JP2007166751A - 回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

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佳浩 原田
Yasukazu Nishimura
泰和 西村
Hiroyuki Imai
弘之 今井
Kyoko Tono
恭子 東野
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Abstract

【課題】この発明は、積層鉄心を円筒状に曲げる最終過程での導体線の端部同士の絡まり合いを回避し、導体線の端部の引き回し形状の再整形工程を不要とし、導体線の絶縁被膜の損傷発生を抑える回転電機の固定子の製造方法を得る。
【解決手段】巻線アッセンブリ10A,10B,10Cを積層鉄心6に装着し、その積層鉄心6を両端面間に隙間を持つように円環状に曲げる。ついで、掴み部保持治具7を積層鉄心6の両端両側に配置し、積層鉄心の両端両側に延出する導体線5の端部先端に形成された掴み部9をガイド溝8内に挿入させる。その後、積層鉄心6の両端面を突き合わせるまで曲げ、突き合わせ部を溶接する。さらに、掴み部9を切断除去し、導体線5の切断端部同士を接合する。
【選択図】図11

Description

この発明は、車両用交流発電機などの回転電機の固定子の製造方法に関するものである。
従来の車両用交流発電機の固定子は、多数枚の帯状の磁性板を積層して直方体状の積層鉄心を作製し、巻線を積層鉄心のスロットに収納し、巻線が収納された積層鉄心を円筒状に曲げ、曲げられた積層鉄心の両端面を突き合わせ、その突き合わせ部を溶接して製造されている(例えば、特許文献1参照)。そして、複数本の連続導体線を折り畳んで作製された巻線アッセンブリを積層鉄心のスロットに収納される巻線に用いていることが図示されているが、巻線アッセンブリを構成する連続導体線の結線構造については、具体的に説明されていない。
また、複数本の連続導体線を折り畳んで作製された複数の巻線アッセンブリを径方向に重ねて固定子鉄心に巻装し、各巻線アッセンブリの両端両側に延出する連続導体線の端部同士を接合して固定子巻線を構成している(例えば、特許文献2参照)。そして、特許文献2には、接合する連続導体線の端部の組み合わせが、固定子巻線の回路構成によって様々であることが示されている。
特開2001−298885号公報 特開2002−315246号公報
従来の車両用交流発電機の固定子の製造方法では、特許文献1,2に示されているように、複数本の連続導体線の端部が両端両側に延出している巻線アッセンブリをスロットに収納した状態で直方体状の積層鉄心を円筒状に曲げている。そして、巻線アッセンブリの両端両側に延出している連続導体線の端部は、積層鉄心の両端両側から延出している。そこで、積層鉄心を円筒状に曲げる最終過程で、積層鉄心の両端両側から延出している連続導体線の端部同士がぶつかり合ってしまう。そして、積層鉄心の両端面の突き合わせ部を溶接した状態では、連続導体線の端部が絡まり合ったり、不測の方向に曲がったりして、接合する連続導体線の端部同士が近接した状態に納まらなくなる。その結果、連続導体線の端部同士の接合工程に先立って、連続導体線の端部の引き回し形状を整形し直さなければならず、生産性が低下するという問題があった。さらには、連続導体線の端部同士の衝突により、連続導体線に被覆されている絶縁被膜が損傷してしまい、電気絶縁性が悪化してしまうという問題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、積層鉄心を円筒状に曲げる最終過程で、接合する導体線の端部同士が互いに近接した状態に納まるように導体線の端部を案内しつつ移動させるようにし、導体線の端部同士の接合工程に先立って行われる導体線の端部の引き回し形状の再整形工程を不要として生産性を向上できるとともに、導体線の絶縁被膜の損傷発生を抑えて電気絶縁性を向上できる回転電機の固定子の製造方法を得ることを目的とする。
