JP3966407B2 - 防油水性を備えた電磁波シールド構造 - Google Patents

防油水性を備えた電磁波シールド構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3966407B2
JP3966407B2 JP2002277195A JP2002277195A JP3966407B2 JP 3966407 B2 JP3966407 B2 JP 3966407B2 JP 2002277195 A JP2002277195 A JP 2002277195A JP 2002277195 A JP2002277195 A JP 2002277195A JP 3966407 B2 JP3966407 B2 JP 3966407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
terminal fitting
grommet
terminal
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002277195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004119047A (ja
Inventor
秀彦 久保島
宏高 福島
境 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2002277195A priority Critical patent/JP3966407B2/ja
Priority to US10/667,409 priority patent/US6815610B2/en
Priority to DE10344258A priority patent/DE10344258B4/de
Publication of JP2004119047A publication Critical patent/JP2004119047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3966407B2 publication Critical patent/JP3966407B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • H01R13/5845Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable the strain relief being achieved by molding parts around cable and connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/65912Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members for shielded multiconductor cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
    • H01R13/6593Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable the shield being composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2105/00Three poles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/939Electrical connectors with grounding to metal mounting panel

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に電気自動車に搭載のモータの入出力端子、あるいは一般電子電気機器の入出力端子に電線・ケーブルやワイヤハーネスを接続する部分の防水性と防油性を備えた電磁波シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車は弱電回路や電子回路がますます増加の一途をたどっており、配索電線の大電流・高電圧化が進むなかで電磁波ノイズに弱い弱電回路を保護し、また電磁波ノイズの影響で電子回路における各種センサの検出精度を低下させないように有効かつ低コストの電磁波シールド対策が求められている。
【0003】
従来の電磁波シールド構造は、図14の側面断面図に示す如く、円筒状の金属製シェル1内に設けた端子保持用リテーナ2に複数本のピン端子3が保持されている。この図14に示されるシールドケーブル4は、銅線などの導体5aを絶縁体5bで被覆した絶縁線心5の複数本を撚り合わせ、この撚り合わせた絶縁線心5の上から金属製の編組6を巻き付け、その上に最外層のシース7で被覆して構成されている。そうしたシールドケーブル4の絶縁線心5の各端末を皮剥ぎして導体5aをピン端子3に接続している。
【0004】
また、ケーブル端末のシース7を皮剥処理して編組6を剥き出しにし、この編組6の裾端部の上に筒状の金属製ネット8を被せ、さらにこの金属製ネット8の上から熱収縮チューブ9を被せている。このように熱収縮チューブ9を加熱させてその収縮圧により金属製ネット8の上から締め込み、金属製ネット8を金属製シェル1の外周面に押し当てて接続することで、編組6から金属製シェル1に電気的に導通させて電磁波シールドする構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、特許文献1に記載される電磁波シールド構造と異なる電磁波シールド構造が採用された電気コネクタとしては、技術文献として明確に示されたものはないが、図15に示す如き構成を有するものがある。すなわち、この場合のシールド電線(またはシールドケーブル)20は、導体21上に絶縁体22を被覆し、この絶縁体22上に最外層シース23を被覆して、これら内外層の絶縁体22とシース23の間にシールド層として編組24が埋め込まれ、発生する電磁波をその編組24で吸収する。電線端末の導体21には端子金具25が圧着され、この端子金具25を機器の入出力端子などに接続する。
【0006】
その場合にシールド電線20の端末部では、シース23を剥離処理して下層の編組24と絶縁体22を剥き出しにし、剥き出した編組24の端部は、金属製カラー26と金属製の取付ブラケット29に接続している。取付ブラケット29はアース接地された機器側ケースなどに結合される。編組24をそれら金属製カラー26と取付ブラケット29を介して機器側ケースに接続することでシールド導通させ、シールド電線20で発生した電磁波をシールド導通経路で吸収する。また、編組24のそうしたシールド接続部を覆って溶融樹脂を射出し、2色成形法で内側の被覆モールド28Aと外側の被覆モールド28Bを設けることにより、電磁波シールド構造による電気コネクタを構成している。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−23179号公報(第2頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1及び図15で示した電気コネクタとしての電磁波シールド構造には、いずれも、次の点に問題がある。
【0009】
まず、特許文献1に記載される図14の従来構造の場合、金属製シェル1に編組6をシールド導通させるために金属製ネット8といった面倒なつなぎ部材を用い、この金属製ネット8を熱収縮チューブ9で金属製シェル1に押しつけていることである。金属製ネット8や熱収縮チューブ9といった高価につく部材の点数が増加してコスト的に不利である他、熱収縮チューブ9による熱収縮力だけでは金属製ネット8を金属製シェル1に押しつける力が不十分である。そのため、シールド抵抗も不安定で有効な電磁波シールドを行えず、編組6から金属製シェル1へのシールド導通に対する信頼性に欠ける。加えて、仮に熱収縮チューブ9が破れなどの損傷を受けた場合、金属製ネット8が外れて金属製シェル1と編組6のつなぎの役割を失って電気的な不導通を引き起こし、本来の電磁波シールド機能を損なう懸念がある。
【0010】
また、図15の構造の場合、シールド電線20の編組24を機器側ケースなどに接続するために、シールド導通を中継する部材として金属製カラー26や取付ブラケット29を用いている。また、編組24と取付ブラケット29を接続した後、内外2層の被覆モールド28A,28Bを成形している。すなわち、部材点数が多く、しかもモールド成形に至るまでの製造工程が非常に複雑であり、勢い製造コストが高騰する。加えて、被覆モールド28A,28Bがシールド電線20の異質樹脂のシース23と絶縁体22に接触し、その上金属製カラー26,取付ブラケット29にも接触していることである。物性上、同一樹脂でもって異質の樹脂や金属との接触層を形成することは、界面において十分な密着性が得られるとは考え難いといった構造的な問題もある。
