】上記有機物処理装置の内部を側面側から見た要
部構成図。
【図3】上記実施形態における二重底構造の処理槽を示
す要部斜視図。
【図4】上記実施形態の脱臭機構の構成図であり、
(a)はその概略縦断面図、(b)は上記(a)のA−
A断面図、(c)は同じくB−B断面図、(d)はヒー
タの斜視図、(e)は触媒の斜視図である。
【図5】上記有機物処理装置の内部を上面側から見た概
略構成図。
【図6】同じく、上記有機物処理装置の内部を正面側か
ら見た概略構成図。
【図7】上記実施形態において上蓋を開けてフィルタを
取り外した状態を正面側から見た概略図。
【図8】同じく上記実施形態において上蓋を開けてフィ
ルタを取り外した状態を側面側から見た概略図。
【図9】上記フィルタとスクレーパーを示す斜視図。
【図10】上記実施形態の排出口とその開閉構造を示す
図。
【図11】上記排出口が閉鎖された状態を示す図。
【図12】上記排出口が開放された状態を示す図。
【図13】上記フィルタの装着検知機構を示す図。
【図14】処理槽内の攪拌翼と移送口と排出口の関係を
示す図。
【図15】通常運転時及び排出時の動作を示す上面図。
【図16】同じく、通常運転時及び排出時の動作を示す
側面図。
【図17】上記移送口が移送扉で閉鎖された状態を示す
図。
【図18】移送時の動作を示す上面図。
【図19】同じく、移送時の動作を示す側面図。
【図20】上記移送口の移送扉が押し開けられた状態を
示す図。
【図21】他の実施形態における二重底構造の処理槽を
示す斜視図。
【図22】移送扉の他の実施形態を示す図。
【図23】従来例の基本的構成を示す概略図。
【符号の説明】
10 本体ケース 11 処理槽 11a 第1槽 11b 第2槽 11d 二重底部 11e,11f 伝熱性隔壁 12 仕切板 12a 移送口 12b 移送扉 13a 排出口 13c シャッター 14 投入口 15 上蓋 16 吸気口 17 排気口 18 フィルタ 18a 把手 18e スクレーパー 19 フレキシブルダクト 19a 通気路 20 ヒータ 23 ニクロム線 30 触媒 40 脱臭機構 42〜44 フレキシブルダクト 44a 通気路 60 ファン 70a〜70e 攪拌翼 71 攪拌軸 75 攪拌用モータ SW1〜SW4 リードスイッチ MG1〜MG4 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗塚 任功 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 南條 博己 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入される生ゴミ等の有機物を処理する
    処理槽と、 前記処理槽の側壁間に横架されて正逆回転駆動される攪
    拌軸と、 前記攪拌軸に立設された複数の攪拌翼と、 前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有する複数の槽に仕切る
    仕切板と、 前記仕切板の攪拌軸に対して一方の上部に形成された移
    送口と、 前記仕切板に対向する処理槽の側壁に、前記移送口とは
    攪拌軸に対して反対側に位置して形成された開閉自在な
    排出口と、 前記移送口に取り付けられ処理物に押されて前記排出口
    方向にのみ開放する移送扉とを備えたことを特徴とする
    有機物処理装置。
  2. 【請求項2】 有機物を分解する微生物の担体を収納
    し、投入される生ゴミ等の有機物を分解処理する処理槽
    と、 前記処理槽の側壁間に横架されて正逆回転駆動される攪
    拌軸と、 前記攪拌軸に立設された複数の攪拌翼と、 前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有する複数の槽に仕切る
    仕切板と、 前記仕切板の攪拌軸に対して一方の上部に形成された移
    送口と、 前記仕切板に対向する処理槽の側壁に、前記移送口とは
    攪拌軸に対して反対側に位置して形成された開閉自在な
    排出口と、 前記移送口に取り付けられ処理物に押されて前記排出口
    方向にのみ開放する移送扉とを備えたことを特徴とする
    有機物処理装置。
  3. 【請求項3】 投入される生ゴミ等の有機物を加熱乾燥
    処理する処理槽と、 前記処理槽の側壁間に横架されて正逆回転駆動される攪
    拌軸と、 前記攪拌軸に立設された複数の攪拌翼と、 前記処理槽をそれぞれ攪拌翼を有する複数の槽に仕切る
    仕切板と、 前記仕切板の攪拌軸に対して一方の上部に形成された移
    送口と、 前記仕切板に対向する処理槽の側壁に、前記移送口とは
    攪拌軸に対して反対側に位置して形成された開閉自在な
    排出口と、 前記移送口に取り付けられ処理物に押されて前記排出口
    方向にのみ開放する移送扉とを備えたことを特徴とする
    有機物処理装置。
  4. 【請求項4】 前記攪拌軸に、通常運転又は排出のため
    の正転時には処理物が移送口から離れる方向に移動し、
    移送のための逆転時には処理物が移送口に近づく方向に
    移動するような螺旋状に攪拌翼を立設したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の有機物
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記攪拌翼を前記移送口に向かって間隔
    が狭くなるように配置したことを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の有機物処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220128538A (ko) * 2021-03-12 2022-09-21 김지현 음식잔반 처리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220128538A (ko) * 2021-03-12 2022-09-21 김지현 음식잔반 처리장치
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