この発明は、スロットが所定のピッチで形成された直方体の積層鉄心を、該スロットを内径側に開口するように円環状に曲げ、該積層鉄心の両端面を突き合わせて接合一体化して作製された固定子鉄心と、複数本の導体線で作製された巻線アッセンブリが該複数本の導体線の端部側を上記積層鉄心の両端の少なくとも一側に延出するように該積層鉄心に装着され、円環状に曲げられた該積層鉄心の両端面を突き合わせて接合一体化した後、該複数本の導体線の端部同士を接続して作製された固定子巻線とを備えた回転電機の固定子の製造方法である。そして、上記巻線アッセンブリの両端の少なくとも一側に延出する上記複数本の導体線の端部をそれぞれ所望の引き回し形状に整形する工程と、上記複数本の導体線の端部の一部をそれぞれ塑性変形させて掴み部を成形する工程と、上記導体線の端部が上記積層鉄心の両端の少なくとも一側から延出するよう、上記巻線アッセンブリを該積層鉄心に装着した後、該積層鉄心の両端面間に所定の隙間が形成されるまで該積層鉄心を円環状に曲げる工程と、を備えている。さらに、溝方向を円弧状或いは直線状とする複数のガイド溝が溝幅方向に互いに離間して併設されてなる掴み部保持治具を、該ガイド溝の溝幅方向を上記積層鉄心の径方向に向けて該積層鉄心の両端の少なくとも一側に配置し、上記掴み部のそれぞれを該ガイド溝に挿入させる工程と、上記積層鉄心の両端面が突き合わされるまで曲げ、この積層鉄心の曲げ動作に連動して該掴み部を該ガイド溝を案内にして移動させ、接合する上記連続導体線の端部同士が互いに近接して配列するように上記積層鉄心の一端の少なくとも一側の上記連続導体線の端部の群と該積層鉄心の他端の少なくとも一側の上記連続導体線の端部の群とを嵌め合わせる工程と、を備えている。さらにまた、上記積層鉄心の突き合わせ部を接合して円環状の上記固定子鉄心を作製する工程と、上記複数本の導体線の端部同士を接合する工程と、を備えている。
この発明によれば、積層鉄心の両端面が突き合わされるようにする最終曲げ工程で、導体線の端部の一部に成形された掴み部がガイド溝に案内されて移動し、接合する導体線の端部同士が互いに近接して配列するように積層鉄心の一端の導体線の端部の群と積層鉄心の他端の導体線の端部の群とが嵌め合わされる。そこで、積層鉄心の最終曲げ工程で、導体線の端部同士の衝突が回避され、導体線の端部の絡まりの発生や、不測の方向への曲がりの発生が防止される。これにより、導体線の端部同士の接合工程に先立って、導体線の端部の引き回し形状を整形し直す必要が無く、生産性が向上される。さらに、導体線の端部同士の衝突に起因する絶縁被膜の損傷も発生せず、電気絶縁性が向上される。
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図、図2はこの発明の一実施の形態に係る固定子における固定子巻線の1つの相巻線を模式的に示すリヤ側端面図、図3はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される積層鉄心を示す斜視図、図4はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される掴み部保持治具を示す上面図、図5はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第1巻線アッセンブリを示す側面図、図6はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第2巻線アッセンブリを示す側面図、図7はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第3巻線アッセンブリを示す側面図である。図8はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法において巻線アッセンブリを構成する導体線の端部に形成された掴み部を説明する図であり、図8の(a)は導体線の端部の斜視図、図8の(b)は導体線の端部を端面側からみた正面図である。図9はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における巻線アッセンブリの装着工程を説明する斜視図、図10はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の曲げ工程を説明する斜視図、図11はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における掴み部保持治具の装着状態を示す斜視図、図12はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の最終曲げ工程を説明する斜視図である。図13はこの発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の最終曲げ工程での導体線の端部の配列状態を説明する図であり、図13の(a)は掴み部の配列状態を示し、図13の(b)は掴み部の根元部の配列状態を示している。
なお、図2において、実線はリヤ側の配線を示し、点線はフロント側の配線を示し、黒丸は接合部を示している。
図1において、固定子1は、車両用交流発電機に適用されるものであって、磁性鋼板の積層体からなる円環状の固定子鉄心2と、固定子鉄心2に巻装された固定子巻線3とから構成されている。そして、固定子鉄心2には、内径側に開口するスロット2aが周方向に等角ピッチで例えば96個形成されている。また、インシュレータ4が各スロット2a内に装着され、固定子鉄心2と固定子巻線3との電気的絶縁を確実にしている。
