JP6036653B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラケットを備えたシールドコネクタに関する。
この種のシールドコネクタとして、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このシールドコネクタは、機器のケースに設けられた取付孔に嵌合可能とされている。また、シールドコネクタは、合成樹脂製のハウジングと、このハウジングを覆う金属製のシールドシェルとを備えて構成され、ハウジングには、シールドシェルを抜け止めする複数のロック部が形成されている。これらのロック部は片持ち状をなし、ハウジングの外周面に沿って嵌合方向後方に延出され、その延出端部に形成された係止突起がハウジングの外周面と交差する方向に変位可能とされている。
シールドシェルには、複数の電線を一括して覆う筒状のシールド部材(例えば編組線)が装着される筒部が形成されている。この筒部の外周にシールド部材を被せ、さらにその外周側からかしめリングをかしめることにより、シールド部材が筒部に圧着されている。ところで、上記したロック部は、筒部の後端開口縁に後方から係止しており、これによってシールドシェルがハウジングに対して抜け止め状態に保持されている。また、筒部は、母材となる金属板を絞り加工することによって一体に形成されたものである。このため、かしめ作業を行う前に、ハウジングから後方に引き出された電線を予め筒部に先通ししておく必要がある。
特開2010−225370号公報
しかしながら、筒状のシールド部材ではなく、例えばシート状をなすシールド部材を用いて後から電線に巻き付けるような場合には、筒部やかしめリングといった筒状の圧着部材を用いる代わりに、板状をなす圧着片を有するブラケットを用意し、この圧着片をシールド部材の周縁部に圧着した後に、このブラケットをハウジングに組み付ける方法が考えられる。ところが、この方法では、従来のロック部をそのまま使用することができなくなるため、新たな組み付け方法が必要になる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、板状をなす圧着片を有するブラケットをハウジングに組み付けできるようにすることを目的とする。
本発明は、機器のケースに取り付けられるシールドコネクタであって、樹脂製のハウジングと、このハウジングから引き出された電線と、導電性の金属からなり、電線に被せられてシールドするシールド部材と、シールド部材の周縁部に圧着される板状をなすシールド部材接続部を有しかつ機器のケースに接続されるケース接続部を有する一対のブラケットとを備え、一対のケース接続部は、対向状態で配置された一対のシールド部材接続部の側方に配されて重合状態でケースにボルト締結されており、ケース接続部には、孔を有する外れ止め部がケース接続部の周縁からハウジング側に張り出す形態で形成され、ハウジングには、孔に貫通して挿入される抜止突起が形成され、この抜止突起を孔に貫通して挿入することで一対のブラケットがハウジングに保持される構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、一対のシールド部材接続部を対向状態で配置するとともに一対のケース接続部を重合状態で配置し、重合状態とされた一対のケース接続部をケースにボルト締結することで一対のブラケットがケースに固定される。また、ハウジングの抜止突起をブラケットの外れ止め部の孔に貫通して挿入することで、一対のブラケットをハウジングに保持できる。このようにして、板状をなす圧着片を有するブラケットをハウジングに組み付けできる。
また、外れ止め部をハウジングの近くに配設できるため、ハウジングの保持突起を小型化することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
いずれか一方のケース接続部に保持突起が形成され、この保持突起を他方のケース接続部の周縁部に引っ掛けることで一対のケース接続部が重合状態に保持される構成としてもよい。
このような構成によると、一対のブラケットを近づけて一対のケース接続部を重合させた後、一方のケース接続部に形成された保持突起を他方のケース接続部の周縁部に引っ掛けることで一対のケース接続部を重合状態に保持できる。
一方のシールド部材接続部には他方のシールド部材接続部に向けて突出する装着突起が形成され、ハウジングには装着突起が挿入される装着孔が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、外れ止め部に加えて、装着突起を装着孔に挿入することによってブラケットをより安定してハウジングに組み付けることができる。
