JP3909649B2 - 自動車の側部車体構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、四輪車におけるフロントピラー部からサイドシル部の剛性の向上を図り得る自動車の側部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の自動車の側部車体構造を示したものである。
この車体前部側面100に加わる前方からの衝撃荷重は、矢視のようにタイヤ101を通して、伝わることになる。この車体前部側面100は、フロントピラー部102とサイドシル部103からなり、ドア取付開口部104が形成されている。このフロントピラー部102とサイドシル部103の接合部分は、図13および図14に示すように、ダッシュパネル105もしくはダッシュロアクロスメンバ106と、ダッシュサイドパネル107もしくはサイドシルインナパネル108と、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109もしくはサイドシルストレングス110と、サイドボディアウタパネル111の4種類のパネルが接合される部分である。
【0003】
そこで、フロントピラー部102では、ダッシュパネル105の片側とダッシュサイドパネル107の前端部107aとサイドボディアウタパネル111の前端部111aを接合し、ダッシュサイドパネル107の後端部107bとフロントピラーヒンジリーンフォースメント109の後端部109bとサイドボディアウタパネル111のピラー部後端縁部111bを接合し、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109の前端縁部109aをダッシュサイドパネル107の途中に接合して、溶接枚数を、3枚以下にしている。
しかしながら、この部分に車体前方から過大な衝撃荷重が加わると、フロントピラー部102のサイドボディアウタパネル111の変形から、曲げ座屈やモーメントによるねじれ変形が車体前部側面100の周辺部に発生する虞があった。
【0004】
そこで、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109の下端部を、サイドシル部103まで延長し、サイドシルストレングス110の前端と接合するようにした先行技術がある(特開平10−218035号公報)。
この技術によると、図15に示すように、サイドシルストレングス110のうち、アウタ側のストレングス110aはフロントピラーヒンジリーンフォースメント109の外面に接合されている。
【0005】
しかしながら、インナ側のストレングス110bがサイドシルインナパネル108に接合されているので、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109の下端部が開放状態となり、前方あるいは側方から衝撃荷重が加わると、フロントピラー部102が変形し易く、前方あるいは側方からの衝撃荷重に対して充分対処することはできなかった。
【0006】
そこで、図16ないし図19に示すように、フロントピラー部102の内部にフロントピラーヒンジリーンフォースメント109と共に閉じ断面を形成するフロントピラーサブリーンフォースメント112を内装し(図7参照)、かつフロントピラーヒンジリーンフォースメント109の下端部をサイドシル部103まで延長し、アウタ側のサイドシルストレングス110aの前端と接合(図18参照)するとともに、その先をインナ側のストレングス110bに接合(図19参照)した発明を先に出願した(特願平11−164790号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術によると、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109の下端部をサイドシル部103まで延長し、サイドシルストレングス110の前端と接合しているが、この部分では、図18に示すように、サイドシル部103の内部に断面構造が形成されていないため、この部分で車体強度が低下してしまう虞があった。また、フロントピラーヒンジリーンフォースメント109をサイドシルストレングス110の前端と接合する位置まで延ばすため、大型化し、歩留まりおよび成形性の悪化を招く虞があった。更に、車体前方からの衝撃荷重がタイヤを通して車体前部側面に伝わったときに、曲げ座屈やモーメントによるねじれ変形が車体前部側面の周辺部に発生する虞があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決し、車体前方または側方からの衝撃荷重に対する車体前部側面の剛性の向上を図り得る自動車の側部車体構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、サイドボディアウタパネル(11)とピラー部インナパネル(10)によって構成されるフロントピラー部(6)に、フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)を内装し、サイドボディアウタパネル(11)とサイドシル部インナパネル(9)とで構成されるサイドシル部(7)に、サイドシルアウタリーンフォースメント(14)を内装した自動車の側部車体構造において、上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)の下端部を上記サイドシル部(7)側に延設し、該フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