【0011】
また一方、特許文献1に記載される図14の構造と、図15の構造に共通する問題としては、導体や端子金具が露出しており、外部からの雨水の侵入などに対する防水性、機器側で使用される潤滑油などの油類が外部に漏出するのを防止する耐漏油性が考慮されていないことである。特に、後者の図15に示す構造では、シールド電線20端末の導体21と端子金具25に伝わって機器側で使用される潤滑油などの油類が外部に漏出して他機器に害などを及ぼす懸念がある。モールド成形による電気コネクタの場合、雨水が付着した場合の変質などに対する耐久性、油が付着した場合の変質などに対する耐久性は異なり、被覆モールド28A,28Bの一遍通りの樹脂材質ではそうした水と油への特性に対応しきれない。
【0012】
したがって、本発明の目的は、特に大電流・高電圧の配索電線から発生する電磁波に対して低コストで満足すべきシールド性能が得られ、また雨水や油類に対しても所要の防油水性を備えた電磁波シールド構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載の防油水性を備えた電磁波シールド構造は、チューブ形状の導電性の編組で外側から覆われた電線の端末の絶縁体を皮剥処理し、露出させた導体に端子金具を圧着した電線端末部からなっている電気コネクタを備え、アース接地された導電性の被取付体に前記端子金具を挿通させた状態で前記電気コネクタを結合して取り付け、電線から発生する電磁波を前記編組によって吸収する電磁波シールド構造であって,前記電線に末端部を密に装着し、先端部に装着具を形成し前記電線端末部を覆うグロメットと,前記端子金具に密に嵌合し、該端子金具嵌合部の端子金具先端側に形成される充填部に充填剤が注入され、該端子金具嵌合部の前記電線導体圧着側に前記グロメット先端部が密に嵌着してなるハウジングと,前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングとグロメットとからなる電気コネクタ本体全体を外側から覆い電磁波シールドターミナルを形成する導電性シェルと,前記導電性シェルに取付固定し、前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングを前記導電性シェルに収納保持するシールドストッパーと,を備えて構成されていることを特徴とする。
【0014】
このように構成されるものであるから請求項1に記載の発明によると、特に大電流・高電圧の配索電線から発生する電磁波に対して低コストで満足すべきシールド性能が得られ、また雨水や油類に対しても所要の防油水性を確保することができる。
【0015】
また、請求項2に記載の防油水性を備えた電磁波シールド構造は、チューブ形状の導電性の編組で外側から覆われた電線の端末の絶縁体を皮剥処理し、露出させた導体に端子金具を圧着した電線端末部からなっている電気コネクタを備え、アース接地された導電性の被取付体に前記端子金具を挿通させた状態で前記電気コネクタを結合して取り付け、電線から発生する電磁波を前記編組によって吸収する電磁波シールド構造であって,前記電線に末端部を密に装着し、先端部に装着具を形成し前記電線端末部を覆うグロメットと,前記端子金具に密に嵌合し、前記端子金具嵌合部の端子金具先端側に形成される円柱部の外壁面を覆い、前記端子金具を覆って熱収縮チューブを装着し、該熱収縮チューブを加熱して収縮させ、該熱収縮チューブの収縮力によって、前記円柱部から突出する端子金具との密封を図り、該端子金具嵌合部の前記電線導体圧着側に前記グロメット先端部が密に嵌着してなるハウジングと,前記端子金具にグロメット先端部を密に嵌着するハウジングとグロメットとからなる電気コネクタ本体全体を外側から覆い電磁波シールドターミナルを形成する導電性シェルと,前記導電性シェルに取付固定し、前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングを前記導電性シェルに収納保持するシールドストッパーと,を備えてなる防油水性を備えて構成されていることを特徴とする。
【0016】
このように構成されるものであるから請求項2に記載の発明によると、特に大電流・高電圧の配索電線から発生する電磁波に対して低コストで満足すべきシールド性能が得られ、また雨水や油類に対しても所要の防油水性を確保することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にについて説明する。
図1〜図6には、本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造の第1の実施の形態が示されている。
図1は防油水性を備えた電磁波シールド構造が適用された電気コネクタの全体斜視図、図2は図1に図示の電気コネクタの分解斜視図、図3は電磁波シールド構造が適用された電気コネクタを被取付体に装着した状態を示す図、図4は図3に図示電気コネクタの一部断面図、図5は図1に図示電気コネクタの編組を装着していない状態の全体斜視図、図6は編組を装着していない状態の図1に図示電気コネクタの下側から見た全体斜視図である。
【0023】
図1〜図4において、3本の電線30の端末には、L字形状の端子金具33が圧着されており、この3本の電線30は、外側から導電性の素線をチューブ形状に編んだ編組60で覆われており、例えば大電流・高電圧によって発生する各電線30からの電磁波をその編組60で吸収して外部に放出されることがないようにシールドしてある。このシールド材である編組60としては、金属素線を編んだものの他、ポリエステルなどの樹脂線にCu(銅)メッキ仕上げした素線をスパイラルに巻き付けたものを網目素線とし、それを筒状に編んだものが良く知られている。このような編組60で覆われた3本の電線30の端末部を被覆してモールド成形し、以下に示す各部材からなる電気コネクタが構成されている。
【0024】
このような電気コネクには、電線端末部の全体を端子金具33の先端の接続部33bを被覆せずに残した状態で樹脂成形により覆った被覆モールド部40が設けられている。この被覆モールド部40のモールド本体41の一方側端部で、電線端末部の絶縁体32の端部に面する側には、シール部材装着用の第1凹部42が設けられている。また、モールド本体41の他方端側で、電線端末部から突出した端子金具33の接続部33bに臨む側には、シール部材装着用の第2凹部43が設けられている。
【0025】
モールド本体41のその第1凹部42には、後工程でモールド本体41の材質とは異なる樹脂を注入して防水シール部44が設けられている。この防水シール部44は電線30の端部の絶縁体32の表面に密着するようにして成形され、樹脂の材質に絶縁体32の表面に密着するホットメルトやエポキシ系樹脂が用いられている。また、他方側の第2凹部43には、同じく後工程で上記防水シール部44の樹脂材質と異なる樹脂を注入して防油水シール部45が設けられ、この防油水シール部45から端子金具33の接続部33bが突出した形となっている。防油水シール部45は樹脂製のモールド本体41と金属製の端子金具33といった異質の2つの部材に密着できる特性のホットメルトやエポキシ系樹脂が用いられている。
【0026】
編組60は、裾端部61を広げて上記のように構成されたモールド本体41の後部を覆っている。また、その裾端部61の近くではチューブ形状を二重に畳み重ねるようにして重なり部63が形成され、その重なり部63に設けた素孔64に、図2に示す鳩目形ワッシャ70が一体的に組み付けてセットされ、この鳩目形ワッシャ70に締結ボルト56を挿通させて裾端部61を次に説明する導電性シェルである金属製カバー50のブラケット54と固定バンド57のブラケット部57aと一緒に共締めしている。
【0027】
また、編組60の裾端部61でモールド本体41の後部を覆い、その裾端部61を外側から覆う金属製カバー50が備わっている。この金属製カバー50は、被覆モールド部40の全体を外側から覆える形状や大きさに形成され、カバー本体51の両端にブラケット53,54が設けられている。一方のブラケット54は締結ボルト56で上記編組60と鳩目形ワッシャ70を共締めして次に説明する固定バンド57との結合用である。そのカバー本体51の前部には位置決め孔51aが設けられ、モールド本体41の前部に突起状に設けてある位置決めリブ46を係合させて、モールド本体41とカバー本体51を互いに仮位置決めするようになっている。
