JP2009177915A - ブラシレスモータ駆動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、モータを駆動させるスイッチング素子に短絡故障が発生した場合であっても、モータを継続駆動させる制御が可能なブラシレスモータ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】スター結線された三相以上の励磁コイル11を有するブラシレスモータ10の駆動を制御するブラシレスモータ駆動制御装置であって、
複数のスイッチング素子21を有し、該複数のスイッチング素子を順番にスイッチングすることにより、前記励磁コイルに発生する磁界ベクトルを制御して前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動回路20と、
前記複数のスイッチング素子の一部が短絡故障したときに、前記モータ駆動回路に供給する電流の向きを切り替え、前記短絡故障により発生させることができなくなった向きの前記磁界ベクトルを発生させる電流切替制御を行う電流切替回路30と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】スター結線された三相以上の励磁コイル11を有するブラシレスモータ10の駆動を制御するブラシレスモータ駆動制御装置であって、
複数のスイッチング素子21を有し、該複数のスイッチング素子を順番にスイッチングすることにより、前記励磁コイルに発生する磁界ベクトルを制御して前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動回路20と、
前記複数のスイッチング素子の一部が短絡故障したときに、前記モータ駆動回路に供給する電流の向きを切り替え、前記短絡故障により発生させることができなくなった向きの前記磁界ベクトルを発生させる電流切替制御を行う電流切替回路30と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブラシレスモータ駆動制御装置に関し、特に、三相以上の励磁コイルを有するブラシレスモータの駆動を制御するブラシレスモータ駆動制御装置に関する。
従来から、モータが有する複数相の巻線に順次通電するための複数のスイッチング素子を有するスイッチング回路と、モータのロータの回転位置情報を得る位置信号手段と、この位置信号手段の回転位置情報から転流タイミングを決定し、その転流タイミングに対応する通電信号を得る通電信号形成手段と、この通電信号形成手段からの電気信号に基づいてスイッチング素子をオンオフ制御する駆動回路とを有するエアコンディショナ用のインバータ装置において、複数相の巻線の端子電圧と基準電圧とを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果と通電信号形成手段の通電信号とに基づいてスイッチング素子の短絡異常を検出する短絡異常検出手段とを設け、異常を検出したときには、モータの巻線に流れる電流を遮断し、モータが性能低下したり、使用不能になったりすることを防止するようにしたインバータ装置の異常検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−274580号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、インバータ装置のスイッチング素子の短絡異常を検出し、モータの性能低下や使用不能を防止してモータの保護を図ることはできるが、モータの巻線に流れる電流は遮断するので、それ以上モータを継続駆動することは不可能であった。
ところで、モータを駆動させるスイッチング素子の一部に短絡異常が生じた場合であっても、他のスイッチング素子が正常動作してれば、モータを継続駆動させるように制御することが可能な場合がある。また、モータが、例えば、車両のブレーキシステム等に利用されている場合には、スイッチング素子の異常が検出されたとしても、モータの駆動を停止させるのではなく、モータを継続駆動させるような制御を行うことが安全上好ましい。
そこで、本発明は、モータを駆動させるスイッチング素子に短絡故障が発生した場合でも、モータを継続駆動させる制御を行うことができるブラシレスモータ駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置は、スター結線された三相以上の励磁コイルを有するブラシレスモータの駆動を制御するブラシレスモータ駆動制御装置であって、
複数のスイッチング素子を有し、該複数のスイッチング素子を順番にスイッチングすることにより、前記励磁コイルに発生する磁界ベクトルを制御して前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動回路と、
前記複数のスイッチング素子の一部が短絡故障したときに、前記モータ駆動回路に供給する電流の向きを切り替え、前記短絡故障により発生させることができなくなった向きの前記磁界ベクトルを発生させる電流切替制御を行う電流切替回路と、を有することを特徴とする。
