JP3889630B2 - 回転電機の巻線接合方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転電機の巻線接合方法に関し、特に乗用車、トラック等の乗り物に搭載される交流発電機の固定子巻線の接合に適用される巻線接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転電機の固定子巻線の接合には、例えば特開2000−350421号公報に記載されているように、電極と巻線接合部との間でアーク放電させ、その熱を利用して巻線を溶融接合する接合方法が一般的に採用されている。
【0003】
ここで、例えば特開2000−350421号公報に記載された従来の回転電機の巻線接合方法について図19を参照しつつ説明する。
まず、この巻線接合方法が適用される固定子の構造について説明する。
この固定子においては、例えば絶縁被覆されたU字状銅線が、そのターン部を固定子鉄心の第1端面側に揃うように、3スロット離れた各スロット対に2本づつ挿入されている。そして、各スロット対において、1本のU字状銅線が、内周側から1番目の位置と2番目の位置とに挿入され、もう1本のU字状銅線が内周側から3番目の位置と4番目の位置とに挿入されている。また、各スロット内には、4本の銅線が径方向に1列に並んで収納されている。
【0004】
固定子鉄心の第2端面側において、同径位置にある全てのU字状銅線の開放端側が周方向の同じ方向に傾けられ、かつ、径方向に隣り合うU字状銅線の開放端側が周方向の逆方向に傾けられている。そして、各U字状銅線の開放端が軸方向外側に向くように曲げられている。さらに、3スロット離れた各スロット対の1番目の位置と2番目の位置とから延出するU字状銅線の開放端同士が径方向に重ねられ、3スロット離れた各スロット対の3番目の位置と4番目の位置とから延出するU字状銅線の開放端同士が径方向に重ねられている。
【0005】
そこで、固定子鉄心の第2端面側においては、図19に示されるように、U字状銅線の開放端50が径方向に2つづつ対になって、周方向に1スロットピッチで配列されている。そして、径方向に隣接する2つの開放端20の対間には、絶縁のため、所定間隔の隙間が設けられている。
【0006】
このように固定子巻線を構成するU字状銅線が固定子鉄心に装着された後、内径側プラス電極51が固定子鉄心の内周側から最内周に位置するU字状銅線の開放端50に接するように配置され、外径側プラス電極52が固定子鉄心の外周側から最外周に位置するU字状銅線の開放端50に接するように配置され、さらに棒状プラス電極53が内径側および外径側プラス電極51、52間に架設されて周方向に隣り合う開放端50間に各開放端50の周方向側面と接するように配置される。
ついで、トーチ54を開放端50の対上に移動させ、トーチ54と各電極51、52、53との間に所定の電圧を印加するとともに、アルゴンやヘリウム等の不活性ガスをトーチ54に供給する。これにより、トーチ54と開放端50の対との間にアーク放電55が発生し、U字状銅線の開放端50の対が溶融接合される。
そして、トーチ54を周方向(或いは径方向)に移動させて、各U字状銅線の開放端50の対を順次接合する。これにより、U字状銅線を所望のパターンに連結してなる固定子巻線が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転電機の巻線接合方法は、以上のように、内周側および外周側プラス電極51、52が径方向に1列に配列された2対の開放端50の最内周および最外周に宛われ、棒状プラス電極53が周方向に隣接する開放端50の対間に挿入されて、各対の開放端50同士を溶融接合するようにしている。
そこで、従来の巻線接合方法では、内周側プラス電極51による最内周の開放端50の径方向拘束力が小さすぎると、内周側の開放端50同士が密接せず、開放端50を過度に溶融しなければならなくなる。その結果、アーク熱が高くなり、U字状銅線の絶縁被膜の劣化をもたらし、絶縁性が悪化してしまうという課題があった。最悪の場合、内周側の開放端50同士が離間しすぎて、接合できなくなる恐れがあった。また、内周側プラス電極51による最内周の開放端50の径方向拘束力が大きすぎると、径方向における開放端50の対間の隙間が狭くなった状態で開放端50同士が接合されてしまう。その結果、径方向に隣接する開放端50の接合部同士が、振動や被水等により短絡してしまうという課題もあった。なお、外周側プラス電極52による最外周の開放端50の径方向拘束力に関しても同様の課題がある。
また、径方向における開放端50の対間の隙間は、固定子鉄心の構造上、周方向に隣接する開放端50間の隙間に比べて極めて狭くなっているので、内周側および外周側プラス電極51、52による開放端50の径方向拘束力の管理が極めて困難であり、最悪の場合、径方向に隣接する開放端50の対同士が一体に接合されてしまう。そこで、接合作業性や歩留まりを悪化させてしまうという課題もあった。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解決するために、内周側および外周側プラス電極により最内周および最外周の電気導体の接合端部の径方向移動を拘束し、さらに径方向に隣接する各電気導体の接合端部の対間に中間保持材を介装して、各対の電気導体の接合端部同士を接合するようにし、簡易に、かつ、高歩留まりで、電気導体の絶縁被膜の劣化を抑え、接合部間の隙間を確保して巻線を接合できる回転電機の巻線接合方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機の巻線接合方法は、円筒状の鉄心の軸方向の端部側に、径方向に1列に2n(n:2以上の整数)本配列されてなる電気導体の接合端部を径方向に隣接する2本づつ接合する回転電機の巻線接合方法において、
中間保持部材を接合される上記接合端部の対間に介装し、第1径方向拘束部材を最内周に位置する上記接合端部に径方向内方から押圧し、かつ、第2径方向拘束部材を最外周に位置する上記接合端部に径方向外方から押圧して、接合される上記接合端部同士を、上記中間保持部材と該中間保持部材に径方向に隣接する上記接合端部とを、上記第1径方向拘束部材と最内周に位置する上記接合端部とを、さらに上記第2径方向拘束部材と最外周に位置する上記接合端部とを密着させる接合端部拘束工程と、
上記接合端部拘束工程に引き続いて、接合される上記接合端部同士を接合する接合工程
とを有するものである。
【0010】
また、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材の少なくとも1つが上記接合端部の周方向移動を規制する周方向保持機能を有しているものである。
【0011】