装着突起は、一対のシールド部材接続部にそれぞれ形成されており、一対の装着突起が挿入される一対の装着孔は、互いに連通している構成としてもよい。
このような構成によると、一対の装着突起を一対の装着孔に挿入することによって一対のブラケットをより安定してハウジングに組み付けることができる。
本発明によれば、板状をなす圧着片を有するブラケットをハウジングに組み付けることができる。
ワイヤハーネスの斜視図 ワイヤハーネスの分解斜視図 ワイヤハーネスのシールド部材を透過させて電線の配設状態を示した斜視図 ワイヤハーネスのシールド部材を透過させて電線の配設状態を示した正面図 ワイヤハーネスの正面図 図5において第1シールドコネクタを拡大して示した図 図6におけるA−A線断面図 第1上側ブラケットの正面図 図8におけるB−B線断面図 第1下側ブラケットの正面図 図10におけるC−C線断面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図11の図面を参照しながら説明する。本実施形態のワイヤハーネス10は、モータ(図示せず)と、インバータ(図示せず)との間を接続するパワーケーブルである。インバータは、モータに直結されており、インバータのケースに取り付けられたインバータ側端子台(図示せず)とモータのケースに取り付けられたモータ側端子台(図示せず)とが極めて近い距離で配置されている。ワイヤハーネス10の一端には、第1シールドコネクタ20が設けられ、ワイヤハーネス10の他端には、第2シールドコネクタ30が設けられている。第1シールドコネクタ20はモータ側端子台に嵌合して接続され、第2シールドコネクタ30はインバータ側端子台に嵌合して接続されるようになっている。
図3に示すように、第1シールドコネクタ20と第2シールドコネクタ30の間には、複数本(図示する場合は6本)の電線40が平行に並んで配設されている。この電線40は、銅または銅合金もしくはアルミまたはアルミ合金からなる素線を複数束ねてなる芯線と、この芯線を覆う絶縁性の樹脂からなる被覆とを備えて構成されている。また、電線40は、大電流用途に対応した太径の電線とされているものの、略90°に曲げ可能な程度の柔軟性を有している。複数本の電線40は、束ねられることなく横並びに並設されているため、複数本の電線40をまとめて略90°に曲げることが可能となっている。
次に、第2シールドコネクタ30の構成について簡単に説明する。図2に示すように、第2シールドコネクタ30は、合成樹脂製の第2ハウジング31と、この第2ハウジング31と一体に成形された第2端子32とを備えている。第2シールドコネクタ30には、金属プレート90が装着されており、この金属プレート90をインバータのケースにボルト締結することで、第2シールドコネクタ30がインバータのケースに固定される。
また、第2ハウジング31には、第2シールリング81が装着されており、金属プレート90をインバータのケースにボルト締結することに伴って、第2シールリング81が金属プレート90とインバータのケースの外面との間に挟持され、インバータのケースの内部から第2ハウジング31の内部に亘ってシールされるようになっている。
金属プレート90には、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72からなる第2ブラケット70がボルト締結によって取り付けられている。第2ブラケット70は、図3に示すように第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を互いに組み付けた状態では、複数の電線40を一括して挿通させる筒状の第2筒状部73を有している。また、第2ブラケット70は、導電性の金属板を打ち抜いて曲げ加工して形成したものである。
この第2筒状部73の長辺側を構成する一対の対向辺部には、後述するシールド部材50の他端部52が接続される上下一対の第2シールド部材接続部74が形成されている。これらの第2シールド部材接続部74は、板状をなしており、第2上側ブラケット71と第2下側ブラケット72を互いに組み付けた状態では対向状態で配置される。一方、第2筒状部73の短辺側を構成する一対の対向辺部には、金属プレート90に共締めされる一対のプレート接続部75がそれぞれ側方に張り出して形成されている。具体的には、一対のプレート接続部75を重ね合わせてなる重合部に貫通孔が形成されており、この貫通孔に金属プレート90のボルト91を挿通させ、ナット92を締め付けることで一対のプレート接続部75が金属プレート90に共締めされている。
