JPH0642200A - 多層集合住宅 - Google Patents
多層集合住宅Info
- Publication number
- JPH0642200A JPH0642200A JP17212193A JP17212193A JPH0642200A JP H0642200 A JPH0642200 A JP H0642200A JP 17212193 A JP17212193 A JP 17212193A JP 17212193 A JP17212193 A JP 17212193A JP H0642200 A JPH0642200 A JP H0642200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- equipment
- living
- equipment part
- terrace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 2住棟2a,2bは、平面L字状であり、設
備部3は、この住棟の端部間を連設してあり、この設備
部には、階段31、エレベータ32が設けてある。住宅
部2とこの設備部3とに囲まれた空間は、吹抜け空間4
となっている。L字形の住戸部2の角部には、テラス7
があり、このテラスは廊下5を介して吹抜け空間4に連
通している。 【効果】 設備部から発生する振動騒音が減少し、良好
な居住性を確保することができる。居住部と設備部を区
画してあり、避難上、防犯上有利である。住戸部の内側
は、吹抜け空間に面し、この吹抜け空間には、共有スペ
ースから空気が流入する。
備部3は、この住棟の端部間を連設してあり、この設備
部には、階段31、エレベータ32が設けてある。住宅
部2とこの設備部3とに囲まれた空間は、吹抜け空間4
となっている。L字形の住戸部2の角部には、テラス7
があり、このテラスは廊下5を介して吹抜け空間4に連
通している。 【効果】 設備部から発生する振動騒音が減少し、良好
な居住性を確保することができる。居住部と設備部を区
画してあり、避難上、防犯上有利である。住戸部の内側
は、吹抜け空間に面し、この吹抜け空間には、共有スペ
ースから空気が流入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層集合住宅に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般的に、多層集合住宅は平
面四角形状の建物であって、階段やエレベータ等の設備
部は住棟内に配設してある。
面四角形状の建物であって、階段やエレベータ等の設備
部は住棟内に配設してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
によると、設備部から発生する騒音、振動からの影響を
受けやすく、そのため良好な居住性を確保できない欠点
があった。
によると、設備部から発生する騒音、振動からの影響を
受けやすく、そのため良好な居住性を確保できない欠点
があった。
【0004】本発明の目的は、建物のスペースに、建物
の位置に応じた役割を与えて、良好な居住性を確保でき
る多層集合住宅を提供することにある。
の位置に応じた役割を与えて、良好な居住性を確保でき
る多層集合住宅を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、2住棟
2a,2bの内側端部間を、設備部3,13で連設し、
この住棟とこの設備部とで囲まれた空間4,14が、吹
抜け空間であり、設備部3,13には、垂直導線である
階段31やエレベータ32が含まれ、共有スペースであ
るテラス7は、上記住棟の間に位置し、かつ上記吹抜け
空間に連通しているところにある。また、住宅設計によ
っては、駐車場33を含ませる。
2a,2bの内側端部間を、設備部3,13で連設し、
この住棟とこの設備部とで囲まれた空間4,14が、吹
抜け空間であり、設備部3,13には、垂直導線である
階段31やエレベータ32が含まれ、共有スペースであ
るテラス7は、上記住棟の間に位置し、かつ上記吹抜け
空間に連通しているところにある。また、住宅設計によ
っては、駐車場33を含ませる。
【0006】
【作用】したがって、住棟2a,2bは、設備部3,1
3から離れて位置するため、この設備部から発生する振
動、騒音が減少する。また、住棟2a,2bの内側は、
吹抜け空間4,14に面し、この空間への空気は、共通
スペース7を介して流通する。
3から離れて位置するため、この設備部から発生する振
動、騒音が減少する。また、住棟2a,2bの内側は、
吹抜け空間4,14に面し、この空間への空気は、共通
スペース7を介して流通する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0008】図1において、多層集合住宅1は、2住棟
2a,2bからなる住戸部2と設備部3と吹抜け部4と
共通スペース7とからなる。
2a,2bからなる住戸部2と設備部3と吹抜け部4と
共通スペース7とからなる。
【0009】2住棟2a,2bは、平面L字状に形成
し、南北軸Aに対して相互に45°角度的に変位してい
る。
し、南北軸Aに対して相互に45°角度的に変位してい
る。
【0010】設備部3は、全体形状を平面L字形にし、
住戸部2の住棟2a,2bの端部間を連設しており、こ
の設備部には、垂直導線である非常階段31、エレベー
タ32及びタワーパーキング33がそれぞれ一対ずつ設
けてある。
住戸部2の住棟2a,2bの端部間を連設しており、こ
の設備部には、垂直導線である非常階段31、エレベー
タ32及びタワーパーキング33がそれぞれ一対ずつ設
けてある。
【0011】住宅部2とこの設備部3とに囲まれた空間
は、吹抜け空間4となっており、この吹抜け空間の周囲
には、廊下5が設けてあり、この廊下は、各住棟2a,
2bの各住戸とエレベータ32とを連絡し、各住戸から
の避難通路を兼用している。さらに、吹抜け空間4に面
している柱6は、中空柱となっており、内部の中空部6
1は、設備管などを配管できるダクトとなっている。
は、吹抜け空間4となっており、この吹抜け空間の周囲
には、廊下5が設けてあり、この廊下は、各住棟2a,
2bの各住戸とエレベータ32とを連絡し、各住戸から
の避難通路を兼用している。さらに、吹抜け空間4に面
している柱6は、中空柱となっており、内部の中空部6
1は、設備管などを配管できるダクトとなっている。
【0012】2住棟2a,2bからなるL字形の住戸部
2の角部には、共通スペースであるテラス7を設けてあ
り、この各住棟は、このテラスを介して交わっており、
さらに、このテラス7は、廊下5を介して吹抜け空間4
に連通している。
2の角部には、共通スペースであるテラス7を設けてあ
り、この各住棟は、このテラスを介して交わっており、
さらに、このテラス7は、廊下5を介して吹抜け空間4
に連通している。
【0013】住戸部2の各住棟2a,2bの外側柱6a
の外側には、バルコニ21が設けてある。
の外側には、バルコニ21が設けてある。