また、径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで少なくとも複数列配列され、上記中間保持部材が周方向に隣接する上記接合端部の少なくとも2列に跨って配設されているものである。
【0012】
また、径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで環状に配列され、上記中間保持部材が環状に形成されて、径方向同一位置の接合される上記接合端部の各対間に介装されているものである。
【0013】
また、上記第1および第2径方向拘束部材が、それぞれ周方向に隣接する少なくとも2本の上記接合端部を押圧できるように構成されているものである。
【0014】
また、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材が金属材料で作製されているものである。
【0015】
また、上記第1径方向拘束部材および第2径方向拘束部材が金属材料で作製され、上記中間保持部材が絶縁性材料で作製されているものである。
【0016】
また、径方向に隣接する上記接合端部同士がアーク溶接されるものである。
【0017】
また、上記接合端部と、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材とが面接触しているものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第1端面側から見た斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第2端面側から見た斜視図、図3は図1に示される固定子の固定子巻線の1相分の結線状態を説明する端面図、図4は図1に示される固定子の固定子巻線を構成するセグメント導体を示す斜視図、図5および図6はそれぞれこの発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法を説明する斜視図および端面図である。
なお、図3において、1〜36はスロット番号を示し、点線は固定子鉄心の第1端面側の巻線を示し、実線は固定子鉄心の第2端面側の巻線を示し、黒丸は接合部を示している。また、図3では、口出し線、中性点リード線および渡り結線が省略されている。
【0019】
図1および図2において、固定子1は、回転電機としての車両用交流発電機に搭載されるもので、軸方向に延びるスロット2aが周方向に所定ピッチで複数形成された円筒状の固定子鉄心2と、固定子鉄心2に巻装された固定子巻線3とを備えている。この固定子巻線3は、略U字状に成形されたセグメント導体5(電気導体)を3スロット離れた(1磁極ピッチ)スロット2aの各対に第1端面側から2本づつ挿入し、その開放端(接合端部)5c同士を接合して構成されている。ここで、セグメント導体5は、図4に示されるように、絶縁被覆された断面円形の銅線を折り曲げて、一対の直線部5aを略V字状のターン部5bで連結してなる略U字状に成形されている。
【0020】
固定子鉄心2の第1端面側においては、セグメント導体5のターン部5bで構成される2つの略V字状部(コイルエンド)が、径方向に離間して並んで、周方向に1スロットピッチで配列されて、コイルエンド群3aを構成している。そして、コイルエンド群3aにおいて、2つのターン部5bの頂部が径方向に1列に並んで周方向に1スロットピッチで配列されている。
また、固定子鉄心2の第2端面側においては、3スロット離れたスロット2aの対からのセグメント導体5の延出部同士を連結してなる2つの略V字状部(コイルエンド)が、径方向に離間して並んで、周方向に1スロットピッチで配列されて、コイルエンド群3bを構成している。そして、コイルエンド群3bにおいて、2つの接合部6が、径方向に1列に並んで、周方向に1スロットピッチで配列されている。
【0021】
つぎに、固定子巻線3を構成するa相巻線10の構造について図3を参照して具体的に説明する。
スロット番号1番、4番、7番・・・34番のスロット群において、セグメント導体5が、固定子鉄心2の第1端面側から3スロット離れたスロット2aの各対(例えば、1番と4番とのスロット対、4番と7番とのスロット対・・・)に、2本づつ挿入されている。この時、各スロット対において、1本のセグメント導体5は、一方のスロット2aの内周側から1番目の位置(以下、1番地という)と、他方のスロット2aの内周側から2番目の位置(以下、2番地という)とに挿入され、もう1本のセグメント導体5は、一方のスロット2aの内周側から3番目の位置(以下、3番地という)と、他方のスロット2aの内周側から4番目の位置(以下、4番地という)とに挿入されている。
【0022】
そして、各スロット2aから固定子鉄心2の第2端面側に延出している各セグメント導体5の開放端側が、外開き状に周方向に曲げられる。つまり、同径位置にある全てのセグメント導体5の開放端側が周方向の同じ方向に傾けられ、かつ、径方向に隣り合うセグメント導体5の開放端側が周方向の逆方向に傾けられている。さらに、各セグメント導体5の開放端5cが軸方向外側に向くように曲げられている。
そして、3スロット離れた各スロット2aの対の1番地と2番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられて接合され、それぞれ6本のセグメント導体5を直列に接続してなる1ターンの第1および第2巻線11、12を構成している。同様に、3スロット離れた各スロット2aの対の3番地と4番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられて接合され、それぞれ6本のセグメント導体5を直列に接続してなる1ターンの第3および第4巻線13、14を構成している。
このように構成された第1乃至第4巻線11〜14を直列に接続して4ターンのa相巻線10が構成されている。
【0023】
そして、図示していないが、スロット番号2番、5番、8番・・・35番のスロット群において、セグメント導体5を3スロット離れたスロット2aの各対に2本づつ挿入し、開放端5cを同様に接合して、それぞれ1ターンの4つの巻線を構成している。そして、これらの4つの巻線を直列に結線して4ターンのb相巻線を構成している。さらに、図示していないが、スロット番号3番、6番、9番・・・36番のスロット群において、セグメント導体5を3スロット離れたスロット2aの各対に2本づつ挿入し、開放端5cを同様に接合して、それぞれ1ターンの4つの巻線を構成している。そして、これらの4つの巻線を直列に結線して4ターンのc相巻線を構成している。
固定子巻線3は、このように構成されたa相、b相およびc相巻線を交流結線して構成されている。
【0024】
ついで、セグメント導体5の開放端5c同士の接合について図5および図6を参照しつつ説明する。
