JP3971520B2 - 空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置 Download PDF

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はブラシレスモータに係り、空気調和機の室外ファンに好適な空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
空気調和機の室外ファンを駆動するためにブラシレスモータが多く用いられるようになった。室外ファンは有風時に回転し、その回転方向及び速度は一様ではない。空気調和機の運転開始時に、室外ファンが回転していたとすれば、その制動、停止、位置決めを行ってから起動させることになる。
【0003】
通常ブラシレスモータは、その回転子の磁極位置を検出するための検出器を必要とする。室外ファンの制動、停止、位置決めにはこの検出器の出力に基づいてその方向及び回転数を検知し、これに応じてステータ巻線の電流を制御していた。しかし、従来の駆動装置にあっては、検出器として3個のホール素子を用いていたため、複雑な制御を余儀なくされ、これがコストを高騰させる一因になっていた。
【0004】
また、従来の駆動装置は、制動、停止、位置決めに際してステータ巻線に直流電流を流していたが、この方法ではロータを形成する永久磁石が減磁したり、ステータ巻線に電流を流す駆動回路を破壊するような過大電流が流れたりする可能性があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、ブラシレスモータによって駆動されるファン等が外的な要因によって回転している場合でも、制動、停止、位置決めのための停止制御が容易な空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置を得るにある。
【0006】
本発明の他の目的は、駆動回路及びモータに過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減磁を抑えての起動を可能にする空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、
ブラシレスモータのロータの磁極位置を検出する単一のホール素子と、
複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接続され、ブラシレスモータのステータ巻線に対する電流の供給を行うインバータ回路と、
ホール素子の出力信号に基づいてインバータ回路のスイッチング素子をオン、オフ制御する制御手段と、
を備え、制御手段は、ブラシレスモータの起動前に、ホール素子の出力信号に同期させて、正電圧側及び負電圧側のいずれか一方のスイッチング素子の1個をPWM通電すると共に他方のスイッチング素子の2個をPWM通電しロータを停止させる直流励磁手段を有する空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置である。
【0008】
この構成により、ファン等が外的な要因によって回転している場合でも、制御が容易となり、また、駆動回路及びモータに過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減磁を抑えての起動を可能にするという効果が得られる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置において、直流励磁手段は、ホール素子の磁極位置検出信号に基づきロータの回転速度が大きい場合ほど、PWM電流波形のデューティを大きくするものである。
【0012】
請求項2の発明によれば、この構成により、永久磁石の減磁を抑えながら起動前に迅速にロータを停止することができる。
【0017】
請求項3に係る発明は、
ブラシレスモータのロータの磁極位置を検出する単一のホール素子と、
複数のスイッチング素子がブリッジ接続され、ブラシレスモータのステータ巻線に対する電流の供給を行うインバータ回路と、
ホール素子の出力信号に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御する制御手段と、
を備え、制御手段は、ブラシレスモータの起動前に、インバータ回路の正電圧側の全スイッチング素子及び負電圧側の全スイッチング素子のいずれか一方をオン状態に、他方をオフ状態にするゼロベクトル通電手段による制御と、ホール素子の出力信号に同期させて、正電圧側及び負電圧側のいずれか一方のスイッチング素子の1個をPWM通電すると共に他方のスイッチング素子の2個をPWM通電する直流励磁手段とによる制御とを組み合わせてロータを制動、停止させる空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置である。