固定子鉄心2は、後述するように、直方体状の積層鉄心6を円環状に曲げ、積層鉄心6の両端面を突き合わせて溶接一体化したものである。そして、固定子巻線3の付随結線部20が、固定子鉄心2の突き合わせ部21の軸方向両側に形成されている。
つぎに、固定子巻線3の構造について説明する。
まず、固定子巻線3を構成する1相分の巻線構造について図2を参照しつつ説明する。ここで、説明の便宜上、導体線5のスロット2a内の収納位置を内径側から1番地、2番地、3番地、4番地、5番地および6番地とする。
a相巻線30は、それぞれ絶縁被覆された円形断面の連続銅線からなる1本の連続導体線(以下、導体線とする)5で形成された第1乃至第6巻線31〜36から構成されている。そして、第1巻線31は、1本の導体線5をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット2aで構成される第1スロット群のスロット2aに、1番地と2番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第2巻線32は、1本の導体線5を第1スロット群のスロット2aに、2番地と1番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第3巻線33は、1本の導体線5を第1スロット群のスロット2aに、3番地と4番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第4巻線34は、1本の導体線5を第1スロット群のスロット2aに、4番地と3番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第5巻線35は、1本の導体線5を第1スロット群のスロット2aに、5番地と6番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第6巻線36は、1本の導体線5を第1スロット群のスロット2aに、6番地と5番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。そして、各スロット2a内には、6本の導体線5がインシュレータ4(図示せず)に囲繞されて径方向に1列に並んで収納されている。
そして、固定子鉄心2のリヤ側において、1番のスロット2aの2番地から延出する第2巻線32の端部32aと91番のスロット2aの3番地から延出する第4巻線34の端部34bとをTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により接合する。また、1番のスロット2aの4番地から延出する第4巻線34の端部34aと91番のスロット2aの5番地から延出する第6巻線36の端部36bとをTIG溶接により接合する。さらに、1番のスロット2aの6番地から延出する第6巻線36の端部36aと91番のスロット2aの1番地から延出する第2巻線32の端部32bとをTIG溶接により接合する。これにより、第2、第4および第6巻線32,34,36を直列に接続した3ターンの波巻き巻線が形成される。
また、固定子鉄心15のフロント側において、1番のスロット2aの1番地から延出する第1巻線31の端部31aと91番のスロット2aの6番地から延出する第5巻線35の端部35bとをTIG溶接により接合する。また、1番のスロット2aの3番地から延出する第3巻線33の端部33aと91番のスロット2aの2番地から延出する第1巻線31の端部31bとをTIG溶接により接合する。さらに、1番のスロット2aの5番地から延出する第5巻線35の端部35aと91番のスロット2aの4番地から延出する第3巻線33の端部33bとをTIG溶接により接合する。これにより、第1、第3および第5巻線31,33,35を直列に接続した3ターンの波巻き巻線が形成される。
ついで、61番と67番とのスロット2aからリヤ側に延出する第1巻線31の導体線5の部位を切断し、67番と73番とのスロット2aから延出する第2巻線32の導体線5の部位を切断する。そして、61番のスロット2aの1番地から延出する第1巻線31の切断端31cと、67番のスロット2aの1番地から延出する第2巻線32の切断端32cとをTIG溶接により接合する。これにより、第1乃至第6巻線31〜36が直列に接続された6ターンの波巻き巻線(a相巻線30)が形成される。そして、67番のスロット2aの2番地から延出する第1巻線31の切断端31dと、73番のスロット2aの2番地から延出する第2巻線32の切断端32dとが、このa相巻線30の両端部となる。例えば、第1巻線31の切断端31dがa相巻線30の口出し線(O)となり、第2巻線32の切断端32dがa相巻線30の中性点(N)となる。
