JPH05321489A - 多層建物 - Google Patents
多層建物Info
- Publication number
- JPH05321489A JPH05321489A JP4149001A JP14900192A JPH05321489A JP H05321489 A JPH05321489 A JP H05321489A JP 4149001 A JP4149001 A JP 4149001A JP 14900192 A JP14900192 A JP 14900192A JP H05321489 A JPH05321489 A JP H05321489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- horizontal
- north
- stairwell
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により、採光通風を高めて居住の
快適性を高める。 【構成】 建物はラーメン構造からなり、建物の中央部
分に上下方向に伸びる垂直吹抜け3を設けてあり、この
垂直吹抜けと直交するように建物の南側に水平吹抜け4
を設けてあり、建物北側に階段6を設けてあり、上記ラ
ーメン方向L1は建物の南北軸Lと45度の交角θをな
している。
快適性を高める。 【構成】 建物はラーメン構造からなり、建物の中央部
分に上下方向に伸びる垂直吹抜け3を設けてあり、この
垂直吹抜けと直交するように建物の南側に水平吹抜け4
を設けてあり、建物北側に階段6を設けてあり、上記ラ
ーメン方向L1は建物の南北軸Lと45度の交角θをな
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の上下方向に吹
抜けを備えている多層建物に関するものである。
抜けを備えている多層建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多層建物において、ラーメン構造
からなる建物の中央部分に上下方向に吹抜けを備えてい
るものが提案されている。
からなる建物の中央部分に上下方向に吹抜けを備えてい
るものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例によると、中央
の吹抜けによってある程度建物の居室内への採光通風は
採れるが、採光は十分ではなく、したがって建物におけ
る居住の心地よさ(快適性)を高めるのに改善の必要が
あった。
の吹抜けによってある程度建物の居室内への採光通風は
採れるが、採光は十分ではなく、したがって建物におけ
る居住の心地よさ(快適性)を高めるのに改善の必要が
あった。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成により、採
光通風を高めて居住の快適性を高めることにある。
光通風を高めて居住の快適性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の多層建物は、
建物の中央部分に上下方向に伸びる垂直吹抜けを設けて
あるラーメン構造であって、上記垂直吹抜けと直交する
ように建物の一側に複数層に亘る水平吹抜けを設けてあ
り、上記ラーメン方向は建物の南北軸とほぼ45度の交
角をなしているものである。上記水平吹抜けは、上記南
北軸に沿う建物の一側である南側に位置している。上記
水平吹抜けを建物を貫通する状態に設けるようにするこ
とにより、さらに上記南北軸に沿う建物の他側には階段
を設け、この階段は上記水平吹抜けとこの水平吹抜けに
連続している廊下を挾んで配置されている構成を採用す
れば、建物の居住性を一層高めることが可能となる。
建物の中央部分に上下方向に伸びる垂直吹抜けを設けて
あるラーメン構造であって、上記垂直吹抜けと直交する
ように建物の一側に複数層に亘る水平吹抜けを設けてあ
り、上記ラーメン方向は建物の南北軸とほぼ45度の交
角をなしているものである。上記水平吹抜けは、上記南
北軸に沿う建物の一側である南側に位置している。上記
水平吹抜けを建物を貫通する状態に設けるようにするこ
とにより、さらに上記南北軸に沿う建物の他側には階段
を設け、この階段は上記水平吹抜けとこの水平吹抜けに
連続している廊下を挾んで配置されている構成を採用す
れば、建物の居住性を一層高めることが可能となる。
【0006】
【作用】垂直吹抜けと水平吹抜けとを通じて建物の採光
通風を図る。
通風を図る。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。建物1は平面ほぼ四角形に形成されたラーメン構
造からなるものである。建物1の設置は、図面上右側を
南側とし左側を北側とする南北軸Lと、ラーメン方向L
1との交角θは45度をなすように設定されており、こ
のために建物1の居室2は東南方向に向けられ、居室の
採光時間を長く確保できる。建物1の中央部分には上下
方向に伸びる垂直吹抜け3を設けてある。上記居室2
は、垂直吹抜け3を囲むように配置されている。建物1
の一側(南側)には、外壁に面して所定数の階層毎に垂
直吹抜け2と直交するようにかつ南北軸Lに沿って水平
吹抜け4,4aを設けてある。図2の例では、上側の水
平吹抜け4は3層吹抜けとなっており、下側の水平吹抜
け4aは2層吹抜けとなっている。水平吹抜け4,4a
には廊下5が連続されており、この廊下を挾んで建物の
反対側(北側)に階段6を設けてある。廊下5及び水平
吹抜け4,4aが建物の共用空間を形成し、多層建物に
おける一種の多目的広場として利用できるようにして、
居住性を高めている。7はエレベーター室である。8は
建物の外周に設けられたバルコニーである。