【0018】
請求項3の発明によれば、この構成により、ファン等が外的な要因によって回転している場合でも、制動、停止、位置決めのための停止制御が容易となり、また、駆動回路及びモータに過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減磁を抑えての起動を可能にするという効果が得られる。
【0019】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置において、制御手段は、ホール素子の磁極位置検出信号に基づいてロータの回転数を検出し、回転数が所定値より大きいときゼロベクトル通電手段による制御で制動を開始し、回転数が所定値より小さいとき直流励磁手段とによる制御で制動を開始するものである。
【0020】
請求項4の発明によれば、この構成により、消費電力をできるだけ低く抑えながら、確実に制動、停止、位置決めのための停止制御ができる利点がある。
【0021】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置において、ホール素子はいずれか1相のステータ巻線の中心より通常の回転方向とは逆の方向に偏芯した位置に設けられ、制御手段は、ホール素子の磁極位置検出タイミングに対して、一定時間遅延させて通電するものである。
【0022】
請求項5の発明によれば、この構成により、停止時に不要な加速動作を未然に防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の構成を部分的にブロックで示した回路図である。
同図において、ブラシレスモータ1は空気調和機の室外ユニットに設けられる室外ファンの駆動モータとして用いられ、このモータのU相、V相、W相の各ステータ巻線が星型結線され、さらに、ステータにはホールIC2が設けられている。このうち、ステータ巻線U,V,Wの外部接続導線はインバータ回路3に接続され、ホールIC2の電流供給及び検出信号導線は制御装置10に接続されている。
【0026】
インバータ回路3はスイッチング素子としてFET(Field Effect Transistor)でなるトランジスタFu ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz が3相ブリッジ接続されている。すなわち、トランジスタFu 及びFx の直列接続回路と、トランジスタFv 及びFy の直列接続回路と、トランジスタFw 及びFz の直列接続回路とが並列接続され、その一端がスイッチ4を介して図示省略の直流電源(DC280V)の正極に接続され、他端が直流電源の負極に接続されている。これらのトランジスタFu ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz には環流用のダイオードDu ,Dv ,Dw ,Dx ,Dy ,Dz がそれぞれ逆並列に接続されている。
【0027】
また、トランジスタFu ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz の各ゲートには、ホトカプラでなる駆動回路B1 ,B2 ,B3 ,B4 ,B5 ,B6 が接続されている。
【0028】
これらの駆動回路の動作電力を供給するために、1次側が交流電源11に接続されたトランス12と、このトランス12の2次側に直列接続されたダイオードD01及び平滑用のコンデンサC01とでなる半波整流回路を備えている。そして、コンデンサC01の正極が直流電源の負電圧側の駆動回路B4 ,B5 ,B6 の一端にそれぞれ接続され、コンデンサC01の負極が駆動回路B4 ,B5 ,B6 の他端にそれぞれ接続されると共に、トランジスタFx ,Fy ,Fz の各ソース(負電圧側)に接続されている。また、直流電源の正電圧側の駆動回路B1 ,B2 ,B3 にはそれぞれ駆動電力を蓄えるコンデンサC02,C03,C04が並列接続され、その正極は逆流防止用のダイオードD02,D03,D04を介して、電流制限用の抵抗Rの一端に接続されている。この抵抗Rの他端は半波整流回路を構成するコンデンサC01の正極に接続されている。また、コンデンサC02,C03,C04の負極はトランジスタFu ,Fv ,Fw の各ソースに接続されている。
【0029】