図示していないが、同様にして、導体線5が巻装されるスロット2aを1スロットずつずらしてd相巻線、c相巻線、f相巻線、b相巻線およびe相巻線が形成される。そして、a相巻線が1番、7番・・・91番の第1スロット群に巻装され、d相巻線が2番、8番・・・92番の第2スロット群に巻装され、c相巻線が3番、9番・・・93番の第3スロット群に巻装され、f相巻線が4番、10番・・・94番の第4スロット群に巻装され、b相巻線が5番、11番・・・95番の第5スロット群に巻装され、e相巻線が6番、12番・・・96番の第6スロット群に巻装されている。
ここで、a相巻線、b相巻線およびc相巻線の中性点(N)を接続してY結線し、d相巻線、e相巻線およびf相巻線の中性点(N)を接続してY結線すれば、2組の三相交流巻線からなる固定子巻線3が構成される。
また、a相巻線とd相巻線とを直列に接続し、b相巻線とe相巻線とを直列に接続し、c相巻線とf相巻線とを直列に接続する。そして、直列に接続された3つの巻線をY結線すれば、1組の三相交流巻線からなる固定子巻線3が構成される。
なお、三相交流巻線は、Y結線に代えて、Δ結線してもよい。
固定子巻線3は、このように、導体線5が固定子鉄心2の端面側のスロット2a外で折り返されて、6スロット数毎にスロット2a内でスロット深さ方向に内層と外層とを交互に採るように巻装された36本の第1乃至第6巻線31〜36から構成されている。そして、固定子鉄心2の端面側のスロット2a外で折り返された導体線5の部位がコイルエンドを形成している。そこで、固定子鉄心2の両端において、ほぼ同一形状に形成されたコイルエンドが、周方向に、かつ、径方向に互いに離間して、3列となって周方向に整然と配列されて、フロント側およびリヤ側コイルエンド群を構成している。
また、固定子巻線3の付随結線部20が、36本の第1乃至第6巻線31〜36の端部同士の接合部により構成される。
つぎに、このように構成された固定子1の製造方法について説明する。
まず、直方体状の積層鉄心6および掴み部保持治具7が用意される。
この積層鉄心6は、図3に示されるように、矩形平板状の磁性鋼板を所定枚数積層、一体化して作製され、96個のスロット6aが等ピッチに形成されている。
また、掴み部保持治具7は、図4に示されるように、固定子鉄心2に巻装された固定子巻線3のコイルエンド群の周方向所定領域、即ち付随結線部20を覆う形状を有する円弧平板状に作製され、例えば6つのガイド溝8が互いに溝幅方向(径方向)に離間して周方向に円弧状に延びるように、円弧平板状の基板に穿設されている。ここで、説明の便宜上、径方向に離間して配置されている6つのガイド溝8を、内周側から順にガイド溝8a、ガイド溝8b、・・・、ガイド溝8fとする。
ついで、12本の導体線5を同一平面上に1スロットピッチで平行に配列し、その後、12本の導体線5を同時に雷状に折り畳んで、巻線アッセンブリを作製する。
ここで、雷状に折り畳まれた各導体線5は、ターン部5aで連結された96本の直線状のスロット収納部(直線部)5bが6スロットピッチ(6P)で配列された平面上パターンに折り曲げ成形されている。そして、隣り合うスロット収納部5bが、ターン部5aにより、導体線5の幅分ずらされている。このターン部5aがコイルエンドを構成する。
この巻線アッセンブリは、このように折り曲げ成形された2本の導体線5を6スロットピッチずらしてスロット収納部5bを重ねられて配列された導体線5の対が、1スロットピッチずつずらして6対配列されて構成されている。そして、導体線5の端部が、巻線アッセンブリの両端の両側から6本ずつ延出されている。
ついで、巻線アッセンブリの両端の両側から延出する6本ずつの導体線5の端部を所望の引き回し形状に整形し、図5、図6および図7に示される第1、第2および第3巻線アッセンブリ10A,10B、10Cを得る。
ついで、第1、第2および第3巻線アッセンブリ10A,10B,10Cにおいて、所望の引き回し形状に整形された各導体線5の端部の先端部を塑性変形し、掴み部9を成形する。この掴み部9は、図8に示されるように、長辺長さをL1および短辺長さをL2とする断面矩形に形成されている。そして、掴み部9は、矩形断面の長辺方向が第1、第2および第3巻線アッセンブリ10A,10B,10Cの長さ方向に向くように導体線5の端部の先端に成形されている。
ここで、円形断面の導体線5の直径をRとしたとき、L1>R>L2となっている。また、掴み部保持治具7のガイド溝8の溝幅をL3としたとき、2>L3/L2>1となっている。そして、ガイド溝8の溝ピッチをL4としたとき、L4はRより僅かに大きくなっている。