まず、3スロット離れた各スロット対において、1本のセグメント導体5が固定子鉄心2の第1端面側から一方のスロット2aの1番地と他方のスロット2aの2番地とに挿入され、もう1本のセグメント導体5が固定子鉄心2の第1端面側から一方のスロット2aの3番地と他方のスロット2aの4番地とに挿入される。そして、同径位置にある全てのセグメント導体5の開放端側が周方向の同じ方向に傾けられ、かつ、径方向に隣り合うセグメント導体5の開放端側が周方向の逆方向に傾けられる。さらに、各セグメント導体5の開放端5cが軸方向外側に向くように曲げられる。ついで、各スロット対の1番地と2番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられ、各スロット対の3番地と4番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられる。これにより、固定子鉄心2の第2端面側では、4本の開放端5cが径方向に1列に並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列されている。
【0025】
そこで、ステンレス鋼からなる平板状の中間保持部材20が径方向に1列に配列された4本の開放端5cの2番目の開放端5cと3番目の開放端5cとの間に挿入される。さらに、ステンレス鋼からなる平板状の第1径方向拘束部材21が径方向内方から最内周の開放端5cに押圧され、同時にステンレス鋼からなる平板状の第2径方向拘束部材22が径方向外方から最外周の開放端5cに押圧される。
これにより、図5および図6に示されるように、径方向内周側から1番目および2番目の開放端5cが互いに密接され、かつ、3番目および4番目の開放端5cが互いに密着される。また、径方向内周側から2番目および3番目の開放端5cは中間保持部材20により互いに離間されている。さらに、第1および第2径方向拘束部材21、22および中間保持部材20は径方向に隣接する開放端5cに密接している。
【0026】
そして、溶接電源(図示せず)のマイナス側電極に接続されたタングステンで作製されたトーチ19を内周側の隣接する開放端5cの対上に移動する。また、第1および第2径方向拘束部材21、22および中間保持部材20を溶接電源のプラス側電極に接続する。そして、溶接電源をオンするとともに、トーチ19にアルゴンやヘリウム等の不活性ガスを供給し、トーチ19と溶接部6a(隣接する開放端5cの対)との間でアーク放電させる。その熱により、内周側の隣接する開放端5c同士が溶融接合される。
ついで、トーチ19を外周側の隣接する開放端5cの対上に移動し、外周側の隣接する開放端5c同士が溶融接合される。
【0027】
そこで、溶接電源をオフし、周方向に隣接する開放端5cの列に対して、第1および第2径方向拘束部材21、22および中間保持部材20を同様にセットする。そして、トーチ19を1スロットピッチで周方向に移動し、同様に、隣接する開放端5c同士を溶融接合する。
この操作を繰り返し、隣接する開放端5cの対を順次溶融接合する。
そして、開放端5cの全対を接合した後、中間保持部材20および第1および第2径方向拘束部材21、22を取り外し、接合作業が終了する。これにより、固定子鉄心2の第2端面側では、図7に示されるように、2つの接合部6が径方向に互いに隙間を持って1列に並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列されている。
なお、開放端5cの絶縁被膜は、スロットへの挿入前または挿入後に、カッターや化学薬品等を用いて除去されている。
【0028】
このように、この実施の形態1によれば、中間保持部材20が内周側の隣接する開放端5cの対と、外周側の隣接する開放端5cの対との間に介装されているので、第1および第2径方向拘束部材21、22により径方向内側および外側から押圧することで、開放端5cの対間の隙間を確保しつつ、対をなす開放端5c同士を密接させることができる。
そこで、第1および第2径方向拘束部材21、22の押圧力(拘束力)を厳しく管理する必要がなく、接合作業性が向上される。また、径方向に隣接する開放端5cの対同士が一体に接合されることが確実に防止され、歩留まりが向上される。また、開放端5c同士が密接しているので、トーチ19と開放端5cの溶接部6aとの間に印加される電圧を過度に高くすることなく開放端5c同士を接合でき、アーク熱の上昇に伴うセグメント導体5の絶縁被膜の劣化を抑えることができる。さらに、内周側から2番目および3番目の開放端5cが中間保持部材20により互いに離反するように曲げられた状態で内周側から1番目および4番目の開放端5cにそれぞれ接合されるので、接合部6間の隙間が中間保持部材20を取り去っても確保され、振動や被水等に起因する接合部6同士の短絡も防止でき、絶縁性が向上される。
【0029】
また、この実施の形態1では、中間保持部材20、第1および第2径方向拘束部材21、22がステンレス鋼で作製されているので、アーク熱が中間保持部材20、第1および第2径方向拘束部材21、22を介して放熱され、アーク熱によるセグメント導体5の絶縁被膜の劣化を抑えることができる。また、溶接部6aに加えられた熱が径方向に隣接する溶接部6aに伝えられるので、接合された接合部6は徐冷され、接合部6の割れや収縮によるブローホールの発生が抑えられる。
また、タングステンで作製されたトーチ19を用い、アルゴンやヘリウム等の不活性ガスを供給しながら溶接するTIG溶接(Inert Gas shielded Tungsten Gas Arc Welding)を行っているので、接合用ロウ材が不要で、溶接部6aの溶融容積が変化せず、接合部6間の絶縁距離が確保され、絶縁性が向上される。
【0030】
なお、上記実施の形態1では、開放端5c同士をTIG溶接するものとしているが、溶接手段はTIG溶接に限らずアーク溶接であればよく、例えば炭酸ガスアーク溶接(CO2 Gas shielded Arc Welding)やMIG溶接(Inert Gas shielded Metal Arc Welding)等を用いてもよい。
また、上記実施の形態1では、中間保持部材20、第1および第2径方向拘束部材21、22をステンレス鋼で作製するものとしているが、部材20、21、22はTIG溶接の際にプラス側電極として機能することから金属製であればよい。また、部材20、21、22がアーク熱を放熱する機能を有することを考慮すれば、優れた熱伝導性を有する金属、例えば銅で作製することが望ましい。
【0031】
また、上記実施の形態1では、第1および第2径方向拘束部材21、22の開放端押圧面を平坦面に形成するものとしているが、第1および第2径方向拘束部材21、22の開放端押圧面に開放端5cと面接触する内形形状の凹部を設けるようにしてもよい。この場合、第1および第2径方向拘束部材21、22により開放端5cの拘束が確実となり、接合作業性が向上される。
【0032】
実施の形態2.
