JP2007274810A - 3相ブラシレスdcモータの停止装置 - Google Patents
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- H02P3/025—Details holding the rotor in a fixed position after deceleration
Abstract
【課題】従来、3相ブラシレスDCモータの3相コイルのうちの2相に励磁電流を流し続けてロータを外力に抗して所定の位置に停止し続ける電気式ブレーキは得られていない。
【解決手段】本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置は、3相ブラシレスDCモータの3相コイル駆動制御用パワー段を有し、上記3相ブラシレスDCモータのロータ停止位置をホールIC信号として検出し、この検出状況に応じて上記3相コイル中の2相の励磁を継続せしめる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置は、3相ブラシレスDCモータの3相コイル駆動制御用パワー段を有し、上記3相ブラシレスDCモータのロータ停止位置をホールIC信号として検出し、この検出状況に応じて上記3相コイル中の2相の励磁を継続せしめる。
【選択図】図1
Description
本発明は3相ブラシレスDCモータの停止装置、特に、ロータマグネットコイルの選択励磁による3相ブラシレスDCモータの停止装置に関するものである。
3相ブラシレスDCモータのロータを外力に抗してその停止位置に停止せしめるために機械式ブレーキ装置を用いたものは既知である。
しかしながらこのような機械式ブレーキ装置は大型であり且つ高価である。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置は、3相ブラシレスDCモータの3相コイル駆動制御用パワー段を有し、上記3相ブラシレスモータのロータ位置をホールIC信号として検出し、この検出状況に応じて上記3相コイル中の2相の励磁を継続して上記ロータを所定の位置に停止せしめることを特徴とする。
また、本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置においては、3相ブラシレスDCモータ内蔵のホールIC信号の論理が(100)のときはU相コイルからV相コイルに励磁電流を流して励磁し、(010)のときはV相コイルからW相コイルに励磁電流を流して励磁し、(110)のときはU相コイルからW相コイルに励磁電流を流して励磁し、(001)のときはW相コイルからU相コイルに励磁電流を流して励磁し、(101)のときはW相コイルからV相コイルに励磁電流を流して励磁し、(011)のときはV相コイルからU相コイルに励磁電流を流して励磁することを特徴とする。
本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置によれば、極めて簡単に電磁的にモータにブレーキを加えてこれを停止できるようになる大きな利点がある。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置の回路図を示し、1は3相ブラシレスDCモータ、U、V、Wは夫々3相コイル、2はその駆動制御用パワー段、θ1〜θ6は夫々そのMOSFET、3はCPU、4は停止装置、Tuはパワー段2のMOSFETθ1のオン・オフ信号(U相上アーム制御信号)、Tvはパワー段2のMOSFETθ3のオン・オフ信号(V相上アーム制御信号)、Twはパワー段2のMOSFETθ5のオン・オフ信号(W相上アーム制御信号)、Buはパワー段2のMOSFETθ2のオン・オフ信号(U相下アーム制御信号)、Bvはパワー段2のMOSFETθ4のオン・オフ信号(V相下アーム制御信号)、Bwはパワー段2のMOSFETθ6のオン・オフ信号(W相下アーム制御信号)、Hu、Hv、Hwは夫々U、V、W相のホールIC信号である。
本発明においては3相ブラシレスDCモータのロータ停止位置を既知のロータ位置検出装置からホールIC信号として例えば図2に示す形で検出し、この状況に応じてモータ1の3相コイル中の2相の励磁を図3に示すように継続せしめる。なお、図2はCPU3に加えられるモータの励磁信号(ホールIC信号)の線図を示す。
図4は本発明の3相ブラシレスDCモータの停止装置の動作ルーチンを示し、例えば図3及び図4に示すようにU、V、W相のホールIC信号の論理が(100)のときはU相コイルからV相コイルに励磁電流を流して図5に示すように励磁し、U相がN極,V相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめ、(010)のときはV相コイルからW相コイルに励磁電流を流して図6に示すように励磁し、V相がN極,W相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめ、(110)のときはU相コイルからW相コイルに励磁電流を流して図7に示すように励磁し、U相がN極,W相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめ、(001)のときはW相コイルからU相コイルに励磁電流を流して図8に示すように励磁し、W相がN極,U相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめ、(101)のときはW相コイルからV相コイルに励磁電流を流して図9に示すように励磁し、W相がN極,V相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめ、(011)のときはV相コイルからU相コイルに励磁電流を流して図10に示すように励磁し、U相がN極,V相がS極になるようにしてロータマグネットコイル間に保持力を発生せしめれば、モータのロータを外力の有無にかかわらず停止状態に停止し、維持することができる。