複数のスイッチング素子を有し、該複数のスイッチング素子を順番にスイッチングすることにより、前記励磁コイルに発生する磁界ベクトルを制御して前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動回路と、
前記複数のスイッチング素子の一部が短絡故障したときに、前記モータ駆動回路に供給する電流の向きを切り替え、前記短絡故障により発生させることができなくなった向きの前記磁界ベクトルを発生させる電流切替制御を行う電流切替回路と、を有することを特徴とする。
これにより、モータ駆動回路のスイッチング素子の一部に短絡故障が発生し、故障したスイッチング素子をオフとして発生させていた磁界ベクトルを発生させることができなくなった場合であっても、供給電流の向きを切り替えることにより、その磁界ベクトルを発生させることができる。
第2の発明は、第1の発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置において、
前記複数のスイッチング素子は、前記励磁コイルの各相に接続された高電位側と低電位側の2個の半導体スイッチング素子を含み、
前記電流切替回路は、前記高電位側から前記低電位側への前記半導体スイッチング素子への電流供給を逆向きに切り替えることにより、前記電流切替制御を実行することを特徴とする。
前記複数のスイッチング素子は、前記励磁コイルの各相に接続された高電位側と低電位側の2個の半導体スイッチング素子を含み、
前記電流切替回路は、前記高電位側から前記低電位側への前記半導体スイッチング素子への電流供給を逆向きに切り替えることにより、前記電流切替制御を実行することを特徴とする。
これにより、モータ駆動回路の高電位側と低電位側の接続を切り替えることにより、短絡故障したスイッチング素子の役割を切り替えることができる。つまり、短絡故障したスイッチング素子をオン状態としたまま、もう一方の同相のスイッチング素子をオフとすることにより、短絡故障前に可能であったスイッチングパターンを実行させ、元の磁界ベクトルを発生させることができる。
第3の発明は、第2の発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置において、
前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路の前記高電位側と電源とを接続する高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記低電位側とグランドとを接続する低電位側スイッチング素子と、前記電源と前記モータ駆動回路の前記低電位側とを接続する電流切替高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記高電位側と前記グランドとを接続する電流切替低電位側スイッチング素子と、を有することを特徴とする。
前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路の前記高電位側と電源とを接続する高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記低電位側とグランドとを接続する低電位側スイッチング素子と、前記電源と前記モータ駆動回路の前記低電位側とを接続する電流切替高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記高電位側と前記グランドとを接続する電流切替低電位側スイッチング素子と、を有することを特徴とする。
これにより、電流切替回路を、モータ駆動回路の高電位側と低電位側を正常時と故障時に応じて切り替え得る接続回路として構成することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか一つの発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置において、
前記電流切替回路は、前記ブラシレスモータが回転不能状態となったときに、前記電流切替制御を実行することを特徴とすることを特徴とする。
前記電流切替回路は、前記ブラシレスモータが回転不能状態となったときに、前記電流切替制御を実行することを特徴とすることを特徴とする。
これにより、ブラシレスモータが回転不能状態となったときにも、容易に回転不能状態から脱出することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか一つの発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置において、
前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路による前記スイッチングと交互に前記電流切替制御を継続的に実行することを特徴とする。
前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路による前記スイッチングと交互に前記電流切替制御を継続的に実行することを特徴とする。