この実施の形態2では、TIG溶接に代えて半田付けにより開放端5c同士を接合するものとしている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
そこで、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態2においては、半田付けにより開放端5c同士を接合しているので、接合部が球状に膨らんだ形状になる。しかし、開放端5cの対間の隙間が確保されているので、接合部同士の短絡が抑えられる。
【0033】
実施の形態3.
この実施の形態3では、図8に示されるように、絶縁被覆された断面矩形の銅線を折り曲げて、一対の直線部7aを略V字状のターン部7bで連結してなる略U字状に成形されているセグメント導体7(電気導体)を用い、図9および図10に示されるように、開放端7c(接合端部)を拘束する凹部23a、24aが先端部に形成されたステンレス鋼からなる第1および第2径方向拘束部材23、24を用いている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0034】
この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様に、セグメント導体7が固定子鉄心2の第1端面側から3スロット離れたスロット対に2本づつ挿入され、開放端7cが固定子鉄心2の第2端面側に径方向に1列に4本並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列されている。
そして、中間保持部材20が径方向に1列に配列された4本の開放端7cの2番目の開放端7cと3番目の開放端7cとの間に挿入される。さらに、第1径方向拘束部材23が径方向内方から最内周の開放端7cに押圧され、同時に第2径方向拘束部材24が径方向外方から最外周の開放端7cに押圧される。
【0035】
これにより、図9および図10に示されるように、径方向内周側から1番目および2番目の開放端7cが互いに密接され、かつ、3番目および4番目の開放端7cが互いに密着される。また、径方向内周側から2番目および3番目の開放端7cは中間保持部材20により互いに離間されている。さらに、第1および第2径方向拘束部材23、24および中間保持部材20は径方向に隣接する開放端7cに密接している。さらにまた、径方向内周側から1番目および2番目の開放端7cが凹部23a内に納められて周方向移動を規制され、3番目および4番目の開放端7cが凹部24a内に納められて周方向移動を規制されている。なお、凹部23a、24aは開放端7cの径方向および周方向の移動を拘束する機能を有している。
【0036】
このように、中間保持部材20および第1および第2径方向拘束部材23、24がセットされた後、トーチ19を溶接部6a上に移動させ、TIG溶接を行って2対の径方向に隣接する開放端7c同士をそれぞれ溶融接合する。
そして、周方向に隣接する開放端7cの列に対して、第1および第2径方向拘束部材23、24および中間保持部材20を同様にセットする。そして、トーチ19を1スロット分周方向に移動し、同様に、2対の隣接する開放端7c同士をそれぞれ溶融接合する。
この操作を繰り返し、隣接する開放端7cの対を順次溶融接合する。
【0037】
この実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、第1および第2径方向拘束部材23、24の先端部に開放端7cの周方向移動を規制する凹部23a、24aを備えているので、第1および第2径方向拘束部材23、24により開放端7cを径方向に拘束したときに、開放端7cの周方向移動が凹部23a、24aの両側壁により規制される。そこで、接合時、径方向に隣接する開放端7c同士の接触状態が安定して確保され、接合不良の発生が抑えられる。
また、セグメント導体7が断面矩形に形成されているので、径方向に隣接する開放端7c同士が面接触するとともに、第1および第2径方向拘束部材23、24および中間保持部材20と開放端5cとが面接触する。そこで、各接触部の接触面積が大きくなり、接合性が向上されるとともに、アーク熱が放熱し易く、セグメント導体7の絶縁被膜の劣化が抑えられる。
【0038】
なお、上記実施の形態3では、開放端7cの周方向移動を規制する手段(凹部23a、24a)を第1および第2径方向拘束部材23、24に設けるものとしているが、開放端7cの周方向移動を規制する手段を中間保持部材20に設けるようにしてもよい。この場合、開放端7cの周方向移動を規制する手段は凹部に限定されるものではなく、例えば一対のガイド片を開放端7cの周方向幅と同等の間隔で部材20、23、24に突設するようにしてもよい。
【0039】
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
図11において、中間保持部材20Aは、ステンレス鋼からなる平板を円弧状に作製されたもので、開放端5cの周方向の6列に跨る長さを有している。第1径方向拘束部材25は、ステンレス鋼で作製され、開放端5cを拘束する凹部25aが先端部に1スロットピッチで6つ形成されている。第2径方向拘束部材26は、ステンレス鋼で作製され、開放端5cを拘束する凹部26aが先端部に1スロットピッチで6つ形成されている。
なお、中間保持部材20、第1径方向拘束部材21および第2径方向拘束部材22に代えて、中間保持部材20A、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0040】
この実施の形態4では、図11に示されるように、中間保持部材20Aが周方向の開放端5cの6列に跨って径方向内周側から2番目の開放端5cと3番目の開放端5cとの間に挿入され、第1径方向拘束部材25が径方向内方から最内周の6本の開放端7cに押圧され、同時に第2径方向拘束部材26が径方向外方から最外周の6本の開放端7cに押圧される。
【0041】