一方、トランジスタFu 及びFx 、Fv 及びFy 、Fw 及びFz の相互接続点にそれぞれブラシレスモータ1のステータ巻線U,V,Wの各外部接続導線が接続されている。また、ブラシレスモータ1に設けられたホールIC2の信号出力導線が制御装置10を構成するMCU(マイクロコンピュータユニット)100に接続され、このMCU100から出力される制御信号G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 ,G6 をそれぞれ駆動回路B1 ,B2 ,B3 ,B4 ,B5 ,B6 に加えるように構成されている。
【0030】
上記のように構成された本実施形態の動作について以下に説明する。
トランジスタFu ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz が3相ブリッジ接続されたインバータ回路3の直流入力端子間に図示省略の直流電源のDC280Vの電圧が印加される。ここで、トランジスタFu ,Fv ,Fw をインバータ回路の正電圧側のスイッチング素子と称し、トランジスタFx ,Fy ,Fz をインバータ回路の負電圧側のスイッチング素子と称することとする。交流電源11はAC100Vで、トランス12はこの電圧を例えばAC5Vに降圧する。降圧された交流はダイオードD01及びコンデンサC01でなる半波整流回路によって整流平滑され、得られた直流電圧が負電圧側のスイッチング素子としてのトランジスタFx ,Fy ,Fz をそれぞれ駆動する駆動回路B4 ,B5 ,B6 の両端に印加される。一方、正電圧側のスイッチング素子としてのトランジスタFu ,Fv ,Fw を駆動する駆動回路B1 ,B2 ,B3 にそれぞれ並列接続されたコンデンサC02,C03,C04は負電圧側のスイッチング素子がオン状態になったとき、抵抗Rを介して、コンデンサC01の両端電圧によって順次に充電(チャージアップ)される。インバータ回路3の起動前であれば、トランジスタFx ,Fy ,Fz を一斉にオン状態にすることによって、コンデンサC02,C03,C04は全て充電される。これによってトランジスタFu ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz の駆動回路B1 ,B2 ,B3 ,B4 ,B5 ,B6 の動作が可能になる。これらの駆動回路に並列接続されたコンデンサの充電回路はチャージポンプ方式として知られ、例えば、特開平9−37587号公報に記載されているのでその詳しい動作説明を省略するが、少なくとも通常運転時には各スイッチング素子に対する通電パターンによってコンデンサC02,C03,C04は充電される。
【0031】
次に、空気調和機の起動前に、風によって回転していた室外ファンは、これを一旦停止させ、位置決めをする必要がある。そのために、ブラシレスモータ1に制動、停止、位置決め動作をさせる停止制御を行う必要がある。
【0032】
その一つの方法として、MCU100が制御信号G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 ,G6 をそれぞれ駆動回路B1 ,B2 ,B3 ,B4 ,B5 ,B6 に加えることによって、図2に示すように、直流電源の正電圧側のトランジスタFu ,Fv ,Fw の全てをオフ状態にしたまま、直流電源の負電圧側のトランジスタFx ,Fy ,Fz の全てをオン状態にするか、あるいは、図示を省略するが、直流電源の負電圧側のトランジスタFx ,Fy ,Fz の全てをオフ状態にしたまま、直流電源の正電圧側のトランジスタFu ,Fv ,Fw の全てをオン状態にすることによって、発電電流を環流させ、ファンモータの回転を妨げて減速させる方法がある。この方法はステータ巻線U,V,Wの電圧ベクトルが零であることから、本明細書ではこれをゼロベクトル通電パターンによる制動と称する。このゼロベクトル通電パターンによる制動は、外風がある場合に回生エネルギーの消費が継続されるだけで完全停止させ難いが、惰性で回転しているような場合には完全停止させることも可能である。また、直流励磁による制動と比較して電源供給が不要なため、消費電力の低減効果もある。
【0033】
もう一つの方法として、MCU100が制御信号G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 ,G6 をそれぞれ駆動回路B1 ,B2 ,B3 ,B4 ,B5 ,B6 に加えることによって、図3に示すように、正電圧側と負電圧側のいずれか一方のスイッチング素子の1個をPWM通電すると共に他方のスイッチング素子の2個をPWM通電してPWM電流をステータ巻線U,V,Wに流し、所定の方向の磁界を発生させてロータを停止させる方法がある。図3は直流電源の正電圧側のトランジスタFu ,Fwをオン状態に、直流電源の負電圧側のトランジスタFy をオン状態にした例である。本明細書ではこれを直流励磁通電パターンによる制動と称する。この直流励磁通電パターンによる制動はPWM電流を流すため、従来の直流制動と比較して駆動回路及びモータに過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減磁を抑える効果がある。
