JP3860739B2 - 磁気シールド建造物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送電線からの交流磁場による影響を低減させるための磁気シールド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
送電線近傍の建造物は、常時大きな交流磁場の環境下にあり、人体や機器への影響が懸念されている。このうち、人体に対する影響の有無はまだ明らかとなっていないが、機器に関しては電子ビーム応用機器等で障害が生じる。例えば、テレビやパソコン用CRTディスプレイでは画像揺れ障害が生じる。その閾値は、画面サイズ、方式、解像度等によっても異なるが、磁場の波高値でlμT(10mG)〜2μT(20mG)である。
画像揺れ障害が生じる場合、従来の対策としては、簡易なものではテレビやパソコン用CRTディスプレイを磁気シールドボックスで覆う方法が採られている。この磁気シールドボックスは正面部が開放された六面体で、磁気シールド材で構成されている。
また、建物の広い範囲をシールドする、いわゆる磁気シールド建物が提案されている。例えば、特開平9−172290号「変動磁場シールド工法」では、方向性珪素鋼板の圧延方向を送電線と直交方向に向けて天井面、壁面、床面に連続的に配置し、大きな磁気回路を構成して建物内部の広い空間をシールドするものである。従来の堅固な磁気シールドルームと異なり、居住性を高めるために窓などの開口部を設けることもできる。
また、集合住宅や事務所等のように対象の領域が広く、窓があるため壁面に十分な磁気シールド工事が行えない場合は、性能は落ちるが屋根面のみを磁気シールド材で覆う方法も採られている。
いずれの方法においても、磁気シールド材には、パーマロイ、アモルファス、珪素鋼板、純鉄等の比較的透磁率の高い材料が使われている。これらの磁気シールド材で必要箇所を覆い、外部からの磁場の侵入を防ぐものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の磁気による障害を防ぐ方法にあっては、次のような問題点がある。
<イ>方向性磁気シールド材を天井面、壁面、床面に連続的に配置し、大きな磁気回路を構成して建物内部の広い空間をシールドする場合、配置する磁気シールド材の使用量が多くなるためコストが高くなる。
<ロ>また、屋根面のみに磁気シールド材を設置する方法は、屋根面の面積が大きく、かつ幅・奥行きとも所定の長さ以上あれば多少の効果はあるが、屋根の周辺ではほとんど効果がない。逆に磁気シールド材端部に磁極ができ、磁場が大きくなることもある。また、面積が大きくなると当然コストも高くなる。
<ハ>パーマロイやアモルファスは透磁率の高い材料であるが、材料費が高い。<ニ>磁気シールドボックスは、機器単体に近接して覆うもので、簡易かつ即効的な方法であるが、機器の操作性を損なう。また、機器ごとに磁気シールドボックスを用意する必要がある。
【0004】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、送電線から発生する磁場による開口部を有する室内での影響を低減できる効果的な磁気シールド建造物を提供することを目的とする。
また、磁気シールド材の配置によって使用環境を変化させない磁気シールド建造物を提供することを目的とする。特に、採光面・換気面で室内の住環境を悪化させない磁気シールド建造物を提供することを目的とする。
さらに、低コストで設置できる磁気シールド建造物を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の磁気シールド建造物は、送電線から発生する磁場による影響を低減させるための磁気シールド構造であって、室外に磁気シールド材を配置した磁気低減空間を構築し、開口部を有する室内での前記磁場による影響を低減させることを特徴とするものである。ここで、開口部とは窓や扉などの建造物としての壁のない部分をいう。また、磁気低減空間はバルコニーや廊下などの空間に設けるのが好ましい。
さらに、磁気シールド材を室内外に跨って配置することもできる。
【0006】
また、上記の磁気シールド建造物において、建造物の機能上必要な構造部材に磁気シールド材を配置する。ここで建造物の機能上必要な構造部材とは、外壁やバルコニーの腰壁、床、梁など磁気シールド材の配置の有無に関わらず構築する構造部材をいう。