これにより、径方向内周側から1番目および2番目の開放端5cの各対が互いに密接され、かつ、3番目および4番目の開放端5cの各対が互いに密着される。また、径方向内周側から2番目および3番目の開放端5cはそれぞれ中間保持部材20Aにより互いに離間されている。さらに、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aは径方向に隣接する開放端5cに密接している。さらにまた、径方向内周側から1番目および2番目の開放端5cが各凹部25a内に納められて周方向移動を規制され、3番目および4番目の開放端7cが各凹部26a内に納められて周方向移動を規制されている。なお、凹部25a、26aは開放端5cの径方向および周方向の移動を拘束する機能を有している。
【0042】
このように、中間保持部材20Aおよび第1および第2径方向拘束部材25、26がセットされた後、トーチ19を内周側の溶接部6a上に移動させる。そして、中間保持部材20Aおよび第1および第2径方向拘束部材25、26を溶接電源(図示せず)のプラス側電極に接続し、トーチ19を溶接電源のマイナス側電極に接続し、不活性ガスをトーチ19に供給しながら、TIG溶接を行って内周側の開放端5c同士を溶融接合する。ついで、トーチ19を外周側の溶接部6a上に移動し、外周側の開放端5c同士を溶融接合する。
ついで、溶接電源をオフとし、トーチ19を周方向における次列の内周側の溶接部6a上に移動させる。そして、溶接電源をオンし、内周側の開放端5c同士を溶融接合する。この操作を繰り返し行い、周方向における6列の径方向に隣接する開放端5c同士を接合する。
その後、周方向における次の開放端5cの6列に対して、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aを同様にセットする。そして、トーチ19を周方向に移動し、同様に、径方向に隣接する開放端5c同士をそれぞれ溶融接合する。
この操作を繰り返し、接合される開放端5cの対を順次溶融接合する。
【0043】
この実施の形態4によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、中間保持部材20A、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26が周方向の開放端5cの6列を同時に拘束できるように構成されているので、環状に配列された開放端5cの全対を接合する際に、部材20A、25、26のセット回数が6回ですみ、接合作業性が向上される。
また、第1および第2径方向拘束部材25、26に開放端5cの周方向移動を規制する凹部25a、26aを備えているので、第1および第2径方向拘束部材25、26により開放端5cを径方向に拘束したときに、開放端5cの周方向移動が凹部25a、26aの両側壁により規制される。そこで、接合時、径方向に隣接する開放端5c同士の接触状態が安定して確保され、接合不良の発生が抑えられる。さらに、凹部25a、26aを等ピッチに形成しているので、接合部6の周方向隙間が均等に確保され、接合部6の周方向の絶縁性が向上される。
【0044】
なお、上記実施の形態4では、中間保持部材20A、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26が周方向の開放端5cの6列を同時に拘束できる長さに作製されているものとしているが、中間保持部材20A、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26が同時に拘束する開放端5cの列数は6列に限定されるものではない。そして、部材20A、25、26が同時に拘束する開放端5cの列数は、L/mとすることが望ましい(L:開放端5cの全列数、m:整数)。ここで、mが1、2であると、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26により開放端5cを径方向内方および外方から押圧して拘束することが困難なことから、mは3以上とすることが望ましい。
また、中間保持部材20Aの長さと、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26の長さとを異なるようにしてもよいことは言うまでもないことである。
また、中間保持部材20Aを環状に作製し、第1径方向拘束部材25および第2径方向拘束部材26のみを所定ピッチ、例えば6スロットピッチでセットしながら、接合するようにしてもよい。
【0045】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、中間保持部材20Aを周方向の6列の開放端5cに跨る長さのステンレス鋼で作製するものとしているが、この実施の形態5では、中間保持部材を環状のナイロン(ポリアミド樹脂)で作製するものとしている。
なお、他の構成は上記実施の形態4と同様に構成されている。
【0046】
この実施の形態5では、中間保持部材は内周側から2番目の開放端5cと3番目の開放端5cとの間に全周に渡って介装されている。そこで、中間保持部材のセットが1回ですみ、接合作業性が向上される。
また、中間保持部材がナイロンで作製されているので、開放端5c同士を接合した後、中間保持部材を取り去る必要はなく、接合作業性が向上される。さらに、中間保持部材が接合部6間に介装されている場合、接合部6間の絶縁性が確実に確保される。
【0047】
なお、上記実施の形態5では、ナイロン製の中間保持部材を用いるものとしているが、中間保持部材は電気絶縁性材料であればよく、例えばポリイミド樹脂、ガラス繊維強化エポキシ樹脂を用いることができる。
また、上記実施の形態5では、中間保持部材が環状に作製されているものとしているが、中間保持部材は必ずしも環状に作製する必要はなく、例えば、周方向の複数列の開放端5cに跨る長さに作製してもよい。この場合においても、中間保持部材を取り外す必要はなく、接合作業性が向上される。
【0048】
実施の形態6.