【0034】
図4(a)は直流励磁通電パターンによる制動、停止、位置決めの状態を示し、図4(b)はステータ巻線の接続及び通電状態を示したもので、U相巻線とV相巻線にPWM電流IPWM を流す。この電流IPWM によって発生する磁界は、同図(a)に示す位置に、永久磁石でなるロータを制動、停止させることができる。この実施形態の場合、ホールIC2はロータの回転方向で見て、V相巻線の中心よりもU相巻線に近い方向、すなわち、回転方向とは逆の方向に偏心した位置に設けられ、位置決めされたロータを基準にするとN磁極の後端部に対向している。従って、ホールIC2がロータのN磁極を検出した直後に電流IPWM を流すとロータを加速する位置関係になってしまう。そこで、MCU100はホール素子の磁極位置検出タイミングに対して、一定時間遅延させる必要がある。この一定時間は回転速度により異なり、回転速度が大きくなるに従って短くなる。
【0035】
ブラシレスモータに制動をかけるこれら二つの方法のうち、ゼロベクトル通電パターンでは消費電力を零に抑えることができ、直流励磁通電パターンは電力を消費するが迅速に制動をかけることができるという特徴がある。従って、有風時の回転数が予め定めた上限を超えた場合には、ゼロベクトル通電パターンでの制動は多大の時間を要し、直流励磁通電パターンでは比較的大きな電流を流さなければならないため、制動、停止、位置決め制御を行わず、所定の回転数以下にてこれらの制御を実行する。この場合、停止制御を行わなくても回転数が大きいので外風により回転した室外ファンにより熱交換器の熱交換作用が得られる。
【0036】
図5は自然風によってファンが回転しているときに、制動、停止、位置決めのための停止制御を実行する一例を示したタイムチャートである。この場合、ホールIC2はロータのN磁極を検出したとき「H」レベルの信号を出力し、ロータのS磁極を検出したとき、「L」レベルの信号を出力するものとする。従って、ファンが比較的早く回転するとホールIC2は繰返し周期の短い矩形波信号を出力し、制動を加えるに従って繰返し周期は長くなり、図4に示した位置に停止すれば「H」の信号を出力し続ける。図5は時刻t0 にてゼロベクトル通電パターンによる制動を実行し、所定の回転数に到達し、かつ、ホールIC2が「H」の信号を出力した時刻t1 にて直流励磁通電パターンによる制動を実行し、その後ホールIC2の出力信号が「L」レベルの信号を出力したとき再びゼロベクトル通電パターンによる制動を実行し、その後、ホールIC2の出力信号が「H」レベルを出力し続けたとき、停止及び位置決めが行われたものとして直流励磁通電パターンでの励磁を継続する。
【0037】
図6は自然風によってファンが回転しているときに、制動、停止、位置決めするための停止制御を実行するもう一つの例を示したタイムチャートである。これは回転数の検出により時刻t0 にて制動、停止、位置決めの制御を実行するが、ホールIC2の出力信号が「L」レベルのときゼロベクトル通電パターンによる制動を実行し、ホールIC2の出力信号が「H」レベルのとき直流励磁通電パターンによる制動を実行する動作を繰返して、最終的に停止及び位置決めを行う例を示している。
【0038】
図7は図5に示した制動、停止、位置決めのための停止制御に対応するMCU100の具体的な処理手順を示すフローチャートである。ここで、ステップ101 で運転指令の入力が有るか否かを判定し、運転指令が入力されたと判定した場合にはステップ102 にて、ホールICの出力信号レベルが切替わる回数に応じてファンの回転数を検出し、この回転数が制動処理を実行する上限の回転数N1 未満か否かを判定する。ここで、回転数N1 未満であればステップ103 の処理に進み、回転数N1 以上であれば制動、停止、位置決めの処理を停止する。ステップ103 では検出したファンの回転数が0〜N2 (<N1 )の範囲にあるか否かを判定し、この範囲になければ、すなわち、N2 以上であればステップ104 以下の処理を実行し、0〜N2 の範囲にあればステップ117 以下の処理を実行する。
【0039】