)を、サイドシル部(7)内で接合し、上記フロントピラー部(6)に上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)と共に閉じ断面(S2)を形成するフロントピラーサブリーンフォースメント(13)を内装し、かつ上記サイドシル部(7)に上記サイドシルアウタリーンフォースメント(14)と共に閉じ断面(S2)を形成するサイドシルインナリーンフォースメント(15)を内装し、上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)を上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)に接合して上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する第2の閉じ断面(S2)を形成して、上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する二重閉じ断面構造を形成し、上記サイドシル部(7)の前端部に、上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)とフロントピラーサブリーンフォースメント(13)とで閉じ断面(S3)を形成し、上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)とで閉じ断面(S2)を形成して、2つの閉じ断面を形成するようにしたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、自動車の車体の一部を示したもので、図2は前部車体構造を示す斜視図、図3は図2の分解斜視図、図4はフロントピラー部とサイドシル部を示す側面図である。図5は、フロントピラーヒンジリーンフォースメントを示す斜視図、図6は、フロントピラーヒンジリーンフォースメントを示す正面図、図7ないし図11は、図4の各断面図である。
【0011】
図1および図2において、自動車の車体1には、前輪タイヤ2の後部側に、サイドボディ3が設けられており、このサイドボディ3には、フロントドア4を組み付けるドア開口部5が設けられている。このサイドボディ3のフロントドア開口部5の前方側には、フロントピラー部6が、下方側には、サイドシル部7が設けられている。
【0012】
フロントピラー部6とサイドシル部7の構造を図4ないし図11にしたがって説明する。
フロントピラー部6とサイドシル部7は、ダッシュサイドパネル8およびサイドシルインナパネル9からなるインナパネル部10と、サイドボディアウタパネル11のピラー部11Aおよびサイドシル部11Bとで閉じ断面S1が形成されている。このフロントピラー部6とサイドシル部7の内部には、フロントピラー部6側に、図5および図6に示すような左側面が略L字形状(右側面は略逆L字形状)をしたフロントピラーヒンジリーンフォースメント12、および補強部材としてブレースなどの横断面略コ字状のフロントピラーサブリーンフォースメント(以下サブリーンフォースメントと略称する。)13が設けられ、サイドシル部7側に、サイドシルアウタストレングス(サイドシルアウタリーンフォースメントとも言う。)14およびサイドシルインナストレングス(サイドシルインナリーンフォースメントとも言う。)15が設けられている。
【0013】
このフロントピラーヒンジリーンフォースメント12は、図7に示すように、横断面コ字状に形成されており、前端縁部12aをサイドボディアウタパネル11のフロントピラー部11Aの内側面にスポット溶接wされている。フロントピラーヒンジリーンフォースメント12の後端縁部12bは、サイドボディアウタパネル11のフロントピラー部11Aの後端縁部11Abと、ダッシュサイドパネル8の後端縁部8bと共にスポット溶接wによって固着されている。
上記サイドボディアウタパネル11のフロントピラー部11Aとダッシュサイドパネル8のそれぞれ前端縁部11Aa、8aは、ダッシュパネル16のフランジ部16aに互いにスポット溶接wされて固着されている。
【0014】
上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント12の室内側の裏面には、図7および図8に示すように、上記サブリーンフォースメント13の両側フランジ部13a,13bおよび上下フランジ部13c,13dがスポット溶接wにより接合されている。このサブリーンフォースメント13とフロントピラーヒンジリーンフォースメント12によって、フロントピラー部6からサイドシル部7にかけて閉じ断面S1の内部に閉じ断面S2が形成されて二重の閉じ断面が形成されている。また、閉じ断面S1は、閉じ断面S2を形成するサブリーンフォースメント13とフロントピラーヒンジリーンフォースメント12によって、アウタ側の閉じ断面S1aとインナ側の閉じ断面S1bに2分割されている。
【0015】
一方、サイドシル部7は、図8ないし図11に示すように、サイドボディアウタパネル11のサイドシル部11Bと、サイドシルインナパネル9とでフロントピラー部6の閉じ断面S1が連続して形成されている。
サイドシル部7の前端は、図8に示すように、フロントピラーヒンジリーンフォースメント12の延設部12Aが上下フランジ部12c,12dをサイドシル部11Bの上下フランジ部11Ba,11Bbと、サイドシルインナパネル9の上下フランジ部9a,9bとの間にそれぞれスポット溶接wされている。フロントピラーヒンジリーンフォースメント12の延設部12A開口端には、図9に示すように、サイドシル部7内に前後方向に沿って配設されたサイドシルアウタストレングス14の前端が重畳されてスポット溶接wにより接合されている。フロントピラーヒンジリーンフォースメント12の延設部12Aは、従来のものより図6の斜線で示された部分12Bを短縮して端面を開放状態に形成されている。
