JP3902674B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、請求項1の上位概念に記載の半導体装置並びに請求項7及び9記載の該半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ国特許出願公開第4130247号明細書から、pn接合を有する半導体装置が公知である。しかしながら、この半導体装置の場合には、強度にドーピングされたp層と強度にドーピングされたn層との間のpn接合部は表面の近くにも配置されているか、又は該pn接合は比較的高い費用をかけて回避されるにすぎない。
【0003】
【発明の構成】
それに対して請求項1記載の特徴部に記載の特徴を有する本発明による半導体装置は、特に簡単な手段で強度にドーピングされた領域間のpn接合部がシリコンチップの内部に配設されるという利点を有する。従って、このようなpn接合部に生じる高い電界強度を遮断するための手段を必要としない。請求項1及び3記載の方法は、特に少ないかつコスト安の工程で上記半導体装置の製造を可能にする。
【0004】
請求項2記載の手段により、請求項1及び3記載の半導体装置の製造方法の有利な実施態様及び改良が可能である。全部で3つの部分層を有する第2の層を形成することにより、個々の部分層のそれぞれが特殊な機能を果たすことができる。第1の層及び第3の層の相応するドーピングにより、特に半導体素子の特別に簡単な接触を行うことができる。該半導体素子の構成は、第1の層、第2及び第3の部分層がそれぞれ横断面全体にわたってかつ第1の部分層が半導体チップに中央領域にのみ広がる場合が特に簡単である。上側面の平滑な形成により、チップの特に簡単手段での接触を行うことができる。中央領域にのみ平滑な表面を有するチップは、特に簡単な手段で製造することができる。
【0005】
請求項1記載の製造方法は、クリーンルームの外部でも特に簡単な手段で半導体装置の製造を可能にする。この場合には、溝は選択的にエッチング又はソーイングにより設けることができる。請求項3によれば、pn接合部の面積の正確な規定を唯一の露光工程で可能にする方法が提供される。
【0006】
【実施例】
第1図には、従来の技術の基づく半導体素子、ダイオードが示されている。このダイオードの場合には、半導体チップ100は2つの金属接続部105の間に配置されている。金属接続部105と半導体チップ100との間に、チップ100の金属被覆ないしはろう層104が設けれられ、これはチップ100と金属接続部105との電気及び機械的結合を保証する。チップ100はp層101及び2つの部分層102,103から構成されたn層を有する。これらの2つの部分層によって、弱くドーピングされた部分層102はp層101とのpn接合部を形成する。p層101及び下方のn部分層103のドーピングは、金属被覆104、ひいてはまた接続部105に対する抵抗接触が保証されるような高さに選択されている。上方のn部分層102のドーピングは、ダイオードの十分な遮断特性が保証されるように選択されている。部分層102のための典型的ドーピングは、1014cm-3程度であり、かつより強度にドーピングされた部分層103に関しては1020cm-3程度である。その周辺領域で、シリコンチップ100は不動態化層113で保護されている。この不動態化層113は、例えばガラスろう又は適当なプラスチックからなっていてもよい。この不動態化層113による保護は、特に、pn接合部に強度の電圧低下、従って大きな電界強度が生じるが故に必要である。
【0007】
その際、このような電界強度に基づき、露出するpn接合部が好ましくない粒子堆積又は外界媒体との化学反応を生じる恐れがある。該電界強度はドーピング物質濃度の関数である。部分層102の比較的低い濃度により、本発明のダイオードにおいては電界強度は比較的低くかつ層113による不動態化層は十分である。
【0008】