ステップ104 以下の処理では、ファンの回転速度が速いので消費電力を低く抑えるために一定時間だけゼロベクトル通電パターンによる制動処理を実行した後、直流励磁通電パターンによる停止、位置決め制御を実行する。そこで、ステップ104 において、ゼロベクトル通電パターンの制動時間が設定されたタイマ1をスタートさせ、ステップ105 にてゼロベクトル通電パターンでの制動処理を実行し、ステップ106 でタイマ1の設定時間が経過したか否かを判定し、経過するまで時間待ちをする。そして、ステップ107 にてホールICの出力が「H」レベルであるか否かを判定する。このとき、所定時間以上に亘って「H」であればファンは停止したものと判断する。そこで、ステップ107 で「H」レベルと判定されればステップ108 にてタイマ2をスタートさせ、ステップ109 にて再びホールICの出力が「H」レベルであるか否かを判定し、「H」レベルを継続しておればステップ110 でタイマ2の設定時間が経過したか否かを判定し、経過したと判定されれば、ステップ111 でホールICの出力レベルが「H」を保持する直流励磁1の通電パターンに切替え、ステップ116 にてファンの起動制御を開始する。なお、ステップ109 でホールICの出力レベルが「H」でないと判定された場合には、ファンは停止していないので後述するステップ117 にて直流励磁1の通電パターンにて制動処理を実行する。
【0040】
一方、ゼロベクトル通電パターンでの制動処理のみでファンが停止したとき、ホールICの出力レベルは「L」であることもある。そこで、ステップ107 で 「H」レベルでないと判定されればステップ112 にてタイマ3をスタートさせ、ステップ113にてホールICの出力が「L」レベルであるか否かを判定し、「L」レベルを継続しておればステップ116 でタイマ3の設定時間が経過したか否かを判定し、経過したと判定すれば、ステップ111 でホールICの出力レベルが「L」を保持する直流励磁2の通電パターンに切替え、ステップ116 にてファンの起動制御を開始する。なお、ステップ113 でホールICの出力レベルが「L」でないと判定された場合には、ファンは停止していないので後述するステップ117 にて直流励磁1の通電パターンにて制動処理を実行する。
【0041】
ステップ117 の処理はファンが回転数N2 未満で回転していることを前提としており、ここでホールICの出力を「H」に保持する直流励磁1の通電パターンによる制動処理を実行する。この場合、回転速度が大きい場合ほど電流IPWM のデューティを大きくする。なお、図4(b)に示すようにU相巻線とV相巻線、及びW相巻線とV相巻線に電流IPWM を流す場合、直流電源の正電圧側のトランジスタFu ,Fwと負電圧側のトランジスタFy のいずれか一方をPWM制御し、他方をオン状態にするが、トランジスタFu をPWM制御すれば駆動回路B1 の駆動電源としてのコンデンサC02の電圧降下を抑える点で有利である。そして、ホールICの出力が一定時間「H」レベルにあるか否かを判定するために、ステップ118 でタイマ4をスタートさせ、ステップ119 にてホールICの出力信号が「L」に変化しているか否かを判定し、「L」になっていなければ、すなわち、「H」の状態であればステップ120 でタイマ4の設定時間が経過したか否かを判定する。経過していなければステップ119 及びステップ120 の処理を繰返し、経過した段階で停止及び位置決めの制御を完了したものとしてステップ121 にてファンの起動制御を開始する。
【0042】
一方、ステップ119 にてホールICの出力レベルが「L」と判定された場合にはその後、さらに、ゼロベクトル通電パターンでの制動、停止制御を実行するべく、ステップ122 でタイマ5をスタートさせ、ステップ123 でゼロベクトル通電パターンでの制動処理を実行する。続いて、ステップ124 でホールICの出力信号が「H」レベルであるか否かを判定し、「H」レベルであれば再びステップ117 の処理に戻り、ステップ117 〜ステップ121 の処理を実行してファンの起動制御を開始する。
【0043】
また、ステップ124 にて「H」レベルでないと判定した場合にはステップ125 でタイマ5の設定時間が経過したか否かを判定し、経過していなければステップ124 及びステップ125 の処理を繰返し、設定時間が経過すればファンが停止したものとして、ステップ126 でホールICの出力レベルが「L」の状態を継続する直流励磁2の通電パターンで位置決め制御を実行した後、ステップ127 にてファンの起動制御を開始する。
【0044】