【0016】
このサイドシルアウタストレングス14は、略コ字形断面に形成されており、フロントピラーヒンジリーンフォースメント12が途切れる開口端では、図10に示すように、サブリーンフォースメント13とともに閉じ断面S2を形成している。これらサイドシルアウタストレングス14とサブリーンフォースメント13は、それぞれ上下フランジ部14a,13cおよび14b,13d同士をサイドシルインナストレングス15にスポット溶接wにより接合している。このサイドシルインナストレングス15は、フロントピラーヒンジリーンフォースメント12が途切れた位置から上下フランジ部15a,15bをそれぞれサイドシル部11Bの上下フランジ部11Ba,11Bbと、サイドシルインナパネル9の上下フランジ部9a,9bとの間にそれぞれスポット溶接wされて、サイドシル部7の前後方向に沿って配設されている。サブリーンフォースメント13は、サイドシルアウタストレングス14と閉じ断面S2を形成するとともに、サイドシルインナストレングス15とともに閉じ断面S3を形成している。
【0017】
そして、サブリーンフォースメント13が途切れた位置では、図11に示すように、フランジ部14aとフランジ部15a、フランジ部14bとフランジ部15bをスポット溶接wすることにより、サイドシルアウタストレングス14とサイドシルインナストレングス15によって閉じ断面S2が連続的に形成されている。
【0018】
上記構成によると、車体前方からの衝撃荷重が車体前部側面に加わった場合、フロントピラー部6とサイドシル部7に衝撃荷重が加わる。この荷重によってサイドボディアウタパネル11のフロントピラー部11Aが車体後方側に変形しようとすると、このフロントピラー部11Aの閉じ断面S1の内側に設けられているサブリーンフォースメント13とフロントピラーヒンジリーンフォースメント12によって形成されている閉じ断面S2によって変形を抑制する。
そして、フロントピラー部6からの衝撃荷重がサイドシル部7側に伝わると、サイドシル部7側には、サブリーンフォースメント13とフロントピラーヒンジリーンフォースメント12によって形成されている閉じ断面S2の後方側に、サブリーンフォースメント13がサイドシルアウタストレングス14とサイドシルインナストレングス15と共に閉じ断面S2,S3を形成しているので、強度のあるサイドシル部7に衝撃を伝達して吸収する。
【0019】
上記実施の形態によると、フロントピラー部6に形成された閉じ断面S1,S2構造が連続的にサイドシル部7に形成されているので、連続した二重断面構造によって剛性の向上を図ることができる。また、サイドシル部7側には、サブリーンフォースメント13とフロントピラーヒンジリーンフォースメント12によって形成されている閉じ断面S2の後方側に、サブリーンフォースメント13とサイドシルアウタストレングス14とサイドシルインナストレングス15によって、2つの閉じ断面2,3を形成しているので、サイドシル部7の前端部よりも途中から剛性を上げることができる。よって、衝撃吸収効果をより向上させることができる。
【0020】
本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、サブリーンフォースメント13の大きさ、材質、あるいは厚みは、適宜設定することができるものであり、また、フロントピラーヒンジリーンフォースメント12とサブリーンフォースメント13によって形成される閉じ断面S2の形状、大きさも任意に設定することができる。さらに、サブリーンフォースメント13が、サイドシルアウタストレングス14とともに閉じ断面S2を形成する車体前後方向の長さ、およびサブリーンフォースメント13が、サイドシルインナストレングス15とともに閉じ断面S3を形成する車体前後方向の長さは、任意に設定することができる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による自動車の側部車体構造によれば次のような効果を奏することができる。
サイドボディアウタパネル(11)とピラー部インナパネル(10)によって構成されるフロントピラー部(6)に、フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)を内装し、サイドボディアウタパネル(11)とサイドシル部インナパネル(9)とで構成されるサイドシル部(7)に、サイドシルアウタリーンフォースメント(14)を内装した自動車の側部車体構造において、上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)の下端部を上記サイドシル部(7)側に延設し、該フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)を、サイドシル部(7)内で接合し、上記フロントピラー部(6)に上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)と共に閉じ断面(S2)を形成するフロントピラーサブリーンフォースメント(13)を内装し、かつ上記サイドシル部(7)に上記サイドシルアウタリーンフォースメント(14)と共に閉じ断面(S2)を形成するサイドシルインナリーンフォースメント(15)を内装し、上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)を上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)に接合して上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する第2の閉じ断面(S2)を形成して、上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する二重閉じ断面構造を形成したので、車体前方または側方からの衝撃荷重に対するフロントピラー部およびサイドシル部の剛性の向上を図ることができる。