これにより、モータ駆動回路のスイッチング素子の一部に短絡故障があった場合であっても、モータ駆動回路で発生可能な磁界ベクトルはモータ駆動回路で発生させ、発生不能となった磁界ベクトルを電流切替回路により発生させることにより、正常時と同様のモータ駆動制御を行うことができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれか一つの発明に係るブラシレスモータ駆動制御装置において、
前記スイッチング素子の短絡故障を検出する短絡故障検出回路を更に備えたことを特徴とする。
前記スイッチング素子の短絡故障を検出する短絡故障検出回路を更に備えたことを特徴とする。
これにより、スイッチング素子の短絡故障を検出し、適切なタイミングで電流切替制御を実行することができる。
本発明によれば、ブラシレスモータ駆動回路のスイッチング素子の一部に短絡故障が発生した場合であっても、ブラシレスモータの回転駆動を継続させる制御を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の全体構成を示した図である。図1において、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置は、モータ駆動回路20と、電流切替回路30とを有する。また、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置は、必要に応じて、短絡故障検出回路40を備えてよい。更に、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の関連構成要素として、ブラシレスモータ10と、ゲート駆動回路50と、ECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)60とを備えてよい。
ブラシレスモータ10は、整流子(ブラシ)を有しない直流電動機であり、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置に適用されるブラシレスモータは、三相以上の多相ブラシレスモータが適用される。図1においては、三相のブラシレスモータ10が示されているが、三相より多くの相を有する多相ブラシレスモータが適用されてもよい。ブラシレスモータ10は、ステータに三相以上の励磁コイル11を備え、図示しないロータには、永久磁石を用いる。図1においては、励磁コイル11は、三相の励磁コイルLu、Lv、Lwを備えている。この複数の励磁コイルLu、Lv、Lwに、所定の順番で磁界ベクトルが発生するように電流を流すことにより、向きが順次変化する磁界ベクトルを発生させ、この磁界ベクトルを制御することにより、永久磁石のロータを回転駆動することができる。なお、複数の励磁コイル11は、図1に示すように、中性点Nで接続されたスター結線で構成されてよい。
モータ駆動回路20は、ブラシレスモータ10の励磁コイル11に順番に電流供給を行い、励磁コイル11に磁界ベクトルを発生させてブラシレスモータを回転駆動させるためのスイッチング制御を行うための回路である。従って、モータ駆動回路20は、複数のスイッチング素子21を有し、これを所定の順番でオン・オフさせてスイッチング制御することにより、ブラシレスモータ10を回転駆動させる。
モータ駆動回路20は、例えば、ブラシレスモータ10をオン・オフ駆動させるための多相ブリッジ回路として構成されてもよい。図1においては、三相ブリッジ回路が示されており、励磁コイル11の各相Lu、Lv、Lwに対して、高電位側のハイサイド用のスイッチング素子U1、V1、W1が電源Vcc側に接続され、低電位側のローサイド用のスイッチング素子U2、V2、W2がグランドGND側に接続されている。各相の励磁コイルLu、Lv、Lwに対して接続されたスイッチング素子21につき、高電位側のスイッチング素子U1、V1、W1又は低電位側のスイッチング素子U2、V2、W2のいずれか一方のみをオンとして他方をオフとし、かつ高電位側のスイッチング素子U1、V1、W1又は低電位側のスイッチング素子U2、V2、W2のみがオンとなっている状態を除くと、6通りの磁界ベクトルを発生させることができる。そして、回転方向に沿う向きの磁界ベクトルを順番に発生させることにより、ブラシレスモータ10を回転駆動させることができる。
スイッチング素子21は、オン・オフ制御によりブラシレスモータ10の励磁コイル11に供給する電流の向きを制御可能な素子であれば、種々の態様のスイッチング素子を適用してよいが、制御が容易かつ高速な半導体スイッチング素子を適用することが好ましい。半導体スイッチング素子には、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、通常のバイポーラトランジスタ等、種々の半導体スイッチング素子を適用することが可能であるが、図1においては、MOSトランジスタを適用した例が示されている。
電流切替回路30は、正常時のモータ駆動回路20への電流の供給方向と、スイッチング素子21が短絡故障した場合のモータ駆動回路20への電流の供給方向を切り替えるためのスイッチ回路である。