次に、第1シールドコネクタ20の構成について説明する。図2に示すように、第1シールドコネクタ20は、合成樹脂製の第1ハウジング21と、この第1ハウジング21と一体に成形された第1端子22とを備えている。第1ハウジング21は、モータのケースに貫通して形成された取付孔(図示せず)に嵌合可能とされている。第1ハウジング21の外周面には、第1シールリング80が嵌着されている。第1ハウジング21をモータのケースの取付孔に嵌合させると、第1シールリング80が第1ハウジング21の外周面と取付孔の内周面との間に挟持され、モータのケースの内部から第1ハウジング21の内部に亘ってシールされるようになっている。
第1ハウジング21には、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62からなる第1ブラケット60が組み付けられている。第1ブラケット60は、第2ブラケット70と同様に、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では、複数の電線40を一括して挿通させる筒状の第1筒状部63を有している。また、第1ブラケット60は、導電性の金属板を打ち抜いて曲げ加工したものである。
この第1筒状部63の長辺側を構成する一対の対向辺部には、後述するシールド部材50の一端部51が接続される上下一対の第1シールド部材接続部64が形成されている。これらの第1シールド部材接続部64は、板状をなしており、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を互いに組み付けた状態では対向状態で配置される。
第1筒状部63を構成する短辺側の対向辺部には、モータの外面を構成するケースにボルト締結される一対のケース接続部65がそれぞれ側方に張り出して形成されている。一対のケース接続部65は、モータのケースに共締めされている。また、ケース接続部65は、第1筒状部63の短辺側から水平方向に延びる水平部65Aと、この水平部65Aの側縁から垂直方向に延びる垂直部65Bと、この垂直部65Bの先端から再び水平方向に延びる締結部65Cとを備えて構成され、垂直部65Bに関して水平部65Aと締結部65Cとがそれぞれ反対方向に突出する配置とされている。また、水平部65Aと締結部65Cは、互いに平行に配置され、かつ、一対の第1シールド部材接続部64に対しても平行に配置されている。
第1上側ブラケット61のケース接続部65と第1下側ブラケット62のケース接続部65とを重ね合わせてなる重合部は、第1下側ブラケット62側に形成された複数の保持突起62Aと、第1上側ブラケット61側に形成された複数の保持受け部61Aとを備えて構成されている。保持突起62Aと保持受け部61Aは、水平部65Aと締結部65Cに分かれて配されている。また、保持突起62Aと保持受け部61Aは、ケース接続部65の周縁のうち電線40の引き出し方向に延びる周縁と、これに直交する周縁との双方に形成されている。したがって、保持突起62Aを保持受け部61Aに嵌め入れるように折り曲げて引っ掛けることにより、一対のケース接続部65が一体となって重合状態に保持される。
また、第1上側ブラケット61のケース接続部65の水平部65Aの周縁には、外れ止め部66が第1ハウジング21側に張り出し形成されている。この外れ止め部66には、孔66Aが貫通して形成されている。一方、第1ハウジング21の外周面には、外れ止め部66の孔66Aに貫通して挿入される抜止突起23が形成されている。
図2に示すように、第1上側ブラケット61の第1シールド部材接続部64の側縁には、上側装着突起64Aが形成されている。この上側装着突起64Aは、第1シールド部材接続部64の長辺部分における中央において下向きに突出して形成されている。一方、第1ハウジング21の上面には、図7に示すように、上側装着突起64Aが上方から挿入される上側装着孔24Aが上方に開口して形成されている。
同様に、第1下側ブラケット62の第1シールド部材接続部64の側縁には、下側装着突起64Bが形成されている。この下側装着突起64Bは、第1シールド部材接続部64の長辺部分における中央において上向きに突出して形成されている。一方、第1ハウジング21の下面には、図7に示すように、下側装着突起64Bが下方から挿入される下側装着孔24Bが下方に開口して形成されている。なお、上側装着孔24Aと下側装着孔24Bは互いに連通しており、上側装着孔24Aから下側装着孔24Bに向けて徐々に開口径が大きくなるように形成されている。詳細には、両装着孔24A、24Bの内面における後面は、上側装着孔24Aの開口縁における一端(図7の図示右端)から下側装着孔24Bの開口縁における一端(図7の図示右端)に向けて斜めに延びる傾斜面とされている。