上記実施の形態4では、開放端5cが径方向に1列に4本並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列され、径方向に隣接する開放端5cの各対を接合するものとしているが、この実施の形態6では、図12に示されるように、開放端5cが径方向に1列に6本並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列され、径方向に隣接する開放端5cの各対を接合するものとしている。なお、セグメント導体5のスロット2a内の挿入位置を内周側から1番地、2番地・・6番地という。
【0049】
この実施の形態6においては、3スロット離れた各スロット対において、1本のセグメント導体5が固定子鉄心2の第1端面側から一方のスロット2aの1番地と他方のスロット2aの2番地とに挿入され、次の1本のセグメント導体5が固定子鉄心2の第1端面側から一方のスロット2aの3番地と他方のスロット2aの4番地とに挿入され、さらに次の1本のセグメント導体5が固定子鉄心2の第1端面側から一方のスロット2aの5番地と他方のスロット2aの6番地とに挿入される。そして、同径位置にある全てのセグメント導体5の開放端側が周方向の同じ方向に傾けられ、かつ、径方向に隣り合うセグメント導体5の開放端側が周方向の逆方向に傾けられる。さらに、各セグメント導体5の開放端5cが軸方向外側に向くように曲げられる。ついで、各スロット対の1番地と2番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられ、各スロット対の3番地と4番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられ、さらに各スロット対の5番地と6番地とから延出するセグメント導体5の開放端5c同士が径方向に重ねられる。これにより、固定子鉄心2の第2端面側では、6本の開放端5cが径方向に1列に並んで、周方向に1スロットピッチで環状に36列配列されている。
【0050】
そこで、1つの中間保持部材20Aが径方向に1列に配列された6本の開放端5cの2番目の開放端5cと3番目の開放端5cとの間に挿入され、さらにもう1つの中間保持部材20Aが径方向に1列に配列された6本の開放端5cの4番目の開放端5cと5番目の開放端5cとの間に挿入される。さらに、第1径方向拘束部材25が径方向内方から最内周の開放端5cに押圧され、同時に第2径方向拘束部材26が径方向外方から最外周の開放端5cに押圧される。
これにより、図12に示されるように、径方向内周側から1番目および2番目の開放端5cが互いに密接され、3番目および4番目の開放端5cが互いに密着され、さらに5番目および6番目の開放端5cが互いに密着される。また、径方向内周側から2番目および3番目の開放端5cが中間保持部材20Aにより互いに離間され、4番目および5番目の開放端5cが中間保持部材20Aにより互いに離間されている。さらに、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aは径方向に隣接する開放端5cに密接している。
【0051】
そして、溶接電源(図示せず)のマイナス側電極に接続されたトーチ19を内周側の隣接する開放端5cの対上に移動する。また、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aを溶接電源のプラス側電極に接続する。そして、溶接電源をオンするとともに、トーチ19に不活性ガスを供給し、トーチ19と溶接部6a(隣接する開放端5cの対)との間でアーク放電させる。その熱により、内周側の隣接する開放端5c同士が溶融接合される。
ついで、トーチ19を中央で隣接する開放端5cの対上に移動し、中央の隣接する開放端5c同士が溶融接合され、さらにトーチ19を外周側で隣接する開放端5cの対上に移動し、外周側の隣接する開放端5c同士が溶融接合される。
【0052】
ついで、溶接電源をオフとし、トーチ19を次列の内周側の溶接部6a上に移動させる。そして、溶接電源をオンし、内周側、中央および外周側の開放端5c同士を順次溶融接合する。この操作を繰り返し行い、周方向における6列の径方向に隣接する開放端5cの各対を溶融接合する。
その後、周方向における次の開放端5cの6列に対して、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aを同様にセットする。そして、トーチ19を周方向に移動し、同様に、隣接する開放端5cの各対を溶融接合する。
この操作を繰り返し、接合される開放端5cの各対を順次溶融接合する。
【0053】
従って、この実施の形態6においても、上記実施の形態4と同様の効果が得られる。
【0054】
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第2端面側から見た斜視図、図14は図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の1相分の結線状態を説明する端面図、図15は図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の接合部周りを周方向から見た図、図16は図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の接合部周りを径方向外方から見た側面図、図17は図13に示される車両用交流発電機に適用される固定子の固定子巻線の接合部周りを示す端面図、図18はこの発明の実施の形態7に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
なお、図14において、1〜96はスロット番号を示し、点線は固定子鉄心の第1端面側の巻線を示し、実線は固定子鉄心の第2端面側の巻線を示し、黒丸は接合部を示している。
【0055】
図13において、固定子40は、軸方向に延びるスロット41aが周方向に所定ピッチに複数形成された円筒状の固定子鉄心41と、固定子鉄心41に巻装された固定子巻線42とを備えている。ここでは、スロット41aは96個、即ち毎極毎相当たり2の割合で形成されている。
固定子巻線42は、それぞれ絶縁被覆された銅線からなる1本の連続導体線30(電気導体)を6スロット毎のスロット41a内に径方向の内層と外層とを交互に採るように巻装されてなる複数の巻線から構成されている。
【0056】
ここで、固定子巻線42を構成するa相巻線43の構造について図14を参照して具体的に説明する。
a相巻線43は、それぞれ絶縁被覆された円形断面の銅線からなる1本の連続導体線30を6スロット毎のスロット41aに巻装してなる第1乃至第6の巻線31〜36により構成されている。
第1巻線31は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の2番地と1番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。第2巻線32は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の1番地と2番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。第3巻線33は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の4番地と3番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。第4巻線34は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の3番地と4番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。第5巻線35は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の6番地と5番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。第6巻線36は、連続導体線30を、スロット番号1番から91番まで6スロットおきに、スロット41a内の5番地と6番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。
【0057】