【0014】次に、図2により、本発明の他の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0015】住戸部2は、平面三角形であって、設備部
13は直線状に形成してあり、そのため、吹抜け空間1
4は、平面三角形となっている。設備部13の構成は、
中心にタワーパーキング33を配置し、このタワーパー
キングの左右両側に、エレベータ32,32を、さらに
その外側に階段31,31をそれぞれ設けてある。その
他の構造は、前記の実施例と実質的に同一であるので、
前記実施例と同一の符号を付してある。
13は直線状に形成してあり、そのため、吹抜け空間1
4は、平面三角形となっている。設備部13の構成は、
中心にタワーパーキング33を配置し、このタワーパー
キングの左右両側に、エレベータ32,32を、さらに
その外側に階段31,31をそれぞれ設けてある。その
他の構造は、前記の実施例と実質的に同一であるので、
前記実施例と同一の符号を付してある。
【0016】前記各実施例では、設備部3,13のいず
れにも、タワーパーキング33を設けてあり、そのため
日照の悪い北側のスペースを有効に利用できると共に、
パーキングが建物の構造体を兼用でき、特に平面スペー
スがとれない敷地の狭い市街地でも、必要なスペースを
確保できる。
れにも、タワーパーキング33を設けてあり、そのため
日照の悪い北側のスペースを有効に利用できると共に、
パーキングが建物の構造体を兼用でき、特に平面スペー
スがとれない敷地の狭い市街地でも、必要なスペースを
確保できる。
【0017】パーキング33の構造を第3図に示すと、
垂直方向に連結し、かつ人及び車が同乗できる各ガレー
ジ331は、昇降路332を矢印方向に循環でき、各階
に停止でき、人が停止階のフロアで昇降できるものであ
る。
垂直方向に連結し、かつ人及び車が同乗できる各ガレー
ジ331は、昇降路332を矢印方向に循環でき、各階
に停止でき、人が停止階のフロアで昇降できるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、住棟と設備部とを離す
ことができるので、階段やエレベータから発生する振
動、騒音が減少し、そのため良好な居住性を確保するこ
とができる。また、居住部分と設備部分とを明確に区画
してあるので、避難上、防犯上有利である。住戸部の内
側は、吹抜け空間に面することができ、この吹抜け空間
には、共有スペースを介して空気が流入し、空気のよど
みがない。
ことができるので、階段やエレベータから発生する振
動、騒音が減少し、そのため良好な居住性を確保するこ
とができる。また、居住部分と設備部分とを明確に区画
してあるので、避難上、防犯上有利である。住戸部の内
側は、吹抜け空間に面することができ、この吹抜け空間
には、共有スペースを介して空気が流入し、空気のよど
みがない。
【図1】平面断面図である。
【図2】他の実施例を示す平面断面図である。
【図3】パーキングの構造を示す断面図である。
1 集合住宅 2 住戸部 2a 住棟 2b 住棟 3,13 設備部 31 垂直導線(階段) 32 垂直導線(エレベータ) 4,14 吹抜け空間 6 柱 7 共有スペース(テラス)
Claims (1)
- 【請求項1】 2住棟(2a,2b)と設備部(3,1
3)と吹抜け空間(4,14)と共有スペース(7)と
からなり、 上記設備部は、少なくとも階段(31)やエレベータ
(32)を有する垂直導線を具備し、 上記設備部は、上記2住棟の内側端部間を連設したもの
であり、 上記吹抜け空間は、、上記住戸部と設備部とで囲まれた
空間であり、 上記共有スペースは、上記住棟の間に位置し、かつ上記
吹抜け空間に連通していることを特徴とする多層集合住
宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17212193A JPH0796848B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 多層集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17212193A JPH0796848B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 多層集合住宅 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61149437A Division JPH07116850B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 多層集合住宅 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642200A true JPH0642200A (ja) | 1994-02-15 |
JPH0796848B2 JPH0796848B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=15935947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17212193A Expired - Lifetime JPH0796848B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 多層集合住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796848B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003253896A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建 物 |
CN113123639A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-16 | 广州市城市规划勘测设计研究院 | 一种安居型高层住宅楼 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP17212193A patent/JPH0796848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003253896A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建 物 |
CN113123639A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-16 | 广州市城市规划勘测设计研究院 | 一种安居型高层住宅楼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0796848B2 (ja) | 1995-10-18 |
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