上側装着突起64Aが上側装着孔24Aに挿入され、かつ、下側装着突起64Bが下側装着孔24Bに挿入された状態では、第1ブラケット60が垂直方向に所定の寸法だけ移動可能とされている。また、一対の抜止突起23が一対の外れ止め部66の孔66Aにそれぞれ挿入された状態では、水平方向に所定の寸法だけ移動可能とされている。したがって、第1ブラケット60がモータのケースに固定された状態では、第1シールドコネクタ20が垂直方向および水平方向に所定の寸法だけ移動することが許容されてはいるものの、第1ブラケット60から外れないようになっている。
シールド部材50は導電性の金属布からなり、いわゆる編組線とは異なり、金属糸を編み込んだ織物である。すなわち、編組線では、複数の金属糸がX形状をなしてクロスしているのに対して、金属布では、複数の金属糸が経糸と緯糸とから構成され、+形状をなしてクロスしている。このため、編組線では、金属糸がほつれやすいのに対して、金属布では、金属布がほつれることはない。このような金属布は、例えば銅を主成分とする金属糸が縦方向および横方向に交差して織られた網目構造を有する生地である。また、金属布は、金属糸の生地に樹脂材料からなる柔軟性を有するフィルムが貼り付けられた構造を有するものでもよい。
第1上側ブラケット61の第1シールド部材接続部64は、図9に示すように、第1基板部64Cと、この第1基板部64Cに対して鋭角をなすように連結された第1圧着片64Dとを備えて構成されている。上側装着突起64Aは、第1圧着片64Dの一部を切り起こして形成されている。また、第1下側ブラケット62の第1シールド部材接続部64は、図11に示すように、第1基板部64Cと、この第1基板部64Cに対して鋭角をなすように連結された第1圧着片64Dとを備えて構成されている。下側装着突起64Bは、第1圧着片64Dの一部を切り起こして形成されている。第1ブラケット60のケース接続部65は、第1基板部64Cの両側に備えられている。
なお、図2に示すように、第2シールド部材接続部74は、第2基板部74Cと、この第2基板部74Cに対して鋭角をなすように連結された第2圧着片74Dとを備えている。第2ブラケット70のケース接続部75は、第2基板部74Cの両側に備えられている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、シールド部材50の圧着方法について簡単に説明する。シールド部材50の周縁部を第1基板部64Cと第1圧着片64Dとの間に挿入し、圧着機(図示せず)で圧着を行うと、第1圧着片64Dがかしめられてシールド部材50の周縁部に圧着される。上下一対のシールド部材接続部64についてそれぞれ圧着を行い、第1上側ブラケット61を第1ハウジング21に上方から組み付け、第1下側ブラケット62を第1ハウジング21に下方から組み付ける。このとき、第1上側ブラケット61の各外れ止め部66の各孔66Aを第1ハウジング21の各抜止突起23に挿入し、上側装着突起64Aを上側装着孔24Aに挿入するとともに、第1下側ブラケット62の下側装着突起64Bを下側装着孔24Bに挿入する。これにより、上下一対のケース接続部65を重合状態とし、各保持突起62Aを各保持受け部61Aに折り曲げて引っ掛けることで第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を一体化させ、第1ブラケット60が構成される。これに伴って、第1筒状部63が構成され、シールド部材50も筒状に構成される。
次に、第1ハウジング21をモータの取付孔に嵌合させ、各ケース接続部65をモータのケースにボルト締結して、第1ブラケット60をモータのケースに固定する。これにより、シールド部材50が第1ブラケット60を介してモータのケースに接続される。
以上のように本実施形態では、一対の第1シールド部材接続部64を対向状態で配置するとともに一対のケース接続部65を重合状態で配置し、重合状態とされた一対のケース接続部65をケースにボルト締結することで第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62がケースに固定される。また、第1ハウジング21の抜止突起23を第1上側ブラケット61の外れ止め部66の孔66Aに貫通して挿入することで、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を第1ハウジング21に保持できる。このようにして、板状をなす圧着片64Dを有する第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を第1ハウジング21に組み付けできる。
第1下側ブラケット62のケース接続部65に保持突起62Aが形成され、この保持突起62Aを第1上側ブラケット61のケース接続部65の周縁部に引っ掛けることで一対のケース接続部65が重合状態に保持される構成としてもよい。