【0028】
また、金属製カバー50と対をなす導電性で長帯形状の固定バンド57が備わり、両端のブラケット部57aで締結ボルト56により編組60や鳩目形ワッシャ70と共に金属製カバー50に結合することにより、モールド本体41を表裏両面から保持するようになっている。
【0029】
以上のように、3本の電線30を外側から覆う編組60の裾端部61でモールド本体41の後部を外側から覆い、それらを金属製カバー50と固定バンド57で両側から挟み込んで締結ボルト56で共締めすることにより、電気コネクタが形成される。
【0030】
図5および図6はいずれも、編組60を装着していない場合で、モールド本体41に設けたシール部材装着用の第1,第2凹部42,43にそれぞれ防水シール部44と防油水シール部45を樹脂注入して設ける前の段階を角度を変えて示す組立斜視図である。
【0031】
次に、以上の構成による本実施の形態の防油水性を備えた電磁波シールド構造の作用について説明する。
【0032】
図3および図4に示すように、電気コネクタにおける被覆モールド部40のモールド本体41の前部47を、例えば電気自動車搭載のモータにおけるアルミニウム製など導電性金属の外板ケースBに設けた電線引き込み口b1に嵌合させて取り付けて仮位置決めする。外板ケースBはアース接地Gされている。仮位置決め後、金属製カバー50のもう一方のブラケット53を締結ボルト(図示せず)で外板ケースBに結合して固定する。
【0033】
実機搭載による通電使用中、電線30に発生する電磁波は、編組60の裾端部61両側の重なり部63→鳩目形ワッシャ70→金属製カバー50と固定バンド57→外板ケースB→アース接地Gというシールド導通経路によって吸収される。
【0034】
また、電線30の外周を伝って図4中の白抜き矢印で示す雨水が浸入した場合、この雨水は被覆モールド部40における防水シール部44によって遮断され、外板ケースBの内部にまで達することなく、所要の防水性を確保する。
【0035】
一方、外板ケースBの内部では、モータ潤滑油などの油類が端子金具33の先端の接続部33bに付着してこれを伝わった場合、モールド本体41に設けられている防油水シール部45によって遮断され、外板ケースBから外部に漏出して他機器に影響を及ぼすことはない。そのようにして防油性を確保する。また、仮に外板ケースBの内部で発生した水滴などが端子金具33の接続部33bに付着してケース外部に漏出しようとする場合も、上記油類の場合と同様に防油水シール部45によって遮断される。
【0036】
したがって、被覆モールド部40における一方側の防水シール部44としては、電線30を伝って電気コネクタ内部に浸入しようとする雨水などが端末部の絶縁体32の表面に付着した場合でも、水に対して劣化などを防ぐ材質のものが選定される。それに対して、他方側の防油水シール部45としては、外板ケースBの内部からの油または水が付着した場合でも、それら油水に対して劣化などを防ぐ材質のものが選定される。この防油水シール部45の場合、金属の端子金具33と樹脂のモールド本体41の両部に相性が良好で接触界面の密着性が維持できる材質のものであることは前述のとおりである。
【0037】
また、モールド本体41の一方端部と他方端部にそうした異質の防水シール部44と防油水シール部45を後付けで設けるためのシール部材装着用の第1,第2凹部42,43を設けているが、それは次の理由からである。すなわち、本例の場合の端子金具33は、電線側導体31にかしめ加工などして圧着する圧着部33aと、L字形の先部に機器側のモータ入出力端子にボルト結合などするためのボルト孔33c付きの接続部33bを設けた平坦な金属材料を加工したものである。そうした平坦形状の安価な端子金具に対して、筒形にプレス加工などされたパワー端子などと呼ばれる高価な端子金具も周知である。そのように形状や種類の異なる端子金具に対して、予め設けられている第1,第2凹部42,43に後付けで適応する樹脂材質の防水シール部44と防油水シール部45を充填して設けることができるので、汎用性が高まる。
【0038】
なお、以上は第1,第2凹部42,43に後付けで樹脂充填して防水シール部44と防油水シール部45を設けた場合が示されたが、そうした樹脂注入方式に代えて、弾性ゴム質の材料を筒形に成形したパッキン部材を防水シール部44または防油水シール部45として装着する構造でもよい。
【0039】
また、本例では、編組60に設けた重なり部63で締結ボルト56により金属製カバー50と固定バンド57に共締めするための導電性の鳩目形ワッシャ70が図2中で拡大して示された。この鳩目形ワッシャ70は、モータ外板ケースBにシールド導通させるための金属製カバー50や固定バンド57と同じく電磁波シールドターミナル機能を有する部材といえる。例えば、金属板をプレス打ち抜き成形などして、円板座の中心に締結ボルト56を通すボルト孔71を有し、そのボルト孔71の孔縁から対向一対の編留め爪72を立ち上げている。この編留め爪72を外側に折り返して編組60の重なり部63に圧着して組み付けるようにしたものである。
【0040】
図7〜図12には、本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造の第2の実施の形態が示されている。
図7は防油水性を備えた電磁波シールド構造が適用された電気コネクタの全体斜視図、図8〜図10は図7に図示の電気コネクタの組立斜視図、図11は組上がった図7に図示の電気コネクタの下側から見た全体斜視図、図12は図7に図示の電気コネクタを被取付体に装着した状態の断面図である。
【0041】
図7〜図10において、電気コネクタ100は、シェル101内に電気コネクタ本体120が収納されて構成されている。このシェル101は、金属製(又は、導通性を有する樹脂製)で、一端が開放型の箱状に形成され、開放側の端部近傍には、深さが浅くなる方向に段差102が形成されている。さらに、段差102が形成されているシェル開放端103は、底面がテーパー状になって絞った状態となっている。そして、シェル開放端103で3本の電線122、123、124を覆う編組121の端部を挟み込んでいる。このシェル101には、シェル開放端103の対向側壁面端部にコの字状にフランジ104が設けられている。このフランジ104には、両端部にボルトを挿入するボルト孔105、106が設けられている。また、このシェル101のシェル開放端103の先端両壁面の上端部には、シールドストッパ取付用のフランジ107、108が設けられている。このシールドストッパ取付用のフランジ107、108には、ボルトを挿入するボルト孔109、110が設けられている。そして、このシェル101には、シェル開放端103の反対側の壁面111に適宜間隔で長方形状のスリット112、113、114が形成されている。このスリット112、113、114は、後述する樹脂製のハウジング131、132、133のフランジ状突起131C、132C、133Cを契合するためのものである。この樹脂製のハウジング131、132、133のフランジ状突起131C、132C、133Cをスリット112、113、114に契合することにより、樹脂製のハウジング131、132、133は、シェル101から外れ落ちることなく確実に装着される。
【0042】
また、電気コネクタ本体120は、以下のように構成される。すなわち、図8に示す如く、チューブ形状に編んだ編組121で覆われている3本の電線122、123、124は、電線122、123、124の各絶縁体122A、123A、124Aを剥離し、導体122B、123B、124Bが露出しており、この導体122B、123B、124BのそれぞれにL字形状の端子金具125、126、127が圧着されている。この電線122、123、124は、外側から導電性の素線を覆った編組121によって、例えば大電流・高電圧によって発生する電線122,123、124からの電磁波をその編組121で吸収して外部に放出されることがないようにシールドしてある。このシールド材である編組121としては、金属素線を編んだものの他、ポリエステルなどの樹脂線にCu(銅)メッキ仕上げした素線をスパイラルに巻き付けたものを網目素線とし、筒状に編んだものが良く知られている。この電線122,123、124のそれぞれには、グロメット128、129、130が嵌合してある。
【0043】
また、L字形状の端子金具125、126、127には、樹脂製のハウジング131、132、133がそれぞれ装着されるようになっている。この樹脂製のハウジング131は、円柱状に形成される円柱部131Aを有している。この円柱部131Aの一端には、所定の厚さを有し板状に形成され円柱部131Aの径と略同一の穴131Bの形成された係止部材131Cが設けられている。この係止部材131Cの穴131Bが後述するグロメット128、のグロメット先端部128Bを密に嵌合する部分である。また、樹脂製のハウジング131の円柱部131Aの他端には、充填部131Dが形成されており、この充填部131Dに後述する充填剤134が注入されるようになっている。