ついで、図9に示されるように、第1巻線アッセンブリ10Aがスロット底部側に、第2巻線アッセンブリ10Bが中央に、さらに第3巻線アッセンブリ10Cがスロット開口側に位置するように3層に重ね、インシュレータ4(図示せず)を介して積層鉄心6に装着する。これにより、積層鉄心6の各スロット6aには、6本のスロット収納部5bがスロット深さ方向に1列に配列されて収納されている。また、18本の導体線5の端部が、積層鉄心6の両端の両側のそれぞれから延出している。
ついで、図10に示されるように、積層鉄心6の両端面が所定の隙間を持って相対するまで、積層鉄心6を円環状に曲げる。この状態では、積層鉄心6の一端の両側から延出する18本ずつの導体線5の端部群22,23は、他端の両側から延出する18本ずつの導体線5の端部群24,25と離れており、互いに干渉することがない。そして、導体線5の端部の掴み部9はその長辺方向を周方向に向けて配列されている。
ついで、積層鉄心6がその両端面間に隙間を持つ状態に保持され、導体線5の端部の掴み部9が径方向および周方向に位置決めされた後、掴み部保持治具7が、図11に示されるように、積層鉄心6の両端の両側に装着される。
この時、円環状に曲げられた積層鉄心6のリヤ側においては、例えば、96番および95番のスロット6aの1番地から延出する2本の導体線5の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向(溝方向)に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8aに挿入される。また、96番から91番のスロット6aの3番地から延出する6本の導体線の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8cに挿入される。さらに、96番から91番のスロット6aの5番地から延出する6本の導体線5の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8eに挿入され、その周方向一側(図11中反時計方向)に、94番から91番のスロット6aの1番地から延出する4本の導体線5の端部が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8eに挿入される。
また、6番および5番のスロット6aの6番地から延出する2本の導体線5の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8bに挿入され、その周方向一側に、6番から1番のスロット6aの2番地から延出する6本の導体線5の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8bに挿入される。また、6番から1番のスロット6aの4番地から延出する6本の導体線5の端部の掴み部9が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8dに挿入される。さらに、4番から1番のスロット6aの6番地から延出する4本の導体線5の端部が矩形断面の長手方向を周方向に向けて周方向に1列に並んでガイド溝8fに挿入される。
ついで、積層鉄心6の両端面が突き当たるまで積層鉄心6を曲げ、積層鉄心6の両端面の突き合わせ部21を溶接し、円環状の固定子鉄心2を得る。
この積層鉄心6の最終曲げ工程では、導体線5の端部の掴み部9のそれぞれは、円弧状のガイド溝8a〜8f内を溝方向にスライド移動する。そして、図12に示されるように、積層鉄心6の一端の両側から延出する導体線5の端部の掴み部9の群と、積層鉄心6の他側の両側から延出する導体線5の端部の掴み部9の群とが、互いにぶつかり合うことなく、所望の位置関係を持つように嵌り合う。
ついで、ガイド溝8のそれぞれに挿入されている掴み部9の群を周方向両側から押圧し、掴み部9を互いに密接させる。その後、その状態の導体線5の端部の周方向および径方向の位置を保持するように、導体線5の端部を位置決め保持する。
ここで、2>L3/L2>1となっているので、導体線5の掴み部9は、図13の(a)に示されるように、同一ガイド溝8内に挿入されている他の掴み部9を追い越すことなく、1列となってガイド溝8内をスライド移動する。そして、接合される導体線5の端部の掴み部9同士が、径方向に隣接するガイド溝8に、径方向に対となって並んでいる。また、L1>R、かつ、L4がRより僅かに大きくなっているので、接合される導体線5の掴み部9の根元側の円形断面の部位同士は、図13の(b)に示されるように、径方向に僅かな隙間d1(=L4−R)を持って、径方向に対となって並んでいる。さらに、導体線5の掴み部9の根元側の円形断面の部位は、周方向に隙間d2(=L1−R)を持って、周方向に1列に並んでいる。