第2図には、別の実施例、即ちツェナーダイオード用の実施例を示す。該ツェナーダイオードは、p層106と、標準的にドーピングされたn部分層107と、弱くドーピングされたn部分層108と、強度にドーピングされたn部分層109とから構成されている。p層106及びn部分層108及び109のドーピングは、ほぼ第1図から公知のドーピング、p層101及びn部分層102及び103に相当する。n部分層107のドーピングは、1018cm-3程度である、従ってn部分層108とp部分層109のドーピングの間にある。この場合、pn接合部はp層106と標準的にドーピングされたn部分層107の間に形成される。このn部分層107の使用により、ツェナーダイオードの破壊電圧を特に良好にかつ再現可能に調整することができる。しかしながら、この構造において問題であるのは、今やpn接合部がシリコンチップの表面の比較的強度にドーピングされた領域の間に位置することである。従って、このシリコンチップの上側面に、酸化珪素からなる不動態化層112が設けられており、該不動態化層は更に接続金属被覆110の下に配置されている。この装置により、p層106とn部分層107の間に形成されたpn接合部の遮蔽が行われるので、このpn接合部の高い電界強度はダイオードの特性を劣化することはあり得ない。金属被覆110及び111の相応する接続部への接続は、図1に類似した方法で行われる。
【0009】
しかしながら、図2のダイオードにおいて達成された、ダイオードの特性の改良は、このダイオードを製造するために費用の増大を必要とする。即ちまた、図1によるダイオードは、クリーンルームの外部で製造することもできる。それというのも、如何なるリソグラフィー工程をも必要としないからである。それに対して、図2によるダイオードの場合には、p層106、不動態化層112及び金属被覆110の必要な構造化を保証するために、クリーンルーム条件下で複数のリソグラフィー工程を実施しなければならない。
【0010】
本発明の第1実施例を図3に示す。この場合には、該実施例はツェナーダイオードであり、該ツェナーダイオードはp層2と、複数の部分層3,4及び5からなるn層とから構成されている。この場合、p層2のドーピングは、図2のp層106のドーピングに相当し、かつn部分層3,4及び5のドーピングは図2のn部分層107,108及び109のドーピングに相当する。シリコンチップ1の上側面と下側面に、それぞれ金属被覆6が設けられており、該金属被覆によりダイオードを接触させることができる。シリコンチップ1の上側面は、その中央領域に平滑面を有し、一方周辺領域は下がった段部7を有する。p層2はシリコンチップ1の上側面を全面的にほぼ均一な厚さでカバーするので、チップ1の表面の幾何学的構造はまたp層2のn部分層3ないし4に対する境界面に相当する。p層2はそれぞれn部分層3及びn部分層4を有するpn接合を形成する。この場合、n部分層3は、シリコンチップ1の上側面の平坦な中央領域の下にのみ形成されている。n部分層4及び5は、それぞれチップ1の全横断面にわたって形成されている。強度にドーピングされたn部分層5は、弱くドーピングされたn部分層4だけと接触する。弱くドーピングされたn部分層4は、周辺領域でp層とかつチップ1の中央領域の内部ではn部分層3と接触する。しかしながら、n層3のドーピング量はn層4のドーピング量よりも大であるので、ダイオードの特性は専らp層2とn部分層3の間のpn接合部だけによって決まる。シリコンチップ1の中央領域にのみn部分層が形成されているので、p層2とn部分層3の間のpn接合部はいかなる位置でもシリコンチップ1の表面には接触しない。従って、シリコンチップ1の表面のいかなる位置にも、遮蔽のために特別の手段が必要となるような高い電界強度は生じない。p層2とn部分層4の間のpn接合部は、n部分層4の低いドーピング濃度に基づき問題が無い、それというのも極く小さい電界強度が発生するにすぎないからである。
【0011】