【0044】
また、この矩形状に形成される係止部材131Cの一辺には、係止部材131Cより外部に突出する係合突起131Eが設けられている。また、係止部材131Cの穴131Bには、長方形状の突起131Fが嵌合されている。そして、このハウジング131には、長方形状の突起131Fから円柱部131Aに通るスリット131Gが形成されいる。このスリット131GにL字形状の端子金具125を嵌合することによって、ハウジング131を端子金具125に装着している。このハウジング131を端子金具125に装着した状態が、図9に示す状態である。
【0045】
また、L字形状の端子金具126、127に嵌着される樹脂製のハウジング132、133も樹脂製のハウジング131と同様の構成になっているので、ここでは説明を省略する。
【0046】
このように電気コネクタを組み立てるには、まず、L字形状の端子金具125、126、127の先端部125A、126A、127Aを樹脂製ハウジング131、132、133のスリット131G、132G、133Gに嵌合し、樹脂製ハウジング131、132、133を端子金具125、126、127のL字近傍まで摺動させる。しかる後、樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに充填剤134、135、136を注入する。この充填剤134、135、136には、鋼材と樹脂への密着性が良く耐油性、耐熱性のある充填剤で、例えば、ウレタン、アクリル、エポキシ、ホットメルト等がある。
【0047】
この樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに充填剤134、135、136を注入すると、樹脂製ハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133AにOリング137、138、139を装着する。このOリング137、138、139は、脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aを被取付体200に形成されている取付孔201〜203に装着したときに、脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aと被取付体200の取付孔201〜203との隙間を埋めるためのものである。
【0048】
このように端子金具125、126、127に樹脂製ハウジング131、132、133を装着すると、予め電線122,123、124に嵌合してあるグロメット128、129、130のグロメット先端部128B、129B、130Bを樹脂製ハウジング131、132、133の係止部材131C、132C、133Cの穴131B、132B、133Bに密に嵌合する。これによって、電線122,123、124と樹脂製ハウジング131、132、133との間は、グロメット128、129、130のグロメット末端部128A、129A、130Aの部分で電線122,123、124と、グロメット128、129、130のグロメット先端部128B、129B、130Bの部分で樹脂製ハウジング131、132、133と密閉されることになる。
【0049】
このように樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに充填剤134、135、136を注入し、グロメット128、129、130のグロメット先端部128B、129B、130Bを樹脂製ハウジング131、132、133の係止部材131C、132C、133Cの穴131B、132B、133Bに密に嵌合すると、この樹脂製ハウジング131、132、133とグロメット128、129、130を結合した端末は、樹脂製ハウジング131、132、133の係止部材131C、132C、133Cの係合突起131E、132E、133Eをシェル101のスリット112、113、114に嵌合して、シェル101に組み付ける。
【0050】
しかる後、シールドストッパー140をシェル101に取り付ける。このシールドストッパー140は、シェル101の開口部と同様の形状を有し、一端にシェル101のフランジ107、108に合わせるフランジ141、142が設けられており、このランジ141、142には、ボルトを挿入するボルト孔143、144が設けられている。また、シールドストッパー140に形成される凹部145、146、147は、樹脂製のハウジング131、132、133の係止部材131C、132C、133Cの円柱部131A、132A、133A取付側に形成される突状係合起148、149、150に係合させるもので、このシールドストッパー140は、樹脂製のハウジング131、132、133の係止部材131C、132C、133Cを押さえ付けて、樹脂製のハウジング131、132、133がシェル101内に装着され飛び出すことがないようにする役目を果たしている。
【0051】
このようにシェル101にシールドストッパー140を装着し、シェル101のフランジ107、108とシールドストッパー140のフランジ141、142を合わせ、ボルト孔109、110とボルト孔143、144にボルト151、152を挿入し固定する。すると、電線122、123、124を覆った編組121は、その端部がシェル101とシールドストッパー140によって固定され、図11に示す如く電気コネクタ100が構成される。
【0052】
このように構成された電気コネクタ100は、グロメット128、129、130によって、グロメット末端部128A、129A、130Aの部分で電線122,123、124に密着しており電線122,123、124から伝わって水がグロメット128、129、130の内部に侵入するのを防止している。また、このように構成された電気コネクタ100は、グロメット先端部128B、129B、130Bを樹脂製のハウジング131、132、133に密に嵌合することによって、シェル101内に侵入した水が樹脂製のハウジング131、132、133を通して端子金具125、126、127の先端部125A、126A、127Aの方向に流れ、端子金具125、126、127の先端部125A、126A、127Aから被取付体の内部に侵入するのを防止している。
【0053】
このように構成された電気コネクタ100を被取付体200に取り付けた状態が図12に示されている。このように被取付体200に電気コネクタ100を取り付けるには、シールドストッパー140を被取付体200側にして、樹脂製のハウジング131、132、133の他端のそれぞれの筒部に対応して被取付体200に形成されている取付孔201〜203に、樹脂製のハウジング131、132、133の他端のそれぞれの筒部を嵌着する。しかる後、電気コネクタ100は、シェル101をフランジ104に設けられているボルト孔105、106にボルトを挿入して、ボルトで被取付体200に固定する。
【0054】
このようにボルトで電気コネクタ100のシェル101を被取付体200に固定すると、電気コネクタ100は、グロメット128、129、130によって、電線122,123、124側から伝ってくる水は、グロメット末端部128A、129A、130Aの部分の電線122,123、124への密着によって、シェル101内に侵入した水は、グロメット先端部128B、129B、130Bの樹脂製のハウジング131、132、133への密な嵌合によって、完全に防止することができる。
【0055】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
図12に示すように、電気コネクタ100におけるグロメット128、129、130のグロメット先端部128B、129B、130Bの部分に取り付けられている樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aのそれぞれを、例えば、電気自動車搭載のモータにおけるアルミニウム製など導電性金属の被取付体200に設けた取付孔201〜203に嵌合させて取り付けて仮位置決めする。被取付体200は図示していないが、接地されている。仮位置決め後、金属製のシェル101をボルト(図示せず)をボルト孔105、106に挿入して、ボルトで被取付体200に固定する。
【0056】
実機搭載による通電使用中、電線122,123、124に発生する電磁波は、編組121→金属製のシェル101→被取付体200→接地というシールド導通経路によって吸収される。