以上の説明によって明らかなように、ファンの回転数がN1 以上であるとき起動制御を停止し、ファンの回転数がN1 未満でN2 以上であれば一定時間だけゼロベクトル通電パターンによる制動処理を実行する。このゼロベクトル通電パターンによる制動処理のみで停止したときにホールICの出力レベルが「H」であれば「H」レベルを保持する直流励磁1の通電パターンで位置決めをしてファンの起動制御を開始し、ゼロベクトル通電パターンによる制動処理のみで停止したときにホールICの出力レベルが「L」であれば「L」レベルを保持する直流励磁2の通電パターンで位置決めをしてファンの起動制御を開始する。
【0045】
一方、ファンの回転数がN1 未満でN2 以上であったときに、ゼロベクトル通電パターンによる制動処理のみでは停止しなかったとき、あるいは、ファンの回転数がN2 未満であるときには、直流励磁1の通電パターンで制動処理を実行し、ホールICの出力レベルが一定時間「H」であればファンの起動制御を開始する。そして、直流励磁1の通電パターンで制動処理を実行してもファン停止に至らない場合は再びゼロベクトル通電パターンによる制動処理を実行し、これによって停止したときにホールICの出力レベルが「L」であれば「L」レベルを保持する直流励磁2の通電パターンで位置決めをしてファンの起動制御を開始する。
【0046】
図8は図7に示した処理手順に従って制動、停止、位置決め、起動制御開始の制御を実行する場合のファンの回転速度の概略変化を示すタイムチャートである。これはファンの回転数がN1 より小さく、N2 おり大きい状態で起動指令が与えられた場合に相当する。すなわち、起動指令が与えられる時刻t0 にてゼロベクトル通電パターンによる制動処理を実行した後、停止に至らなければ直流励磁通電パターンによる制動処理とゼロベクトル通電パターンによる制動処理とを交互に繰返し(期間a−1,…,a−n)、停止の状態が一定時間(停止期間b)経過した段階で位置決め処理(期間c)を実行し、その後に起動制御(期間d)を行うことを示している。
【0047】
図9は直流励磁通電パターンとゼロベクトル通電パターンの種類を示したもので、インバータを構成する直流電源の正電圧側の3相分(上3相)のトランジスタFu ,Fv ,Fw のうちの1個をPWM制御し、負電圧側の3相分(下3相)のトランジスタFx ,Fy ,Fz のうちの2個をPWM制御するパターンを(A)、正電圧側の3相分のトランジスタFu ,Fv ,Fw のうちの2個をPWM制御し、負電圧側の3相分のトランジスタFx ,Fy ,Fz のうちの1個をPWM制御するパターンを(B)とし、直流電源の正電圧側の3相分のトランジスタFu ,Fv ,Fw の全てをオン状態とし、負電圧側の3相分のトランジスタFx ,Fy ,Fz の全てをオフ状態にするパターンを(C)、直流電源の正電圧側の3相分のトランジスタFu ,Fv ,Fw の全てをオフ状態とし、負電圧側の3相分のトランジスタFx ,Fy ,Fz の全てをオン状態にするパターンを(D)とする。
【0048】
図7のフローチャートを用いて説明した制動、停止、位置決め、起動の制御は、図9に示した通電パターン(A)(B)(C)(D)で表現すると、図10の実施例1,2,3,4,5,6のいずれかの組み合わせで実行される。
【0049】
上記実施形態では、図4に示したように、ステータのU相、V相、W相の各巻線の巻始めを共通接続し、巻終りを外部に導出する構成になっている。また、ホールIC2は電流を供給する導線と、磁界に応じた電圧信号を出力する導線とが必要である。この実施形態はステータ巻線と、ホールIC2の電流供給及び信号出力導線とを外部に接続するために一つのコネクタ5を共用するようにしている。これによって、構成の簡易化が図られる利点がある。
【0050】
なお、上記実施形態では空気調和機の室外ファンを対象として説明したが、外的要因によって、起動時に自由回転している殆どのブラシレスモータに本発明を適用することができる。
【0051】
また、上記実施形態では、ステータのU相巻線とV相巻線とに電流を流す直流励磁通電パターンで説明したが、ホールIC2が所定の磁極位置検出信号を出力する毎に通電相を切り換えるようにすれば、駆動回路及びモータに過度の負担をかける事態を未然に防止することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明に係る空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置によれば、有風時のファン等が外的な要因によって回転している場合でも、制動、停止のための制御が容易化され、また、駆動回路及びモータに過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減磁を抑えての起動を可能にするという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を部分的にブロックで示した回路図。