そして、固定子鉄心41の第1端面側において、スロット番号1番の2番地から延出する第1巻線31の端部31a(接合端部)と、スロット番号91番の3番地から延出する第3巻線33の端部33b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合され、スロット番号1番の4番地から延出する第3巻線33の端部33a(接合端部)と、スロット番号91番の5番地から延出する第5巻線35の端部35b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合され、スロット番号1番の6番地から延出する第5巻線35の端部35a(接合端部)と、スロット番号91番の1番地から延出する第1巻線31の端部31b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合されて、第1、第3および第5巻線31、33、35を直列に接続した3ターンの波巻き巻線が構成されている。
【0058】
また、固定子鉄心41の第2端面側において、スロット番号1番の1番地から延出する第2巻線32の端部32a(接合端部)と、スロット番号91番の6番地から延出する第6巻線36の端部36b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合され、スロット番号1番の3番地から延出する第4巻線34の端部34a(接合端部)と、スロット番号91番の2番地から延出する第2巻線32の端部32b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合され、スロット番号1番の5番地から延出する第6巻線36の端部36a(接合端部)と、スロット番号91番の4番地から延出する第4巻線34の端部34b(接合端部)とが径方向に重ねられて接合されて、第2、第4および第6巻線32、34、36を直列に接続した3ターンの波巻き巻線が構成されている。
【0059】
さらに、スロット番号49番と55番とから固定子鉄心41の第2端面側に延出する第1巻線31の部位が切断され、スロット番号55番と61番とから固定子鉄心41の第2端面側に延出する第2巻線32の部位が切断される。そして、第1巻線31の切断端31cと第2巻線32の切断端32dとが接合され、第1巻線31の切断端31dと第2巻線32の切断端32cとが接合されて、第1、第3および第5巻線31、33、35が直列接続された波巻き巻線と、第2、第4および第6巻線32、34、36が直列接続された波巻き巻線とが並列に接続され、3ターンのa相巻線43を構成している。なお、第1巻線31の切断端31cと第2巻線32の切断端32dとの接合部が中性点(N)となり、第1巻線31の切断端31dと第2巻線32の切断端32cとの接合部が口出し線(Oa)となる。
【0060】
そして、図示していないが、スロット番号2番、8番・・・92番のスロット群において、6本の連続導体線30を同様に巻装および接合して、d相巻線が構成されている。スロット番号3番、9番・・・93番のスロット群において、6本の連続導体線30を同様に巻装および接合して、b相巻線が構成されている。スロット番号4番、10番・・・94番のスロット群において、6本の連続導体線30を同様に巻装および接合して、e相巻線が構成されている。スロット番号5番、11番・・・95番のスロット群において、6本の連続導体線30を同様に巻装および接合して、c相巻線が構成されている。スロット番号6番、12番・・・96番のスロット群において、6本の連続導体線30を同様に巻装および接合して、f相巻線が構成されている。
そして、a相巻線、b相巻線およびc相巻線の各中性点(N)を結線して1つの3相交流巻線が構成され、さらにd相巻線、e相巻線およびf相巻線の各中性点(N)を結線してもう1つの3相交流巻線が構成されている。このように構成された2つの3相交流巻線により固定子巻線42が構成されている。
【0061】
そして、図15乃至図17に示されるように、固定子鉄心41の両端においては、各相巻線の2番地と3番地とから延出する連続導体線30の端部同士の接合部452−3と、各相巻線の4番地と5番地とから延出する連続導体線30の端部同士の接合部454−5とが、軸方向高さを同じくして、径方向に1列に並んで、周方向に1スロットピッチで6列配列されている。さらに、各相巻線の1番地と6番地とから延出する連続導体線30の端部同士の接合部451−6が、6列の接合部452−3、454−5の周方向両側に、軸方向高さを同じくして、周方向に1スロットピッチで3つづつ配列されている。
【0062】
ついで、固定子鉄心41の両端において、6列の接合部452−3、454− 5の接合方法について図18を参照しつつ説明する。
固定子鉄心41の第2端面側において、各相巻線の第2巻線32の端部32b、第4巻線34の端部34a、第4巻線34の端部34bおよび第6巻線36の端部36aが径方向に1列に並んで、周方向に1スロットピッチで6列配列されている。そして、中間保持部材20Aが6列の端部34a、34b間に挿入され、第1径方向拘束部材25が径方向内方から6列の端部32bに押圧され、同時に第2径方向拘束部材26が径方向外方から6列の端部36aに押圧される。
【0063】
これにより、端部32b、34aの各対が互いに密接され、かつ、端部34b、36aの各対が互いに密着される。また、端部34a、34bはそれぞれ中間保持部材20Aにより互いに離間されている。さらに、第1および第2径方向拘束部材25、26および中間保持部材20Aは径方向に隣接する端部32b、34a、34b、36aに密接している。さらにまた、端部32b、34aが各凹部25a内に納められて周方向移動を規制され、端部34b、36aが各凹部26a内に納められて周方向移動を規制されている。
【0064】
このように、中間保持部材20Aおよび第1および第2径方向拘束部材25、26がセットされた後、トーチ19を内周側の溶接部6a上に移動させる。そして、中間保持部材20Aおよび第1および第2径方向拘束部材25、26を溶接電源(図示せず)のプラス側電極に接続し、トーチ19を溶接電源のマイナス側電極に接続し、不活性ガスをトーチ19に供給しながら、TIG溶接を行って内周側の端部32b、34a同士を溶融接合する。ついで、トーチ19を外周側の溶接部6a上に移動し、外周側の端部34b、36a同士を溶融接合する。
ついで、溶接電源をオフとし、トーチ19を周方向における次列の内周側の溶接部6a上に移動させる。そして、溶接電源をオンし、内周側の端部32b、34a同士を溶融接合する。この操作を繰り返し行い、周方向における6列の径方向に隣接する端部32b、34a同士および端部34b、36a同士をそれぞれ溶融接合する。
【0065】
また、固定子鉄心41の第1端面側においても、同様にして、周方向における6列の径方向に隣接する端部31a、33b同士および端部33a、35b同士をそれぞれ接合する。
また、固定子鉄心41の両端側において、径方向に隣接する端部31b、35aと、端部32a、36bとは、一対の径方向拘束部材により径方向内方および外方から押圧して、TIG溶接することになる。
【0066】
従って、この実施の形態7においても、上記実施の形態4と同様の効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0068】
この発明によれば、円筒状の鉄心の軸方向の端部側に、径方向に1列に2n(n:2以上の整数)本配列されてなる電気導体の接合端部を径方向に隣接する2本づつ接合する回転電機の巻線接合方法において、
中間保持部材を接合される上記接合端部の対間に介装し、第1径方向拘束部材を最内周に位置する上記接合端部に径方向内方から押圧し、かつ、第2径方向拘束部材を最外周に位置する上記接合端部に径方向外方から押圧して、接合される上記接合端部同士を、上記中間保持部材と該中間保持部材に径方向に隣接する上記接合端部とを、上記第1径方向拘束部材と最内周に位置する上記接合端部とを、さらに上記第2径方向拘束部材と最外周に位置する上記接合端部とを密着させる接合端部拘束工程と、
上記接合端部拘束工程に引き続いて、接合される上記接合端部同士を接合する接合工程
とを有するので、簡易に、かつ、高歩留まりで、導線の絶縁被膜の劣化を抑え、接合部間の隙間を確保して巻線を接合できる回転電機の巻線接合方法が得られる。
【0069】