【0057】
また、電線122,123、124の外周を伝ってシェル101内に雨水が浸入した場合、この雨水はグロメット先端部128B、129B、130Bの樹脂製のハウジング131、132、133への密な嵌合、さらには樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの外壁面に装着されるOリング137、138、139の作用によって遮断され、被取付体200の内部にまで達することなく、所要の防水性を確保することができる。
【0058】
一方、被取付体200の内部では、モータ潤滑油などの油類が端子金具125、126、127の先端部125A、126A、127Aに付着してこれを伝わった場合、樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに注入された充填剤134、135、136によって遮断され、被取付体200から外部に漏出して他機器に影響を及ぼすことはない。このように被取付体200内にあるモータ潤滑油などの油類は、漏出が防止され、防油性が確保されている。また、仮に被取付体200の内部で発生した水滴などが端子金具125、126、127の先端部125A、126A、127Aに付着して被取付体200の外部に漏出しようとする場合も、樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに注入された充填剤134、135、136によって遮断される。
【0059】
図13には、本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造の樹脂製のハウジングの被取付体200側の防油水シールの別な実施の形態が示されている。図10に図示の実施の形態と異なる点は、樹脂製ハウジング131、132、133との円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133D側と端子金具125、126、127との封止を、図10に図示の実施の形態が円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに充填剤134、135、136に注入することによって行うのに対し、本実施の形態が、円柱部131A、132A、133Aと端子金具125、126、127に掛けて熱収縮チューブ160、161,162を加熱収縮させて行っている点である。
【0060】
すなわち、図10に図示の実施の形態は、樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの充填部131D、132D、133Dに充填剤134、135、136を充填して、この充填剤充填剤134、135、136によって被取付体200内にあるモータ潤滑油などの油類の漏出を防止している。これに対し、本実施の形態は、樹脂製のハウジング131、132、133の円柱部131A、132A、133Aの外壁面を覆い、端子金具125、126、127を覆って熱収縮チューブ160、161,162を装着し、この熱収縮チューブ160、161,162を加熱して収縮させ、この熱収縮チューブ160、161,162の収縮力によって、
長方形状の突起131F、132F、133Fから円柱部131A、132A、133Aに通るスリット131G、132G、133Gと、このスリット131G、132G、133Gから突出する端子金具125、126、127との密封を図り、被取付体200内にあるモータ潤滑油などの油類の漏出を防止している。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように構成されているので、以下のような効果を奏する。
【0062】
請求項1に記載の発明によれば、特に大電流・高電圧の配索電線から発生する電磁波に対して低コストで満足すべきシールド性能が得られ、また雨水や油類に対しても所要の防油水性を確保することができる。
【0064】
請求項2に記載の発明によれば、特に大電流・高電圧の配索電線から発生する電磁波に対して低コストで満足すべきシールド性能が得られ、また雨水や油類に対しても所要の防油水性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造を設けた電気コネクタの第1の実施の形態を示す組立斜視図である。
【図2】同実施の形態の分解斜視図であ。
【図3】同実施の形態において本構造を被取付体であるモータ外板ケースに結合する各部材からなる構造の組立側面図である。
【図4】同実施の形態において本構造を被取付体であるモータ外板ケースに結合する各部材からなる構造の組立断面図である。
【図5】同実施の形態において編組を装着していない状態を示す組立斜視図である。
【図6】同実施の形態において要部であるシール樹脂充填用凹部に防油水シール部を後付けして設ける前の外観を示す組立斜視図である。
【図7】本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造を設けた電気コネクタの第2の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図8】図7に図示の電気コネクタの組立斜視図である。
【図9】図7に図示の電気コネクタの組立斜視図である。
【図10】図7に図示の電気コネクタの組立斜視図である。
【図11】組上がった図7に図示の電気コネクタの下側から見た全体斜視図である。
【図12】図7に図示の電気コネクタを被取付体に装着した状態の断面図である。
【図13】本発明に係る防油水性を備えた電磁波シールド構造を設けた電気コネクタの第3の実施の形態を示す電気コネクタの組立斜視図である。
【図14】電磁波シールド構造に関する従来構造の一例を示す組立側面断面図である。
【図15】他の電磁波シールド構造に関する従来構造の一例を示す組立側面断面図である。
【符号の説明】
30…………………………………………電線
31…………………………………………導体
32…………………………………………絶縁体
33…………………………………………端子金具
33a………………………………………圧着部
33b………………………………………接続部
40…………………………………………被覆モールド部
41…………………………………………モールド本体
42,43…………………………………シール部材装着用の第1,第2凹部
44…………………………………………防水シール部
45…………………………………………防油水シール部
50…………………………………………金属製カバー(導電性シェル)
57…………………………………………固定バンド
60…………………………………………編組
61…………………………………………裾端部
63…………………………………………重なり部
70…………………………………………鳩目形ワッシャ
B……………………………………………モータの外板ケース(被取付体)
b1…………………………………………電線引き込み口
100………………………………………電気コネクタ
101………………………………………シェル
120………………………………………電気コネクタ本体
121………………………………………編組
122、123、124…………………電線
125、126、127…………………端子金具
125A、126A、127A…………先端部
128、129、130…………………グロメット
128A、129A、130A…………グロメット末端部
128B、129B、130B…………グロメット先端部
131、132、133…………………ハウジング
131A、132A、133A…………円柱部
131D、132D、133D…………充填部
134、135、136…………………充填剤
140………………………………………シールドストッパー
160、161,162…………………熱収縮チューブ

Claims (2)

  1. チューブ形状の導電性の編組で外側から覆われた電線の端末の絶縁体を皮剥処理し、露出させた導体に端子金具を圧着した電線端末部からなっている電気コネクタを備え、アース接地された導電性の被取付体に前記端子金具を挿通させた状態で前記電気コネクタを結合して取り付け、電線から発生する電磁波を前記編組によって吸収する電磁波シールド構造であって,
    前記電線に末端部を密に装着し、先端部に装着具を形成し前記電線端末部を覆うグロメットと,
    前記端子金具に密に嵌合し、該端子金具嵌合部の端子金具先端側に形成される充填部に充填剤が注入され、該端子金具嵌合部の前記電線導体圧着側に前記グロメット先端部が密に嵌着してなるハウジングと,