【図2】本発明の一実施形態の動作を説明するための、ゼロベクトル通電パターンの説明図。
【図3】本発明の一実施形態の動作を説明するための、直流励磁通電パターンの説明図。
【図4】本発明の一実施形態の動作を説明するために、ブラシレスモータのロータの位置決め位置及びステータ巻線に対する通電状態を示した説明図。
【図5】本発明の一実施形態の動作を説明するために、制動、停止、位置決めの制御の一例を示したタイムチャート。
【図6】本発明の一実施形態の動作を説明するために、制動、停止、位置決めの制御の他の例を示したタイムチャート。
【図7】本発明の一実施形態を構成するMCUの具体的処理手順を示したフローチャート。
【図8】本発明の一実施形態の動作を説明するために、制動、停止、位置決めの制御の一例を示したタイムチャート。
【図9】本発明の一実施形態の制御に用いる通電パターンを示した図表。
【図10】本発明の一実施形態の制御に用いる通電パターンの組み合わせ例を示した図表。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ
2 ホールIC
3 インバータ回路
4 スイッチ
5 コネクタ
10 制御装置
11 交流電源
12 トランス
100 MCU
u ,Fv ,Fw ,Fx ,Fy ,Fz トランジスタ(FET)
1 〜B6 駆動回路
01〜C04 コンデンサ
u ,Dv ,Dw ,Dx ,Dy ,Dz 01〜D04 ダイオード

Claims (5)

  1. ブラシレスモータのロータの磁極位置を検出する単一のホール素子と、
    複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接続され、前記ブラシレスモータのステータ巻線に対する電流の供給を行うインバータ回路と、
    前記ホール素子の出力信号に基づいて前記インバータ回路のスイッチング素子をオン、オフ制御する制御手段と、
    を備え、前記制御手段は、前記ブラシレスモータの起動前に、前記ホール素子の出力信号に同期させて、正電圧側及び負電圧側のいずれか一方のスイッチング素子の1個をPWM通電すると共に他方のスイッチング素子の2個をPWM通電しロータを停止させる直流励磁手段を有する空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  2. 前記直流励磁手段は、前記ホール素子の磁極位置検出信号に基づきロータの回転速度が大きい場合ほど、PWM電流波形のデューティを大きくする請求項1に記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  3. ブラシレスモータのロータの磁極位置を検出する単一のホール素子と、
    複数のスイッチング素子がブリッジ接続され、前記ブラシレスモータのステータ巻線に対する電流の供給を行うインバータ回路と、
    前記ホール素子の出力信号に基づいて前記スイッチング素子をオン、オフ制御する制御手段と、
    を備え、前記制御手段は、前記ブラシレスモータの起動前に、前記インバータ回路の正電圧側の全スイッチング素子及び負電圧側の全スイッチング素子のいずれか一方をオン状態に、他方をオフ状態にするゼロベクトル通電手段による制御と、前記ホール素子の出力信号に同期させて、正電圧側及び負電圧側のいずれか一方のスイッチング素子の1個をPWM通電すると共に他方のスイッチング素子の2個をPWM通電する直流励磁手段とによる制御とを組み合わせてロータを制動、停止させる空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  4. 前記制御手段は、前記ホール素子の磁極位置検出信号に基づいてロータの回転数を検出し、回転数が所定値より大きいとき前記ゼロベクトル通電手段による制御で制動を開始し、回転数が所定値より小さいとき前記直流励磁手段による制御で制動を開始する請求項3に記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  5. 前記ホール素子はいずれか1相のステータ巻線の中心より通常の回転方向とは逆の方向に偏心した位置に設けられ、前記直流励磁手段は、前記ホール素子の磁極位置検出タイミングに対して、一定時間遅延させて通電する請求項1乃至のいずれかに記載の空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置。
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