すなわち、本発明は、請求項1に係る発明として、複数階の室外にバルコニー又は廊下を備える建造物に対する送電線から発生する磁場による影響を低減させるための磁気シールド構造であって、前記室外のバルコニー又は廊下の表裏面のみに磁気シールド材を配置して磁気低減空間を構築し、開口部を有する室内での前記磁場による影響を低減させることを特徴とする磁気シールド建造物を提供する。
また、請求項2に係る発明として、複数階の室外のバルコニー又は廊下の表裏面のみに磁気シールド材を配置し、複数階に跨るように前記建造物の高さ方向に連続的な磁気低減空間を構築したことを特徴とする、前記請求項1に記載の磁気シールド建造物を提供する。
【0007】
そして本発明の磁気シールド建造物は、送電線から発生する磁場による影響を低減させるための磁気シールド構造であって、前記磁気シールド建造物の少なくとも一面に帯状の磁気シールド材を間隔をおいて複数配置し、前記帯状の磁気シールド材間にその長手方向に間隔をおいて磁気シールド材を連続的に配置したことを特徴とするものである。帯状に磁気シールド材を配置することで、窓などの開口部を磁気シールド材で覆うことがなく、採光面・換気面で室内の住環境を悪化させることがない。
すなわち、本発明は、請求項に係る発明として、前記建造物の表面であって、横方向に形成した面又は縦方向に形成した面のいずれか一面に帯状の磁気シールド材を間隔をおいて複数配置したことを特徴とする、前記請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド建造物である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
<イ>磁気シールド建造物
本発明で対象とする建造物は、集合住宅31や邸宅などの居住空間や、事務所等に使用されるビルディング等、機能上、窓32や扉などの開口部を有する建造物である。
また、本発明では居住等に使用する空間である室内61に磁場の影響を及ぼさないようにするために、バルコニーや廊下などの室外62に磁気の磁気低減空間6を設けるものである。
【0010】
<ロ>磁場方向
磁場方向2とは、送電線21などから発生した磁場の方向をいう。磁場方向2は磁力線の方向ともいう。
磁場方向2は、電線が1本の場合は電線を中心とする同心円の接線方向となる。しかしながら、送電線21は三相交流であるため、3本の電線が120度ずつ位相をずらした形で構成されており、さらには複数の回線が様々な位相関係で存在することが多い(図2参照)。このため、送電線21周辺の磁場方向2はまちまちである。ただし、それぞれの場所においては、磁場の強さが送電線21に流れる電流の変動にともなって変動するのに対し、磁場方向2はほとんど変わらない。
【0011】
<ハ>磁気シールド材
磁気シールド材4とは、磁場を低減させる効果を有する材料をいう。
磁気シールド材4は、透磁率の高い材料であれば何でもよい。例えば、パーマロイ、アモルファス、珪素鋼板(方向性・無方向性)、純鉄等が使用できる。
所定のシールド機能を発揮させるためには、所定の厚さを確保する必要がある。これは磁場の強さと材料の磁気特性から決まるもので、磁場解析等により求めることができる。純鉄であれば通常1枚で所定の厚さを確保できるが、アモルファス(厚さ30μm程度)や珪素鋼板(最大厚さ0.5mm程度)は複数枚重ねて所定の厚さとする。
【0012】
<ニ>帯状磁気シールド材
帯状磁気シールド材43は、建造物の連続する外壁などに帯状に連続して配置する磁気シールド材をいう。
図1には鉛直方向に連続する外壁に帯状磁気シールド材43を配置した実施例を示したが、水平方向に連続する外壁に帯状磁気シールド材43を配置することもできる。
帯状磁気シールド材43の間には、窓32などの開口部を塞がないように区間磁気シールド材44を配置する。
また、帯状磁気シールド材43として方向性磁気シールド材を使用する場合は、磁場方向2と高透磁率方向がほぼ一致するように配置するのが好ましい。
【0013】
帯状磁気シールド材43の厚さは、遮蔽する磁気の強さに応じて変化させることができる。例えば図2に示した集合住宅31aでは、送電線21に近い上層階では帯状磁気シールド材43aの厚さを厚くし、磁気が弱まる下層階に近づくにつれて厚さを薄くしていくことができる。磁気シールド材の厚さは、磁場の強さと材料の磁気特性から決まるものなので、磁場解析等により求めるのが好ましい。
なお、帯状磁気シールド材43は一枚の材料で構成しなくとも、複数枚の板材を連続的に配置することで構成することもできる。
【0014】
【実施例】