ついで、掴み部保持治具7を取り外し、掴み部9を切断除去する。そして、接合される導体線5の切断端部同士を溶接し、固定子1が製造される。この導体線5の切断端部同士の溶接部が付随結線部20となる。
なお、固定子巻線3を実現するための巻線同士の結線作業は、積層鉄心6の溶接工程に引き続いて行ってもよいし、導体線5の溶接端部の接合工程に引き続いて行ってもよい。
この発明によれば、第1および第2巻線アッセンブリ10A,10Bの両端の両側から延出している導体線5の端部の先端に掴み部9を形成している。また、第1および第2巻線アッセンブリ10A,10Bが装着された積層鉄心6を両端面間に所定の隙間を有するように曲げて掴み部保持治具7を装着し、その後積層鉄心6の両端面を突き合わせるように曲げている。そこで、積層鉄心の最終曲げ工程で、掴み部9がガイド溝8に案内されて移動し、接合する導体線5の端部同士が径方向に近接して配列するように積層鉄心6の一端の両側の導体線5の端部群22,23と積層鉄心6の他端の両側の導体線の端部群24,25とが嵌め合わされる。これにより、積層鉄心6の最終曲げ工程で、導体線5の端部同士の衝突が回避され、導体線5の端部の絡まりの発生や、不測の方向への曲がりの発生が防止される。従って、導体線5の端部同士の接合工程に先立って、導体線5の端部の引き回し形状を整形し直す必要が無く、生産性が向上される。さらに、導体線5の端部同士の衝突に起因する絶縁被膜の損傷も発生せず、電気絶縁性が向上される。
また、掴み部9の矩形断面の長辺長さL1および短辺長さL2がL1>R>L2となるように形成され、ガイド溝8の溝ピッチ(併設ピッチ)L4が導体線5の直径Rより僅かに大きくなるように形成されているので、導体線5の端部群22,23と端部群24,25との嵌り合い時に、導体線5の端部は互いの衝突が回避され、径方向および周方向に互いに離間して配列される。そこで、掴み部9を除く導体線5の端部の絶縁被膜が損傷することもなく、電気絶縁性が向上される。また、ガイド溝8の溝ピッチL4を導体線5の直径Rより僅かに大きくしているので、接合される導体線5の端部同士が径方向に近接して配列されている。そこで、導体線5の接合端部の接合工程に先立って、導体線5の接合端部を整形し直す必要が無く、接合作業性が向上される。
また、掴み部9の長辺長さL1が付随結線部20の接合部の周方向ピッチに形成されている。そして、導体線5の端部の接合工程に先立って、ガイド溝8のそれぞれに挿入されている掴み部9の群を周方向両側から押圧して、掴み部9を互いに密接させ、その状態の導体線5の端部の周方向および径方向の位置を保持するように、導体線5の端部を位置決め保持している。そこで、掴み部保持治具7を取り外し、掴み部9を切断した状態では、導体線5の切断端部の周方向ピッチは、接合部の周方向ピッチに保持されている。これにより、導体線5の接合端部の接合工程に先立って、導体線5の接合端部を整形し直す必要が無く、接合作業性が向上される。
また、ガイド溝8の溝幅L3が、2>L3/L2>1となるように形成されているので、積層鉄心6の最終曲げ工程で、掴み部9が同一ガイド溝8に挿入されている他の掴み部9を乗り越えるようなことがなく、ガイド溝8内をスムーズにスライド移動できる。
また、掴み部9を導体線5の端部の先端に形成し、掴み部9を切断除去し、導体線5の切断端部同士を接合するようにしているので、掴み部9がガイド溝8の内周壁面に擦れたり、掴み部9同士が擦れても、製品としての信頼性に影響を及ぼさない。さらに、掴み部9を導体線5の端部の先端に形成することも、製品としての信頼性に影響を及ぼさない。
なお、上記実施の形態では、車両用交流発電機の固定子に適用されるものとして説明しているが、本発明は、交流電動機、交流電動発電機等の回転電機の固定子に適用しても同様の効果を奏する。
また、上記実施の形態では、96個のスロットが固定子鉄心に形成されているものとして説明されているが、スロット数は、96個に限定されるものではなく、毎極毎相当たりのスロット数および極数に応じて適宜設定される。
また、上記実施の形態では、スロットが等角ピッチに配列されているものとしているが、スロットは等角ピッチに配列されている必要はなく、例えばα°と(60−α)°とを交互にとる不等ピッチ(但し、α≠30)に配列されていてもよい。
また、上記実施の形態では、12本の導体線を折り畳んで作製された巻線アッセンブリを3つ重ねて積層鉄心に装着するものとして説明しているが、巻線アッセンブリの装着数や巻線アッセンブリを構成する導体線の数はこれに限定されるものではなく、各相巻線のターン数、毎極毎相当たりのスロット数などの固定子の仕様に応じて適宜設定される。さらに、付随結線部20を構成する接合部の配列も、同様に、固定子巻線の仕様に応じて適宜設定される。