図4に、本発明のもう1つの実施例を示す。この実施例も、p層12と、3つの部分層13,14及び15からなるn層とから構成されたツェーナーダイオードである。この場合には、p層12のドーピングは、p層2のドーピングに相当し、n層13〜15のドーピングはn部分層3〜5のドーピングに相当する。シリコンチップ11の上側面及び下側面には、ダイオードを接続するために役立つ金属被覆16が施されている。p層12及びn部分層14及び15は、それぞれシリコンチップ11の全横断面にわたって広がっている。n部分層13はシリコンチップ11の中央部分にのみ形成されているので、p層12とn部分層13の間に形成されるpn接合部は専らシリコンチップ11の内部にありかつ表面との接触部の何処にも存在しない。それに対して、p層12とn部分層14の間のpn接合部は、シリコンチップ11の周辺部に配置されかつ表面に接触する。しかし、低いドーピング濃度に基づき、この表面に位置するpn接合部は問題を生じない。
【0012】
図2によるダイオードに比較して、図3及び図4によるダイオードは僅かな工程で製造することができる。この場合特に、クリーンルームで実施すべき工程の数を減らすことができる。図3及び図4においてそれぞれツェーナーダイオードが問題にされているにしても、本発明による技術思想は、強度にドーピングされたp層と、弱くドーピングされたn層が後で積層される強度にドーピングされたn層との間にpn接合部を有する別の半導体装置にも転用することができる。同様に、全てのp層及びn層が互いに交換されている構成素子も可能である。
【0013】
図4によるダイオードを製造するには、まず、弱くnドーピングしたシリコンウェーハから出発する。その場合には、該ドーピング物質濃度は、後でのn部分層のドーピング物質濃度に相当する。例えば酸化による、もう1つの工程で、ウェーハにマスキング層、例えば酸化珪素を被覆する。写真工程により、このマスキング層に窓を開ける。この窓により、n部分層13の幾何学的寸法が決められる。それというのも、この窓を通してn導電形のためのドーピング物質、例えば燐はウェーハ内に導入されるからである。この導入は、例えばインプランテーション又はドーピング物質フィルムにより行うことができる。次いで、ドーピング物質を拡散工程でシリコンウェーハ中に侵入させ、その後マスキング層を除去する。次いで、もう1つの工程で、ウェーハの上側面にp導電形のためのドーピング物質、例えばホウ素を、かつ背面n導電形のためのドーピング物質、例えば燐をシリコンウェーハ内に侵入させかつ拡散させる。この操作は特に簡単にフィルム拡散により行うことができる。この場合には、上側面にホウ素フィルムをかつ下側面に燐フィルムを使用する。フィルム拡散の場合には、ドーピング物質含有フィルムをシリコンウェーハに載せ、かつフィルムとシリコンウェーハの結合体を一緒に加熱する。今や、シリコンウェーハは層12,13,14及び15を有する多数のシリコン構造を有する。選択的手段として、部分層15を部分層13と共に製造し、引き続きp層をエピタキシーにより施すこともできる。この酸化物を除去した後に、全面的に上側面と下側面に金属被覆を施す。次いで、ソーイング又はノッチング及び割りによりシリコンウェーハを分割することにより、図4に示されているように、多数のダイオード構造物が生じる。この方法は特にコスト安である。それというのも、マスキング層のホトリソグラフィー構造化だけをクリーンルーム内で行えばよいからである。他の全ての工程は、クリーンルームの外で実施することができる。更に、フィルム拡散は、特にシリコンウェーハにおいて両側から出発してそれぞれ異なったドーピング物質を導入すれば、特にコスト安の操作法である。n部分層13は比較的大きな構造体であるので、更に特に簡単な、ひいてはコスト安の露光技術を使用することができる。
【0014】
図3によるダイオードの製造を図5につき説明する。出発点は、この場合もドーピング濃度が部分層4のドーピング濃度に相当する弱くドーピングされたnウエーハである。次いで、フィルム拡散により上側面と下側面にnドーピング物質、例えば燐を導入し、拡散させる。このこともフィルム拡散で行うのが有利である。このようにして上側面に、そのドーピング濃度が部分層3に相当する層を形成し、下側面に、そのドーピング濃度が部分層5に相当する層を形成する。この場合、層のドーピング濃度は、フィルムのドーピング物質濃度により決まる。次いで、上側面に分割線上にある溝22を設け、該溝に沿ってシリコンウエーハを製造工程の終了後に個々のシリコンチップに分割する。溝22は例えばソーイング又はエッチングにより設けることができる。