このような構成によると、第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62を近づけて一対のケース接続部65を重合させた後、第1下側ブラケット62のケース接続部65に形成された保持突起62Aを第1上側ブラケット61のケース接続部65の周縁部に引っ掛けることで一対のケース接続部65を重合状態に保持できる。
外れ止め部66は、ケース接続部65の周縁から第1ハウジング21側に張り出す形態で形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、外れ止め部66を第1ハウジング21の近くに配設できるため、第1ハウジング21の保持突起62Aを小型化することができる。
一方のシールド部材接続部64には他方のシールド部材接続部64に向けて突出する装着突起が形成され、第1ハウジング21には装着突起が挿入される装着孔が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、外れ止め部66に加えて、装着突起を装着孔に挿入することによって第1ブラケット60をより安定して第1ハウジング21に組み付けることができる。
装着突起64A、64Bは、一対のシールド部材接続部64にそれぞれ形成されており、一対の装着突起64A、64Bが挿入される一対の装着孔24A、24Bは、互いに連通している構成としてもよい。
このような構成によると、一対の装着突起64A、64Bを一対の装着孔24A、24Bに挿入することによって第1上側ブラケット61と第1下側ブラケット62をより安定して第1ハウジング21に組み付けることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では一対のケース接続部65を重合状態に保持する手段として保持突起62Aと保持受け部61Aを用いているものの、本発明によると、一対のケース接続部を互いにボルト締結することで重合状態に保持してもよい。
(2)れ止め部66は、左右一対形成しなくてもよく、一つだけ形成してもよい。
(3)上記実施形態では装着突起64A、64Bを第1シールド部材接続部64に形成しているものの、本発明によると、装着突起を第1シールド部材接続部64とは別の部分に形成してもよい。また、装着突起64A、64Bは、上下一対形成しなくてもよく、一つだけ形成してもよい。
20…第1シールドコネクタ(シールドコネクタ)
21…第1ハウジング(ハウジング)
23…抜止突起
24A…上側装着孔
24B…下側装着孔
40…電線
50…シールド部材
61…第1上側ブラケット
61A…保持受け部
62…第1下側ブラケット
62A…保持突起
64…第1シールド部材接続部
64A…上側装着突起
64B…下側装着突起
65…ケース接続部
66…外れ止め部
66A…孔

Claims (4)

  1. 機器のケースに取り付けられるシールドコネクタであって、
    樹脂製のハウジングと、
    このハウジングから引き出された電線と、
    導電性の金属からなり、前記電線に被せられてシールドするシールド部材と、
    前記シールド部材の周縁部に圧着される板状をなすシールド部材接続部を有しかつ前記機器のケースに接続されるケース接続部を有する一対のブラケットとを備え、
    一対の前記ケース接続部は、対向状態で配置された一対の前記シールド部材接続部の側方に配されて重合状態で前記ケースにボルト締結されており、前記ケース接続部には、孔を有する外れ止め部が前記ケース接続部の周縁から前記ハウジング側に張り出す形態で形成され、前記ハウジングには、前記孔に貫通して挿入される抜止突起が形成され、この抜止突起を前記孔に貫通して挿入することで前記一対のブラケットが前記ハウジングに保持されることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. いずれか一方の前記ケース接続部に保持突起が形成され、この保持突起を他方の前記ケース接続部の周縁部に引っ掛けることで前記一対のケース接続部が重合状態に保持されることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 一方の前記シールド部材接続部には他方の前記シールド部材接続部に向けて突出する装着突起が形成され、前記ハウジングには前記装着突起が挿入される装着孔が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記装着突起は、一対の前記シールド部材接続部にそれぞれ形成されており、一対の前記装着突起が挿入される一対の前記装着孔は、互いに連通していることを特徴とする請求項に記載のシールドコネクタ。
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