    前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングとグロメットとからなる電気コネクタ本体全体を外側から覆い電磁波シールドターミナルを形成する導電性シェルと,
    前記導電性シェルに取付固定し、前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングを前記導電性シェルに収納保持するシールドストッパーと,
    を備えてなる防油水性を備えた電磁波シールド構造。
  2. チューブ形状の導電性の編組で外側から覆われた電線の端末の絶縁体を皮剥処理し、露出させた導体に端子金具を圧着した電線端末部からなっている電気コネクタを備え、アース接地された導電性の被取付体に前記端子金具を挿通させた状態で前記電気コネクタを結合して取り付け、電線から発生する電磁波を前記編組によって吸収する電磁波シールド構造であって,
    前記電線に末端部を密に装着し、先端部に装着具を形成し前記電線端末部を覆うグロメットと,
    前記端子金具に密に嵌合し、前記端子金具嵌合部の端子金具先端側に形成される円柱部の外壁面を覆い、前記端子金具を覆って熱収縮チューブを装着し、該熱収縮チューブを加熱して収縮させ、該熱収縮チューブの収縮力によって、前記円柱部から突出する端子金具との密封を図り、該端子金具嵌合部の前記電線導体圧着側に前記グロメット先端部が密に嵌着してなるハウジングと,
    前記端子金具にグロメット先端部を密に嵌着するハウジングとグロメットとからなる電気コネクタ本体全体を外側から覆い電磁波シールドターミナルを形成する導電性シェルと,
    前記導電性シェルに取付固定し、前記グロメット先端部を密に嵌着するハウジングを前記導電性シェルに収納保持するシールドストッパーと,
    を備えてなる防油水性を備えた電磁波シールド構造。
JP2002277195A 2002-09-24 2002-09-24 防油水性を備えた電磁波シールド構造 Expired - Fee Related JP3966407B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002277195A JP3966407B2 (ja) 2002-09-24 2002-09-24 防油水性を備えた電磁波シールド構造
US10/667,409 US6815610B2 (en) 2002-09-24 2003-09-23 Electromagnetic shielding structure
DE10344258A DE10344258B4 (de) 2002-09-24 2003-09-23 Steckverbinder mit einer elektromagnetischen Abschirmanordnung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002277195A JP3966407B2 (ja) 2002-09-24 2002-09-24 防油水性を備えた電磁波シールド構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004119047A JP2004119047A (ja) 2004-04-15
JP3966407B2 true JP3966407B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=31973239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002277195A Expired - Fee Related JP3966407B2 (ja) 2002-09-24 2002-09-24 防油水性を備えた電磁波シールド構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6815610B2 (ja)
JP (1) JP3966407B2 (ja)
DE (1) DE10344258B4 (ja)

Families Citing this family (84)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3909763B2 (ja) * 2002-11-20 2007-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド機能を備えた車両用導電路
DE10350724B4 (de) * 2003-10-30 2015-02-05 Hottinger Baldwin Messtechnik Gmbh Kabelanschlusseinheit für technische Geräte
JP2005235424A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Yazaki Corp 電磁波シールドコネクタ
DE102005012152A1 (de) * 2005-03-16 2006-05-24 Siemens Ag Stecker-/Kabel-Verbindung
JP4579059B2 (ja) * 2005-06-07 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 シールドシェル
CN101208756B (zh) * 2005-07-05 2011-10-26 株式会社自动网络技术研究所 屏蔽导线
JP4653613B2 (ja) * 2005-09-22 2011-03-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールドコネクタ
US7351066B2 (en) 2005-09-26 2008-04-01 Apple Computer, Inc. Electromagnetic connector for electronic device
US7311526B2 (en) 2005-09-26 2007-12-25 Apple Inc. Magnetic connector for electronic device
US7431593B2 (en) * 2006-02-23 2008-10-07 Thomas & Betts International, Inc. ADSL wire bonding and grounding clamp
JP5114433B2 (ja) * 2007-01-25 2013-01-09 日本板硝子株式会社 端子封止装置
JP4974153B2 (ja) * 2007-03-23 2012-07-11 古河電気工業株式会社 シールド端末処理構造
JP4976185B2 (ja) * 2007-04-12 2012-07-18 古河電気工業株式会社 機器用シールドコネクタ及びワイヤーハーネス
JP4998193B2 (ja) * 2007-10-11 2012-08-15 住友電装株式会社 電気接続箱
JP5028220B2 (ja) * 2007-10-31 2012-09-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動パワーステアリング用モータ、それに用いられる電磁シールド構造および電磁シールド方法
JP5186186B2 (ja) * 2007-11-15 2013-04-17 矢崎総業株式会社 シールドシェルの取付構造
JP5206480B2 (ja) * 2009-02-23 2013-06-12 住友電装株式会社 コネクタ装置
JP5528007B2 (ja) * 2009-05-13 2014-06-25 矢崎総業株式会社 シールド電線の固定構造およびその固定方法
JP5210965B2 (ja) * 2009-05-22 2013-06-12 矢崎総業株式会社 防水シールドコネクタ
JP5467850B2 (ja) * 2009-12-03 2014-04-09 矢崎総業株式会社 L字型コネクタ
JP5572372B2 (ja) * 2009-12-07 2014-08-13 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造及びワイヤハーネス
JP5489691B2 (ja) * 2009-12-16 2014-05-14 矢崎総業株式会社 L字型端子の絶縁構造
FR2954607B1 (fr) * 2009-12-23 2019-10-18 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de connexion pour alimenter un equipement electrique