次いで、更に加工する前に、場合により残留する粒子を表面から除去するために、洗浄する。溝22を設けた後に、上側面にpドーピング物質例えばホウ素を導入する。同時に、有利である見なされる限り、下層5のドーピング物質濃度を高めることができる。pドーピング物質の導入は、この場合もフィルム拡散により行う。この拡散工程では、溝22の直ぐ近くのシリコン結晶内に存在することがある、場合による欠陥が完治される。この場合、溝22は、シリコンウエーハの上側のn層3を完全に貫通し、層4に達する程の深さに形成されている。p拡散により、シリコンウエーハの上層はp導電形領域に変化せしめられる。この場合、このp層の厚さは、一般に表面上で、特にまた溝内でもほぼ同じである。ところで、図5には、この工程後のシリコンウエーハの断面図が示されている。該図面から明らかなように、今や2つの溝22ないしは2つの分割線の間にそれぞれ図3によるダイオードのシリコン構造が存在する。しかしながら、シリコンウエーハ20の分割前に、なお金属被覆を全面的に上側面と下側面に施す。引き続き、シリコンウエーハを図3による多数の個々のダイオードに分割する。この分割は分割線21に沿って割るのが特に簡単である。それというのも、溝22により目標割り位置がシリコンウエーハ20内に設けられているからである。更に、割る際の利点は、ソーイングの際金属被覆から出発して側面に分散されるような、側面の金属粒子による汚れが排除されることにある。特に、この方法における利点は、全ての工程をクリーンルームの外で実施することができることにある。図3によるダイオードを製造するために、如何なるリソグラフィー工程を必要としない。更に、全ての工程は特にコスト安のフィルム拡散で行われる。従って、個々のダイオード素子のコストを低く保つことができる。
【0015】
弱くnドーピングした層4ないし14の厚さにより、順方向電圧、即ち導電接続されたダイオードにおけるダイオードの抵抗は影響される。従って、順方向電圧を低下させるために、この層を比較的薄く形成するのが望ましいこともある。そのためには、既に初期段階で極めて厚い、強度にドーピングした層5,15を有し、かつ比較的薄い、弱くドーピングした層4,14のみを有するシリコンウエーハを使用することができる。このようなシリコンウエーハの製造は、例えば強度にドーピングしたシリコンウエーハと弱くドーピングしたシリコンウエーハをボンディング法及び機械的後加工により結合させることにより行う。次いで、このようなシリコンウエーハを図3及び図4によるダイオードを製造するために使用することができ、その際には次いで上側面で必要である処理のみを実施する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による第1の半導体装置の断面図である。
【図2】従来の技術による第2の半導体装置の断面図である。
【図3】本発明による半導体装置の第1実施例の断面図である。
【図4】本発明による半導体装置の第2実施例の断面図である。
【図5】図3による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11 半導体チップ、 2,12 第1の層(p層)、 3,13 第1の部分層、 4,14 第2の部分層、 5,15 第3の部分層、 6,16金属被覆、 7 段部、 20 ウエーハ、 22 溝

Claims (3)

  1. 第1の導電形の第1の層(2,12)と、該導電形と反対の導電形の第2の層とから構成された、周辺領域を有するチップ(1,11)として形成された、pn接合を有する半導体装置であって、前記第2の層が3つの部分層(3,4,5,13,14,15)からなり、かつ第1の部分層(3,13)が第1のドーピング物質濃度を有し、かつ第2の部分層4,14)が第1のドーピング物質濃度より低い第2のドーピング物質濃度を有し、両者の部分層(3,4,13,14)が第1の層(2,12)とpn接合を形成するものにおいて、第1の層(2,12)がチップ(1,11)の周辺部にまで広がり、第1の層(2,12)と第1のドーピング物質濃度にドーピングされた第1の部分層(3,13)とのpn接合部が専らチップ(1,11)の内部に形成されかつ第1の層(2,12)と弱くドーピングされた第2の部分層(4,14)の間のpn接合部がチップ(1,11)の周辺領域に形成されており、金属被覆(6,16)が第1の層(2,12)をチップ(1,11)上全体にわたって覆い、かつ強度にドーピングされた第3の部分層(5,15)が設けられており、該部分層が第2の部分層(4,14)と、pn接合部と反対側で結合されている半導体装置を製造する方法において、