電流切替回路30は、モータ駆動回路20への電流供給方向を切り替えるための複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4を備える。スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4は、モータ駆動回路20への電流供給方向を切り替える役割を果たすため、高電位側のスイッチング素子Q1、Q3については、モータ駆動回路20の高電位側のハイサイド用のスイッチング素子U1、V1、W1よりも電源Vcc寄りに設けられ、低電位側のスイッチング素子Q2、Q4については、モータ駆動回路20の低電位側のローサイド用のスイッチング素子U2、V2、W2よりもグランドGND寄りに設けられている。
スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4は、電流の導通、非導通を切り替えられる素子であれば、リレー等を含む種々のスイッチング素子を適用することができるが、図1に示すように、MOSトランジスタ等の半導体スイッチング素子を適用してもよい。
以下、各スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4について、スイッチング素子Q1を高電位側スイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2を低電位側スイッチング素子Q2、スイッチング素子Q3を電流切替高電位側スイッチング素子Q3、スイッチング素子Q4を電流切替低電位側スイッチング素子Q4と呼んで区別するものとする。
高電位側スイッチング素子Q1は、モータ駆動回路20が正常に動作しているときにオンとなり、電源Vccから電流をモータ駆動回路20の高電位側のスイッチング素子U1、V1、W1に供給するためのスイッチング素子である。
低電位側スイッチング素子Q2は、モータ駆動回路20が正常に動作しているときにオンとなり、モータ駆動回路20の低電位側のスイッチング素子U2、V2、W2がグランドGNDに接続されるようにするためのスイッチング素子である。
よって、モータ駆動回路20が正常に動作しているときには、高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2がオンとなり、電源VccからグランドGNDの方向に、そのまま電流が供給され、モータ駆動回路20が駆動されることになる。
電流切替高電位側スイッチング素子Q3は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のいずれかに短絡故障が発生したときにオンとなり、モータ駆動回路20に正常時とは逆向きの電流供給を行うための電流切替用のスイッチング素子である。よって、電流切替高電位側スイッチング素子Q3は、電源Vccに対して、高電位側スイッチング素子Q1と並列に接続されるとともに、モータ駆動回路20の低電位側のローサイド用スイッチング素子U2、V2、W2に接続され、正常時に低電位側であったスイッチング素子U2、V2、W2から電源供給が可能なように結線されている。
電流切替低電位側スイッチング素子Q4は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のいずれかに短絡故障が発生したときにオンとなり、正常時には電源Vccに接続されていたモータ駆動回路20のスイッチング素子U1、V1、W1が、グランドGNDに接続されるように切り替えるためのスイッチング素子である。
よって、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21の一部が短絡故障した場合には、高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2をオフにするとともに、電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4をオンにすることにより、モータ駆動回路20への電流供給の方向を、正常時とは逆向きに切り替えることができる回路構成となっている。
短絡故障検出回路40は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21の短絡故障を検出するための回路である。短絡故障検出回路40は、モータ駆動回路20のスイッチング素子21の短絡故障を検出することができる種々の検出回路を適用することができ、その態様は問わない。例えば、複数のスイッチング素子21の各々のゲートに接続され、ゲート電流又はゲート電圧等からスイッチング素子21の短絡故障を検出するものであってもよいし、スイッチング素子21の各々の出力側に接続され、出力電流又は出力電圧等からスイッチング素子21の短絡故障を検出できるものであってもよい。図1においては、U相のスイッチング素子U1、U2のゲートにのみ短絡故障検出回路40が接続され、V相、W相の他の接続は省略された図が示されているが、これらの接続も実際にはなされている。短絡故障検出回路40は、短絡故障検出の態様に応じて、必要な接続構成が総てなされてよい。
