JPH04285268A - 多層建築物 - Google Patents

多層建築物

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Publication number
JPH04285268A
JPH04285268A JP7404391A JP7404391A JPH04285268A JP H04285268 A JPH04285268 A JP H04285268A JP 7404391 A JP7404391 A JP 7404391A JP 7404391 A JP7404391 A JP 7404391A JP H04285268 A JPH04285268 A JP H04285268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
story building
cut
annex
annular passage
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7404391A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Muramatsu
村松 敏之
Kazunori Sawase
一徳 澤瀬
Yasushi Aoki
青木 康至
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haseko Corp
Original Assignee
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Haseko Corp, Hasegawa Komuten Co Ltd filed Critical Haseko Corp
Priority to JP7404391A priority Critical patent/JPH04285268A/ja
Publication of JPH04285268A publication Critical patent/JPH04285268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コア部に接する環状通
路と、当該環状通路に臨ませた複数の住戸を配置した多
層建築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コア部に接する環状通路と、当該環状通
路に臨ませた複数の住戸を配置した多層建築物は、例え
ば、実開昭47−272号公報等によって、既に知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、いずれも、センターコアの周囲に環状通路を設け、
その外周に複数の住戸を、環状通路に臨ませて配置した
ものであったため、円周方向の一部(北側)に、必ず、
日照条件の悪い住戸部分が生じ、部屋割りが難しいとい
う問題点があった。
【0004】また、高層の建物では、火災時等における
2方向避難径路を確保するために、二つの附室付き階段
(特別避難階段)が必要であり、上記の従来例では、こ
れらの特別避難階段が二つともセンターコアに設けられ
ていた。この場合、センターコアの全周が住戸で囲まれ
た密閉状態であるため、非常時における二つの附室の排
煙は、機械排煙に依らざるを得ず、機械式排煙設備のた
めの費用が高くつき、排煙ダクトの占める面積も大きく
なるといった問題点があった。
【0005】本発明は、上記の点に留意してなされたも
ので、その目的とするところは、コア部に接する環状通
路と、当該環状通路に臨ませた複数の住戸を配置した多
層建築物において、日照条件の悪い部分をなくして、部
屋割りを容易にすると共に、コア部又はその近くに設け
た階段の附室を自然排煙として、設備費の節減および排
煙ダクトの占める面積の縮小を可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、目的を達成するために、本発明が講じた技術的手
段は、次の通りである。即ち、本発明の特徴は、コア部
に接する環状通路と、当該環状通路に臨ませた複数の住
戸を配置した多層建築物において、日照条件の悪い部分
に切欠き部を形成し、コア部又はその近くに設けた階段
の附室を前記切欠き部において大気に開放させた点にあ
る。
【0007】尚、コア部に非常用エレベータを備えた多
層建築物の場合、前記附室がエレベータホールを兼用す
るように構成してもよい。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、建物の一部(北側)に生
じる日照条件の悪い部分を切り欠いたため、部屋割りが
容易になると共に、切欠き部の容積分を居住空間の拡大
に利用することにより、住居空間の容積比を大きくして
、居住面積の広い建物を実現し得る。
【0009】また、コア部又はその近くに設けられた附
室付きの階段における附室が、前記切欠き部を利用した
自然排煙となるので、機械式排煙設備のための費用を節
減でき、排煙ダクトの占める面積も小さくて済む。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係る多層建築物の一例である円
形多層建築物の一般階の横断平面図である。図において
、1はコア部であり、コア部1の内部には、1機の非常
用エレベータ3Aと、2機の常用エレベーター3B,3
Cと、2方向避難径路の一方を構成するための第一の附
室4a付き階段4と、前記附室4aのための排煙ダクト
5と、給気ダクト6とが設けられている。
【0011】コア部1の周囲には、共通通路7aと非常
用エレベータ3Aのエレベータホール7bと常用エレベ
ーター3B,3Cのエレベーターホール7cとによって
環状に形成された環状通路7と、環状通路7に臨ませた
複数(図面上では7個)の住戸8a〜8gが配置されて
いる。
【0012】そして、円形多層建築物において不可避的
に生じる日照条件の悪い北側の部分には、平面視略扇状
の切欠き部9が形成され、環状通路7の外側で且つ前記
切欠き部9に近い位置には、2方向避難径路の他方を構
成するための第二の附室10a付き階段10が設けられ
ている。この附室10aは前記切欠き部9において大気
に開放されている。11は切欠き部9に面する自然排煙
窓である。12は円形多層建築物の全周にわたって設け
られたバルコニー、13はパーテーションである。
【0013】尚、図示の実施例では、非常用エレベータ
3Aのエレベーターホール7bに、煙感知器の感知結果
に基づいて自動的に閉塞される扉付きの防火戸14,1
5を設けて、当該エレベーターホール7bを附室10a
に兼用しているが、階段10の入口部分に専用の附室を
設けてもよい。
【0014】図2は、本発明の他の実施例を示す。この
実施例は、多層建築物の外周の形状を多角形にした点に
特徴がある。図において、16はゴミ収拾室、17はゴ