また、上記実施の形態では、導体線が両端の両側に延出している巻線アッセンブリを用いるものとしているが、導体線が両端の一側に延出している巻線アセンブリを用いても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、導体線が各スロット内にスロット深さ方向に1列に配列して収容されているものとしているが、スロット内の導体線の配列状態は巻線アッセンブリの構成によって決まるものであり、例えば導体線が各スロット内にスロット深さ方向に複数列に配列して収容されていてもよく、さらには、各スロット内に束となって収容されていてもよい。
また、上記実施の形態では、積層鉄心の両端面を突き合わせて溶接するものとして説明しているが、積層鉄心の両端面の接合方法は溶接に限定されるものではなく、例えば接着でもよい。
また、上記実施の形態では、円形断面の導体線を用いるものとしているが、導体線は円形断面のものに限定されるものではなく、例えば断面楕円形や断面多角形のものを用いることができる。導体線の周方向長さおよび径方向長さとは、固定子鉄心に巻装されている状態における導体線の端部の周方向の最大長さおよび径方向の最大長さを意味する。
また、掴み部9は、矩形断面形状に限定されるものではなく、その周方向長さ(A)および径方向長さ(B)が、A>導体線の端部の周方向長さ(本実施の形態では、R)、かつ、B<導体線の端部の径方向長さ(本実施の形態では、R)を満足する断面形状を有していればよく、例えば掴み部を図14の(a)〜(d)に示される断面形状に成形するようにしてもよい。掴み部の周方向長さおよび径方向長さとは、積層鉄心6を円環状に曲げた際における掴み部の周方向の最大長さおよび径方向の最大長さを意味する。
また、上記実施の形態では、6本のガイド溝が掴み部把持治具に形成されているものとして説明しているが、ガイド溝の本数は6本に限定されるものではなく、固定子巻線の付随結線部の構成に合わせて適宜設定される。
また、上記実施の形態では、円弧状とするガイド溝が掴み部把持治具に形成されているものとして説明しているが、ガイド溝は掴み部をスライド移動できる溝形状であればよく、円弧状のガイド溝に代えて直線状のガイド溝を用いてもよいし、円弧状のガイド溝と直線状のガイド溝とを混在させてもよい。
また、上記実施の形態では、径方向に近接する導体線の端部同士が接合されるものとしているが、周方向に近接する導体線の端部同士を接合するようにしてもよい。この場合、積層鉄心の最終曲げ工程で、掴み部保持治具を変えて、接合する導体線の端部同士を周方向に近接して配列するようにすればよい。
この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子における固定子巻線の1つの相巻線を模式的に示すリヤ側端面図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される積層鉄心を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される掴み部保持治具を示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第1巻線アッセンブリを示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第2巻線アッセンブリを示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法に適用される第3巻線アッセンブリを示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法において巻線アッセンブリを構成する導体線の端部に形成された掴み部を説明する図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における巻線アッセンブリの装着工程を説明する斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の曲げ工程を説明する斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における掴み部保持治具の装着状態を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の最終曲げ工程を説明する斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る固定子の製造方法における積層鉄心の最終曲げ工程での導体線の端部の配列状態を説明する図である。 この発明に係る固定子の製造方法における導体線の端部に形成される掴み部の他の実施態様を示す断面図である。
符号の説明