また、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材の少なくとも1つが上記接合端部の周方向移動を規制する周方向保持機能を有しているので、接合端部の拘束が確実になり、安定した接合ができる。
【0070】
また、径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで少なくとも複数列配列され、上記中間保持部材が周方向に隣接する上記接合端部の少なくとも2列に跨って配設されているので、中間保持部材のセット回数が低減され、接合作業性が向上する。
【0071】
また、径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで環状に配列され、上記中間保持部材が環状に形成されて、径方向同一位置の接合される上記接合端部の各対間に介装されているので、中間保持部材のセットが1回ですみ、接合作業性が向上する。
【0072】
また、上記第1および第2径方向拘束部材が、それぞれ周方向に隣接する少なくとも2本の上記接合端部を押圧できるように構成されているので、第1および第2径方向拘束部材のセット回数が低減され、接合作業性が向上する。
【0073】
また、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材が金属材料で作製されているので、接合時の熱が各部材を介して効率的に放熱され、電気導体の絶縁被膜の劣化が抑えられる。
【0074】
また、上記第1径方向拘束部材および第2径方向拘束部材が金属材料で作製され、上記中間保持部材が絶縁性材料で作製されているので、接合後に中間保持部材を取り去る必要がなく、接合作業性が向上するとともに、接合部間の短絡事故が防止される。
【0075】
また、径方向に隣接する上記接合端部同士がアーク溶接されるので、接合部の膨らみが少なく、接合部同士の短絡事故が抑えられる。
【0076】
また、上記接合端部と、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材とが面接触しているので、接合時の熱が各部材を介して効率的に放熱され、電気導体の絶縁被膜の劣化が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第1端面側から見た斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第2端面側から見た斜視図である。
【図3】 図1に示される固定子の固定子巻線の1相分の結線状態を説明する端面図である。
【図4】 図1に示される固定子の固定子巻線を構成するセグメント導体を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法を説明する斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る回転電機の巻線接合方法により接合された固定子巻線の接合部を模式的に示す端面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機に適用される固定子の固定子巻線を構成するセグメント導体を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3に係る回転電機の巻線接合方法を説明する側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
【図12】 この発明の実施の形態6に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
【図13】 この発明の実施の形態7に係る回転電機の巻線接合方法により製造される車両用交流発電機の固定子を第2端面側から見た斜視図である。
【図14】 図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の1相分の結線状態を説明する端面図である。
【図15】 図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の接合部周りを周方向から見た図である。
【図16】 図13に示される車両用交流発電機の固定子の固定子巻線の接合部周りを径方向外方から見た側面図である。
【図17】 図13に示される車両用交流発電機に適用される固定子の固定子巻線の接合部周りを示す端面図である。
【図18】 この発明の実施の形態7に係る回転電機の巻線接合方法を説明する端面図である。
【図19】 従来の回転電機の巻線接合方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2、41 固定子鉄心、5、7 セグメント導体(電気導体)、5c、7c 開放端(接合端部)、19 トーチ、20、20A 中間保持部材、21、23、25 第1径方向拘束部材、22、24、26 第2径方向拘束部材、23a、24a 凹部(周方向保持機能)、30 連続導体線(電気導体)、31a、32b、33a、33b、34a、34b、35a、35b、36a 端部(接合端部)。
Claims (9)
- 円筒状の鉄心の軸方向の端部側に、径方向に1列に2n(n:2以上の整数)本配列されてなる電気導体の接合端部を径方向に隣接する2本づつ接合する回転電機の巻線接合方法において、
中間保持部材を接合される上記接合端部の対間に介装し、第1径方向拘束部材を最内周に位置する上記接合端部に径方向内方から押圧し、かつ、第2径方向拘束部材を最外周に位置する上記接合端部に径方向外方から押圧して、接合される上記接合端部同士を、上記中間保持部材と該中間保持部材に径方向に隣接する上記接合端部とを、上記第1径方向拘束部材と最内周に位置する上記接合端部とを、さらに上記第2径方向拘束部材と最外周に位置する上記接合端部とを密着させる接合端部拘束工程と、
上記接合端部拘束工程に引き続いて、接合される上記接合端部同士を接合する接合工程
とを有することを特徴とする回転電機の巻線接合方法。 - 上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材の少なくとも1つが上記接合端部の周方向移動を規制する周方向保持機能を有していることを特徴とする請求項1記載の回転電機の巻線接合方法。
- 径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで少なくとも複数列配列され、上記中間保持部材が周方向に隣接する上記接合端部の少なくとも2列に跨って配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機の巻線接合方法。
- 径方向に1列に配列された上記接合端部の列が周方向に所定ピッチで環状に配列され、上記中間保持部材が環状に形成されて、径方向同一位置の接合される上記接合端部の各対間に介装されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機の巻線接合方法。
- 上記第1および第2径方向拘束部材が、それぞれ周方向に隣接する少なくとも2本の上記接合端部を押圧できるように構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の回転電機の巻線接合方法。
- 上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材が金属材料で作製されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転電機の巻線接合方法。
- 上記第1径方向拘束部材および第2径方向拘束部材が金属材料で作製され、上記中間保持部材が絶縁性材料で作製されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転電機の巻線接合方法。
- 径方向に隣接する上記接合端部同士がアーク溶接されることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の回転電機の巻線接合方法。
- 上記接合端部と、上記第1径方向拘束部材、第2径方向拘束部材および中間保持部材とが面接触していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の回転電機の巻線接合方法。
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