上記のように本発明においては停止位置保持機能動作後、最初のホールIC信号の論理に基づいた励磁相を励磁後は、外部からロータが回されてホールIC信号の論理が変化しても、ホールIC信号の論理が変化する毎に励磁を切り換えると振動が発生するため励磁相を切り換えることはなく、一度停止機能が解除されない限り、最初に励磁した相を励磁し続ける。従って2相の励磁コイルに流れる電流を制御してブレーキとして作動できる。
なお、ロータの位置検出におけるホールIC信号の位相差は1通りでなく、図11に示すように、ホールIC信号各相毎の位相差の違いによって、ホールIC信号の論理が変化しても本発明は同様にして容易に適用可能である。
1 3相ブラシレスDCモータ
2 駆動制御用パワー段
3 CPU
4 停止装置
U 3相コイル
V 3相コイル
W 3相コイル
θ1 MOSFET
θ2 MOSFET
θ3 MOSFET
θ4 MOSFET
θ5 MOSFET
θ6 MOSFET
Tu オン・オフ信号
Tv オン・オフ信号
Tw オン・オフ信号
Bu オン・オフ信号
Bv オン・オフ信号
Bw オン・オフ信号
Hu ホールIC信号
Hv ホールIC信号
Hw ホールIC信号
2 駆動制御用パワー段
3 CPU
4 停止装置
U 3相コイル
V 3相コイル
W 3相コイル
θ1 MOSFET
θ2 MOSFET
θ3 MOSFET
θ4 MOSFET
θ5 MOSFET
θ6 MOSFET
Tu オン・オフ信号
Tv オン・オフ信号
Tw オン・オフ信号
Bu オン・オフ信号
Bv オン・オフ信号
Bw オン・オフ信号
Hu ホールIC信号
Hv ホールIC信号
Hw ホールIC信号
Claims (2)
- 3相ブラシレスDCモータの3相コイル駆動制御用パワー段を有し、上記3相ブラシレスモータのロータ位置をホールIC信号として検出し、この検出状況に応じて上記3相コイル中の2相の励磁を継続して上記ロータを所定の位置に停止せしめることを特徴とする3相ブラシレスDCモータの停止装置。
- 3相ブラシレスDCモータ内蔵のホールIC信号の論理が(100)のときはU相コイルからV相コイルに励磁電流を流して励磁し、(010)のときはV相コイルからW相コイルに励磁電流を流して励磁し、(110)のときはU相コイルからW相コイルに励磁電流を流して励磁し、(001)のときはW相コイルからU相コイルに励磁電流を流して励磁し、(101)のときはW相コイルからV相コイルに励磁電流を流して励磁し、(011)のときはV相コイルからU相コイルに励磁電流を流して励磁することを特徴とする請求項1記載の3相ブラシレスDCモータの停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006097192A JP2007274810A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 3相ブラシレスdcモータの停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006097192A JP2007274810A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 3相ブラシレスdcモータの停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007274810A true JP2007274810A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38677027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006097192A Pending JP2007274810A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 3相ブラシレスdcモータの停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007274810A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112398381A (zh) * | 2019-08-16 | 2021-02-23 | 联合汽车电子有限公司 | 无刷直流电机的停机方法、控制方法及电机控制器和电气装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04125092A (ja) * | 1990-09-13 | 1992-04-24 | Hitachi Ltd | 交流電動機の回転子磁極位置検出方法、回転子磁極位置検出装置および交流電動機制御装置 |
JP2000125584A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006097192A patent/JP2007274810A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04125092A (ja) * | 1990-09-13 | 1992-04-24 | Hitachi Ltd | 交流電動機の回転子磁極位置検出方法、回転子磁極位置検出装置および交流電動機制御装置 |
JP2000125584A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機の室外ファン用ブラシレスモータの駆動装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091006 |