ゲート駆動回路50は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のゲートに電圧を供給し、スイッチング素子21を所定の駆動パターンに従ってスイッチング制御するための回路である。図1においては、U相のスイッチング素子U1、U2のゲートにのみゲート駆動回路50が接続された図が示されており、他の接続は省略されているが、V相のスイッチング素子V1、V2及びW相のスイッチング素子W1、W2のゲートについても、同様にゲート駆動回路50は接続されている。ゲート駆動回路50は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21の総てについて、オン・オフを制御できるように構成されてよい。
なお、モータ駆動回路20のスイッチング素子21にバイポーラトランジスタが適用されている場合には、ゲート駆動回路50は、各スイッチング素子21のベース電流を制御してスイッチング素子21を制御する回路として構成されてよい。
ECU60は、ゲート駆動回路50を制御するための演算制御手段である。ゲート駆動回路50を制御するのに必要なロジック回路等の必要な制御回路、MPU(Micro Processing Unit)等を備えてよい。また、ECU60は、ゲート駆動回路50を取り込んで、これと一体的に構成されてもよい。
次に、図2乃至図4を用いて、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の正常時の動作について説明する。
図2は、モータ駆動回路20のスイッチング素子21のオン状態のパターンと、励磁コイル11に発生する磁界ベクトルの関係を示した図である。図3は、図2の磁界ベクトル2を発生させたときのブラシレスモータ駆動制御装置を流れる電流について示した図である。図4は、図2のスイッチング素子21のオン・オフ動作に対応して励磁コイル11に発生する磁界ベクトルを示した図である。
図2において、スイッチング素子21のオン状態パターンの一覧が表として示されている。図2中、ONの欄は該当するスイッチング素子21がオン状態であることを示し、空欄は、該当するスイッチング素子21はオフであることを示している。図2において、U相のスイッチング素子U1、U2のいずれか一方、V相のスイッチング素子V1、V2のいずれか一方及びW相のスイッチング素子W1、W2のいずれか一方がオン状態となる組み合わせが示され、高電位側のスイッチング素子U1、V1、W1の総てがオンとなる状態と、低電位側のスイッチング素子U2、V2、W2の総てがオンとなる状態は、励磁コイル11に全相同電位が供給されることになるので除かれ、合計6通りの磁界ベクトルの発生パターンが示されている。ブラシレスモータ10を三相に構成した場合には、このように、6通りの磁界ベクトルを用いて、ブラシレスモータ10を回転駆動する。
図3は、図2に示した磁界ベクトル2を発生させたときの正常時のブラシレスモータ駆動制御装置を流れる電流の向きを示している。図3において、個々の構成要素については、図1で説明した内容と同様であるので、その説明を省略するが、図1で図示しなかったブラシレスモータ10内のロータである回転磁石15も、図3においては示されている。
本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の正常時の動作においては、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2がオンであり、電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4はオフである。従って、電源Vccからモータ駆動回路20に供給される電流は、高電位側スイッチング素子Q1から供給され、低電位側スイッチング素子Q2からグランドGNDに流れ出る電流経路となる。
図3において、図2の磁界ベクトル2を発生させるスイッチング素子21のオン・オフパターンは、スイッチング素子V1、U2、W2がオンとなり、スイッチング素子U1、W1、V2がオフとなるパターンである。このとき、図3に示すように、電源Vccから高電位側スイッチング素子Q1を経由してスイッチング素子V1を流れた電流が、励磁コイルLvに供給され、中性点に接続された励磁コイルLu、Lwに分岐して流れ、励磁コイルLuを流れたU相の電流はモータ駆動回路20のスイッチング素子U2からグランドGNDに流れ、同様に励磁コイルLwを流れたW相の電流はスイッチング素子W2からグランドGNDに流れる。このとき、発生する磁界ベクトルは、図4に示した磁界ベクトル2の右上向き方向の磁界ベクトルとなる。この磁界ベクトル2を、ブラシレスモータ10のロータを構成する回転磁石15が受けることにより、回転磁石15は回転し、ブラシレスモータ10が回転駆動することになる。
同様に、図2に示す磁界ベクトル1が発生するスイッチング素子21のスイッチングパターンは、スイッチング素子U1、V1、W2がオンとなる状態である。このときは、電源Vccから高電位側スイッチング素子Q1を経由して電流がモータ駆動回路20に供給され、スイッチング素子U1を流れた電流は励磁コイルLu、スイッチング素子V1を流れた電流は励磁コイルLvに供給され、ともに中性点Nを通って励磁コイルLwに流れ込み、スイッチング素子W2からグランドGNDへと流れる。そして、この場合には、図4に示すような、上向きの磁界ベクトル1が発生している。