また、上記サイドシル部(7)の前端部に、上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)とフロントピラーサブリーンフォースメント(13)とで閉じ断面(S3)を形成し、上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)とで閉じ断面(S2)を形成して、2つの閉じ断面を形成するようにしたので、インナパネルの継ぎ目部の剛性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体の一部を示す斜視図である。
【図2】本発明による自動車の側部車体構造の実施の形態をドアを外して示す部分拡大斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】フロントピラー部とサイドシル部を示す側面図である。
【図5】フロントピラーヒンジリーンフォースメントを示す斜視図である。
【図6】フロントピラーヒンジリーンフォースメントを示す正面図である。
【図7】図4のA−A線断面図である。
【図8】図4のB−B線断面図である。
【図9】図4のC′−C′線断面図である。
【図10】図4のD′−D′線断面図である。
【図11】図4のE−E線断面図である。
【図12】従来の車体前部構造を示す概念図である。
【図13】図12のF−F線断面図である。
【図14】図12のG−G線断面図である。
【図15】従来の車体前部構造を示す断面図である。
【図16】従来のフロントピラー部とサイドシル部を示す側面図である。
【図17】従来のフロントピラーヒンジリーンフォースメントを示す斜視図である。
【図18】図16のC−C線断面図である。
【図19】図16のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 前輪タイヤ
3 サイドボディ
4 フロントドア
5 ドア開口部
6 フロントピラー部
7 サイドシル部
8 ダッシュサイドパネル
9 サイドシルインナパネル
10 インナパネル部
11 サイドボディアウタパネル
11A ピラー部
11B サイドシル部
12 フロントピラーヒンジリーンフォースメント
13 フロントピラーサブリーンフォースメント(サブリーンフォースメント)
14 サイドシルアウタストレングス(サイドシルアウタリーンフォースメント)
15 サイドシルインナストレングス(サイドシルインナリーンフォースメント)
16 ダッシュパネル
S1,S2,S3 閉じ断面
Claims (1)
- サイドボディアウタパネル(11)とピラー部インナパネル(10)によって構成されるフロントピラー部(6)に、フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)を内装し、サイドボディアウタパネル(11)とサイドシル部インナパネル(9)とで構成されるサイドシル部(7)に、サイドシルアウタリーンフォースメント(14)を内装した自動車の側部車体構造において、
上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)の下端部を上記サイドシル部(7)側に延設し、該フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)を、サイドシル部(7)内で接合し、
上記フロントピラー部(6)に上記フロントピラーヒンジリーンフォースメント(12)と共に閉じ断面(S2)を形成するフロントピラーサブリーンフォースメント(13)を内装し、かつ上記サイドシル部(7)に上記サイドシルアウタリーンフォースメント(14)と共に閉じ断面(S2)を形成するサイドシルインナリーンフォースメント(15)を内装し、
上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)を上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)に接合して上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する第2の閉じ断面(S2)を形成して、
上記フロントピラー部(6)からサイドシル部(7)にかけて連続する二重閉じ断面構造を形成し、
上記サイドシル部(7)の前端部に、上記サイドシルインナリーンフォースメント(15)とフロントピラーサブリーンフォースメント(13)とで閉じ断面(S3)を形成し、上記フロントピラーサブリーンフォースメント(13)とサイドシルアウタリーンフォースメント(14)とで閉じ断面(S2)を形成して、2つの閉じ断面を形成するようにしたことを特徴とする自動車の側部車体構造。
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