    上方の第1の部分層(3)、その下にある第2の部分層(4)及び更にその下にある第3の部分層(5)を有し、その際全ての部分層(3,4,5)が同じ導電形を有し、かつ第1の部分層(3)のドーピング物質濃度が第2の部分層(4)のドーピング物質濃度よりも大であるシリコンウエーハ(20)を製造し、
    該シリコンウエーハ(20)の上側面に、第1の部分層(3)を貫通して第2の部分層(4)に達する溝(22)を設け、
    該シリコンウエーハ(20)の上側面に、第1の部分層(3)及び第2の部分層(4)を第1の層(2)の導電形に変化させるためのドーピング物質を導入し、その際、第1の層(2)が強度にドーピングされており、かつ第1の部分層(3)を、上方からかつ側面で第1の層(2)によって取り囲まれるように覆い、第2の部分層(4)のpn接合部がチップ(1)の周辺領域に形成されるように上方から第1の層(2)によって覆い、
    該シリコンウエーハ(20)の上側面及び下側面に金属膜()を被覆し、
    シリコンウエーハを設けられた溝(22)に沿って個々のチップに分割することを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  2. 溝(22)をソーイング又はエッチング法により設ける、請求項記載の製造方法。
  3. 第1の導電形の第1の層(2,12)と、該導電形と反対の導電形の第2の層とから構成された、周辺領域を有するチップ(1,11)として形成された、pn接合を有する半導体装置であって、前記第2の層が3つの部分層(3,4,5,13,14,15)からなり、かつ第1の部分層(3,13)が第1のドーピング物質濃度を有し、かつ第2の部分層4,14)が第1のドーピング物質濃度より低い第2のドーピング物質濃度を有し、両者の部分層(3,4,13,14)が第1の層(2,12)とpn接合を形成するものにおいて、第1の層(2,12)がチップ(1,11)の周辺部にまで広がり、第1の層(2,12)と第1のドーピング物質濃度にドーピングされた第1の部分層(3,13)とのpn接合部が専らチップ(1,11)の内部に形成されかつ第1の層(2,12)と弱くドーピングされた第2の部分層(4,14)の間のpn接合部がチップ(1,11)の周辺領域に形成されており、金属被覆(6,16)が第1の層(2,12)をチップ(1,11)上全体にわたって覆い、かつ強度にドーピングされた第3の部分層(5,15)が設けられており、該部分層が第2の部分層(4,14)と、pn接合部と反対側で結合されている半導体装置を製造する方法において、
    (1)シリコンウエーハの表面に、シリコンウエーハと同じ導電形を有し、但し該シリコンウエーハより高いドーピング物質濃度を有する複数の領域を、該領域が該シリコンウエーハの表面の内部に存在しかつ第1の部分層(13)を形成するように配置して設け、
    (2)第1の部分層(13)と第2の部分層(14)を覆う反対の導電形の層(12)を製造し、
    (3)第2の部分層(14)を成すシリコンウエーハの下側面に第3の部分層(15)を製造し、その際、該部分層(15)は、該シリコンウエーハと同じ導電形を有し、この層の製造は工程(1)及び(2)の1つの前又は間に行うことができ、
    (4)シリコンウエーハの上側面及び下側面全体を金属で被覆し、かつ
    (5)シリコンウエーハを個々のチップに分割し、その際分割線は該シリコンウエーハより高いドーピング物質濃度の領域の間に設けることを特徴とする、半導体装置の製造方法。
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