このように、図2のスイッチング素子21のスイッチングパターンに従い、他のスイッチングパターンについても、図3に示した本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御回路のモータ駆動回路20のスイッチング素子21をスイッチング制御することにより、図4に示した各々の磁界ベクトル1〜6を順番に発生させ、ブラシレスモータ10のロータを回転駆動させることができる。つまり、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21が総て正常に動作しているときには、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2をオンとし、他のスイッチング素子Q3、Q4をオフとすることにより、通常のブラシレスモータ10を駆動させるブラシレスモータ駆動装置として機能させることができる。
次に、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の、スイッチング素子21のいずれかに短絡故障が発生した場合の動作について説明する。
まず、図2において、例えば、スイッチング素子V1が短絡故障した場合を考える。スイッチング素子V1が短絡故障すると、スイッチング素子V1は常にオン状態となり、このとき、同じV相の低電位側のスイッチング素子V2は、貫通電流を防止するためにオン状態にできない。ここで、残りのスイッチング素子U1、U2、W1、W2で制御を継続しようとすると、磁界ベクトル1、2、3しか発生させることができない。
このようなスイッチング素子V1の短絡故障が発生した時に、ブラシレスモータ10が回転していれば、磁界ベクトル1、2、3のみでも回転を継続することは制御次第で可能である。しかし、一旦磁界ベクトル1、2、3の位置に逆ベクトルとなるように回転磁石15が停止し、回転磁石15が引き付けられる磁界ベクトルの組み合わせとなってしまうと、次のブラシレスモータ10の起動時に、磁界ベクトル1、2、3の範囲しか回転磁石15が動けなくなってしまい、ブラシレスモータ10が回転不能となるおそれがある。
かかるブラシレスモータ10の回転不能状態を回避するため、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置においては、図2の磁界ベクトル1、2、3を発生させるスイッチングパターンで発生する磁界ベクトルを逆方向にし、図4における磁界ベクトル4、5、6を発生させ、回転不能状態から脱出する制御を行う。
次に、図5及び図6を用いて、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の、スイッチング素子21の一部が短絡故障を起こした場合の制御動作について説明する。
図5は、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置の、スイッチング素子21の短絡故障中における電流切替回路30の制御動作を示した図である。図5において、電流切替回路30が備えるスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作パターンが、正常時と短絡故障発生時の双方について示されている。
図5において、モータ駆動回路20の各スイッチング素子21が正常に動作しているときには、図2乃至図4において説明したように、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2がオンとなり、電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4がオフとなっている。
一方、モータ駆動回路20のスイッチング素子21の一部に短絡故障が発生したときには、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2はオフに切り替わり、電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4はオンに切り替わっている。これにより、モータ駆動回路20への電流供給方向を、正常時の逆方向に切り替えることができ、ブラシレスモータ10の励磁コイル11に発生させる磁界ベクトルの向きを、正常時と逆向きに発生させることができる。
図6は、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置における、スイッチング素子21の一部が短絡故障したときの制御動作例を示した図である。図6において、スイッチング素子V1が短絡故障し、電流切替回路30を図5に示した短絡故障発生時のスイッチングパターンに切り替えたときの電流の流れる向きの例が示されている。
図6において、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2はオフとなり、電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4はオンとなっており、正常時と丁度逆のオン・オフ関係となっている。これにより、電源Vccからの電流供給は、高電位側スイッチング素子Q1を通らずに電流切替高電位側スイッチング素子Q3を通り、これからモータ駆動回路20の低電位側のローサイド用のスイッチング素子U2、V2、W2に供給される。そして、モータ駆動回路20を流れた電流は、電流切替低電位側スイッチング素子Q4を流れ、グランドGNDに流れるように回路構成が切り替わっている。