1 固定子、2 固定子鉄心、2a スロット、3 固定子巻線、5 連続導体線、5a ターン部、5b スロット収納部(直線部)、7 掴み部保持治具、8 ガイド溝、9 掴み部、10A 第1巻線アッセンブリ、10B 第2巻線アッセンブリ、10C 第2巻線アッセンブリ、22〜25 導体線の端部群、31 第1巻線、32 第2巻線、33 第3巻線、34 第4巻線、35 第5巻線、36 第6巻線。

Claims (7)

  1. スロットが所定のピッチで形成された直方体の積層鉄心を、該スロットを内径側に開口するように円環状に曲げ、該積層鉄心の両端面を突き合わせて接合一体化して作製された固定子鉄心と、複数本の導体線で作製された巻線アッセンブリが該複数本の導体線の端部側を上記積層鉄心の両端の少なくとも一側に延出するように該積層鉄心に装着され、円環状に曲げられた該積層鉄心の両端面を突き合わせて接合一体化した後、該複数本の導体線の端部同士を接続して作製された固定子巻線とを備えた回転電機の固定子の製造方法において、
    上記巻線アッセンブリの両端の少なくとも一側に延出する上記複数本の導体線の端部をそれぞれ所望の引き回し形状に整形する工程と、
    上記複数本の導体線の端部の一部をそれぞれ塑性変形させて掴み部を成形する工程と、
    上記導体線の端部が上記積層鉄心の両端の少なくとも一側から延出するよう、上記巻線アッセンブリを該積層鉄心に装着した後、該積層鉄心の両端面間に所定の隙間が形成されるまで該積層鉄心を円環状に曲げる工程と、
    溝方向を円弧状或いは直線状とする複数のガイド溝が溝幅方向に互いに離間して併設されてなる掴み部保持治具を、該ガイド溝の溝幅方向を上記積層鉄心の径方向に向けて該積層鉄心の両端の少なくとも一側に配置し、上記掴み部のそれぞれを該ガイド溝に挿入させる工程と、
    上記積層鉄心の両端面が突き合わされるまで曲げ、この積層鉄心の曲げ動作に連動して該掴み部を該ガイド溝を案内にして移動させ、接合する上記連続導体線の端部同士が互いに近接して配列するように上記積層鉄心の一端の少なくとも一側の上記連続導体線の端部の群と該積層鉄心の他端の少なくとも一側の上記連続導体線の端部の群とを嵌め合わせる工程と、
    上記積層鉄心の突き合わせ部を接合して円環状の上記固定子鉄心を作製する工程と、
    上記複数本の導体線の端部同士を接合する工程と
    を備えていることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。
  2. 上記巻線アッセンブリは、上記導体線として連続導体線を用い、所定の本数の該連続導体線を同時に折り畳んで作製され、
    直線部がターン部により連結されて所定スロットピッチで配列され、かつ、隣り合う該直線部が該ターン部によりスロット深さ方向に内層と外層とを交互に採るようにずらされたパターンに形成された2本の上記連続導体線を、互いに上記所定スロットピッチずらして上記直線部を重ねて配列してなる導体線対が、1スロットピッチずつずらされて上記所定スロット数と同数対配列され、かつ、上記連続導体線の端部が両端の少なくとも一側に延出して構成されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子の製造方法。
  3. 上記掴み部の径方向長さL2は上記導体線の端部の径方向長さより短く形成され、上記ガイド溝の溝幅方向の併設ピッチL4は上記導体線の端部の径方向長さより大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機の固定子の製造方法。
  4. 上記ガイド溝の溝幅L3と上記掴み部の径方向長さL2は、1<L3/L2<2を満足するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の回転電機の固定子の製造方法。
  5. 上記掴み部の周方向長さL1は上記導体線の端部の周方向長さより長く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子の製造方法。
  6. 上記掴み部の周方向長さL1が上記導体線の端部同士の接合部の周方向ピッチに形成され、上記導体線の端部同士を接合する工程に先立って、上記ガイド溝に挿入されている上記掴み部の群を周方向両側から押圧して該掴み部を互いに密接する位置に規制する工程を備えていることを特徴とする請求項5記載の回転電機の固定子の製造方法。
  7. 上記掴み部は、上記導体線の端部の先端に成形され、円環状の上記固定子鉄心を作製した後、切断除去されて、上記導体線の切断された端部同士が接合されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子の製造方法。
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