する。建物1は平面ほぼ四角形に形成されたラーメン構
造からなるものである。建物1の設置は、図面上右側を
南側とし左側を北側とする南北軸Lと、ラーメン方向L
1との交角θは45度をなすように設定されており、こ
のために建物1の居室2は東南方向に向けられ、居室の
採光時間を長く確保できる。建物1の中央部分には上下
方向に伸びる垂直吹抜け3を設けてある。上記居室2
は、垂直吹抜け3を囲むように配置されている。建物1
の一側(南側)には、外壁に面して所定数の階層毎に垂
直吹抜け2と直交するようにかつ南北軸Lに沿って水平
吹抜け4,4aを設けてある。図2の例では、上側の水
平吹抜け4は3層吹抜けとなっており、下側の水平吹抜
け4aは2層吹抜けとなっている。水平吹抜け4,4a
には廊下5が連続されており、この廊下を挾んで建物の
反対側(北側)に階段6を設けてある。廊下5及び水平
吹抜け4,4aが建物の共用空間を形成し、多層建物に
おける一種の多目的広場として利用できるようにして、
居住性を高めている。7はエレベーター室である。8は
建物の外周に設けられたバルコニーである。
【0008】水平吹抜け4,4aを建物1を貫通する状
態に設けるようにすることにより、共用空間をより一層
採光の良いものとすることができる。
態に設けるようにすることにより、共用空間をより一層
採光の良いものとすることができる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、建物の中央部分に設
けた垂直吹抜けの他に建物の南北軸に沿う一側である南
側に水平吹抜けを設けているので、簡単な構成により従
来例に比較して採光通風が改善され、住宅の快適性を向
上させることができる。また水平吹抜けに連続する廊下
を挾んで反対側に階段を設けて、共用空間とすることに
よりこの共用空間を多目的広場として利用できる。
けた垂直吹抜けの他に建物の南北軸に沿う一側である南
側に水平吹抜けを設けているので、簡単な構成により従
来例に比較して採光通風が改善され、住宅の快適性を向
上させることができる。また水平吹抜けに連続する廊下
を挾んで反対側に階段を設けて、共用空間とすることに
よりこの共用空間を多目的広場として利用できる。
【図1】この発明の一実施例を示す平面断面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す断面説明図である。
1 建物 2 居室 3 垂直吹抜け 4 水平吹抜け 4a 水平吹抜け 5 階段 6 階段 L 南北軸 L1 ラーメン方向 θ 交角
Claims (2)
- 【請求項1】 ラーメン構造からなる建物の中央部分に
上下方向に伸びる垂直吹抜けを設けてあり、この垂直吹
抜けと直交するように建物の一側に複数層に亘る水平吹
抜けを設けてあり、上記ラーメン方向は建物の南北軸と
ほぼ45度の交角をなしており、上記水平吹抜けは、上
記南北軸に沿う建物の一側である南側に位置しているこ
とを特徴とする多層建物。 - 【請求項2】 請求項1において、水平吹抜けは、建物
を貫通する状態に設けられており、上記南北軸に沿う建
物の他側には階段を設け、この階段は上記水平吹抜けと
この水平吹抜けに連続している廊下を挾んで配置されて
いることを特徴とする多層建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149001A JPH05321489A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 多層建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149001A JPH05321489A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 多層建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321489A true JPH05321489A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15465495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4149001A Pending JPH05321489A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 多層建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113502910A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-10-15 | 河南建筑职业技术学院 | 一种节能建筑系统及其节能控制方法 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP4149001A patent/JPH05321489A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113502910A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-10-15 | 河南建筑职业技术学院 | 一种节能建筑系统及其节能控制方法 |
CN113502910B (zh) * | 2021-08-02 | 2022-11-11 | 河南建筑职业技术学院 | 一种节能建筑系统及其节能控制方法 |
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