次に、モータ駆動回路20内のスイッチング動作の制御について説明する。
図6においては、スイッチング素子V1が短絡故障したときに、図4の磁界ベクトル6を発生させている状態の制御動作が示されている。図6において、スイッチング素子U2、V1、W1がオンとなっており、他のスイッチング素子V2、W2、U1はオフとなっているが、これは、図2で示したスイッチングパターンのうち、磁界ベクトル3を発生させるスイッチングパターンに該当する。電流の流れを具体的に追うと、電源Vccから電流切替高電位側スイッチング素子Q3を流れた電流は、モータ駆動回路20の下側(正常時の低電位側)に供給され、スイッチング素子U2を流れる。スイッチング素子U2を流れた電流は、ブラシレスモータ10の励磁コイルLuに供給され、中性点Nを通って励磁コイルLv、Lwに分岐して流れる。励磁コイルLvを流れた電流は、モータ駆動回路20のスイッチング素子V1を流れ、励磁コイルLwを流れた電流は、スイッチング素子W1を流れた後、ともに電流切替低電位側スイッチング素子Q4からグランドGNDへと流れる。この電流の流れにより、励磁コイル11は、図4に示す磁界ベクトル6を発生させることができる。
ここで、図4を見ると、磁界ベクトル6は、磁界ベクトル3の逆方向の磁界ベクトルである。つまり、図2に示したモータ駆動回路20のスイッチング素子21のスイッチングパターンについては、磁界ベクトル3と同様のスイッチングパターンを用い、電流切替回路30で短絡故障時用の電流切替制御を実行することにより、スイッチング素子V1の短絡故障により発生できなくなった磁界ベクトル6を発生させている。同様に、スイッチン素子V1の短絡故障により発生できなくなった磁界ベクトル5についても、モータ駆動回路20のスイッチング素子21のスイッチングパターンを、磁界ベクトル5と逆方向の磁界ベクトル2のスイッチングパターンとし、スイッチング素子V1、U2、W2をオンとすれば、これを発生させることができる。磁界ベクトル4についても、モータ駆動回路20のスイッチングパターンは磁界ベクトル1を発生させるパターンと同一とし、電流切替回路30で、モータ駆動回路30に供給する電流の向きを正常時と逆向きにすれば、同様にこれを発生させることができる。
また、図6においては、スイッチング素子V1が短絡故障した場合を例に挙げて説明したが、モータ駆動回路20は対称形であるので、他のスイッチング素子21が短絡故障した場合においても、同様なモータ駆動回路20のスイッチング制御と、電流切替回路30の電流切替制御とを実行することにより、短絡故障により発生できなくなった向きの磁界ベクトルを発生させることができる。
このように、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置によれば、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のいずれかが短絡故障した場合には、その短絡故障により発生できなくなった磁界ベクトルと反対向きの磁界ベクトルを発生させるスイッチングパターンとなるようにモータ駆動回路20のスイッチング素子21をスイッチング制御し、電流切替回路30の電流切替制御を実行すれば、短絡故障により発生できなくなった磁界ベクトルを発生させることができ、ブラシレスモータ10の回転不能状態を脱出することができる。
なお、図5及び図6において説明した、モータ駆動回路20のスイッチング素子21の故障により発生できなくなった向きの磁界ベクトルを発生させる電流切替制御は、ブラシレスモータ10が回転不能状態となり、これから脱出するときに実行してもよいし、ブラシレスモータ10が回転中に実行してもよい。ブラシレスモータ10が回転中に電流切替制御を実行する場合には、図2に示した正常時のモータ駆動回路20のスイッチングパターンが可能な磁界ベクトルについては、電流切替回路30の高電位側スイッチング素子Q1及び低電位側スイッチング素子Q2をオンとするようにし、短絡故障により磁界ベクトルを発生させることができなくなったスイッチングパターンについては、電流切替回路30の電流切替高電位側スイッチング素子Q3及び電流切替低電位側スイッチング素子Q4をオンとする電流切替制御を実行するようにし、これらが連続的に実行されるように制御すれば、スイッチング素子21の短絡故障前と同等の回転力でブラシレスモータ10を駆動させることができる。
なお、このような、故障前と同じ磁界ベクトルを総て得るためには、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のうち、いずれか1つだけが短絡故障した場合にのみ、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置は回転を継続させる制御を実行可能であるが、例えば、ブラシレスモータの相数が3相よりも更に多いような場合には、複数のスイッチング素子21のうち、2つ程度短絡故障した場合であっても、回転不能状態から脱出し得る場合はあり得る。よって、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置は、モータ駆動回路20の複数のスイッチング素子21のいずれか1つが短絡故障した場合に適用するのが最適であるが、複数のスイッチング素子21の一部(複数を含む)が短絡故障した場合についても、適用可能である。