JP2011154864A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Yazaki Corp コネクタ
JP5293644B2 (ja) * 2010-03-02 2013-09-18 住友電装株式会社 ワイヤハーネスの配索構造
JP5624805B2 (ja) * 2010-06-10 2014-11-12 矢崎総業株式会社 シールド端末接続構造及び方法
JP5885013B2 (ja) * 2010-09-22 2016-03-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
CN203722002U (zh) 2010-12-15 2014-07-16 3M创新有限公司 电连接器以及电气组件
JP5711548B2 (ja) 2011-01-21 2015-05-07 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5626047B2 (ja) * 2011-03-15 2014-11-19 住友電装株式会社 機器用コネクタ
JP5637412B2 (ja) * 2011-03-17 2014-12-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP5751875B2 (ja) * 2011-03-22 2015-07-22 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
JP5743664B2 (ja) 2011-04-13 2015-07-01 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
US9318849B2 (en) * 2011-04-14 2016-04-19 Yazaki Corporation Shielded connector
JP5902895B2 (ja) * 2011-06-29 2016-04-13 矢崎総業株式会社 シールド電線の固定構造
US8888500B2 (en) 2011-06-30 2014-11-18 Apple Inc. Robust magnetic connector
JP5861289B2 (ja) * 2011-07-13 2016-02-16 住友電装株式会社 コネクタ
US9065205B2 (en) 2011-08-11 2015-06-23 Apple Inc. Connector insert having a cable crimp portion with protrusions and a receptacle having label in the front
JP5751194B2 (ja) * 2011-09-08 2015-07-22 日立金属株式会社 コネクタ及びワイヤハーネス
US20140308847A1 (en) * 2011-11-24 2014-10-16 Yazaki Corporation Braid fixture
JP6002985B2 (ja) * 2011-12-27 2016-10-05 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス用中間部材及びワイヤハーネス
JP5876288B2 (ja) * 2011-12-28 2016-03-02 矢崎総業株式会社 電線分岐構造
JP5307277B1 (ja) 2012-07-12 2013-10-02 古河電気工業株式会社 コネクタ及びコネクタの接続構造
KR101959106B1 (ko) * 2012-10-15 2019-03-15 앱티브 테크놀러지스 리미티드 전기 접속 시스템
JP2014093176A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Yazaki Corp オートマチックトランスミッション用コネクタ
JP6247437B2 (ja) * 2012-11-26 2017-12-13 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5915939B2 (ja) * 2013-01-16 2016-05-11 住友電装株式会社 グロメット保護部材及び電線接続装置
JP6141094B2 (ja) * 2013-05-07 2017-06-07 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスのシールド構造
JP6036653B2 (ja) * 2013-11-12 2016-11-30 住友電装株式会社 シールドコネクタ
JP6108189B2 (ja) * 2013-11-12 2017-04-05 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
US9466404B2 (en) * 2013-12-13 2016-10-11 Rohr, Inc. Rigid/pliable sectional resin infused shielded wire harness
JP6200322B2 (ja) * 2013-12-26 2017-09-20 矢崎総業株式会社 コネクタ
US9337567B2 (en) * 2014-03-31 2016-05-10 Lear Corporation Seal for an electric terminal
DE102014104902A1 (de) * 2014-04-07 2015-10-08 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Schutzblech für ein Steckverbindersystem
JP2015207399A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
JP2015225712A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社エクセル電子 電子機器の防水接続器具及び電子機器
JP5897091B1 (ja) * 2014-10-14 2016-03-30 三菱電機株式会社 シールドケース
DE202015100962U1 (de) * 2015-02-27 2016-05-30 Leoni Bordnetz-Systeme Gmbh HV-Kabelsatz
DE102015003061A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Abgeschirmte Verkabelung, abschirmendes Glied und Verfahren zum Herstellen einer abgeschirmten Verkabelung
US9608417B2 (en) * 2015-04-07 2017-03-28 Bridgeport Fittings, Inc. Electrical fitting for non-metallic electrical cable
JP6141363B2 (ja) * 2015-07-22 2017-06-07 住友電装株式会社 シールドコネクタ
KR102485025B1 (ko) * 2015-09-14 2023-01-05 엘지이노텍 주식회사 일체형 케이블 및 이를 포함하는 모터 어셈블리
FR3041487B1 (fr) * 2015-09-18 2017-11-17 Soc D'exploitation Des Procedes Marechal Contact electrique et socle de prise comprenant un tel contact electrique
JP6205397B2 (ja) * 2015-10-28 2017-09-27 住友電装株式会社 シールドコネクタ
JP6259440B2 (ja) * 2015-12-08 2018-01-10 住友電装株式会社 コネクタ
ITUB20159751A1 (it) * 2015-12-30 2017-06-30 Johnson Electric Asti S R L Cablaggio con connettore integrato, particolarmente per autoveicoli.
MX367728B (es) * 2016-05-25 2019-09-04 Nissan Motor Dispositivo de recepcion de energia sin contacto.