以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
【0015】
<イ>磁気シールド材の配置
図1は、送電線から発生する磁場による影響を受ける集合住宅31aの外壁に、帯状磁気シールド材43を上下方向に配置した実施例である。帯状磁気シールド材43は、部屋間の窓のない連続した外壁に配置する。
そして、帯状磁気シールド材43間にその長手方向(この例では上下方向)に間隔をおいて区間磁気シールド材44を連続的に配置する。
この結果、集合住宅31aの外壁に格子状に磁気シールド材4が配置される。集合住宅31aを一周するように帯状磁気シールド材43や区間磁気シールド材44を配置するなどして効果的な磁気回路を構成することができれば、磁気回路内の磁気を大幅に低減することが可能となる。
【0016】
<ロ>磁気低減空間の構築
磁気低減空間6は、建造物のバルコニーや廊下などの室外62に構築する。
図3は、集合住宅31のバルコニーに磁気低減空間6を構築した実施例の断面図を示したものである。
磁気シールド材は、外壁に設置する帯状磁気シールド材43や区間磁気シールド材44の他に、腰壁33やバルコニー床34や梁35等の表面に設置することができる。また、必要に応じてバルコニー床34などに配置した磁気シールド材4を室内61にまで延長することもできる。
このように建造物の機能上必要な構造部材に磁気シールド材4を設置するのであれば、磁気シールド材4を設置したことによって窓32などの開口部を遮ることもなく、採光面・換気面で室内の住環境を悪化させることがない。
これらの建造物の表面に設置する磁気シールド材の表面には仕上げ材を配置して一般の外観と変わらないように施工するのが好ましい。さらに、磁気シールド材と仕上げ材を一体化すれば磁気シールド材を取付ける手間を省略でき効率的である。
【0017】
【発明の効果】
本発明の磁気シールド建造物は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ>室外又は室内外の磁気低減空間に磁気シールド材を配置することにより室内での送電線から発生する磁場による影響を低減できる。磁気シールド材は建造物の機能上必要な構造部材に配置するだけなので、磁気シールド材が室内の開口部を塞ぐことはない。この結果、磁気シールド材の配置によって使用環境が変化しない磁気シールド建造物とすることができる。
<ロ>磁気シールド材の表面に仕上げ材を配置することで、良好な外観を保つことができる。また、磁気シールド材と仕上げ材とを一体化することで磁気シールド材を取付ける手間を省略でき効率的である。
<ハ>帯状の磁気シールド材を配置するだけで効果の高い磁気シールド構造を構成できる。このため、窓などを塞がなくとも磁場の影響を低減することができる。また、使用材料を減らすことができるので、コストも削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気シールド建造物の外壁に磁気シールド材を配置した実施例の正面図。
【図2】集合住宅の外壁に磁気シールド材を配置した実施例の断面図。
【図3】集合住宅のバルコニーに磁気低減空間を構築した実施例の断面図。
【符号の説明】
2・・・磁場方向
32・・窓
4・・・磁気シールド材
43・・帯状磁気シールド材
44・・区間磁気シールド材
6・・・磁気低減空間
61・・室内
62・・室外

Claims (3)

  1. 複数階の室外にバルコニー又は廊下を備える建造物に対する送電線から発生する磁場による影響を低減させるための磁気シールド構造であって、
    前記室外のバルコニー又は廊下の表裏面のみに磁気シールド材を配置して磁気低減空間を構築し、
    開口部を有する室内での前記磁場による影響を低減させることを特徴とする、
    磁気シールド建造物。
  2. 複数階の室外のバルコニー又は廊下の表裏面のみに磁気シールド材を配置し、複数階に跨るように前記建造物の高さ方向に連続的な磁気低減空間を構築したことを特徴とする、前記請求項1に記載の磁気シールド建造物。
  3. 前記建造物の表面であって、横方向に形成した面又は縦方向に形成した面のいずれか一面に帯状の磁気シールド材を間隔をおいて複数配置したことを特徴とする、前記請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド建造物。
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