また、図1において説明したように、本実施例に係るブラシレスモータ駆動制御装置による制御は、短絡故障検出回路40により、モータ駆動回路20のスイッチング素子21の短絡故障を検出し、これに基づいて電流切替制御を実行するようにしてもよい。これにより、一連の短絡故障対応の制御を実行することが可能となる。なお、短絡故障検出回路40は、種々の態様の短絡故障検出回路40を適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 ブラシレスモータ
11、Lu、Lv、Lw 励磁コイル
N 中性点
15 回転磁石
20 モータ駆動回路
21、U1、U2、V1、V2、W1、W2、Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子
30 電流切替回路
40 短絡故障検出回路
50 ゲート駆動回路
60 ECU
11、Lu、Lv、Lw 励磁コイル
N 中性点
15 回転磁石
20 モータ駆動回路
21、U1、U2、V1、V2、W1、W2、Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子
30 電流切替回路
40 短絡故障検出回路
50 ゲート駆動回路
60 ECU
Claims (6)
- スター結線された三相以上の励磁コイルを有するブラシレスモータの駆動を制御するブラシレスモータ駆動制御装置であって、
複数のスイッチング素子を有し、該複数のスイッチング素子を順番にスイッチングすることにより、前記励磁コイルに発生する磁界ベクトルを制御して前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動回路と、
前記複数のスイッチング素子の一部が短絡故障したときに、前記モータ駆動回路に供給する電流の向きを切り替え、前記短絡故障により発生させることができなくなった向きの前記磁界ベクトルを発生させる電流切替制御を行う電流切替回路と、を有することを特徴とするブラシレスモータ駆動制御装置。 - 前記複数のスイッチング素子は、前記励磁コイルの各相に接続された高電位側と低電位側の2個の半導体スイッチング素子を含み、
前記電流切替回路は、前記高電位側から前記低電位側への前記半導体スイッチング素子への電流供給を逆向きに切り替えることにより、前記電流切替制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ駆動制御装置。 - 前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路の前記高電位側と電源とを接続する高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記低電位側とグランドとを接続する低電位側スイッチング素子と、前記電源と前記モータ駆動回路の前記低電位側とを接続する電流切替高電位側スイッチング素子と、前記モータ駆動回路の前記高電位側と前記グランドとを接続する電流切替低電位側スイッチング素子と、を有することを特徴とする請求項2に記載のブラシレスモータ駆動制御装置。
- 前記電流切替回路は、前記ブラシレスモータが回転不能状態となったときに、前記電流切替制御を実行することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のブラシレスモータ駆動制御装置。
- 前記電流切替回路は、前記モータ駆動回路による前記スイッチングと交互に前記電流切替制御を継続的に実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のブラシレスモータ駆動制御装置。
- 前記スイッチング素子の短絡故障を検出する短絡故障検出回路を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブラシレスモータ駆動制御装置。
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WO2011089656A1 (ja) | 2010-01-25 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | モータ駆動システム、モータ駆動システムの制御方法、及び走行装置 |
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-
2008
- 2008-01-23 JP JP2008012756A patent/JP2009177915A/ja active Pending
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