ミ搬送用ダムウェーダーである。その他の構成は、先の
実施例と同じであるため、説明を省略する。
【0015】図3乃至図5は各々本発明の別実施例を示
す。図3の実施例は、第一の附室4a付き階段4におけ
る附室4aへの出入り口を、非常用エレベータ3A及び
常用エレベーター3B,3Cの乗降口と反対側に配置し
た点に特徴がある。その他の構成は、図1や図2の実施
例と同じである。
【0016】図4の実施例は、エレベーターホール7b
,7cを隔てて二つのコア部1A,1Bを構成し、一方
のコア部1Aに、1機の非常用エレベータ3Aと、2方
向避難径路の一方を構成するための第一の附室4a付き
階段4と、附室4aのための排煙ダクト5と、給気ダク
ト6とを設け、他方のコア部1Bに、2機の常用エレベ
ーター3B,3Cと、2方向避難径路の他方を構成する
ための第二の附室10a付き階段10とを設けた点に特
徴がある。その他の構成は、図1や図2の実施例と同じ
である。
【0017】図5の実施例は、コア部1に、1機の非常
用エレベータ3Aと、2機の常用エレベーター3B,3
Cと、給気ダクト6と、ゴミ収拾室16と、ゴミ搬送用
ダムウェーダー17とを設け、コア部1の外側で且つ切
欠き部9に近い位置に、2方向避難径路の一方を構成す
るための第一の附室4a付き階段4と、2方向避難径路
の他方を構成するための第二の附室10a付き階段10
とを設け、一方の階段4の附室4aをバルコニー12を
介して大気に開放させると共に、他方の階段10の附室
10a(非常用エレベータ3Aのエレベーターホール7
bを兼用している。)を切欠き部9を介して大気に開放
させ、機械式排煙設備をなくしたた点に特徴がある。そ
の他の構成は、図1や図2の実施例と同じである。
【0018】尚、図1や図2の実施例からも明らかな通
り、本発明における多層建築物の外周の形状は、円形、
多角形等、任意に設定し得るものである。また、本発明
において、コア部1に環状通路7が接するとは、図6や
図7に示すように、コア部1と環状通路7との間に吹き
抜け18を介在した場合を含む意味である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、建物
の一部(北側)に生じる日照条件の悪い部分を切り欠い
たため、部屋割りが容易になると共に、切欠き部の容積
分を居住空間の拡大に利用することにより、住居空間の
容積比を大きくして、居住面積の広い建物を実現し得る
【0020】また、コア部又はその近くに設けられた附
室付きの階段における附室が、前記切欠き部を利用した
自然排煙となるので、機械式排煙設備のための費用を節
減でき、排煙ダクトの占める面積も小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す円形多層建築物の一般
階における横断平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す多層建築物の一般階
における横断平面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部の横断平面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部の横断平面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部の横断平面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す要部の概略横断平面
図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す要部の概略横断平面
図である。
【符号の説明】
1    コア部 7    環状通路 9    切欠き部 10    階段 10a  附室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コア部に接する環状通路と、当該環状
    通路に臨ませた複数の住戸を配置した多層建築物であっ
    て、日照条件の悪い部分に切欠き部を形成し、コア部又
    はその近くに設けた階段の附室を前記切欠き部において
    大気に開放させてあることを特徴とする多層建築物。
  2. 【請求項2】  前記附室がコア部に設けた非常用エレ
    ベータのエレベータホールを兼用している請求項1に記
    載の多層建築物。
JP7404391A 1991-03-12 1991-03-12 多層建築物 Pending JPH04285268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404391A JPH04285268A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 多層建築物

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JP7404391A JPH04285268A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 多層建築物

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Publication Number Publication Date
JPH04285268A true JPH04285268A (ja) 1992-10-09

Family

ID=13535753

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JP7404391A Pending JPH04285268A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 多層建築物

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000014811A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Taisei Corp 附室加圧煙制御システム
JP2000014812A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Taisei Corp 高層建物
KR20010069965A (ko) * 2001-05-22 2001-07-25 송태일 360°개방·가변형 아파트
JP2008156017A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc エレベータ付き建物
JP2009133076A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 高層建築物

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