KR102627602B1 (ko) * 2016-07-05 2024-01-24 에이치엘만도 주식회사 전장기기의 쉴드와이어 접지 구조
CN110268606B (zh) * 2017-02-06 2021-11-19 Lg伊诺特有限公司 电机
KR102396103B1 (ko) * 2017-07-10 2022-05-10 엘지이노텍 주식회사 커넥터 및 컨버터
USD875689S1 (en) 2018-02-09 2020-02-18 Bridgeport Fittings, Llc Cable securing device for non-metallic electrical cable
JP6955219B2 (ja) * 2018-03-30 2021-10-27 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
US11339823B2 (en) 2018-08-09 2022-05-24 J.S.T. Corporation System and method for sealing a metal fastener from electrolyte in an area of dissimilar metals
US10923863B2 (en) 2018-12-04 2021-02-16 J.S.T. Corporation High voltage connector and method for assembling thereof
CN112534656B (zh) * 2019-02-08 2023-11-10 J.S.T.公司 用于使用导电壳体的连接器的电磁干扰(emi)接地保护方法
JP7063286B2 (ja) * 2019-02-11 2022-05-09 住友電装株式会社 コネクタ
JP7115349B2 (ja) * 2019-02-11 2022-08-09 住友電装株式会社 コネクタ
US10923860B2 (en) 2019-02-25 2021-02-16 J.S.T. Corporation Method for shielding and grounding a connector assembly from electromagnetic interference (EMI) using conductive seal and conductive housing
US10804655B2 (en) 2019-02-28 2020-10-13 J.S.T. Corporation Method for electromagnetic interference (EMI) protection for a connector assembly using a conductive seal
JP6898380B2 (ja) * 2019-04-04 2021-07-07 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7159971B2 (ja) * 2019-05-13 2022-10-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ及びカップリング構造
US11424573B2 (en) 2020-09-24 2022-08-23 Apple Inc. Magnetic connectors with self-centering floating contacts
JP2022151014A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 住友電装株式会社 コネクタ
KR20240067504A (ko) * 2022-11-09 2024-05-17 현대자동차주식회사 전자파 차폐 장치

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1765044U (de) * 1957-09-09 1958-04-17 Siemens Ag Zugfeste und wasserdichte verbindung eines ortsbeweglichen fernmeldekabels mit dem stecker.
US4266844A (en) * 1979-08-20 1981-05-12 Bolt Associates, Inc. High strength submersible electrical cable and connector assembly
DE8504019U1 (de) * 1985-02-13 1985-05-23 Reimer, Karl, 6334 Hattersheim Stecker für elektrische Verbindungen, insbesondere 400 Hz Flugzeugstecker
JP2620442B2 (ja) 1991-09-21 1997-06-11 ジューキ 株式会社 上糸供給装置
JPH0623179U (ja) * 1992-02-04 1994-03-25 日本航空電子工業株式会社 シールドケーブル用コネクタ
JP3211587B2 (ja) * 1994-09-27 2001-09-25 住友電装株式会社 シールド電線のアース構造
DE4446747C2 (de) * 1994-12-24 1998-04-09 Erni Elektroapp Steckerleiste
DE19528678C1 (de) * 1995-07-19 1997-01-23 Ifm Electronic Gmbh Einbaustecker
DE19636119A1 (de) * 1996-09-06 1998-03-12 Teves Gmbh Alfred Steckverbindung zur Herstellung eines feuchtigkeitsdichten elektrischen Übergangs
DE19713241A1 (de) * 1996-09-28 1998-04-02 Harting Kgaa Steckverbindung für Koaxialkabel
DE19726419A1 (de) * 1997-06-23 1999-01-28 Daimler Benz Aerospace Airbus Heizleiter-Verbindungssystem in einem Flugzeug
US6042396A (en) * 1997-10-03 2000-03-28 Yazaki Corporation Terminal treatment structure of a shield wire
JP3624720B2 (ja) 1998-10-29 2005-03-02 住友電装株式会社 太陽電池モジュール用端子ボックス装置
DE19853927B4 (de) * 1998-11-23 2005-12-01 Btr Blumberger Telefon- Und Relaisbau Albert Metz Anschlußdose für abgeschirmte Kabel
US6261108B1 (en) 1999-04-15 2001-07-17 Harness System Technologies Research, Ltd. Shield connector
DE19921539B4 (de) * 1999-05-11 2004-07-22 Siemens Ag Stecker für eine Kraftstoffpumpe eines Kraftfahrzeuges
JP2001273953A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Yazaki Corp シールドコネクタのシールド電線接続構造
JP2002075557A (ja) 2000-06-12 2002-03-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ
JP2002008791A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE10344258A1 (de) 2004-04-01
US6815610B2 (en) 2004-11-09
US20040057187A1 (en) 2004-03-25
DE10344258B4 (de) 2008-09-04
JP2004119047A (ja) 2004-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3966407B2 (ja) 防油水性を備えた電磁波シールド構造
JP3877139B2 (ja) 防水性を備えた電磁波シールド構造
US6781059B2 (en) Shielded wire
US8258402B2 (en) Shielded wire-grounding construction
JP2580724Y2 (ja) 機器直付用シールドコネクタ
JP3952439B2 (ja) 電磁波シールド構造
US7153146B2 (en) Termination structure of cable with shield layer
JP2002324627A (ja) 電磁波シールド構造
JP2009146771A (ja) 防水ジョイント部の形成方法および該方法で形成された防水ジョイント部を備えたワイヤハーネス
US4152538A (en) Pressurized cable termination seal and methods of making
US5536185A (en) Metallic connector housing
JP2011070848A (ja) シールドコネクタ
US20230283022A1 (en) Shielded electric connector
JP4097175B2 (ja) シールドコネクタ
JP2003317876A (ja) 電磁波シールド構造
JP3832809B2 (ja) 簡易電磁波シールド構造およびその製造装置
JP6992685B2 (ja) 電線の芯線露出部の防水構造
JP2005093198A (ja) シールド電線のアース処理構造
JP7365006B2 (ja) ワイヤハーネス
JP3883105B2 (ja) 簡易電磁波シールド構造およびその製造装置
JP2013182759A (ja) 圧着端子付き保護キャップおよび該保護キャップを用いた端末スプライス部の形成方法
JP4380939B2 (ja) 電線接続構造および機器ケース体内の空気抜き方法
JP6202055B2 (ja) シールド線のドレン線止水構造
JP2558758Y2 (ja) ボディアース構造を有するグロメット
KR19980018326A (ko) 전기 전선의 시일드 단부를 금속성 케이스 내에 삽입하는 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3966407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees